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おすすめ度
【関連のオススメ商品】
| 刑事 [DVD]
C.E.ガッタ
(原著)
¥ 2,625(税込)
¥ 9,800(税込)
ジャンル内ランキング:86876位
カスタマーレビュー数:6
【Amazon.co.jp】
ローマの古びたアパートに強盗が入り、イングラヴァロ警部(ピエトロ・ジェルミ)らがその捜査に乗り込む。一人暮らしの被害者はなぜか非協力的で、警部は女中アッスンダ(クラウディア・カルディナーレ)の婚約者ディオメデ(ニーノ・カステルヌーボ)を取り調べるが、やがて隣室の夫人が何者かに殺害される…。 戦後イタリア映画界の名匠ピエトロ・ジェルミ監督が、主演も兼ねて贈るヒューマン・サスペンス映画の名作。ローマの市井がネオ・レアリズモ的なタッチで実にきめ細やかに描かれており、その意味では『鉄道員』など彼が得意とする小市民劇と見事に呼応している。ミステリとして観ると拍子抜けしてしまうが、俳優ジェレミの渋い警部ぶりなど、味のある人間ドラマとして接するべし。(的田也寸志)
【くちコミ情報】
刑事DVD
古き良きイタリア映画です。クラウディア・カルディナーレが良いなあ。
その淡々とした悲しさにひどく感動したイタリア映画の大傑作
小学生のときに観た。 タイトルを直訳すると映画のネタバレになってしまうのを『刑事』と訳した当時の配給会社は本当に偉かった。この映画のもっとも面白いところは刑事の生き様を描いている所だからである。 何人も刑事が出てくる。太っちょで腹にちょんと乗っかるような短いネクタイをしている刑事サロ。皆が長いネクタイをしているのに、お洒落とは思えない彼がちゃんとネクタイで自己主張している。イタリア人だなぁ。彼は「ゴッドファーザー(1972)」にヴィテリ役で出ていた。 捜査の途中で協力してくれた女の子に電話番号を聞く刑事。イタリア人だなぁ。 主人公の刑事イングラヴァーロ(推定45歳のピエトロ・ジェルミ)は独身。仕事が忙しくて結婚できなかったのだろう。捜査の合間に警察から恋人らしき女性に電話をかける。画面の時計は夜の九時近く。約束をつけようとして電話をかけたが、捜査の情報が入り電話を切る。何度か恋人に電話するシーンが出てくるが、結局彼女は一度も画面に登場しない。自分の幸せを随分犠牲にしている男の姿が悲しい。 捜査の途中に何度も電話が使われるが、しょっちゅう繋がらない。交換手と警察の上司が混線して誰を相手に喋っているのか分からなくなるシーンはイタリアらしくて笑える。 犯人は最後までまったく想像がつかない。というより、決定的に怪しいと刑事が睨んだ人物は犯人では無かった。悪党はそこにいるのに、悪党は犯人ではなく、刑事が「この娘はいい子だ」と思った娘を悲しませる結末となる。イングラヴァーロ刑事はそれが悲しく、犯人を連行する車中でサングラスをかける。恋人の名を叫びながらその車を追うクラウディア・カルディナーレ。アリダ・チェリの歌う切ない「死ぬほど愛して」が流れる。名ラストシーンだ。 子供のとき観て、その淡々とした悲しさにひどく感動した。主題歌のレコードも買った。心に沁みる、何十年もその哀愁が忘れられない、大傑作だと思う。
こんな刑事では困る
公開されたときは主題歌もふくめて評判になった。しかし、こんにちの眼からすると、疑問の多い作品だ。 高級アパートで金持ちの夫人が殺された。ピエトロ・ジェルミ警部はその夫やいとこに疑いをかけて追求する。しかし、それは状況証拠すらなく、警部の勝手な推測に基づくものだった。執拗な尾行や尋問で相手を追いつめて、理由もないのに暴力さへふるう。 その過程でスキャンダラスな人間模様がうかびあがってくる、という寸法だが、これはまったく余計なことだった。当時はこんな乱暴な捜査が許されたのかもしれないが、作品の品位を下げただけ。 警部が真犯人がだれなのか気がつくのは、最後になって、見落としていた小さな事実からだった。
こんな刑事では困る
公開されたとき評判になった。のちに大女優になったクラウディア・カルディナーレが20歳のときの作品である。音楽も話題になった。ただこんにちの眼からすると、疑問の多い映画だとおもう。 高級アパートで金持ちの夫人が殺された。ピエトロ・ジェルミ警部はその夫やいとこに疑いをかけて追求する。しかし、それは状況証拠すらなく、警部の推測に基づくものだった。執拗な尾行や尋問で相手を追いつめて、理由もないのに暴力もふるう。 当時はこんなめちゃくちゃな捜査が許されたのだろうか。そして、スキャンダラスな人間模様がうかびあがってくるという寸法ではあるが、殺人事件の捜査とは関係ない。これはまったく余計なことだった。
シブいシブい! イタリア製刑事もの
(単に日本に紹介されていないだけかもしれませんが)イタリア製の刑事物って珍しいと思いませんか? 監督は庶民派ピエトロ・ジェルミ。彼の作品って、あの名作“鉄道員”一本しか観たことがなかったのですが、刑事ものまで自作自演してしまうとは。でも、自分の才を衒うことなく、重厚で見応えのあるドラマを展開していくところはやっぱりエラい。 p 製作されたのは1959年。日本ではちょうど松本清張氏の社会派推理小説が全盛を極めていた時代ですが、同じ時期にイタリアでまさにそれを地でいくような映画が作られていたとは驚きです。 役者たちもみんな味があっていいのですが、やっぱり最高なのがクラウディア・カルディナーレ。本来ネアカな人とお見受けしますが、映画では、情熱を内に秘めて、ぐっと耐え忍ぶ役(まるで日本女性)がバッチリ決まっていました。あのらんらんと輝く瞳はちょっとキツ過ぎる、と思う方も居られるでしょうが、この作品のように脚本がしっかりしていると気にならないと思います。 p 余談ですが、イタリア映画では登場人物が相手を平手で思いっきりブッ叩くシーンがよく見られます(結構それを見るのが楽しみなんです)。この作品でもずいぶんとまた小気味よいブッ叩きが見られました。
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おすすめ度
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C.E.ガッタ
(原著)
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(脚本)
¥ 1,575(税込)
(税込)
ジャンル内ランキング:56225位
カスタマーレビュー数:6
【Amazon.co.jp】
ローマの古びたアパートに強盗が入り、イングラヴァロ警部(ピエトロ・ジェルミ)らがその捜査に乗り込む。一人暮らしの被害者はなぜか非協力的で、警部は女中アッスンダ(クラウディア・カルディナーレ)の婚約者ディオメデ(ニーノ・カステルヌーボ)を取り調べるが、やがて隣室の夫人が何者かに殺害される…。 戦後イタリア映画界の名匠ピエトロ・ジェルミ監督が、主演も兼ねて贈るヒューマン・サスペンス映画の名作。ローマの市井がネオ・レアリズモ的なタッチで実にきめ細やかに描かれており、その意味では『鉄道員』など彼が得意とする小市民劇と見事に呼応している。ミステリとして観ると拍子抜けしてしまうが、俳優ジェレミの渋い警部ぶりなど、味のある人間ドラマとして接するべし。(的田也寸志)
【くちコミ情報】
刑事DVD
古き良きイタリア映画です。クラウディア・カルディナーレが良いなあ。
その淡々とした悲しさにひどく感動したイタリア映画の大傑作
小学生のときに観た。 タイトルを直訳すると映画のネタバレになってしまうのを『刑事』と訳した当時の配給会社は本当に偉かった。この映画のもっとも面白いところは刑事の生き様を描いている所だからである。 何人も刑事が出てくる。太っちょで腹にちょんと乗っかるような短いネクタイをしている刑事サロ。皆が長いネクタイをしているのに、お洒落とは思えない彼がちゃんとネクタイで自己主張している。イタリア人だなぁ。彼は「ゴッドファーザー(1972)」にヴィテリ役で出ていた。 捜査の途中で協力してくれた女の子に電話番号を聞く刑事。イタリア人だなぁ。 主人公の刑事イングラヴァーロ(推定45歳のピエトロ・ジェルミ)は独身。仕事が忙しくて結婚できなかったのだろう。捜査の合間に警察から恋人らしき女性に電話をかける。画面の時計は夜の九時近く。約束をつけようとして電話をかけたが、捜査の情報が入り電話を切る。何度か恋人に電話するシーンが出てくるが、結局彼女は一度も画面に登場しない。自分の幸せを随分犠牲にしている男の姿が悲しい。 捜査の途中に何度も電話が使われるが、しょっちゅう繋がらない。交換手と警察の上司が混線して誰を相手に喋っているのか分からなくなるシーンはイタリアらしくて笑える。 犯人は最後までまったく想像がつかない。というより、決定的に怪しいと刑事が睨んだ人物は犯人では無かった。悪党はそこにいるのに、悪党は犯人ではなく、刑事が「この娘はいい子だ」と思った娘を悲しませる結末となる。イングラヴァーロ刑事はそれが悲しく、犯人を連行する車中でサングラスをかける。恋人の名を叫びながらその車を追うクラウディア・カルディナーレ。アリダ・チェリの歌う切ない「死ぬほど愛して」が流れる。名ラストシーンだ。 子供のとき観て、その淡々とした悲しさにひどく感動した。主題歌のレコードも買った。心に沁みる、何十年もその哀愁が忘れられない、大傑作だと思う。
こんな刑事では困る
公開されたときは主題歌もふくめて評判になった。しかし、こんにちの眼からすると、疑問の多い作品だ。 高級アパートで金持ちの夫人が殺された。ピエトロ・ジェルミ警部はその夫やいとこに疑いをかけて追求する。しかし、それは状況証拠すらなく、警部の勝手な推測に基づくものだった。執拗な尾行や尋問で相手を追いつめて、理由もないのに暴力さへふるう。 その過程でスキャンダラスな人間模様がうかびあがってくる、という寸法だが、これはまったく余計なことだった。当時はこんな乱暴な捜査が許されたのかもしれないが、作品の品位を下げただけ。 警部が真犯人がだれなのか気がつくのは、最後になって、見落としていた小さな事実からだった。
こんな刑事では困る
公開されたとき評判になった。のちに大女優になったクラウディア・カルディナーレが20歳のときの作品である。音楽も話題になった。ただこんにちの眼からすると、疑問の多い映画だとおもう。 高級アパートで金持ちの夫人が殺された。ピエトロ・ジェルミ警部はその夫やいとこに疑いをかけて追求する。しかし、それは状況証拠すらなく、警部の推測に基づくものだった。執拗な尾行や尋問で相手を追いつめて、理由もないのに暴力もふるう。 当時はこんなめちゃくちゃな捜査が許されたのだろうか。そして、スキャンダラスな人間模様がうかびあがってくるという寸法ではあるが、殺人事件の捜査とは関係ない。これはまったく余計なことだった。
シブいシブい! イタリア製刑事もの
(単に日本に紹介されていないだけかもしれませんが)イタリア製の刑事物って珍しいと思いませんか? 監督は庶民派ピエトロ・ジェルミ。彼の作品って、あの名作“鉄道員”一本しか観たことがなかったのですが、刑事ものまで自作自演してしまうとは。でも、自分の才を衒うことなく、重厚で見応えのあるドラマを展開していくところはやっぱりエラい。 p 製作されたのは1959年。日本ではちょうど松本清張氏の社会派推理小説が全盛を極めていた時代ですが、同じ時期にイタリアでまさにそれを地でいくような映画が作られていたとは驚きです。 役者たちもみんな味があっていいのですが、やっぱり最高なのがクラウディア・カルディナーレ。本来ネアカな人とお見受けしますが、映画では、情熱を内に秘めて、ぐっと耐え忍ぶ役(まるで日本女性)がバッチリ決まっていました。あのらんらんと輝く瞳はちょっとキツ過ぎる、と思う方も居られるでしょうが、この作品のように脚本がしっかりしていると気にならないと思います。 p 余談ですが、イタリア映画では登場人物が相手を平手で思いっきりブッ叩くシーンがよく見られます(結構それを見るのが楽しみなんです)。この作品でもずいぶんとまた小気味よいブッ叩きが見られました。
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