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[ 宮本輝 ]

         


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   宮本輝 の売れ筋最新ランキング   [2009年01月07日]
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カスタマーレビュー数:2

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   北海道の小さな牧場で生まれた競走馬オラシオン。馬主(仲代達矢)の娘(斉藤由貴)は、腹違いの弟(吉岡秀隆)が病床にあることを知り、看病を続ける。彼女に心ひかれる牧場の息子(緒形直人)は、オラシオンを一流の競走馬にすべく丹精込めて育てるが、やがて父(緒形拳)がガンに侵されていることを知らされる…。
   吉川英治賞受賞の宮本輝原作をフジテレビが映画化した大ヒット・ヒューマン感動作。監督は名作TV『北の国から』の杉田成道で、これが映画初監督となった。
 「祈り」の意味をもつオラシオンに、それぞれの人々が、自分の人生の想いをこめながら祈り、その活躍を見守り続けていく姿が感動的。あえて盛り上げることを拒否したクライマックスのレースの展開も、そのシビアさに人生の複雑さを痛感させる効果を生んでいる。(的田也寸志)

くちコミ情報
駄目、というか
単に監督が下手なだけだと思います。小手先感たっぷりです。良い話なのに。ちなみに、腹黒いと感動できないわけではないです。まあ、ゆるゆるで観るのキツイけど!
駄目。
偽善臭い。こんな白い人間達が実在するとは思えません。ファンタジー映画ですか?これは。私は腹黒い人間なので全く泣けません。感動できません。こんな映画では。公開当時、観に行った劇場で皆泣いてましたが私は一人でポカーンとしてました。「何が哀しいの。この映画の何が」と真剣に考えてしまった覚えがあります。もっとリアルで殺伐としている現実世界を見つめて映画を作るべきではないでしょうか。 p そうあって欲しいと願う私のオラシオン(祈り)。 p ★二つ


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カスタマーレビュー数:5

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幼い時の大阪
この映画はビデオで見ました。幼い時の大阪の風情を凄く思い出させる作品でした。昭和30年代から40代の大阪は街自体もまだまだごちゃごちゃとしていましたし高度成長期で、今とは比較にならない位埃ぽい街でした。街を流れる川も真っ黒でたまに死んだ犬とかが流れてました。  この映画はその当時の大阪を本当に上手に描いています。 大阪は「けちくさくて、吉本のお笑いがあって」というステレオタイプの姿は東京中心のマスコミが作ったもの。庶民的で有りながら何処かもの哀しさを漂わせる優しい街です。「泥の河」と言い「道頓堀川」といい宮本輝さんの描く大阪は上手くそれを表現してますし、その中にちらりとニヒリズムを感ずる事も出来ます。皆さん方と同様DVD化を早く望みます。
大阪の子どもは、しっかり観て感じ、大人になったんだ。
この懐かしい映像は僕たちの子ども時代。郭船の二人の姉弟。母は夫が死んでから、客をとって生活している。陸に上がることはない。けなげな長女。末っ子キッチャンと友だちになったうどん屋の一人息子信夫。父と母は舞鶴で出逢い、大阪にたかとびした。父は妻子がいたのだ。やっと軌道に乗ったうどんや。「きんつば」を年中、焼きつづけている父(田村高廣)。 うどん屋の息子信夫とキッチャンとその姉の関係が中心。子どもの目から見え始めた大人の世界。生活の世界。 天神祭。この日、二人は祭りに行った。お礼にキッチャンは「宝物」を見せてくれる。蟹(カニ)を飼っていたのだ。蟹(カニ)に火をつけてころす。 ついに、信夫は郭船がいかなる場所かを見てしまう。 キッチャンの母(加賀まりこ)は翌日、郭船を遠くにむかわせ去っていく。 「キッチャーン」 おいかける信夫。 登場する者たちの気持が全部わかる。僕も偉大な年になった。涙がとまらない。
DVDにならないかなぁ
終戦後の引き揚げ者の底辺生活を描いたもの。しかしながら普遍的な貧困というテーマで見直してみたいとおもう。白黒ではあるがDVDで持っていたいと思う。
庶民のやさしいまなざし
出番は少ないのだが、船宿の私娼役の加賀まり子の目が印象的。 うどん屋の息子をはじめて招いた時の優しい目と、同じ子に自分の 営みを見られてしまったときの目が印象的。 田村高廣と藤田弓子のうどん屋の夫婦も庶民的で良かった。
俳優陣の表現力、監督の力量に感動
高校生の時に観ました。20年以上経った今でも忘れられない映画です。主演の田村高廣を初め、全員の演技が素晴らしい。子役の表情が、時代のせつなさ・人間の哀しさを表現していて、泣けました。 モノクロ映像の効果が、観る者の感覚を研ぎ澄まし、戦後の大阪にいる錯覚に陥りました。 p いつの時代にも変わらない人間の哀しさというもの、そして同時に存在する人間の優しさ、ささやかな幸せ、これら全てを体感できる映画だと思います。



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   道頓堀川沿いの喫茶店で働きながら美大に通う画学生の邦彦(真田広之)は、小料理屋の女将まち子(松坂慶子)と出会い、やがて結ばる。喫茶店のマスター竹内(山崎努)には、日本一のハスラーになると言って家を飛び出した息子の政夫(佐藤浩市)のことが気がかりだが……。
   宮本輝の同名小説を深作欣二監督が映画化した文芸群像劇。公開時は女性映画的な売り方がなされており、実際その要素も濃厚ではあるのだが、しかし劇中もっとも強くインパクトを与えるのは、山崎努と佐藤浩市の親子関係で、クライマックスの親子ビリヤード対決など、あたかもハスラー映画を観ているかのようなおもしろさ。文芸映画を撮っても、やはり深作映画は深作映画であるという当然の結論を見出せる佳作であった。(的田也寸志)


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カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
原作はすごく良いです。
最初に原作を読みました。すごく切ない気分にさせてくれる良い作品でした。原作に惚れ込んで映画化した岸谷五朗の気持ちがよく分かります。ただ自分は原作がすごく良かったと感じたので、正直映画の方は・・・。
つらさを共有
宮本輝の原作に岸谷五郎が惚れ込んで実現した映画化だそうだが、どこに惚れ込んだんだか最後までよく分からなかった。 映画は監督のものなので、作品のトーンを決定してるのは岸谷じゃなくて松岡錠司なのかもしれないし、読んでないけど原作のトーンなのかもしれんが、淡々と描くふりをした都会ぶった映画って印象がぬぐえない。 現実感が薄いとかとはまた違って、う〜〜ん、わざわざトレンディドラマレベルのコジャレたインテリアだとか、最近のホラー映画のような希薄な空気感だとか、取り入れすぎ。 画面のシズル感が余計にそう感じさせるのかもしれないが。 そんな中で、与志(岸谷)と愛子(夏川結衣。この女優は大好きなんだ)の別離のシーンだけが生々しくて、その喪失感だけがいつまでもいつまでもいつまでも心に残る。幸せな日々よりも喪失の虚無の方が比べもんにならないくらいデカイのだ。それが狙いなのか?>岸谷。わからん。 唐突なそして最後のセックス(夏川結衣の胸が異常にきれいなのだった。やはり映像は女の裸を美しく撮らねばならない・・・・んだろうなぁ。欲情用の裸体と観賞用の裸体の他の意味づけは存在できないのかな)の後、愛子は、別れもつげずに部屋を出ていく。彼はそうなること承知していたわけで、あわてることもなく、またひとりぼっちの部屋で目覚める。ベランダで明け方の空を眺める。すると、電話ボックスのなかに愛子がしゃがみこんでいるではないか。彼は走る。彼は全力で走り続け、電話ボックスの彼女に到達すると・・・・。 ここで与志と一緒に走らない観客がいるだろうか。一緒に走り、一緒に失う。このつらさを共有しろって言うのか>岸谷。 ぜひ、問いただしたいところだ。
癒し
ほのぼのしててとてもイイ映画だった。 なんといっても夏川結衣が美しすぎる。 最後のほうの岸谷五郎との絡みは… とにかて見てからのお楽しみ。
平凡な映画なんでしょうけど。
すごく強引に知り合った男女4人が、なんとなく自立していく様を意外と面白く描いていると思います。すごく得した役が夏川さん(嘘だろう、とか思いました)、忍耐強いやさしい男の役は岸谷さん(精神的にすごい強い男だ)。 p 鷲尾さんも美しいし(結構損な役です)、寺脇康文さんも雰囲気はいいから、何にも考えないで、しかし実は身の回りの誰かに似ていると思ってしまう映画でした。すごく気楽なものです。たぶんほとんどの方が「ちょっと待ってこれおかしいんじゃない」と思うと思います。まあ映画ですから、いいじゃないですか。


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カスタマーレビュー数:14

くちコミ情報
網膜に残る抽象的ドラマ
アップの少ない画面。画面のトーンも暗く、テレビモニター画面だと、さらに表情もよくは伺うことができない。 しかし、それがマイナスかと言うと、意外にそんなこともないのだ。 抽象的なドラマの雰囲気がより抽象的になって、妙に心に残ろうとでもするかの画面だ。 多くが遠目のシルエットで静かに語られるスタイル。 それがこの映画では印象的に網膜に残るようだ。 それは登場人物の心の中がそのまま風景になったような画面ということだ。 言葉による説明もほとんどされないので、彼らの行動の動機も想像力を要求する。 しかし、想像すること、じつはそれを空しく思う。 そんな心の情景を嫌と言うほど知っている人、馴染んでしまっている人にとっては、ということかもしれないが。 説明できない人の心の軌跡を描いていると思えば、ラストに近い主人公の言葉にされた「長い間の問い」も、もしかしたら必要なかったかもしれない。
イノセンス
江角マキコ初主演作であるが、僕は子供たちの自然な姿ばかりに目が行ってしまった。 「誰も知らない」でも感じたことだが、是枝監督というのは、自然体の子供の行動や会話を撮るのが異様にうまい。その無垢なイノセンスの潔さ、不可思議さというのものは、大人を時にハッとさせてしまう。自分が大人になってしまったという喪失感。それをこの映画から感じた。 なお、江角マキコの子供時代役で、吉野紗香がひっそりと出演していた。これも是枝監督の特徴だが、俳優の顔をしっかりとは決して映さない。特にチョイ役については、クレジットを見ないとなかなか分からないほどだ。吉野紗香もこれが映画初出演のはずだが、こんなにシリアスな映画でデビューしていたとは驚いた。
空間に対する許容量と相性
同じ浅野忠信出演作で例に出すと『珈琲時洸』や『ユメノ銀河』『地球で最後のふたり』『孔雀』『埋もれ木』などに近い空間を遊んだ作品だった 『アカルイミライ』で自殺した浅野忠信も『幻の光』で自殺した浅野忠信もどこかひとすじなわでは、いかない感じずらい見るものをひきよせる死に方・・ 個人的には退屈してしまったのが正直な意見です レールの彼方になにかを見たのか幸せさなか死んでしまったゆみ子の夫の死に対するなんらかの接触が欲しかった気がする 極力省き、それが逆にこの映画のよさなのは分かりますが、そのことに対してひたすらつっかかっていく映画なら退屈しなかっただろうと思う
空と海に挟まれた人間
この映画のロングショットはものすごい。 ビデオでは人間の姿が見えるか見えないかというところだ。 しかも画面が暗いから撮影に当たってはかなりの工夫が必要だったのではないか。 ロングショットは人間の運命の神秘を映し出す。 暗い風景の中で遥か遠くに捉えられた人間の姿に、非常に美しい音楽が かぶさって未曾有の傑作となっている。
叢に灯る乾いた葬列
深く密かに渦巻く感情を、静寂とも寂寥ともとれない白い静けさで ひっそりと撮り続けたような、是枝監督の最高傑作。 幼い頃、死に場所を求めて失踪した祖母。 幸せのさなか、線路の向こうに果てた夫。 自分が掬いきれなかった家族の死を抱えて生きる主人公を 感情のない眼でカメラが追います。 素晴らしい構図、長回し、音楽、演技も去ることながら 尼崎の濡れたような夜、輪島の乾いた厳しい冬の風景が この上なく美しく切り取られ、主人公の心象風景となっていることが この映画をここまで崇高にしているのだと思います。 特に後半で、粉雪の舞う海沿いの荒れ野をゆく短い葬列は、 叢にともる 乾いた黒い灯火のよう。 主人公がその後を誘われるようについてゆくシーンは圧巻。 冬の海で岩肌に焚かれた火の隣に佇む小さく黒い姿が 主人公の心の内を全て物語っており 恐ろしいまでに見事。 邦画は全く見なかったのですが、この映画だけは特別。 見えない大きな力と感情に突き動かされて、 最早 涙も出ず 歯を食いしばるばかりでした。 機会があったら、是非 ひとりで 部屋を暗くして 観てみて下さい。@


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