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カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
リズム、重いです
単調に聴こえるドラムが、大きなスピーカーで聴くと和太鼓のように重くズンズンと響きます。Japanesegi lのA面復活です。全編に渡ってダイナミックな矢野さんのピアノが堪能できます。バックにまわってもソロを取っても、ほんとに面白い魅力的なピアノです。アメリカンルーツロックの形を採っていますが、時々聴こえてくる狂気をはらんだプリミティブな瞬間が最高です。矢野さんの狂気、やっぱりたまりませんね。最高傑作とは言いませんが、シンプルで非常に素晴らしい作品でした。
渋くてほろ苦い味わい
エレクトロニカへの傾倒から一転、原点回帰の渋いアメリカンロックへ。お得意のおちゃめな感じがあまりなく、歌詞世界も含めてとっても大人のほろ苦い味わい。打ち込みは一切なく、サウンドが良心的なミュージシャンシップに溢れていて、じっくり聴き込むとハッとさせられるフレーズが随所に盛り込まれているのはさすが。やっぱり顕子さんのピアノ好き。
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カスタマーレビュー数:4
【くちコミ情報】
英語版が良い
日本語より英語の方が音とあっている気がした。 キャッチーな聞きやすさはあまりないと思うが、聞き込める曲が多いと思う。 秋冬の夜にあうと思います。いい季節に発売された。
かっこいい!
あうぅ。 かっこいい。 彼女の音楽は私にとって、胎内で聞いた母親の心臓の音のようです。 卓越した技術、感情豊かなメロディ、複雑なリズム。 根底には、すべて「愛」が流れている。 「When I Die」―もし私が死んだら(その予定はずっと先だけど)、葬式ではこの曲を流してほしい。 っていうか、葬式、しめっぽいのイヤだから、BGMはずっと矢野顕子さんの音楽を流してほしい。 「ふりむけばカエル」「花のように」「わたしたち」「おおきいあい」「ひとつだけ」「ごはんができたよ」「DAVID」・・・もっともっと、たくさんの大好きな曲たち。 そんで、みんなで「あいつはなかなかいいヤツだった」とか言ってほしい。 私は今35歳なんですけど 初めて私が矢野さんの音楽を知ったのは16歳の時。 お友だちに「いいよ」って教えてもらった。以来、19年、ファンです。 その時確か矢野さんは34歳。 いつの間にか、その年齢を追い越してしまったけど、私はどうしてこんなに幼いんだろう? 矢野さんは、どうしていつまでもあんなに若くて美しいんだろう? 精神年齢は高く、その一方で、少女のような瑞々しさも忘れない。私も、そうありたい。
個人的にはちょっと
前もって言っておきますが、アッコちゃんの音楽は別格だと思っています。ヤノカミも個人的に別物と据えながらもとても好きな作品です。しかし今回の作品は曲的にはいまひとつ・・・でした。曲がいまひとつインパクトが弱い。逆に詞の方は素晴らしい『変わるし』なんてもう最高の詞だと思います。それだけに曲がもう少しひねり出してほしかったかも。ピアノは云うまでもありませんね。最近の作品のなかではどれよりも日本的なアルバムでした。
等身大のパーソナル作、「akiko」。
オール・タイム・ベストとセルフー・カバー・アルバムのリリース、そしてハラカミレイとのデュオ「yanokami」の活動を経て、「ホントのきもち」を継いで矢野顕子の早くも4年ぶりの新作は彼女の名前をタイトルにした「akiko」。という事で、いままでの矢野顕子より一層パーソナルな内容になるとは思いますが、大変楽しみにしています。トラックリストは以下通りに: 01. When I Die 02. Evacuation Plan 03. The Long Time Now T Bone Bu nett カバー 04. Song fo the Sun 05. Whole lotta love Led Zeppelin カバー 06. しまった 07. いい子だね 08. People A e St ange The Doo s カバー 09. The Wall 10. 変わるし このボックスセットには日本語曲のうち6曲の歌詞を英語にした英語版を加えてレコーディング映像と「変わるし」のPVを収録した特典DVDもついていますが、3枚組としてかなり買う価値がありますよね。英語版を作るというのは、多分「yanokami」の英語版が故でしょうか。でも、何故か「yanokami」と「yanokamick」を聞いて比べたら英語版の方は詞の流れがより自然で、より聞きやすいと思っていますが、今回の「akiko」の英語版も楽しみにしています。 実は私はつい最近彼女の事を知りファンになったんですが、きっかけは今年の3月に我が国に開かれた国際的音楽祭「Mosaic Music Festival」だった。その時にyanokamiは一日限定の出演をされましたが、「せっかく日本からのアーティストなんで見に行かない?」と思って一回目の演出のチケットを買ったんですが、本当に行ってよかったです。 勿論、二人としての演奏は素晴らしかったが、今になってまだとても深く印象に残っているのは矢野さんのソロ・ステージで歌われた「ごはんができたよ」でした。正かこんな謳もあると思えなかった私は大笑いしながら幸せそうにピアノを弾いて歌っている彼女を見て思わず笑ってしまったんです。 こんなにも元気で、そしてこんなにも壮快で。矢野さん、こんなに素敵な音楽をありがとう。
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【くちコミ情報】
すばらしい日々
最近は、テレビで歌って踊ればだれでも「アーティスト」と呼ばれる。はては、自称「アーティスト」まで出てくる始末・・・その言葉をお手軽に使うんじゃない!矢野顕子みたいなホンモノのアーティストに失礼だろう!そこのテレビの人!!すみません、取り乱しました。 矢野顕子はやっぱりすばらしいですね。20年も前の曲がかえって新しく聴こえる。そういう力をもった曲を作れる人です。彼女はピアニストとしても半端ではないので、レコーディングでもライブでも、一流のサイドミュージシャンしか呼びません。だから、巷にあふれるファストフードのような音楽とちがって、矢野シェフが天然食材を使って料理したホンモノの音楽は色あせず、心を深いところで癒してくれます。 とくにラストの「すばらしい日々」は、永遠の名カバー。「君は僕を忘れるから、そのころにはすぐに君に会いにゆける」・・・なんてすてきな歌詞だろう(奥田民生もすごいな)。その後、ピアノの間奏がはじまると、何度でも泣いてしまいます。ミノ・シネルの魔法のようなドラミングも、このトラックの聴きどころです。
すばらしい曲ばかり
このアルバムは本当に大好きでよく聴きますが、特に「すばらしい日々」のエンディングを聞きくといつも涙があふれてきます。
矢野顕子がいないと生きていけない。
優美なピアノタッチに体は弛緩して、心は躍動する。 素直で可愛くて、大人で愛がある歌詞に胸が熱くなる。 矢野顕子の音楽がなければ生きていけません僕は。
「ひとつだけ」の音楽
この世で「ひとつだけ」の音楽。それが矢野顕子の音楽だ。 陳腐な言い方だが、この世にどこにもないOnly oneの音楽。 母親のような安らぎの歌声とピアノの響きが、 時にアバンギャルドで超絶孤高な異次元の世界へ誘ってくれる。 「どんなときも どんなときも どんなときも」彼女の音楽を愛し続けていこう。 そう思わせてくれる20年のキャリアのThe Ve y Bestな17曲。 個人的には佐野元春とデュエットした「自転車でおいで」が、ほのぼのして特にお気に入り。
プレイヤーとして
やはり凄いと思うのです。 タイトルにもなった「ひとつだけ」はいろんなバージョンが出てますが、 よく見ると譜面も見ずに、共演者の歌いやすいキーにコロコロ変えても、 全然へっちゃらでピアノを引き倒すのです。 二曲目の「気球に乗って」は、バックがティンパンアレイ。 日本の天才達がもっとも脂の乗っていた頃の演奏とあって、 ライナーで矢野さん自身が言うように、ぜひ聞いて欲しい一曲。 「春先小紅」、「夢のヒヨコ」など、 個人的に大好きな曲が満載。子供に聞かせると喜ぶし、 歌詞を意味も分からず歌っているのをみると、矢野さんの曲は、 子供に対してなにか特別な力があるのかな?などと思ってみたり。
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自由奔放
歌がとても上手です。後ろの演奏もとても上手です。とてもいいです。 って小学生の感想文か! でも聴いていて本当に気持ちがいい。奔放とは彼女のような歌いっぷりを指すのだろう。歌うことが本当に好きなのだということがよく分かる。A面「アメリカン・サイド」でのリトル・フィートや、B面「日本面」での細野晴臣、鈴木慶一といったゲスト陣も豪華だが、それだけの人たちを引き寄せる魅力が、彼女にはあったのだろう。津軽民謡や古賀政男作品も、自由な解釈で彼女色に染め上げている。まさに時代によって風化されない音楽。 聴いていて楽しかったです。また何度も聴いてみたいです。
21歳の矢野顕子の恐るべき才能と魅力を満載した歴史的名盤
矢野顕子という天才ミュージシャンの出現は、驚きを持って迎えられました。 彼女の21歳の時のデビュー作『JAPANESE GIRL』は、1976年に発売されたものですから、もう30年以上前になるのですね。 発売当初から話題になっていましたが、今聴いても音楽は全く色あせていません。斬新さは現在でも新しく、デビューアルバムとは信じられないほど高い完成度を保っています。 その類をみない歌声と、リズム感溢れる多彩なピアノ。そしてリトル・フィート,細野晴臣,あがた森魚,ムーンライダーズ等の豪華なバックバンドの奏でる華麗な饗宴。どれをとっても水準の高い曲の連続です。 1曲目のヘビーなリズム感に支えられた熱演の「気球にのって」では、国籍と音楽ジャンルを超えたミューズの神の化身を見る思いです。2曲目の東洋的な旋律に乗せられた変拍子の続く「クマ」は、難しいリズムにうまくノッテいる矢野顕子の天才ぶりが伺える1曲です。 3曲目の「電話線」のメロディーも好きですが、ロサンゼルスでの録音となった津軽民謡の「ホーハイ節」を元に作られた4曲目の「津軽ツアー」の印象深さは類を見ないものですね。 また青森のねぶた祭りから題材が取られた「ふなまち唄 Pa t II」の原始的なエネルギーの爆発は、そのデビュー作にかける彼女の意気込みが感じられます。10曲目の「ふなまち唄 Pa t I」の内省的な歌唱と太鼓と笛という日本を意識したアレンジも斬新でした。 全ての曲の中で一番好きなのは、9曲目の「丘を越えて」です。あの古賀政男メロディをここまで独自の世界へと導いたアレンジに感銘を覚えます。リズムも強調され、なによりノリが違います。あがた森魚の歌声も光っていますか、彼女の名声を確立した1曲だと今でもそう確信しています。
デビュー作にしてたいへんな完成度の高さ
これは星5つ以外つけようがありません。デビュー作から矢野顕子さんは矢野顕子を完成させていたということがわかります。日本の音楽の歴史においてたいへん意義深い作品といわれていますが、矢野さんが好きならあまり難しく考えなくても十分楽しめますよ。
天女
このアルバムや、はっぴいえんど、ティンパン、キャラメルママ系列の人々が関わった音源は この年代の録音で、どうしてこんなにも色褪せないのでしょうか。 p この作品は A面 ame ican side B面 japanese side (cdでかいましたが) と明記してあり、前半はリトルフィートがバックバンドとして。 後半は細野晴臣、あがた森魚、鈴木慶一などそうそうたるメンツが参加しています。 (エンジニアには吉野金治も、やっぱり良い仕事) そしてその中で縦横無尽に泳ぎまくる矢野顕子さんの歌声、ピアノ。 本当に二十歳前後だったのでしょうか、すでに独自のスタイルは完成されているかの様だし、 泉のようにあふれでる才能とエネルギーにただ圧倒されます。音楽の化身って感じです。 「大いなる椎の木」ため息がでるくらいすばらしいと思います。 p 例えば今だったらクラムボンとか好きな人には間違いなくおすすめできるとおもうし、若い人にもどんどん聴かれるべき作品。
世界最高のデビューアルバム
本当は「ザリバ」なのかもしれないが、これを読んでる人にはそんな説明は不要と思う。何の躊躇なく、これが「デビュー作」で良いと解釈してレビューする。 p まず、リトル・フィートとの共演5曲に圧倒される。ここで展開されている彼等の演奏は、彼等にとってもおそらくベスト・プレイのひとつで「鬼気迫る」という表現がまさにピッタリだが、これは彼女の猛烈な歌とピアノ、そして入念な指示によるものである(「我々はあなたの意通りにプレイしていない、ギャラは受け取れない」とローウェル・ジョージが語ったとか)。この時、矢野顕子20歳。信じられない。 でも興味深いのはかつての「B面(日本面)」である。実に朴訥とした演奏が収められているが、全てが簡潔で力強く、実は奇妙奇天烈だ。これこそ真の意味での「フュージョン」「クロスオーヴァー」だ。今から30年近く前の東京のスタジオの片隅でこんなものが作られていたなんて。 p 当時、矢野家は世界最強の母子家庭だったのだ(当時)。
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ことばをそっと止める際の彼女の柔らかな空気の支配力。
矢野顕子ほどカバーが面白いミュージシャンはいません。というのも、彼女のカバー手法は曲の徹底的な分解と斬新な再構築を見せるからです。単にアレンジを着替えるのではなく、原曲の核心となる要素を抽出し、それを元に譜割りを再構成して主題の行間を一層感じさせるように仕上げるので、全く新しいうたが誕生するのです。まるでうたの中にあったもう一つのうたを剥き出すよう。一方繊細さも奔放さも自由に描ける歌表現の自在さや、勿論有名なピアノプレイでの歌心豊かな音色・高度な技術力も、抽出した主題を表現する上で無くてはならない武器であり聴き所です。これらずば抜けた音楽的創造力と芸術的感性、そして熟練された手段が揃った矢野のカバーこそ、他では聞けない斬新さを味わえるんです。 例えば「しようよ」では詞中で伝えたい素直さを前面に出した譜割りです。そしてピアノや歌い方の中に詞の世界が一層息づいた日常風景を見せるのです。するとことばの活力は更に生き生きし始め、主題が原曲よりはっきりと浮び上がり、メッセージがしっかりとこちらへ届くのでした。 また「ばらの花」はことばが新しく音を決めます。まるでジャズのアドリブ。メロディから自由になったことばたちは自分で新しい音を五線譜に定めるよう。秩序だった原曲の淡々とした空気感と違い、感情意思をこめられたことばたちが表情豊かに独特の間合いを作り始めてゆくのです。全く別の曲になるとは当にこれですね。だからくるりの同曲とは違う聴き方、効用があるんです。分解と再構築のキュビズムのような、前衛的で新感覚の抽象画に面白みを覚えてくるときと似ていました。 「愛について」は一つ一つのことばにこめる表情から、友部正人の詩にある素朴さ、深さを再抽出し伝えてきます。例えば母と子、そして男それぞれの“生きてゆく”の歌い方にこめた力をきくと、表現者の深みに触れられました。行間の趣と詩の綺麗さで最もお薦めの曲です。 「ニットキャップマン」も素朴さの中に儚さと悲哀を感じさせ、淡々とした構成が非常に感動的ですし、詞へのめりこませる矢野のストーリーテラーとしての力量も聴き所です。 唱歌「椰子の実」のアレンジは非常に爽快。これぞ矢野の新解釈で軽快なピアノは小さな実の旅を小気味よく想像させる一方、島崎藤村による文語詩の響かせ方も斬新。椰子の実一つ、と最後にリフレインする中に新しい感覚で描かれた風景があります。 作品はどこをとっても素晴らしい楽曲ばかりなのです。
内容もジャケットも良いのですが
内容もジャケットも良いのですが・・・iPodでここにしか収録されていない『ばらの花』『電話線』等の名曲が転送できないのはさすがソニー!いやらしいですね。おかげで『ばらの花』をなかなか聴くことができなくなりました。このあとアッコちゃんはヤマハへ移籍したので其の後の曲はちゃんときけます。『いままでのやのあきこ』に『あたしンち』を入れてくれたので『あたしンち』は聴けるようになりましたが『ばらの花』をいっそ入れてほしかったです。このハイブリッド盤だけじゃなく、通常盤も改めて出してください!買いますから!!
アキコ・ワールドへ
先日図書館へ行ったとき、「ピヤノアキコ」というCDに出会いました。以前、矢野顕子さんのCDは数枚持っていましたが、引越しの際処分してしまいました。懐かしさもあって借りてきたのですが、ピアノのだけの弾き語り。アキコさんの優しい歌声とピアノの美しい旋律に改めて衝撃を受けました。 p このアルバムのどの曲も、疲れたサラリーマンの心を癒してくれます。まるで母親に抱かれて眠る子供達が覚えるような安堵感。 聞いたことのない方は、是非一度聞いてみてください。特に企業戦士として日々闘っている方々には、だまされたと思って聞いて欲しいと思います。心が洗われるようですよ。お勧めです。
アキコ・ワールドへ
先日図書館へ行ったとき、「ピヤノアキコ」というCDに出会いました。以前、矢野顕子さんのCDは数枚持っていましたが、引越しの際処分してしまいました。懐かしさもあって借りてきたのですが、ピアノのだけの弾き語り。アキコさんの優しい歌声とピアノの美しい旋律に改めて衝撃を受けました。 p このアルバムのどの曲も、疲れたサラリーマンの心を癒してくれます。まるで母親に抱かれて眠る子供達が覚えるような安堵感。 聞いたことのない方は、是非一度聞いてみてください。特に企業戦士として日々闘っている方々には、だまされたと思って聞いて欲しいと思います。心が洗われるようですよ。お勧めです。
まずはここまでのピアノ弾き語り集大成アルバム
2003年時点における矢野顕子ピアノ弾き語り集大成アルバムである。14曲目「ばらの花」15曲目「電話線」そして16曲目「あしたてんきになれ~雨降り~相合傘」は、このアルバムのみの収録されている。16曲目は1976年の新宿ロフトでの録音だ。この年は初のソロ・アルバムJapanese Gi lを発表した年である。これはNHKラジオ第一放送若いこだまをやっていた頃の矢野顕子そのままのノリで録音されている貴重な音である。ジャズ弾きらしい左手のリズムの取り方、まさに最初期の頃の矢野顕子の弾きかたである。また歌うキーも今より少し低く歌い方もセクシーだ。一方で2003年に新しく録音された電話線の方は、まさに今のピアノアレンジでとても繊細な音と難しいコード展開を使い、そして歌うキーも高く表現力も若い頃から比べると格段の違いがある。しかし、今聞いても76年録音の弾き語りはしびれる。この頃の矢野顕子はジャズプレーヤーであることがよくわかる。こここそ矢野顕子の原点だ。(筆者は矢野顕子デビュー以来のファン)
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79~80年に行われたYMOのワールド・ツアー参加後に制作された6作目。ジャズ~クラシック~日本民謡を自由に行き来する卓越したソングライティングによって生み出された楽曲が、ハイブリッドなサウンド・メイクによって立ち上がってくる様子は、まさに圧巻。 コンサートのアンコールで演奏されることも多い<1>、80年代ジャパニーズニューウェーブを象徴する<4>、東洋的な旋律が鮮烈な印象を残すYMOのカバー<7>など、代表曲が多数収録された名盤。(森 朋之)
【くちコミ情報】
孤島で一枚アルバムを選ぶなら
孤島で一枚アルバムを選ぶなら、絶対にこのアルバム。 私にとっては生きてきた46年間のベストワンアルバムです。 学生時代に発表され、貧乏なけなしの中からレンタルしカセットにとり、ず〜っと聞き続けてきました。途中、レコードもCDも買ったけど、それは保存版!当時のカセットをいまだずっと聞いています。針の落ちる音からノイズまで私の身に染み付いてます。車にもこれ聞きたさに中古を探しわざわざカセットを搭載しています。(話はずれますが、昔のカセットってすごく丈夫だったと思いませんか?)。 学生時代の最後を「また会おね」で締めくくったのですが、人生の最後に締めくくりたい曲も「また会おね」です。葬式のときには、この曲で送り出してもらおうと決めています。
20年?ぶりの感激
20年ぶりにアルバム全曲を聴く。当時はLPレコードで、テクノ+歌声が非常に斬新さを感じた。 今でも十分通用するが、20年間の曲のスピードには若干乗り遅れてきたかな・・・までも矢野顕子は好きだし。このアルバムは自分の中の上位。
完成度の高い楽曲と懐かしさ。
完成度の高い何年たっても色褪せない素敵なアルバムです。 癒やされますね〜。 矢野さん独特の世界観にどっぷり浸っていると、日頃のストレスがどこかへ飛んでいってしまうかのようです。 わたしは懐古主義者なのかもしれませんが、アルバムを聞いていると、一昔前の時代の匂いが漂ってくるのもいいですね。 完成度の高い楽曲とともに、この懐かしい感じが味わえるのがまた良いのです。 一生聞ける宝物のアルバムですね。
あっこちゃんしか歌えない!
あっこちゃんファンは、みんなすきなんじゃないかなぁー このアルバム。「ひとつだけ」「在広東少年」「またあおね」「ごはんができたよ」あっこちゃんいまもよく歌ってます。 私の好きな流れは、「青い山脈」から「げんこつやまのおむすびさん」の矢野節炸裂から「またあおね」でちょぴりぃなーいたけどぉ 「ごはんができたよ」でこんなにぃーげんきさぁーになります。(笑) ぜひ、大声で一緒に歌ってください。
第二期矢野顕子のスタートを飾るアルバム
プロデューサーが矢野顕子・坂本龍一となっての第一弾。「Japanese Gi l(76)」~「東京は夜の七時(79)」までを第一期とするなら、ここからが第二期になる。第二期の終わりは「グット・イブニング・トーキョー(88)」といえるだろう。この頃の特徴はやはり坂本龍一の影響でスタジオワークが中心となっており、サウンドが非常に凝っていることが挙げられる。しかし全体の曲調はまさに「あっこちゃんワールド」そのものだ。アルバム一曲目にある名曲「ひとつだけ」は、今では矢野顕子の代表曲として知られているが、元々はアグネスチャンに提供していた曲である。アナログ版では2枚組みで8分を超す曲「げんこつやまのおにぎりさま」も収められている。CD時代でも長いがアナログ時代ではポップスでは滅多に見られない長さである。しかも童謡を複雑にアレンジした曲で驚くほどにサウンドの完成度が高い。アルバム作成時は妊娠しており安定期に入ってからボーカル入れをしていたとのこと。ジャケット写真で化粧をしていないのはそのため。アルバムのライナーノートの最後に"HOOTA & OHKII NECO-CHAN & MIU"と書かれている。かくしてファンは生まれたばかりの子供の名前を知ることとなる。(筆者は矢野顕子デビュー以来のファン)
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やのあきこの人鍵宣言
人馬一体という言葉があるが、矢野顕子は「人鍵一体」が最大の魅力ではないだろうか。 矢野顕子という人間とピアノの鍵盤が一体となって、誰も真似のできない「やのあきこ」の弾き語り音楽が奏でられる。 私たちの魂は最初の一音から彼女の音楽に魅せられる。 槇原敬之、小田和正、井上陽水、YUKI、忌野清志郎、上原ひろみという稀代のミュージシャンと渡り合う今作でも、 彼女の歌声とピアノは研ぎ澄まされ、互いの個性はデュエットで昇華されている。 「はじめてのやのあきこ」は、彼女の原点に帰る、人類最初の「人鍵宣言」なのかもしれない。
ゲストが参加することで新しいよろこびを多く発見する
せっかくなので、まっさらな気持ちでやのあきこを聴こうと思った。名曲「自転車でおいで」。ピアノが牧歌的な優しさをそよぎだし、道端を通り抜ける空気にであう。改めて懐かしいこころに訴える曲だと実感する。そこへ今作は佐野元春ではなく槇原が男声を担当した。彼のやわらかいこえはこの曲の空気にすうっと爽やかさを吹かす。新鮮だった。少しふわふわした歌い方が、曲のセピア色に広がる景色に風なのか雲なのか、新しい色を添えていた。 今作は、やのあきこの入り口にもう一度立ち、素直にそのよさを見つめようとするいい機会だ。そして再発見する新鮮さは今回のゲストの視線に沿った追体験のような気もした。彼らの緊張感や丁寧さがリスナーの皮膚感と通じ、彼女と一つずつこころを通わせてゆく感じがした。その新鮮さがそのまま再発見への喜びだった。 小田の凛とした声は「中央線」の夜の描写をきりりとひきしめる。そこへ対照的に“ねこ”という詞をやのが柔和に浮び上がらせると、メリハリで夜を越えてゆく想いその輪郭がひきたつよう。彼の声が夜の空気を透明にしていた。やのひとりによる「PRESTO」はピアノの自由度が高まり、彼女独特の「間」による行間の素朴さを想う。 代表曲「ごはんができたよ」は底に在る郷愁と母性を思う際に現れる絶対的無垢への回帰へ、YUKIが見事に持ち前の元気さと寂しさを潜ませる。子供のように跳ねたり小さなこころを繊細にうたったり、主題を形成する要素の表現に脱帽。 陽水のこえとやののランデブに陶酔する「架空の星座」は武満徹の「小さな空」のような童謡的幻想が淡く満ち、やのの柔らかいこえを陽水が優しく夜空へ導く。こえの相性のよさをみた。 今年桜井和寿もうたった「ひとつだけ」は忌野のイノセンスさが曲のピュアさを引き出す。ラストの上原の自由さ、ほとばしる熱は曲の止揚を感じ、“ただひたすらに”で頂を極める瞬間が焼きついた。
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最近の矢野さんにはちょっと・・・。私は好きになれないな。 なんか最近、リスナーに媚びてないですかねえ。 なんか、分かり易すぎるというか。 今更リメイクする必要あるんですかねえ。 バージョンが変わった訳でもなく、原曲と同じバージョンっていうのも 矢野さんにしては芸がないですし、らしくないですねえ。 自転車でおいでよは大好きな曲ですが、 佐野さんのバージョンのほうが良いですし、 中央線もBOOMバージョンのほうが良いです。 ごはんができたよもYUKIと一緒に歌ってますが、 落ち着かない仕上がりです。 清志郎以外はちょっと相手との違和感? もしくは相手側の矢野さんを前にしての緊張感?が ひしひしと伝わってきてうーん、聴いてて疲れるなあって感じです。 以前の矢野さんは、日本のポップス界とは一線を引いていて 客観的な立場で、良い物は良い、悪いものは悪いという線引きが 明確だったんですけれど。その線引きがだんだんあやふやになっちゃって 特に本作以降の作風には疑問を感じます。 分かりやすくなってリスナーが増えるのは 良いことなんでしょうけれど・・・。 ちょっと、サービスし過ぎじゃないですか? それって矢野さんらしくないんじゃないですか? 難しい歌をぶつけて、もっと私たちを世界を悩まして欲しい。
天才への果敢なる挑戦者達との逸品。
多分、矢野顕子という人とデュエットするのは難しいことなのであろう。 奔放な歌唱は、ソロでこそ最もその力量が発揮される。 しかし、このアルバムに参加したゲスト達は、果敢にその困難に立ち向かっている。 ベテラン故の力量を感じさせ、同時に年齢を考えると恐ろしいほどに美しいハイトーンの響きで、 真っ向から矢野顕子と勝負している小田和正。 意外にも声がシンクロして違和感が思ったよりもないYUKI。 「Good,Good- ye」「pi po pa」と既に2曲のデュエットの実績があるからか、 どこか余裕を感じさせる井上陽水。いい感じの力の抜け具合が心地良い。 スタンスを崩さずに曲を自分の手許に引き寄せている忌野清志郎(ハーモニカもお茶目だ)。 かつての坂本龍一との「アベック・ピアノ」を思い出してしまった上原ひろみとのピアノバトル。 (腕前は教授よりも段違いでこっちに軍配なのは言わずもがな。) どれも文句無しに素晴らしい聴き応えのある作りになっている、圧巻だ。 唯一、完全に矢野顕子に負けてしまっているのが槇原敬之の「自転車でおいで」。 歌唱力では槇原敬之に遥かに劣る(失礼)佐野元春との元歌バージョンの方がずっと味がある。 槇原敬之は、自身のソロでは「ごはんができたよ」や「David」等、 決して失敗作ではない矢野顕子のカバー作品を聴かせているだけに残念でならない。 これだけは完全に選曲ミスでは…もっと他の曲で勝負すべきだったと思う。 じゃあ何をって言われても困るんだけど、同じ「グラノーラ」からなら「ふりむけばカエル」などが良かったかも。 本当は「ラーメンたべたい」を押したいけど、既に奥田民生バージョンがいい味出しているので…。
天才への果敢なる挑戦者達との逸品。
多分、矢野顕子という人とデュエットするのは難しいことなのであろう。 奔放な歌唱は、ソロでこそ最もその力量が発揮される。 しかし、このアルバムに参加したゲスト達は、果敢にその困難に立ち向かっている。 ベテラン故の余裕と圧倒的な歌唱力で聴かせる小田和正、井上陽水。 意外にも声がシンクロして違和感を感じさせないYUKI。 スタンスを崩さずに歌を自分に引き寄せている忌野清志郎(ハーモニカもお茶目だ)。 かつての坂本龍一とのアベック・ピアノを連想させる上原ひろみとのピアノセッション。 (腕前は教授よりも段違いにこっちに軍配。) どれも文句無しに素晴らしい聴き応えのある作りになっている、圧巻だ。 唯一、完全に矢野顕子に負けてしまっているのが槇原敬之の「自転車でおいで」。 歌唱力では遥かに劣る、佐野元春との元歌バージョンの方がずっと味がある。 槇原敬之はソロでは「ごはんができたよ」や「David」等、決して失敗作ではない作品を聴かせているだけに残念。 これだけは完全に選曲ミスでは…もっと他の曲で勝負すべきだったと思う。 じゃあ何をって言われても困るんだけど「ふりむけばカエル」あたりだったら良かったかも。 本当は「ラーメン食べたい」を押したいけど、既に奥田民生バージョンがいい味出しているので。
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衝撃の一枚
このアルバムをきいて音楽というものあるいはピアノというものの観点が覆されました。素晴らしい。素晴らしすぎる。ピアノだけしかないなんてすごすぎます
距離感。
男性の作った曲を矢野顕子が歌うと、男性と女性の間の距離感が僕の感じるそれとぴったり一致してしまい、これは自分の事か、としばしば戸惑うことがある。 このアルバムの「中央線」はまさにそれで、仕事からの帰り道なにげなく聞いていたら、なにげない涙があふれてきて困った。 矢野顕子は歌うことで矢野顕子(女性側)から曲へアプローチをし、またその曲(男性側)から歩み寄らせて、一方向からだけでない、実際に普段、僕の感じている男女間の距離を感じさせてくれる。 このアルバムには、好きだ好きだ、と叫ばない上質なラブソングが、ほかにもいっぱい入っている。
優れたミュージシャンはカバーもうまい
クラシックのピアノの知識あるのでわかるけどピアニストとしての技量も相当なものですよ。少なくとも汚い音でベシャベシャベーゼンドルファー叩いてるだけのトーリエイモスなんかよりははるかにいい。洋楽ばっか聴いてるので大貫さんの曲くらいしか原曲しらないんですけど、矢野さんのオリジナルとまったく変わらない感覚で聞けるってことはやっぱりそんだけ自分のものにしてるってことなんでしょうね。優れたミュージシャンはカバーもうまい。K.D.ラングしかりスティーナノルデンスタムしかりパティスミスしかりローラニーロしかり。
ニューヨーク在住なのに、東京録音。
デビュー17年目にして、ファンならば誰もが待ち望んでいた引き語りアルバム。 しかも、全曲編集なしの一発録り。 「良い曲はすべて私の曲」と豪語して止まない矢野顕子が、 今作では全曲がカバー曲という構成(提供曲もありますが)。 曲のオリジナル音源を知っていると、アレンジが好きになれるかどうかは別としても、 その強引な感じがまた小気味良かったりもする。 この作品の発表時は録音の模様を収録したドキュメンタリー・フィルムも公開された。 その中で見られる矢野の表情があまりに真剣過ぎていて、ちょっとコワイ(汗)。
ピアニストとしても偉大
25年位前、ラジオでピアノ弾き語りのスタジオライブを聞いて以来、ずーーーっとこういうアルバムが出るのを待ってました。 初めて聴いた時も、そして今でも、聴き終わったあとに大きな愛情に包まれた様な感覚になります。 p それから僕はギター弾きですが、矢野顕子大先生のピアノ大好きです。 たとえばビル・エバンスもグレン・グールドも偉大なピアニストですが、ピアニスト矢野顕子も偉大です。 p 世界に誇る、日本のアーティストです。
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坂本龍一、宮沢和史、大貫妙子、高野寛、友部正人、細野春臣…矢野自身が愛してやまないアーティストたちの楽曲を、ピアノの弾き語りでカバー。 熟練されたピアノ技術、聴き手の感情を激しく揺さぶる声、あらゆる規制を取り払ったアレンジ、そして音楽に対する深い愛情が渾然一体となり、本作では、音楽家・矢野顕子の根源的な資質を感じとることができる。目の前に広がるあまりにも豊潤な音楽世界に、思わず引きずり込まれてしまうこと必至。(森 朋之)
【くちコミ情報】
時々「どうしても聴きたくなる」アルバム。
クオリティの高さにただただ驚くばかり。無駄がなく響きの美しさを最大限に引き出すピアノの音の選び方、かわいらしくも十分に重かったりする歌詞の数々。これだけ完成度のアルバムを聴いてしまうと巷に溢れている音楽が安っぽく感じられてしまう。個人的には、アグネス・チャンの曲がここまで素晴らしく変われるのかという驚きを隠せなかった。私にとって昭和の歌謡曲を見直すきっかけになった。これからも時々ながらずーっと聴き続けると思う。
絶妙な選曲と絶妙なアレンジ。
弾き語りアルバム第2弾。 自作の新曲を除いて、他全曲がカバー曲(提供曲のセルフ・カバーもありますが)。 タイトルが表しているように、今回の弾き語りは夜にしっとりと聴ける穏やかな内容になっている。 意識的に高揚感を抑える演奏をしているのか、 アップ・テンポな曲でもそんなに派手に盛り上がることがない。 かと言って、つまらなくはない。 弾き語りアルバムはどれも、それぞれの味があって名盤である。
天才矢野顕子を証明するような弾き語りによるカヴァー集です。
「夏のまぼろし」を聴いている時、フッとエリック・サティの曲を聴いているような感覚に襲われました。彼女の感性で再構成するとまた新しい音楽が出現するようです。 J‐POPの範疇に納まらないアーティストなのは百も承知なのですが、この変幻自在とも言える浮遊感を漂わせる音楽ってなかなか新鮮でした。 想い出の散歩道」は、アグネス・チャンの曲ですか。そう言われればそうか、といった感じですが、コード進行がオシャレですし、軽やかさが伝わってきます。 リーフレットにある本人の解説の通り「フロッタージュ氏の怪物狩り」はシュールでした。クラシックの現代音楽と背中合わせのような雰囲気を醸し出しています。 島崎藤村作詞、大中寅二作曲の「椰子の実」もこのような雰囲気を付加され、彼女に再構築されると見事に変身します。唖然呆然。ピアノを自由自在にドライブする疾走感からくるある種の快感が伝わってきました。 ジャジーな香りが漂う大貫妙子「突然の贈りもの」も抒情的な音楽であることは間違いありません。 ピアニストとしての矢野顕子の才能とヴォーカリストとしての矢野顕子の才能が融合するとこれほどまでに斬新な音楽が生み出されるといった感じを受けました。すごいとしかいいようがありません。 他人の曲も全て矢野顕子の色に染まっています。どの曲からも万華鏡のように移り変わる演奏と歌を聴かせてもらいました。
圧倒的なオリジナリティ
恐れ入りました。 他人の曲しかも有名な名曲を歌っても完全に自分のもの にしてしまっている。 ここで繰り広げられるはピアノの弾き語りによる純度100% 矢野顕子の世界、極めてクオリティは高い。 しいて言うなら彼女自身の引き出しの中で最もコアな部分、 イノセントな魂に近いところで勝負してる感じなのだ。 表現者として自分だけの音楽を追求しようとする 姿勢が物凄い人なんだろうと感じさせる純度の高い無垢な歌声は カバーの対象にもなっている大貫妙子とはまた少し違う方向性で 表れているように思える。 おおよそポピュラー音楽というものを突き詰めていった 先の答えの1つがこれなんでしょうね。 全ての音楽ファンに1度は聴いてみて欲しい。
「愛について」は絶品。前回より更に深化し矢野顕子を買うならこのシリーズははずせません。
ピアノ弾き語り、というCDはありそうでなかなかない。しかもそのヴォーカリストが卓越したピアノ奏者であり、曲を自由自在に描いてくれる歌手は、そういない。 全15曲。どれも前回のピアノ弾き語り作品「Supe Folk Song」からテーマが深化し、ピアノの表情がより生き生きしている。どれも矢野顕子らしい曲の分解再構築が成され、うたうたいによる愛のかたちを、提供してくれた。 自分が挙げたいのは「虹が出たなら」「愛について」。前者は死という非日常が日常にやってきた時の距離感・空気感が妙。彼女のピアノのたたき方一つで、死という現象が柔らかくなっている。子供たちがおびえているという時の軽い不協和音さえも、哀しみを俯瞰する自然現象の一つとして“虹が出たなら”という主題へつながっていった。 「愛について」はとにかく矢野のひとつひとつのことばにこめる声の表情が、主題を伝えてくる。行間の趣を大切にする詞の綺麗さを丁寧に、意図を十分汲んで発するのだ。母と子、そして男それぞれの“生きていく”の歌い方にこめた力をきくと、表現者の深みに触れられた。 彼女の鍵盤のたたき方の繊細さや自由さ、そんなものに触れているとリスナーの感性も刺激され、自ら描くイメージの風に揺れ動かされる。このCDを流すと部屋の空間はいっぺんに落ち着き、右脳が動き始め、自分だけの時間を楽しみたくなるのだ。
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【くちコミ情報】
湯村輝彦によるジャケがナイス。
CMに起用された楽曲「春咲小紅」のヒットを経て、 どんな作品を作るのかと思いきや、これが恐ろしく前衛的なアルバム。 レコード会社からは先のシングルを収録したアルバムを、という命令があったそうだが、 そのシングル曲をとりあえず収録した他は全て好き勝手やり放題な楽曲揃いのアルバムである。 矢野流テクノ・パンクな「vet」「 ose ga den」、 小学一年生の詞に曲をつけた「たいようのおなら」〜「ぼくはなきみそ」等 他のアルバムでは聴くことのできない実験的な楽曲を YMO・大村憲司・土屋昌巳・仙波清彦らがバックアップ。 矢野顕子初心者向けのアルバムではないので、初めて聴く人はそんな心構えで。
矢野顕子といえば思い出すアルバム
~YMOの人気が最高潮にあるときに発売されたアルバムです。YMOのメンバーも制作に参加しています。大ヒットした「春咲小紅」が収録されています。収録曲の作詞は糸井重里、ピーターバラカン、矢野顕子。個人的には「I Sin |