通販ナビは毎日新鮮!最新売れ筋ランキングです

[ 向田邦子 ]

         


携帯版
   向田邦子 の売れ筋最新ランキング   [2009年01月08日]
7ページ中 1ページ目を表示しています (110件)



関連のオススメ商品
向田邦子X久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和57年~昭和62年)BOX [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(平成4年~平成8年)BOX [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(平成9年~平成13年)BOX [DVD]
向田邦子 久世光彦 終戦記念BOX [DVD]
向田邦子の恋文 [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和63年~平成3年)BOX [DVD]
向田邦子 (原著)  
¥ 19,950(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:53276位  


おすすめ度

関連のオススメ商品
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和63年~平成3年)BOX [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(平成4年~平成8年)BOX [DVD]
向田邦子 久世光彦 終戦記念BOX [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(平成9年~平成13年)BOX [DVD]
ムー一族 DVD-BOX 1
向田邦子X久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和57年~昭和62年)BOX [DVD]
向田邦子 (原著)  
¥ 23,940(税込)
¥ 18,656(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:55408位  
カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
向田邦子X久世光彦X田中裕子
向田&久世の強力な顔合わせ、そして向田さんの男女の世界観を表現するのにピッタリの女優・田中裕子さんに出会う初期作品(6作品の内の2作品)が納められている。昭和初期の正月風景そして小林亜星さんの音楽と黒柳徹子さんのナレーションがドラマの骨格をさらにしっかりと固めている。 田中裕子さんの美しさが際立ってました。


おすすめ度

関連のオススメ商品
<とんぼの本>向田邦子 暮しの愉しみ
向田邦子 久世光彦 終戦記念BOX [DVD]
山口智子の旅シリーズ 山口智子 ゴッホへの旅 ~私は、日本人の眼を持ちたい~ [DVD]
山口智子の旅シリーズ第2弾 山口智子 北斎とドガ「生きること、仕事をすること」 [DVD]
手紙の行方―チリ
向田邦子の恋文 [DVD]
小林亜星 (その他) 一青窈 (その他) 大石静 (脚本)  
¥ 4,935(税込)
通常5~7日以内に発送
ジャンル内ランキング:38243位  
カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
絶妙
本当の向田邦子氏を知らないが、 実際にこんな人だったろうなあとか、 こんな人であって欲しいなあという雰囲気を 山口智子さんが演じていました。 p 彼女のドラマ復帰第一作とか変な注目のされ方をして 視聴率がどうだったとか、内容と関係の無い揶揄のされ方を していましたが、非常に素晴らしい作品でした。 山口智子さんは信頼できる役者だと思いました。 役者もスタッフも向田邦子氏に格別の愛ある思い入れがあった のではないでしょうか。 p 随所に向田作品でみられる香りが漂っており、 強さや儚さといった大人の女の色気を感じました。 樹木希林演ずる恋人の母親役なんて、たまんない味わい。 p 向田邦子氏のプライベートを本人の了承無く公開されたことに 多少どうなんだろう、という思いが見る前にありましたが、 全く悪意や功名心など感じず、輝いていた女性の伝記といった 受け止め方ができます。
力強く健気な恋
 ドラマを見ることの喜びを心の底から味わうことの出来た物語です。そもそも私の好きな大石静の手になる脚本だということすら知らず、単に山口智子がほぼ8年の沈黙を破ってドラマ出演したという話題性にのみ注目して見てみたのですが、なかなかどうして、演出も脚本もそして役者陣も申し分のない仕上がりです。 p  物を作る仕事に携わる人は、ささやかではあるが自分なりの世界や宇宙を生み出し、それを自分なりの色に染め上げようと努めるものでしょう。小さな世界の支配者たらんとする気概と力強さがあって当然です。山口智子演じる邦子はまさにそうした世界のとば口に凛として立つ若き放送作家です。 p  一方で彼女は、人生に倦み疲れてしまったかのような中年男性との<道ならぬ恋>を生きています。あの時代に仕事を持つ30代の女性がおおやけにすることの憚られる恋愛を生きることは、大きな異端であったはず。表に出すことの許されない「日陰の恋」を生きる彼女の姿は、自分の世界を力強く切り開く女のそれではありません。疲弊した男に慈しみの心を無条件で差し出し、あたかも相手の世界の中に自身を解消し、同化させていくかのようです。私はそこに<健気(けなげ)>という形容詞を見て取り、そして強く胸を打たれました。 p  向田邦子が後に飛行機事故で早世することは広く知られています。彼女がこの美しく儚い恋の物語をずっと胸に秘めたまま逝ってしまったことを思うと、他人がまねることは決して容易ではない彼女の<潔さ>にも思いが至り、私は涙を禁じることが出来ませんでした。 p  山口智子は徹頭徹尾納得のいく仕事だけを選ぶことを自らに厳しく課した稀有で有能な役者になったのではないか。私にはそんな風に思われます。こうした果敢な女優を殺すことのない日本の芸能界であってほしいものだと願わずにはいられません。


おすすめ度

関連のオススメ商品
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和63年~平成3年)BOX [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(平成4年~平成8年)BOX [DVD]
向田邦子X久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和57年~昭和62年)BOX [DVD]
向田邦子 久世光彦 終戦記念BOX [DVD]
転校生 [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(平成9年~平成13年)BOX [DVD]
久世光彦 (その他) 向田邦子 (原著)  
¥ 19,950(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:55440位  
カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
何度見ても見飽きない
毎年お正月を少し過ぎたころに放送されていた、久世光彦演出の向田作品。毎回、話の構成は大体同じなのだが、つい見入ってしまう。その理由としては、向田作品の持つ「力」であろう。一見すると、堅実で、礼儀正しく、朗らかな「完璧」な家庭。しかしながら一人ひとりの人間には何かわだかまりやら秘密があって、ふとしたときにそれが露呈される。家庭の持つ「陰」の部分が非常に旨く描き出されているからこそ、この作品は時代を超えて共感されるのではないでしょうか。そして忘れてはならないのは、この作品を演じる役者たち、加藤治子、小林薫、田中祐子である。ちょっとしたしぐさにもその時々の心情が表現されており、かつそれが自然なだけに引き込まれてしまう。このような豪華な定番キャストに挑戦する「旬」の俳優たちも、普段とは異なった一面を見せていて、この点もこの作品の大きな魅力となっているように思われる。
久世さん、ありがとうございました・・・。
久世光彦さんの訃報を伝えるニュースの中で、「向田ドラマシリーズ」のDVDが発売されていることを知りました。 久世さんの「向田ドラマ」には戦前の日本にあって、戦後の日本が喪ってしまったものが描かれていると思います。 それは、心の気高さ・細やかさ。そして、自分が今いる場所を大切にする気持ち・・・。 戦争の足音が近づいてくる中で、一日一日を大切に生きていたあの時代の空気に対する久世さんの愛惜の想いが伝わってくるようです。 まずBOXセットを一つということで、このセットを選びました。 まだあどけなさの残る田畑智子さん、「終わりのない童話」の小泉今日子さん、「あ・うん」の池脇千鶴さん、最終作「風立ちぬ」の宮沢りえさんなど、キャストが多彩です。そして大好きな舞台俳優の串田和美さんが2つの作品に出演されていることも私にとっては大きな魅力です。 久世さんの作品には人肌のあたたかさを感じます。 たくさんの作品を残していただき、ありがとうございました。


おすすめ度

関連のオススメ商品
向田邦子X久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和57年~昭和62年)BOX [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和63年~平成3年)BOX [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(平成9年~平成13年)BOX [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(平成4年~平成8年)BOX [DVD]
向田邦子の恋文 [DVD]
向田邦子 久世光彦 終戦記念BOX [DVD]
向田邦子 (原著) 山元清多 (脚本)  
¥ 19,950(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:39911位  
カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
久世さん、ありがとうございました・・・。
3月2日に急逝された久世光彦さんが演出された、終戦記念ドラマシリーズです。 久世さんが手がけられたこのドラマシリーズでは、戦争はあくまで背景として描かれていて、ここでも主役は「家族の日常」です。 戦時下でも変わらない心のふれあいと微妙なずれが、久世さん独特の美意識によって色彩豊かに描かれています。 このシリーズで一番印象に残っているのは、「蛍の宿」のラストシーンです。 戦争が終わった日の午後、まばゆいばかりに輝く海に向かって末娘役の田畑智子さんが砂浜を駆けて行くシーンは鮮烈でした。 「いつか見た青い空」のラストのナレーションも感動的でした。 ・・・・・あの日の空は青かったと誰もが言います。何かが終わったのか、それともこれからはじまるのか、私にはよくわかりませんでした。私たちは四人で青い空を見ていました。いつまでも、いつまでも・・・・・。 ナレーターの黒柳徹子さんは読みながら声をつまらせ、涙を流されたそうです。 戦争を体験された世代としては、久世さんの世代が最後になるのでしょう。 戦時下の人々の暮らしを身近な日常として描くことは、後の世代の作家には出来ないことです。 そういう意味でも、この作品が素敵な装丁のDVDとして残されることを嬉しく思います。 あらためて、久世光彦さんのご冥福をお祈りします。 そして、ありがとうございました。



関連のオススメ商品
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和63年~平成3年)BOX [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(平成9年~平成13年)BOX [DVD]
向田邦子X久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和57年~昭和62年)BOX [DVD]
向田邦子 久世光彦 終戦記念BOX [DVD]
転校生 [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(平成4年~平成8年)BOX [DVD]
向田邦子 (原著)  
¥ 19,950(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:61264位  


おすすめ度

関連のオススメ商品
阿修羅のごとく パートII-全集- [DVD]
冬の運動会 [DVD]
向田邦子と昭和の東京 (新潮新書)
さらば友よ [DVD]
雑居時代 DVD-BOX1
阿修羅のごとく-全集- [DVD]
向田邦子 (原著)  
¥ 9,240(税込)
¥ 5,986(税込)
ジャンル内ランキング:29279位  
カスタマーレビュー数:6

くちコミ情報
映画よりも重厚なドラマ
向田邦子の「阿修羅のごとく」。姉妹四人の配役も重厚。このドラマの最初の放映は20年以上前のことだろう。 今観れば向田ドラマに適材適所に登場する加藤治子さんが48才という設定なのが新鮮だ。 この人のセリフ回しの天才的なところは、ここでも充分すぎるほど感嘆させられる。ほかのみんなもみごとはまり役でした。 八千草薫さんは、よく知っている時期の可愛いあこがれのおかあさんだし、普通の奥さんの怖さもじわじわ沁み出ていてドラマでも中心的な人だ。 石田あゆみさんも年代的にもあらゆる点で適役。 わが青春時代、デビッドハミルトン、そのヌード写真のデビューの頃の絶世のタヌキ顔の魅力の風吹ジュンさんも、ほかの姉妹の演技のうまさにもうのせられたようにすばらしかった。 演出者の熱意が伝わる贅沢なドラマだ。演出者、顔もあっツいけれど・・。 向田邦子さんのうなる繊細な心理描写の巧みな表現で浮き出てくる、ちよっとした人の内面のエロスや怖さが堪能できる贅沢なドラマ。
宇崎竜堂の味
宇崎竜堂が、驚くべき存在感を示している。そうそうたる女優陣の中で、四姉妹を引き立てている。いい味を出している。彼の存在なくしては、この作品の畳み掛けるようなリズム感は描けなかったに違いない。配役の妙である。
20数年たった今でもNO1
たしか中学の正月明け、コタツで母親と一緒にみて 面白さにグイグイひきこまれ、はまったのを覚えています。 以来、向田邦子は私のなかでお気に入り脚本家になりました。 ドラマとしてもあの緊張感を凌駕するものはいまだ無し。 しいて言うなら、同じNHKでやっていた佐々木昭一郎氏 の映像詩「ユートピアノ」(だったかな?)ぐらいです。 当時NHKがいかに高レベルだったかがわかります。 なんとかスガコなんかと同列にできない、まさに日本ドラマ界 の金字塔といっていいと思います。
TVドラマ史上に残る名作!
テレビドラマの史上ランキングがあれば、おそらく10本の内の1本には入る傑作である。おもしろくて、おかしくて、おそろしくて、かなしくて、あったかくて・・・。人間の持つ喜怒哀楽をすべて凝縮したようなドラマだ。今、これだけすごいドラマ書ける人は見当たらない。何度見ても飽きないおもしろさ。最近映画化された森田版を見て、つまらなかったと言う人がいたら、ぜひこのオリジナル版を見て欲しい。お勧めです。
女は阿修羅か
適齢期から熟年にわたる4人姉妹と彼女らの両親および姉妹の恋人・配偶者・不倫相手などが登場する向田邦子の作品である。1979年に NHKTV で放映されたドラマで、好評のためのちに森田敏光監督によって全く別のキャストで映画化もされた。 p ストーリーは、一口では言い尽くせないような複雑なものであるが、決して珍しい話ではなく、説明しても余り意味がない。ケース裏の解説の一部を引用すると「一見、平穏そうな家族関係のかげに密かに渦巻く嫉妬や猜疑心を、辛辣に、繊細に描き出した」作品である。 p このドラマの真価は、作者特有のディテール描写のリアルさにあると思う。例えば、母親が娘と白菜を漬けながらさりげなく自分の心境を語る場面、次女が長女を訪ねるとたまたま長女の不倫相手がおり、彼が早々に退散したすぐあとに出前の鰻重が届き、長女がそれを何食わぬ顔をして次女の前に出すと、普段穏やかな次女が激しい気合いでちゃぶ台から払い落とす場面。 p 阿修羅は「インド民間信仰の魔賊」で、外面はよいが、内は猜疑心が強く、他人の悪口を言い合うものたちだという。このドラマに出てくる女性は、「悪口」はともかくとして、猜疑心や嫉妬心のすさまじさで見るものをたじろがせる。テーマ音楽のトルコ軍楽も、心が持ち主の意思とは無関係に動くことを示す点で不思議な効果を示したと言えるだろう。 p 因みに、映画版と比べると、TV版は主要登場人物の抱える問題をそれぞれ丁寧に描いているが、映画は短縮した分ややもの足りず、またキャストもTV版が優れている。とくに、男性恐怖症の三女を演じた「いしだあゆみ」とその相手役の宇崎竜童は、ともに不器用に生きる人物を誠実に演じて好感が持てた。


おすすめ度

関連のオススメ商品
鉄道員(ぽっぽや) [DVD]
冬の華 [DVD]
動乱 [DVD]
遙かなる山の呼び声 [DVD]
幸福の黄色いハンカチ [DVD]
あ・うん [DVD]
向田邦子 (原著) 中村努 (脚本)  
¥ 4,725(税込)
¥ 4,053(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:37202位  
カスタマーレビュー数:5

Amazon.co.jp
   昭和10年代の東京・山の手。羽振りの良い中小企業の社長・門倉(高倉健)と安月給のサラリーマン水田(坂東英二)は見かけも性格も正反対ながら、硬い友情で結ばれている。しかし、女出入りの激しい門倉だが、実は水田の妻たみ(冨司純子)のことをずっとひそかに思い続けていた…。
   向田邦子の同名原作を監督・降旗康男、撮影・木村大作、主演・高倉健の黄金トリオで映画化したヒューマンドラマの秀作。ここでの健さんは笑顔も多く、市井の等身大の姿をさりげなくも見事に演じきっている。また、健さんとは東映仁侠映画時代の盟友でもあった富司純子(かつては藤純子)が久々に健さんと共演することも大きな話題となったが、そのコンビネーションは完璧といってもいいほど。浅川朋之の情感あふれる音楽も絶品である。(増當竜也)

くちコミ情報
ザ・映画スター!
 いつもよりはコミカルな要素の多い役柄ではありましたが、それでも健サンは健サン。 「不器用ですから・・・」なかんじで相変わらずのワンパターン演技。 でもそれがやたらかっちょいいから困っちゃうのですね(笑)。 こまごましたあれこれの出来事こそあれ、およそドラマチックな展開もない淡々とした ある種退屈なお話であるにも関わらず最後まで飽きずに見られたのは、 坂東英二と藤純子の夫婦に付かず離れず関わる健サンたち三人の”不思議な距離感”が 面白かったこともあると思いますが、やはり決め手は”ザ・映画スター”高倉健の圧倒的な存在感だったのでは、なんて思っています。 ラスト近く、坂東の娘(富田靖子)に恋人が出征を告げて立ち去るシーンで、 「追いかけなさい!今夜はそのまま帰ってこなくてもいいから!」と富田の背を押すくだりの 演技は類型的なのかもしれないけどぐっときちゃいました。それもきっと健サンだからなのでしょう・・・。
友情のきわどい秘密
「あ・うん」を開幕から終幕まで見終えるのに半年以上かかってしまった。 理由は、退屈、だ。見るたびに眠くなり、あるいはこらえきれなくなって中断したからだ。 今回は意を決して、朝、まだ元気なうちに見た。そして、・・・感動。 眠かったのは高倉健の扮する門倉と板東の扮する水田の「友情」のシーンに拒否反応を抱いたからだ。しかし、そんな腐った前置きが終わるときわどい秘密が見えてくる。これで眠気が醒めた。 水田の妻(富司純子)を門倉は惚れていた。そして、その心を知っている水田も娘(富田靖子)も彼を許せていた。人の家庭に深入りすることは危険だが、健康の領域ギリギリまで門倉を水田家は招き入れている。門倉が仁義を守っていたからだ。やがて、門倉の妻(宮本信子)もその空域に突入し、娘にお見合いをさせる。こうして冒頭の退屈で小さな世界が拡大して物語が俄然おもしろくなってくるのだ。 時代は、南京陥落の昭和12年の春から冬までの一年間。水田家が東京に転勤し、ジャワ支店に転勤するまで。昭和の風景がとても美しい。
昭和初期、戦渦前夜の幸福な時代
 向田邦子原作。隆旗康男監督。 p  昭和初期のきなくさい軍国主義が押し寄せる前の、つかの間の平和を謳歌する東京・山の手を舞台に、男の友情を軸にした二つの家族模様を描く人情ドラマ。 p  軍需景気の恩恵を受け、羽振りのいい中小企業の社長であり兄貴肌の門倉(高倉健)と、まじめ一筋の転勤族水田(板東英二)の子供のように無邪気な関係にしみじみ、水田の妻たみ(富司純子)の愛らしさがほっこりさせる。 p  募るたみへの想いを胸に秘めつつ、水田と家族ぐるみを続けるが、募る想いがやがて水田と絶交という最悪の選択でけじめをつけようとしてしまう。徹底的に避ける日々。その不器用さがもどかしい。 p  家族ぐるみの付き合いといっても、全てを開襟しているわけではない。「一番大事なことは人には話せない」。その歯止めがあるからこそ、徹底的に付き合える。その禁を破った時、関係はあっけなく崩れ去る。 p  物語は、最終的に仲直りし、ハッピーエンドを迎える。しかし、本当にそうだろうか。門倉のたみへの想いはおそらく変わらないだろうし、たみもそうだろう。この奇妙な三角関係は振り出しに戻っただけである。 p  そして、時代は本格的に戦争の道をひた走る。軍需景気の恩恵を受ける門倉も、ジャワ等海外進出していく会社勤めの水田も、苦難の時代を歩んでいくだろうことは想像に難くない。娘さと子の愛した青年もおそらく戦死だろう。 p  その意味で、これはつかの間の平和な時間に起きたドラマなのである。彼らには今後おそらく大きな悲劇が待ち受けている。だからこそ、何とも言えない悲しい気持ちがすぐ傍に横たわっているのだ。 p  戦争を知る向田だからこそ描ける、不穏な時代に一瞬輝いた閃光のような輝きを放っている。久しぶりに映画で涙した。
向田邦子の最高傑作。よき日本の世界
「戦友」という言葉に私たち世代では、リアリティは持ちえませんが、生死をともにした生涯の親友、肉親に近い感情をともにいだき生きていく。夜間の大学出であることを気にしながらも保険会社で懸命に生きていく水田と美貌の妻、そして家族。もう一人門倉は結婚するも子は無く、妻ともあまりしっくりいっていないが、軍需工場を経営し、金はある。そして、門倉は水田の妻に純愛といってもいいほのかな恋情を抱いている。男と男の友情、水田の娘とやがて学徒出陣する学生との純愛、富司純子演じる水田の妻の美しさとつましさ。こんな世界がありうるのだろうか、と思わせるほど、日本的な世界がそこにある。少し大げさに言うと、それは日本的なコミュニティとも言える。向田邦子さんはこうした世界を描き続けた。「あ・うん」はその代表作ともいえる。サンスクリット文字では「あ」は すべての始まりをあらわし、「うん」はすべての終わりを意味する。つまり、森羅万象ということになるが、私は映画とNHKドラマのビデオを何度も何度も見てきました。そこに日本人のふるさとを感じからでしょうか。 とまれ、秀作です。ちょっと俗っぽくて、笑う高倉健の姿はスクリーンではほとんど見られません。そんな意味でも貴重な映画です。少なくとも私にとっては。
粋な世界
”粋”と言う言葉はもう死語になりましたが、この映画はまさに粋ですね。 高倉健さん演じる門倉、坂東英二さん演じる水田、そして富司純子さん演じる水田の妻、たみ。この3人の三角関係が細やかに丁寧に描かれています。 向田邦子さんの原作も素晴らしいですが、この映画はその向田ワールドをしっかりと踏襲しています。音楽も心地よく耳に入り、素晴らしいです。 邦画ファンだけでなく、洋画ファンや海外の人たちにも是非見て頂きたい日本が誇るべき作品の一つだと思います。


おすすめ度

関連のオススメ商品
冬の運動会 [DVD]
向田邦子×久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和63年~平成3年)BOX [DVD]
阿修羅のごとく-全集- [DVD]
針の眼 [DVD]
早春スケッチブック DVD-BOX
冬の運動会 [DVD]
向田邦子 (脚本)  
¥ 17,850(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:67875位  
カスタマーレビュー数:1

Amazon.co.jp
   1977年1~3月にTBS系で放映された向田邦子ドラマ。向田邦子が、シリアスホームドラマに作風を転じた記念すべき第1作にあたる。
   エリート一家に生まれた長男・菊男(根津甚八)は、高校時代に万引事件を起こしたため家族から浮いていた。25歳でまだ大学生を続ける菊男だが、ひょんなことから知り合った貧しい靴屋の夫婦(大滝秀治、赤木春恵)と親しくなり、親子のような関係になっていく。家族はこれを問題視するが、実は一族の象徴である立派な祖父・健吉(志村喬)にも家族に隠すもう一つの家庭があった。
   それぞれの本心が次第にほころび出て、次第に解体していく一家族を、時に冷徹に、しみじみとした筆致で描いていく。他人との暖かな関わりによって家族の呪縛から解き放たれていく菊男の姿は、家族とは何かを観る者に問いかけてくるようだ。若き根津甚八の拗ねたような表情がなんともセクシー! 共演陣もとにかく豪華で奥行きあるドラマとなっている。(茂木直美)

くちコミ情報
忘れられないシーン
菊男(根津甚八)が、知り合ってまだ間もない日出子(いしだあゆみ)を初めて誰もいない自分の家に連れてきます。家族に紹介してもおそらく受け入れては貰えない二人なのです。・・・普段なら、まだ誰も帰らないはずのその家に、家族や客がどやどやと帰ってきてしまい、日出子は菊男の部屋から出られなくなってしまいます。・・・トイレに行きたくなる日出子。・・・どうしても我慢できそうにない日出子の側に花瓶をそっと置く菊男。・・・ ようやく、菊男の家から脱出することができた二人の後ろに菊男の家族の笑い声や話し声の余韻が残ります。・・・日出子が花瓶の中身を街路樹の根元にあけている時、巡査が通りかかる。思わずおじぎをしてしまう日出子。敬礼する巡査。弾けるように笑っている。菊男も笑っている。・・・ そういうシーンに菊男のナレーションがかぶさります。「こういうことがあると、一年つきあったぐらい親しくなれる。ぼくは、今日のみっともないアクシデントに感謝したい気持ちだった。」 可笑しくて、哀しくて、いとしくて、しーんと沁みます。 そして、西瓜色のマニキュア。



関連のオススメ商品
わが母の教えたまいし [DVD]
あ・うん [DVD]
小鳥のくる日 [DVD]
風を聴く日 [DVD]
終わりのない童話 [DVD]
思い出トランプ [DVD]
向田邦子 (原著)  
¥ 3,990(税込)
間もなく入荷します。ご注文はお早めに。商品はご注文いただいた順番にお届けします。
ジャンル内ランキング:105114位  
7ページ中 1ページ目を表示しています (110件)
2 3 4 5 6 7 | Next»
バーゲンコーナー[和書]
バーゲンコーナー[家電]
売れ筋ランダムフィーチャー
  our partners


ご意見ご感想はこちらまで...

このサイトはAmazon Web サービスを利用して作成しています。