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¥ 2,039(税込)
¥ 1,798(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:2486位
カスタマーレビュー数:23
【くちコミ情報】
最高傑作
私は最近になりクラシックにはまり始めました。皆さんのレビューを見て購入しましたが、アシュケナージが奏でるピアノは間違いなく世界最高峰に位置していると実感しました。まるで芸術の最高作品を聴いているかのようです。これほどのピアノを奏でる彼はもっと世界中で絶賛されても良いのではないかと思います。
綺麗です
この演奏を聴いた後、アルペジオで入らないと”変”と感じてしまうほど自然なのですが、ラフマニノフ本人の演奏では、アルペジオではありません。癖がありすぎると言えばその通り、しかし、本当に気持ちが良い。”溜め”が各所にあるアシュケナージの演奏に絡みつくようなオケは、これまた立派。まるで、弾き振りをしている様な一体感です。録音も素晴らしくはないですが、オケとピアノのバランスは非常によく、それが一体感の要因にもなっています。アシュケナージの演奏の中でも代表的な演奏であり、ラフマニノフのコレクションには欠かせない名演奏の一枚でしょう。
オケとしては最高だと思います
ピアコン2番は1楽章や3楽章の終わりの盛り上がりのところで、どうしても気持ちが高まって、ピアノやオケが先走って噛み合わない部分がでるくることが多いですが、この演奏にはそれがありません。どこを切り取ってもどこかが突出せず、アシュケナージがきちんと主役を張って引っ張っているのが魅力だと思います。 オケとしては絶妙のバランスです。
最高☆
「のだめ」を見て好きになったこの曲。確かに導入部?のピアノはうん?って 感じだが、後は全然いいです!
ブラボー
初めて聞いたときは、2番の出だしに違和感を覚えましたが、すぐに虜になってしまいました。アマゾンで他の演奏者によるラフマのピアコン2番も買いましたが、そちらは今一。このCDに出会えて本当によかったと思います。
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(演奏)
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(演奏)
¥ 1,500(税込)
¥ 1,320(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:3682位
カスタマーレビュー数:9
【くちコミ情報】
ラフマニノフ開眼
ピアノ協奏曲しか持っていなかった。 ところが、前から気に入って何という曲だろうと 探していたのが、パガニーニによる狂詩曲だと分かった。 それを聴くために購入。演奏者も好きな人が入っていたし、 値段の割にたくさん入っている事も選択の理由だった。 楽しい。このCDを聞いて持った感想。 パガニーニの狂詩曲は希望通りで素晴らしかった。 収穫はヴォカリーズ。センチメンタルで美しい。 こんな良い曲だったのかと再認識、繰り返し聞いている。 リヒテルのコンチェルト2番も最初の音から その神秘さに引き込まれる名演だった。 他に持っていても、買って損はない演奏だ。 ラフマニノフを概観するには最適なディスクと 巡り会えた。素晴らしい企画に感謝、感謝。
思い出の曲だから
20年以上前にアメリカへ留学してピアノの授業を取った時からラフマニノフが好きになりました。ピアノだけでなく、他の曲も聴いてみたいと思いこちらのCDを購入。とても美しかった。
ラフマニノフの名曲の数々を2枚組の廉価盤で入手できます
ドイツ・グラムフォンの名演奏の中から、選ばれた演奏ですからコスト・パフォーマンスは非常に高いアルバムだと思います。指揮者や独奏者の顔触れの豪華さがそれを物語っています。 名ピアニストとして名高いスビャトスラフ・リヒテルの44歳の時の「ピアノ協奏曲第2番」を聴くことができます。スタニスラフ・ヴィスロツという指揮者は知りません。録音も半世紀前のものですし、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団はリヒテルに敬意を表したという演奏です。 これはリヒテルの華麗な指さばきとビルトゥオーゾぶりを如何なく発揮した演奏で、瑞々しさが詰まっており、リヒテルの素晴らしさを体感してもらう内容です。まさしく巨匠の演奏でした。 ロリン・マゼール指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による「ヴォカリーズ」は声楽による演奏が多いのですが、オケ版ですと込められた作曲家の感情を純化させ、昇華させた純粋音楽というものとして再提示されたように受け取りました。 ウラディーミル・アシュケナージ指揮、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団による「鐘」は声楽好きには嬉しい録音でした。合唱団は力量がありますし、ソリストも立派です。これは収穫でした。 アンドレ・プレヴィン指揮、アシュケナージのピアノ、ロンドン交響楽団による「パガニーニの主題による狂詩曲」もいいですね。華麗で圧倒される演奏でした。BRAVO!! ロリン・マゼール指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による「交響曲第2番」もステキでした。何しろこの組み合わせですから、悪いはずがありません。
交響曲第2番もなかなか
前から気になっていたマゼール・BPOの交響曲第2番は、グラモフォンの全集に手が出せずにいたところ、このパノラマシリーズを見つけて購入しました。ラフマニノフの交響曲は、昔アシュケナージ指揮の第2番を聞いて以来、しばらく聞いてなかったんですが、これをきっかけにまたよく聞くようになりました。特に第三楽章がお気に入りです。声楽曲も入っている、とのことで最初ヴォカリーズのソプラノ版を勝手に期待していましたが、このBPOのオケ版もまた良かったです(ちなみにヴォカリーズ声楽版を聞くと、私の世代では、ついつい「宇宙戦艦ヤマト」冒頭の女性スキャットを連想してしまいます。あれはあれで好きな曲ですが)。ピアノ協奏曲第2番は、リヒテルのピアノがパワフルかつ緩急自在な感じが良かったです。一方、初めて聞く「鐘」は、ピアノ前奏曲の「モスクワの鐘」とは全く違う声楽曲でした。まだ消化不良ですが、そのうちじわじわ効いてくるかも。パガニーニの主題による変奏曲は、アシュケナージが後にハイティンク指揮で録音したものより、こちらのプレヴィン指揮の方が、歯切れが良い感じで好みでした。各変奏ごとにCDの曲割りがされてないため、有名な第18変奏の頭出しに少し苦労しますが、抜粋ではなく全変奏が収録されています。他の方も書かれている通り、いい演奏が盛りだくさんなのにお手頃価格で、大変満足しました。
お値打ち品です
「ヴォカリーズ」が聴きたくて買ったのですが、初めて耳にしたリヒテルの演奏に圧倒されました。生で聴ければきっと鳥肌ものでしょう。 ラフマニノフの曲としては著名な「ピアノconce t.No.2」と「交響曲No.2」が両方入っていて2枚組、しかもこのお値段とくればかなりお買い得ですね♪
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¥ 2,957(税込)
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在庫あり。
ジャンル内ランキング:8618位
カスタマーレビュー数:24
【Amazon.co.jp】
ロシアの哀愁の世界をたっぷりと堪能できる好ディスクである。現代のピアノ界でアシュケナージほどまろやかでたっぷりとした憂いを含んだ美音を持つピアニストはいない。とりわけ同郷の作曲家ラフマニノフの作品は得意中の得意であり、右に出る者はいない。特に協奏曲はたびたびレコーディングが繰り返されてきた。 本ディスクはアシュケナージの技巧が最も冴えに冴えていた33歳のときのもの。「逢引き」「7年目の浮気」といった映画に使用された甘美きわまりない第2番、「シャイン」で主人公が演奏する劇的な第3番。この2曲は大変ポピュラーな名曲だが、第1番と第4番もそれに劣らず見事な作品である。アシュケナージは、誇張のない抑制された非常に優れたバランス感覚をもって、緻密にラフマニノフの抒情を描き出している。アシュケナージのこれは大変優れた特徴でもあるのだが、この緻密さが結果的に音楽の全体像を、圧倒的に巨大なスケールあるものと化していく。指揮のプレヴィンもまた、ラフマニノフを最も得意とし、ここでもそんなアシュケナージにぴったりと寄り添った完璧なサポートぶりを発揮している。 単に感傷のみにとどまらない、極上の香気を漂わせたラフマニノフの心からの歌を満喫できるディスクである。(林田直樹)
【くちコミ情報】
さすがアシュケナージ
ラフマニノフが自分で演奏している版もありますが、なんだかこのアシュケナージの演奏のほうが「ラフマニノフらしい」と感じます。とてもいい演奏です。特に2番は最高!何度聞いても飽きない、名演ですよ。
どんな曲か楽しみにしてましたがちょっと意外でした。
ラフマニノフの哀愁の世界を・・・て書いてあったので、映画に出てくるようーなどう表現していいかわかりませんがー曲を想像していたのですが、少しイメージと違いました。ドラマッティックな確かに哀愁の世界ですね。ピアノがとても細かく動いてとても繊細なところもある曲だと思いました。とても深いところもあって、弦楽器の演奏もとてもいいですね。僕はそうは思わなかったのだけれど、少し暗い曲だといっている人もいました。確かに後で聴いてみると少し暗いところもありますね。でも、とても深い(曲が)夕闇か、明け方の空、少しドラマチックな、少し茜色に染まって雲がそこにあるような、少し暗い海原をイメージするような感じの曲です。少し長くなりましたが、ロシアの哀愁の世界なのかな。
ラフマニノフのピアノ協奏曲の全容を知るには最適です
ラフマニノフのピアノ協奏曲自体の進化の歴史を感じつつ、 アシュケナージのこの作曲家に対する敬虔なる思い入れが充分に伝わってくる2枚組。 まだまだ曲の端々に未熟さ・若さが残るものの、ラフマニノフ独特の抒情さを 感じることができる第1番。 古くから映画のBGMに使用されるなど、交響曲第1番の酷評を見事に払いのけ、 現代でも圧倒的高い人気を誇る第2番。 全4曲中、最もダイナミックな曲の展開とロシア臭さを満喫できる 完成度の高い第3番。 演奏に最も技巧を要するであろう前衛的な第4番 どの曲も、あまりにも感傷的で素敵な曲・演奏のため、一気に全曲通して聴けてしまいます。 個々の演奏にはアシュケナージとハティンクによる新盤やリヒテルやホロヴィッツ、 クライバーンなどの歴史的名演もありますが、 同じ面子での質の高い全曲演奏を通して聴けるという大きなメリットがこの盤にはあります。
アシュケナージの最高の名盤
70年から71年にかけて、アシュケナージが33歳の時に録音したものです。84年から86年にかけて、ハイティンク&アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団とも再録音していますが、私はこちらの録音の方が優れていると思います。 新盤のハイティンクの共演もいいのですが、この盤でのプレヴィンの伴奏・協奏ぶりは巧みで名人級です。 アシュケナージの演奏そのものは、新盤の方が老練さも加わって優れているかもしれません。 作曲の悪い?4番を上手く聴かせる所などは。しかし新盤はあっさりとしています。 本盤を録音した当時は、まだ旧ソ連と闘っていたのです。ラフマニノフの音楽に対して鍵盤を通して打ち注いだ熱い情念・情感が感じられます。
指がついていかないけれど熱い想いの伝わる演奏。
何度も録音していることからもわかるけれども、アシュケナージがこの曲に特別な思い入れを持っていることは確実です。しかし、どうやら指がついていかない箇所が多く(手が小さいため指が届かず中途半端な打鍵になる)、そのたびにぎくしゃくしてしまいます。私も昔は大好きな録音でしたが、いろいろなピアニストの演奏を聴くと、技術面では大きく見劣りすることがわかってしまいます。ただ、テンポの取り方やフレーズの呼吸の仕方などはとてもスムーズです。楽譜を見るとわかりますが、ラフマニノフの協奏曲はテンポが激しく変化したり、変拍子のようになる部分があり、センスの悪い人が弾くと歌いまわしが不自然になるのですが、アシュケナージはそういうことがありません。とても自然な語り口でラフマニノフとロシアへの熱い想いを紡いでいく演奏は、やや拙い技術をものともしないほど感動的です。
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¥ 3,000(税込)
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在庫あり。
ジャンル内ランキング:2021位
カスタマーレビュー数:30
【くちコミ情報】
優しいラフマニノフって感じ
タイトルのとおり、荘厳なイメージというよりも、優しさで溢れた感じに仕上がってると思います。 毎日聴いてます。 特典のDVDは、メーキングだけじゃなく、演奏をフルで収録して欲しかったです。
音の優しさに涙が・・・・・
辻井さんが目がご不自由であるということはまったく関係なく、あまりにも優しい音に涙が自然とこぼれます。 アシュケナージ、ハイティンク、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(1984)盤が最高であるとする方は多いですが、同じ曲でありながら、別の土俵にいる感じと言いますか、別の角度からのアプローチで”泣ける2番”を聴かせてくれます。 ”名盤”を超えるとか、超えないとか・・・・どうでもいいです。 アシュケナージ、ハイティンク盤では感動しました。 辻井、佐渡盤では泣きました。
素晴らしい演奏です。
題名のない音楽会で感銘を受けてCDを購入しました。 辻井さんの演奏は言うまでもなく素晴らしいものでした。揺らし方だとか、優しい音色とか、辻井さんの人間性がよく滲み出ている独特のピアノコンチェルトだったと思います。 ただ、バックのオケが微妙でした。好みではなかったです。 あと、収録曲があまりに少ないかと… 音楽の創り方や、作品であるCDとしてみると、正直期待はずれでした。
とにかく美しい音泣きます、音楽の美しさに出会えて人生変わりました
佐渡さんがテレビで辻井くんの演奏やこのCDについて絶賛しているコメントを聞いて購入しました。私はもともとクラッシックにあまり興味は無かったのですが、辻井君がクライバーンコンクールで優勝した時、テレビで流れるピアノの音を聴き、なんて素敵な音、ピアノの音っこんなに素敵だったけ?と興味を持ち、いつか辻井君のCD聴いてみたいなと思っていました。ラフマニノフは初めてまともに聴きましたが、とにかく涙が溢れてきて止まりませんでした。とにかく音色が美しいんです。私はクラッシックには素人同然ですが、音楽にも”美=神”があるんだなと感じました。(大げさですが本当にそう思ったんです、、、)確かに技術的な面など色々な意見があるようですが、結局音楽ってどれだけ人の心を揺さぶるかどうかだと、改めて感じたCD&DVDです。あまりクラッシックを聴いたことがない人にもぜひ聴いて頂きたいです。
幸せな気持ちになるラフマニノフです
これほどに幸せな気持ちになれるラフマニノフピアノ協奏曲第2番は初めてです。 とくに抒情的な第2楽章は感情が揺り動かされ、時には翻弄されそうになる演奏を以前に何度か聴きましたが(それはそれで素晴らしい演奏ですが)、この曲の持つメランコリー、ノスタルジー、憧れや挫折、切なさや悲しみまでもが辻井さんの持つ暖かい色彩で奏でられ、佐渡さんの指揮のもと、ゆったりと一音、一音、愛情深く紡がれていますね。辻井さんの人柄の素直さ、優しさ、信じ愛する強さを感じます。ラフマニノフの名曲が辻井さんに出逢って新しい表情を得た感があります。辻井さん、応援しています。
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カスタマーレビュー数:9
【くちコミ情報】
自作自演あなどれず、すばらしい
ラフマニノフ自作自演(これが正しい用法)の盤があるのは20年以上も前から知ってはいたが、作曲家本人だからいいというものではないだろうし、録音も古いだろうと手にしなかったが、聴いて驚いた。素晴らしいではないか。3番といえば、オーマンディとホロヴィッツのライブ盤が名演で知られるが、それに勝るとも劣らない。指揮はストコフスキーだ。最高のラフマニノフ弾きはラフマニノフだった、というのは何とも意外である。
聴かずにおけないですね。
作曲者自身による演奏は、かなり貴重で、どうしても聴きたいですね。音源が古く、ノイズもありますが、ラフマニノフ自身のピアノ演奏が聴ける喜びはそれ以上です。しかし、どうでしょう。ここでは、ラフマニノフも一人の演奏者として捉えるべきなのでしょうね。これこそが、正規のラフマニノフのピアノ協奏曲ということでもないでしょう。楽譜に落とした音楽は、作曲家の手を離れて、それ自身が一つの芸術として存在し始めます。ラフマニノフが奏でた音楽も、一人の演奏家の解釈となるのではないでしょうか。
これぞフラフマニノフ
これ以上のラフマニノフはないわけで、最高の一枚です。 本当に感動します!!
既に模範的完成形!
作曲家自らの自作自演が聴けるというのは、とても興味深いことです。 それがあの“ラフマニノフ”なのですから、なお更です。 彼の作品の中でもポピュラーな2曲が収録されたこのCDは、録音状態こそ貧弱ですが、 我々にとっては、そんなハンディキャップを全く感じさせない 歴史的価値が非常に高いものです。 私もこの2作品は大好きで、今まで様々な演奏を聴いてきましたが、 後世の優れた演奏家たちの演奏と比較しても、この2曲の解釈に大きな差は無いという点、 そして技巧のレベルの高さにも驚きました。 つまり作曲家としても、演奏家としても、ラフマニノフはほぼ完成された芸術家であった ということではないでしょうか? 古い録音なので、ダイナミックレンジの問題から細やかな音の表情を とらえきれていないのが残念でなりませんが、 そのことが尚、様々な想像力をかきたててくれます。 このCDを実際に購入される方は、既にそれぞれお好みの演奏家で 何度となくこの2曲を聴いてこられているでしょうから、 この録音で再度ラフマニノフの偉大さを実感されてみてはいかがでしょうか!
さまざまな想像力をかきたてる名盤
第二が1929年、第三が1940年の録音であり、SP盤からのCD化であることを思えば、ノイズが多く、多少こもった感がするのは致し方ないでしょう。 それを前提とした上で言えば、ストコフスキーの指揮による第二は音が鮮明で、とても80年前の録音とは思えません。第三はラフマニノフが亡くなるわずか三年前の演奏ですが、いささかもテクニックは衰えていないように思われます。 第三のオーマンディはまだしも、原曲を好きなように「編曲」して指揮することで知られるストコフスキーと、希代のヴィルトオーソである作曲者ラフマニノフとの間にどのようなやりとりがあったのでしょうか。 ラフマニノフ「そんなに仰々しく弦を鳴らさないでくれよ、レオポルド君」 ストコフスキー「あなたのピアノのように素っ気なく弾いたら、絶対、観客には受けませんよ」 案外、ラフマニノフは八歳年下のストコフスキーを可愛いと思い、好きなように指揮させたのかもしれません。そんな想像をかきたてられる名盤です。最初はあまりに素っ気ないピアノ演奏に聞こえるかもしれませんが、何度か聞いているうちに「クールな情熱」といったものに気づかされること請け合いです。 最初の一枚にはお勧めできませんが、ラフマニノフが好きな人は、アシュケナージやリヒテルの盤などとともに手許に置いておくべきでしょう。
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カスタマーレビュー数:41
【Amazon.co.jp】
言葉を失うほどの素晴らしさだ。ラフマニノフのピアノ協奏曲というと、「第2番」「第3番」のみがメジャーな印象があるが、あまり演奏されない「第1番」が含まれているからといって、このCDを聴くのをためらう人がいるとしたら、それは“大きな損失”であると断言できる。あのショパンのピアノ協奏曲の名演以来の、ツィマーマンの強烈な一撃が待っている。 「第1番」の冒頭から、聴いてすぐにパッとわかる。ラフマニノフのピアノ協奏曲が、これほど火のように熱く、燃えあがるような精神によって演奏されたことがあっただろうか? ツィマーマンのピアノは、輝かしいだけではなく、どっしりとした根を大地に生やしたような、落ち着いた風格がある。だからこそ、ちょっとした装飾音、パッセージでも稲妻のようにきらめく様は、目がくらむほど鮮やかだ。小澤のバックがまた迫力満点で、粘っこい歌でツィマーマンのピアノにぴったりと寄り添う。 「第2番」はさらに凄い。有名になりすぎたあの冒頭からして、演奏の格が違う。一つひとつの和音の間に異常に間をとりつつ、単なる鐘の音の模倣というよりは、聴き手の心の一番奥底に届けとばかり渾身の思いを込めた分厚い音の塊が、何と肉感的に、そして感動的にぶつかってくることだろう。夢見るような旋律に彩られているがために、恋愛映画的ななよなよした感傷性と結び付けられてしまいがちなこの曲が、巨樹のような厳しい存在感を放っている。小澤のバックも、グラマラスで重心の低い、意志的な響きと弾力的なリズムが、こたえられないほどの快感を与えながらぶつかってくる。 録音も美しい。芯の強くまろやかなピアノの音を十二分に伝えながら、オーケストラの細やかな雰囲気も残した適度な残響のバランスが見事。アシュケナージ、リヒテルらの名演を聴きなれた人にも、ぜひおすすめしたい1枚である。(林田直樹) ※ 《録音》 <1>:1997年12月、<2>:2000年12月 ボストン
【くちコミ情報】
クラシック界のイングヴェイか?
演奏は良いと思うし、最強音のすさまじさたるや、ピアノがぶっ壊れるんじゃないか?と思うほどの大迫力です。 しかしオーケストラの音がまるでオマケ程度の雰囲気に感じられるほど小さいです。ピアノの音に比較して。 聴いていて思ったのはイングヴェイ・マルムスティーンです。彼のアルバムのほとんどが、彼のギターが爆音で、他のパートの音は控えめという俺様ミキシングです。 もしかしてツィマーマンもそうなのだろうか? とあるところに書いてあった「ソリストの許可がおりず、やっと出たアルバム。」というのは、実はツィマーマンが超わがままに「俺の音をとにかくでかくしろ。他のパートは小さくて良い。俺のピアノを目立たせろ!!」と言い続けてこのようなCDができあがったのでは?とか邪推してしまいました。 あるいはレコード会社が「とにかくピアノを目立たせろ!」というのに対し、ツィマーマンが「それじゃあいくらなんでもひどすぎる」という感じで許可しなかった、というのであればある意味納得です。できればそうであって欲しい。 とにかくそういう余計な妄想をしてしまうほどに、バランスの悪い音量調整であることは確かです。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番の最高の演奏!
ツィマーマンというピアニストのことを誤解していた。見た目が優男風で、きっとなよなよした演奏をするピアニストなのだろうと、勝手に思い込んでいた。このCDを聞いてその印象が完全に覆された。こんなにも強靱さと繊細さを同居させた演奏があるのだろうか? ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番は、2番や3番に比べると、薄っぺらい感じの曲だと思い込んでいたが、この演奏を聴いてすっかり大好きな曲になった。まちがいなく、この曲の最も優れた、そして芸術的価値の高い演奏である。
強靱な精神による熱い演奏
第2番は、これまで数ある名盤の中でも、5本の指に入るものではないだろうか。 ツィメルマンの曲への思い入れが曲の隅々まで行き渡っている。特に、1楽章中間部の高揚感がすばらしい。硬質な美しい音色で、粒のたったパッセージを完璧に弾きこなしているテクニックにも脱帽させられる。 他の曲でもそうだが、精神性と深い思索を強く感じさせる演奏ができる数少ないピアニストだ。
録音に問題アリ!
なんという録音。バランスが、悪すぎる。 これは本当です。 オーケストラの音が、かなり抑えられており、 ピアノ中心の演奏になってしまっている。 本当に残念です。これではラフマニノフの協奏曲が・・・・。
曲の本質を理解していない
他の人のレビューでなかなか高評価だったので、購入して聞いたのだが、かなりがっかりした。 今回は本CDに収録されている、協奏曲第2番についてレビューしたい。 最初に気になるのは、全体の音のバランスが悪い事。ピアノの音がやたらと大きい。なんでこんな不自然なバランスにするのか疑問。協奏曲のオケは添え物ではない。音楽を壊してしまっている。 また、オケの演奏も平凡そのもの。まるでなにも感じない。控えめな演奏であるとか、そう言うものでなく、ただの水のような無味無臭といった類の物。 ピアノも悪い。この曲の本質をまるで理解していない演奏で、ひどくおどろいた。ツィマーマンの演奏は、正確なタッチであるが意味不明なもったいぶりで、この曲の持つロマンや、野暮ったさがまるで表現されておらず、まったく感動がない。本来、ツィマーマンのピアノは瑞々しく透明感のある美しい音色であるのに、この録音では、硬質な響きしかなく魅力に乏しい。 ラフマニノフのCDを何枚も持っていて、色々なCDをコレクトしたいという人は別にして、最初の一枚にこれをと思っている人がいたら、このCDはお薦めしない。このCDの半額以下のリヒテル版のほうがよっぽど感動するし、経済的だ。
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カスタマーレビュー数:3
【くちコミ情報】
すっきりとした名演
全体的にメリハリのきいた、すっきりとした名演と思います。オケも素晴らしいできです。だからといって、ラフマニノフ的な情感、感傷的なロマンチシズムが損なわれてはいません。例えば、ザンデルリンクの名演も心に響くのですが、それとは異なった、引き締まった音楽は、聴いていて気持ちがよいです。星一つ減点の理由は、第2番が途中で次のディスクにまたがっているからです。これは少々いただけない。
最高!!
届くのを楽しみにしていてやっと届きました!! このCDは何回聞いても飽きないです。さすがはベルリン・フィルだと思いました!! どの曲もよかったんですが、私が特によかったと思うのは交響曲第3番の第1楽章です。 とってもきれいでうっとりしてしまいます・・・! 買うか迷ってる人はぜひ、買ってみてください!買って損はしないと思います。
期待以上
このCD購入の動機は、「まあベルリン・フィルの演奏なら大きなハズレはないだろう」くらいの、お年寄りの「家電製品は○ショナル」信仰に近い感覚で購入したのですが、期待以上に気に入りました。 録音マイクがオケに近いのか、やはりこれがベルリン・フィルならではなのか、強奏の部分では音に襲い掛かられそうな迫力があり、緩徐楽章は濃密でふくよか。情熱的な演奏が好みの方にお薦めです。 ちなみに★を1つ減らしたのは、1番がどうも曲自体の良さがまだよく解らないため。2番・3番に関して言えば、★5つです。
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カスタマーレビュー数:8
【くちコミ情報】
百聞は一聴にしかず
数あるラフマCDからレビューを読んで購入。 あくまで素人の意見なので正鵠を得てるか責任は持てないがそんなに誉める程良い? まずは不満なのが音に立体感(奥行き)が無いこと。録音のせいかマスタリングのせいか 分からないが平面感のある薄い音圧。オケを聴かせたいのかピアノを邪魔したいのか? そしてピアノの低音部の拾いが悪いこと。そもそも最初の音あってます? 後は演奏者の問題かもしれないがほんのわずか指が軽く、私が2番に期待する ロマンティックな質感が足りない事。 今まで聴いていたラフマCDが私の基準になっているから、それとズレてる事が 不満の元になってると思われる。ですので超個人的なレビュー。参考にしないでね♪
聴きごたえのある演奏
ラフマニノフのピアノ協奏曲を収録したCDは非常に多く出回っているが、私の中ではジルベルシュテインがアバドの指揮でベルリン・フィルと共演したアルバムが好みに合っていて他の追随を許さない。 ジルベルシュテインの演奏を聴いていつも感じるのは、ラフマニノフの曲に霊感を与えるのは弦楽器の音だということである。ピアノは、弦楽器によって作られた霊的な音の熱狂・興奮をより高める役割を担う。わたしは、彼女のピアノに印象を受けないと言うつもりはない。むしろ逆で、彼女は、弦楽器によって作り出された音響の世界をピアノ1台で突き破ろうとする。ピアノの限界に挑むのである。その力強いピアノのタッチから感じられるエネルギーは、聴き手に大きな印象を与える。ものすごい音楽である。
名演奏!
ラフマニノフのこの曲を色々聴きましたが、このCDは断トツの名演奏だと思います。 N響の定期のソリストで彼女のラフマニノフを聴いた時の感動も忘れられないですが、オケとピアノのバランスがとてもよいこのCDは数あるラフマニノフのCDで秀逸だと思います。 お気に入りの演奏がある方も是非一度この演奏を聴いてほしいと思います。 上品で真のしっかりした演奏は時にストイック?と感じることもありますが、決して華のないストイックさではないんです。不思議な感じ。 ジャケットのお花が咲くどこかのお庭のようなイメージがモノトーンで表現されているというのも彼女の印象とだぶるんですよね。 私にとってはお宝的CDです。
生き物みたいな音質
作家の村上春樹さんのエッセイ「意味がなければスイングはない」でこのCDが紹介されており、ラフ2好きとしてはおさえておこう、くらいの軽い気持ちで購入したのですが、第一楽章冒頭のあのフレーズのなんと生々しいことでしょう。まるで心臓の鼓動みたいでした。人間の脈動がそのまま音になっているようで、最初は薄気味悪いくらいのリアリティーを感じて怖くなったほどです。正直びっくりしました。 しかし第二、第三と、何回きいてもまったく飽きのこない、微妙なニュアンスに富んだおもしろい演奏です。本当に繰り返しの視聴に耐える名盤だと思いました。 他の方のレビューにもあるとおり、破綻のない、たいへんバランスの取れた演奏です。だからすーっと耳に入るし、ピアニストのジルベルシュテイン氏の「言いたいこと」がすごく伝わる気がします。 よくある名人芸的な「これでもか」の演奏ではなく、ジルベルシュテイン氏は「音楽に語らせて」います。「俺が俺が」ではなく「協奏曲」が語っています。 思いがけず、自分にとってのベスト盤になってしまいました。 これまではクリスティアン・ツィマーマンと小澤征爾のボストン交響楽団のものが最高だったのですが、かなり男性的というか、勢いのあるそちらより、音の細かさ、陰影の深さでこちらが大好きになりました。
溌剌として爽やか、一陣の薫風が駆け抜けていったかのような演奏
ラフマニノフ27歳の1900年〜1901年にかけて作曲された『ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調』。1907年〜1909年にかけて作曲された『ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調』。両曲とも、溌剌として爽やか、一陣の薫風が駆け抜けていったかのような演奏。 ピアノを弾いているジルベルシュテインの、妙なけれんがなく、メロディーラインを素直に歌い上げているところが好ましいですね。アバド指揮ベルリン・フィルのオケとのバランスもよく、どちらか一方がでしゃばり過ぎるといったこともなく、聴きやすかったです。 ピアノの響きがさらりとして軽かったのが、難といえば難かな。インパクトに欠けるというか。リヒテルの量感のある、どっしりとして重みのあるタッチと比べると、その極北に位置している感じのピアノの響き。淡白だと感じる方もいらっしゃるでしょう。 『第2番』は、1991年11月の録音。【11:05 11:29 11:43】の、全曲とおして34:17の演奏。 『第3番』は、1993年9月の録音。【16:16 11:25 14:21】の、全曲とおして42:02の演奏。 1966年2月19日、モスクワ生まれのリーリャ・ジルベルシュテインが、25歳〜27歳の時の演奏。 『第3番』での、清々しい息吹に満ちた第3楽章「フィナーレ」のピアノは、聴きごたえありましたねぇ。胸が弾む爽快感とでもいうか。わくわくしました♪
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おすすめ度
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【くちコミ情報】
ヴォカリーズ良いですね
ヴォカリーズのピアノ版目当てで購入しました。他の方が書かれたように、コーダの部分の「仕掛け」が面白かったです(お?多重録音?と思うくらいのきらびやかさで、手が何本あるんだろう?というか、さすがピアニストの編曲と思いました)。また、幻想的小品集の一曲は、前奏曲のひとつ「モスクワの鐘」と同じ曲ですが、アシュケナージの前奏曲集とは別の録音みたいです。楽興の時も味がありますね。全体にドビュッシーの前奏曲集や、あるいはビル・エバンスのように「静かで暗いのがイイ」感じでした。現在国内盤は新譜での入手が困難みたいで、英国のSACD版で購入しました。輸入盤なのにSACDということでややお値段も張りましたが、内容が良かったので満足しています。(願わくば、かつてLONDONレーベルで出ていた、コレルリの主題による変奏曲と音の絵を一枚のCDにカップリングしたものの再発売を待っています。) 追記)キーシン/小澤のラフマニノフピアノ協奏曲第3番のアンコールで演奏されたピアノ版ヴォカリーズも聴きましたが、ややドロドロ、というか重たい編曲だったと思います(リフレインも多いし)。個人的には、こちら(コチシュ編)のヴォカリーズの方が軽やかな感じがして好みでした。
まさしく待望の録音
ラフマニノフの 楽興の時(6曲) 幻想的小曲集(5曲) 断片 前奏曲(遺作) ここはすばらしいところ ヴォカリーズ を収録。最後の2曲は歌曲の編曲モノ。 p 実に素晴らしい内容でした。 アシュケナージはラフマニノフの主要なピアノ作品を録音済みですが、これらは幻想的小曲集の一曲、「鐘」を除けば、未だ録音されなかったもの。 ラフマニノフの若き日の傑作「楽興の時」は私の大好きな曲集で、いままでルガンスキー、ガヴリーロフ、ラレードなどを聴いていたのですが(それらもいい演奏だったのですが)、やはりアシュケナージの演奏は含蓄が深いというか、音楽の色合いがたいへん吟味されています。 第1曲アンダンティーノの哀しく切ない夜想曲的なたゆたい・・・、第2曲アレグレットの中間部の寄せては返すような波模様の曲想の輝き、第4曲プレストの多様な曲の表情変化、そして終曲マエストーソのドラマチックな音の広がり・・・それらがぬくもりのある艶やかな音色で繰り広げられます。この曲集の決定盤といっていいに違いない! 幻想小曲集も第1曲「エレジー」から霊感に満ちた演奏でマジカル。こぼれるような美しい時間の持続に身をまかせてしまいます。 ちなみに末尾に収められたヴォカリーズはゾルタン・コチチュが編曲したもの(ラフマニノフ自身は意外にもこの曲のピアノ独奏版を遺していない)。このコチシュ版はまあ、最初聴いているうちはわりとフツーの編曲だな。。。と感じるのですが、終結部の1分間にきらめくような夢想的な美しい仕掛けが・・・! なるほど、このアルバムの終曲にふさわしい、と。本当にいいです。このアルバム。感涙。
渾身の一作。
近年は演奏会でピアノ・ソロを聴く機会がないが、ファンにとっては うれしいディスクである。柔らかなタッチは至福の極地であり、 さまざまな苦難を乗り越えてきたアシュケナージだからこそ出せる 「味」が感じられる。ラフマニノフに特に大きな尊敬の念を抱いている アシュケナージにとって、ラフマニノフのピアノ作品を録音すること には、とりわけ意味があると思われる。 哲学的な細部にこだわりすぎず、曲全体の有機的統一感を重んじる アシュケナージの演奏は、聴く者がどれだけ幸せになれるかを 考えながら弾いていると感じられる。 近年リサイタルを開かないのも、そのためであろう。酷使された 手は、もしかすると、リサイタルにはきびしいのかもしれない。 わずかなミスで聴く者に満足感を与えられないのだとしたら、リサイタルを開かないことは、アシュケナージ自身のプロ意識なのかもしれない。 しかし、こうしてディスクを通して彼の演奏に触れることができるのは、ファンにとってはうれしい限りである。
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