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「なんでも代行屋」を営む中年男のもとに、ある日「東京の流行の場所を案内してほしい」と謎めいた美女が訪ねてくる。彼はいぶかしがりながらも1日ガイドを務める。仕事後電話に吹きこまれた伝言から、翌日再び女のホテルへと出向くと、そこには血まみれの男の死体が残されていた。 薄幸な女とその女に魅せられ堕ちていく男の哀しい愛の形を描いた、石井隆監督おなじみ「名美と村木」の物語だ。「名美」のイメージにぴったりな余貴美子を始め、「村木」の竹中直人、酷薄なヤクザの根津甚八、獣じみた凶暴さが強烈な椎名桔平と、なによりその絶妙なキャスティングに目を見はる。留守番電話やドライアイスなど小道具の生かし方も心憎いばかりだし、透明な荒涼感漂うくすんだ色調の映像がゾクゾクさせられるほどなまめかしい逸品だ。(武内 誠)
【くちコミ情報】
お化けだったと?
なんで死んだ女が?お化けになって会いにきた?じゃいつ死んだ? 世界に誇る珍作であろう
雨を描くということ
雨を描くということは、なかなか難しいようだ。 黒澤明は、「七人の侍」で墨を混ぜた雨を降らせたという。 リドリー・スコットは、「ブレードランナー」で近未来の酸性雨を見事に表現した。 石井隆は、劇画と同様に、ネオンに煙るじっととした雨を描けるような稀有の監督である。 それにしても港で車が河口にダイビングし、車に乗った紅次郎が名美を救い出すシーン。 このために竹中直人と余貴美子はダイビングスクールに通ったらしい。そのあとの コンクリート管の上を跳ねて消える名美の姿と合わせ、日本映画史に残るシーンだと思う。 若い椎名桔平の切れ味も良い。 最近すっかり丸くなった根津甚八の唐十郎作品「任侠外伝 玄海灘」の頃を思い出させた。
刹那的
美しすぎる余貴美子に釘付け。 オンナからみても、その美しさと色気にゾクっとする。 椎名桔平のキレっぷりが危うくていい。 乱暴なストーリー展開だけど、 目を離せない、危うくて。 刹那的ってこういうことを指すのだろうか。
愛を感じる
名美(余貴美子)に対する愛を、映画全体から感じることができる。 背景も音楽も役者もどっぷり作品に溶け込んで、それが心地よい。 映画が好きな人のための作品か。 女の視点から見ればまったくもって救われない話だが、これが男のロマンか? 根津はとんでもなくかっこいいし、椎名のキレ具合も最高。 余貴美子もこの作品から特に好きになりました。 竹中もいいのだけれど、個人的に田口トモロヲ、気になりました。 結構いい演技してますよ。
余貴美子、最高!
名美を演じる余貴美子がとにかく素晴らしい。竹中も椎名も根津の演技もいいのだけれど、この映画は余貴美子のための映画です。
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【くちコミ情報】
賢治と星を愛する人へ
この映画は宮沢賢治生誕100年を記念して作られた作品です。 その賢治を緒形直人さんが演じているのですが、彼がもう文句なしに賢治役にハマっています。本物の賢治がそこにいるみたいに感じました。 父親との確執、保阪嘉内、藤原嘉藤治との友情、妹トシへの深い愛情など、一つ一つのシーンが大事に描かれていて、役者陣が良い芝居をしているので、涙を誘います。渡哲也さんが良い芝居してます。 後半に斉藤由貴さん演じる高瀬露が賢治を慕って押しかけ女房みたいにやってくるのですが、彼女の芝居が何気に面白いです(笑) こんなに賢治の生涯を愛情深く、真摯に作っている作品はこの映画をおいて他はないって言えるくらい、素晴らしい映画だと思う。終盤は涙なしには観られなかった。 賢治と星を愛する人に観てほしいし、これから賢治を知りたい人、星に興味を持った人にもこの作品はおすすめです。
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石井隆
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『GONIN』などで知られる石井隆が監督した、和製『ニキータ』とも言うべきレディ・アクション。だがそこには石井がこだわりを持つ、男たちの手で人生を変えられた女の哀しくもしぶとい生き様が濃厚に描かれている。 暴力団の内部抗争に巻き込まれ、6歳の時に目の前で親を殺された少女・一光(葉月里緒菜)は、若頭の安田(飯島大介)と“黒の天使”と呼ばれた女ヒットマン・魔世(高島礼子)の手でアメリカに逃亡する。成長した一光はもうひとりの“黒の天使”として、復讐に燃えながら日本に舞い戻る。一光の父の跡目を継いだ元幹部の野木(根津甚八)は、今や黒社会を牛耳っていた。一光を愕然とさせたのは、義理の姉・千明(小野みゆき)が彼の愛人に収まっていたこと。そして憧れの女性・魔世が麻薬漬けにされ、野木の情婦に堕ちていたことだった。アクション映画に挑戦した葉月のリベンジ・ウーマンぶりもさることながら、彼女が憧れる元祖“黒の天使”高島礼子が、大人の女の色香を漂わせる。(斉藤守彦)
【くちコミ情報】
日本映画の限界
石井監督のアクション映画はGONINシリーズが最高峰で、黒の天使や夜がまた来るは日本映画の悪い点(低予算、退屈さ)がモロに出てます。もし十分な予算があれば本作のアクションはもっと面白かったのではないでしょうか。ストーリーは一回観ただけでは全くわかりませんが二回観る気にはなりません。出演女優のギャラが高かったんだろうなーと思います。本作も含め日本映画の女優のアクションはやらされてる感がありありです。
この映画は俳優を観る為だけの映画。
一言で言えば、脚本と演出はフランス映画風のヤクザ映画。それ以上でもそれ以下でもない。黒を基調にした色調の映像に、中華風・ラテン風・アラビア風と様々なBGMで、ダーティーな世界観を創り上げています。脚本は深みが無いです。しかも、前知識が無いと何の話なのかがまるで分かりません。美しい映像のパーツを組み合わせて創られた、最近の日本映画の悪い所を集めたみたいな映画になってしまいました。 葉月里緒菜さんと高島礼子さんと根津甚八さんの凄味の有る存在感に、圧倒されてしまいました。葉月里緒菜さんが事有る事に叫び捲るのですが、圧倒的な存在感が有って格好良かったです。一光とジルがホテルで無意味に踊るシーンが一番の見せ場?椎名桔平さん目当てでレンタルしましたが、格好良かったのですが、出番が少なくてがっかりしました。この映画は俳優を観る為だけの映画、と言えそうです。
この作品で、得をしたのは・・・
椎名きっぺいさん、切れてますね。 「レオン」の『ゲイリー・オールドマン』みたいだった。 ストーリーには関係のない、無駄な独り言、とでも、いおうか、 悪役としてのキャラクターが、オモシロい。 p 監督、石井さんのアイディアなのか、 撮影の佐藤さんのアイディアなのか、 わからないけども、カメラアングルいいですね。 フランス映画みたい。 p 映像的に、期待できました。 p ヤクザが待ち時間に、川原でボールを蹴ってるシーンなんかは リアリティーを感じました。 p 葉月さんと高島さんは、これが女優根性、とばかりに 過激なシーンを見せてくれます。 p あんまり、ヤクザものの映画は、好きではないですけど、 面白かった。
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イタリアで、美術絵画の修復師の修行中の順正は、この地でかつての恋人あおいに再会する。彼女とやり直したいと願う彼だが、あおいには裕福な恋人と打ち込める仕事があり、彼の入る余地はなかった。そんなときアトリエで事件が起こる…。 辻仁成と江國香織が、ひとつの恋愛を男女それぞれの視点でつづった原作を、TVドラマ界の人気監督・中江巧が演出。竹野内豊、ケリー・チャンという美男美女の主演、フィレンツェ、ミラノのロケなど、美にこだわったビジュアルが、悲恋を大いに盛りあげる。竹野内があおいとの過去、アトリエでの事件などに苦悩する主人公を表情豊かに演じている。また順正の恋人を演じた篠原涼子が、彼への熱い思いをほとばしらせる熱演を見せており、一見の価値ありだ。(斎藤 香)
【くちコミ情報】
原作を越えたラスト
「原作を越えたラスト」と、原作者の辻さんもおっしゃっていましたが、私も同感です。 あの終わり方は本当によかったと思います。 キャスティングも完璧。 順正もあおいもマーヴも芽美もイメージ通り。 風景も曲も、なにもかもがすばらしいです。 何度でも見たい映画。 せつないけど、夢を与えてくれる作品だと思います。 私はまだこれを越える恋愛映画には出逢えていません。
こんな駄作映画は他にはありません!
エンヤに釣られて跳びついて観たのですが、 話が全然面白くなくてがっかりしました。 音楽が他の人だったらいとも簡単に無視できたのに。 エンヤの曲はフィレンツェの風景と合うだけで、セクシーさがなさ過ぎます。 あれにはもっとふさわしい音楽があったはずです。(例えばサラ・ブライトマンとかリチャード・クレーダーマン、あるいは"冬ソナ"風の物など) こんな映画早く廃盤になって欲しいです。 エンヤはこんな平坦なラブストーリーではなく、芸術や文化を主体とした作品に使ったほうが効果的です。 ところで、"Fo Love s"はもう廃盤です。
映像も音楽も素晴らしい
小説は見ていませんが、映画を見て美しい作品!と思ったのが最初の印象です。主役の竹之内豊、ケリー・チャンはグラビアの様な美しさ。そしてフィレンチェの風景に流れるエンヤの歌とBGMの美しさは特筆物。(サントラ版もお勧めです) そして、楽しいのはユースケ・サンタマリアと篠原涼子、中江監督のコメンタリー。何度聞いても笑えます。この中でユースケが「今度俺と涼子ちゃん主演で映画撮った方がいいよな」と言っていたけれど、見てみたい気がします。
ガラス細工のような恋愛
絵画を切り取ったようなミラノ、フィレンツェの美しい景色、エンヤの透明感のある歌声、竹野内豊のアドニスのような繊細な美青年ぶり、くっきりした目元が印象的なケリー・チャンの個性的な美しさがいとてもいいと思います。傷ついて別れた二人のガラス細工のようなもろさ、心は寄り添っているのに言いたい事が言えない、とても素敵な10年愛だと思います。
純粋にいい映画だと思います
私は2冊の小説を読んでから見たのですが、小説とは別な感覚で楽しむことができました。賛否両論はあると思うけど、クライマックスは純粋に感動しました。フィレンツェ、ミラノ、また行きたくなりました。
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【くちコミ情報】
古典怪談の再発見
自由な脚色で日本古来の怪談を表現した意欲作TVシリーズ。 まさか四谷怪談を正味50分で再現するとは思わなかった。 しかも、怖いというよりも「美しい」という感想がまず最初に 来るような映像化は初めてではないだろうか。 p 原作の設定とはかなり異なっている点もあるが、四谷怪談に しろ、雨月物語にしろ、美しくそして切ない物語として非常に p 綺麗にまとまっている。菅野美穂や富田靖子の迫真の演技が すばらしい。 (と言うか、雨月物語での富田靖子の笑顔がすごく怖いです……) 狂言回し役の竹中直人も、いつもどおり強烈な個性で楽しませて くれる。 p 時代劇ファンだけでなく、万人に見てもらいたい逸品。
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【くちコミ情報】
洗練されたやくざ映画というかんじでした
歌舞伎町という小さい街で生きていく運命というしがらみから逃れられない男と、自分の人生に必死で抵抗していく女が結ばれるというのは傷をなめあうだけの関係なのだろうか?と高をくくって見ていましたが、良い意味で期待を裏切られました。 p ふたりの心理描写が丁寧に描かれており、逃れられない運命に身を委ねざるを得ないふたりの姿が切なくて仕方がありません。 胸にぽっかり穴が開いてしまったかのような金城さんの演技が素晴らしかったと思います。
大人向けです
金城武さんってタッパもあってかっこいいんだけど、笑顔のない役だと冷たい感じですね。山本未来さんにもう少し華がほしかった・・・
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【くちコミ情報】
“恋”の最高の姿を描いた作品。
小説を読んで思い描いてたストーリーがそのまま映像となっていたので、とても感動できる作品でした☆ これほどまでにキレイな恋をしてみたい、運命の人って本当にいるんだ、と思える内容。 10年前に軽い気持ちで約束した事を恋人関係が終わってからもお互い忘れず、再会を果たした2人。ヒドイ別れ方をしたにも関わらず。 映画の中で忘れられない言葉がある・・・ 「奇跡なんてそうそう起こるもんじゃない 僕達の奇跡は君が一人で待っていてくれた事だ」
大好きな作品
普段はラブロマンス映画はほとんど見ない、というか苦手なんですが、この映画だけは何度も見直しています。 それなりに年齢を重ね、人間の光と影両方の面を知っていくにつれて、若い頃の瑞々しい気持ちで恋愛出来なくなってしまったのですが。この映画を見ると、もう一度誰かを心の底から好きになりたい、という気持ちになります。僕は小説よりも映画の方が好きです。
冷静と情熱の間には人間味があるのではないだろうか?
私はこの映画を見てから、原作の2冊を読みました。賛否両論で真っ二つに意見が別れているようですが、私は映画化してくれて良かったなぁ〜と思える作品でした。ちなみに小説から映画になった作品で、「ダビンチコード」は駄作、「東京タワー」は綺麗な出来だと思っています。 ストーリーは原作とところどころ違いますが脇役にも複雑さと人間味があり、心を惹きつける物語だと想います。それに、「本当に好きな人を心に残したまま別の人と一緒に過ごすこと」や「余りにも素直になれなさすぎる二人」について、見る人によって色々な解釈があると想います。それもまた面白いのではないでしょうか? ただ2時間という時間が短すぎて、まとまり過ぎと言うか省き過ぎな感はあります。 映像に関しては100点中120点をつけてもいいくらい美しい出来だと想います。私はイタリアに行ったことがなく一度行ってみたいと思ってましたが、尚更行きたくなる位街並みを綺麗に映していると思います。またケリーチャンと竹野内豊がこの映画に良く合っているな〜と思います。音楽も良く惹き立てていて、「美しい映画」と言えるのではないでしょうか?
詩情をそそるもの
いい映画だった。 遠い昔、わたしも行ったことのある町フィレンツェ。 当時学生時代でリュックを背負って、きたないジーパンを履いて美術館ばかりを廻っていた。 ウフィツィ美術館にも行った。 ドゥーモに上れる事も知らなかった。 なんときれいな町並みなのだろう。 色彩統制されている。 みなが、自分をアピールするのではなく、 この町を愛しているからこそできることだと思う。 この映画を見て・・・ また行きたくなった。 ^^
”冷静”と”情熱”の間 そこには何が・・・心が安らぎます!
■結論:『これはすっごくイイ!!』 映画に関する賛否両論はあるかもしれませんが、少なくとも映画で流れていた音楽はすばらしい! アイルランド出身の歌姫『エンヤ』の挿入曲も素晴らしいですが、何といっても映画のタイトルでもある”冷静と情熱のあいだ”(そうです!あのチェロ青年が弾いていたなんとも心に残る素晴らしい曲です!)という曲は音量をMAXにして聞いています! まだ映画を見ていない人はまずはこのDVDを見てそこに流れている音楽の雰囲気に浸った方がよいでしょう。 海外に留学経験のある方はその時の雰囲気を思い出しながらこの音楽を楽しめばそれぞれの思い出の場面に最適なバックグラウンドとして思い出が鮮明にフラッシュバックすることでしょう。 学生時代の青く苦酸っぱいシーンも微笑ましいです。 お酒を飲みながら「素晴らしかった異国の人々とのふれあい、出会った人たち、みんなの顔を浮べながらこの曲を聞いて、自分を取り戻す」そんな時間にぴったりです。 『好きな人をずっと思い続けられる』これほど素晴らしいことはないでしょうね〜 映画を見た後にゆっくりと自分の中で”冷静”と”情熱”の『あいだ(間)』というものについて考えてみるのも良いかもしれませんね。
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