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ジャンル内ランキング:19493位
カスタマーレビュー数:19
【Amazon.co.jp】
左目のまばたきだけで自伝を執筆。奇跡のような実話を、リリカルな映像も盛り込んで綴っていく。雑誌「ELLE」の編集長であるジャン=ドミニクが、突然の脳梗塞を起こし、左目しか動かせない肉体になってしまう。理学療法士とのリハビリによって、彼はまばたきでアルファベットを指示する方法を覚える。新しいコミュニケーション方法で、生きる希望を見出すのだった。 ジャン=ドミニクの左目からの視点という、彼の状況を切実に伝える映像が、観る者に身動きできないもどかしさを体感させる。一方で、美しい看護士にときめく心理などが語られ、息苦しさよりも、命をとりとめて、そこから生きていこうとする前向きな姿勢が際立ち、すがすがしい。タイトルの潜水服のイメージは、動きづらい肉体を形容しつつ、海の底の心地よさも表しているのだ。ジョニー・デップも熱望したというジャン=ドミニクを演じるのは、マチュー・アマルリック。精一杯開いた左目で必死に気持ちを伝える彼の演技が絶品で、作品のテーマである人生賛歌を代弁する。(斉藤博昭)
【くちコミ情報】
人間性とイマジネーションの無限の強さと美しさに心打たれる
こういう映画が観たかった。 映画は総合芸術と言われるけれど、この作品にはまさに映画だからこそ描くことのできた世界観に溢れている。 物語は、主人公の昏睡状態からの目覚めで始まる。 突然の発作による全身不随。 唯一自由がきくのは、左目のまぶただけ。 ふたりの子供とパートナー、ファッション雑誌の編集長という華やかな立場から一転、 ベッドから起き上がれず、自分の意思を訴えることすらできない。 そんな主人公が、「言葉」を手に入れ、現実と他者を受け入れ始めた時から、 彼の左目からのアングルだけだった世界がいっぺんに開き、物語が流れだす。 ロックドインシンドローム。 物語の後半、主人公の父親が、自分も同じく囚われの身だと話すシ−ンがある。 誰もが、多かれ少なかれ、物理的・精神的に何かに囚われている。 それでも、その人の「人間性」、イマジネーションと言葉だけは自由であること。 「ダンサーインザダーク」では、主人公の夢想の世界が鮮やかになればなるほど、 絶望的なラストへの予感に胸を締め付けられたけれど、この作品は、現実と主人公の物語、過去のエピソードがとても注意深いバランスで穏やかに流れていく。 主人公がまぶたの瞬きによって物語を織り成していくプロセスを通じて、感動や美しさって、 創り出すものではなくて、繊細で力強くて、気の遠くなるほど地道な生の過程に宿るものなんだと、改めて気づかされた。 主人公の物語とこの映画全体が、繊細で色鮮やかな糸で織り上げられたストールのようなイメージ。 映画でも、絵画でも、音楽でも、こういうものに心ふるわせられていきたい。
無限に広がる世界に気付く時...
当り前のことが当たり前でなくなる瞬間 ヒトはもうひとつの世界に気付く。 それは小さなアタマという器の中で記憶と空想という無限に広がる世界。 それは誰にも止める事ができない自由。
リアル。
観終わった後、すごく不思議な気分になった。 ことさらに感動を強要することも、愛やら希望やらを押し付けることもなく、ただ淡々とドキュメンタリーを観ているような静かな映像。 観る前の予感として「これは泣くかもな」と思って、だからこそ一人で観に行ったのだけど、結局涙が出るまでには至らなかった。 そんな単純なもんではない、というか。 実話だからこその力強さと曖昧さ。 原作の文章ってどんな感じなんだろうか。 映像と音楽が素晴らしくきれい。 −+−+−+− どうも僕は白人女性がニガテなようで。 何人もの美人が登場するのだけど、ほとんど見分けが付かなかった。 http: eview. tmup.com movie le-scaphand e-et-le-papillon-julian-schna el.html
静かに心揺さぶられ、湧き上がってくる感動。
ロックドインシンドローム。 誰もが、多かれ少なかれ、物理的・精神的に何かに囚われている。 それでも、その人の「人間性」、イマジネーションと言葉だけは自由であることと、 誰もが、家族や恋人、友人たちに支えられていることを強く感じさせてくれる映画。 物語は、主人公の昏睡状態からの目覚めで始まる。 突然の発作による全身不随。唯一自由がきくのは、左目のまぶただけ。 ふたりの子供とパートナー、ファッション雑誌の編集長という華やかな立場から一転、 ベッドから起き上がれず、自分の意思を訴えることすらできない。 そんな主人公が、「言葉」を手に入れ、現実と他者を受け入れ始めた時から、 彼の左目からのアングルだけだった世界がいっぺんに開き、物語が流れだす。 「ダンサーインザダーク」では、主人公の夢想の世界が鮮やかになればなるほど、 絶望的なラストへの予感に胸を締め付けられたけれど、 この作品は、現実と主人公の物語、過去のエピソードがとても注意深いバランスで穏やかに流れていく。 同じように死に向かって行くストーリーだけれど、発作が起こる前のすべてが満ち足りていたように思えた瞬間、 家族や恋人、友人とつながりあえた瞬間、それらひとつひとつがいっそう輝きをはなって観るものの心に残る。 主人公がまぶたの瞬きによって物語を織り成していくプロセスを通じて、感動や美しさって、 創り出すものではなくて、繊細で力強くて、気の遠くなるほど地道な生の過程に宿るものなんだと、 改めて気づかされた。 主人公の物語とこの映画全体が、繊細で色鮮やかな糸で織り上げられたストールのようなイメージ。 映画でも、絵画でも、音楽でも、こういうものに心ふるわせられていきたい。
これが実話とは気がつかなかった。
特典映像でもあるように、これは実在した方のお話。 実際に意識はあるものの、左目だけで意思疎通を図った男性の物語。 映画として、よくぞここまで昇華させたな、と思いました。 単なる「泣かせ」の映画に留まらず、 人生の皮肉、死生観なども折りまぜながらも、最後まで飽きずに見させてくれます。 主人公の「健常」な時は、音楽もロックを中心に映像もダイナミックに動き、 まさに我々がいつも意識せずに生きている世界を表現しているかのよう。 一転、病院のシーンでは音楽もクラシカルで、視点も冒頭からかなり後になるまで主人公の「目」の視点で描かれています。 その対比もうまい。 いやらしくなく、人生の悲喜劇をぎゅー、っと凝縮したような映画。 まさに「潜水服は蝶の夢を見る」ですね。 タイトルの意味が、とても重く感じますが、それでも不思議なのは、 幸いにも主人公が意思疎通を図る手段を得ていたから、それを私たちが感じ取れたから、だと思います。 もうモデルになった方はお亡くなりになっているそうですが、本当に素晴らしい映画です。
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29歳のポール(マチュー・アマルリック)は、大学で講師を務めているが博士号も取れず、そこそこの収入でそこそこの人生を生き、何となく彼女のエステル(エマニュエル・ドゥヴォス)とつきあっていたが、ある日聡明なシルヴィア(マリアンヌ・ドニクール)と風変わりなヴァレリー(ジャンヌ・バリバール)の出現により、それまでの日常が大きく揺れ動かされていく……。 フランス映画界の俊英アルノー・デプレシャン監督の第2作にして日本初公開作。およそ3時間の長尺ながら、よどみなく流麗に展開していく語り口、冗舌なセリフの数々も効果的で、まったく飽きさせることなく、若者の不安や希望をみずみずしく描ききっている。キャストの軽やかな演技も好印象。(的田也寸志)
【くちコミ情報】
公開時にみるべきだった
こんな映画がきっとあるはず。そう長いこと思っていた映画が、実際にあった。10年以上前に作られていた。ただしこれを2回見る気にはあまりならないだろう。長いし冗長だから。でも1回きりなら極めて面白い。DVDも持っておきたくなる。いつ、もう一度見たいという気が起こるか知れないから。(同じ監督の3枚組が出ているので、好きになったらそちらの方が得。) 内容は言葉で説明できない。見ていない人は見てください。としか言いようがない。最も映画的な映画。「映画」が役者を発見し、「映画」が物語を探し当てている。「僕にとっての映画とは、これしかあり得ない」というデプレシャンの生の声が聞こえる。こういう作品を作って高く評価されるのだから監督冥利に尽きるというもの。フランスという国は映画誕生の地だった。たいしたものだ。また日本人も偉い。よくこれをDVDにして売り出したものだ。1枚でも3枚でも、いずれにしろ値段が高いのは仕方がないことか。
長い映画
アルノー・デプレシャン。日本ではまだあまり知られていない監督の一人ではないでしょうか。 p この作品、長いのです。でも、映画をみていてラストに「もう終わっちゃうの?!まだ見たいっ!」と思ったことありませんか?この作品に関していえば、なかなか終わらないのです。とても満足のいく長さです。主人公がなかなか煮え切らない恋に迷うとき、迷う期間がその長いまま描かれているのです。 p その長さが最高。たっぷり主人公といっしょに悩んでください。 そして悩んだ分、なにかがつかめるはずです。 なぜって話がながいから。 それがまさに「映画」になっていない人間の悩みのペースそのままなのですから。
パリ、ところどころ
博士論文を書けずにいる大学講師のポール。 彼はエステルという10年間付き合っている彼女がいる。 彼女との仲も何の変化もないし、大学講師という「今」の 自分に甘んじているポール。 「もう若くはないのだから…」という焦り、「これから どうしていけばいいんだろう…」という不安。 20代後半の微妙な心理がよく描かれているなぁ、と思う。 p そして特にポール役のマチュー・アマルリックが素敵。 監督業もこなす彼ですが、役者としての彼もすごく 魅力的。 アルノー・デプレシャンの本当に瑞々しい作品。
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3度目の結婚を間近に控える35歳子持ちのキャリアウーマン、ノラ(エマニュエル・ドゥヴォス)は、末期がんに侵された父をめぐる家族の確執や、子どもの父親である故人ピエール(ジョアサン・サランジェ)との思い出に囚われるなど、次第に心を束縛されていく。一方、ノラの2度目の夫だった野放図なイスマエル(マチュー・アマルリック/本作でセザール賞主演男優賞受賞)は、突然精神病院に入れられてしまうが…。 『そして僕は恋をする』のアルノー・デプレシャン監督が、過去から脱却して未来へと人が飛躍していくことの厳しさとそれゆえの美しさを説く意欲的ラブ・ストーリー。複雑な人間関係を大きく2つのパートに分けて、スマートに処理していく手法が大いに功を奏している。また名曲『ムーン・リヴァー』(元々は『ティファニーで朝食を』主題歌)のせつなくもロマンティックな調べも効果的で、映画文法のみ強調して独りよがりになりがちな作品群とは一線を画した人生讃歌の秀作に仕上がっている。(増當竜也)
【くちコミ情報】
そして男たちは壊れていく
「そして僕は恋をする」と演じている俳優が重なるため、どうしても続編の 印象を受けます。「そして」で迷える青年たちの姿に共感したデプシャン・ファンは この映画をどう感じるでしょう? 迷いに迷って人生の転機と決別に苦しんでいた青年たちは、 その後再生するのではなく壊れていくような印象です。 「そして」は「自立して前を見て行動するんだ」と彼女に説いていたはずで、 突き放しながらも彼女を思う優しさが感じられました。 本編に出る男たち(前夫、元彼、父親)は、三人ともボロボロ。 成熟し、ある程度生きるしたたかさを持つようになっている彼女(ノラ) に徹底的にあたります。父親が残した遺書に関しては胸が悪くなるほどで、 不器用な男たちがしたのだから許せという以前に、 一切無かった事にし、受け止める必要はないと言いたい。 映画の作りはとても細かくて、登場人物も多く、その一人一人との関係を 魅力的な会話シーンをいれて丁寧に描いていますが、 男たちがもろい。去る身で残す言葉がそれほど珠玉でしょうか。 このような作品を作ってしまった後、デプシャンはどう展開するつもりでしょう? 監督自身が壊れていくのを怯えているような印象を受けました。
大人の 大人な 映画
登場人物はとっても自己中心的すぎて感情や感覚が添えないなぁ・・・と思ってちょっと退屈しながら観てたけど、関係が明らかになるにつれ、ある意味“スゴイ!!”って驚いた。なんていうか・・・とっても残酷な現実も描いていて、それら全てがただそこにあって、人生の1頁でしかなくて淡々としているのが、胸に響いてくるのだ。
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カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
ファインアートのように美しく、悲しい映画
美しい映像である。クレジットタイトルの人体のレントゲン写真と、氷河の逆回しの上を ブルーのクレジットが流れるエンディングは、まるで良質のファインアートを鑑賞してい るようであった。撮影のヤヌス・カミンスキーはレンズを主人公の左眼に据えて成功した。 導入シーンで我々も閉じ込められ、涙でレンズは曇り、それでも目線は女性の脚にいく。 一番感動する場面が、愛人から電話が掛かってくるシーンだ。無表情の主人公ではあるが、 咽のパイプが激しく動くことで昂ぶりは解る。涙を流しながら彼の気持ちを通訳する妻。 一番官能的な場面は、病院の廊下での突然のキスシーンと、牧神のニジンスキーのダンス。 レストランで飽食中の愛撫も官能的だが、伊丹十三の「タンポポ」での場面には及ばない。 なお参考までに、この映画では、アルファベットを読み上げて文字を読み取っていくが、 日本では、ベンチャー企業の開発した「レッツ・チャット」という機器が、瞬きだけで、 あるいはその他微かに動く部位でキーボードを操作でき、福祉機器展で注目を浴びている。 そういうことにも眼を向けるチカラをこの作品は持っている。
買いです。
「ELLE」の元編集長であったという華やかな面を抑制して描くことで、ともすれば下世話になりそうな話が質の高い作品に仕上がっています。「潜水服は蝶の夢を見る」という題名は、以前なにかの番組で見た「閉じこめ症候群」を潜水服になぞらえているのだと見る前に予想していたのですが、それになぜ「蝶の夢を見る」と続けているのかが作中で明らかになった時、思わず胸にぐっとくるものがありました。
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【くちコミ情報】
邦題と内容が合っていないのでは?
母性愛に目覚めたアリス(ジュリエット・ピノシュ)が愛するマルティンの精神的解放のために奮闘する物語。「溺れゆく女」という邦題は、ちょっと違う感じがします。
マルタンの表情が忘れられない
私は、この映画好きです。溺れゆく女というのは、邦題なので、あまり好きではないのですが。他人と深いかかわりをあえて持とうとしなかった、アリスが、結果的にマルタンの求愛(彼は母親の愛情に飢えていた)に答えるのですが、彼には重大な秘密があって・・・フランスの事情を考えると、中絶はけっして難しくないのに、彼女はあえて一人で生み、育て、かつマルタンを支え抜こうと決意するという、母性と、あえて求めた絆というものを感じます。マルタンが最後に急に駆け出すシーンがあるのですが、それがとても印象的でした。彼はポジティブに生きようとしたのか、それとも・・・受け取り方でいろいろな感情が見えてくる素敵な映画です。
頼りない男とを好きになってしまった女の話
精神をおかしくしたマルタンが地中海で意味もなく泳ぐというシーンがあるので、それと男に溺れるというのをひっかけたタイトルだと思いますが、この話を男に溺れる話だとしてしまったら、全ての恋愛映画は身も蓋もない、男に溺れる女の映画、ということになってしまいます。 p 病んだマルタンの回復を助けようと、マルタンが父殺しの裁きを受けようとしているのを家族に伝えるべく奔走しているアリス、というのがこの映画の山場といえるでしょう。 精神的に幼いためにわがままな男にこれだけ尽くしてくれる女性がいればいいですよねぇ…。 p この映画の登場人物たちは幼稚なマルタンを始め、アリスの母親、マルタンの家族など、エゴ丸出しの人間ばっかり。 唯一良いヤツなのは、マルタンの兄でゲイ(だからアリスとは肉体関係なしで同居していた)のバンジャマンくらいです。 p あと、序盤の夜のパリの赤い照明、中盤の夜の地中海と月光、という美しいカットを見逃してはいけません。
溺れゆく・・・は言いすぎ
ビノシュがどっぷりはまり込んでしまうストーリーを予想していましたが、そうではなくて彼女はしっかりものの役です。なにか普通と違う展開を期待させる女優さんだけにそういう見方から言えば少々期待はずれ。どうも主人公がはっきりしないため感情移入が出来ずおしい。雰囲気はとても素敵です。
アリスとマルタン
タイトルにあるアリスとマルタンのロマンスだけを 観ていると、ちょっと重い彼等の愛に退屈してしまうかも。 ただ、この作品で見逃せないのがマチュー・アマルリック演じるゲイ。 彼が一番魅力ある愛すべきキャラクターだわ、と。
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【くちコミ情報】
「恋」未経験者にはおすすめしません
恋をするということは、非常に相対的な事柄であり、同時に非常に個人的な事柄である。恋をしている人は、打てば響く金属のように、周囲のあらゆる刺激に敏感に反応し、ダイレクトに苦悶する。だから恋をしている人はとても忙しい。日常の自動的な作業がおろそかになるほど忙しいのだ。 p この映画はタイトル通り、恋の映画である。主人公はたくさんの恋をする。去る恋あり、追う恋あり、追われる恋あり。観る人は、その都度彼のなかに沸き起こる葛藤に、自分の過去の、または今まさに進行している恋の姿をみるだろう。 アルノー・デプレシャン特有の描写につけて、小説を読むようなボリュームの台詞が印象的な作品である。
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カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
長編です
前編・後編に別れています。 買われる方はもちろん両方お求めになるでしょう。 が、見ていると少々中だるみ感が発生いたします。 刑務所を襲撃するところ以外は派手な銃撃戦もありませんし、 あくまでも伝記風ですから不必要な脚色もありません。 フランス映画が好きな方は買いだと思います。 それ以外の方はレンタルで充分です。
「生き抜いた者にとって、死など無意味だ」
Pa t2は原題の通り、“社会の敵ナンバー1”として彼が君臨してからの物語であり、1970年代を舞台にしたものです。 1979年11月、彼が射殺された現場から始まるという、いきなりショッキングなオープニングですが、物語は彼が死亡するその時に向けて、粛々と進行していきます。 ここでは、Pa t1で描かれた1960年代の彼とは外見が変化し、すっかり中年っぽくなったジャックを見ることが出来るわけですが、Pa t1 と Pa t2 のヴァンサン・カッセルの上半身ヌードを見比べてみると、全然違うから面白いです。まさにデ・ニーロ並みの肉体改造なのかも知れません。 もちろん、犯罪者としての彼の根本は変わらないのでしょうが、それでも父親や娘に対して優しい態度を見せるようになるなど、彼の人間的な面をより垣間見ることが出来ます。また、彼は非常にユーモアあふれる人物であり、彼の言動に笑えるシーンが多いのもPa t2の特徴です。 メインの銀行強盗と脱獄だけではなく、もちろん女性に関しても、相変わらず次から次へと精力的なジャックですが、今作のヒロインは“最後の女性”を演じたリュディヴィーヌ・サニエに間違いないでしょう(相変わらずフォクシーで、セクシーですね)。腹の出たハゲ頭のジャックにナンパされて、即ラブホでの激しいセックス〜そのまま恋に落ちる〜という、素敵な展開が待っています。セックスシーンは短いですが、印象に深い忘れられないシーンになりました。 さて、ジャックが関係を持った多くの女性から、本当に愛されていたのかどうか、個人的にはそんな点に興味があるのですが、映画を観ただけでは知る由もありません。でも最後の女性でさえ、撃たれたジャックよりも撃たれた犬を心配していたのをみると、彼は思った通りに孤独な男だったのかも。
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| 溺れゆく女【字幕版】 [VHS]
¥ 16,800(税込)
(税込)
ジャンル内ランキング:15338位
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