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【くちコミ情報】
もっと文学を語って欲しかった
本書のベストセリフ(ベストギャグ) Geo ge W. Bush 'Neithe in F ench no in English no in Mexican.' ジョージ・W・ブッシュ「フランス語でも、英語でも、メキシコ語でも」 何がおかしいのか判らない人は、 スペイン船に乗せてフランシス・ドレイクに退治してもらいますw バカ息子ブッシュ大統領のおバカ発言は面白いが、 マーク・ピーターセン自身のギャグの切れ味はいまいち。 may eはたぶんではないというネタなんか、 たぶんもっとそうねきっと面白く書けた筈ざんす。 マーク・ピーターセンの興味のあるものが、 俗すぎて知的レベルが低く感じる。 映画と音楽と食いもんの話題が多すぎて、 知的興奮は少ない。
タイトルで損?
これだけ英語に関する書物があふれている国も珍しいのではないかと思う昨今、 店頭にたくさん並ぶ英語本の中にあって結構タイトルで損してるのでは?と思うくらい面白い「エッセイ」です。 やはりネイティブの人でないと微妙なニュアンスの違いがわからなかったり(「神の国」発言のくだりなど)、「日本(文化)を理解しているネイティブ」による英語のアドバイスは非常に有用でかゆいところに手が届く感じです。 引用される英文も短いものが多く、読む気持ちを萎えさせないのがすばらしい。
「日本人の英語」より幅広いエッセイ
すでに指摘されているように、岩波新書の「日本人の英語」シリーズのように、日本人の間違えやすい文法や表現に特化しているわけではないので注意されたい。そういった内容ももあるが、より幅広い、日米(英語圏)の、言語や文化、社会に関するエッセイ集である。 "will"の訳し方や、日本受験英語制度によってつくられた「神話」、辞書の問題のある記述などから、ブッシュ大統領のナイーブさなど、良くも悪くも多岐にわたる、比較的気軽に読める一冊である。 しかし、中には漠然と我々が思ってることを否定されたりと、うならされる点も多い。著者の観察眼の鋭さや言語センスの鋭さは相変わらず脱帽である。
英語学習中の人向けの、学習に役立つエッセイ。
自分が英語初級のときに詠んだらどのくらい理解できたか自信がないのですが、中級にはなった・上級には手がまだ届かない、という今読んでおりますと、とてもためになります。 「あっ、これ私も勘違いしていた」と気づくことや「なるほど、そういう語順で書けば英文の意味が明瞭になるのか」と感心したり、「わはは、なんじゃそりゃ」と笑ったり・・・・。 著者の主観の影響が大きいので(と著者本人も書いています)英語話者の総意ではないと思うのですが、ネイティブが感じる細かな言語感覚を知る勉強になります。 読みながら勉強になるエッセイ。 参考書での勉強が辛くなったときに読むと、気分転換+勉強になってよいのではないかと思います。 電車の中で一人ニヤニヤしながら読んでおります。 「日本人は英語が苦手ってほんとか?」というような考察も面白い。 英語を第二公用語にするという話や、魔法のように簡単に楽しく英語を身につけたいという幻想について。 自ら外国語学習者(アメリカ人で日本語習得者、そしてイタリア語をやりたいのに面倒で手をつけられない!)としての著者の立場から考えているのも興味深いです。
教科書ではありません
タイトルを見て内容を想像するのは、勝手ですが自分の見当ちがいを、著書のせいにするのは、どうかと思います。語学の教科書としてなら著者の立派な文法書などが出版されていますし、「日本人の英語」正続をよく読めば、本書がその三部作とされるのがよく理解できます。なにより一葉から谷崎、村上春樹、或いは映画や音楽のことまで、とにかく楽しく面白い本です。大げさに言えば日本人全部に読んでほしい本です。まさに”English Ba ie ”が吹っ飛んでしまいます。英語が喋れることが、壁を無くすことでないのが解れば本書の出版の目的が半ば達成されたといえるのでは、無いでしょうか。
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【くちコミ情報】
英語参考書としては貴重な良書
日本人にわかりにくい、また間違いやすい英文法のポイントをわかりやすく説明してあります。日本では英語参考書が溢れていて、誤った内容を含んだ本も多いので、このような良書は貴重です。著者の「日本人の英語」シリーズを初級者向けに編纂したような内容ですから、当該シリーズと内容的にはかなり重複しています。 p ただ他の人も指摘していますが、著者の受験英語批判は少し違和感を感じます。著者の大学の生徒のレベルがあまり高くない(非常に失礼な意見ですみません)のが問題であって、受験英語の責任ではないところまで批判しているところがあります。例えば yとuntilの使い分け等は受験英語の成績上位者であればまず間違いなくわかっていますし、絶対に間違えません。
引用の映画と漫画が古いのはお愛嬌?
著者は明治大学教授で本書はアメリカ人の視点から日本人(の学生)がよく犯す間違いを分類(前置詞、時制の感覚、仮定法、冠詞の使い方、使役動詞の意味の違い等)してとても解り易く解説してある。著者がネイティブなだけに説得力がある。特に冠詞の使い方、接続詞もそうだけれど使役動詞の使い分けはとても参考になった(無理やりさせる: make + O + do, fo ce + O + to do, compel + O + to do; 相手の好きなようにさせる: let + O + do, allow + O + to do, pe mit + O + to do; 頼めばしてもらえる: have + O + do, tell + O + to do, o de + O + to do; して欲しいことをしてもらえるように何とか仕向ける: get + O + to do, pe suade + O + to do, convince + O + to do)。同著者の「日本人の英語」、「続・日本人の英語」、「心にとどく英語」(岩波新書)が一般向けの読み物であるのに対し、本書はどちらかというと高校生か大学生向けの参考書に近いかも。高校生の方は一通り文法・構文の勉強をしてから読んだ方が効果的だと思う。完了形が何かとか第五文型が何かとか知っていないと面白くないだろうし、習ったけれどよく解らないところがあるという人に役立つと思う。表紙は5人のアメリカ人?と日本人の学生の絵が描いてあるが、ページを開くとどっこい「D .スランプ」。果たして今の学生にウケけるのだろうか?と心配もするが、余計なお世話か。著者が映画ファンなのは岩波新書を読んで知っていたが、よほど「カサブランカ」と「ローマの休日」が好きなようで本書ではこの二つからの引用が多かった。読後は是非映画の方も鑑賞されたし。
疑問が氷解
学生時代からずっと抱えていた疑問があっという間に解けまし た.日本語を教え手の立場で研究してきたネイティブスピーカ ーだからこそここまで分かり易く書けるのでしょう. そして,いかにわが国の英語教育が非実用的な内容だったかが 同時にわかってしまうので,読む人によってはその事実に愕然 としてしまうかもしれません. p 残念なのはせっかくのイラストが本文ときちんと連動してない 点.無くてもいいかもしれない,と思わせてしまってはもった いないと思います. 一度読破しましたが,何度でも読み返して勉強したいと思って います.
これは本当にためになる!
今まで曖昧だった英語の知識というか、使い方というか、そういったものが、この本を読むことで「そういうことだったのか」と、驚きと喜びでいっぱいになります。本当にこの著者はすごいと思いますよ!
文法書のすきまを埋める重要知識満載の本
ムックという形式は、基本的にはあまり信用できない。売ってしまえば勝ち、という発想の編集が多く、一見役立ちそうでも実は見かけ倒し、ということに、今まで何度泣かされたことか。 p 本書も「D .スランプ」の絵が随所に挿入されている、というより、かなりの比重を占めていて、しかも本文との関連性など、ほとんどないと言ってよい(言葉尻をとらえて無理矢理まんがをひっぱってきた、という強引な挿入である)。また映画のシーンの写真もけっこう大きく、全体として何より目を引く作りになっている。しかし著者があの著者であるから、そこそこの期待を込めて読み始めた。 p 結論。英語の勉強に役立つ。これはムックにしておくのは惜しい。もっと長寿命の媒体(新書など)で、長く残してほしい著作である。それから、上記の絵や写真は、ほっと一息つくのに、意外なほど有効であった。ムックの編集戦略が、この本では成功していると思う。 p ただ、ひとこと余計なことを言わせていただくなら、著者には自分の大学のレベルでもって受験英語の不備を非難することを止めてほしい。確かに受験英語には致命的な弱点もある。しかし、受験の知識でも、極めればずいぶん役に立つのである。私の周囲にいる、かつてそれを極めた人々は、その知識を活用して、会話や論文執筆にずいぶん役立てている。ここで何度も出てくるような、大学生の典型的な誤りは、少なくとも半分くらいは私の周囲の人々にとって無縁であることを、ここで明言しておきたい。確かにこんなに大切なことが、少なくとも重点的に教えられてはいない、という点は反省すべきであるけれども。
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著者のベストセラー『日本人の英語』(岩波新書)の読者のうち、執筆者本人の日本語と日本文学に関する経歴について、真っ当な関心を抱いた読者がどれだけいただろうか。あるいは、外国人の日本語・日本文学研究者にとって、自分が日本語ネイティブであるということを忘れない日本人がどれだけいるのだろうか。 本書は、遠いコロラドの地にあって日本と日本文学に関心を抱き、来日20年、変転する日本語環境のなかで変わらぬ関心を持ち続けたひとりの人間の、日本文学に関する優れたエッセイ集である。外国人が見た日本という、我々が陥りがちな自己中心的で抽象度の高い関心のあり方を、日本を見る外国人その人という、双方向的で具体性に満ちた方向に開いてくれる、みずみずしい文章がいっぱいの本だ。 タイトルのとおり、本書には英語で発見した日本の文学について多くの示唆が含まれているのだが、特筆すべきは、「古典」と呼ばれた近代日本文学の読み解きだろう。『たけくらべ』『山の音』『こころ』と並ぶ引用文に、ノンネイティブの導きによって、日本語と日本文学を我々自身が再発見するという、スリリングな魅力にあふれているのである。 我々は日本語ネイティブだ。しかしこの半世紀の日本社会の変遷は、日本語を、そのネイティブにとってさえエクゾチックなものに変えるほど激しかったのだと思う。その意味で、著者の見解は我々の見解とまったく等価だ。近代文学は、いまや日本人にとっても立派な外国文学なのだから。(今野哲男)
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シャカリキおもしろい
ピーターセンさんが引用した小説の、たとえば川端康成の「山の音」の一節に思わず目をみはる。みずみずしく繊細で、かつエロティック。これ一つをとってみても、著者の日本文学の理解や鑑賞がいかに深いかがよくわかる。深いだけではない。愛情にあふれていることが、文章ぜんたいからたちのぼってくる。だから読んでいてとても気持ちがいい。 p 古典から現代作家まで、俳句から流行語まで、著者の興味は広い。センスのいい日本語に出会ったときには、日本語学習の苦労が十二分に報われた気がするという。地下鉄で女子高校生が「チョウむかついた」の上をいく「シャカリキむかついた!」と話をしていたと聞き、楽しい日本語を一つ覚えたと喜ぶ。「シャカリキ」が頭のなかにインプットされているのだから大したものである。 p 小津映画にみる日本的な会話の巧妙さや人を思いやる発想を逆に教えられる。それにしても、苦労しなくても身についてしまう母国というもののなんとありがたいことか。この本を読み終えると、あたらめてもう一度日本文学の楽しさを味わいなおしてみたい、そう思うにちがいない。
あふれるほどの愛情を感じます。
外国語を学ぶ途上で、すばらしい文学に出会ったときの感動をわたしも知っています。わたしにとって、外国語を学ぶ喜びの半分以上は、外国語でかかれた本を読み、そのすばらしさを味わうことにあるので、この本の作者の st uggle(日本語ではなんというのでしょう。外国語で本を読むときの苦しみとか苦労とか喜びは、わたしにとって、この言葉以外ではあらわしがたいと思うのです。)は他人事に思えません。 p 自分が生まれたときから親しんできた日本語と日本の文学をこんな風に愛情を込めて語られると、うれしくなってしまいます。とにかく、ここまで作者を引っ張ってきたものは、日本の文学なのだ、と思うと誇らしい気持ちさえしてきます。そして、そんな気持ちを再発見させてくれた作者には、心から感謝の気持ちが湧いてきます。 p 久しぶりに、漱石を読んでみようかな、と思いました。
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教師のための、とついているから、教師じゃない人は読まなくていい?
英語を勉強する人も他の分野の人と同じように、目的はさまざま。この本の内容が役に立つかもしれないのは、たしかに学校の英語の先生ぐらいなのかも。名著ロイヤル英文法に較べて、同じエネルギ-を注ぐ時に得るものの濃さは、こちらは30%ぐらいという感じがします。それにしても、この本の内容が役に立つような授業、それを役に立つと感じる生徒の英語を学ぶ目的、いったい何なんでしょう???
教員用アンチョコをこっそり見たつもりで
この本、確かに「教員のための」とは 大げさです。でも、喩えるならマジックの種明かし本のように、あるいは タイトルにも書きましたように、ちまたの先生も一応持っ ている筈の、学校教科書と同じ装丁の「教員用指導ガイド」(これは 本当に大したことは書いてありません。まさに「教員のレベルが誤解され p る」かのような!)を、こっそり学生(生徒)が見て、ふむふむなるほど、 と思う、なんてシチュエーションでならば★★★★ではないでしょうか。 その意味で、ロイヤル英文法を教科書として使う先生がありがたがってい る様では困り者ですが、そうでない人がロイヤル英文法を読み進めるのに はあっても困らない、あった方が良い本であると思います。
あれもこれも
一般的な高校教科書では定義付けられている部分を打ち砕いてくれます。 その点では評価に値します。 しかし、受験生を教える先生にとってそのような例外、用例を知る必要があるのでしょうか? p 力のある先生方なら、原書で文法など研究できているはずです。それなのに、わざわざ、このような本が存在するという事は、日本の英語教師、英語教育のレベルが相当低いのでは無いかという印象さえ受けかねません。 pete sen's co ne というものが単元ごとについています。ネイティブの意見も入れるという事をこの本をやってくれました。その点も評価できます。 p しかし、それが何の訳に立つのか? M .Pete senはただ文法に関して感じる事をそこで述べているに過ぎません。ALTに聞いても同じような事を答えるのでは? 引用など、様々な洋書から紹介されている割には、まとまっておらず、チグハグな印象を受けます。 それでも、現状の教育内容よりはずっとましな仕上がりを見せています。 p 時制の一致は不変の事実と歴史的事実の時、覆されるとやみくもに教えている教師などにとっては、頭の痛いような内容も豊富です。
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映画の英語のフレーズを骨までしゃぶれる
マーク・ピーターセンの雑文集。ローマの休日でお姫様と新聞記者の間に肉体関係があったと、会話で分かるというのにも引かれて(スケベ親父です、ハイ)読んでみた。彼の他の著者でも、映画の英語の解説は極めて興味深く、英語のニュアンスを楽しく理解させてくれる。 英語 == 日本語の翻訳、特に文学の翻訳がいかにいい加減に行われているかの例がたくさん示されているのも、教訓的だ。芸術というのは恐ろしいもので、翻訳した意味が不明でも、それだからこそ文学なのだと言う不思議な雰囲気がある。まあ、原語が母語である場合でも(私が日本語の小説を読んでも)意味不明の小説もあるところが、これを許して来たのだろう。でも、むちゃくちゃよね。学生さんが論文読んで来るのと同じですよこれでは。日本語らしきものにしてくるから、「それってどういうこと?」と聞くとつまってしまう。プロの翻訳者もレベル替わらんのね。そんなことをやっている英文学者が英語教育のキーを担ってるのだから、改革なんていくらやっても同じですよ。 教育について、著者の言ってることは至極まっとう。何とかならないんですかね、これ。専門家さんは読んでないんだろうな、この手の本。
問題はどこか
話題が多技に渡っており、最後まで楽しめました。 「中学英語教科書を読む」は英語教師ならずとも参考になります。 ちょっと記述で気になるのは、この著者の学生達は中学校を卒業していきなり大学生になったかのように取れるところです。その間には高等学校という、より高度な学習の場があります。著者の勤務先であるM大学に入るにはそれなりの受験勉強をしてきているはず。当然利用していたであろう学習参考書にしても「常にcan = e a le toですよ」なんてものが存在するのでしょうか。 教科書のミスを指摘した本は以前にもありましたが、自分の使用している教科書に疑問があればAETに質問することもできますし、本文をある程度書き換え、それを授業で使う手だってあります。教科書に書いてあることだけをそのまま教えているのは論外であり、本当の問題は教科書よりも、教科書、マニュアル、辞書と参考書だけで授業をしている教師にあると思います。この手合は存外に多いのです。心ある教師は厚さも内容も薄くなった教科書を如何に膨らませて生徒達に提供するかに日夜努力しているのです。
著者にはエッセイストとしてよりは、厳しい英語教師の役割を期待しています
本書は「英語の壁」(文春新書)と同様に、日本人英語や日本文化に関して筆を執ったエッセイを集めた一冊ですが、著者は決してエッセイストとしては魅力的な存在だとはいえません。日本人の「学校英語」についてあれこれと提言をしてくれるのはありがたくもあるけれども、その論の展開がかつて誰かが何かの機会に書いたり発言したりしたものに似ているように感じられ、新鮮さに欠けます。ピーターセン氏のかつての著作ほどの発見や驚きが見られません。氏が岩波新書で発表した「日本人の英語」「続・日本人の英語」には随分と教えられることがあり、折に触れてこの15年、本棚から取り出しては読み返しています。あの時に味わった眼から鱗が落ちるような感激を求めて本書を手にしたために期待が大きすぎたのかもしれません。 p ただし、映画「ローマの休日」を論じた章で、アン王女と記者ジョーとの間に肉体関係があったということが、濡れた衣服の乾く時間を示す英語の台詞から読み解けるというくだりには、はっとさせられました。著者によれば、その英語台詞の意味するところは日本語字幕に残念ながら十分には反映されていません。つまり、日本人は長い間この古典的名作を十全に理解することはできなかったといえます。日本語字幕制作者は随分と罪作りなことをしてくれたものです。
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雑学寄り
読んでいて「へえ〜」とは思いますが、取り上げられているイディオム等の頻出度は さほど高くないと思われ、勉強向けというより雑学寄りな気がしました。 他の著書に比べると「何度でも読み直したい度」は高くないと感じたため星3つ。
日本人にはなかなか難しい英語のネイティブ感覚について平易に解説したエッセイ集
今からちょうど20年前に出版された「日本人の英語」 (岩波新書)以来、私は著者の本に魅了され続けてきました。この「英語のツボ」は、新聞や小説、映画などから拾った英語表現を俎上に、日本人にはなかなか身につかない英語感覚をテーマに(日本語で)綴ったエッセイ集です。 興味深いと思ったのは、アメリカの大統領や大統領候補となった人々を、それぞれの人物が使う英語によって分析している箇所です。 2004年の大統領選で民主党の候補となった上院議員ジョン・ケリーは、Senate-speak(上院語)ともいうべき「抑制がきいた、洗練された」しかし「一般大衆には間接的過ぎて分かりにくい」表現を好んで用いる人物だったとか。だからこそケリーには副大統領候補としてジョン・エドワーズという人物が必要とされたそうです。なぜならエドワーズは弁護士として活躍し、一般大衆を説得する才に長けていて、ケリーとは正反対に大衆ウケする英語表現を使うことで知られていたそうです。ケリー、エドワーズそれぞれの英語表現について具体例を挙げながら比較している点は読んでいて飽きませんでした。 最も勉強になったのは、appa entlyとappa entという単語の使い方に触れたくだりです。apa entlyという副詞は「どうやら〜らしい」という意味になるが、It is appa ent that 〜という場合は「〜なのは明らかだ」と解釈すべきところだとか。このappa entなどはなかなか日本人には使い分けが難しいものです。 著者の次回作が今から待ち遠しい気持ちです。 *一箇所誤りを指摘しておきます。 163ページに「アトランティック・マンスリー」という雑誌が「1957年創刊」とありますが、これは「1857年創刊」の誤りです。
相変わらずおもしろい。。。
相変わらず映画ネタが多いですが、この人の書く文章は掛け値なしにおもしろい。 英語の勉強に疲れてきたときは、まったく分野の違う本を読んで気を紛らわすことが多いのですが、 この人の本は英語の本なのにそれを感じさせないところが凄い。最近読んだ日本人の書いた本の中には、 英語表現が間違いだらけで「ネイティブの校正をまったくしていないのがバレバレ」的なものが多く、 やはり、ちゃんとした教育を受けたネイティブの書いたものは安心して読めるところがうれしい。 私は、英語学習のモチベーションが低くなってくると、この人の本を読むようにしてます。
親切丁寧なつくりです。
とっても親切な作りでまとまっており、勉強になる内容でした。基本的には2頁なので、軽い気分で読み進めることができます。最初に日本語タイトル(おおよそ何についての話か把握できます)、次に英文、そしてその日本語訳があります。自分で英文を訳してみるととても力がつくのではないでしょうか。(「siliness」を「遊び心」と訳されたのがすごいと思いました。)そしてメインの解説・語注・・・と続きます。一番下に少し難しそうな各単語の意味も載っているのもありがたいです。ヘエ〜と思うことも多く、収穫が多い本でした。
英語らしさに近づきたい人のために
ブッシュ大統領やベッカムのような現在形の話題の人からオスカー・ワイルド、アダム・スミスのような人まで取り上げて、英語流の表現や、ちょっと変な英語表現を取り上げて、ネイティブらしい英語表現について解説をしてくれる。 非常にためになる。
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