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カスタマーレビュー数:28
【Amazon.co.jp】
東京発博多行き新幹線ひかり号に爆弾が仕掛けられた。この爆弾、新幹線の速度が時速キロ以下になると自動的に爆発する仕掛けになっているため、車を止めることも出来ない……。 佐藤純彌監督の最高傑作との誉れも高いパニック映画の大傑作、その海外公開版。オリジナル版は152分だが、ここではフランス版102分、アメリカ版118分の2ヴァージョンを収録。どちらも犯人(高倉健、他)グループの犯行動機など回想シーンを思い切りカットし、現在進行形でドラマを進める再構成であり、それは西洋の観客の嗜好に合っていたようだ。特にフランスでは驚異的大ヒットを記録。後の『スピード』にも本作の影響は間違いなくうかがわれよう。ただし、社会に虐げられた主人公たちの過去にこそこだわった佐藤監督は、この再編集に直接タッチしておらず、やはり「まずはオリジナル版を観てほしい」と語っている。(増當竜也)
【くちコミ情報】
俳優陣が素晴らしい!
俳優陣は皆トップスターで、それぞれの俳優が一番カッコイイ時の作品でもあります。 ダブル健さんは言わずもがな、丹波哲郎も出番は少ないながらも、決めるべきシーンで確実に決めています(最後のセリフはホンットかっこいいです!)。新幹線の特撮は・・・まぁあの時代にしては頑張ったんではないでしょうか。意欲は伺えましたし。予算さえ確保できていれば、かなりの所までイケたのではないかと感じました。ただ一つ難を言えば、音楽でしょうか。特にラストのあのシーンにあの音楽は無いでしょうよ(ラストで最高の演技を見せた健さんが泣いてるぞっ)。全てにおいて大満足ながら、その点で☆一つマイナス。
元祖スピード
もう激アツ! 今、こういう映画をやっちゃうと、逆に寒い結果になりそうな代物です。 そして、激アツですが、笑えます。 もちろん皆さん真剣ですが、時代のギャップが笑いを生んでいます。 真面目に作ってるんですけどねぇ。 ダイナマイトで自爆するなよぉ〜 喫茶店、タイミング良く火災になるなよぉ〜 熱い時代です。私が生まれた翌年、75年の作品。 この人達がこの作品の中で放つパワーは今の時代には感じられない。 何かにつけて、「なに熱くなってるんだよ!」 と突っ込まれそうな場面場面。 「あり得ない」と、自分の中で消しちゃう。 いまや、まさに否定的な時代だ。 「あり得る」んです。どんなことも。 こんな熱い時代もいいかなぁなんて思ったりも・・・ あっ、内容は、洋画のスピードと同じです。はい。
独特の空気感!つっこみも楽しい!
レビューを見ているとこの映画の無理のある展開やらはともかく、考証的にあそこがかわっているとかありえないとかを否定材料と書いている人も多いですが、だから見ないと判断するには惜しい作品です。 この映画には独特の空気が流れています。 まず犯人側に流れているムードがアメリカンニューシネマのようなトーンでこういうのは日本映画に少ない。ラストの健さんはもろにそういうトーンで描かれます。今あの雰囲気を出せる作品も少ないでしょう。 犯人側の金の使い道もまた「ハーレーで世界を旅する」「革命が成功した国に行きたい」健さんにいたっては「ブラジルでも行きたいなぁ」と現実感の薄い希望なのがどこかなげやりで「犯行を成功させたら何かが変わるかも…」くらいな曖昧さがいい。 パニックものになると最近の日本映画も洋画も「犠牲を顧みない正義感」「極限の中の家族愛」とか安易に感動させるパーツを持ってくるけどこの映画はバッサリとそれを切り捨て、犯人の作戦と国鉄、警察側との攻防に終始している思い切りの良さを感じます。 その意味では警察のあり得ない間抜けぶりも突っ込みを楽しくできる人にとって楽しいものになっています。 オールスター俳優陣もそれぞれがオリジナルな演技をしながらちゃんと融合してひとつの雰囲気を作っているのがいいです。宇津井さん千葉さんの熱い演技と健さんのクールな感じが対照的なのも特徴的です。 いろんな映画がこの映画のアイデアやらシーンやらをパクっているのはアイデアが秀逸という事以外にこの映画がもっている空気感のファンが多いという事だと思います。
つっこむぞ
懐かしい!うんと小さかった頃に映画館で観た一人です。 内容については既にたくさん説明があるので、ここでは今の目で見て個人的に 興味深い点を挙げておきます。 1)総合指令所のセットについて ちゃちい!という声をよく耳にしますが、それは間違い。本物もああなんです。 唯一違うのは、表示パネルの東京→博多の向きは本物は右向きという点でしょうか。 2)この犯罪計画の成功可能性について 北海道の蒸気機関車に爆弾をしかける際に古賀が捨てた煙草の吸殻から指紋が採取されて面が割れてしまったり、 現金受け取り役のヒロが交通事故で死んで指紋から同じく面が割れて、完全犯罪計画は破綻します。 でも仮に二人がミスしなかったら成功したのでしょうか。 答えはいいえ。東京駅で109号の清掃をした人間たちが真っ先に容疑者として浮かび上がります。 仕掛けたのがヒロであると分かるのは時間の問題。 モンタージュ写真をTVで流せば、沖田製作所の元社員から「あいつだ!」と反応が必ずあります。 これで主犯・沖田まで捜査は一直線。 なに犯人側を刺激してはいけないので報道規制される? ごもっとも。だけど、もし現金の受け渡しがすんなり終わっていれば、犯人は爆弾の止め方を電話で教示し、 109号は新大阪かどこかですんなり停車します。 その後なら堂々と公開捜査に踏み切って主犯まで突き止められたはずです。 結論:偶然でもなければ完全犯罪なぞ元々できっこなかった計画。それが『新幹線大爆破』!
オールスター競演!ストーリーに唖然!
いわゆるスリリングものなのだが、キャストの充実度(運転手に千葉真一&小林稔侍!ありえない!!端役に渡辺文雄から丹波哲郎まで)に比べなんともお粗末なストーリーに泣けてくる。話を盛り上げたいのはわかるが、あまりに鈴木瑞穂率いる警察(しかも悪役オールスターキャスト)がボンクラ揃いで、犯人に余裕の隙を与えるしまるでわざわざ逃がしているみたい。これではまるで高倉健ワンマンショー。 「宇津井健のボヤキ」に妙に共感を覚える。 その割にはバイク男の勤務先の社長が一味のボスだったり、あまりにヒネリのないストーリー展開に唖然。幾度も犯人と接触しているのに気づかないくせに、偽造パスポート一冊を全ツアー会社から見つけるのはあっという間だったり、と展開があまりにご都合主義。これでは「シベ超」の悪口はいえない。 助産婦のメチャ可愛い藤田弓子はなんか胎児を殺した臭いし、とかいろいろ勘繰ってみた方が面白い。山本圭は「戦争と人間」と同じような役どころだがイマドキのアイドル顔はやはりカワイイ。
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カスタマーレビュー数:1
【くちコミ情報】
えーと、どちらが本編なんだろう…?
オーディオコメンタリーは童貞の水島監督と原作者の大和田とぷにえ役の佐藤利奈の三者を交えてのものです。 言いたい放題だなあ。 聞く限りだと2ちゃんねるをやっぱり意識してたのか…。 特典映像は観てのお楽しみなのですが、中華レストランでだべりながら飯食ってます。 一応、本編のアニメはちょっと消化不良な感じがしますが、これで終わりなんですね。 アクションシーンはいつもながら見物です。
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カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
パニック映画頂点。
今では実現不可能なパニック映画の最高傑作です。天国と地獄を彷彿させる設定に新幹線をからめたすごさ。後年スピードにも影響を与えたアイデア。ヒーローであるべき高倉健が犯人を演じるという意外性。日本映画にはかってこんなパワーがあったのだと驚かされる最高傑作。
日本の娯楽映画の傑作
細かいところでの矛盾点はあるのですが、映画全体は傑作です。「スピード」の元ネタといわれる速度が落ちると爆発する爆弾のアイデアがまず秀逸。犯人逮捕のチャンスを逃してしまったり、爆弾の設置場所を書いた図が火事で消失してしまったり、次から次へと窮地に陥るややマゾヒスティックな捜査陣とその対応、パニック寸前の列車内、宇津井健のいる指令室と緊迫感ある展開です。犯人側の描写のみダレますが全体にテンポ良く、次々と見せ場がありサスペンスのテンションが落ちないので退屈はしません。(そのために多少の無理な設定やご都合主義がでてしまうのですが) 配役は豪華すぎて、有名な俳優がワンシーンのみだったりしますが、当時、海外のパニック映画のヒットに便乗するための急な企画で、ほぼオリジナルな脚本を元に、しかも国鉄の協力が得られない撮影条件で、これだけのスターを配してパニック映画が日本で作られたこと自体が奇跡です。邦画の娯楽映画としては最高傑作ではないでしょうか。
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東京発博多行き新幹線ひかり号に爆弾が仕掛けられた。この爆弾、新幹線の速度が時速キロ以下になると自動的に爆発する仕掛けになっているため、車を止めることも出来ない……。 佐藤純彌監督の最高傑作との誉れも高いパニック映画の大傑作、その海外公開版。オリジナル版は152分だが、ここではフランス版102分、アメリカ版118分の2ヴァージョンを収録。どちらも犯人(高倉健、他)グループの犯行動機など回想シーンを思い切りカットし、現在進行形でドラマを進める再構成であり、それは西洋の観客の嗜好に合っていたようだ。特にフランスでは驚異的大ヒットを記録。後の『スピード』にも本作の影響は間違いなくうかがわれよう。ただし、社会に虐げられた主人公たちの過去にこそこだわった佐藤監督は、この再編集に直接タッチしておらず、やはり「まずはオリジナル版を観てほしい」と語っている。(増當竜也)
【くちコミ情報】
オリジナルのアクション部分のみで構成された怪編集作
「新幹線大爆破」の海外版のカップリング、フランス版とアメリカ版が入っている。どちらの版もオリジナルを実質半分にしてしまっており、あまりにも思い切りが良い。解説にもあるが、基本的には高倉健や山本圭がなぜこの犯罪をしなければならなかったのかに関する部分(まあ、オリジナルでも必ずしも説得力はないんだけど)がほとんどなくなっており犯人グループがただの悪人になっている。特撮部分はほぼそのままだが、ドラマ部分が削除されているとなぜか、特撮もしょぼくみえるのが不思議だ。また、オリジナルと比較してみると、アメリカ人やフランス人の映画つくりのセンスというか、考え方がよくわかる。私は「新幹線大爆破」マニアなので、すぐに購入したが、1万円弱を出してこのDVDを購入する層ってどんな人なのか個人的には興味がある。
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【くちコミ情報】
佐藤浩市が素晴らしい。蓮司も。
ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」という曲が使われたのは、何故なんだ? シニカルでブラックなコメディで、風刺してる対象が文学界というと、低予算の地味な映画になりそうですが、これはわりと華やかです。お色気シーンも多い。そういう意味では伊丹十三の映画に近い。しかし、一人の土下座が会場全体に広がるとか、文芸サークルでちょっとけなされただけでバットで殴りこみに戻ってくるとかの過剰さは、伊丹映画より冴えてる。 今では珍しくないけど、わりと凝った妄想オチがあったりして、なかなか知的にゴージャスです。 石橋蓮司の文学スノッブぶりは非常にはまっていて、素晴らしい!
女子高生役の高橋えつ子ちゃんがいい!
グラビアアイドルとして、当時ものすごい人気のあった高橋えつ子ちゃん(この映画の頃は甲斐えつ子に名前を変えていた、その後更に高森悦子に)が、女子高生役で出演。柔らかそうな、いいおっぱいです。萌えます。 それだけを目的にして買っても損はない!(笑)
女子高生役の高橋えつ子ちゃんがいい!
グラビアアイドルとして、当時ものすごい人気のあった高橋えつ子ちゃん(この映画の頃は甲斐えつ子に名前を変えていた、その後更に高森悦子に)が、女子高生役で出演。柔らかそうな、いいおっぱいです。萌えます。 B級映画と割り切って、それだけを目的にして買っても損はない!(笑)
高橋えつ子マニアにもどうぞ
高橋悦子、高森悦子、といった名前でも活躍していた高橋えつ子ちゃんが、この映画では甲斐えつ子の名前で出演。 お隣のキレイなおねえさん、みたいな彼女の魅力満点。
テンポが良くてうまくまとまってる
文学賞をめぐって現実の汚いあの手この手、純粋な気持ちで文学を志したはずがいつのまにか意固地になってしまったり他人を潰そうとしたり…人の貪欲さや滑稽さ、人生の不条理。 こういったメッセージ性は高いのに、その表し方は全然蘊蓄くさくなく、からりとしたタッチでそこが良いです。京二は何気なく文学に頭をつっこんだことからどんどん転落していってしまうのですが、その見事な転落っぷりが見てる側には滑稽でコミカルに写るように描かれています。(余計なことですが)真面目なテーマをばかばかしく語ることとばかばかしいテーマを真面目に語ることは、両方自分の中で面白さのポイントなんですが、この作品もいたって普通の青年が人生に翻弄されて、本人はすごい必死なのにかえってそれが笑えてしまう、という笑いでツボでした。コメディアンが笑わせるのとは違ってて。 あと、佐藤浩市さんの演技は最高でした。ちょっと哀れで滑稽な役どころ、上手いです。審査員の方々もなんていやらしい(演技ですが)こと。同人の方々も必死で笑えます。 ベートーベンの悦びの歌とか…音楽もうまく使われてました。
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【くちコミ情報】
体で語り合おう!
サブミッションでの格闘は一見地味の様だが、本物を見るかの如く臨場感を味わった。 どこぞの格闘アニメよりもしなやかである。 さすが田中ぷにえ、いかなる敵よりも上手である。況んや神をや。 しっかし、ここも体育の授業は女子の体操着がブルマなんですねえ。 そりゃ二次元でサービスしなきゃみんな怒りますからねえ。
神をも恐れぬ肉体言語!すいません、これ「総合格闘技」アニメです。お間違いなく
「ガンダムさん」でもおなじみ、大和田秀樹原作 角川書店・月刊少年エース連載『大魔法峠』アニメ版第3,4話を収録したDVD2巻です。 大きなお友達向けの可愛らしい魔法少女・・・・なんぞはただのフェイク(欺瞞)! これはサブミッション(関節技)を極めし者・田中ぷにえのブラックな活躍ぶりを楽しむ作品です。 既存の定番を覆すありえない肉体派魔法少女モノに大爆笑。 第3話『どっきり★ブレックファースト大作戦★!? 鳴かぬなら殺してしまえホトトギスさんっ!! の巻』★★★★☆ 王位継承権を奪うべくライバルが出現。早々に魔法勝負を諦め、総合格闘技勝負に 縺れ込む間違った図式にまたも苦笑い。両腕を封じられたぷにえが繰り出すは南米式格闘術! 関節には関節を持って制す。一体どこまで格闘技を習得しているのかもうさっぱりです(笑)。 作画の質はやや低いものの、魔法よりも残酷な彼女の体術がきめ細かく描かれており 見応えありです。格闘技好きなら寄ってらっしゃい。 第4話『いや〜んかわいい! ふたごの生まれる確率は120分の1って知ってる? の巻』★★★☆☆ 田中家の双子の妹達も王位継承権争奪に加わります。神を召還しようと そこに関節あるなら極めてみせるわ王者の技を!笑顔 殺意を行き来する ぷにえの腹黒さがますます悪化していておっかなくも苦笑い。 昨日の敵は今日も敵。未来永劫相容れぬ姉妹の暗躍ぶりがナイスです。 せっかくのギャップの面白さを演出するにも、もうちょい作画に気合を入れて欲しいですね。
ギャグに対するスタッフの勘違い度が解る怪作です
まず,大和田ファンは,大魔法峠ファンは観ない方が良いです. 怒髪天とはこのことです.というより汚された感じです. 正直,1作目よりは少しは真面なものになると期待してましたが・・・ 何,この作画は???(EDのスタッフロールで納得させられますが) この予想を遥かに下まわるクオリティ. 低予算でずっときっついスケジュールのTVアニメよりも遥かに低い OVA.とても日本で製作されたアニメとは思えないですよ? まわりくどい台詞回しに,大和田漫画を理解しているとはとうてい 思えない外したギャグに,テンポの悪い展開・・・ 1話3分程度に収めたらテンポの悪さも改善されるかもしれないですが. 少なくともメディア代よりも高い代価を支払わせるという姿勢に疑問を 感じます. 本当にOVA「撲殺天使ドクロちゃん」の関係者が携わっているのでしょうか?
ぷにえVS刺客たち
地上で修行を続ける魔法の国のプリンセス“ぷにえ”ちゃん…。この巻では、彼女のもつ王位継承権を手に入れるべく彼女の前に刺客が現れます。 まず3話、穴掘りエリィこと“エリーゼ(CV能登麻美子)”の登場です。本来なら正統な王位継承者だったエリーゼ、田中家に奪われた王位を奪い返すべく “ぷにえ”に襲いかかります。「魔力勝負では、らちがあかない」といってぷにえと肉体言語で語り始めてしまいます。アクション的には地味ではありますが結構マニアックな技とか出してたりするので見所です。 あえてツッコメば…、そんなぁ2人とも魔法の国の人間なのに「魔力勝負では、らちがあかない」とかって……それにしても全くもって2人とも格闘技の手練だぜぃ…。 そして4話、ぷにえの妹の双子“ぴゅん(CV齋藤彩夏)”“ぽたる(CV花澤香菜)”の登場です。姉のもつ王位継承権を奪うべく“ぷにえ”に襲いかかります。彼女たちはまだ子供のためか肉体言語ではなく、もっぱら召還魔法での挑戦です。神VSぷにえ…、勝敗は言うまでもないでしょう。彼女たちの次の登場は、肉体言語でのリベンジマッチででしょうね(原作によれば)。地味ながらのマニアックなアクションに期待です。 PS、姉御と鉄子…、影が薄くなりがちだけど魅力的。
ギャグに対するスタッフの本気度が充分に伝わってくる傑作です
インチキ魔女っ娘三部作(勿論後付けの設定ですけどね)の第3作。『ナースウィッチ小麦ちゃん』『撲殺天使ドクロちゃん』で溜め込んだ経験値をしっかり活かした、"キワモノギャグアニメ"っぷりは今作でも健在。 この一連のシリーズの最大の魅力は、普通の製作スタッフなら「ギャグに出来ない」「ギャグにし辛い」「ギャグにするべきではない」ネタをあえてギャグにして笑い飛ばす、「火中の栗を油に浸した手で拾いにいく」が如きアブなさやギリギリさ、ギャグに対する良く言えばストイックな(悪く言えばコアファン以外はアウトオブ眼中な)制作姿勢にあると思っています。 今作の場合、原作の極めてブラックテイスト濃厚なキャラ達を更に強調するかのような演出と、アニメとしての動きへのこだわりが出色。逆にギャグのカッ飛び具合と言うか、ギリギリを狙った先鋭さと言った要素は控えめな様子。ビックリ箱的な驚きはあまり感じられないものの、じっくりと楽しめる要素が多いギャグ作品と言った印象ですね。 また、佐藤利奈嬢、川澄綾子嬢、能登麻美子嬢といった萌え系な役が多い声優さんにブラックな役回りを振っている点も、キャラ設定と配役、二重のギャップを楽しめる要素として評価したいですね。 今巻はぷにえを狙う刺客とのバトルがメインとなっています。対エリィでは本格グラップルアニメかと見紛うばかりの戦闘シーンが秀逸。脇を締めた構え、体裁き、捕られかけた関節のすかし方などへのこだわりが楽しめますが、それと同じ程度のこだわりを国鉄子が走るシーンにも注いでいる点も注目。動きへのこだわりは並々ならぬものを感じさせられましたね。 対双子ではキャラ付けが強烈。ほぼ原作通りではあるのですが、声が当てられることによってえげつなさが倍増しています。 後、オーディオコメンタリ−は必聴。二人の問題児に挟まれた佐藤利奈嬢の苦悩が非常に微笑ましいですね。次巻でも期待します。
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山田洋次
(脚本)
森崎東
(脚本)
¥ 3,990(税込)
¥ 2,280(税込)
ジャンル内ランキング:51059位
カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
森崎東脚本の傑作・怪奇作
脚本を書いた森崎東の森崎節満載の映画であり、山田洋次の要素は無い。本作に人情喜劇を期待するのは無いものねだりである。山田作品としては失敗作である。しかし、失敗作は価値が無いのかというと、そうでは無い。本作は山田洋次が撮った森崎作品として大傑作だからである。谷啓がポパイ、倍賞千恵子がオリーヴ、ハナ肇がブルートというのが宣伝文句だったが、そんな惹句はウソ八百である。冒頭、倍賞が演ずるバスガイドが「墓場行きですよ!」と乗客に向かって言う。その乗客がオバアさんなのだ。作者のなんたる悪意!この場面で仰天しない人はもうこの映画についていくことはできない。ハナ肇演ずる主人公が理不尽な暴力の塊りなのだ。村人たちも善意の人ではない。骨を食わされる、死体と一緒に踊る場面はある。市民感覚を逆なでする場面の連続である。似たような映画にハナ肇と緑魔子が主演した森崎脚本・監督の傑作『生まれ変った為五郎』があるが、そちらには善意があった。本作には人情や善意は無い。渡辺祐介監督・森崎東脚本の『いい湯だな全員集合』と同様の悪意に満ちた傑作である。
残念だ
ハナ肇と倍賞千恵子のコンビによる喜劇一発シリーズもこれが掉尾。掉尾を飾る傑作と書きたいが、嘘はつけない。シリーズ中、もっともまとまりがなくて品がなくて悪趣味で、ストーリーがつまらなくてキャラクターに愛着が持てない作品になってしまっている。同監督による「なつかしい風来坊」では気のいい暴れん坊だったが、今作のハナ肇は頭のおかしい暴れん坊である。観客の拍手など求めようがない。倍賞千恵子演じるキャラクターは芯のある、それでいて普通の女性らしさも備えた倍賞にしては異色のキャラとして描かれているだけに、惜しい。谷啓との恋愛模様ももどかしさが最後まで続いてすっきりしない幕切れにつながってしまっている。 劇中で2点ほど、吐き気がするほど趣味の悪いシーンがあるのだが、山田洋次のダークサイドが暴走してしまった結果だろう。第一作の「一発勝負」の設定で続篇を作っておけば、結構人気を得られていたかもしれないと思うと、残念だ。
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