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| 風の谷のナウシカ [DVD]
宮崎駿
(脚本)
久石譲
(その他)
¥ 4,935(税込)
¥ 3,701(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:326位
カスタマーレビュー数:179
【Amazon.co.jp】
腐海(ふかい)と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲(むし)たちに支配された世界。辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、蟲とすら心を通わせる少女ナウシカがいた。腐海を焼き蟲を滅ぼそうとする大国の争いに巻き込まれながらもナウシカは、人を愛するのと同様に蟲たちをも愛そうとする…。
アニメ誌に連載していた自らの漫画を原作に、宮崎駿が監督を務めた劇場用長編アニメ。母の優しさと獣の荒々しさを兼ね備えたヒロイン、おぞましくもどこかしら哀しさを感じさせる蟲という存在、あるときは風に乗りあるときは雲を割いて空を駆ける飛行機械など、それまでの宮崎作品の集大成にしてその後の原点と呼べるような1本だ。音楽を久石譲が手がけて「宮崎×久石」の黄金コンビが生まれるきっかけともなったが、そのテーマ曲も美しいことこの上ない。
巨大な王蟲(オーム)の群れが暴走するクライマックス、そしてナウシカの純粋な魂が胸を締めつけるラストシーンは圧巻。日本のアニメ史上にさん然たる金字塔をうちたてた作品である。(安川正吾)
【くちコミ情報】
自然と人の共生
24年前にこれほどのテーマを持ち、発信したアニメは凄かったというほかない。 キャラクターは個性的でストーリーの展開、細かな描写など…特にオープニングのタペストリー風のはじまりは引き込まれます。これだけでも歴史的なアニメの雰囲気ありますから。素晴らしい! ディスクに入ってるオーディオコメンタリー庵野秀明さんがナウシカ全編通じてのトークも面白い。アニメと宮崎駿監督について語っているのもチェックしてみるのもオマケ的で良かったです。
内容は文句無し!
内容は今更言うまでもなく素晴らしい作品です。DVDでナウシカを持ってなかったので購入したんですが、ちょっとガッカリしました。画質&音声があんまり良くなかったです。やはりジブリの作品は新仕様でブルーレイで見たいですね。
宮崎駿監督の独特の世界
宮崎駿監督のあの世界観を一番最初に映し出した作品です。ナウシカ世代から15年離れた僕の世代でも通じる傑作です。
宮崎監督の最高傑作
宮崎監督の作品はナウシカが一番面白いです。どこか前衛的で、実験的で毒がある。最近の作品は大衆受けが義務づけられているせいか、守りに入ってるような気がします。音楽も憂いがあって感動できます。84年にこれだけの内容の作品を発表できるとは、当時の制作スタッフの意識の高さを感じます。物語が、プロローグ的に終ってるので、いつか続編を見てみたいです。
今更ですが宮崎作品の最高傑作です。
今更レビューあげなくても皆さんご存じでしょうね。この作品を作るために監督は漫画を作り凄まじい情熱をかけて作成してます。だからこそ1シーン1シーン溜め息が出るくらい完成されてます。映像は昔の作品のため技術的にはおちますがこの作品の完成度は幾万のアニメ作品も勝てません。宮崎監督の代表作品であることは間違いないですね。まぁ音声はちょっと良くないですが家庭で普通に見る分問題ないです。宮崎作品を知りはじめた若い人はまずこれを見なくては始まりません。アニメ好きな人はかならず一度は観てほしいです。独創的な世界観、現代の世界問題を感じるテーマ、迫力のある映像…今だ観ても感動します。また映画館で観たいんですけどね。どこかやってくれないかな?!
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| 天空の城ラピュタ [DVD]
宮崎駿
(原著)
¥ 4,935(税込)
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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:238位
カスタマーレビュー数:227
【Amazon.co.jp】
空から少女が落ちてくる―! 少年パズーがその少女を助けたことで物語は幕を開ける。少女の名はシータ。空の海賊一味となぞの黒眼鏡の男達に追われていた。シータが持っていた「飛行石」の神秘的な輝きに導かれ、2人はやがて、天に浮かぶ伝説の城「ラピュタ」に足を踏み入れることになる…。 『未来少年コナン』や『ルパン3世カリオストロの城』など、「マンガ映画」と形容するにふさわしい、いきいきとした作品を手がけてきた宮崎駿が、またしてもその天性を発揮したのがこの作品。彼の作品にしばしば登場する「空を飛ぶ」というモチーフを物語の中心に据え、昔ながらの胸躍る冒険活劇に仕立てあげた。まっすぐで行動力あふれる少年、可憐(かれん)でしんの強い少女、一見怖そうだが愛すべき悪党たち、など宮崎アニメでおなじみの要素がほかにも盛りだくさんの娯楽作品だ。(安川正吾)
【くちコミ情報】
名作です…
本当に心から大好きだと思える作品です ジブリ作品は他にも素晴らしいものがたくさんありますが私はラピュタが一番大好きです この作品を見ると何かしらのメッセージが感じられると思います 今の子どもたちにも見てもらいたいです!
目が、目がぁ〜!
昨今のジブリ作品とは比べものにならない位、豪華声優陣ですな。 田中真弓は言わずもがな、横沢啓子や永井一郎、寺田農に西村知道、TARAKO、大塚芳忠、安原義人、林原めぐみ等、現在でもバリバリの現役で活躍している面子ばかりではないか! 優れたアニメの特徴として、その作品に出演した声優が出世する、というのがあるが、まさしくその通りである(似たような例では、機動戦士ガンダムや新世紀エヴァンゲリオン等が挙げられる)。 今作品最大の魅力は、何といってもムスカであろう。ジブリとしては異色の正統派悪役。「目が、目がぁ〜」「見ろ、人がゴミのようだ!」「ラピュタは滅びぬ、何度でも蘇るさ!」等の名言。最後のラピュタ崩壊のシーンにて、落ちる姿がわざわざ描かれている……。しかも声優は、近年、大学教授にもなってしまった、俳優の寺田農!!まさにハマり役である。 私としては、ジブリさん(笑)に、「ムスカ以上の正統派悪役」をつくって頂きたい、と願ってやまない。
アニメの王道としてあるべき
監督自身がアニメの王道としてあるべきと言った作品。純粋で心温まる作品。小学生の頃、冒険ごっこにワクワクしてた時の気持ちがよみがえりました。
珠玉のアニメ映画
電光石火の早業で飛行船に侵入するドーラ一味。 空から降ってきたシータをしっかり抱きかかえるパズー。 早朝のトランペット。 悪者だけど全然憎めない海賊一味の登場と、 ダッフィ親方との爆笑ものの殴り合い。 宮崎アニメ最強ババアのドーラ船長執念の追撃。 ポムじいさんとのひととき。 シータを守るロボットの復活と強大な破壊力。 タイガーモス号に乗り組んでラピュタを目指す2人。 龍の巣での父さんとの出会い。 凧で不時着する2人。 優しい見回りロボットにとてつもない文明を持っていた古城。 ドーラ一味の救出とムスカに捕らえられるシータ。 軍の壊滅とシータを助けるために走り回るパズー。 滅びのことばとラピュタの崩壊。 離れていくラピュタを見つめる2人の目。 みんなと空中での再会。 もう今さら観なくても全てのセリフが思い出されて、 全てのシーンが瞼に浮かんできます。 初めて見たのは小学校のときですが、 30代になって小学校の息子を持つようになった今でも、 この映画は私を童心に返してくれます。 タイガーモス号出航時やラピュタに到着した時の音楽も大好きで 未だに口ずさめる病的なラピュタファンではありますが、 これだけ何十回も鑑賞した映画・アニメは他にありません。 分かりやすく清々しいストーリー。 緻密な世界観と魅力的な登場人物、数々の個性的な飛行艇や飛行船。 アニメの意義を1000%活かしたスピード感と臨場感。 今見ても非の打ち所のないアニメーション映画です。 この「天空の城ラピュタ」と「未来少年コナン」は(あと1stガンダムも) 私の中ではアニメの金字塔としてこれからも良さを認識していく事と思います。 最近の宮崎アニメにはいまいち魅力を感じない古い私ですが、 願わくばラピュタやコナンのような、中年から子どもまでテレビにかじり付き 世代を超えて「よかったね」と言い合えるアニメを作って欲しいと切に願います。
空に浮かぶ城。
「あたしのわかいころにソックリだよ!」と言い放つドーラ。あの娘がママみたいに?と怪訝そうな息子たち・・ しかし、飛行船でパズーとシータが夜 見張りをするシーンでドーラの部屋の壁をみてみると・・・! 皆様気づきましたでしょうか? わたしはもう爆笑してしまいました、こういう細部にまで配慮がなされておりこの作品は何度観てもおもしろいです。 余談ですが、1995年ゲームで一世を風靡したクロノトリガーの魔法王国ジールは、おもいっきりこのラピュタに影響されているとおもいます。 飛行石を追い求めるドーラが息子たちを差し置いてトンネルを駆け抜けていくシーンも大好きです。
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| となりのトトロ [DVD]
宮崎駿
(原著)
¥ 4,935(税込)
¥ 3,701(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:138位
カスタマーレビュー数:151
【Amazon.co.jp】
小学6年生のサツキと4歳の妹メイが引っ越してきたおんぼろな家の隣には、遠く見上げるほどに大きなクスノキの森があった。やがて2人はその森の主である「へんないきもの」トトロと出会い、胸躍る体験をすることになる…。 かつてはこんなにも豊かだった日本の自然と、それに畏敬の念をもちながら暮らす生き方のすがすがしさ。そんなテーマを夢あふれる作品に仕立てたのが、この『となりのトトロ』だ。『ルパン3世カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』などを手がけ、アニメファンの間ではすでにカリスマとなっていた宮崎駿監督の存在を一般に知らしめた作品でもある。 他人への優しさを忘れない人々、両親の言葉ひとつひとつに込められた愛情、何げない日常の1コマがドキドキするものに変わるその瞬間。どの場面を見てもみずみずしく、そして懐かしい。トトロの姿に子どもは目を輝かせ、大人は心が洗われる、まさに世代を超える名作と言えるだろう。(安川正吾)
【くちコミ情報】
みんなの日本映画。
子供は楽しめ、大人は歳を重ねるほど共感できる映画。 また久しぶりに見た。美術が美しい。 個人的に、最近のこなれた良くも悪くも 色合いが定着した感のあるジブリブランドからすれば、 トトロの美術は、いま見ても新鮮で飽きがこない。 サツキやメイの可愛らしさも、気持ちの動きがキチンと 表現されていて説得力のある描写となって共感できる。 日本の良心がココには、ある。 近頃のテレビや新聞で報じられている事件や犯罪と トトロの世界とのギャップに日本の豹変ぶりを見る。 しかし、こんな世の中でも近所の子供達の目は輝いている。 子供は正気である。実にたのもしい。
田舎に引っ越したくなった
実際にあんな田舎に引っ越したら不便で仕方なくて文句ばっかり言うことになるんだけど、子供たちをさつきとメイのように、自然の中で走り回らせてあげたくて、真剣に田舎に引っ越そうかと思いました。アメリカ生まれで日本語がよく話せなかった子供たちが、ととろを観るようになってから、「おかぁさーん!」ときれいな日本語で呼んでくれます。なつかしい風景とその響きが重なり合って、涙がでるくらい嬉しくなります。日本へ帰ってきてよかったなぁって。とうもろこしのことを「とんもろこしぃ!」と言うのも、この映画のお土産です。
トトロは最高だが
私はトトロももののけ姫なども大好きでジブリは好きですが 千と千尋の神隠しのDVDには不満!既に多くのユーザーの方が書いてますが 画面が赤くなる欠陥を直したものはいつ出るのか 魅力的な映画を作るジブリだからこそ 今回にはがっかりだ
日本人の心の原点
「となりのトトロ」はもはや世代を超えた永遠の名作であるが、この作品の中には単なる家族愛や子供の純真無垢な心を超えた思想が宿っているように思う。ナウシカやラピュタのような壮大なスケールではないし、もののけ姫のようなシリアスな内容ではない。けれども、その純朴で健気な中に垣間見える日本人の精神は、現代の文明の中で忘れてしまった尊いものがある。 例えば、メイが最初にトトロに出会った後に、父が「森の主に会ったのだ」と言い、三人で神社に参るシーンがあるが、一見ファンタジーだと素通りしてしまうようなシーンも、それは我々人間の人知を超えた存在であると暗示し、それは極めて稀な出来事であることを印象付けている。他に、雨宿りしている時にお地蔵様に祈っているシーンやメイが迷子になったときにおばあさんが「南無阿弥陀仏」と祈っているシーンもいずれも人知を超えた存在である神仏への敬虔な想いから来ているものである。すなわち、それはそのまま作者である宮崎駿氏の想いに他ならない。同時に、過去の日本人の心そのものである。そして、物語はその「祈り」が叶う形で進行していく。つまり、如何にこの作品の中で神仏という存在が人間にとって尊いものとして扱われているかが理解できるだろう。 この作品を大人になって見てみると、如何に我々が日々、傲慢な狭い心で生きているかが実感できるのではないだろうか。決して教訓染みることなく、ファンタジー的要素と思想が極めて高次に融合した作品としてこの作品は「風の谷のナウシカ」と共に今後も永遠に輝き続けるだろう。
ストーリーは◎
舞台は現代と比べかなり大昔です。この時代って今と比べて物もそんなにある訳じゃありません。 けど、自然が超キレイです。空気か美味しそうです。そして、チビトトロ、中トトロ、大トトロがGOODなキャラです。
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| 千と千尋の神隠し (通常版) [DVD]
¥ 4,935(税込)
¥ 3,701(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:793位
カスタマーレビュー数:342
【Amazon.co.jp】
わがままで無気力、どこにでもいるような現代っ子の千尋は、引越しの途中で、不思議な町に迷い込む。謎の少年ハクに手引きされ、八百万の神様たちが入浴しに来る「油屋(ゆや)」で「千」と呼ばれながら働くことになった千尋。さまざまな体験や冒険をとおして、少女は「生きる力」を取り戻していく…。 宮崎駿監督が、友人の10歳の少女に見せたいという思いから作り上げたこの『千と千尋の神隠し』。2001年夏に公開されるや、批評家筋からの高い評価と多くの観客からの支持を得て、それまでの国内映画興行記録を全て塗り替える大ヒットとなった。さらに、2002年のベルリン国際映画祭でも、グランプリにあたる「金熊賞」をアニメ作品としてはじめて受賞。全世界で、大きなセンセーションを巻き起こした。 『となりのトトロ』を彷彿とさせる「日本人の原風景」を美しく表現しながら、『もののけ姫』に負けずとも劣らない深いテーマ性を、『魔女の宅急便』のようなわかりやすくケレン味あふれる物語で展開したこの作品は、「硬」と「軟」という宮崎監督の2面性がほどよくミックスされ、宮崎駿作品の集大成と言える出来栄え。さらに、監督本人が「今回は若い人たちに大いに助けてもらった」と語っているように、従来の宮崎作品にはなかった「最近のアニメ」的要素が、脇役キャラの動かし方などの部分に感じられるのも意外な魅力となっている。 単なる一過性のヒットものではなく、長年にわたって称えられ続けるであろう傑作だ。(安川正吾)
【くちコミ情報】
子供と100回以上見ました
「カードも財布も持ってるし」という 豚にされる前のお父さんの言葉。お金さえ出せば何でもありなのか? いろんな場面でのお辞儀( ow)。 かまじいさんに「お礼を言ったのかい?」と千尋に促したリンの言葉。 現代人の忘れかけた『礼儀』をテーマの1つに感じました。 「そんなにいらない、ひとつでいいの」と言った千尋の言葉。 川の主の刺さった刃物を抜き取った時の川の中に捨てられていたガラクタ(自転車などの)の山。 メッセージをたくさん感じました。 子どもと見たい作品です。
私にとって最高作品
ストーリー設定、キャラクター、印象的な台詞の数々、スリリングな展開などジブリ作品の最高作品だと思ってます。 宮崎駿監督の随所に感じ取らせる展開と映像の仕掛けは最初から中盤まで、とてもわかりやすく引き込まれます。 ハクとの縁、自分を取り戻す瞬間は今でも感動します。千尋は自身を取り巻く出来事に立ち向かう勇気や決意、独り立ちをみせてくれた…ひと夏の成長を可愛らしさと共に、爽やかさを感じるファンタジーで感動します。 ただ、劇場の色彩が再現されてないのが至極悔しいです。
某所の書き込みが参考になった
某所の書き込みで興味を持ち映画を見ることにした。某所の書き込みとは、ポニョについて述べたものだったが、それに伴って千と千尋についても若干の言及があったので、視聴した。 さまざまな解釈がある、この話。 その諸所に神話のお約束があるらしい。 あちらの世界の食べ物を食べると同化するとか、帰るときに決して〜をしてはいけないとか。 神話を読み解けば、宮崎映画の奥に至るかもしれない。
「破壊的創造」
【今作の2つの特徴】 1、『フリードローイングスタイル』 『フリードローイング』という、創作法がある。 特徴は「『帰納法』で創作しない。という事にある。 最初に「こんな作品にしよう」というをイメージを確定させて、その最終点に向けて、「全てが収束していく」創作法が『帰納法』である。 今作はその対極にある「創作法」だ。 作家は「出来上がった作品」を観て、初めて「こんな作品になったんだね」と分かる。 水(作品)を流し続けて、それが排水溝(最終点)に流れ込んでいくのが『帰納法』。(鑑賞後に生理的に爽快感がある反面、ひっかかりがなく「何かが残らない」のが特徴) 水(作品)を流し続けて、それがテーブルの上を広がり続けるのが『フリードローイング』である。(鑑賞後に、論理的に考えてつじつまの合わない箇所が発生しやすく爽快感がない反面、ひっかかりが「残る」のが特徴) 「もののけ姫」にその傾向は若干、散見されるが、それでも「もののけ姫」にはお話の展開法に「起承転結」に近いものがある。 今作は「宮崎駿の創作スタイル」がついに全面解禁されているようだ。 「もののけ姫」という、難物を創り上げ、その反動に近い「開放感」が今作にはある。 今作もまず「イメージボード」から作品を発想。 「面白い絵」を描くことに、まず専念。 明らかに「話の流れ」に比重を置かず、「映像重視」だ。 「映像博覧会」を繰り広げるのに、「ファンタジー」という枠が上手く機能している。 鈴木プロデューサー曰く、「今作の約半分は油屋を見せるシーン」に割かれているのである。 映画が始まって約1時間が舞台設定を見せる「起」のパートなのである。 この時点でいかに「骨法破壊」な作品か分かるというものだ。 今作がいかに宮崎駿にとって「実験的でスリルに満ちた作品か」が分かる。 2、『きっかけ映画』の方向性 今作のラストシーンにその狙いが一番、濃い。 あまりにも「余韻を残すまい」として、スパッと終わる。 古今東西いかなる「エンターテイメント作品」でも若干の「感動させてやろう」とか「泣かせてやろう」という作為がエンディングには垣間見える。 「余韻を創る」のだ。 「そんな居心地のいい作品世界を構築して、トトロみたいに年に何百回と親が子供に観せる現象が起きることは逆に「弊害」であり意味がない」という、宮崎駿の声が聞こえてきそうである。 そうではなく「この作品が子供達にとって現実の生活に「何かを発見する為のきっかけ」になることが好ましい」という主張がみえる。 カメラアングルも実に「客観的」に被写体を捉える。 アップショットよりもロングショットのほうが断然多い。 これも「作品への没入感」を軽減させるのに一役かっている。 この「きっかけ映画」のスタイルは今作以降の「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」にも貫かれているように見える。 そのある種の「カタルシス」や「感動」の「意図的な喪失」がオールドファンには「物足りなさ」に直結しているのだろう。
物語の中盤で
千尋が電車に乗って、海を渡るシーンが凄く好きですね。 物語の合間にふっと訪れる静けさ… イマジネーションあふれる風景の描写と 素晴らしい音楽との相乗で泣きそうになりました。 ただ、電車に乗ってるだけなのに(笑) そのシーンでは特に顕著だった気がしたんですが 物語の全体を通しても、千尋をやさしく見守る保護者の視点がずっと保たれていて 見ていて気持ちのいい作品です。ジブリアニメって良いな、と思いました。
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| ハウルの動く城 [DVD]
宮崎駿
(脚本)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
(原著)
¥ 4,935(税込)
¥ 3,701(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:1004位
カスタマーレビュー数:436
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国内はもちろん海外でも高い評価を受けた『千と千尋の神隠し』から3年を経て、宮崎駿監督が発表した長編アニメーション(2004年公開)。魔女の呪いで90歳の老婆に変えられてしまった少女ソフィーと、人々に恐れられているが実は臆病者の美青年魔法使いハウルが、王国の争いに巻き込まれながら心を通わせていく。ダイアナ・ウィン・ジョーンズの「魔法使いハウルと火の悪魔」を原作としたファンタジーだ。 ハウルの城がもやの中にその姿を現すファースト・シーンだけで観客を別世界に引き込む手腕からして、やはり圧倒的。エピソードの因果関係などが若干わかりにくいきらいはあるものの、晴れた日の海の輝き、静謐に佇む湖が与える安らぎ、日常の中に訪れる平和な時間といった、何気ない一瞬の素晴らしさに心を奪われずにおれない。「千と千尋〜」同様に、大筋と言うよりは細部にこそ味がある作品と言えそうだ。(安川正吾)
【くちコミ情報】
良いのでは・・・?
息子(3歳)と見る為に購入しました。 中盤までは、あまり動きが無いので退屈そうでしたが ラストに向かっては夢中になって見ていました。 小さな子供には、ちょっとストーリーの理解は難しいかもしれません。 それでも、「お兄ちゃん(ハウル)かっこよかったね!」と 目をキラキラさせていた息子です。 ちびっ子の純粋な目(心)にはしっかりと伝わるものがあったようです。 難しいことはわかりませんが、良い作品ではないでしょうか?
世界の約束
これは…何度も観ないと楽しめない人。すぐ観て楽しめる人。結構いると思う。 私は、じわじわ楽しんで観ました。 今までのジブリ作品として違った雰囲気をもつ魔法ファンタジーだなぁとは感じとれます。 映画音楽、キャラクター、配色などは美しく、秀逸だと思う。 何度も観て恋愛観、家族観、平和、約束など感じてみたい作品かなと思ってます。 じわじわっと引き込まれるような感じ、これも宮崎アニメの特徴のひとつですね。
確かに
今までの作品のできがあまりによすぎてはっきり言うと過去の宮崎作品をしっている方は満足できるものではなかったと思うし、実際完全に負けていると私自身感じました 私は声優発表でハウルを木村拓哉さんが演じると聞いてやめてほしいと思いました 私は芸能人の方が声優をやることに反対です しかし実際映画を鑑賞しこれはハウルだと驚きました。 しっかりハウルになりきっていると思います ハウル役に木村さんを起用したことも納得です それでもやっぱり声優の仕事は声優さんがやるべきだと思いますね ハウルの動く城は全体的に過去の作品に見劣りしますがこの作品にはこの作品にしかないよい所があると思います それを一つでも感じてくれたらいいかなとこの作品を見て私は思いました
ダメ男とイジケ女のファンタジーだったんですね
全体的にストーリーの因果関係が説明不足で、ハウルとソフィーの因縁など必然性や説得力が感じられません。しかし細部に神が宿るというか、細々とした演出が魅力的ですから私は大して気にせずに楽しみました。宮崎アニメは子供や小動物や小妖怪が大変に愛らしい。宮崎御大の少女幻想に関しては『カリオストロの城』のクラリサちゃん以外は受け付けませんで、今回のソフィーは「もういい加減…」という気分にならなくはないのですが、しかしハウルの造形はなかなか興味深いです。木村拓哉さん、声の演技が大変にお上手で見直してしましました。 世界救済を妄想をする引きこもり男と容姿コンプレックスを抱えて萎縮しつつ内心で男を変える夢を見る少女の物語、というのが初見の印象でした。男を支配する最初のステップが「彼の家をきれいに掃除する」というあたり、女の情念を感じます(笑)。これが微笑ましいのか恐ろしいのかは受け止める男性次第ということで。しかし「あの人は弱虫の方がいいの!」なんて自信満々に女に存在定義をされたら男はどんな気分がするんでしょうね。その一、「そうか弱虫でもいいんだ」とホッとする。その二、「女が余計な口出しをするな!」と怒る。その三、「勝手に言わせておくさ」と冷笑する。その四、困惑する。その五、聞いちゃいない。私が「男の反応」として想像出来るのは以上ですが、男性の皆さん、如何でしょう。ちなみに個人的には「その四」の男性に「いい人なんだなぁ」と好感します(笑)。 毀誉褒貶さまざまのようですが、これが「駄作」ならば宮崎アニメは大変なものですね。テーマ性の好き嫌いを超えて見せるパワーは健在です。
子供なら,間違いなく大好きな作品になるだろう。
NHKで宮崎駿監督の特集をしていて,それを機に見てみた。見終わった感想は,「わからないことだらけ」。ものすごく柔軟な発想で,過去の世界にあるものやないものが融合していて,不思議な世界を作り出している。だかなら何が何だかわからないというのが,大人の感想。最大の疑問は,ソフィーの魔法は,いつ解けたのかということ。あるいは,最後まで解けなかったのか。物語の中盤では,ちょいちょい元の姿に戻っていた。あれは本当に戻っていたのか,それとも雰囲気だけ戻っていたのか,疑問。物語の最初に,ソフィーが魔法にかけられる。みているものは,それがいったいどういう顛末で元に戻るのかということに興味を惹きつけられたはずである。しかし,その結末をうやむやにしていることは,ソフィーが魔法にかけられたこと,つまりお婆さんになってしまったことに,いったい何の意味があったのだろうと考えてしまう。しかも,その魔法をかけた魔法使いは「魔法はかけたが,解くことはできない」という始末。挙げ句の果てに,敵でも何でもなくなる。物語は,結局行方不明の王子が見つかって,戦争が終わるという,何だかこじつけ臭い終わり方。ハウルがいったい何者なのかも,結局わからずじまい。結局この物語は,何もかもが中途半端で,見終わったあとも「そうだったのか」と納得できることは少ない。 しかし,宮崎駿監督は,意図的にそのような世界を作り出しているのかもしれない。本当の意味での,映画の感動というものは,そういう抽象的な世界に見出されるものなのかもしれない。実際に,この映画の中で,とても感動的なシーンもある。つまり,ハウルはずっと前からソフィーを知っていて,彼女に出会うのを待っていた,というのは,とても素敵な物語だ。そのようなストーリーを宮崎駿監督は,意図的ではなく,偶然に作り出している。だから,感動的なのだ。その発想の柔軟さが,この映画には見事に反映されている。その反面,物語には,わからないものが多く出てくるということなのかもしれない。 そして,やはりこの映画の醍醐味は,ストーリーよりも映画の迫力のすごさだ。アニメーションでこれだけの迫力を出せる技術は,もう宮崎駿監督作品しかないのではないだろうか。彼はCGは使わないと言っていた。この映画を見て思ったのは,「使う必要がない」ということだ。彼の思いはアニメーションでも十分に伝わるし,そしてアニメーションだからこそ,その才能が活かせるとも言える。それだけでも,十分楽しめる作品だと言える。子供なら,間違いなく大好きな作品になるだろう。
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| もののけ姫 [DVD]
宮崎駿
(原著)
¥ 4,935(税込)
¥ 3,701(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:777位
カスタマーレビュー数:160
【Amazon.co.jp】
時は室町時代。タタリ神の呪いを断つために旅立った勇敢な少年アシタカは、たどり着いたシシの森で、森の神々とエボシ御前が率いる製鉄集団が、バトルを繰り広げているのを知る。同じ時期、彼は、人間でありながら森の神々に味方する少女サンに出会う…。 生きるためには闘っていかなくてはいけないという、アシタカ、サンらの壮絶な生きざまを、ファンタジックなキャラクターを駆使して描いた、アニメ界の巨匠・宮崎駿監督作。構想16年、製作期間3年という力作だけあって、練りに練られたストーリーの中に、監督の哲学がしっかりと息づいている。海外でも公開され、絶賛された宮崎アニメの最高峰だ。(斎藤 香)
【くちコミ情報】
ジブリの最高傑作
アニメーションが子供向けという概念をひっくり返した一作。日本の歴史などもしっかり勉強してあり学術的評価もできます。ジブリが手書きを多くすることになった作品でもあります。屋久島をモデルにした背景も綺麗で良かったです。鳥肌が立ちます。
絵面がださすぎる
個人的にこの映画は好きなのですが、絵柄がださすぎるのでDVDを買ってまでして、何度も見る気になれません。 そもそも泥くさい風俗の描写をするために架空の室町時代にする必要があったのでしょうか。私はないと断言します。思想表現上の必然性もありません。 何度も言いますが、絵がださすぎます。当時の水準から見ても、です。監督は演出に専念し、絵描きには若手を起用するべきです。 あと、このDVDはほかのジブリ作品より高価ですが、二枚目の各国の吹替えは価値があります。このディスクでしかなかなか聞けない言語もあり、語学学習にはいいでしょう。 もちろん、一番凝っているのは、標準で入っている英語なのですが、今聞くと何だか棒読み気味のような気もします。 あとジャパニメーションは世界に誇れる文化などと、いい大人が言うのは止めてほしいですね。冷静に海外での興行成績を見れば、はっきりと不評で、騒いでいるのはGeekだけです。
宮崎世界の深さを知った
兎に角、この作品を観ずに人生を終えるのは許されない。 そう思わざるを得ないほどに感動したのを覚えている。 当時10歳だった私は意味も分からずただ単純に感動した。 何を伝えたいのかは分からなかったが、 「何か」に感動したのかは確かだった。 今、改めて観てみると当時とは違った感動を覚えた。 私の場合の感動は他の人とは異なるかもしれないのだが 『生きる力を貰えた』というものだった。 人それぞれに感じ方は違うのだから違う意見が出るのは当たり前だろう。 私のようにただ『生きる力を貰えた』という単純なことでもいい。 自分にプラスになる「何か」をこの作品で見い出して欲しい。 そう強く思えるほどに、世界を代表する素晴らしい作品です。
「個は全であり」「全は個である」
サンは言う。 「よみがえっても ここはもうシシ神の森じゃない シシ神さまは死んでしまった」 アシタカは言う。 「シシ神は死にはしないよ いのちそのものだから 生と死と二つとも持っているもの」 「わたしに生きろ といってくれた」 Dパート、1657〜1660カットのシーンである。 宮崎駿が1669カット積み重ねて辿り着いたシーンである。 私はこのシーンの意味について、公開して11年経った今でも想いを巡らせる。 未だに「こういう意味です」と胸を張って解説する自信はない。 が、しかし最近になって少し「こういう意味なのかな?」という、出来事があった。 そのヒントは奇しくも「崖の上のポニョ」にあった。 「崖の上のポニョ」の「海」に対する宮崎氏の考えに、こんな文章がある。 「誰もが意識下深くに持つ内なる海と、波立つ外なる海洋が通じあう」 この文章を読んでまず直感した。 「これは人間の中に海がある」ということじゃないか?と。 人間は人間。海は海。ではなく、人間は海であり、海は人間である。と。 それは言葉の上では分断されているが、本当は分断できるものではない。と。 お互いが、お互いに影響を与え合う、「1つのモノ」ではないか。と。 話を「もののけ姫」に戻す。 最後のシーンに「この観念」を持ち込むと、なにか少し理解できる。 「シシ神」を「海」。「アシタカ」が「人間」。とする。 シシ神はアシタカであり。アシタカはシシ神である。となる。 なぜならシシ神は「アシタカの内にもある いのちそのもの」なのだから。 したがって、アシタカはシシ神の一部であり、シシ神はアシタカの一部でもある。 個は全であり、全は個である。 それを分断できるモノではない。と。 宮崎駿はその観念に行き着いたのではないだろうか。 話は飛ぶが「環境破壊」という言葉が私は嫌いである。 なぜならこの言葉は「人間が環境を壊している」という、思想だからだ。 この「環境」の中に「人間が含まれていない」という気がしてならない。 なぜ「環境破壊は人間破壊」と言わないのか? 人間と自然環境は繋がっているにもかかわらず、分断されている気がしてならない。 仮にも自然環境が消失して人間が消失しないのなら、まだ解る。 しかし明らかに自然環境が消失すれば人間も消失するのである。 それはなぜか。 「個は全であり」「全は個である」から。 その「当たり前」で「最も大事な観念」をこの作品は内包している。
英語版も見てほしい
宮崎アニメの中では最も難解な作品だと思う。 背景となる哲学がわかりにくいわけではない。非常に壮大なストーリーを短時間にまとめたために話の繋がりが分かりにくいのだ。無駄な台詞が全く無いため、ちょっとした会話の端々を全部理解しないと話の全体像が分からない。話の密度が他の宮崎アニメの数十倍、濃い。 それゆえ分かりにくく、彼の作品の中で最も誤解を受けているように思われる。高校のときの国語の偏差値は80を超えていて読解力に自信のあった僕でも、5回見てもまだ新しい発見がある。 そこが唯一の欠点。 公開当時に見たときは上記の分かり難さで話の全体が見えていなかったこと(更なる難点は、話の全体が見えるまで、自分が話を分かってなかったことに気づくことができない)で、「ナウシカの焼き直し??しかもラストがあっけない??いまいち」という感想しか持たなかった。二回目にテレビ放送で何気なく見て、これはすごい作品なのではないかとやっと気づき始めた。 なお、このDVDには英語トラックがついている。ぜひ英語版も聞いてほしい。英語版脚本は非常によくできている。これを脚色した人は、Neil Gaiman。著名な作家である。 例えば、冒頭のアシタカの旅立ちのシーンで、村の長老たちはアシタカが二度と帰らない運命であることを嘆く。お婆さんは「今後何があっても、そなたは我々には死んだものとする。永遠にな・・・さらばだ。」といってアシタカを送りだす。日本語版では分かりにくいが、アシタカが村を追放され、永遠に戻れない身であることが直截に語られる。その後、カヤが「私のことを忘れないで」とナイフを持ってくる。アシタカは「お前のことを一生忘れない」と応える。この二人が、これが永遠の別れとなることを互いに知っているという感動的なシーンとして語られる。ただし、監督曰く許婚であるアシタカとカヤの関係は、英語版では本当に兄妹という設定のようである。
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おすすめ度
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宮崎駿
(脚本)
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ジャンル内ランキング:741位
カスタマーレビュー数:134
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1920年代のイタリア、アドリア海には空賊相手の賞金稼ぎをしている豚がいた。「飛ばねぇ豚はただの豚だ」とのたまう彼の名はポルコ・ロッソ。紅の翼の飛行艇を乗りこなすこの豚の活躍を小気味よく描いた航空活劇である。 『となりのトトロ』などを手がけた宮崎駿監督作品だが、一連の宮崎作品に比べるとカジュアルで軽快な出来に仕上がっているのが特徴。中年男(いや、豚)が主人公というのもめずらしい。歌手の加藤登紀子が主題歌のみならず声優として参加したことでも話題になった。 荒々しくもいとおしい飛行艇乗りたちの姿や、クライマックスの空上の対決シーンなど世代を越えて楽しめることは間違いないが、豚なのに、いや豚だからこそ自由に生きるポルコを見れば、「飛ぶこと」を忘れてしまった大人ほど感じるところは多いかもしれない。(安川正吾)
【くちコミ情報】
真の男とは何かと問いかけ、そして強く美しき女性たち
真の男とは何かと問いかけ、その生きざまを優雅に描く。そしてそんなわがままな男たちに振り回される美しき女性たち。なんと人間味にあふれた映画なんだろう。勇気づけられそして涙が止まらない。93分と普通よりは短い映画だけれどキャラクターを通して描かれる人という生き物の想い。悲しみ、信頼、そして愛。沢山の人生の想いが込められた映画だと思います。 エキサイトするシーン、涙を誘うシーン、腹を抱えて笑ってしまうシーンといろいろな感慨深いシーンが込められ意味がないシーンなんて一つもない。目がテレビにくぎづけになり感動を誘います。93分があっという間。そして何度観ても感動し切ない気持にさせてくれる。大傑作だと思います。
すべてのメタボおとうさんのために(笑)
いわずと知れたジブリの作品。いや、ここもレビュー多いね(笑)。 やはり、子を持つお父さんとしては、豚(の顔をした男?)が主人公というのがうれしい(笑)。メタボでもかっこいいものはかっこいいでしょう(爆)。 ジブリ作品にしては、珍しく男のロマンみたいなものを感じさせる。ところどころ、男としてうれしくなるセリフが出てくる。 そのせいか、女房や子供への評判は他作品にくらべて、いまひとつのようだが(笑)。
大人の夏休み
この映画は、私にとって、暑すぎた夏休みのような映画です。 ボーッとしてしまっていたようなのに、体は動いていたような 何もしていなかったようで、実は物凄く充実していたような 思い出すと熱気の向こうにかすんでいて かすんだそれを思い出すだけで涙が出るような。 宮崎作品のなかで一番好きな作品です。
宮崎駿監督の愛するものがすべて詰まった、大人のための反戦映画の傑作!
とにかく、かっこいい!その一言につきる。初出に見たときは、地味な作品だなという印象だったが、TVで、ビデオで、DVDでと繰り返しみるうちに、この作品の細部にちりばめられた宮崎駿監督の思いが、心に響いて感動した.彼の愛する飛行機、イタリア、女性、音楽などがすべてにおいて、彼の思い通りに映像化された奇跡的な作品といえる。非常にプライベートな趣味的な作品だから、子供であった頃の私には、このすばらしさがわからなかったのだろう.飛行機での戦いが、まだまだその操り手の能力に依存していた、第一次世界大戦末期から世界恐慌期の暗い時代の話でありながら、描写された人々は明るく、人生を楽しんでいる.人質にした幼稚園児におたおたする盗賊団たち、一族総出で飛行機作りに精出すピッコロ家の人々など、愛すべき人々が描かれるかたわら、秘密警察、飛行船の墓場、はえのように落ちてゆく飛行機群など戦争の愚かさを描くことも忘れない.この作品以降、大所帯になったジブリの作品は、宮崎駿のものではなくなってしまった.最近作「崖の上のポニョ」がふたたび宮崎駿の作品になっていることを願いたい.とにかく、星10個!
心の有りよう次第。
能天気な作品。に一見みえる。 Dパート、649カットで 「海も陸も見かけはいいがな この辺りはスッカラカンなのさ」とポルコはフィオに言う。 まさに、そんな時代の物語。 第一次世界大戦を起点にして巻き起こった「世界恐慌」の余波は確実にアドリア海にも届いている。 その大戦にも巻き込まれたであろうポルコやジーナや空賊達。 心の奥底に「悲しみを秘めた、能天気さ」が感じられる。 ジーナは3回、飛行艇乗りと結婚し 「ひとりは戦争で ひとりは大西洋で さいごのひとりはアジアで死んだって…」 とつぶやき 「ありがとうマルコ(ポルコの豚になる前の「真の名」) いつもそばにいてくれて」 「あなだけになっちゃったわね 古い仲間は」と、ポルコにつぶやく。 ポルコは戦争の最後の夏を追想して言う。 「まわり中で敵も味方もハエのようにおちていった」 「それでも奴らはやめねえんだ 死にもの狂いで逃げまわったよ」と、フィオにつぶやく。 そんな戦いを経てマルコ・パゴットは国家や民族などの体制から自由になる為に 人間であることを隠して、豚であるポルコ・ロッソを演じているとも言える。 (Cパート、431〜440カットで描かれている) 戦争がポルコを生んだ。と捉えるとよいのではないだろうか。 そんな、「影」を持った登場人物が「光」を放って能天気に空を飛ぶ。 大地は「戦場」にも「楽園」にもなる。 空は「熱い大気のかたまり」にも「心安らぐ記憶のキャンパス」にもなる。 飛行機は「戦闘機」にも「旅客機」にもなる。 空飛ぶ豚は「戦闘機乗り」にも「賞金稼ぎ」にもなる。 それら万物の事象は、心の有りよう次第で一変するものなのだ。 だからこの映画を通して「豚」も充分「かっこよく」みえる。 余談 今作にも他の宮崎作品と形は若干違えども同じような観念が垣間見える。 より、宮崎作品を楽しむ為に興味のある方は読んで頂きたい。 1、ゲド戦記にある「真の名」の観念が今作にもある。 人間の「マルコ・パゴット」が豚の「ポルコ・ロッソ」と名前を改めるところに 宮崎さんのこだわりが感じられる。 私はマルコが「真の名」でそれを隠すために「ポルコ」と名乗っていると考えている。 この観念は「千と千尋の神隠し」にもある。 「千尋」という「真の名」を湯婆婆に奪われて「千」となる。 「真の名」を奪われるとその人間に支配される、という観念である。 2、「ハウルの動く城」にもある、魔法によって容姿が変化する、というアイディアが 今作にもある。「ハウルの動く城」のソフィーの場合は容姿という「形・見た目」 の潜入感という呪縛から、いかに心を解き放つか?という主題の元でのアイディア であろう。 今作はより「真の名」と「偽の名」を絵で直接表現しているものと思われる。 同じアイディアでもアプローチの相違を観ることができ、興味深い。
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おすすめ度
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カスタマーレビュー数:23
【くちコミ情報】
本来のルパンではないが…
はっきりこの映画のルパンはルパンらしくはありません。 前作の複製人間の方がテイスト的には本来のルパンの味が出てると思います。 しかしこれは一つの喜劇として、アニメ映画として金字塔ですよね。 宮崎駿はまず不二子のようなお色気満点な女性がヒロインとなるルパンであそこまで健気で、上品なクラリスをヒロインに据えた事が前作との決定的な違いをうみましたよね。 内容もSF色のあった前作に比べ、シンプルな冒険活劇になってる点も見易いし。 ルパンとクラリスの台詞のやりとり、スピルバーグも絶賛した冒頭のカーチェイス、最後の時計台の決闘、カリオストロ城のロマンチックな秘密など見所は沢山ありますが、強いて言うならこの映画のルパンをルパンと思わないで見た方が良いです。 この映画のルパンは本当にキザで上品な、かっこいいおじ様ですから(笑) 本当は下品で、粗雑で浮気症なのがルパンですからね(苦笑)
懐かしいですね。
公開2日に見に行ってルパンとクラリスの別れのシーンのセル画を貰ったのが懐かしい思い出の作品ですね。当時はヒットしませんでしたが、劇場で見た人達の評判は良かったんですよ。その後のテレビ放映で評価を上げた作品と言う所もテレビ第一シリーズと同じなのがルパンらしいですね。今回のブルーレイ化で 当時のあの頃の映像に出会えるのが楽しみですね。
この作品は、映画ですので、ブルーレイ化も意味があります
ビデオテープにしか記録が残ってないアニメと、映画フィルムに記録が残っているアニメを混同してはいけません。 NTSCのTV放送をブルーレイにしたものが最近ありますが、アップコンバートでお茶を濁しているものはダメダメな画像です。映画は、フィルムからフルハイビジョンで落とし直しできるところが違います。 いままでにも、アニメではなく、実写モノで、映画でフィルムからDVDに落としたものと、ブルーレイに落としたものを多々見てきましたが、格段に異なります。 アニメだからべた塗りでDVDのブルーレイも変わらん、と思いがちですが、フィルムで映画になったものからのDVDとブルーレイは、全ての作品において情報量、映像の繊細さが異なります。 わたしはもちろん、買います。HDリマスターの放送は、HD DVDで保存してあります。
BD化は歓迎ですけど、特典などの映像は?
BD化は歓迎ですけど、DVDでも2枚組みで特典映像がありましたが 今回のBD化されたものには何も無いようですけど!何か付けて欲しいです。 買いたいけど、今回は待ちですね。すぐにルパン三世BOXなんかが出そうですけど!
NO.83「る」のつく元気になった邦画
<元気コメント> 悪漢を賞賛するわけではないが、この痛快さはなにものにも代えがたい。
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角野栄子
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カスタマーレビュー数:110
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1989年の宮崎駿監督による劇場用長編アニメーション作品。13歳になり、魔女の修業のために黒猫ジジとともに街を出る少女キキ。新たに住まいとして選んだ街で配達屋として暮らす中で、居候先のパン屋のオソノさん、空を飛ぶことにあこがれる少年トンボなど、さまざまな人との出会いをとおし、落ち込んだりしながらも魔女として、人として成長していく姿を描く。 修業に旅立つところから物語が始まるのだが、そのやや長めの場面で早速こちらを映画に引き込ませる。そしてほうきで飛び立ちスイッチを入れたラジオから荒井由実の「ルージュの伝言」が流れ、やっとタイトルが現れる。そのタイミングの見事さ。物語も演出も細部に至るまで実に丁寧に作られており、何度も繰り返し観たい作品になっている。(田中 元)
【くちコミ情報】
童心に戻れるアニメ
最近の宮崎さんの作品は、あんましパッとしない作品ばかりですが、この作品までは、好きですね。この作品が、上映されたのは、当時、僕は、中学生ぐらいかな、スクリーンで見に行って面白いと思ったけど、当時、流行っていて、あんまり好きになれなかったんだけど、何年かして、また見て、本当に好きになった。最近も、友達の子供が、見ていて、自分もいしょになってみてしまった。このアニメは、なぜか、本当に童心に戻るアニメです。紅の豚以降の宮崎さんの作品は、なぜか、好きになれません。ごめんなさい。
さらりと難しい事を教えてくれる。
この映画を観終わった後の素直な感想は「生きてゆくってなんて難しいことなんだろう」と思いました。ある日突然やってくるスランプ。どうあがいたってしょうがない。じっとするという心構えも大事なんだな、と教えてくれました。1人の魔女の自立物語であるけれども、これは誰にでも当てはまる大切な事を優しく教えてくれる物語でもありました。
はじめての『上京』『就職』『挫折』
この作品には原作童話がありますが、…宮崎氏は、誰しもが、子供から大人へ『自立』する通過儀礼とも言えるべき『自立』『とまどい』『挫折』『葛藤』を【等身大の女性の観点】で表現した作品であり、寓話的な世界観でありながら、実はかなり現実的な展開をする『上京物語』…なので、10代の視聴者にはまだピンと来ない方も、まま、見受けられるようだ。 【…女性の観点】と表記したが、『子供を世に送り出すお母さん』『これから母親になるオソノさん』『仕事に対して自分が確立されて来たウルスラ(画家)』の女性達が『これから自立を始めるキキ』の物語(人生に)に交錯させていくのが実に感慨深い。 そして【現実の等身大の女性観】を歌い込んできたユーミン(荒井由美の時代)がメインテーマに選ばれた。 映画公開時、『女性の社会進出』が声高にクローズアップされていた時の作品。
「しきたり」
映画冒頭でコキリ母さんが言う。 「エエ 古い しきたりなんです」「魔女は13歳になったら家を出るっていう」 「でもあの年でひとり立ちなんて 今の世にあいませんわ」 この作品の冒頭で、キキが旅立つ理由は「しきたり」である。 「今の世にあいませんわ」とは言うものの、コキリ母さんとオキノ父さんはキキを 「信頼して」旅立たせるのだ。 |