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【くちコミ情報】
なんといっても「動いている」古今亭志ん生
このDVDは、本当に貴重である。 古今亭志ん生については、いいもの悪いもの含めて100枚くらいのCDがあるが、生の映像としての高座の画面は、このDVDとあとは、講談社DVDブック13巻の1部にしか残っていない。これは、時々、NHKで再放送されたけど、やはり手元においておきたいものである。 今輔師匠の「もう半分」は、良く知られた新作の「おばあさん物」と全く違って本格的な怪談噺になっている。「おばあさん物」の今輔師匠とのギャップが恐ろしい。 十代目文治の源平盛衰記は、談志家元がまとめ、故林家三平が、崩した形でやった後だけにやりにくかったろうが、まとまっている。ただ、往年の「ふら」がないと思う。 円弥師匠の「七段目」は、もう少し年齢を重ねてからやってほしかった逸品である。
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【くちコミ情報】
熱演だ!
「文治」は、私にとって、重要な名前である。 大学に入って、落語研究会に入った時の「文治」は九代目の「留めさん」文治で、「現代の穴」とかの万段のようなものをやりながら、私生活を描いたのではないかといわれる「片棒」の名手であった。 好事家には決して好まれなかったが、寄席には、必要な存在であった。 現「文治」は、若くして、それなりの地位を築き、長年、地道に、派手な芸風の割りにマスコミにはあまり取り上げられないながらも、結構テレビには出ていたので、たくさんのVTRを持っているが、「蛙茶番」と「掛取り」は、私個人にとっては蔵出しで嬉しい。 枯れる茶番は、小三治がすでに完成させているが、それとは別の味わいがあって面白い。「掛取り」は、前々から、大晦日に集金に来るという習慣の廃れた中で生き残れる落語かどうかは気にしていたが、見事現代に通じるないように仕立ててくれている。 十代目文治、恐るべし。
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