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   Konrad Lorenz の売れ筋最新ランキング   [2010年03月18日]
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おすすめ度

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¥ 1,631(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:106846位  
カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
人口過密の恐ろしさ
現代人の心が頽廃していることは確かだが、その原因はあまり追究されていないように思える。本書では、動物学者の立場から、その原因を明らかにしている。  まずは人口過剰である。人口過剰は本能を狂わせ、人を攻撃的にする。そして資本主義によって、人は常に生存競争を強いられている。競争に勝たなければ負け組でクズだ、しかし勝てるのはほんの少数だ、というわけである。よって過密都市では人は人に対して無関心で冷たくなる。人類社会に警鐘を鳴らしている一冊である。
どうなんだろう?
 本書は、動物行動学を立ち上げた立役者ローレンツによる現代文明への警鐘の書である。1970年にフランスで『攻撃―悪の自然誌』を出版する際『レクスプレス』誌へのインタヴューに応えている「ローレンツは語る」に、既にその警鐘の骨子は現れており、本書にもその翻訳が巻末に付いている。 p  内容は、書籍の題目と章立てを見れば歴然だろう。本書が出版された1973年以前の欧米を念頭に置き、ホメオスタシスを説明のモデルとしながら、平衡の失調した「人口過剰」は外的な「生活空間の荒廃」や「人間どうしの競争」を招き、その結果「感性の衰減」どころか「遺伝的な頽廃」まで招き、おそらくはそれが「伝統の破壊」や「教化されやすさ」にも結びき「核兵器」問題も生じている、というもので、この8つを「大罪」としている。  私が見るに本書を貫いているのは2つの認識であり、一つは、人間も生物である以上、本能はいかんともしがたい、という認識と、それゆえ、タブラ・ラサで生まれてくる人間は条件づけしだいでいかなるものにもなる、という行動主義的説明は、「えせ民主主義の教義」に過ぎない、という認識である。それゆえ、当人達にもいわく説明しがたい人間の本能を、動物行動学を下敷きにして認識することで、この危機を避けようという主張となる。 p  訳者あとがきにも苦労が述べられているように、翻訳は余り読み易くはなかった。内容的には、「文明化した人間」と言っても、人類史上の全文明を主な念頭に置いている訳ではなく、各「大罪」に割いている頁数が異なることも注意してよかろう(例えば8章には24頁割いているが、9章には2頁のみで、当時はスキャンダラスなことだったろう)。幾つか示唆的な洞察もあったが、なにせ依拠しているデータが古いので、1995年に再版したのであれば、その後の研究から見た本書の位置の解説を付した方が良かったのではないかと思った。
現代人に対する警句
ローレンツのほかの著作とかなり内容が重複するので、星3つ。 p 印象に残った箇所: p 今日の人間の心にもっとも大きな障害を与えているものとして、ローレンツは「欲望」よりもむしろ「不安」を指摘している。「現代人がむやみと喧騒を求めるのは、彼らが普通は神経衰弱であることとはまったく逆説的であるけれども、その説明としては、激し音で何かを打ち消してしまわねばならないのだとしかいいようがない。」その何かが不安なのだろう。



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¥ 777(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:174337位  
カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
今こそ、イヌに会おう。
犬が嫌いな方のそばにも、犬、そして犬と暮らす人がいる。 そこにある世界を、知って損はない。 これは巷の動物好きな連中のエッセーとは全く異なる。 犬嫌いの私ですが、人に薦めたい。 ソロモンの指輪もそうだが、これも読むべき佳作。


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¥ 1,785(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:173168位  
カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
内容は面白い。
動物と一緒に過ごしならが動物を観察し、その生態を描いている本。 ハイイロガンの生態やゲンゴロウ等、そのほかあまり馴染みのない動物のことが描かれ楽しい。 ゾウガメに求愛し続けた孔雀の話で刷り込みを説明したりすごく興味深いのだが、元々外国の本のせいか所々に挿入される比喩や例えばうまく想像できない。 動物の生態を優しいまなざしで観察し続ける筆者にも共鳴できるし、その内容も面白いのだが読み物としては、もろ手を上げて面白いとは思えませんでした。 ただ、動物を観察するための苦労話や視点など筆者の姿勢は興味深いですし自分と動物の意外な共通点等も発見できるので細かい発見をしながら最後まで読み進められました。



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¥ 1,325(税込)
(税込)
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カスタマーレビュー数:21

くちコミ情報
生物の先生おすすめの書
生物の先生のおすすめの書でした。 たまたま近所の本屋にあり手に取ったのが1990年頃のことです。 こぶりのハードカバーの黄色い本でした。あーなつかしい。 ガンの子マルティナの話を読んで「そうだ!鳥を飼おう!ガンだ!ガンがいい!お母さんになる!」 と感動し、で、もちろん飼ってないんですが、卵っち(やったことありません)でさえ大変、 「この人は何やって食ってんだろ?」と当時、思っていたのでした。 鳥の親は大変そうです。オカアサンを休む事は出来ない上に、異種間。寝ている間にもガンの子に返事をできるようになった、と…書いてあったよーな…。 刷り込み(インプリンティング)を世に知らしめた人物ですが、現場の農家の方たちは知っていたんだろうなあと思います。そういう意味ではとうに分かってた事だけど、科学として書き加えた人物ということでしょーか。 鳩のケンカは相手が血まみれになっても止まらないのに、狼はけんかをしても腹を見せると攻撃しなくなる…など、凶暴性に関する話もおもしろかった。攻撃性を止める何かが本能にあるのでは…というような。『攻撃』という本に突っ込んだ内容があるのでは…と思いつつ読んでません。鳩の話は平和の象徴のくせになーと思いましたが、自然なら鳥は飛んで逃げますし。そういうとこ、つっこみどころがあったりするのかもしれません。 この本を手にとってすぐ91年ごろには『利己的な遺伝子』(セルフィッシュ・ジーン)が 出て(読んでませんが)ローレンツのようなスタンスは古くなったのかなぁ…と思いました。動物に対しちょっと夢見がちところがあると、あとがきあたりに書いてあったよーな…。セルフィッシュ・ジーンですぱっと言い切るような、そういう鋭さではなく、こちらは動物を観察し、知る悦びに溢れた感じ(まあ利己的〜は読んでないんですが)。ちなみに英語の先生のおすすめは薔薇の名前でした。
K.ローレンツの入門書
マット・リドレーの「やわらかな遺伝子」のプロローグで動物とヒトの行動学に影響を与えた偉大な12人の最後のひとりに挙げられたK.ローレンツの動物行動学の入門書である。(ちなみに12人の1人目はダーウィン) K.ローレンツは「刷り込み」の発見者として知られているが、その業績は現代の動物行動学の基礎を作ったとも言えるものであって、本書を含めた、その著書で動物の行動が、遺伝か学習か、生まれか育ちかという論争に対して、一貫して遺伝的基礎に学習という建物が構築されるという主張をし、行動は遺伝し、そして進化していることを説明している。20世紀後半の生命科学会の巨人といえるK.ローレンツのこの書は生命科学以外にも人間や社会に関係のある様々な分野で仕事をしようとする若者に勧められる名著といえる。
擬人化と動物愛護の間の歪みを鋭く突いた良書
行動動物学の大家、コンラート・ローレンツの一般向け啓蒙書。 彼の暮らした動物たちとの共生に近い研究生活を克明に綴る。 特に動物の中に人間を見るという「擬人化」の歪みと、(偏った)動物愛護及び天才動物ショーなどが与える誤った動物観への警鐘は、本書の研究結果が古くなった今でも輝きを失っていない。 特に表題となっている「ソロモンの指輪」の章を読んでいると、人間は他の動物と共通した部分も持ち合わせているが、他とは進化した部分が違うだけなのだと切に感じる。 小学生にもむろんお進めするが、児童向けの(動物愛護)アニメなどを見て育ったまだ若い大人にこそ本書を読んでほしい。 なぜなら本書は(前書きからもわかるように)生物学者発掘のための本ではなく、人間と動物の共生について考えさせるための本だからだ。
美しい叙事詩の様な書物
「刷り込み」理論で有名な動物行動学の開拓者、ウィーン人の動物学者コンラート・ローレンツの名著で、動物学者としての、膨大で気の遠くなるような観察や実験の果てにもたらされた、美しい叙事詩の様な書物。 生き物に対する大きくて深い愛がその根底にあるので、読んでいて何とも言えぬ安らかな気持ちになる。 例えば、ウィーン市内で一般的に見られる、コクマルガラスの群れのリーダーの交代と、彼等の妻たちの生態や驚く程人間的な彼等の心理を、綿密克明な観察を元に叙述した後のこんな文章・・・ 「こんな表現をしても、私はけっして擬人化しているわけではない。いわゆるあまりに人間的なものは、ほとんどつねに、前人間的なものであり、したがってわれわれにも高等動物にも共通に存在するものだ、ということを理解してもらいたい。心配は無用、私は人間の性質をそのまま動物に投影しているわけではない。むしろ私はその逆に、どれほど多くの動物的遺産が人間の中に残っているかをしめしているにすぎないのだ。」 こういう文章を読むと、私はまさに「目から鱗」の様な気持ちになる。 私達人間は、他の全ての生き物ともっと強い連帯感を持つべきではないのか、とつくづく思う。 この文章を初めて読んだとき、宮崎駿の名著「風の谷のナウシカ」の中で、長い旅路の果てに亡くなったテトをナウシカが埋葬する場面での感動的なセリフ、「あなたは親しい友の死を、その身体の大きさで量るのですか?」が、私の頭の中に浮かんだ。
ドリトル先生+ムツゴロウさん
 子供時代の愛読書は「ドリトル先生」だった。 大人になったらムツゴロウ王国に行きたいと思っていた。  もしも僕がこの本を中学生くらいで読んでいたら、もっと動物寄りの 人生を選択したのではないだろうか。  著者の動物愛はちょっと信じられない程である。 僕の育った家でも何でも放し飼いで、鳩や文鳥やインコが勝手に飛び交っていた。 そんな場所で育った僕ですら、著者の放し飼い度には驚嘆する。 はたしてそんなに多種の動物を一緒に飼えるものなのか!? いや、著者の場合は「飼う」ではなく「共に生活している」というレベルに達している。  そんな著者であるから(あえて言うまでもない事だが)動物観察から得た知識は 素晴らしい。今では動物を扱った映像でも文章でも、面白いものは沢山有るが、 これは揺るぎもしない金字塔。動物好きなら外せない名著である。


ローレンツ なぜそんなくちばしなのか―師ハインロートへの手紙〈上〉
コンラート ローレンツ オスカル ハインロート オットー ケーニヒ (編集) 大江 秀房 (翻訳) 白鳥 由紀子 (翻訳)  
¥ 2,498(税込)
(税込)
ジャンル内ランキング:980880位  


ローレンツ なぜそんなくちばしなのか―師ハインロートへの手紙〈下〉
コンラート ローレンツ オスカル ハインロート オットー ケーニヒ (編集)  
¥ 2,702(税込)
(税込)
ジャンル内ランキング:1144329位  


おすすめ度

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在庫あり。
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生物の先生おすすめの書
生物の先生のおすすめの書でした。 たまたま近所の本屋にあり手に取ったのが1990年頃のことです。 こぶりのハードカバーの黄色い本でした。あーなつかしい。 ガンの子マルティナの話を読んで「そうだ!鳥を飼おう!ガンだ!ガンがいい!お母さんになる!」 と感動し、で、もちろん飼ってないんですが、卵っち(やったことありません)でさえ大変、 「この人は何やって食ってんだろ?」と当時、思っていたのでした。 鳥の親は大変そうです。オカアサンを休む事は出来ない上に、異種間。寝ている間にもガンの子に返事をできるようになった、と…書いてあったよーな…。 刷り込み(インプリンティング)を世に知らしめた人物ですが、現場の農家の方たちは知っていたんだろうなあと思います。そういう意味ではとうに分かってた事だけど、科学として書き加えた人物ということでしょーか。 鳩のケンカは相手が血まみれになっても止まらないのに、狼はけんかをしても腹を見せると攻撃しなくなる…など、凶暴性に関する話もおもしろかった。攻撃性を止める何かが本能にあるのでは…というような。『攻撃』という本に突っ込んだ内容があるのでは…と思いつつ読んでません。鳩の話は平和の象徴のくせになーと思いましたが、自然なら鳥は飛んで逃げますし。そういうとこ、つっこみどころがあったりするのかもしれません。 この本を手にとってすぐ91年ごろには『利己的な遺伝子』(セルフィッシュ・ジーン)が 出て(読んでませんが)ローレンツのようなスタンスは古くなったのかなぁ…と思いました。動物に対しちょっと夢見がちところがあると、あとがきあたりに書いてあったよーな…。セルフィッシュ・ジーンですぱっと言い切るような、そういう鋭さではなく、こちらは動物を観察し、知る悦びに溢れた感じ(まあ利己的〜は読んでないんですが)。ちなみに英語の先生のおすすめは薔薇の名前でした。
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