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キャロル・フックス
(脚本)
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カスタマーレビュー数:4
【くちコミ情報】
予定調和のStoryだけれど、同じアビゲイル・プリンストン出演の「プリティ・ヘレン」なんかよりずっと良い
これは私の大嫌いなケイト・ハドソンと、作った美しさではなく自然な可愛いらしさがとても良いキャサリン・ゼダ=ジョーンズの差でしょうか。 それともあちらはかなり御伽噺めいていますが、こちらはちょっと現実っぽいところでしょうか。 どちらも未見の方は、両方観比べてみるのも面白いでしょう。 Storyの骨格は「プリティ・へレン」と同じです。 仕事に打ち込んできたSingle Womanに突然、子供と言う新たな家族が増え、真の家族に近い繋がりが出来るまでの 悪戦苦闘を描いたLove Comedyです。 「プリティ・へレン」と大きく違うのは、子供の数とHe oineを演ずる女優のCha acte かな。 まぁケイトは見た目から如何にもチャランポランで軽薄という感じですが、キャサリンには大人の女性としての風格?が感じられますから。 で、この手の作品に付き物である出演者が全て善人である点、He oineが経済的に恵まれている点はこの作品にも当て嵌まります。 現実もこうであれば、不幸な子供は減るんでしょうけど、所詮作り物の世界の話ですから、目を瞑りましょう。 O iginalはGe many映画ですから多少辛口なんでしょうか。観てないのでわかりませんが。 「プリティ・へレン」でもReviewしましたが、片親ってメチャクチャ大変ですよ。 まして、いくら姪とはいえ、自分の腹を痛めた子供じゃないし、子供にとっては実の母親じゃないんですから 当初はお互いギクシャクした関係になって当たり前だと思います。 今回はHe oineの彼氏が良い緩衝材になってくれます。そこがこの映画のミソです。 こんな出来た男性が周りにウヨウヨしていたら、世の中もうちょっとマシなのかも知れません。 時折写される厨房での調理Sceneには思わず喉が鳴ります。 私は貧乏人ですから、高級F ance料理って殆ど縁がないですし、どうしても食べたいと思った事はなかったのですが この作品を観ている最中は『食ってみたい』と何度も思いました。 後、ゾーイが嬉々として料理を手伝っているSceneはとっても良いです。 親の仕事っぷりを子供に見せる事は非常に良い事だと或る本に書いてありましたが、納得できますね。
映像がきれい。シナリオにも感動しました。
アメリカ映画で、こんなにも鮮やかな料理や活気ある厨房をメインとした作品はなかったと思います。 料理の数々や戦場のような厨房の緊迫感はずいぶん見応えがあります。 腕がある料理人ほど、料理を食べてくれる人のことを無視してまで、完璧なまでの持論を展開してしまうところがあります。 そういった料理人に心のゆとり、心のよりどころがあれば、もっとあたたかい料理を提供することができるというものです。 今まで戦場のごとく調理場を切り盛りしてきた主人公が今まで経験したことがなかった人たちとの出会いから、女性のあたたかみを感じ、だんだんとハートフルなきもちに移り変わっていく姿をうまく演出しています。 とにかく、料理などの映像が観ている側にも芳しい香りが伝わってくるほどビビッドであり、仕事やモノ中心からまごころといった人情に変遷していく演出が見事でした。 クレッシェンドしていくエンディングではすごく感動してしまい、つい涙腺がゆるくなりました。
ステキな映画でした
物語はなんてことないのだけれど、ホッと するような温かい気持ちになれる映画だった。 今まで頑張って積み上げてきたキャリアと 恋愛のバランスを上手くとるって難しい。 そんなケイト(キャサリン)に共感しながら 丁寧な描写の続く物語に引き込まれました。 3人のキャラが生き生きして魅力的だし、 アビゲイルちゃんも存在感がありました。 最後、他人からの評価で生きるのでなく、 自分の心の中の声に耳を貸せるようになった ケイトの選択が微笑ましくて良かったです。
主役の2人が魅力的
リメイク作品とは知らずに見たが、なかなかの傑作だった。ストーリーは親を交通事故で失った子供とキャサリン・ゼタ=ジョーンズとの心の交流を描いているが、中盤からはアーロン・エッカートが2人の間の絶妙な橋渡し役になりながら、ゼタ=ジョーンズとエッカートの間にはロマンスが芽生えていき、最後は「レミーのおいしいレストラン」を思わせるハッピー・エンド。 なによりも主演の2人が良かった。キャサリン・ゼタ=ジョーンズはお得意の色っぽいけど仕事のできる女性を演じ、一方、最近大活躍のアーロン・エッカートはユーモラスで人のいいナイスガイを演じていて、リメイクと知らなければこの2人のためのオリジナル脚本かと思ってしまうぐらいはまっていた。出てくる料理もおいしそうなものばかりだし、音楽もマッチしていた。 どんでん返しやCG多用の映画ばかりでなく、たまにはこの作品のようなオーソドックスな展開の恋物語も悪くない。アーロン・エッカートの仕事中のおかしなズボンもグッド!
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【くちコミ情報】
失言大臣はこれを見ろ
世間から蛇蝎の如く嫌われるタバコ産業のPRマン(ロビイスト)の活躍?を描いた傑作コメディ。口先一つで世界を如何ようにも転がすことのできるという、言葉を操る者の持つ可能性や危険性をユーモアたっぷりに示唆している。失言しちゃって結局謝罪の言葉を繰り返すだけの、つまらない大臣諸君が絶対観なければならない映画とも思う。 タバコやマックが健康に良くないことなんて、現代人なら誰もが知っています。なのに、アメリカでは「健康を害したじゃないか」みたいな馬鹿げた訴訟が絶えることがありません。個人の「自由」でそれを手にしたくせに、その「自己」が負った責任を企業になすりつける横暴な風潮。自己の白痴っぷりを白日の下に曝しているとしか思えない。 まぁネイラーはそこに活路を見出し、巧みな話術で以ってまたそのような愚民にタバコを吸わせてしまう。やらかしてしまった人や企業に憐れみの情を抱き、やんわりとした擁護をする人間は数あれど、日本には彼らの危機を全力で回避しようとする、ネイラーのような気骨ある人間はいない。アルコール、銃協会の顔役の会合「モッズ(死の商人)特捜隊」の、何と頼もしいことか(笑)。
広告映画
タバコに対しての偏った論争が繰り広げられるのかと思って観てみたら スカッとするディベートを体感することができた。 何より主人公が魅力的。 タバコというmino ityを両手で庇うわけでもなく、 ただ間違っていないこと(正しいわけでもない)を、世間に効果的に伝える男。 これは映画だが、現実もこのままなんだろうというリアリティが沢山あります。 凝り固まった頭を持っている人に是非観てほしい映画です。
選択の自由
タバコ業界出先機関のロビイストという世間の憎まれ役を通じて、この作品が描きたかったテーマは、ずばり選択の自由。少し軽めのマルボロライトといった感じのブラックジョークのニコチン加減が何とも絶妙で、一度吸ったら常習(クセ)になりそうな上質な作品である。 この映画が痛快なのは、タバコに対してダメ出しをつきつける議員をはじめとする狭量な良識人たちを、ニック・ネイラー(アーロン・エッカート)がキレのあるディベートによってギャフンといわせるからであろう。自分の倫理観を他人に無理やり押し付けようする人々に比べ、銃やアルコール業界のロビイスト仲間やタバコ業界に携わる人々の、なんと人間的に魅力的であることか。おそらくではあるが、(悲しいことに)常識的な日本人の方の多くはこの映画を見て不謹慎と感じることだろう。 「ローンのために」金で相手を買収しにいくくだりで、ニックが<大人の汚い世界>を息子に見せるべきかどうか迷うシーンがある。邦画だったら、交渉の一部始終を目撃してしまった息子がグレてタバコに手を出すような流れに持ち込むところだが、本作品では、金で人間が動かされる現実を認識した息子がかえって父親を尊敬し成長していく様子が描かれる。子供の教育というサブテーマにもしっかりとスポットライトを当てている脚本がすばらしい。 個人の選択の自由が尊重されない日本では、この映画はなかなか受け入れられないかなぁという気もするが、世界中から目の敵にされているタバコ(しかもコンプライアンスに則って喫煙シーンはゼロというニクーい演出!)を通じて、グローバリズムを語った弱い者イジメの世界的趨勢を皮肉った良作である。
タバコを吸うシーンがないのに違和感があるが・・・
世間から大批判を受けるタバコ そんなタバコを擁護するタバコロビイストが巧みな弁舌で 事態を回避していくと アーロン・エッカートの弁舌などがとても面白い。 笑いは社会派ながらも実にユーモアがあり、自分で決めること、人には誰しも才能があるんだ というメッセージもあり、実に励ましてもらえる一篇である。
面白い楽しい
それに、ストーリーも結構緻密で無駄無しで良ければ、 星5個でしょう。 一場面、主人公の息子の人の心理読み取り弁も達つ、 うちの次女のようで恐怖かも?? ブラックユーモア最高・・!!!
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禁煙が当然となったアメリカで、タバコ産業のために持ち前の弁術を駆使するロビイストの苦闘を追ったシニカルなドラマ。ハリウッドの大物エージェントに「映画のなかにもっとタバコを出そう」と持ちかけるなど、その機転と行動力は痛快である。 主人公のニックを演じるアーロン・エッカートがすばらしい。どんな逆境に立たされても、口のうまさで逃げ切ろうとするのだが、その説得力は、タバコ産業に関係なく、日常のあらゆる場面で応用できそう。やたらと日本的な物が好きなエージェント役のロブ・ロウ、ニックに接近して特ダネを狙う記者役のケイティ・ホームズら、共演陣も他の映画では見られない演技を披露。ドラマはニックの仕事だけでなく、彼と息子の複雑な関係にも踏み込み、映画全体に厚みを持たせている。 興味深いのは、主要人物の喫煙シーンがほとんどないという点。タバコ産業側の物語ながら、作り手の視点は、あくまでも「禁煙」だという証拠だ。この点も含め、全編に皮肉が満ち満ちており、知性を刺激されまくる快作なのである。(斉藤博昭)
【くちコミ情報】
気楽に観れて面白い
まずアーロン・エッカートが見事にはまり役、その他 周囲を固める俳優陣もちょっとステレオタイプな位に ピッタリの配役で気持ちよく楽しめます。 ただ、それだけにもうちょっと深みというか、丁々発止 の大騒ぎとか紆余曲折とかディベートとかのシーン等が 豊富だったらとも思いました。 (食べてみたら凄く美味しかったんでもっと沢山食べ たかったという感じが近いかな)
★5つ!!
アーロン・エッカート。最近、注目している俳優さんです。 「ブラック・ダリア」「カンバセーションズ」etc、 彼が出演している作品はどれもおもしろくて好きです。 中でも「サンキュー・スモーキング」はずばぬけておもしろい! 映画が好きでたくさん見ている人でも満足できる、いい映画です。 アーロン演じる主人公の巧みな話術にぐいぐい引き込まれます。 サントラもいいし、けなすところナシ! まだ観ていない人ぜひ見てください! こちらのZIPPO付きセットはAmazon限定商品のようなので、 愛煙家の友人にプレゼントすると喜ばれそうですね。
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極秘プロジェクトに参加し、その間の記憶を消して多額の報酬を得ていたコンピューター・エンジニアのマイケル。だが約100億円の報酬を得られるはずの大仕事を終えた彼に残されたのは、意味不明なガラクタだけ。しかもガラクタを送りつけたのは自分自身で、さらに何者かに彼は命を狙われていた。一体なぜ? はたして記憶を失った間に、どんな出来事が彼の身に起きたのだろうか!? 『ブレードランナー』で有名なフィリップ・K・ディックの短編小説の映画化だが、監督が『M:I-2』『フェイス/オフ』のジョン・ウーだけにSF色よりは圧倒的にアクション色の濃い作品となったのがポイント。得意のバイク・チェイスや向かいあって銃を向ける様、ハトの登場など、ウー監督らしい画が炸裂するサスペンス・アクションに仕上がっている。(横森 文)
【くちコミ情報】
斬新で面白い映画です。
ベン・アフレック、ユマ・サーマンが出演しています。近未来のSF映画です。精神世界を操作する恐ろしい映画で、記憶を消されてしまいます。未来を見る機械を作って、記憶を消された男の話です。斬新で面白い映画なので、見る価値のあり映画だと思います。メッセージ性もあると思います。
ジョン・ウーの取り組んだ初めての近未来アクション。
「フェイスオフ」では近未来SFだったので一旦は監督を辞退したが、今回は挑戦した。彼にとっても新境地の開拓だ。音声解説を聞いているとあくまでも数年後の未来の設定とのこと。あんまりSFチックになってないところは良いと思います。 近未来でもジャン・ウーテイストは相変わらず。白い鳩、銃撃戦、バイクアクション、銃を向き合わせるシーンなど。彼のトレードマークもしっかり盛り込んであります。悪役もなかなか個性が出ていたり、シュガーカップのふたを鏡に見立てて様子を伺うところなど彼ならではの演出も冴えてます。 あとは好みの問題でしょう。色々あると思います。私はあんまりベン・アフレックが賢く見えないのが難点かな、と思いました。
お薦めです
細かな設定が気になる人はともかく、全体的には楽しめる作品に仕上がっていると思います。 最初のうちはいろんなの謎に包まれている感じですが、ストーリーが進行するにつれて、次第にそれが明確になってくる。多くの謎のアイテムの使い道も、アイデアが盛り込まれていて面白い。アクション場面もあって、エンディングまで飽きない作品だと思います。 私個人としては幅広い人に楽しめる作品だと思いますよ。
微妙だな
一つ一つの謎が解かれていくのは良かったし、設定も巧妙に出来ていると思う。 ただ、SFにしては壮大さがイマイチ表現しきれていないのが残念だった。 ユマサーマンは善し悪しの問題ではなく、単純に適役ではないと感じた。
謎解き
なかなか手の込んだ内容でした。 あまり期待せずに観たのも良かったと思います。 初めは何を意味するか分からない”ガラクタ”も、ストーリーが進むにつれ、ジグソーパズルのピースを一つ一つ当てはめていくように謎が解けていく・・・ 気が付いたら引き込まれていました。 ただ一つ不満を言うなら、ユマ・サーマンとベン・アフレックが恋人同士っていうのが、しっくりこないかな?
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まぶたを切除され、目を見開いたままの死体には、不可解な「ゼロ」のマークが刻まれている…。発見された死体が同じ状態という3件の事件で、被害者の共通点が浮かび上がるにつれ、思わぬ真実にたどり着くサスペンス。FBI捜査官の元には、手がかりらしき不気味なスケッチが届き、事件の背後にある深い闇が予感されていく。 本作で驚かされるのは、『ガンジー』のベン・キングスレー演じる謎の男が、冒頭から殺人を犯すという設定だ。観客の目には、すでに加害者が明らかになっているのだが、この男の正体や、事件の背後に潜むFBIの過去の計画、さらに別の事件も絡む重層的な展開になっている。謎の男の不可解な行動と、捜査官の攻防が徐々にひとつに結びついていく後半は、物語の複雑さに演出力がついていけず、緊迫感が途切れがちになってしまうのが残念。ただ、要所での息をのむような映像は必見だ。『レイジング・ブル』をはじめ、マーティン・スコセッシ監督の名作も手がけたマイケル・チャップマンが撮影を担当し、見ごたえのある構図や美しさを表出させている。(斉藤博昭)
【くちコミ情報】
よくできたサイコサスペンス
ネタバレしてしまうと面白くないストーリーなので あらすじには触れません(;'▽`A`` 殺人現場が多く出てくるので、血なまぐさい話ではありますが どんでん返し的な内容で、面白いサイコサスペンスだったと思います。 謎の男の苦悩も よく描かれていたと思います。
本当にありそうな怖い話!
派手なシーンもなく展開もスローなので中弛みは必至!でも後半からガゼン面白くなってきます。今までの謎が一気に繋がってきます。 失踪事件が後を絶たないアメリカでは本当にありそうな怖い話です。
気持ち悪い
なんか最後が「セブン」みたい。「セブン」ほどテーマはでかくないが、後味の悪さや見ていて気持ち悪い点では、いい勝負。ヒューマニズムも爽快感も笑いの要素もない無いような物を映画にするのは、どうかとは思いますが。まあ好み次第でしょうか。
悪の狂気と善の狂気
いきなり殺人事件から入る冒頭で、多くの観客は見入ることとなっただろう。奇抜なアングルのショットが多用され、不気味さが強調されたし興味も増した。顔のアップやフラッシュバックがチカチカする中、スジが良く解らないまま中盤まで引っ張られた。 やがて「サスペクト・ゼロ理論」が登場。元FBIベン・キングズレーのバックグラウンドが明かされる。アーロン・エッカートも特異な能力の持ち主として登場している。これで全筋書きは明かされたようなものだった。 事件解決に「遠隔透視」を使ってしまうとなんでもアリになってしまって面白さが半減。私は「遠隔透視」の類を使ったサスペンスを好まない。 p 遠隔透視、サスペクト・ゼロ、イカロス計画など話のネタとしては決して悪くなかったのに、インパクトの小さい作品で終わってしまった。アーロン・エッカートならではの存在感皆無、キャリー=アン・モスの存在価値皆無。この2人は別な誰かでもちっともかまわないキャラクターだった。 p ベン・キングズレーの苦悩には感情移入可能。その意味でこの作品の重みが増した。ベン・キングズレーの桁外れの演技がこの作品を救っている。
敵か?味方か?
不可解な三件の殺人事件。 その死体には、あるマークが残されていた。 そしてFBI捜査官マッケルウェイに送られてくる膨大な量のFAXとスケッチ。 それを手がかりに、被害者達の恐るべき共通点が明らかになっていく。 p 最初は、これはどういう事なんだろうと思うところがあったりしたのですが、 中盤でそうか!と分かり、でもこの人は何者で何をしたいのか?・・・・ という風に、結構複雑にストーリーが進んでいきます。 でも面白かったです。 謎解きというか、色々考えながら観るのが好きな方はいいかも、です。 欲をいえば、映画の時間を長くしてでも、もう少し被害者(三件の被害者だけではなく その裏で起きてる事件)の事を詳しく画いてもいいのでは?と思いました。 その方がもっとストーリーが深く感じられるんじゃないかな、と。 しかしながら、「なるほど」と思うところが随所にあり楽しめました。
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ジェイムズ・エルロイ
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腰の部分で切断された女性の惨殺死体。40年代のロサンゼルスで起こった迷宮入りの事件に、自らの少年時代の記憶も反映させて書いたジェイムズ・エルロイの傑作小説を映画化。死体から浮かび上がるハリウッドの裏事情に、事件を捜査するふたりの刑事が、ひとりの女性を巡る愛と欲望のドラマが絡み合う。 極端な長回しはないものの、さまざまなタイプのワイプ(場面転換時の映像切り替えテクニック)を用いるなどブライアン・デ・パルマ監督のこだわりが楽しめ、映像的にはここ数作の彼の作品のなかでは出色の出来。倒錯的な愛、異性装、ファム・ファタールなどデ・パルマの初期作を輝かせた要素も散りばめられ、『ファントム・オブ・パラダイス』のビル・フィンレイが登場するなどファンにはうれしい限りだ。40年代のロスの雰囲気もじつにうまく再現され、音楽や映像の色合いなど、どこか同じエルロイ原作の『L.A.コンフィデンシャル』が意識されている。 やや残念なのはキャスティングで、ジョシュ・ハートネットとスカーレット・ヨハンソンは健闘しているが、運命のカギを握る役としてはふたりとも存在感不足。脇役の方が光ってしまう。しかし、それらもわずかな欠点。全体を覆う独特で怪しげなトーンは、他の監督作にはない心のざわめきをもたらす。(斉藤博昭)
Amazon.co.jp 元ボクサーのふたりの警官バッキーとリーは堅い友情で結ばれていた。リーの恋人ケイは元ギャングの情婦だったが、いまはリーと同棲中。3人はいつも一緒だった。ところが若い女性の惨殺死体を発見したことをきっかけに、リーは変わった。捜査に異常な執念を燃やす。この事件の裏にはいったい何が隠されているのか…。 ジェームス・エルロイの同名原作をブライアン・デ・パルマが監督したサスペンス・ミステリー。1940年代を舞台に、ファッション、美術などビジュアルにこだわりを見せながらも、サスペンス映画にとことんこだわり続けて作品を発表してきた監督らしく、複雑な人間関係を怪しくミステリアスに魅了していく。エルロイの原作を映画化した傑作『L.Aコンフィデンシャル』は殺人事件を軸にして、警官ふたりと娼婦をからめて綴ったが、本作は、ジョシュ・ハートネット、アーロン・エッカート、スカーレット・ヨハンソン演じる、ふたりの男とひとりの女の微妙な三角関係を軸に事件がからんでいく構成。人間関係を濃密に描くことで、真相をより衝撃的に見せている。(斎藤 香)
【くちコミ情報】
抱き合わせ商法みたいな
ブラックダリアに興味を持ってみたのに何か別の映画?みたいな。 主人公の刑事の関係のない所でブラックダリア事件が起きてそのままほっといて、 自分のプライベートのトラブル解決したらブラックダリア事件にまでたまたまいっちゃったみたいな。 知りたくない人の人生無理やりみせられた気分。
サスペンス映画としては失敗かな
ブラックダリア事件というものを知らなかったので、先入観なく観れたとおもう。 が、他の人も書いているように、登場人物がこんがらがるし、謎解きもイマイチ。 ほぼ全登場人物の行動に、「なんで?」とか「そんな必要あるの?」って、すっきりしない。 多分、原作の小説では人物像をしっかり描いていて、行動の必然性がわかるんだろうけど、 映画の限られた時間では、どの人物にも感情移入できない。 映画の雰囲気は好きだし、友情とか裏切りとか、恋愛とかの要素は楽しめる。 もしかしたら、このすっきりしない感を表現したかったのか?
アーロンエッカート。
アーロンエッカート演じる刑事がエルロィ自身を反映していて見所となってます。鬼気迫る役はまさにエルロィ小説の真骨頂!!
デ・パルマ定食 「クライムムービー」
冗長、人間関係が複雑等々、評価が低いのはうなづける。そもそも謳い文句を信じて ブラック・ダリア事件の真相究明だと思うと最初の20分で話に乗れなくなってしまう。 私は途中からデ・パルマ映画を楽しむんだと切り替えて、結構最後まで乗ることができた。 ブラック・ダリアの死体発見からファイヤー&アイスが踏み込む異なる事件の現場ビルまで 街を三次元的に鳥瞰しながら移動し、舗道上の二次元シーンまでちょっとした長回しがある。 やはりデ・パルマだなーと思った。なんとこのセットは、ブルガリアに作って撮影したのだ。 ブラック・ダリアのオーディションフィルムもこれだけ取り出しても面白いし、その中に 監督の声でデ・パルマ自身の声が入ってたり、物語と関係ないけど地震の場面があったり、 結構それらも楽しめた。しかも全編ちゃんとフィルム・ノワールの感じが醸し出されてた。 配役も楽しい。ヒラリー・スワンクもいいんだけど、私はスカーレット・ヨハンソンが特に お気に入りだ。これも低い点を付けた人にとっては、例えばフェー・ダナウェイみたいな 女優を期待して、物足りないんだろうなと思う。これもまあ、頷けるところではある。
エリザベス・ショートに対して申し訳ないと観客が感じる作品。
この作品は、あくまで1947年、映画の町ハリウッドでおきたエリザベス・ショートという女性の殺人事件に基づいて、J.エルロイが創作したものである。最後に注釈がついているから正直である。 決して、「ブラック・ダリア」事件を突き詰めていく作品ではない。 主人公は、ロスアンジェルス市警特捜課のバッキーブライカートである。 最初のテンポはよく、ブラックダリア事件の真相を煮詰めていくのかと思ったら大間違い。 退屈きわまる 感動もしない ストーリーであった。 あきれた。 私は、『惨殺!!ブラック・ダリア−世界でいちばん有名な死体の真実』を既に観ていたので、なぜ、『ブラック。ダリア』という題名にしたのか理解できる。まさしく世界で有名な猟奇死体のあだ名であり、迷宮入りになっている事件なのだ。 今回の、映画はとてもではないが 良くできているとは思えない。純愛物語に最後は終わりそうだが、その後は一体どうなるのだろうという心配が一杯。主人公は とんでもない殺人を犯してしまったからである。 奇妙な映画である。
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カスタマーレビュー数:28
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ニューヨークの人気レストランの料理長であるケイトは、素晴らしい料理を提供するための努力は惜しまない自分に厳しい完全主義者。そんな彼女がコントロールする厨房は張りつめた空気があった。ところが、新しい副料理長のニックは、厨房で音楽をかけ、楽しみながら仕事する主義。彼はケイトにとって目障りな存在だったが、ニックは彼女に興味シンシンだ。そんなときケイトの姉が交通事故で亡くなった。彼女は姪のポーラを引き取ることになるが…。 厨房も私生活も完璧にコントロールしていたワーカーホリックなケイトをキャサリン・ゼダ=ジョーンズが余裕のある芝居で魅せる。仕事も完璧、プライドも高い、が、ときどき不安にさいなまれるリアルなワーキングウーマンの姿は共感度バッチリだ。そんな彼女の心の隙間に入り込んでくる副料理長と姪の存在もおもしろい。完璧だった日々が恋で揺れ、姪の世話で苦しむ。特に思うようにならない姪との関係はポーラ演じるアビゲイル・ブレスリンの等身大の芝居により、より現実味が加味され、シンプルな演出ながら心に響くシーンを作り出している。またニューヨークロケも楽しい! 仕事に疲れたとき、がんばりすぎちゃったときに見ると、心に潤いをもたらしてくれる女性映画の佳作だ。監督は『シャイン』のスコット・ヒックス。(斎藤香)
【くちコミ情報】
幸せはキレては来ない
BS等で繰り返し放送されている『マーサの幸せレシピ』のハリウッド・リメイク版。オリジナルのハッピー・エンドに若干修正を加えて、誰の口にもあうグローバル・スタンダードな味に仕上げる技術にはいつものことながら驚かされる。キャサリン・セダ・ジョーンズのお相手アーロン・エッカートがいまいちイタリア人に見えなかったことを除けば特に違和感もなく、登場する料理レシピが意外とクローズアップされなかったとしても特に気にはならないほどだ。 オリジナルのグルメ志向をおさえてケイト(キャサリン)とニコラス(アーロン)のロマンスに焦点を絞りなおした脚本も、ダイエット志向が高まっているアメリカのマーケットを考えるとむしろ当然なのかもしれない。料理一筋の頑なな女流シェフが、亡くなった姉の子供をひきとり、店にあらわれた強力なライバルにも心を開いて成長していく様子が、オリジナルさながらにうまく描かれている。 ただし、あまりにもマーケットを意識しすぎてコジンマリとまとめすぎてしまうと逆に映画から個性がなくなってしまうのも事実。特にオリジナルを見たことのある人は、きっと「何にも変わってないじゃん」という感想をもつにちがいない。(株のインサイダー取引で逮捕されたカリスマ主婦マー○・スチュアートを連想させる)オリジナルタイトルを変えたぐらいでは納得できないはず。特製サフランソースのレシピをめぐるミステリーにもう一工夫あればとも思える一品だ。
仕事で疲れた時に癒されます
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演です。 レストランで料理長を務める主人公の女性が姉の死により引き取っためいと副料理長 の男性との物語。 仕事がカンペキでプライドがとても高く、完璧主義者のヒロインに不安や寂しい時に やさしく、暖かく接してくれる副料理長はナイスガイです。 また、姪がかわいくて3人で過ごしている姿がとても幸せです。 仕事に疲れた時に見ると癒されます。
原作を遥かに下回り...
他国で作った評価の高い作品をハリウッドでリメイクするという、最近流行りの手法に乗っ取った作品です。 数年前の「オープン・ユア・アイズ(スペイン)」→「バニラ・スカイ」という、予算がある程生きるストーリーのような場合は、リメイク版の出来も良くなるのですが...。 本作は、原作の一番大きな設定を無視してしまったからか、バラバラに切り貼りした各シーンの辻褄合わせと、心象表現が稚拙で台詞での状況説明が多過ぎることが気になり、残念ながらまったく感情移入出来ませんでした...。各キャラクターも、主役の2人も、あまりにハリウッド的な軽さ丸出しで、人間的な感情の深さを感じられず....。原作を「ハートフルなヒューマン・ストーリー」とするなら、本作は「ポップなラブ・ストーリー」です。しかも出来が悪い方。そういうハリウッドモノ自体は物によっては嫌いじゃ無いですが、なんの為にこの原作の版権を買ったのか....。 とにかく全体を通して気が削がれるのは、「説明的過ぎ」「各キャラクターの個性が無い」「感情表現が単純」「軽い」という点です。観る側の感性や想像力を馬鹿にしているのでは?...とすら思ってしまいました。 「アメリカ文化を理解するには最高」と星5つの評価にした方が居ますが、そういう意味では同意です。しかし私は単純に映画の出来として「星1つ」です。この映画がリメイクで無くオリジナルであれば星2〜3つくらいの作品ですが、上等なお手本があるのにこの出来は無いだろう...と。何故にわざわざ『劣化』させるのか....。謎の作品です。
もっと良い他の道があると考えさせられる
キャサリン・ゼタ=ジョーンズがとにかく美しく、 ストーリーを見失いそうになりますが、「生き方」を考えさせられる作品です。 キャサリン・ゼタ=ジョーンズが演じる人気レストランの料理長ケイトは 超仕事人間。何事においても最優先は仕事です。姉を交通事故で失い、姪の 面倒をみることになるのですが、それでも仕事が最優先であることに 変わりはありません。 そんなときに、ケイトと対照的なニック(アーロン・エッカート)が副料理長 として雇われ、ストーリーが展開していきます。 がんばりすぎている人は、「もっと良い方法があるんじゃないか?」と 思えてくる作品だと思います。
アメリカ文化を理解するには最高の映画
合併したメルセデスとクライスラーが袂を分かちました。どちらの車もタイヤは4つある、外見はよく似ているけれど、全く異なるものを生産していたということに気が付いたんですね。この映画も某独映画に似ていますが全くの別物と考えたほうが良いでしょう。 一流のシェフのはずがちっとも料理が上手そうに見えなかったり、肝心の料理が美味しそうに思えなかったり、食べ方がやたらと下品に見えますけど、いぃ〜んです。そんなの些細なことじゃありませんか。 演技がやたらと何やら下手な物まねに見える?そりゃあなたの気のせいですよ。 こんな脚本で見ている人は理解できるのかな?そんな心配は要りません。どうせ大半の人間はオリジナルなんて見ないんですから。 映画にとって大切なのは、監督でも脚本でもキャストでも演技でも小道具でも無く、いい評価を得ることでもありません。効果のある宣伝とDVDの箱がレンタル屋の棚にいっぱい並ぶこと。これがハリウッド、これがアメリカってことを理解させてくれる良い映画だと思います。 何?せめてホットドッグ屋にすべきだったって?ええ、その意見には私も大賛成ですね。
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【くちコミ情報】
気持ちのほうが複雑
鑑賞後、文字通りに「うーん・・・」という言葉がもれてしまいました。 つまらない訳ではないけど、複雑な気持ちです。 個人的には『ビギンズ』のほうが素材はシンプルだけど、意外と丹念に 仕込まれたエンタテイメントとしての味わいもあって面白いと思いました。 一方『ダークナイト』は、予算も素材も豊富に使ってあれこれと 一生懸命料理をした結果、盛り沢山の素材が喧嘩しちゃって 味がぼけちゃったように感じます。 正義と悪の混沌を延々と映像でお説教されたような気分がして、 クレヨンしんちゃんのお父さんの 「正義の反対は悪ではなく、正義の反対は『また別の正義』」 などというような、わずかな言葉の含蓄にドキリとさせられたような 核心に迫るシャープさは残念ながら感じませんでした。 絶賛している人も多いので、もちろん好き好きだとは思いますが、 (いい意味で)ハリウッド娯楽大作だと期待してみると、 「バットマン」という世界でそこまで複雑な世界を見せる必要があるのかな、 という疑問が沸いてなんだかすっきりしないのです。 世情を反映したような、「正義、悪」と割り切れないヒーローや アンチヒーローは昔からアメコミには多いですが、 それをまたリアルな世界に仕上げなおしてしまうと、 ある種いまの現実世界の厳しさのほうを想起させられて 水をさされるような皮肉さがそう感じさせてしまうのかもしれません。 ジョーカーが良かったという方の意見にも頷けるので、むしろ スピンアウトムービー『ジョーカー』としてジョーカーを主役にして、 クエンティン・タランティーノが撮ったりしたらオープニングのような 悪徳の爽快感も出てさぞや面白かっただろうにと思います。 (全然別の映画になってしまいますけど…ちょっと観たい気も) 本当に当たり前のことですが、見る側が映画に何を求めているかで、 評価も大きく変わるということでしょう。 そういった意味で久々に考えさせられる映画でした。
美しい映像で入り込める
70mmIMAXカメラを使用したコマ一つ一つが鮮明で写真の様な映像。 どこからの角度も美しい描写がストーリーに深みを与えてくれます。 特典についている説明で細かくカメラについて語ってくれています。 これを知るとどういう想いで作られたのかが解り さらに惹き付けられました。 内容はやはりバットマンの話なんだ。と感じました。 しかし、その裏で動く心理的描写が細かく書き出されており とても理解しやすいものでしたし、アクションもしっかりと 丁寧に作りこまれていました。 何より役者のキャラクターの存在感に圧巻です。 面白い!!と強く思える映画でした。
楽しめます
派手な音と画面でシアターをお持ちの方は充分に楽しめます。サブ・ウファーは、かなりの低音を叩き出しておりドルビーのみの音声としては最強かもしれません。バットマン特有の人間の暗部を描き出しており、普通の人間がいつジョーカーに変わるかもしれない不気味さも感じさせます。ストーリーが、もちょっと単純でも良いかな、とも思いましたので4ポイントにしました。
全くジャンルは違いますが
若かりし頃のブラピが出演していた「セブン」を思い出しました! 究極の選択を迫られた時、果たして僕は、どんな行動をするのか!? 「セブン」を見てから十数年経ちますが、今だに考えつづける思考部位を彷彿とさせてくれました! 近年の映画の中では屈指のデキかと思います! お薦め!!
この作品最高傑作!!
このダークナイトは敵役を演じたヒース・レジャーの最高遺作になっただろぅ。狂ったように演じたジョーカー、それに対抗するバットマン。バットマンの葛藤、それを嘲笑うかのように様に行われるジョーカーの並外れた奇人ぶりが見ていて衝撃が走った。この作品を見て改めて映画の素晴らしさを感じた。
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ガブリエル・セヴィン
(脚本)
¥ 2,500(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:33650位
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おすすめ度
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¥ 2,545(税込)
ジャンル内ランキング:31897位
カスタマーレビュー数:12
【Amazon.co.jp】
タバコのPRマンのニックは、禁煙の嵐に立ち向かいながらタバコをPRする日々。アルコール業界のポリー、銃製造業界のボビーと「死の商人」と呼びあい、グチを言うのが楽しみだった。そんな彼に上司から「タバコ業界を訴えようとしている初代マルボロマン”を買収せよとの命令が下る…。 数々のアイデアでタバコ業界をアピールする主人公がユニーク。話術とアイデアでステップアップしていく姿はできるビジネスマンだが、担当がタバコのため、スマートな仕事っぷりがブラックユーモア満載の展開になっていく。またアルコール、銃製造という、肩身の狭い業界のPRマンとの飲み会のグチも絶妙の笑いを誘う。ニック演じるアーロン・エッカートがユーモアたっぷりの熱演を見せ、飲み会メンバーのマリア・ベロ、デビッド・コークナーなども主役を支えた好サポートぶり! 監督は『ゴーストバスターズ』などのアイバン・ライトマンの息子ジェイソン・ライトマン。長編映画デビューとは思えぬイキな演出で、モダンな社会派コメディを作り上げた。(斎藤 香) Amazon.co.jp 禁煙が当然となったアメリカで、タバコ産業のために持ち前の弁術を駆使するロビイストの苦闘を追ったシニカルなドラマ。ハリウッドの大物エージェントに「映画のなかにもっとタバコを出そう」と持ちかけるなど、その機転と行動力は痛快である。 主人公のニックを演じるアーロン・エッカートがすばらしい。どんな逆境に立たされても、口のうまさで逃げ切ろうとするのだが、その説得力は、タバコ産業に関係なく、日常のあらゆる場面で応用できそう。やたらと日本的な物が好きなエージェント役のロブ・ロウ、ニックに接近して特ダネを狙う記者役のケイティ・ホームズら、共演陣も他の映画では見られない演技を披露。ドラマはニックの仕事だけでなく、彼と息子の複雑な関係にも踏み込み、映画全体に厚みを持たせている。 興味深いのは、主要人物の喫煙シーンがほとんどないという点。タバコ産業側の物語ながら、作り手の視点は、あくまでも「禁煙」だという証拠だ。この点も含め、全編に皮肉が満ち満ちており、知性を刺激されまくる快作なのである。(斉藤博昭)
【くちコミ情報】
2006年の映画の中でピカ1でした!
主人公のニックはタバコ研究所の宣伝部長。 当然、世論と戦いながらの毎日です。 しかし、TV討論など論点をすりかえる、観客の心をつかむことで問題をずらす、など巧みな話術で日々奮闘中です。 この冒頭のTV討論会のシーンから笑わせてくれます。 ゲストの方々が「いかにも」な方で「いかにも」なイデタチ。 いやー、皮肉たっぷりな笑いがそこかしこに潜んでいます。 終始にやにやしっぱなしですし、こらえきれずにふき出したシーンも何箇所もありました。 社会派コメディというだけあって、楽しい中にもやはりメッセージがこめられていて、最後の議員との答弁のシーンが顕著です。 「あなたの子供が18歳になったらタバコを吸わせますか?」という議員の質問に、 かなり悩んだ後に息子の前でニックは答えます。 「彼が吸いたければ勝ってやります」 他人からの価値を無批判で受け入れることよりも、自己で判断し、選択することの重要性を訴えるシーンは、あらゆる人への痛烈なメッセージがこめられていると思います。 90分程度の映画ですが、「もっと続いて欲しいなぁ」と上映中に思わせられるくらいの内容! すんばらしい作品でした!
喫煙推奨映画と思いきや・・・
敏腕広報社員が離婚の後、住宅ローンを抱えながらも一人息子に対する愛を発揮する映画。 一応主人公は喫煙者だが、喫煙シーンはない。 生活における選択の自由と、それに伴う責任、ローン、人間関係の駆引き(金とセックス) などが、切迫した感じではないが、問題として提示されているのかな。 色々ややこしい問題を題材にはしているが、深刻ではなく、むしろ明るい。
タバコは大嫌いですが、この映画のテーマは共感できます
僕はタバコが大嫌いです。受動喫煙の影響については”100%ある派”。 本作、面白いとは聞いていたけれど、そのせいでずーと観ませんでした。 結局、テーマは「自分の行動は自分の責任において行うべきだ」というころだったんですね。 世の中には情報があふれています。正しいものも、誤ったものも。 それらを勘案して、自分の意見を持つ、やることを決める、それは自分の責任。 いかにもアメリカ人らしいといえばらしい。 息子がこんなに早く、父親の仕事や世の中を理解することは、現実にはそうはないでしょう。 まあ、そのあたりはハリウッド映画の常套手段と許すということで・・・。 かなり笑わせてもらったし、最後はタバコとは無縁のオチで良いですが、 「チーズのコレステロールが体に悪い」とか言う程度のかましで”言い負かしたモン勝ち”にしてしまう、 そういう安易さが目に |