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アラン・マック
(脚本)
フェリックス・チョン
(脚本)
¥ 6,300(税込)
¥ 4,990(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:1324位
カスタマーレビュー数:11
【くちコミ情報】
善と悪の戦い
マフィアに捜査官を潜入させる警察。 警察にメンバーを潜入させるマフィア。 内部情報の錯綜。息詰まる攻防戦。 しかし、これは単に警察とマフィアの対立を描いた映画ではない。 警察官としてマフィアに潜入したヤンは、悪の組織で働くうちに自分が善人なのか悪人なのかわからなくなってしまう。 一方、マフィアのメンバーとして警察官に扮するラウは、善の組織(警察は善であるか、という議論はさておき)で働くうちに、身も心も善人になることを激しく(という強い言い方がここではふさわしいだろう)望むようになる。 一人の人間の中で対立する善と悪。 それが描かれているからこそ、この映画には単なるエンターテイメントでは終わらない重厚さがある。
没頭できる最高傑作♪
最初は1と3を続けてケーブルテレビで観ましたが 3はジャマが入り集中して観られなかったので三枚組を購入!買って損なし!役者も脚本も演出も最高でした。時間軸は2→1→3ですが個人的には1→3→2の順番が良いかなと思います。謎や疑問を抱えながら観るのも面白いですよ。何にしろ1が一番面白く、1ありきですから素直に順番通り観るのも良いでしょう。どちらにしても繰り返し観たくなる三部作です。
ここ10年でベストワンかも?
バラで3部作所有しているので、世話になった人への贈答用に購入しました。他のレビューを読むところそれほどの特典がないようでちょっぴり安心。 2-1-3の順番で観るのが良いとのお話し分かりますが、これはすでに通して観た人へのアドバイスであり、初心者は正しい順番で観るのがベストだと思います。 なぜなら映画史に残る革命的な3部作の形を示しており、それこそがプラスαの評価ポイントであり、映画全編に通じるスリルやサプライズを加速させるからです。2-1-3の順番でしたら自分にとってレオンやパルプフィクションを超えていなかったかも? 当初1-3の全2作の予定だったところ、1作目を取り終えた後、プロデューサーのアランマックが間にもう一つ入れよう、となり今の形になったらしいことを考えると、まったくの計算だけではなく多分に偶発的な要素が絡んでのことですが、それこそがアドリブをこよなく愛する香港ムービーの柔軟さだと思います。 台本を持たずに状況設定だけであとは役者のアドリブ、というのが一般的の香港映画撮影のスタイルであり、この映画ほど入念に用意された台本は香港映画史上無かったとか。演技のアドリブはないけど、この急遽もう一本作ろうという大きなアドリブ、と考えると余計に痛快です。 並びの話に終始しましたが、それこそが最も感心したポイントの一つでした。 内容は何の文句もなく完璧です。自分が一番好きなのは2ですが、そういう方も多いですね。
見応えはあり
1が★5つ、2が★4.5つ、で3が★2.5つ、ってとこでしょうか。 やはり1が抜群に面白いですね。 ただ、個人的には3はなくても、というよりない方が良かったかな。 謎解きに熱中されている方も多いようですが、大事なのは『映画自体』 が面白いかどうか、ということ。 1→3での展開は矛盾も多く、(その矛盾を謎解きにすり替えてますが) 1を基準にすると3は感情移入できない、つまり蛇足映画でした。
全ての登場人物に泣ける
先日【ディパーテッド】を劇場で見て感動し、アカデミー賞受賞を機にこちらのレビューが良いので原作(3部作)を買ってみました。 一言で言えば、大満足です。普段はマフィア物やアジア映画など買ったことなど無かった私が見事にハマりました。 脚本がとにかく素晴らしいのに加え、俳優陣の名演、サントラの儚さ、散りばめられた伏線と謎解き、友情と騙しあい、全てがエンディングに向かって加速して収束してゆきます。 トータル5時間半ですが体感は半分くらいに感じました。 映画全体から感じ取れる【何が正義なのか?】また主役のメンバーから感じ取れる【正義になりたい、しかしなりきれず絶え間なく続く地獄】という矛盾が非常に切なく儚い思いにかられます。 歴史に残る傑作です。是非とも3部作で見るべきです。
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カスタマーレビュー数:24
【くちコミ情報】
せつない
気丈に自分の役割を果たそうとする男女 こんな時代だから出会い、惹かれ合うことに。 人を信じる事ができない、緊迫した中でも どこかで人間らしさを求め、 そして最後、その人間らしさで苦しむこととなる。 映像が美しく、そしてとても切なかった。
ちょっとせつない
前半部分は、「なんだよ大学生の思い出作りのちょっとしたスパイごっこかよ、ぼくらの七日間戦争じゃねえか」と感じたが、 流れの中で本当に人を殺してしまい、引くに引けなくなってしまったのがなんだか切なかった。 社会にでる前の若い反抗の時期をうまくアジテートする頭の良い大人たちがいるのだなあと。 部員内での嫉妬であったり、好きでもない男に初体験をさせるのも描写としてうまいですね。ありそう。
音楽も秀逸
映画自体も佳作ですが、 それぞれのシーンにマッチしたフランスの作曲家 アレクサンドル・デスプラのスコアが素晴らしい! とくにエンドタイトルでも静かに流れるテーマ曲は ラストシーンの余韻を深く残して秀逸だと思います。
いい作品です
評判ではR-18作品という側面が強調されていたので、それほど期待せずに見たが、心理描写が細やかで映像が美しい印象深い作品であった。 ストーリー自体はそれほど凝ったものではなく、日本占領下の上海で抗日運動に身を投じる美しい女性が、特務機関のリーダー暗殺のため自分の身を投げ出して彼に近づくというものである。 しかし、苛酷な職務に身をおいているため、誰も信じることができなくなっている男が次第に女に心を開く様を演じるトニー・レオンと、そんな男をだますために偽りの役割を演じる中で次第に男に心を魅かれていく女を演じるタン・ウェイの二人の演技は、見るものを引きつける力があり2時間以上という長さを感じさせなかった。 二人の演技で特に好きなのは日本料理亭でタン・ウェイが男に歌を歌って聞かせるシーンだ。誰にも心を開かない無表情な男を演じるトニー・レオンが、心を激しく揺さぶられて思わず内面の感情を顕わにする場面に心をうたれた。 また、話題のセックスシーンは確かに過激であったが、ストーリーの流れの中で不自然さを感じさせるものではなく、必然性のある納得感のあるものであった。 第二次大戦中の上海の街並みを始とする映像の美しさが印象的な上質な作品です。
プロ対素人じゃないか
美しき女スパイって書いてあるのでプロ対プロの騙し合いのようなストーリーかと思ったら、大学生が素人スパイごっこをやった後にプロに言われてスパイをやって見たけどやっぱり素人で最後に自分から墓穴掘ったってだけの話でした。
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カスタマーレビュー数:11
【くちコミ情報】
男に甘く,女に厳しい映画
男に甘く女に厳しい映画である。上海というのは今も国際都市で、東京のように中央線で若い女の声で電車の行く先を英語で知らせるのが国際的と思っているような、ばかげた国際性とは違う都市である。カトリーヌ・ドヌーブの「昼顔」でもそうだが、日本の外の外国では男にどうしてこんなに甘いのか不思議で理解できないくらいである。中国人というと偽ディズニーランド作りの名人くらいにしか思えないところがあるが、上海人は北京人とは違うし、香港人だって世間が言うほど悪くない。今でもそうだ。白川静への私の潜在的反感は意外にこんなところにあるのかもしれない。この映画のキーワードは”犠牲”としての女の役目にあるのだと思う。女の男に対する優しさに敬服すら感じるし、何もそこまでこんな卑劣な男をかばう必要はないと、同情すらおぼえる。ここにある抗日運動を通しての日本のありようはある意味で現代の日本にも立派に継承されているのではないのか。憎く卑劣なイーという男でさえ、日本軍よりは100倍も理知的であるし、ある意味でこの童顔の女スパイが彼に抱く複雑な愛に値するものがある。そういうふうに作られた映画だからと言ってしまえばそれまでだが、それにしても今の日本の状況が恨めしい。話は超飛躍するかもしれないが、この女の”犠牲”に焦点をあてたのが、17世紀のオランダの画家・フェルメールの絵、「紳士とワインを飲む女」である。詳しくは「宇宙に開かれた光の劇場」上野和男・著という本を読むことをお薦めする。また、同じ著者の「縄文人の能舞台」という本も読めば、なぜ私が白川静(漢字学者)に反感を抱くのかの理由が推察できるかもしれない。イーは違うかもしれないが、とかくこういう裏切り者は、漢民族バンザイの人々から出てくるように思えてならない。
二人の男の狭間で
この映画は濃厚なベッドシーンが有名だが、初心な女の子の精一杯の背伸びと、命を掛ける事の意味が描かれている様に感じた。演劇部の男への憧れから、彼の無邪気な愛国心に引きずられる彼女。主人公の女子大学生には愛国等どうでもよかったのではないかと思える。憧れの男の子に付き合う内に、引き返せなくなっただけではないのか。終わり間近で男の子からのキスに「○年前に…」の台詞がそう思わせる。愛人になる前の、演劇部員との相談場面、「私はどうしたらいい?」。本当は「止めよう」って言われたかったんだろうなと思わせる。しかし、自分の与り知らぬ内に決まっていた結論。初体験の相手でさえ、憧れの彼ではなく、商売女での経験しかない男。最初の失敗の後の再会。あの彼が来たのでなければ、彼女は「暗殺部隊」に戻らなかったのではないだろうか…。 愛人との度重なる「激しい」情事は、経験の少ない彼女にとって、標的でしかない男への感情が、徐々に情に変わるだけの理由になるように思う。 愛人との宝石店での別れの後、国民党の男から渡された錠剤を見つめる彼女が、僕にはとても切なかった。コレを使わなければ、ひょっとして全ての事が二人に都合よく動いたら、二人のの関係が再開できるかな?コレで終わりにした方がいいのかな? …と、自問している様で。
「評判通り」の映画
評判通りの作品である。ポジティブな受け止め方をすると、特務機関の男とその暗殺を謀る スパイの女だからこそ生まれる倒錯した愛情表現は、「愛の嵐」のように見ごたえがある。 また秘密の部屋での性愛描写は、「愛人・ラマン」同様、湿気を含んだ匂いを漂わせている。 しかし、である。憂国の情から生まれた学生仲間のスパイごっこはちょっと稚拙すぎないか? また二人の最後の瞬間は、設定が巧いだけにあまりに何も起こらなさすぎないか?また特務 機関として事実を掴んでいたというなら、泳がせすぎていないか? 要するに怖くないのだ。 (私個人としては好きな男優ではないが、)トニー・レオンは、確かに上手いと思う。また 新人女優のタン・ウェイも、予想以上にインパクトがあった。従ってサスペンスとして観る のでなく、「色戒」という額面通り受け止めると、「評判通りの映画」だと思えるのである。
トニーレオン金字塔作品
インファナル・アフェアシリーズで名高いトニー・レオン。 実はこれが初めてのトニー・レオン映画館作品だったのだが、素晴らしいの一言に尽きる。トニー・レオンという俳優は、特別美男子というわけではない。インファナル・アフェアシリーズで共演したアンディ・ラウと比べれば解ることだし、ジャッキー・チェン、ジェット・リーのようなアクション性を売りにしているわけでもない。それでは彼の最大の魅力はどこにあるのか、という問いの答えが、この「ラスト、コーション」にある。 抗日運動側の女スパイ、ワン・チアチーを虜にするその視線のみならず、立ち居振る舞いに品があり、隙が無い男、決して心の内を明かさない男が、「お前の言葉だけは信じよう」と言い、その愛の証として大粒のダイヤの指輪を贈る。「それをつけた君を見ていたい」「僕が側にいる」と言ったときの表情は、観客を陶酔させるに十分、いやむしろ昇天させるというべきか、そして何より、女の正体を知り、処刑の命令を下した後、その女のベッドに座り、独り涙する。その時の背中がまた、いいのである。 演技とは何かを十二分に知り尽くしている彼は、その演技力のみで勝負している。それ故か他のアジア人俳優から比べて欧米での知名度が格段に落ちるらしい。いかにも見た目重視のハリウッドらしい。が、この作品を見た人だけは、確実に知っているのである、トニー・レオンがいかに凄い俳優であるかということを。
見どころあるが、二人の駆け引きもっと見たかった
前半は、女主人公の話が中心で、後半1時間で2人の愛憎・駆け引きが描かれます。 前半は正直いらないくらいの内容で、描かれているスパイ活動や仲間との関係など ほとんど無駄な内容と思いました。 後半のトニーレオンとタンウェイの駆け引きや恋愛表現は、一見の価値があり、 なかなかのものでした。 お互いの気持ちを歌を通して通じる場面は、感動ものです。 過激な表現より、限られた時間で瞬間的にお互いを感じあうような場面がもっとあれば すごい映画になったと思える作品です。
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1945年8月、太平洋戦争終戦によって、51年におよぶ日本の統治から解放された台湾。しかし、その喜びもつかの間、闇社会の進出や国民党の台頭など大陸との確執などにより、台湾は新たな受難の時代を迎えることになる…。 台湾映画界の名匠ホウ・シャオシェン監督の名を世界的に広めることになった歴史叙事詩映画の秀作。ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、金馬奨最優秀監督・主演男優(チェン・ソンヨン)賞、キネマ旬報ベスト・テン第1位など国の内外で数々の受賞に輝いている。ドラマは歴史の波に否応なく巻き込まれていくリン一家の面々を通しながら、時に非常に、時に情感豊かにつづられていく。その中で、耳が聞こえず口も聞けない四男ウンセイ(トニー・レオン)と看護婦ヒロミ(シン・シューウェン)の悲恋が印象的。(的田也寸志)
【くちコミ情報】
存在意義ある素晴らしい作品
いくつかの固定位置から撮ったカットを物語の軸としながら、台湾のいくつかの地方風景を時おり挿入しながらそこでの出来事を描くという手法で構成されています。2.28事件の悲人道さが主題ではなく、その出来事(歴史)に翻弄されながらも力強くまたは優しく生きるある家族の一時期の絆を抜き取っています。存在意義のある素晴らしい作品。音楽もいい。80年代のシャオシェン監督には天才が降臨している。
歴史の証人
この作品、その歴史的背景を正しく理解したとき、 その偉大さが清冽に印象付けられます。 淡々とした描写の中で起きる人類史上空前の悲劇虐殺。 この作品は、歴史の証人としてAAAの価値を有する。 史上空前の傑作と言えよう。 余談ながら、善悪については、言わぬが花と判断します。
激動の歴史を静かな人間描写に埋め込んだ作品
台湾の歴史をあまりご存じない方はまず特典映像から 見てみましょう!監督インタビュー、地図からその土地の 説明、そして年表からその事件のチャプターへとぶ ところなど工夫がされてます。 それから本編をご覧になれば、理解しやすくなるでしょう。 人間の誇りと欲が、現実に起きた事件でどう揺れ動くのか この後どんなドラマがあったのか続きが見たくなる 作品です。
台湾と日本
私の母は戦前台北市に住み、基隆港には海水浴に行っていた、というので母と二人で観ました。舞台となる酒屋のお宅は、台湾でも裕福な暮らしぶりだそうです。水牛が田を耕し、御葬式では啼き女が泣き行列をつくりお墓まで行くことなど、懐かしい習慣がたくさんでてきた、と母は感慨深げに観ていました。228事件で多くの知識人や若者が虐殺された事実は語られていません。トニー・レオンの演技は秀逸でひたむきに生きた内省人の姿をあらわしていると思います。食卓のシーンもよくでてきて、マージャンが娯楽であったことがよくわかります。昨年台北市を観光旅行し日本人街が残っていて、日本の影響が大きかったことを感じました。
台湾
89年、約20年前の映画ですが、古くささなんて無縁です。 やはり良い映画は、何年たってもいい。 そこに描かれる人間は、何年たっても同じ、人間臭い、普遍性が描かれています。 台湾、激動の時代を生きるある一家の息子たちとその妻や子ども。 淡々と描かれ、その淡々とした様がより一層、胸に染み入ります。 2時間30分近い映画ですが、まったく苦を感ぜず。 見終わったあとは、時代のこと、歴史のこと、生き抜くということについて考えます。
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カスタマーレビュー数:13
【くちコミ情報】
映画ブエノスアイレスをこよなく愛してしまった人には、究極の贈り物
映画ブエノスアイレスをこよなく愛してしまった人には、究極の贈り物ともいえるカットされてしまった映像と、製作秘話。この映画には40万フィートのフィルムが回され、7つの結末が用意されたとは聞いていました。完成版とはならなかったエンディングはどんなストーリーだったのか、その疑問への答えがあります。 さまざまな支障のため撮影が長引き、とうとう、レスリーが自分のコンサートのために香港に帰らなくてはならないことに。WKW監督は、本来のトニーとレスリーの2人の物語を大幅に軌道修正しなくてはならない事態になってしまう。頭を抱える監督。いつ終わるとも分らない撮影。誰もが望郷の思いで行き詰まっていた当時。そして誕生した新しいエピソード。関係したスタッフ全員にとって分岐点となる作品となったこと。仮説だけど、もしもレスリーが香港に帰ってしまわなかったらどういう結末になったのか、それはそれで想像するのも面白い。 それにしても、完成版には入らないで惜しげもなく捨てられた映像の何と幻想的で美しいことよ!結局全部カットされてしまったけど、旅先でファイことトニーが出会う女性と遊園地で遊ぶシーンも背景に流れる甘いパロマの曲と共に何時までも心に残る。ブエノスアイレスの夜の風景、汽車の窓の外を流れる木立と木漏れ日。どれもこれも、息がとまるほど素晴らしく、「華麗」としか言いようのないカメラワークです。WKWの映画の中では一番大胆で実験的な映像を作っているという気がしました。 このドキュメンタリーを見て、ブエノスアイレスの映画としての素晴らしさを、改めて再確認しました。
ずーっと見とれていたい・・・。
ブエノスアイレスでハッピーバースデーの歌声のなか、そっとキャンドルを吹き消すレスリー・・・。トニーと笑顔で肩をくんだり。タンゴのレッスンでの高貴ささえ漂わせる立ち姿・・・。レスリーとトニーの醸し出す世界に幻惑されます!!それにしても香港にコンサートのためレスリーが帰ってしまった後の酔いが醒めてしまったような虚しさ、つまらなさ。レスリーはいてくれるだけでよかったのに!!
せつない台詞
レスリーの笑顔を見たとき、彼が死んだなんて信じられなかった…。 『ブエノスアイレス』自体もすごく好きなんだけど、これはまた違った意味での傑作。 p 未公開シーンでの、シャーリー・クワンの台詞がいい。 「これは口実 一緒にいたいの」 この台詞に出会えただけで、幸せだった。
「ブエノスアイレス」が "最果ての地" なら「摂氏零度」は "何かが終わる時"
「ブエノスアイレス」のアナザーストーリー+メイキングだが、本編に採用されたなかったカットが次々と披露されていて、そのひとつひとつの完成度の高さもさることながら、ウォン・カーウァイ監督がこの映画のためにいかに多くの素材を用意し、またいかに多くの映像とストーリーの選択肢の中から本編を編み上げていったのかがうかがい知れて改めて驚嘆させられる。 たったひとつのストーリーを紡ぎ出すために、自らが模索しながら作り上げた部品の多くを削ぎ落としていく作業はさぞかしつらいものではなかったのだろうか。そんな作り手側の苦しみや飢餓感がひしひしと伝わってくるドキュメンタリーであった。本編「ブエノスアイレス」では、最後にたどりつく場所としての「行き場のなさ・地の果て感」が漂っていたが、この「摂氏零度」では時間の流れのなかでの「先のなさ・終極感」とでもいうべきものを感じた。
NO TITLE
映像にはスタッフが主に登場する。 彼らは撮影現場を回り、映画への思いを口にする。 それに監督・俳優のコメントやメイキング、登場人物の知られざる背景などを織り交ぜて物語は進んでいく。 p 特筆すべきはレスリーが監督の指示でトニーとタンゴを踊るシーン。 それまで個々に練習していた二人が一瞬で恋人同士になる。 レスリーの憂いを含んだ表情に、それだけでこの作品を観る価値があると思った。 p 「ブエノスアイレス」は色を感じる映画だったけれど 「摂氏零度」は体温を感じた。
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ウォン・カーウァイ
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カスタマーレビュー数:17
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1962年の香港。同じ日にそれぞれの配偶者と共にアパートの隣同士に引っ越して来たチャウ(トニー・レオン)とチャン(マギー・チャン)。やがて互いの妻と夫が浮気をしているらしきことを知ったふたりは、それをきっかけに惹かれあっていく…。 分別ある大人の男女の不倫の愛を官能的な映像美で描くウォン・カーウァイ監督のラブ・ストーリー。時代背景や設定など、同じカーウァイ監督作品『欲望の翼』の姉妹編的要素も多いが、それでもどこかこれまでの彼の作品群とはテイストが異なるのは、製作時期が香港の中国返還以前と以後の違いという、作家の姿勢の変化でもあるようだ。ラストにアンコールワットを出すなど、単にラブストーリーというだけでなく、世界史的な深い視野が感じられてならない。カンヌ国際映画祭ではトニー・レオンが主演男優賞を受賞。(的田也寸志)
【くちコミ情報】
洗練された映像、音楽が香港のなかで耽美ブレンド
5つ星にするかどうか悩みますが、小品としては5つ星でいいと思います。 ウォンカーアイが好きなひと、耽美映画が好きな人、香港アジアの粋な雰囲気が好きな人、そして優柔不断な優男が好きなひとに送る傑作です。 解放できずにどこかで彷徨って、そして淡いエロスに救われたい。 濃厚なシーンはありません。でも、精神的エロスを感じます。 舌先で甘くスーとそしてペロンと魂をなめられるような・・・ 不倫が背景にあるので、純粋な諸君には意味不明かもしれませんが、 男女の酸い甘いを知る大人で精神的な鑑賞が好きなひとにはたまりません。
その味を噛みしめる醍醐味
映画館で一度こっきりの映像美を楽しむのもいいけれど、この作品は見る度ごとに味を噛みしめることができます。 ですので、ぜひ手元に置いて、スルメを味わうように、何度でも楽しむことがオススメです。 (私はけっしてDVD発売元の回し者じゃありませんが…) 梁朝偉の寡黙な中に語る目線や、張曼玉の手の表情による演技にも、その時々で深い「言葉」が感じられます。 自分の感性と王家衛作品との一騎討ちを、とことんまで楽しんでみて下さい。 五段階評価では4.5と思いまして、四捨五入で☆☆☆☆☆といたしました。
微妙な心理描写がすばらしいです
この作品は、映画「2046」を見た後、何か謎を解くヒントが あるのでは?という引っかかりからみました。 その視点で見ると微妙にアパートの部屋が2046だったりして 面白かったのですが、秘密の穴に向かってトニーレオンが話をし ていたりして楽しかったのでが、ストーリー自体も大変面白い ものでした。 トニー・レオンとマギー・チャンの接近しそう で接近しない関係性が非常に良かったのと、どことなくストイック 感が流れていて男女関係の深さをうまく表しているなと思いました
雨音がせつない映画
画面はいつも室内か夜ばかりでとにかく雨のシーンが多い。 そしてそれらは息苦しくなる程せつない。でもせつないのはそれだけじゃない。彼らが毎夜すれ違う狭い階段、薄暗いオレンジ色の街灯。タクシーの中で伸ばされる男の手とかわす女の手。男が泊まっているホテルの赤いカーテンに女がそこへ駆けつけた時に着ていた赤いコート。 見れば見る程せつない所だらけで私の頭の中は色々な場面がグルグルして、なぜだか哀しくなるんだけど一体どこで泣いたらいいのか分からなくなる。 よく話題に上るマギー・チャンのチャイナドレス姿の美しさは言うまでもなく、トニー・レオンのポマードでがっちり固められたテカテカの髪は時代だと思うことにして、それにしたってじれったい映画だと思う。思うけれども、そのじれったさとせつなさがこの映画を美しくしている大きな要素じゃないかとも思う。
マギー・チャンのマオカラー
「マオカラー」=一般的な中国服の襟。 映画はウォン・カーウァイ&クリストファー・ドイルの映像マジックでおっしゃれーです。 特にダンディ&淑女系のお洒落がこの作品では「天使の涙」「恋する惑星」よりグレードアップしていて、それは服飾。 男性(トニーなど)はスーツに女性はマオカラー・ドレス。 マギーの服は何着だったのだろう?目を奪われる紙としての資料が欲しいです。 DVDだとストップモーションでチェックできるね。(回しもんか?!) それは利点です。 p この作品はちょっと狐につままれた感もあるのでDVDとして欲しくなりがちかも。 p マギーの窮屈そうなマオカラー。 高いヒール、長い首を覆い顔まで圧迫しそうなマオカラー。 しかも香港の雨。高温多湿にはつらいだろう。 しかし、つらいのも我慢するのがファッションの美学だ!ともいいたげな美学が作品の魅力って感じがする。 p 主役の顔をみせないような演出、カメラの見せ方も面白い。 面白いんだけど、テクニックがすごすぎて「恋する惑星」のような新鮮さがかけるという点であえて★4つにしちゃいました。
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ウォン・カーウァイ
(脚本)
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ジャンル内ランキング:9129位
カスタマーレビュー数:45
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アルゼンチン。旅の途中で知り合ったウィン(レスリー・チャン)とファイ(トニー・レオン)。幾度となく喧嘩と別れを繰り返してきたこのゲイ・カップルは、やり直すためにイグアスの滝をめざすが、またもささいなことから喧嘩別れとなる。そしてしばらく後、ブエノスアイレスのタンゴ・バーで働くファイのもとに傷ついたウィンが転がり込んできた…。 それまで香港で活動を続けて来たウォン・カーウァイ監督が、かねがね興味を寄せていたという香港とは地球の裏側にあるブエノスアイレスを舞台に、男たちの愛の痛みを描いていく。名コンビのクリストファー・ドイル撮影監督による手持ちキャメラや素早いカッティングなど、従来のカーウァイ作品ならではのテイストと、別世界で新たな道を模索しようとする創作者のもがきが混在した、不可思議な魅力を持つ作品となっている。カンヌ国際映画祭最優秀監督賞受賞。(的田也寸志)
【くちコミ情報】
マイ・ブルーベリー・ナイツのファンに響くとは限らない1作
マイ・ブルーベリー・ナイツがウォンカーウァイ作品との 初対面だった私には、ちょっと難しすぎる作品だったかも。 なんとなく間延びした作品に思えてしまいました。 カーウァイ×ブエノスアイレスが舞台、となれば これはまさしく自分向けの映画だ!と思ったのですが・・・ ゲイ映画が決して苦手なわけではないのに、まだまだ 深く理解できなくて残念。大人の映画です。 とはいえ、移民が多く、決して豊かとは言えないブエノスアイレス。 古き良き美しい建築物や風景がありつつも泥臭くて人懐こくて 大好きな街ですが、こんな風に抒情的に描かれると より一層切なくなってしまいます・・・。 この映画を観ればイグアスの滝に行ってみたくなること間違いなし!!!
二回見て下さい
この映画を初めて見たときはなんかよく分からん映画やなと思いました。しかし、バックミュージックが頭から離れなかったのでもう一回見てみるとこの映画のすばらしさが分かりました。お互いに惹かれあってるのにうまくいかないせつなさ。新たな出会い。最後のトニー・レオンの言葉が大好きです。
繰り返し観るための映画
最初に映画館で観たときは「何だこれ…???」って感想しかもてませんでした。 その時点でレビューを書けば「映像だけに凝っただけの、つまらない映画」と書いていたでしょう。 ですが自宅で何度か観なおす内に、やっと理解できました。 これはスルメのような映画ですね。観れば観るほど味が出ます。 単刀直入に分かりやすくすばらしい!と言えないので、☆1つ減らしましたが 画面・役者・ストーリー共に味わい深い映画だと思います。
辛い。けど…まだ頑張ってみっか
たまらなく切ない。 たまらなくスタイリッシュ。 たまらなくストイック。 胸が締め付けられる。 写真集のように何度も観たくなる。 荒涼たる異国の地で魂が震える。 そして最後には「まだ頑張ってみっか」と思わせてくれる! 傑作。
ゲイという枠を越えた普遍的な愛の形と一人の若者の蘇生の物語
ワン・カーウァイの作品は、見る人により好き嫌いがはっきり分かれるようで、「独りよがり」「ストーリーが支離滅裂」など嫌われる方もいらっしゃいますが、誰がどう言おうとも、この監督の才能を否定できないと思います。私の場合、この監督の作品を見てから、映画や俳優の演技の見方、カメラワークの見方まで、まったく変わってしまいました。それほど、強烈な衝撃でした。 WKWの映画にこれほどまでに引かれるのは、音楽や視覚表現が斬新で素晴らしいことももちろんありますが、いろいろな解釈が出来て、それぞれの思いや感動を持ち帰ることが出来ることだと思います。決して好きになれなくても、およそクリエイティブ関係の仕事をしている方、志望されている方は、必ず見るべきだと思います。 前置きが長くなりましたが、「ブエノスアイレス」、この頃のWKWが一番力があったような気がするのは私だけでしょうか?WKWはこの映画の為に40万フィートのフィルムを回し、7つのバージョンが用意されたと言われています。商業映画では考えられないことです。 この映画、レスリー・チャンとトニー・レオンがカップルを演じたことで、「ゲイ」の関係が前面に出ていますが、設定上2人の男優が恋人同士を演じているだけで、監督は「ゲイ」という枠を越えた普遍的な愛の形と一人の青年の蘇生を描こうとしたのではないかという気がしました。それも、1997年本土返還で大揺れに荒れ、多くの人が移民として逃げ出していた香港とは、地球の反対側のブエノスアイレスで。 60年代の香港にこだわりをもつWKWの映画の中で、97年の設定、乾いたアルゼンチンの風土、男同士の愛と葛藤、友情、帰郷、さまざまのテーマを見事に描いた出色の作品です。特に最後がいいです。さわやかで、せつなく、胸が熱くなります。
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カスタマーレビュー数:15
【くちコミ情報】
見応えあるアクション。
三国志というビッグタイトルを映画化した歴史ものアクション作品。 正直、話自体は3時間位で一本にまとめられたんじゃないだろうか。 2本だと1本ずつが冗長に感じました。 ただし戦などのアクションシーンは流石にジョン・ウー監督の得意 分野。盾などを使った陣形戦術等の描写が目を見張るものがあり、 スピード感もあって興奮しました。実際こんな感じだったのではと 思える臨場感と迫力です。 あと小喬役の女優さんがものすごく美人で、配役に説得力を感じま す(笑)
映写、中国版スター●ォーズ
インド映画をみたとき、歌と踊りで熱狂的だとおもったのでした で、このレッドクリフって通常使用しているパソコンからdown oadできるひとはできます(その場合はパソコンから見るのでしょうか。) 視覚からおくられるイメージにはパターンがあるので、近年つくられる映画は、歴史的になっている?のですか。
派手なだけ
やっぱり、ジョン・ウーの映画という感想です。 出演者、セットなど豪華ですが、 バレバレのワイヤーアクションで、冷めました。
奇跡の大逆転劇が描けていない
本来は兵力数的に全く勝ち目の無い戦いを孔明らの知略で大逆転するのが 原作の醍醐味ですが、この映画では前編、後編を通じて常に孫権劉備連合軍 側に有利なエピソードの連続で、大逆転劇の醍醐味はありません。 (終始優勢なまま、普通に勝つべくして勝った感じ) せっかく特撮、キャスト、演技等はハリウッド映画に負けない水準なのに もったいない。また敵地に潜入した女スパイと兵士の友情等香港映画に ありがちな小学生チックな直球脚本もやや恥ずかしかったです。
良かったですよ
町のDVD販売店よりも安くてきちんと梱包されていてお願いした場所にきちんと届いてとても良いと思いました。
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おすすめ度
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ウォン・カーウァイ
(脚本)
クリストファー・ドイル
(映像)
ジェフ・ラウ
(プロデュース)
¥ 3,990(税込)
¥ 12,000(税込)
ジャンル内ランキング:20456位
カスタマーレビュー数:14
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公開時にその斬新な感覚で若者に大評判となったウォン・カーウァイのエポック的作品。その独特のモノローグは「初期ゴダール映画の再来」と言われた。 香港の雑踏のなかで1つの恋の終わりと、1つの恋の始まりがシンクロする。登場人物は2人の警官と、謎の金髪女性に風変わりな女の子。前半はダークに後半はポップに、鮮やかな切り返しで展開する。盟友クリストファー・ドイルのカメラは香港の街中を自由自在に疾走する。カラフルな香港の雑踏、高く広がる空、夜のネオン、その映像はいつもミラクル・ワールドを作りだす。中国のトップ・シンガー、主演のフェイ・ウォンが歌う主題歌『夢中人』の伸びやかな歌声のように、浮遊し旋回しているような感覚の映画である。(星乃つづり)
【くちコミ情報】
「夢のカリフォルニア」
内容は言わずもがな。香港映画のヌーヴェルヴァーグ。フェイのセシルカットと,小気味よい仕草そしてリズム感。トニー・レオンの純朴たる眼差し。 「夢のカリフォルニア」は,この映画のためにあるんじゃないかと思わせる,音楽と映像の一体感。 リマスターされた映像は確かにキレイ。格段に良くなった音声とあいまって,独特の味がほんの少し損なわれた気がするのは私だけ? 夢から現実(うつつ)の味に変わったと表現すべきかな。それもまたたまらないんだけど。
ブリジット・リン
この映画…どうしても後半部分に注目が行きがちですよね。でも私が好きで繰り返し観るのは前半部分。ブリジット・リンと金城武の組み合わせなんて変で意外で…でもストーリーも素敵です。サングラスに金髪で本来の顔を出さずとも、やはりブリジット・リンは美しいです。
き、綺麗!\(◎o◎)/
このリマスター盤は確実に「買い」です! 目茶苦茶綺麗です! まるで違う映画を観ているような感覚を味わえます。映像に負けず劣らず、音質も素晴らしく向上。 つまり「恋する惑星」を初めて観たときのワクワク感を、また味わえるのです。 クリストファードイルのカメラは、まるで動く写真集の如く、俳優たちは実在の人物のように自由奔放。 このDVDは堪らないブツと言えるでしょう!
現実と虚構の間
長い間この映画が好きなのに、なぜこの映画に魅かれるのか分からなかった。映像は確かに今見ても新鮮でかっこいいし、役者の魅力も音楽のセンスも最高だけど、それだけでこんなに引っかかることはないと思っていた。そこで脳科学者の茂木さんと映画監督の是枝さんの対談を聞いてこれかなっと思えた。 おそらくこの映画は本物とフィクションの壁の間を撮ることが出来た作品なんではないかと思う。これは映画という表現手段の最も魅力的な部分で、他の様々な手法では表現しにくいところである。 王家衛監督の撮影手法は脚本も直前まで分からず、何回も書き換えられ、長い撮影期間で多くのフィルムを撮り、その中から編集していくらしい。その結果役者には多くの自由が与えられ、ある意味演技が出来ずに、ある種本物の感情や空気というものを膨大なフィルムから抽出することに成功したんではないかと思う。 だから王家衛の映画では他の映画では見ることが出来なかった同じ役者の魅力に気づき、十二分に堪能することができる。 とにかくこの映画では、映画という表現手段で味わえる最も魅力的で危険な部分である現実と虚構の間を楽しめてしまう映画であると思う。
「パイナップル」と 「夢のカリフォルニア」
『恋する惑星』…いい邦題ですね。歴代の名画の邦題をひもとくまでもなく、関係者の愛情を感じずにはいられません。 …さて、本作『恋する惑星』ですが、個人的に、アクションだけだと思ってた香港映画のイメージを大きくかえてくれる作品でした。映像、人物造型、台詞、音楽、全てが斬新で、香港の雑踏と相まって、すっかり引き込まれてしまいました。主役は二組の男女で、 失恋した警官(或いは賞味期限を気にする男)と、謎の金髪美女(或いは拳銃をぶっぱなす女)。もう一組は、 失恋した警官(或いは手紙を読まない男)と、キュートでベリーショートな店員(或いは男の部屋に忍び込み、掃除や模様替えをする女)。二つのストーリーが0、1ミリのすれ違いで交差します。私が印象的だったのは、モノローグもそうですが、缶詰や旅客機のミニチュア等のアイテムです。中でも、ママス&パパスの「夢のカリフォルニア」は、見終った後も暫く頭から離れませんでした。 …今回、久しぶりに見直したのですが、全く色褪せるところはなく、新鮮な気持ちで観ることが出来ました。どうやら賞味期限の心配はいらないようです。
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香港のスラム街で診療所を営むラウ(トニー・レオン)は、医大時代の友人ロジャー(アレックス・トゥ)と再会した。出世をもくろむロジャーは、ラウを利用して医大時代の教授の資料を入手するが、その教授は不死の病に冒されており、ラウは教授に好きな料理を食べさせ、望みどおりに美しい娼婦とベッドをともにさせ、穏やかな死を迎えさせるのだが…。 史村翔&ながやす巧の人気コミック『Dr.くまひげ』を香港で映画化したヒューマン・ドラマ。医師として優れた技量を持ちつつ、酒と女とギャンブルを好み、街中の人々から慕われている主人公を、トニー・レオンがひょうひょうとした存在感で好演していて、鑑賞後も気持ちよい余韻を残す佳作に仕上がっている。彼を取り巻く周囲の個性的面々との調和も良い。監督は『不夜城』のリー・チーガイ。(的田也寸志)
【くちコミ情報】
ラウ・チンワン
…のエピソードが素敵です。不器用な刑事が知的でワケありな娼婦を愛してしまい…こんなんあるかよ!とツッコミつつも二人がうまく行きますようにと願いながら観ました。ラウ・チンワンってこんな役を演じるとあんな顔でも(失礼)可愛く感じて来る不思議な俳優さんです。所々に香港映画お馴染みの役者さん監督さんが出演。
ちょっと詰め込み過ぎかなぁ
香港映画らしく99分しかないところに かなり色んなエピソードを詰め込んであるので ツッコミが少ないというか 深みがないというか なんとなくどのエピソードも薄っぺらいまま終ってしまう そんな感じがしました 涙アリ笑いアリでそれなりには面白いんですけどね 感動して涙流すにはちょっともの足りない オススメするならやっぱりトニーレオン好きの人ですね それ以外の人は機会があれば見てもいいかも ぐらいの感じです あと、日本語吹替が収録されているのがいいですね 僕は吹替好きなんで
隠れた名作です
これを見ると気持ちが暖かくなります。うまく表現出来ないけれどリー・チーガイ監督の考え方が伝わって来ますよ。トニー・レオンが好き!と見る人が多いのでしょうが、まだ幼いカンジのジジ・リョンも不慣れな様子がかえって可愛く役に合っています。アンディ・ホイとトニー・レオンが一緒に歌う場面に泣けてしまいました。でもなんと言ってもラウ・チンワンが本作では光ってると思います。リー・チーガイ作品は出演者が相乗効果をあげてるものが多いです。トニー・レオン出演作にも言えることかな。
ジャズの香りのするオトナの映画
リー・チーガイ監督は柴門ふみさんのコミック「東京ラブストーリー」が香港で大流行した頃、(インターンで女にモテモテの三上を演じられるのは、香港ではトニーしかいないな)と考えていたそうです。マック先生がモテモテなのも、三上の名残りなのです。トニー・レオンは監督のジャジーでしゃれた作品にしたいという意図を受けて「フランク・シナトラのように演じればいいんですね?」とうなずいたとか。リー・チーガイ監督はジャズやオールディーズ愛好者で、この作品にはジャズの名曲が幾つも散りばめられ、香り高いオトナの鑑賞に堪える作品に仕上げています。監督自身も「C azy」を歌ってるしね(^_^;)
肩の力の抜けた感じがいい!
トニーといえば、ウォン・カーウェイ作品等でのシリアスな演技が印象的ですが、ちょっと不真面目さのある軽い役柄の時が私は好きです。「月夜の願い」に通じるところがあります。UFO作品は笑いながらも心にすっと入ってくる映画が多くお気に入りが多いです。私的には、ジェイコブ・チャン監督がチンピラ役で刺青姿でゴスペルを歌うシーンにくすっと笑ってしまいました。よーく見ると豪華な出演陣ですよ。
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