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[ ケイト・ブランシェット ]

         


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   ケイト・ブランシェット の売れ筋最新ランキング   [2009年01月08日]
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くちコミ情報
いい歳のとり方をしている二人
ヒーロー・ヒロインがとても良い歳のとり方をしているな、と感じた。 こういったアクションものでは、主人公が高齢になっていると、どうしても演技に躍動感が欠けてしまったり、ぎこちないものになってしまうものだが、今作の場合は、むしろ独特の味が出ているように思えてならない。 また、「3作目の法則」といって、映画でも小説でも3作が限界だと言われているが、『インディ・ジョーンズ』の場合は例外となったようである。 スティーブン・スピルバーグ監督には、これからもご活躍願いたいものである。
スピールバーグ組の凱旋とロケの記録
20(精確には19)年ぶりに製作されたこのシリーズ、ある面ではたしかに娯楽映画だが、ここ十数年スピールバーグが拘り続けている欧米における20世紀ユダヤ問題をテーマにしたものでもあり、ただ娯楽映画としてみるだけではかなり片手落ち。これはユリイカの特集で蓮実重彦氏が指摘しているので、参照されたい。 それにしてもハリソン・フォードは、ほんとんどスタントを自らやっていたとか、1957年前後に飛んでいた飛行機の選定を専門家として担当したのも彼だとか、DVDのおまけでなければ知りえないエピソードが山盛り。 2007年6月にイェール大学で遭遇したこの作品のロケでは、ハリウッド映画製作規模の違いをまざまざと見せ付けられた。キャンパスの中心部がすべて使われており、今回作品で確認できた。バイクで飛び込むのはスターリング記念図書館で、閲覧室はバイネッキ稀覯本図書館の隣にあるコモンズの食堂などなど。美しいイェールのキャンパスがフンダンに使われている。この大学に監督のご子息が在学中の由。さらにロケ中、多分バイクのスタントさんが大怪我をなさっている、と当時聞いた覚えがある。 映画好きにはこたえられないメイキング過程を精確に記録しており、大いに楽しめる。
ごちゃごちゃ言うな!
これだけの年月を経た後の 待望の(?)4作目なんだから、 万人受けするわけなんかない! そもそも「来ない」と思っていたのが 「来た!」だけで、十分! これだけSFチックになっていても、 違和感なく楽しめました。 ノスタルジーにひたりながら…。 「僕だけじゃない。みんな年取ってるんだ…。」 たしかに、1作目からをリアルタイムで知らないと、 感情移入できないし、だから批判的になってしまうのも 分からないではありません…。
本来の醍醐味を知らない人に不当に低く評価された傑作
正直、劇場に行くまでは半信半疑でしたが、実物を見て、本物の醍醐味に酔いしれました。 つまらないと思った人は、おそらく最初の「レイダース」すらろくに見ていないか、最近のCG使いまくりのアクション大作に毒されて違うものを期待していた人なのだと思います。 図書館にバイクが飛び込むシーンや森の中でのターザンばりのチェイスなど、映画の醍醐味を知り尽くした作り手による、インテリジェンスあふれる撮影と編集を堪能しました。映像にリズムやテンポ、呼吸があるとこれほどまでに思い出させてくれる作品はひさしぶりで、役者の演技合戦やCGの物量だけで感心させる最近のゴージャスさ以外に映画に何ができるか、を実感させてくれたのでした。
残念な★3つ
壮大な自然や映画のスケール、そしてハリソンフォードのガッツと体力に★を3つ。 ストーリーも○○が登場するのは驚いたけど、“有り”だと思った。 けど、あのおばさんが登場したのには驚いた! どうしても、他の人を使っても良かったんじゃ…と思ってしまう。 しかもクリスタルスカルの正体にガッカリ… 私はその手の話を信じない訳じゃないし、あるんじゃないかと思うけど、よりにもよって“あの”インディージョーンズで、それも、まさかまさかの信じられない展開で、ファンタジーを愛する私でも、もう“ついてゆけな〜い”状態でした。 でも○○○説を否定する訳ではないですよ


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   16世紀のイングランド。ヘンリー8世の愛人であるアン・ブーリンの娘エリザベスは、私生児のらく印を押され、21歳で反逆罪に問われる。だが、メアリー女王が病死したことで、一転してエリザベスは女王となる。暗殺、陰謀、裏切り、策略が交錯する国内で、実らぬ恋に失意した若き女王は「国との結婚」を決意する。そして、たった1人で全ヨーロッパを敵に回し、最高権力者として登りつめていくのだった。
   まさに「女性版ゴッドファーザー」とでも呼ぶべき、一大政治スペクタクルである。「ヴァージン・クイーン」として名高い女王エリザベスの内面が、本作で明らかにされた。
   知的でセクシーなエリザベスを演じるのは、ケイト・ブランシェット。ほかにジェフリー・ラッシュ、リチャード・アッテンボローら名優が多数出演し、演技の火花を散らしている。(アルジオン北村)

くちコミ情報
歴史の光と影
エリザベス(ケイト・ブランシェット)が、ロバート・ダドリー(ジョセフ・ファインズ)との愛を捨て、英国のために犠牲になったかのようなきれいな脚本になっているが、結婚しなかったのにはそれなりの理由があったらしい。結婚したが最後夫に王権を奪われるという危惧と、結婚を臭わすことによってスペインやフランスとのバランスをとったというのが真相らしい。 名将の下に名参謀あり。豊臣秀吉における竹中半兵衛や黒田官兵衛、徳川家康における本多忠勝、そしてエリザベスにおけるフランシス・ウォルシンガム(ジェフリー・ラッシュ)。カソリック派による度重なる女王暗殺を未然に防ぎ、王位継承権を持つ ライバル=メアリーを処刑に追い込んだのも、世界各国にスパイをもぐりこませていた秘密警察長官ウォルシンガムその人であったのだ。あまりにものエグイやり方にエリザベスとの仲は相当悪かったらしいが、映画の中ではあまりふれられていない。 ロバートとの逢瀬を気ままに楽しみちゃらついていたエリザベスが、国家的な権謀術数に巻き込まれ、やがて英国女王としての自覚と責任に目覚めていくストーリーは、絵になりやすく確かに見応えはある。しかし、映画としてのメディアの性格上、どうしても勝者の側にスポットライトが当たってしまい、歴史の裏側については語られることは少ない。イーストウッドは、<硫黄島>をアメリカと日本の両側面から光をあててできるだけ中立に描いてみせた。本作品の続編では、まばゆいばかりに光輝くエリザベス治世の黄金期が描かれているらしいが、その影で歴史から抹殺されていった人たちがいたことを忘れてはならない。
この人って
カントナが出てる?!あのエリック・カントナが・・・
すごいの一言!
先生がヴォルタの説明で観せてくれたのがきっかけで、この作品と出会いました。 正直に言います。すごいの一言です。最初はなんか眠くなりそうな難い作品なのかなと思いきやストーリーが進むにつれ画面に釘付けになりました。演技や衣装、建物、メイク、音楽、そしてストーリーと完璧です。私が印象に残ったのはやはりヴォルタ。ロバート公との愛があった最初では二人の踊りは息がピッタリ合っていたのですが、後半に出てきたヴォルタはまったく息が合っておらず、二人の関係がもう昔のように愛で結ばれていないのが伺えます。内容に関しては他の人がレヴューしている通りです。すばらしい。ちなみに私は世界史を専攻していなかったので詳しくは知りませんが、エリザベス1世の偉大さを少しでも理解したつもりです。あと、ケイト・ブランシェットの演技は凄いです。最初と最後がまるで別人。圧巻の演技です。
はまり役
実在した人を扱う歴史映画が、微妙に史実と異なるというのは、その影響力を考えると、「ちょっとどうだろう?」と考えさせられますが、映画そのものとしての出来栄えは、とても良かったと思います。配役、衣装、照明…文句のつけようがありません。 国王の私生児として生まれたエリザベスは、権力を脅かす存在として疎んじられる存在。女王になってからも、「女である」ということや、「私生児である」ということが足かせになり、常に「死」と隣り合わせ。そんな、権力からの失体が死を意味する状況で、少女が「権力者」へと変身していく様を演じきったケイト・ブランシェットに拍手。まわりの役者がかすむほど光っています。
演技力に脱帽
英国史、特に16世紀以降を勉強していたので、かなり面白く見ることができました。 事実とは異なるところもあり、また、セシル伯やウォルシンガムの年齢が高めになっているのは気の毒ですが(笑)、エリザベスという世紀の女王を主題にした映画としては大成功だったと思います。 歴史に残る名台詞を残し、衣装持ちでプライドか高かったと言われるエリザベス女王も、おそらく天国で満足しているのでは?! また、ケイト・ブランシェットの演技力はさすが舞台出身の女優だと思います。 手が自慢だったエリザベスを意識してか、手の動きもよかったと思いますし、常に処刑におびえながらも、のらりくらりと追撃をかわす利発で、したたかな女王を迫力たっぷりに演じていたと思います。演説の声も、英語の台詞回しもよかった!脱帽です!


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ジャンル内ランキング:15080位  
カスタマーレビュー数:7

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   1996年、アイルランドのダブリンで、麻薬犯罪を追及し過ぎたゆえに、命を落とした女性ジャーナリストがいた。『エリザベス』のケイト・ブランシェット主演による、衝撃の実話の映画化。子どもたちにまで蔓延する麻薬の実態を摘発しようと決めたヴェロニカは、記者仲間でもタブーとされていた組織の中枢にまで取材を試みる。しかし、その強引な行動に対し、自宅に銃弾が撃ち込まれるなど彼女に魔の手が忍び寄るのだった。
   ブランシェットは、モデルとなった実在の記者を演じるため、生前の彼女の話し方まで研究し、毅然とした表情で熱演。その一方で、夫や息子、母に対する良き家庭人としての面も見せている。物語は、ダブリンでの麻薬の実態を浮き彫りにするが、ヴェロニカが「女性」だということがほかの記者たちのやっかみに拍車をかけるなど、性差別もあぶり出す。ただ、家族や自分の命を犠牲にするほどのヴェロニカの情熱や使命感がどこから生まれたのか、いまひとつはっきり描かれない点は評価が分かれるところ。監督のジョエル・シュマッカーは、相変わらず男優の使い方がうまく、一瞬だけ登場するコリン・ファレルも強烈な印象を与える。(斉藤博昭)

くちコミ情報
ドキュメンタリー的作品。教養として観ておくべき作品。
女性ジャーナリストの生涯を描いた作品。 麻薬撲滅に、組織の脅迫を恐れず立ち向かった雄雄しき人物であるが、その結果は、勝利と敗北が混在するものでした。 本作は、ドキュメンタリー要素が強いため、展開的には、やや重いです。また、ヴェロニカという人物は、余り、描かれません。どうして、こんなに、この人は頑張れるのだろう?家族についての脅迫を受けても怯まないのだろう?スピード狂の常習だったりするヴェロニカは、問題のある人だったんじゃないだろうか?残された家族はどうしたのだろう?ヴェロニカがいた三流紙だという新聞は、どんな新聞社だったのだろう?かなりの謎を残して、物語は進みます。事実を辿って物語は進み、そして、結末を迎えます。 教養としては価値ある作品ですが、やや、消化不良な気持ちになりました。
ケイト・ブランシェットの素晴らしい演技しか評価できない作品
映画が始まってすぐ、裁判所をでたヴェロニカ・ゲリンが信号待ちをしている車で襲撃される瞬間(観ているものはガラスの割れる音と悲鳴だけで終わる)で過去のヴェロニカの行動に切り替わる。この展開を観てなかなか面白いかもと期待したのが間違いだった。 確かに、麻薬組織の懐に飛び込んでいくヴェロニカの行動力や襲撃される恐怖を表現するケイト・ブランシェットの演技は冴えにさえ観る者をグイグイ作品に引きこむ。 しかし、その作品に中身がない。98分の作品中ヴェロニカ襲撃と死後の部分を除く約60分で麻薬の恐怖やヴェロニカの麻薬撲滅運動、彼女の記事、主張が全面に出ているのかと思って期待したが、さにあらず。ギャングの抗争、裏切り者に対する制裁やヴェロニカに対する脅迫の銃撃、そして暴行と全編暴力に覆われている。 そこには同じく麻薬をテーマにした「トラフィック」のような社会派的(麻薬の恐怖と売る者の論理等を対比的に描いた)な描写は微塵もなく、暴力を中心としたサスペンス?(ギャングとヴェロニカの駆け引き)が中心となっている。もう少し、生前のヴェロニカの主張と当時のアイルランドのおかれた最悪の環境を語って欲しかった(特に後半20分のヴェロニカ襲撃シーンの繰り返しは不必要(冒頭で観る者はしっかり彼女の恐怖を心に刻んでいる)と思った)。 しかし、製作がジェリー・ブラッカイマーだから、所詮社会派なんて期待しても無駄だったのかもしれない。中身のある作品より暴力を売りにする(見世物にする)ブラッカイマーにはこれが限界なのかも。
女性記者
アイルランドの実在した女性記者の生涯を描いた作品。実話。麻薬組織にまさしく、ペンで挑みかかった彼女の姿勢には感動を覚える。しかし、その取材の切り込み方が命を懸ける割には単純すぎる。もっと慎重にすべきであろう。これじゃ、ただの女を武器にしていると思われても仕方ないのでは。命を懸ける取材対象を見つけたのであれば、もっと違う切り込み方ができたろに。しかしながら中だるみもなく、一気に見させる映画です。社会に対して自分の命を懸けて挑んだ記者魂を十二分に感じることができます。
ペンは剣より強し
新聞というメディアの影響力の大きさ、その影響力ゆえに奪い取られてしまった 一人の女性記者の命、そしてその命がきっかけとなって変化を遂げた社会。 硬派なテーマなためか敬遠されがちだが、目をそらさずに見て欲しい実際の事件を 元にした社会派ドラマの傑作。 真実の追究のためには死をも恐れなかったヴェロニカは、アイルランドの人々の間 では今なお“勇気の象徴”として語られている。この作品を見た人の中にはそんな 彼女の描き方を批判する向きもあるかもしれない。強引な取材を続けた記者が自爆 しただけ、記者像が美化されまるで英雄のようだ、ケート・ブランシェットを 見せるための作品…云々。 確かに映画として脚色されている箇所も多々あるだろう。しかしながら、この作品が 描きたかったことはただひとつじゃなかろうか。それは、美しい記者像を描きた かったわけでもなく、ケート・ブランシェットを見せたかったわけでもない。 本当に描きたかったのは、勇敢さを持ったある女性記者の死が、アイルランド人の 正義を目覚めさせ、犯罪を阻止するための憲法改正へと導いたという事実だけ。
いい映画でした!
小さな子供までが麻薬づけになっている 冒頭の場面が、とても痛々しく衝撃的だった。 「この現状をなんとかしたい!!」 そんなヴェロニカの気持ちに共感できるからこそ 勇気も行動力もない私は彼女の生き方に感動した。 アイルランドに実在したジャーナリスト、 ヴェロニカ・ゲリンさんのすばらしさ!! 脅されながらも初心を貫く姿、その強い意志! 信念を持った、彼女の生き方に触発された。 そして、彼女の行動が世間を動かしたこと。 彼女の死で、国や法律が変わっていったこと。 自分の命と信念、人はどちらを選択するだろう? (私には到底、彼女のような真似はできない・・) いつもは忘れているけれど、情熱に満ちた 個人の持つ力は、とても大きいのだと気付かされた!


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ジャンル内ランキング:25785位  
カスタマーレビュー数:2

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欠点はあるものの、「さらば、ベルリン」は「昔の映画はよかったのに」と嘆くすべての映画ファンにとって嬉しい贈り物だ。スティーブン・ソダーバーグの、ハリウッド黄金時代のモノクロのメロドラマに対する愛情あふれる粋なトリビュートは、マイケル・カーティスの「カサブランカ」――「さらば、ベルリン」が意図的に真似ている1946年の古典的名作――に比べて感情の深みとロマンティックな情熱に欠けるかもしれないが、ソダーバーグはカーティスのスタジオ・スタイルに近づき、映画が職人技として純粋に楽しまれた頃のゆらめきや陰影を残している。自ら(「ピーター・アンドリュース」の名で)映写技師としても働いたソダーバーグは、技術的にも芸術的にもカーティス作品の見た目や感じを再現するためあらゆる手をつくした。そしてジョセフ・キャノンの原作(「クイズ・ショウ」を手がけた脚本家ポール・アタナシオが脚色)は、第2次大戦後のドイツで行われた歴史的なポツダム会議を舞台にした入り組んだストーリーを提供している。アメリカの従軍記者ジェイク・ゲイスマー(ジョージ・クルーニー)は、ポツダム会議を取材するため、がれきの町ベルリンに到着し、担当運転手(トビー・マグワイア)と、戦時中に娼婦となった昔の恋人(ケイト・ブランシェット)、そして彼女の行方不明の夫で、権力を奪い合う冷戦前のアメリカとロシアが欲しがっている重要な秘密を握る科学者がからむ殺人事件に巻き込まれる。
 暴力、性的要素、刺激的な会話から、このR指定のドラマが往年の映画の大胆な現代風オマージュであり、独創性のない過去のコピーではないことが分かる。そのため、映画全体の魅力という点では相容れない結果となっている。見た目はきらびやかだが、筋書きと演技は現実味がなく、全編にわたって純粋な人間の感情から奇妙に切り離されたような感じがする。おそらくソダーバーグがこの映画を作って楽しんだほど、ほとんどの人はこの映画を見て楽しまないと言うのが妥当だろう。しかもクルーニーの役は、皮肉な悟りに達するまで繰り返し打ちのめされ騙される。「さらば、ベルリン」は、才能ある監督が趣味にのめりこみ大胆な実験をする様子を追う楽しみだけでなく、人に勧めたくなるいい点がたくさんある。(Jeff Shannon, Amazon.com)

くちコミ情報
いい作品だとは思うが…
1945年,ドイツ降伏後のベルリンに,ポツダム会談取材のため,アメリカ人記者のジェイク(ジョージ・クルーニー)が訪れます。 彼は戦前ベルリンに駐在していて,人妻であるユダヤ人のレーナ(ケイト・ブランシェット)と不倫関係にありました。 レーナはジェイクの運転手を務める米兵タリーの情婦となっていましたが,ジェイクは,かつて愛した女性を救出するため,隠された陰謀に立ち向かいます。 本作で,スティーヴン・ソダーバーグ監督は,「カサブランカ」や「第三の男」といった40年代の名作のスタイルを,現代に蘇らすことに挑戦し,あえてモノクロフィルムを使用することによって,「タフな男」と「謎めいた女」を演出しました。 しかし,そんな小手先の手法にこだわらないでも,個人の正義が大国の犠牲になるという視点は現代ならではのものであり,レーナが生き延びた秘密に迫っていく過程は,悲哀感をそそるいい出来だと思いますよ。 ただ,「The Good Ge man」が,どうして「さらば,ベルリン」なのか,こっちの方がサスペンスです。
往年のハリウッド映画。
全盛期のハリウッド映画のようで素晴らしいです。クルーニーがボギーばりの主人公を演じていて、そのクラシックなハンサムさと色香がモノクロ画面に映えています。ケイトブランシェットもローレンバコールのようで素晴らしく、体重を増やして熱演の憎たらしい役どころのトビーマグワイヤがとても生き生きとしています。


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愛のメッセンジャー
セバスティアン・フォークス原作の戦争ロマン小説を映画化した本作品は、なぜかNHKBSで何度も放映されるので一度見てみることに。イギリス人看護婦シャーロット・グレイ(ケイト・ブランシェット)が、フランス語を話せることから、ナチスに協力するビシー政権下のフランスに女スパイとして潜入。両親が収容所送りとなったユダヤ人の兄弟を、レジスタンス運動家ジュリアンの実家でかくまうことになるのだが・・・。 正統派ブロンド女優ケイト・ブランシェットの存在感ある演技についてはいまさらふれるまでもないが、ケイト演じるシャーロットが実は現地でほとんど役に立っていない。最初の指令で仲間が警察に連行されてしまい、びびったシャーロットはさっさと田舎にひきこもってしまうからだ。フランス語が堪能という主人公の設定でありながら、全編を通じて話される言語はオール・イングリッシュ。オーストラリア生まれの女優に仏語を話させるのはちと無理があったのかもしれないが、戦争映画にとって不可欠なリアリティを同時に失ってしまった感は否めない。 しかしこの映画(というか原作)には、唯一特筆すべきシーンがある。かくまっていたユダヤ人の兄弟が,結局ある密告により収容所送りとなってしまう。兄弟を乗せた列車を追いかけながらシャーロットが<あるもの>を渡すのだが、それが(今までの戦争映画ではありそうでなかった)女性でなければ思いつかないような慈愛に満ちた素晴らしいプレゼントなのだ。無粋な男が思いつくことといえば当座の飢えをしのぐパンだったりするのだろうが、今までほとんど役に立っていなかったシャーロットが見せた<思いやり>に思わずやられてしまう1本である。 それだけに(ナチスに協力する地元勢力の嫌らしさとあわせて)シャーロットの<伝令役>としてのダメっぷりを映画前半ではもっと強調して描くべきだった作品である。
ハッピーエンドの娯楽
ロマンスものとして、安心してみることができます。 それなりに構成が凝っていて、結末が心地よいです。
やや不満残る映画
出だしのロンドンでフランス語に通じた女スパイが養成される時点では、その先の面白さを期待していたのだが、さてフランスに来てみれば、おや英語で喋っているではないか。その理由は、既にAmazonレビューで書いてあるがなるほどと不愉快な意味で納得。まあ、映像の美しさで何とか満足できるかという作品だった。


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「危険な情事」的な怖さ・・
「サスペンス的な怖さ」というよりは「人間の本質を観る怖さ」と言った方が分かりやすいかも知れません。「危険な情事」を観た時に感じた怖さと似ています。  ・自分だけを見てくれる親友が欲しい  ・人はひどく孤独を感じると歪んでいく こんな事を感じました。 前半は淡々と話が展開していきますが、ジュディ・ディンチ目線での語りとケイト・ブランシェットの危うさに惹きつけられて飽きる事はありません。 後半はドタバタとコトが動き始めて少々、強引な気もしますが 気持ちの良い展開では無いので早く終わってくれて助かった気もします。 ジュディ・ディンチ演じる老教師は若い女性の親友を求めたがりますが、 「若さ」を求めるのは女も男も関係ないのだなぁ。 同世代の女友達ならいくらでも作れるのではないかと。 美しい女性は異性からも同性からも好かれるのだと再認識した作品。 ケイトはキレイでした。
誰もが感じる孤独
 ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの演技合戦なんてどうでもいい。100%対100%の最高の演技。問題は映画の内容とその強烈なメッセージ。観た後あまりの恐ろしさに愕然としました。  伴侶もいなく恋愛の経験さえない孤独な老女教師バーバラ。家庭を持ち子供もいるが今の生活に満たされず教え子と関係をもってしまう美人教師シーバ。二人の孤独の種類は違うけれども行う行動が常軌を逸している。教え子と関係をもってしまうシーバは言うまでもないが、その弱みに付け込み自分の孤独を癒そうとするバーバラの方にも疑問を感じてしまう。最初はシーバの行いがおかしいと感じながら観ていたけれど次第にバーバラの人間性に恐ろしさを感じてきました。  『孤独』という誰もが感じる耐えがたい苦痛。しかし僕ら人間はそれと向き合っていかなければならない。重要なメッセージが込められた作品だと思いました。
 物凄く興味深いというか何というか
   わたし的に、物凄く面白かった。  文学的に物語は進んでゆく、その語りが絶妙かも。  いろいろな事を考えつつも、まあそんなこともあるのかな。  主人公が ばばあ と呼ばれるところは、ちょっとなとも思うけれど、 世間はそんなものかも。  展開も凄いのだけれど、まあ恐ろしいことだわねー・・。    世に面白い映画は多いけれど、愉しんで?創られているものは、 というか丁寧に創られて質の高いもの?は、見せ場がほんと多いと思う、 全てかも。  わたしと趣味?の同じ人にはお薦め・・。  わたしの嗜好という訳では無いけれど・・。  ちょい悪趣味かしらん・・。  


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カスタマーレビュー数:16

くちコミ情報
豪華ですね
私はこの映画のエリザベス一世は好きだけれど、この当時彼女はこんなふうに個人的な思いを巡らせていたかしら。個人の幸せなど考える暇があったかな、という素朴な疑問を感じます。この時代の彼女のような権力者はそんなことを考えている暇もなかったはずでは。そう考えると、満点ではないです。歴史映画はお金がかかるというけど、この映画の衣装も相当なものです。そしてケイト・ブランシェットの女王様ぶりは板についていて、男のようにすがすがしい。惚れぼれします。
見ごたえ十分な歴史絵巻
少女から女王となった前回の「エリザベス」の続編。 今度は大国スペインを中心とした宗教戦争に巻き込まれながら、女性として女王として苦悩するエリザベスを描く大作。 見事な大作であるにも関わらず、極めて簡潔に無駄なくまとめた監督の力量はすごい。 こういった大作だと大抵三時間位かかりそうなのに、二時間弱、しかし内容はダラダラした三時間映画よりずっと濃いものとなっている。 今回は、エリザベスの処女女王としての苦悩、男性にすがりたい弱い女性の悩み、嫉妬、突如現れた荒くれ男に引かれる、女としてのエリザベス。 メアリースチュワートの処刑、そしてクライマックスは無敵艦隊を破った英スペイン戦争である。 カメレオン女優のケイトブランジェットが素晴らしいのは言うまでもない、それに加え周りを固める俳優人も素晴らしい、女王としての威厳を持ちながら逍遥と死に向かうメアリー、もよかったが、お気に入りになったのはスペインのフェリペII世、弱弱しそうな声と定まらない焦点、蟹股のチョコチョコした歩き方。最も繁栄しながら宗教戦争や疫病を抱えていたどことなく暗いスペイン編もまるであの時代にタイムスリップしたような感じがする。 スペイン王女のイザベル(英語名エリザベス)が威風堂々として、しかも常に英国女王エリザベスの人形を持っているといった細かい演出も面白い。 唯一難点だと思ったのは、カメラワーク。 戦争に勝った後イコンのようなエリザベスを廻るカメラで360度まわしながらとるのは効果的な演出だと思うが、廻るカメラを使いすぎていたようにも思う。 その点だけは個人的にはしつこいように感じた。 それを差し引いても素晴らしいできばえの映画。一作目もよかったが、二作目の円熟しながら内面で葛藤していた女王とスペイン凋落、イギリス繁栄の歴史を分岐点を丁寧に真摯に描いた作品と言えよう。
英国の黄金時代を切り開いた女王エリザベスの、壮大なる闘い。
歴史背景を少しは知っておいた方が良い。 カトリックとプロテスタントの闘い。スペインとの対立。エリザベスが未だ統治しきれていない英国内の複雑怪奇な状況。さらに、外国の陰謀。 結果は、エリザベスが飛躍して大きな女王となった。 前半のメアリー スコットランド女王とエリザベスの権力闘争。 その渦中に新大陸を発見した男が登場し、新大陸を英国の植民地として認知し、開拓させてほしいという。 新世界とは現アメリカ合衆国のことである。 恋したり哀しんだりする人間女王は「純粋女王」に変身していく。 女王自身が暗殺されかかった。 メアリー スコットランド女王の処刑。 そして、最強の無敵艦隊をもったスペインが攻めてきて絶体絶命。 女王は民衆の中に入り込みともに闘う。 そして無敵艦隊は全滅した。 さあ、これにより英国のゴールデン時代が切り開かれていくのだ。 豪華絢爛壮大きわまる作品。 最初の『エリザベス』から10年経過した。女王は迷いながらも土壇場では強い。 「英国と結婚し英国民の母親となり、子ども生まない」と断言。 国民は女王エリザベスを真に敬愛することになる。 凄い作品になった。主演を演じるケイト・ブランシェットはこの10年で見違えるよう。 最高の作品。
歴史大河巨編
★4つとしました。 その内訳は以下です。 1:前作『エリザベス』以上にじっくりと 物語が展開する“ドラマ”性があり、素直に面白い。 2:ケイト@エリザベスの好演も然りだが、 スコットランド女王メアリのS・モートンも個人的に 評価したい。捕らえられるシーンでの彼女の 困惑と悔しさ、絶望と脅威の感情の表現は絶品だと思った。 3:ヴォルタのダンスシーン。ウォルター・ローリーと 恋仲になってしまう侍女のべスが踊る姿を見て、 かつて若いころの自分に思いを馳せる。 郷愁と哀歓、無垢と純真。国を安寧に導く時期へと 育てたエリザベスは、女王として経験や存在、迫力も板についたものの、 何がしか“一個の小粒な人間”としての安堵感が垣間見えるようだ。 哀愁的なBGMと巧みなカメラワークがあいまって、 彼女の人間らしさがにじみ出ている印象的なシーンだと思う。 4:日本語吹き替えでは、エリザベスを高畑淳子が担当。 このCVがかなりあたっている。吹き替え版で見てもおすすめ。 ★マイナス1は、全体的に劇的すぎるきらいがあるのでは? ということ。どなたかもレンブラントの絵画のような、と 書いていたが、そのとおり、17世紀の絵画的映像表現は すばらしいものの、ドラマチックすぎる感があって やや鼻につくなあと思う人がいるかも。
エリザベスもただの女
ひとりの女として、侍女に嫉妬するエリザベス。 銀色の甲冑をまとい、馬上から号令叫ぶエリザベス。 次々とレンブラントの絵画を映像で浮き上がらせる。 映像美を求めた映画。


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カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
誇り高き英国を知るには観なければならない。
時には、こんな超豪快なる作品を観る必要がある。 あっと驚く映像。王家を豪勢華麗なる映像で表現。 世界一偉大になる英国。 この国に明治25年(1892年)に和歌山の南方熊楠は行った。彼は狂わなかった。日本の民俗学の原点を確立し、闘かった。 この国に夏目漱石は明治33年(1900年)行った。異境の文化に彼は、狂った。 率直にいえば 国家権力闘争を熟知できる資料。 権力闘争とはこのような陰謀術作が必要なのだ。 エリザベスが 女王になる闘い。そして 彼女を護る仕事をしつづけた男。 若きエリザベスとこの護る男の冷静さが この作品の核である。 この作品は 数回みないと わからない。 闘うことを常識としている 欧米を知るには最適の作品である。 しかし、知った後は 恐いと感じる。 エリザベスを演じるケイト・ブランシェットは 素敵で大きな女優である。 必見。
映像の映画
ところどころのエッチシーン。 なにか日本映画みたい。 圧倒的映像美に拍手。 人間エリザベスは見えたが、その悲しみはどうだったか。
圧倒される映画、でも・・・
見ていて衣装、演出、装置など見事で圧倒され、しかも内容がエリザベス1世についてとなると、映画に呑み込まれそうにもなる。歴史の重さ難しさ、権謀術数、迫力ある人物像を見ることができて申し分ないと言いたくなる。 しかし・・・。 サッカー元フランス代表、元マンUのエリック・カントナが重要な役をやったりと話題性(UKでは)も豊富だったのだろうが、グロくて少々リアリスティックな歴史大河映画としては、アナール派に触発された、彼の本国フランスの歴史物の方が力強いように思える。 また音楽が良すぎて作品が呑み込まれてしまうような印象をもった。特に最後に流れるモーツァルトのレクイエムは、ラストの効果を高めるものとして採用されたのだろうが、あまりにも有名すぎる曲なだけに逆に陳腐な感傷性をもたらしてしまったような気がする。この点は結構残念。 ということで評価は3つ。
以前発売されたものと同じ
「ゴールデンエイジ」発売に合わせて長らく廃盤だったものが再発売。 発売元:角川映画 販売元:ソニーということで過去日本ヘラルド ソニーででたものが、そのまま低価格化。 当時ソニーが販売していたDVDではヘラルドの商品は価格が高く、画質があまり良くありません。(「ロシュフォール恋人たち」等と共に上映用プリントをテレシネしたような画質。) 最初の価格が¥5,565だったものが今回は¥1,980。 これが適正価格かも知れません。


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くちコミ情報
もっと評価されてもいい映画
個人的にはこういう映画は大好きです。 物語も、登場人物も、進むにつれてどんどんシンプルになってゆく。 ハリウッドのように状況説明を全て台詞で説明しない。 2人が逃亡してからは、ほとんど表情だけでも心に響く演技。そして演出。 いいなぁ。 こういう雰囲気の映画があってもいいと思う。 映画としてのリアリティを求めたらきりがない。 でもそれはどんな映画でもあたりまえ。 それよりも、映画の持つ力、雰囲気、そして鑑賞する側の感受性。 ロン・ハワードなど、メジャーなハリウッド監督作品が苦手な私にとってはやはりこういう作品のほうがあってるな、と自覚させられました。
破滅と不滅を兼ね備えた恋の物語
 映画の冒頭の10分間がこれまでにないほど魅惑的です。ミステリアスな人物設定、緊張感あふれる事件の過程、スタイリッシュな映像ショット。それらが相俟って、この10分間でとにかくこの作品の世界の中にぐいっと引きこまれること間違いありません。  全編を通じて、ケイト・ブランシェットとジョバンニ・リビーシの見事としか形容のしようがない演技力には脱帽することしきりです。殊に、かなり早い段階での取調室でのケイトは賞賛に値します。自らの計画が生み出した予期せぬ結果に呆然と打ちのめされる主人公のその表情は、ケイトの女優としての力量をまざまざと見せつけられます。 物語の前半が現実のいたましさをいやでも突きつけるかと思うと、一転、後半はどことなく現世を離れた甘美と幻想の彩りをもった世界へと私たちをいざないます。  後半部分で私がもっとも気に入っているのは、主人公二人が夕暮れの田園地帯を駆ける場面。スペースカム(振動を吸収する球形の装置にカメラを仕込んで撮影するヘリコ・ショット)を駆使してたゆたうような感触を醸すその遠景映像の中で、体を重ねる二人の姿は、あたかも宇宙のはずれでひっそりと誰にも気づかれることなく存在する微小な芥子粒のよう。雄大で夢見心地にさせてくれるこの場面は、ぜひとも大型画面で堪能したいところです。 ストーリーの詳細には敢えて触れません。このDVDの解説コメントの中で監督自身も、物語の予備知識を持たないで見てもらうことを望んでいます。おそらく人物設定を詳しく知りすぎてから見るとこの映画の興味は半減することでしょう。 一言で言うならば、痺れるほどの「破滅」的な「不滅」の愛の物語。エンディングまで一気に見せる秀作であることは間違いありません。
美しい!
イタリアで英語教師をするケイトは、夫を死に追いやり、学校の生徒をも巻き込んだ人物を殺すため、そのオフィスに爆弾を仕掛けます。しかし、手違いによって、全く関係ない民間人4人が死ぬことに。逮捕後、その事実を知らされたケイトは、罪にさいなまれます。 p その彼女に恋をするのが、取調べを書き残し、通訳する役目となった1人の憲兵。 彼の信じる心と愛の心が、彼女を逃し、元締めを殺す手助けの道へと。 逃亡する2人。トスカーナの風景と、憲兵の一途な眼差しと気持ちにはぐっと来ます。そしてそれに答えるケイト・・・ p ヘヴン・・・2人はそこへ行ったのか・・・押さえた感情が何とも言えずいいです。静かでその美しさが心に染み入る映画でした。
綺麗な映画
無駄なところのない研ぎ澄まされた映画、といった印象を持ちました。リアルさに欠けるところも、いつもなら不満に思うところですが、ケイト・ブランシェットに目が釘付けで全く気になりませんでした。ラブストーリーと期待するとその点では物足りなさがあるかもしれません。
破滅と不滅を兼ね備えた恋の物語
 映画の冒頭の10分間がこれまでにないほど魅惑的です。ミステリアスな人物設定、緊張感あふれる事件の過程、スタイリッシュな映像ショット。それらが相俟って、この10分間でとにかくこの作品の世界の中にぐいっと引きこまれること間違いありません。 p  全編を通じて、ケイト・ブランシェットとジョバンニ・リビーシの見事としか形容のしようがない演技力には脱帽することしきりです。殊に、かなり早い段階での取調室でのケイトは賞賛に値します。自らの計画が生み出した予期せぬ結果に呆然と打ちのめされる主人公のその表情は、ケイトの女優としての力量をまざまざと見せつけられます。 p  物語の前半が現実のいたましさをいやでも突きつけるかと思うと、一転、後半はどことなく現世を離れた甘美と幻想の彩りをもった世界へと私たちをいざないます。 p  後半部分で私がもっとも気に入っているのは、主人公二人が夕暮れの田園地帯を駆ける場面。スペースカム(振動を吸収する球形の装置にカメラを仕込んで撮影するヘリコ・ショット)を駆使してたゆたうような感触を醸すその遠景映像の中で、体を重ねる二人の姿は、あたかも宇宙のはずれでひっそりと誰にも気づかれることなく存在する微小な芥子粒のよう。雄大で夢見心地にさせてくれるこの場面は、ぜひとも大型画面で堪能したいところです。 p  ストーリーの詳細には敢えて触れません。このDVDの解説コメントの中で監督自身も、物語の予備知識を持たないで見てもらうことを望んでいます。おそらく人物設定を詳しく知りすぎてから見るとこの映画の興味は半減することでしょう。 p  一言で言うならば、痺れるほどの「破滅」的な「不滅」の愛の物語。エンディングまで一気に見せる秀作であることは間違いありません。


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オスカー・ワイルド原作のロマンチックコメディ
ワイルドらしい小賢しい台詞に溢れていますが、そのほんんどを担当するのが主人公役のルパート・エヴェレットです。「ウィットに富んだ言葉」といまいち言う気になれないのは、映画という媒体だと、口を開けば機智に富んだコトを言う人物というのはどうもいささか鼻に付く存在だから。しかしルパート・エヴェレットの台詞運びのお陰でどうにかなっています。この俳優さんはコメディに合っていますね。 しかし何よりこれはケイト・ブランシェットとジュリアン・ムーアの映画でしょう。当代随一の名女優二人が敵対する役を演じる映画です。なんとも豪華な。 内容が真っ当な道徳劇なのに軽い驚きを感じました。「オスカー・ワイルド」というので妙な先入観があったようです。ルパート・エヴェレット演じる「皮肉屋のデカダント」(←という設定になっている)は実のところは友情に厚い人間で人助けに奔走します。男女の間に気持ちの良い友情が存在する世界でもあります。オスカー・ワイルドってひねくれたコトを言いながら実はあまりひねくれていない人だったんじゃないのかな、と彼の晩年を思ってふと切ないものがありました。 ちなみにこれは株のインサイダー情報の話なんですが、ワイルドの時代にはかなり斬新な題材だったのではないかしら?「時代を先取りした」とまで言う気はありませんが、ワイルドの目の付け所に唸ります。『ウォール街』より遥か前にこのネタを舞台に乗せてたんですね。
極上コメディ
イギリス上流階級の極上コメディ 。ウィットが効いた大人の恋愛模様がとても素敵でした。ケイトブランシェットが今までの作品にない程、チャーミングで可愛いです。 マーケットプレイスでは馬鹿みたいに高い値段がついていますが、まだまだネット上でさがせば定価でみつかる作品ですので、興味のある方は是非購入してみて下さい!
英国映画好きには大満足の豪華なロマコメの最高傑作
上品な英国映画だけど、とっても面白かったです。 オスカーワイルド原作の舞台劇を映画化したとか。 俳優陣が優雅で達者、衣装もセットも豪華で、お話の展開も本当に面白くて、上品で豪華なロマンティックコメディーの最高傑作と呼んでも、ほめ過ぎではないと思います。 ジュリアン・ムーアの悪女ぶりには感心しました。ルパート・エヴェレットのダンディーな姿に惚れ惚れしました。ケイト・ブランシェットの潔癖な感じはこの女優さんならでは。 ミニー・ドライバーのコメディエンヌぶりもいい味出してます。 個人的にいちばん良かったと思ったのは、ジェレミー・ノーザムで、揺れ動き、振り回される役どころを上手に演じていた点です。お堅い紳士役をきっちり決めているので、作品が引き締まってました。 とにかく英国ロマコメの最高傑作です。後世に語り継ぎましょう。
チルターンが行った演説に魅せられた。
国家機密を売ったことで出世の道を切り開いたという暗い過去を持つ若手政治家ロバート・チルターンは、その過去を知るチーヴリー夫人(この腹黒い悪女を演じきれるジュリアン・ム