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カスタマーレビュー数:101
【くちコミ情報】
これはPocket Booksペーパーバック版のレビューです
スイスの欧州原子核研究機構で研究者が惨殺される。彼の胸にはある文様が焼印されていた。研究機構の所長はアメリカからsym ologistのロバート・ラングレンを強引に呼び出し、事件の背後にはキリスト教によって迫害された歴史を持つ科学者の秘密結社Illuminatiが存在すると語る。そして結社は研究機構が開発した反物質を用いてテロ活動を行おうとしている。事件解決を目指してラングレンが向かったバチカンではおりしも新しい教皇を選ぶためのコンクラーベが開かれていた…。 以前読んだ同じDan B own著の「Deception Point」とこの「Angels & Demons」には共通する要素があります。巨大な力をもった組織をめぐる壮大なミステリー、虚実ないまぜの細部と薀蓄にこだわった疑似科学、ほぼ24時間というわずかな時間に凝縮されたスピーディな物語展開、どんでん返しにつぐどんでん返し、そしてこれだけ小難しげに見える物語を問題なく理解させる平易な英語。569頁という大部の著作でありながら、一気呵成に読ませる筆力はさすがとしか言いようがありません。 荒唐無稽なエンターテインメント小説なのですが、それでもこの本がテーマとしている宗教と科学の長年に渡る相克については、考えさせられるものがあります。 このペーパーバックの378〜383頁で、科学によって人類が見失ってしまった畏怖や畏敬の念といったものについて登場人物のひとりcame lengoが独白していますが、熱心な宗教信者ではない私であっても、この彼の言葉には大きく胸ゆすぶられる思いをしました。 本書を興味深く読んだ人には渡辺正雄「科学者とキリスト教」(講談社ブルーバックス/1987年)がお勧めです。 ガリレオなど科学者がこの世界や宇宙の中に神の存在を感じ取る意図を持って研究を進めていたことがよく分かる書です。
“A hundred thousand miracles are happening every day” (Flower Drum Song)
Ro e t Langdon a Ha va d sym ologist is woken in the middle of the night y a phone call that is going to change his life. This phone call may also change ou lives. Dan B own weaves many sto y th eads in to a tapest y of int igue. The sto y takes place ove a 24-hou pe iod. A positive thing a out this tale is that it is told in a linea fashion with ve y few flash acks except when it is necessa y fo a ack sto y. In this sto y he t eats Ro e t Langdon’s cha acte like Langdon is not awa e of many, well known technical items and theo ies; this may e t ue of Ro e t Langdon, ut Dan B own also i itatingly t eats us like we don't know these things! On the su face, we a e t eated to a “who did it” and “will we get the e in time” sto y. Howeve , we a e also conf onted with science ve sus eligion. Is science and eligion like oil and wate o is science and eligion just two of the facets of God?
いろんな読み方を楽しめます。もちろん面白いしためになるし。
ダビンチ・コードが面白かったので、同じ著者の別の本を読んでみた。 多分世界中の人がこの順で読んだでしょう。 驚いたことに、ダビンチ・コードとまったく同じ構成で、パーツだけ違う感じ。 こちらの方が切り返しが多く、それまで作られてきた人物像がひっくり返るのは痛快だけど、ちょっと遊ばれすぎてる気持ちにもなる。 切れ味はダビンチ・コードより若干鈍く、長さをちょっとだけ感じさせられてしまいました。やっぱり続編は一枚落ちるなあと思いましたが、訳者あとがきを読んだところ、こちらのほうが先に書かれていたとのこと。 著者がこの2冊の間で成長したということなのでしょう。 ダビンチ・コードで出版社を移ってブレイクらしいので、ちょっとだけオトナの事情を感じてみたり。 初めから出てくる反物質とか、設定にあちこちちょっとずつ無理があるように思うけど、おもしろいという意味では、とても面白い。 あと、ベルニーニという芸術家を知らなかったのだけど、ネットで写真を見るだけでも、ちょっと驚くような彫刻を作る人だった様子。絵も描き建築もこなし、彫刻も作り、あの時代の巨人の一人なのでしょう。いつか観に行きたいと思う。 巻末に謝辞があるのだが、これは本当だろうか。これだけ謎掛け大好きな著者のことだから、きっとこの謝辞にもトリックがあるんじゃないかと思うのだが。
「科学は神を冒涜する存在か」という、禁断の、そして永遠のテーマに迫る作品。
数世紀前、その力を脅威と見たカトリック教会の手により滅亡に追い込まれたはずの科学集団Illuminati。 現代のヴァチカンを舞台に、法皇亡き後のカトリック教会の混沌を嘲笑うかのように次々と殺害されていく4人の枢機卿。 そして法皇自身の死にさえ、かけられる疑い。 背筋も凍るこれらの仕打ちは、果たしてIlluminatiの末裔による復讐なのか・・・?。 終末の時が迫る危機感。 恐ろしいほどに深い信仰の力。 そしてあまりにも人間的な、悲しい結末。 遺体に残された刻印のsymmmet yは鳥肌モノ。 途中、少々説明のくどい部分が目立つのがやや残念。
ダビンチよりいい
ダビンチコードで一躍有名になったダンブラウンの、しかも同じラングドン教授が出てくる作品ということで手にとってみた。文体、英語のレベル、などはダビンチと同じ。つまり実に読みやすく、映画化したらどんな場面になるかが簡単に想像がつくということ。さて、内容としてはダヴィンチより断然面白かった。なんといってもテンポが速い。朝早くにボストンからスイスへ連れ出され、そこで6時間以内にバチカンが反物質で爆破されるということを聞かされる(爆破時間は午前零時)。しかも犯人グループから午後8時から一時間ごとに4人の人質を一人ずつ殺していくという声明も届けられ、主人公たちは爆破と殺人を防ごうと苦心する・・・というもの。つまり全事件が一日のうちに(その大部分は8時から12時まで)に起こるのだ。ある意味ドラマ「24」的で、このテンポは読んでいて心地よいものがあった(もっとも構成はかなり荒いが、そこはエンターテイメントと目をつぶろう)。事件の後でも最後の最後までどんでん返しが待っており、ラスト数十ページが尻すぼみだったダビンチとは大違い。簡単に読めて、楽しめるエンターテイメントを探しているならこれを薦める。
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【くちコミ情報】
最後のシーンが
NASAが北極の氷のなかから隕石を発見し、大統領の命令で現地に赴くRachelという美女が主人公。彼女は大統領選における大統領の一番有力な対抗候補の娘という設定。彼女達は現場でそのNASAの発見についてある疑惑を投げかける現象を見つけたため、その後何者かに命をねらわれる。途中隕石や生物についての説明のあたりで、投げ出しそうになったが、そこを過ぎるとテンポ良くあっという間に読み終わった。 英文も平易。 でも最後のシーン、こういうシーンで物語を終わらせるのが著者の好みのようだが、あれでこの小説が一気にcheapな感じになった気がした。
ノンストップアクションが楽しめる
ダン・ブラウンの作品は「天使と悪魔」、「ダ・ヴィンチ・コード」に続いて3作目となるが期待に違わぬ面白さであった。 前2作は何れもキリスト教絡みの薀蓄が結構楽しめたが、本作はNASAが舞台となるため最先端の技術に関わる記載が満載だ。テーマは変わっても、変わらないのは展開の目まぐるしさで、主人公のレイチェルがアメリカ大統領にホワイトハウスへ呼ばれ、NASAの世紀の大発見について協力を頼まれて北極へ出発した後は、息も吐かせぬスピードで物語が進行し、気がついたら読み終わっていた。 登場人物のキャラクターは前2作と余り変わらない気はしますが、とにかく楽しめるので、難しいことを考えずにスリルとアクションに浸りたい人にはぴったりの一冊だと思います。英語も兵器や生物の名前で聞きなれない固有名詞は結構出てきますが、文章自体は簡潔でわかりやすいので難しい名前は読み飛ばせばストーリーは十分理解できます。
ジェット・コースター的気分は十分味わえました
連邦情報機関に勤務するRachel Sextonは大統領じきじきに北極へ向かうことを依頼される。人類の科学史を大きく塗り替える大発見について確認をするようにとの指令だ。しかし、その発見の背後では、政府関係者の多くを巻き込んだ壮大な陰謀が進行していた…。 一言でいえばテレビシリーズの「24 -TWENTY FOUR-」とそっくりの展開です。ある日の朝から翌日の朝までの24時間に、政府情報機関に勤める主人公を次々と危機が襲う。そして主人公は命を賭して国家規模の策謀を阻止せんとする。本書「Deception Point」のRachelはさしずめ「24」の主人公ジャック・バウワーに相当する存在でしょう。また、大統領候補である上院議員の選挙運動アシスタントで政治的野心に満ちた黒人女性Ga ielleは「24」でいえば、大統領候補の妻シェリー・パーマーを思い出させます。 出てくる仕掛けの派手派手しさや、人物造詣の浅薄さ、あるいはちょっとご都合主義かと思えるほど二転三転する物語展開などなど、「24」同様、訝しく思わないでもありませんが、一方でそうした気になる穴の数々も「勢い」でひらりと飛び越えてしまえるところがあります。本書終盤の海での死闘は、これでもかというほどの大規模な危難がRachelを襲いますが、飽きずに読んでしまいました。 さらに換言するなら、Sidney Sheldon的物語構成に、擬似科学知識をふんだんに盛り込んだといったところでしょうか。読んでいる最中のジェット・コースター的気分を味わえれば十分という向きにはうってつけの小説かもしれません。 なおこのペーパーバックには天文学や地質学、海洋学の専門用語がかなり出てきますが、素人にも分かるように登場人物たちが丁寧に説明してくれているので、普段から時事英語に親しんでいる読者なら理解は十分出来ると思います。
"偽り”は何か
タイトルの”Deception”が何を指すのか最初から気になりました。NASAが絡んでいるので、さては異星人でも出てくるかと期待したのですが、やはりSFではなくスリラー・サスペンスでした。 話の舞台装置が壮大である一方でご都合主義が散見されますが、それも畳み込むようなストーリーの展開の中ですので余り気にはなりません。 最後の話の展開を楽しみにストーリーをお楽しみください。
暇つぶしに。
「The Da Vinci Code 」のあとで、これを読みました。基本的なプロットは同じで、「主人公が、思いもかけず事件に巻き込まれる」「次々と襲いかかる危険を、危機一髪ですり抜ける」「パートナーとくっつく」「犯人は味方と思っていた人物」・・・。全然ひねりがないです。出尽くしたサスペンスのパターンを、新しい小道具で目新しく仕立てただけの話。でも、英語自体は読みやすく、アメリカ政府の内情なども出てくるので、暇つぶしにはいいかも。
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カスタマーレビュー数:28
【Amazon.co.jp】
多くのサスペンスでは、何かを爆破する「ハードウェア」として、大型の銃や飛行機、軍用車両や武器などが使われる。パソコンのハードウェアに興味を持ち、武器を扱う能力よりも知的能力を備えたヒーローを好む読者に向けて、ダン・ブラウンが書き下ろしたサスペンスがこの本だ。ネットユーザーが主人公のこのスパイ小説では、善人と悪人が知的な機密をめぐって闘う。と言っても、単にシークレットフォーミュラ(秘密の方式)の隠し場所を探すなどというものではなく、もっと知的なものをめぐっての闘いだ。つまり、彼らはシークレットフォーミュラの真の意味を解釈する必要があるというわけだ。 ここで言うシークレットフォーミュラとは、新しい手段を用いた暗号化のことで、そこには国際的な権力バランスを変える力がある。読み進んでいくうちに、暗号化の技術が分かるようになるのがこの本のおもしろいところの1つで、フィクションとは言え、これを読めば、クリッパー・チップやプリティ・グッド・プライバシー(PGP)のように、実際に使われている暗号技術をめぐって繰り広げられる政治的な闘争を、より深く理解できるようになる。 ジェームズ・ボンド顔負けの、グローバルなこの作品の実際の戦場はサイバースペースで、そこで「爆弾」(新規の暗号化アルゴリズム)が炸裂する。細かく見ていけば、確かにプロットに多少の欠点はあるが、その点は、作品の巧妙さとおもしろさによって十二分に補われている。読者を飽きさせない紆余曲折、暗号化、暗号解読、そして国際政治のなかでそれらが担う役割に関する驚くべき知識がたっぷり詰めこまれているのだ。軽食を傍らに用意して、昼夜をとおして一気に読んでしまいたくなる1冊だ。(Amazon.com)
【くちコミ情報】
お勧めしません。
NSAがありとあらゆる通信を傍受して解読することの出来るテロ対策マシーンとして秘密裏に開発したTRANSLTR。その存在に憤りを感じた日本人元スタッフEnsei Tankadoは解読不可能な暗号ソフトDigital Fo t essを開発して、これを世界に公開することでTRANSLTRの無力化をはかろうとする。しかしその矢先、Tankadoがセビリヤで突然死してしまうが、果たして彼の死は誰の仕業なのか。 Dan B ownの小説を読むのは「Deception Point」「Angeles & Demons」についでこれで3冊目です。読みやすい英語でノンストップのスリラーを紡ぐ技量はこのデビュー作「Digital Fo t ess」から変わらないものだということがわかりました。 しかし、デビュー作だけにストーリー展開はかなり荒削りな印象を受けます。セビリヤの街を縦横に駆け巡ってEnsei Tankadoの死のなぞを追うDavid Becke の話は飽きさせませんでしたが、一方NSA内部の陰謀に巻き込まれていくもうひとりの主人公Susan Fletche の行動は一個の建物の中に限られてあまりスケールの大きさを感じさせないこじんまりとしたものに思われ、高揚感を味わえなかったのです。 またDan B ownの物語の構成は常に、「最初に提示される、込み入ったもっともらしい陰謀論は、物語後半で必ずくつがえされる」ことになっていることを学習してしまったので、この小説のどんでん返しは私の中では予定されたことであって、驚きを感じませんでした。 そもそもEnsei Tankadoという名前の日本人が登場するというのは白けてしまいました。 Dan B ownはわざわざこのデビュー作にまでさかのぼって読むのではなく、今後の作品に注目するほうが賢明だったかもしれません。
テーマは面白い。小説としての展開は・・・
おなじみダン・ブラウンの暗号モノ。 しかし『ダヴィンチ・コード』とは違って、暗号に込められた情報が意味を持つのではなく、 ある暗号の存在が脅かす世界を描いたストーリー。 もしも、絶対に解けない暗号が存在したら・・・? その禁断の「解」はいわば全世界を掌握する鍵であり、高額で取引されるであろう。 その「解」をばらまけば国際的な完全無法地帯が実現するのだから、強力な脅しとしても使える。 これまであらゆる暗号をいとも簡単に破り、機密情報市場の寡占状態にあった情報機関を攻撃するにはもってこいの武器だろう。 しかし、その脅迫者の当初の計画に反し、事態は思わぬ方向へ・・・。 時間との戦いの中で暗号を解かせる展開はダン・ブラウンの十八番と言ってもよいだろう。 ただ、あ〜!そういうことね!と読者にわかってから、更に長々と説明が続くのが冗長でもったいない。 お陰で「息をもつかせぬ」には程遠く、小説としての面白さは星2つというところ。 ただし情報社会に警鐘を鳴らすかのような着想と、サイバーテロ的な脅威への問題提起が面白かった。 "Quis custodiet ipsos custodes."という投げかけが重く胸に響く。 その趣旨を評価しての星3つです。
優れたエンターテインメント作品
Dan B ownの作品の中ではあまり有名ではないので、さほど期待せずに読んだが、予想をはるかに上回る面白さで、十分楽しめた。 舞台はアメリカのインターネットの情報を日夜傍受し暗号を解読する国家機関。その機関はどんな暗号でも数分で解読するスーパー暗号解読コンピュータを保有するが、そのスーパーマシンが解読できない暗号が開発され、アメリカの安全保障に重大な危機が発生し、優秀かつ美貌の数学者であり暗号解読者であるSusan Fletche が休日に呼び出されるところから始まる。 何故か彼女の恋人の大学教授がこの事件に巻き込まれスペインで大活躍するなど、ご都合主義的なところはあるが、スピーディかつ悪役と善玉が二転三転する展開はさすがであり、最後まで一気に読めた。英文も暗号に関わる若干の専門用語はあるものの平易で読みやすく、原書に気楽に挑戦したい人にもお勧めできる。
情報傍受が争点になるほど
情報傍受が争点になるほど実際にアメリカでは数々の”行為”が政府乃至は関連機関の手によって行われている。通信会社による通信履歴の提供の有無なんて話は日本では絶対に起こりそうに無い話である。すぐに非難の嵐であろう。 敵は我が陣中にあり、国内に潜む反政府組織・テロ組織の存在が、そのような問題を喚起しているのであるが、それ故に人々の情報・セキュリティーに対する感心も高いようである。 そのような堅いトピックを選択しているのではあるが、作者のプロット作成能力の高さにより、読者はぐいぐいと中身に引き込まれていく事であろう。 唯一、読者が日本人である場合、数々に日本に対する誤解・間違いに不快感を覚えるかもしれないが、それもまたアメリカ人の平均的な認識レベルを示しているにすぎないと分かって読めば、問題のあるような内容ではない思われる(私は思わず噴出しました)。
背景知識はいいかげん?
この本が書かれた1998年に読んでいたら、もっと純粋に楽しめたのかもしれない。日本語や日本文化に対する誤解は話の本筋とは直接関係ないので許すとしても、電子暗号システムやコンピューターセキュリティについてはストーリーの根幹を成すだけにその部分の無知と誤解は物語としての面白さをスポイルしてしまっている。 Da Vinci Codeが面白かったので読んでみたが、比べてみるとサスペンスのテクニックがかなり稚拙に感じる。NSAエージェントが揃いも揃ってあり得ない程ナイーブなのも鼻に付く。 専門外のことを書くのなら、もう少し勉強するなり専門家にチェックしてもらうなりして欲しい。
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¥ 1,080(税込)
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ジャンル内ランキング:27008位
カスタマーレビュー数:101
【くちコミ情報】
これはPocket Booksペーパーバック版のレビューです
スイスの欧州原子核研究機構で研究者が惨殺される。彼の胸にはある文様が焼印されていた。研究機構の所長はアメリカからsym ologistのロバート・ラングレンを強引に呼び出し、事件の背後にはキリスト教によって迫害された歴史を持つ科学者の秘密結社Illuminatiが存在すると語る。そして結社は研究機構が開発した反物質を用いてテロ活動を行おうとしている。事件解決を目指してラングレンが向かったバチカンではおりしも新しい教皇を選ぶためのコンクラーベが開かれていた…。 以前読んだ同じDan B own著の「Deception Point」とこの「Angels & Demons」には共通する要素があります。巨大な力をもった組織をめぐる壮大なミステリー、虚実ないまぜの細部と薀蓄にこだわった疑似科学、ほぼ24時間というわずかな時間に凝縮されたスピーディな物語展開、どんでん返しにつぐどんでん返し、そしてこれだけ小難しげに見える物語を問題なく理解させる平易な英語。569頁という大部の著作でありながら、一気呵成に読ませる筆力はさすがとしか言いようがありません。 荒唐無稽なエンターテインメント小説なのですが、それでもこの本がテーマとしている宗教と科学の長年に渡る相克については、考えさせられるものがあります。 このペーパーバックの378〜383頁で、科学によって人類が見失ってしまった畏怖や畏敬の念といったものについて登場人物のひとりcame lengoが独白していますが、熱心な宗教信者ではない私であっても、この彼の言葉には大きく胸ゆすぶられる思いをしました。 本書を興味深く読んだ人には渡辺正雄「科学者とキリスト教」(講談社ブルーバックス/1987年)がお勧めです。 ガリレオなど科学者がこの世界や宇宙の中に神の存在を感じ取る意図を持って研究を進めていたことがよく分かる書です。
“A hundred thousand miracles are happening every day” (Flower Drum Song)
Ro e t Langdon a Ha va d sym ologist is woken in the middle of the night y a phone call that is going to change his life. This phone call may also change ou lives. Dan B own weaves many sto y th eads in to a tapest y of int igue. The sto y takes place ove a 24-hou pe iod. A positive thing a out this tale is that it is told in a linea fashion with ve y few flash acks except when it is necessa y fo a ack sto y. In this sto y he t eats Ro e t Langdon’s cha acte like Langdon is not awa e of many, well known technical items and theo ies; this may e t ue of Ro e t Langdon, ut Dan B own also i itatingly t eats us like we don't know these things! On the su face, we a e t eated to a “who did it” and “will we get the e in time” sto y. Howeve , we a e also conf onted with science ve sus eligion. Is science and eligion like oil and wate o is science and eligion just two of the facets of God?
いろんな読み方を楽しめます。もちろん面白いしためになるし。
ダビンチ・コードが面白かったので、同じ著者の別の本を読んでみた。 多分世界中の人がこの順で読んだでしょう。 驚いたことに、ダビンチ・コードとまったく同じ構成で、パーツだけ違う感じ。 こちらの方が切り返しが多く、それまで作られてきた人物像がひっくり返るのは痛快だけど、ちょっと遊ばれすぎてる気持ちにもなる。 切れ味はダビンチ・コードより若干鈍く、長さをちょっとだけ感じさせられてしまいました。やっぱり続編は一枚落ちるなあと思いましたが、訳者あとがきを読んだところ、こちらのほうが先に書かれていたとのこと。 著者がこの2冊の間で成長したということなのでしょう。 ダビンチ・コードで出版社を移ってブレイクらしいので、ちょっとだけオトナの事情を感じてみたり。 初めから出てくる反物質とか、設定にあちこちちょっとずつ無理があるように思うけど、おもしろいという意味では、とても面白い。 あと、ベルニーニという芸術家を知らなかったのだけど、ネットで写真を見るだけでも、ちょっと驚くような彫刻を作る人だった様子。絵も描き建築もこなし、彫刻も作り、あの時代の巨人の一人なのでしょう。いつか観に行きたいと思う。 巻末に謝辞があるのだが、これは本当だろうか。これだけ謎掛け大好きな著者のことだから、きっとこの謝辞にもトリックがあるんじゃないかと思うのだが。
「科学は神を冒涜する存在か」という、禁断の、そして永遠のテーマに迫る作品。
数世紀前、その力を脅威と見たカトリック教会の手により滅亡に追い込まれたはずの科学集団Illuminati。 現代のヴァチカンを舞台に、法皇亡き後のカトリック教会の混沌を嘲笑うかのように次々と殺害されていく4人の枢機卿。 そして法皇自身の死にさえ、かけられる疑い。 背筋も凍るこれらの仕打ちは、果たしてIlluminatiの末裔による復讐なのか・・・?。 終末の時が迫る危機感。 恐ろしいほどに深い信仰の力。 そしてあまりにも人間的な、悲しい結末。 遺体に残された刻印のsymmmet yは鳥肌モノ。 途中、少々説明のくどい部分が目立つのがやや残念。
ダビンチよりいい
ダビンチコードで一躍有名になったダンブラウンの、しかも同じラングドン教授が出てくる作品ということで手にとってみた。文体、英語のレベル、などはダビンチと同じ。つまり実に読みやすく、映画化したらどんな場面になるかが簡単に想像がつくということ。さて、内容としてはダヴィンチより断然面白かった。なんといってもテンポが速い。朝早くにボストンからスイスへ連れ出され、そこで6時間以内にバチカンが反物質で爆破されるということを聞かされる(爆破時間は午前零時)。しかも犯人グループから午後8時から一時間ごとに4人の人質を一人ずつ殺していくという声明も届けられ、主人公たちは爆破と殺人を防ごうと苦心する・・・というもの。つまり全事件が一日のうちに(その大部分は8時から12時まで)に起こるのだ。ある意味ドラマ「24」的で、このテンポは読んでいて心地よいものがあった(もっとも構成はかなり荒いが、そこはエンターテイメントと目をつぶろう)。事件の後でも最後の最後までどんでん返しが待っており、ラスト数十ページが尻すぼみだったダビンチとは大違い。簡単に読めて、楽しめるエンターテイメントを探しているならこれを薦める。
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¥ 805(税込)
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ジャンル内ランキング:626位
カスタマーレビュー数:424
【Amazon.co.jp】
ダン・ブラウンは本書『The Da Vinci Code』で、世界を舞台にした殺人ミステリーの醍醐味と、2000年に及ぶ西洋史から選り抜いた魅惑的な謎の数々とを組み合わせた、知的で明快なスリラーを見事に創造した。 閉館後の静寂に包まれたルーブル美術館で起きた殺人事件をきっかけに、明るみに出た不吉な筋書き。それは、キリストの時代以来、ある秘密結社により守られてきたベールをはがすものだった。殺人の被害者は、古くから連綿と続くその秘密結社の総長。彼は死の直前、不気味な暗号を犯行現場に残していた。その暗号を解くことができるのは、被害者の孫娘で著名な暗号解読者でもあるソフィー・ヌヴーと、高名な象徴学者のロバート・ラングドンのみ。ふたりは事件の容疑者となる一方で、ヌヴーの祖父の殺人事件のみならず、彼が守り続けてきた、古くから伝わる驚くべき秘密の謎をも調べ始める。警察当局と危険な競争者の追跡を間一髪ですり抜けながら、ヌヴーとラングドンは謎に導かれるまま、息つく間もなくフランスとイギリスを、そして歴史そのものを駆けめぐる。前作『Angels and Demons』(邦題『天使と悪魔』)に続く本書は、ページを繰る手が止まらないスリラー作品に仕上がっていると同時に、西洋史の驚くべき解釈をも披露している。主人公のふたりは、モナリザの微笑みの意味から聖杯の秘密にいたるまで、西洋文化の大いなる謎をめぐる知的かつ魅力的な探索に乗り出す。ブラウンの解釈の真偽に難癖をつける向きもあるかもしれないが、その推測のなかにこそ、本書のおもしろさがあるのだ。思わず引き込まれる『The Da Vinci Code』は、豊かな思考の糧となる1冊だ。(Jeremy Pugh, Amazon.com)
【くちコミ情報】
映画よりずっとオモシロい
歴史をまたいだスケールの大きさ、取り扱う題材の中身からして推理小説の中でもはやり「名作」といえるのではないでしょうか。本で読んだ方が、映画よりずっとオモシロいとおもいます。読んでいてリアルに想像でき、鳥肌がたつのも、書き方が素晴らしいからでしょう。作者は学者家系でもあり、論旨がしっかりしているから、読者も引き込まれるし、史実にも突っ込みどころがない。(奥さんのお陰??でもあるかも)天才ダビンチにまんまとはめられた?!今日の人類・・・、完服するしかありません。フィクションとはいえ、歴史小説のようにリアルで生々しい。所で、本書のようなものを書かれたダン・ブラウン氏、危険な目にあったりしないでしょうか。心配です。
おもしろい。
キリスト教の、それはもう驚くべき秘密が満載で、かつエンターテイメントとしても十分に楽しめる。謎解きに次ぐ謎解き。はらはらどきどき。そしてこれだけの分量をあっというまに読ませてしまう筆力。なんといってもたった2日の出来事なのですから。 いつかこのようなエンターテイメントとしても知的好奇心という意味でも面白い本を書けたらいいなあと思う。 あとがきの荒俣氏もちょっとおもしろい
参考文献を調べるのには原書は必須
さまざまな固有名詞を調べる際に、原書があると綴りがわかるので手元に置くと良い。 そういう意味で、英語が読めない人でも購入する価値があると思います。
I couldn't put this book down
I couldn't put this ook down. Eve y page was an education and the details and desc iption flowed thick and fast. As a convent educated female, I saw the catholic system up close and emained an athiest th oughout. I was int igued and delighted y some of the theo ies which only went to suppo t much of what I suspected all along ut without the education to suppo t it. That aside, t uth o fiction it was ve y compelleing and I couldn't put it down, although it's BOUND to upset anyone with a eligious ent as it questions the foundations of ch istianity - which is fine y me! I liked the ef eshing way that it challenges the fixed conceptions and offe s diffe ent scena ios as to how things came to e, which a e eve y it as likely as what we a e fed as the t uth in daily life!! I'd also ecommend eading the mesme ising and highly evocative novel The Fates y Tino Geo giou.
I couldn't put this book down.
I couldn't put this ook down. Eve y page was an education and the details and desc iption flowed thick and fast. As a convent educated female, I saw the catholic system up close and emained an athiest th oughout. I was int igued and delighted y some of the theo ies which only went to suppo t much of what I suspected all along ut without the education to suppo t it. That aside, t uth o fiction it was ve y compelleing and I couldn't put it down, although it's BOUND to upset anyone with a eligious ent as it questions the foundations of ch istianity - which is fine y me! I liked the ef eshing way that it challenges the fixed conceptions and offe s diffe ent scena ios as to how things came to e, which a e eve y it as likely as what we a e fed as the t uth in daily life!! I'd also ecommend eading the mesme ising and highly evocative novel The Fates y Tino Geo giou.
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| The Guide to Dan Brown's The Solomon Key
Greg Taylor
¥ 1,507(税込)
¥ 1,777(税込)
間もなく入荷します。ご注文はお早めに。商品はご注文いただいた順番にお届けします。
ジャンル内ランキング:126569位
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おすすめ度
| Dan Brown Boxed Set
Dan Brown
¥ 2,999(税込)
¥ 6,539(税込)
ジャンル内ランキング:85215位
カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
Opinion
To this day, I still cannot elieve how quickly and easily I fell into these novels. I'm usually a ve y difficult c itic when it comes to contempo a y lite atu e, ut I could not put B own's ooks down. Many nights, I would ecome so envolved in these sto y that I would look at the clock and it was 2:00 in the mo ning! They a e an intelligent g oup of ooks that anyone would e a le to ead.
Opinion
Dan B own has p oven to e one of the top w ite s in the suspense-th ille gen e. The o iginality of his plots, his amazingly accu ate esea ch, and his a ility to catch the eade 's inte est f om the get-go and hold it until the last wo d in the last sentence of the last page, make him an exceptional autho . Plus, afte completing each of Dan B own's ooks, the eade usually comes away f om the expe ience having lea ned much mo e than a sto yline. 試み t y Tino Geo giou 極度 小説 The Fates. - couldn't put it down.
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