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カスタマーレビュー数:1
【くちコミ情報】
同時期に生まれたJ・ボンドと対極をなすリアリズム・スパイ映画
60年代に銀幕に颯爽と登場し、たちまち多くの人々を虜にしたイギリスの諜報部員と言えば、もちろんジェームズ・ボンドである。そして、同じく60年代にボンドとは全く異なるコンセプトで生まれ、一部の映画ファンから熱狂を持って迎えられたスパイと言ったら、今作のハリー・パーマーである。 なにしろ、映画の序盤で紹介されるその人物評は、“反抗的”、“傲慢”、“平気で嘘をつく”とヒーロー像とは程遠い。陸軍の諜報部員に属しているものの、階級はサージェント。冴えない古びた事務所で事務処理などをこなし、週末は休日と、まるで普通の公務員さながらの生活で、激しいアクションなどなく、超人的活躍からも縁遠いが、演じるマイケル・ケインの、額縁眼鏡から覗く鋭い眼光と鷲鼻、真一文字に結ばれた辛辣な口元が、クールでハードな「職業」を窺わせる。正に、現実のスパイの日常をリアリズムタッチで、贅肉を削ぎ落としたかの如く、極力感情を押し殺した形で展開するが、要所で捉えられる「赤」の配色が情緒的で印象的深い。 007シリーズのプロデューサーでありながら、そのエスカレートするガジェットSF振りに嫌気がさして今作を製作したハリー・サルツマン以下、ピーター・ハント、ケン・アダム、そしてジョン・バリーと、007映画でお馴染みの面々が手掛け、今日まで数多くのサスペンス・ミステリー映画に出演してきたケインの、初の出世作とも言える作品。原作は、英ハードボイルド界の名手レン・デイトン。待望のDVD化だし、個人的には、是非押さえておきたい作品だ。
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ジャック・ヒギンズ
(原著)
トム・マンキウィッツ
(脚本)
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カスタマーレビュー数:6
【くちコミ情報】
名匠ジョン・スタージェスの遺作!男の冒険ストーリー。
監督は「老人と海」「荒野の七人」「大脱走」など映画史に残る名作を生み出したジョン・スタージェス。 音楽は「ダーティーハリー」「燃えよドラゴン」「スパイ大作戦」などの数多くの名曲を残したラロ・シフリン。 スタッフ、キャスト共に非常に魅力的であり、なおかつ本編がジョン・スタージェスの遺作ともなれば映画の内容に関わらず観たくなる。 原作はジャック・ヒギンズによるベストセラー小説。原作が550ページ近くあるのを短い映画の中で再現しようというのだらから、原作のダイジェストムービーのようでもあり、原作ファンには不満がある内容かもしれないが、それは映画の宿命であろう。(映像が楽しい「スターウォーズ」さえ原作の方が面白いのだから。) 本編を観賞後に原作を読んだが、映画にはない内容が数多くあり、まったく別物として楽しむことができる。 本作は戦争映画という位置づけだが、鑑賞中は冒険映画という印象を受けた。 物語は第二次世界大戦中のドイツ特殊工作部隊によるチャーチル拉致、暗殺作戦というバリバリの戦争ものだが、そうした作戦が成功していないことは鑑賞前から明らかだ。 つまり、失敗という結末に向けて物語は進んでいくことになるが、信長の本能寺暗殺のラストへ向かうように男達の熱い物語が展開する。 作戦を実行するシュタイナーを中心とする隊員達の漢ぶりは、戦争の枠を越えて不可能へチャレンジする冒険者のようだ。 作品全体としてはジョン・スタージェス65歳とあって全盛期の娯楽的なキレの良さはないが、スタージェス自身が第二次世界大戦時には従軍をして、記録映画を多く撮影している戦争体験者なので、本編の映像もリアリティを感じる。その点では体験をしていない監督とは大きく異なる。 全体として60点ほどの出来映え。 音楽の使い方の良さに好印象。 本品としては画質の悪さが気になった。DVDとしては非常に悪く、TV番組を録画したような「適当に作っちゃった画質」。日本語吹き替えもなくメニューも乏しい。 商品としては星1くらいだ。 購入せずにレンタルですます程度で良いだろう。
彼らに手榴弾を持たせたかった。
そうすれば、あるいは任務達成できたかも、と思ってしまう観ている者を映画の冒険の世界に引きずり込む映画でした。結末は分かっていても現実に起こっていたらなぁ、とつい想像してしまいます。武器の使い方・軍服の考証等は「遠すぎた橋」よりも上です。難があるとすれば夜のシーンは昼間に撮影して色調を落としたトリックだと分かってしまう点。M・ケイン、D・サザーランド、R・デュバルもまだ若くて格好良い。別に今も格好良いですけど…。ドイツ軍=悪者という紋切り型から脱却した意味でも良い作品だと思います。
豪華出演陣がもったいないよ…
原作が面白かったので期待した一作。 クセのある人物を演じた出演者の演技はさすがに素晴らしい。 カメラワーク&脚本&演出&衣装&編集&音楽にそれぞれ難があって、 結果的にかなり見苦しく退屈な作品になってしまった。 せめて時間を縮めてタイトな造りにすれば…残念だなあ
配役が最高、演出はいまひとつ
ジャック・ヒギンズの大ベストセラーをジョン・スタージェスが監督すると聞いて、誰もが過剰な期待をしてしまいました。結果的には原作を越えられず、スタージェス監督のベストにはなりませんでしたが、後期のスタージェスのフィルモグラフィの中では最もいい仕事です。しかし、演出がどうのこうのよりもキャスティングが素晴らしかった。当時のマイケル・ケインにはシュタイナー大佐役はやや荷が重いかと思われましたが、はまり役です。ドナルド・サザーランドはここでもアンチヒーロー丸出しです。ロバート・デュバルが銃殺前にアイパッチを直す仕草も忘れがたい。傑作になり損ねた佳作ですが、一見の価値はあります。
反戦映画か
全く先入観も期待もなしに、ただマイケル・ケインのファンなので見たのだが、彼が霞んでしまうほど、ドン・サザーランドの演技が素晴らしかった(どこか、株の村上に似ていないか)。最後になってみれば、ドイツもイギリスも実に無駄な、まさに犬死にを多く出しただけの話になるが、これが戦争という狂気のなせるところなのだ。アクション映画ではあるが、かなりの反戦映画とも言えるだろう。
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【くちコミ情報】
魅力的な作品だが、オリジナルも是非観てほしい
映画館で観た1972年版は、イギリスの上流階級に属する探偵小説作家アンドリュー・ワイクと、イタリア系移民の血を引き下層階級に属する美容師マイロ・ティンドルの対立と葛藤を描いたサスペンス・スリラー映画の傑作である。生まれも育ちも正統派である名優ローレンス・オリビエと、貧しい労働者の家庭に育ったマイケル・ケインという登場人物を彷彿とさせる両者の対立的競演が、いやが上にも作品を盛り上げていたのを覚えている。 クールで、スマートで、危い不安定さを内に秘めていた、若き日のマイケル・ケインとは同種の雰囲気を醸し出している、ジュード・ロウのマイロ役には納得。オリジナル作品では最高の演技を見せていたマイケル・ケインが如何にワイクを演じるかが、最も興味深いところと言えるだろう。 「ゲームをしよう」などという言葉にうかうか乗せられ、虚々実々、ウィットと皮肉に溢れたお遊びをしているうちに、いつしか生きるか死ぬかの人生のゲームを演じることになる。侮辱と復讐のゲームは、第三幕に入ってから、次第に雲行きが怪しくなっていく。心理劇としての奥行きが増した反面、同性愛を持ち出して結末に至るまでの過程がゲームの面白さに欠け、退屈感は否めない。実際には出てこないが作家の愛人を登場させて、二転三転しながら、たたみ掛ける様に観客を惹き付けた前作の脚本でもよかったのではないだろうか。と思う。 ある意味オリジナルとは別作品を作り上げた監督の手腕と、両俳優の演技力には、惜しみなく拍手を送りたい。
男の悲しい性
登場人物は2人だけで、渦中の女性はまったく出てこないという、 異色のサスペンス映画です。 でも、2人の存在感が抜群で、物足りなさは全く感じません。 もはや女性のことはどうでもよくなり、 ゲームは男と男のプライドをかけた戦いへとエスカレートしていく。 本来の目的を忘れ、目の前の戦いを制することだけに執着していく男たち。 ブラナーは、そんな男の悲しい性を描きたかったのでしょうか?
JudeによるJudeのための映画
ジュード・ロウがこんなに魅力的に見える映画はなかった。30半ばともなればどんな美形俳優でもおじさん臭くなるが、この作品では「愛らしい」という形容詞がぴったりはまるほど年齢不詳の天使と悪魔ぶりを眩しく発揮して、楽しそうに演じている。リプリーやこわれゆく世界…より若返ってさえいる。変装も含め演技が見事。彼の笑顔の七変化、瞳の奥から煌く感情表現のニュアンス、いやらしくない華やかな官能性を楽しめる。色気むんむんのマイケル・ケインはジュードの引き立て役と化している(勿論、彼の自然でお茶目な名演技がジュードを光らせているという意味で)。 ストーリーではなく、台詞の丁丁発止、名優の演技そのものを楽しんで初めて脚本の素晴らしさとテーマ(色男同士の知的遊戯以外の何物でもない)がわかる。珠玉の台詞の宝庫なので英語字幕が欲しかった。日本語字幕は時々もどかしい。decent guyは寛大な男じゃない! ケネス・ブラナーのスタイリッシュなセット、意表を突く'uneasy'なカメラワーク、スパイシーなB itish sa casmが気持ちいい。音楽もクール。緊迫した場面で人間が面白い言動をとってしまうリアリティを巧く描写していて笑える。ジュードが'I'm not a hai d esse !!'と絶叫する場面は拍手喝采。'Wait, a e you now me o you?''No, you a e you. I'm now...me.'パチパチ。 最高なのは、ウオッカを浴びて文字通り水も滴るいい男になる顔のアップ、'It's quite tempting'と言いながらケインを流し目で見る瞬間、ラストにケインが絶妙な声で吐く台詞。ゲームに勝ったのは― 野暮なことは言いたくなくなるエンディング。
二人だけのゲーム
世間の評価は分かれているみたいだが、好き嫌いだけでいうと私は好き。アンドリュー(M・ケイン)のセリフがまた実にイヤミ。対するマイロ(J・ロウ)は前半ややおされ気味。アンドリューの圧倒的な勝利かと思われたところ、後半怒涛の展開に。妻を巡るバトルが、妻そっちのけ、男×男のパワーゲームに変わっていくのが見どころ。ジュードが小悪魔的な妖しい色気全開でくれば、マイケルも大人の余裕で対抗。主導権を争ううちにあっけなく終幕が。どちらが勝者なのか、はたしてそれは真の勝利といえるのか…モヤモヤ感の残るほろ苦い終わり方。観る人によっては解釈が違ってくる。どこまでがゲームのための嘘で、どこからが本音なのか断言するのは難しい。それがこの作品の魅力であり、また破綻の原因であるのかも。
オリジナルの面白さを期待するのは無いものねだりか。
前から今作の事は気になっていた。なにしろ、あの「探偵スルース」のリメイクである。オリジナルは、「ミステリーマガジン」誌がかって企画した20世紀ミステリー映画史上ベストテンで栄えある第1位に選ばれていて、イギリスの階級社会の嘲笑と憎悪を背景にした二転三転するゲーム性に富んだ頭脳戦が今も記憶に残る傑作だった。今作では、オリジナルとは立場を替えて、マイケル・ケインが作家役で再登場し、ハロルド・ピンターが脚色を手掛けたと言う。まずは、期待と不安が相半ばする状態で対峙した。 で、結論を言えば、残念ながらやはりオリジナルは余りに偉大であったとの感が強い。インタビューで監督のケネス・ブラナーやケインが飽くまでもこれは別物、リメイクではなくリスタート版と語っているし、少なくとも中盤までは(映画に習うならば第2ラウンドまでは)同じ展開ながら、両作品はことごとく肌触りが違う。 舞台になる作家の屋敷は、迷路の庭園、古城のような外観、部屋のインテリアも様々なゲームに囲まれていた前作から、エレクトロニクスを駆使した冷たいメタリックとコンクリートの要塞の如きに変わり、作家のキャラクターも、気品と優雅さに影に潜む辛辣で悪意なユーモア・センスから、直截、攻撃的でサディスティックなものとなっている。 この時点から既にピンター版らしく、暴力的でセクシャルなムードが窺え、そこから終盤に駆けては前作とはまるで様相が異なる展開となるのだが(真のオリジナル舞台と同じ流れらしいが)、悲しいかな、さほどサプライズでもない。上手く出来ているがワクワク感が徹底的に不足しているのだ。
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【くちコミ情報】
気持ちのほうが複雑
鑑賞後、文字通りに「うーん・・・」という言葉がもれてしまいました。 つまらない訳ではないけど、複雑な気持ちです。 個人的には『ビギンズ』のほうが素材はシンプルだけど、意外と丹念に 仕込まれたエンタテイメントとしての味わいもあって面白いと思いました。 一方『ダークナイト』は、予算も素材も豊富に使ってあれこれと 一生懸命料理をした結果、盛り沢山の素材が喧嘩しちゃって 味がぼけちゃったように感じます。 正義と悪の混沌を延々と映像でお説教されたような気分がして、 クレヨンしんちゃんのお父さんの 「正義の反対は悪ではなく、正義の反対は『また別の正義』」 などというような、わずかな言葉の含蓄にドキリとさせられたような 核心に迫るシャープさは残念ながら感じませんでした。 絶賛している人も多いので、もちろん好き好きだとは思いますが、 (いい意味で)ハリウッド娯楽大作だと期待してみると、 「バットマン」という世界でそこまで複雑な世界を見せる必要があるのかな、 という疑問が沸いてなんだかすっきりしないのです。 世情を反映したような、「正義、悪」と割り切れないヒーローや アンチヒーローは昔からアメコミには多いですが、 それをまたリアルな世界に仕上げなおしてしまうと、 ある種いまの現実世界の厳しさのほうを想起させられて 水をさされるような皮肉さがそう感じさせてしまうのかもしれません。 ジョーカーが良かったという方の意見にも頷けるので、むしろ スピンアウトムービー『ジョーカー』としてジョーカーを主役にして、 クエンティン・タランティーノが撮ったりしたらオープニングのような 悪徳の爽快感も出てさぞや面白かっただろうにと思います。 (全然別の映画になってしまいますけど…ちょっと観たい気も) 本当に当たり前のことですが、見る側が映画に何を求めているかで、 評価も大きく変わるということでしょう。 そういった意味で久々に考えさせられる映画でした。
美しい映像で入り込める
70mmIMAXカメラを使用したコマ一つ一つが鮮明で写真の様な映像。 どこからの角度も美しい描写がストーリーに深みを与えてくれます。 特典についている説明で細かくカメラについて語ってくれています。 これを知るとどういう想いで作られたのかが解り さらに惹き付けられました。 内容はやはりバットマンの話なんだ。と感じました。 しかし、その裏で動く心理的描写が細かく書き出されており とても理解しやすいものでしたし、アクションもしっかりと 丁寧に作りこまれていました。 何より役者のキャラクターの存在感に圧巻です。 面白い!!と強く思える映画でした。
楽しめます
派手な音と画面でシアターをお持ちの方は充分に楽しめます。サブ・ウファーは、かなりの低音を叩き出しておりドルビーのみの音声としては最強かもしれません。バットマン特有の人間の暗部を描き出しており、普通の人間がいつジョーカーに変わるかもしれない不気味さも感じさせます。ストーリーが、もちょっと単純でも良いかな、とも思いましたので4ポイントにしました。
全くジャンルは違いますが
若かりし頃のブラピが出演していた「セブン」を思い出しました! 究極の選択を迫られた時、果たして僕は、どんな行動をするのか!? 「セブン」を見てから十数年経ちますが、今だに考えつづける思考部位を彷彿とさせてくれました! 近年の映画の中では屈指のデキかと思います! お薦め!!
この作品最高傑作!!
このダークナイトは敵役を演じたヒース・レジャーの最高遺作になっただろぅ。狂ったように演じたジョーカー、それに対抗するバットマン。バットマンの葛藤、それを嘲笑うかのように様に行われるジョーカーの並外れた奇人ぶりが見ていて衝撃が走った。この作品を見て改めて映画の素晴らしさを感じた。
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待望のDVD化
爆発的人気で世界中に多くの亜流を生んだ007シリーズの向こうを張って作られた数多くのスパイものの一つ。ヨーロッパを舞台にハリー・パーマー・シリーズで名を売ったマイケル・ケインを主演に迎え、ドン・シーゲル作品の常連ジョン・バーノンを悪役に配した地味ながらも手堅いサスペンスアクション。冒頭で主人公のタラント(ケイン)の子供がマッキー(バーノン)に誘拐されるシーンがあるが、この時軍服を着て子供を信用させようとしたのに子供が靴(グッチのローファー)を観て偽軍人だと見破ってしまう。バーノンの眼の色もなぜか不気味で、このシーンが妙に印象に残っています。クライマックスのオランダの風車でのアクションシーンには当時流行ったイングラム・サブマシンガンが使われていて、監督の武器マニア度にも感心したものです。名優ドナルド・プレザンスも出ています。
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最高におしゃれでクールで格好いい!
マイケル・ケインがお洒落で軽快で格好いい!クィンシー・ジョーンズの音楽もクール!広川太一郎の吹替えも最高!おまけにDVDのメニュー画面までが楽しい! 映画の内容は400万ドルの金塊強盗のお話なんですが、いかにも英国的なユーモアをまじえながら、ひょうひょうと計画が進んでいきます。マイケル・ケインの軽さが最高で、出演作品を選ばない彼のB級映画の最高傑作でしょう。刑務所の中で服役中とは思えない待遇のギャングのボスや、太目の女性に目がない教授、一人だけシリアスなイタリアン・マフィアのボスなどの脇のキャラクターも最高。 しかしなんと言っても金塊強奪後のミニクーパーのカースタント・シーンが圧巻。水道管の中を振り子のように走り、大型建築物の屋根に登り、階段を駆け下り、どんなに狭い道でも赤・白・青の3台のミニが絶妙のコンビネーションで走り抜けて行きます。トレイラーなどの大型車両で周囲をぶっ壊しながら走る重量級の派手なカースタントではなく、あの手この手を使ってアイデアで勝負のカーチェイスが最高に楽しい。超大作の予算やCGなんかなくてもここまで出来ることに感動すらおぼえる。 最後の「おいおい、ここからどうするの?」と言いたくなってしまう中途半端な終わり方も、この映画の場合は正解か。
だからミニクーパーは愛される
Amazonで見つけて、懐かしさのあまり、一も二もなくオーダーしました。 そう、田舎町の中高生だった僕はこの映画でミニ(それもミニクーパー!)を知り、憧れの車となった記憶が甦ります。 もう40年も昔の映画ですが、でも逆に、歴史を感じさせる街並みや実に美しいアルプスの景色も、フェラーリやアストンマーチンなど数多く名車たちも、当時のヨーロッパの雰囲気を充分に映し出してくれており、ある意味で実に新鮮な印象で楽しめる映画でした。 カーチェイスの場面で、チューブのような下水を猛スピードで駆け抜けるシーンでは、バックライトに映るミニの中にはスタントドライバーひとりだけの影がはっきりと見て取れる。おやっ?ストーリーではふたり乗ってるはずなのに…。まぁ、これはCG技術がなかった当時ならではのご愛嬌、ご愛嬌。 文化大革命からそれほどの時を経ていない中国が、代価を外貨の代わりに金で支払うという妙なリアリティ。その支払い先は、イタリアの代表的な大衆自動車メーカーであるフィアットなのに、その金を強奪するために使われる手段がイギリス製のミニというストーリー。うぅむ…これも1960年代という時代を映しているのかな?
痛快カーアクション
単純明快、リズミカルな音楽に乗ってテンポ良く進むストーリー。 そして何と言っても後半のミニ3台による逃走劇。 迫力満点で美しく、そしてコミカルで思わず笑みがこぼれます。 ミニが好きでなくても、きっと魅了されてしまいますよ★
リメイク版より絶対おすすめ
「ルパン三世/カリオストロの城」(79年)のフィアット500、「007/ユア・アイズ・オンリー」(81年)のシトロエン2CVなど、頼りなげな小さい車が意外にも小気味よく追っ手から逃れるというシークエンスは、初めドキドキあと痛快となりますが、その礎を築いたと言えるのが本作ではないでしょうか。後半25分に渡って次々とアイディア溢れるカーチェイスが繰り広げられ、息つく暇もないほどにラストシーンを迎えます。 特典映像の未公開シーンも、映画全体のテンポを落としてしまうとしてカットされたものですが、使われなかったのが勿体無いような出来栄え。逃走中のミニクーパー3台と、アルファロメオのパトカー3台がリンクの中で一緒にワルツを踊るというもので、車のCMとして十分使えそうなほどです。 また、下水道管の中でミニクーパーが極端に左右に蛇行しますが、実はその中で一回転までしようとしていたことも分かりました。現状でも十分スリリングですが、もしこのスタントが成功していれば、さらに面白い映像になったかもしれませんね。 他にもランボルギーニ・ミウラ、アストン・マーチンDB5コンバーチブル、ジャガーEタイプなどの高級スポーツカーが登場し、その雄姿をスクリーン上で楽しむことができますが、結局それらは惜しげもなく大破されてしまうという、娯楽映画の常套手段も本作の影響があるのではないでしょうか。 さらに、スウィンギング・ロンドンな雰囲気と、イタリアの古都トリノ、スイス国境の雄大な山腹の景色と舞台を変え、観光映画としてのエッセンスも満喫できます。 英国60年代の象徴マイケル・ケインと、いにしえの名優ノエル・カワードが競演し、脇を喜劇役者で固めた配役も絶妙だと思います。 ミニクーパーのモデルチェンジに伴って、映画自体もリメイクされたのはご承知かと思いますが、豪快なオリジナルの面白さには足元にも及びません。
よくぞ、つくった!
小気味いいリズム、スタイリッシュな映像、小粋なcast! Thum s up!一言で言うなら、witty!よく1969年に、こんな映画、作れましたね。 名車をおしみなく使い、ミニク−パ−がまるで子猫のようにしなやかに動き、車に詳しくてなくても、その爽快感に包まれます♪ その名車に負けず劣らずの出演者達!愛すべくキャラクタ−が勢ぞろいですね。クィンシ−・ジョ−ンズのmusicにのって、ロッサノ・ブラッツィが登場。各castをじっくり楽しむよさもこの映画にありますね。 DVDのいいところは、特典映像!ミニ・ク−パ−のスタントドラバ−の腕をしみじみ感じられるし、脚本の裏話も聞けますから、美味しさ倍増♪ ルパン三世なんて、お好きな方には、ハマる1本ではないでしょうか?
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伝説の始まり
まさに60年代を代表する映画です。 当時、スウィンギングロンドンという文化がイギリスにはありました。 この文化の下で、ビートルズもローリングストーンズも生まれたようなものです。 そのスウィンギングロンドンを世にはじめて発信したのがこの映画でああり、 マイケルケインでした。 彼自身が一つの時代、一つの文化を体現したのです。稀有な役者でしょう。 レンタルビデオにもないこの作品が、やっと見られるなんて! 嬉しくてたまりません。
ソニー・ロリンズのテナーに乗せて、二枚目時代のマイケル・ケインの色男ぶりが楽しめる。
ジュード・ロウ主演に依るリメイク作が公開された時、真っ先に浮かんだのは、この機会に、オリジナル版も併せてDVD化されるのではないか、と言う淡い期待であった。今日こうして実現されるのは喜びに堪えない。「アルフィー」は、「ナック」や「トム・ジョーンズの華麗な冒険」と並ぶ60年代の粋でポップなイギリス映画の代表作だ。ソニー・ロリンズの豪放にして軽快なテナー・サックスに、バート・バカラック作曲の主題歌(歌うは、シェール!)ばかりが有名になってしまったが、今では、文芸映画から、ミステリー、B級アクションまで幅広く活躍している名優マイケル・ケインの、二枚目時代の、色男ぶりが存分に堪能できる。余談だが、新旧カサノバ(アルフィー)共演に依るアンソニー・シェーファーの「探偵・スルース」は撮入されたのだろうか?企画倒れにならず、製作にこぎつけて欲しいし、それを機に、オリビエ、ケイン版のオリジナル版(傑作!)も是非ともDVD化して欲しいものだ。
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たしかにDARKだ→
アメコミ映画の中でもひときわリアルでダークネス。 生身なのに色んな意味でぶっとんだ最凶の敵、ジョーカーは まさに人間の中にある悪の集大成。 そんな奴に正義のヒーローは正統派で立ち向かって本当に勝てるのか? アクションとしてもかなり派手で、車やヘリや建物もぶち壊しまくり! そしてバットマンとそれを取り囲む人々の心の葛藤を描く人間ドラマも逸品。 ハービーの悪に侵食されていく様はかなりショッキングだった。 永遠のテーマ、正義と悪、光と闇。決して子供向けではないシリアスで メッセージ性を持った映画に久々出合った。
Q-BRICK REVIEW 062
本編と併せると悠に3時間を超えてしまいますが、まず、ボーナスディスクに収録されている『ゴッサム・シティ・ニュース』6本を観ましょう。それらは予めDVD化を見据えて製作されたかのような"助走"的な内容になっていて、これで登場人物それぞれの背景を先に知っておくと、本編との連続性を一層楽しめます。今まで、不要なコンテンツをまとめただけの廃品利用のようなボーナス・ディスクにがっかりさせられ続けた映画ファンもこの内容なら文句無いでしょう。 ボーナスディスクを手に取らせるほど本編が内容的に充実していることは言うまでもなく、画質も含めて、2008年リリース作品の中では最もブルーレイ・ディスクの有り難味を感じられる作品でした。レンタルで本編だけしか見てない人、気になるでしょ?
過大評価されすぎでは?
まずシネスコとビスタが交互に切り替わるのが気に入らん。ブルー・レイ初体験作だったので機械かディスクの不具合かと本気で心配しました。せめてパッケージに注意書きでもしてくれれば・・・。 映画内容も劇場合わせて3回観ましたがヒロインがさらにブスになった、よけいなシーンが多すぎるとじつに退屈な作品でした。「オッ!」と思ったのはランボルギーニ衝突・病院爆破・カーチェイスシーンくらいかな。ジョーカー、トゥーフェイスとの対決も拍子抜けだったし。 ビギンズのほうが印象的なセリフもあってずっとおもしろかったです。ヒース・レジャーさんの死去に感傷的になりすぎでは?
特典に不満
BDの画質のことについては詳しくないので評価しません。ただ素人目にはとてもキレイだなと。 アメリカでヒットしたからとか、ヒース・レジャーが亡くなってるからとか関係なく素晴らしい。久々に映画の力に圧倒されました。 特に撮影、ストーリー、音楽は際立っています。 まだ次があるかどうか分かりませんが、個人的には今回のバットマンシリーズはこれで終わってもいいとも思います。もう、ジョーカーが出てくることはないのだから・・・ ヒースがあのジョーカー像を演じきったのは本当にすごい、そして本当に惜しい。 もっともっと、バットマンとのギリギリの闘いを見ていたかった。 このBDの唯一の不満点は特典です。メイキングが少なく、特典ディスクには専門家らによる分析番組が入っていましたが、それならばもっとメイキングを!あと、オーディオコメンタリーもできれば入れてほしかった。まさか完全版が後々・・・ 作品自体は、とにかく快作です。
ブルーレイの意味。ブルーレイの意義。
2008年最高の映画。間違いない。 この細かいところに「シズル」感じは初めて。 DVDのマトリックスには及ばないけど、確かに、価値を届け、広げた。 コレが基準にブルーレイが進化していくのだろうか。 PS3を持ってる人は、とりあえず買っとけって。間違いない。
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【くちコミ情報】
悪かぁないですけどね・・・
ヒギンズ・ファンではなくドイツ兵の活躍する第2次大戦もの戦争アクション映画を見たいと思う方にお勧め。 長編小説の映画化なので、原作に比べてダイジェスト的になってしまうのはやむをえないところ。 その点を了解できるならば、比較的堅実に作ってある映画だと思う。 ヒギンズの『鷲〜』のファンにはお勧めしかねる。 ケインとシュタイナが対決するあの場面で、なぜそのセリフをシュタイナに言わせないのか。 なぜケインの口から言わせなければならないのか。 クルト・シュタイナの人物造形において最も重要なセリフのひとつであるというのに・・・。 さらに、デヴリンとシュタイナの永訣の場面でのやり取りにも、ヒギンズ得意の『ロマンチックな愚か者』が『融通のきかない愚か者』に改造されたかのような激しい幻滅を覚える。
M・ケイン&D・サザーランドの好演で、あの素晴らしき男たちに逢える。
冒険小説史上燦然と輝く大傑作(本当に素晴らしい名作だと思う!)であるジャック・ヒギンズの原作を、「大脱走」や「荒野の七人」のアクション映画の名匠ジョン・スタージェスが監督した戦争映画の佳作。他のレビュアーの方たちがこぞって指摘するように、原作のダイジェストにしかなっておらず、今作を最後に映画界を引退したスタージェス作品の中でもアベレージ作の域を出ないと思うが、あの誇りとロマンティシズムの香り高い原作のムードは感じられる。ラロ・シフリンの勇壮なテーマにのって、柏葉章付騎士十字章も授与された歴戦の勇士でありながら、ユダヤ人の少女を助けた“ロマンティックな愚か者”クルト・シュタイナーや、IRAの闘士であると同時に文学博士で、親子ほど年が違う女性にも愛情を抱き詩をしたためる“偉大なる冒険者の最後のひとり”リーアム・デブリンが、まるで小説から抜け出したかのように具象化され、その“生き様”を見せてくれる時、演じるマイケル・ケイン、ドナルド・サザーランドの好演と相まって、思わず胸が熱くなってしまう。
え?本当にジョン・スタージェス作品なの?
チャーチル暗殺のために英国に送り込まれた独軍空挺部隊の物語。当時、SS長官ヒムラー(D・プレゼンス)に軍を指揮する権限(1944年12月10日に突如、オーバーライン軍集団司令官になるが)はあるの?とゆうことはさておき、本当に監督はあのジョン・スタージェス?とゆう躍動感に欠けた内容の作品である。舞台がのんびりした英国田園地帯、駐留する米軍は平和ぼけ状態、そして主人公の独軍大佐(マイケル・ケイン)は、どこか英国貴族風とこれでは作品全体に緊迫感がないのも当然である。スタイリッシュな独軍空挺部隊の制服の上に自由ポーランド軍の制服を身にまとった主人公たち、その独軍制服が映画の重要なポイントとなっていることから、独軍軍装マニア必見の作品に仕上がっている。また英国在住のドイツ軍のスパイたちは「敵の敵は味方」とゆう理屈で行動していることがわかる。アイルランドと英国の対立問題など英国近代史に関する知識があるとこの映画の面白さは倍増するだろう。出演者のひとりドナルド・サザーランドは「針の眼」でも独軍スパイを演じているが「針の眼」は、もしかしてこの映画の後日談?と錯覚してしまうのは私だけだろうか。
Fallscirmjager
~ストーリーなどは他の方がかかれているのを参照してください。私がこの映画で魅せられるのはそのコスチュームの忠実さです。世界的コレクターがコスチュームを担当しただけあってその忠実さはすばらしいものです。又、良く描かれる親衛隊やゲシュタポなどではなくドイツ軍実質最強部隊であった降下猟兵が描かれているというのもまた大変見物です!そういった~~見方からも是非一度ご覧になってください。~
映画は別のもの
原作を読むと登場人物の背景が見えてきます。例えば、グレイ婦人が南アフリカのボーア戦争のボーア人(オランダ系)であったりなど、「なんで?」という所がわかり、なおよく鑑賞できる事でしょう。ですが映画は別のものと思ってよいでしょう。戦争という極限状態に舞台を置いた、恨み、隣人愛、博愛、正義、政治や特権階級問題など多岐にわたる人間性という優れたテーマに説得力があります。例えばユダヤ人の少女を助ける場面では、ドイツ軍内の新興勢力親衛隊と旧プロイセン軍人との確執が、大衆の政治と貴族の正義としての見て取れるでしょう。収容所の場面でラドル大佐が「プレシャス・シュタイナーとフォン・ノイシュタット」といっているところで彼らがプロイセン諸侯の子息とプロイセン貴族という事が分かるはずです。それはまた落下傘降下の場面にも続き、一人だけ降下中の兵士の間を抜け落ちていくシュタイナー大佐の勇姿を見る事にも続く話でしょう。降下中の反撃は当時不可能で地上の戦闘員に狙い撃ちされるため、自然落下の兵士の恐怖は極限に達するところを指揮官が危険を省みず先頭で降下する場面には、人間集団として理想の絆を感じます。この様な場面は無数にありますので、じっくり何回も見てみるのもいいのではないでしょうか?
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