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[ 竹岡 美穂 ]

         


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   竹岡 美穂 の売れ筋最新ランキング   [2009年01月08日]
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¥ 840(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:64026位  
カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
大好きな物語です。
何年も前に、 この物語が「学習」という雑誌に連載されていて、 ずっと心に残っていました。 主人公の少女のまわりで事件が起こり、 千年前から来た少年が、万葉集を使って謎を解くという ミステリーとしての面白さ。 加えて、主人公と少年の、淡い恋物語としての面白さ。 毎月、ドキドキしていました?今読み返すと、当時はわからなかったことが わかるようになっていて 面白さに深みが増した気がします。 竹岡先生のイラストも綺麗で、わたしにとっては特別な一冊です。 できればもう少し、主人公と少年の心の交流が読みたかったかな。 連載時のエピソードをいくつか抜粋して、リライトされていたようなので、 のこりのエピソードも読めるときがくることを期待しています。


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¥ 2,520(税込)
間もなく入荷します。ご注文はお早めに。商品はご注文いただいた順番にお届けします。
ジャンル内ランキング:186位  
カスタマーレビュー数:6

くちコミ情報
読んで字の如く、タイトルはぴったりです。
文学少女シリーズの本編表紙、口絵、挿絵を網羅した追想画集です。 書店POPやら販促物やらで見逃したイラストも入っているのはうれしいところ。 ところどころ小説の中で出てきた文章が添えられているのですが、 小説掲載時と違う部分の抜粋ので、個人的にはイメージと違う部分がちらほら。 〜水妖の「姫」の挿絵の添え文は是非そのまま掲載して欲しかったんですが。 他の作品の引用だから色々難しかったのかな。 値段の割に装丁が簡素なのとボリュームが薄めなのも残念なところ。 ファンアイテムとはいえ、もう少し懐にやさしい価格がよかったです。
シリーズのファンは必携
単純に"文学少女"シリーズが"好き"な人ならば、後悔のない一冊です。 理由 =「追想画廊」とあるため。 これから今から"文学少女"に触れる人は、是非本編を読破後に。 特に変化球はありません。この本を開くことにより、 もう一度"文学少女"の物語を読みたくなりました...。 そんな一冊です。もとがすきなのでそうなるんですがね。 最後に当冊子の評価ではありませんが。 "文学少女"の「プロジェクト・メモワール」について。 期待しております。
“文学少女”シリーズを支えた挿絵の集大成
少々大袈裟な物言いになるが、ライトノベル史上に残る名作には作品世界を補完する挿絵とのベストなカップリングが不可欠である。作家と絵師とのコラボレーションの成功無くして名作は有り得ないと考える。そのお手本のような存在が“文学少女”シリーズと言えよう。その挿絵部分を網羅し、本編エピローグの空白期間を埋める短篇まで収録された贅沢な1冊が本書である。第1巻から順を追って掲載されているので本編を思い出しながら頁を進めることができる。遠子先輩の最初期、超初期キャラデザインといったお宝もふんだんに収録されており資料価値も高い。本書自体の表紙カバー案が3パターンあったことも判る。ただし琴吹さんのスケッチが1頁だけ!なのが激しく残念ではあるが。そして、特別ショートストーリー『いつか、きみに会う日まで』と題された短篇がまた良い。この作者は本当に話の落としどころが上手である。「井上ミウは、みんなの作家だけど、井上心葉は・・・・・・」という結末にぐっとくる。今更ながらに流人くんの言葉の意味を理解したか、とツッコミたくもなるが、あの頃の心葉は琴吹さんスキーだったからなぁ、仕方無いか。内容的には充分に星5つなのだが、本音を白状すれば2000円を切って欲しかったので星1つマイナスということで。
嬉しい企画満載
 掲載されているのは本編のものだけです。『〜と恋する牛魔王』や、またwe で掲載された『〜の今日のおやつ』『〜の秘密の本棚』のものはありません。これらは同月発売の『〜と恋する挿話集』シリーズの方で載るようになると思いますが。  文庫イラスト完全収録のうえ、促販用のPOPやしおりのイラストも収録。見ていない人や手に入れられなかった人必見です。この本の表紙をはじめ描きおろしのイラストが多いのも魅力。  文庫サイズで見ていた表紙や口絵のカラーイラストがA4サイズということで見ごたえがあります。また小説の中に出てきた台詞や文章が絵本のようにイラストと一緒に載っているものもあり、より“文学少女”の世界へ入り込んでしまいます。  またラフスケッチですが以前雑誌に載った『“文学少女”のつくり方』のラフスケッチ全部掲載、更に大幅プラスされています。また雑誌の方ではコメントは基本野村先生だけでしたが、こちらは竹岡先生のコメントもあります。  イラスト集かと思っていたらファンブックだったということで、イラスト以外にも読者には嬉しい企画が沢山。個人的に野村美月先生書き下ろしの短編が特に。(某店で買うとそれとは別の書き下ろし小説もついてくるらしいです、全部につけてくれよ……)ただ判が大きいので、文庫本と違って電車で読むとかはしづらいです。家など落ち着いた場所でイラストとともにゆっくり味わうのがいいと思います。
最高の贈り物
「追想画廊」という名の通り、文学少女の物語を振り返るイラスト集です。 始まりの「道化(ピエロ)」から、最後の「作家(ロマンシエ)」まで、ページをめくる たびに本編の思い出と感動がよみがえってきます。 文庫本で用いられた口絵や挿絵が中心ですが、「幼少時代の遠子&流人+美羽&心葉」や、 麻貴さんへの代償としてさせられた「遠子の猫耳ウェイトレス」など、本書だけの書き下ろし イラストがあるのもうれしいです。 その他、各登場人物の初期のスケッチなどもあり楽しませてもらえます(初期の黒崎さんは 殺し屋のようです)。 そして最後に、遠子と心葉が別れてから四年後のエピソードを書いた「いつか、きみに 会う日まで」という短編が収録されています。相手の現況の写真も見られないくらいに 互いを想い合う二人ですが、この空白期間の苦しみがあったからこそ、彼らは最良の形で 再会ができたように思います。 文学少女の物語を愛し、その世界をさらに堪能したい方にとっては最高の贈り物といえる でしょう。



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カスタマーレビュー数:11

くちコミ情報
文学少女にまつわる物語
 二月。遠子の卒業が近づく中、少しずつ距離を縮めていこうとする心葉とななせ。そんなある日、かつて心葉の担当編集だった人が訪ねて来る。再び井上ミウに戻るよう、促しに来たのだった。しかし、既にミウを振り切った心葉は、その誘いを断る。その夜、突然、家に押しかけてきた遠子は、なぜミウに戻ろうとしないのかと問い詰める。遠子は担当編集と知り合いだったのだ。  徐々に明らかになる遠子と流人の家庭の事情。手段を選ばず心葉を作家に戻そうとする流人の暗躍。一度は振り切ったはずの亡霊が、天野遠子の物語として、再び心葉にからみついてくる。そんな中、ただ一人、書かなくてもいいと言ってくれるななせ。ななせの優しさに包まれた心葉を、流人はどうするのか…という感じで下巻に続きます。
読者を裏切らない文学少女シリーズ、卒業編
『“文学少女”と神に臨む作家 上』です。 ついに文学少女シリーズも最終話ですが、上下巻となっています。上巻は完全にヒキなので、上下揃えてから一気に読んだ方が良いと思います。 今までは、心葉の周囲の人物に起こった事件を、文学少女たる遠子先輩が推理ならぬ「想像」で解決してきましたが、今回は遠子先輩が渦中の当事者。 作家、というものについてが、もう一つのテーマです。 作家とは、『狭き門』をくぐる孤高の存在。そして作家と読者との関係。ネタバレになるため多くは語れませんが、なかなか考えさせられます。 流人くんがキレまくっていて、すごいです。 琴吹さんの部屋に訪れた時の場面が、とてつもなくあまあまで良かったです。シリーズを通してツンデレだった琴吹さんの、デレの収穫ともいうべきでしょう。 上下巻の上としては、あくまでもヒキなので★4としておきます。
直球勝負の最終エピソード開始
最初から本筋です。これまで周囲の事にちょっかい出して進まなかった作品ですが、これは直球勝負です。主人公の心の葛藤がとても気になりますが、タイトル通り上巻であり感極まった状態で次巻へ続くとなってしまいます。2巻に渡る長編ですが脱線無しのため頭の中は話の整理が大変です。なのでここで一呼吸して後半に備えたいと思います。
「お母さんの、ごはんが食べたい…。」
今回はついに、遠子先輩のお母さんと、お父さんについて書いてあります。 遠子先輩の過去は切ないです…。風邪で倒れたとき、お見舞いに来てくれた心葉くんに、遠子先輩が言う言葉も…。 それから、ななせが亡くなった親友の事を思い出す場面で、「一緒にチョコを食べてくれたの…」という所があります。 亡くなったキャラが、思い出として、何度か出てくるのも良いと思いました。前回の「月花を孕く水妖」も蛍について書いていましたよね。小説の中で死んだキャラは、そのまま出てこなくなる事が多いけれど、ちゃんとこの小説の登場人物たちは、彼らを思い出しています。胸にくすぶる痛みと、たいせつな思い出と共に…。しっかりとキャラクター達の心を描き出しているのが伝わります。 今回は「上・下」で繋がっているので、上を読んだら気になってすぐに下が読みたくなると思いますので、2つとも揃えてから読むのがいいと思います!とても引き込まれる展開でした。
「ロマンシェ」は一体誰なのでしょう。
文学少女シリーズ、ついに最終巻(上)です。 相変わらずの美しい文章で語られる美しい物語、美しい描写のあまりにネタになっている古典作品を読みたくなってしまう一冊です。 さて、何よりも衝撃的だったのは本屋さんで本を見たときでした。 オビに書かれた文字。「天野遠子は、消えてしまう」 毎巻事件を解決してきた文学少女。 しかし今回事件の渦中にあるのは文学少女の両親と、育ての母である叶子さんです。 文学少女はこの殺人事件(?)を解決できるのでしょうか。 そして、透子先輩は消えてしまうのでしょうか。 心葉くんは再び小説を書くのでしょうか。 タイトルにある「ロマンシェ」とは、結衣さんのことなのでしょうか、叶子さんのことなのでしょうか、それとも――心葉くんのことなのでしょうか。 いずれにせよ、下巻が楽しみでなりません。


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くちコミ情報
登場人物の数だけ物語がある
最終巻まで読んでとても感じたこと。遠子先輩の言葉でもある 「いろんな登場人物の気持ちになって、物語を読み返してみるのよ。 すると、新しい物語が生まれるのよ。」 この言葉がこの物語の全てのように思えました。 登場人物全てに過去・現在・未来がある。 死んでしまった人物であっても生きる人物の未来に繋がっている。 読者はまず「井上心葉」の言葉・目線で物語を追いましたが、 違った目線で読み直せば新しい物語が見えてきそうなお話でした。 救われていないと感じた方の多かったようである人物についても自分は可能性として 思うところがありましたが、登場人物の現在・過去・未来を「想像」できるのも この物語の楽しみ方のひとつですね。
救いのある結末
 上巻も含め中盤までの暗い流れを、遠子顔負けの"想像"で心葉がまとめきった。暗鬱な展開のまま終わる可能性も考えていただけに、救いの多いラストで良かったとは思う。  シリーズのほとんどを、遠子が狂言回しとして動いていたけれど、「神に臨む作家」だけは、心葉を見えない部分だけで支え続けたななせが、その役回りを果たしていたと言えるのではないだろうか。彼女がもう一つの選択肢を与えることがなければ、心葉は最後まで決断をしないで終わったかもしれない。  エピローグでは、シリーズの随所で張られてきた伏線が綺麗に回収されている。今回、ある意味でハッピーエンドになった結果、割を食った人も何人かいると思うので、彼らにも幸せなストーリーが訪れることを祈りたい。まあしかし、選ばれた、もしくは選んだ人間は、紆余曲折を経たとしても、最終的に行き着くべきところに行き着く、ということか。
シリーズ全作で1つの「絵画」を作った名作
"文学少女"こと天野遠子と,"精神的致命傷を負った作家"の井上言葉の「ボーイ・ミーツ・ガール」の最終巻。各巻ごとにレビューを書くとネタバレになるのでまとめて。 「ボーイ・ミーツ・ガール」は,ライトノベルの定番ともいえるジャンル。しかし,このシリーズのようなパターンも珍しいのではないだろうか。 文体は,読みやすいとはいいずらい部分もあるし,引用部分や独り言・思考部分等があり,ブロックを組み合わせたような作品ともいえる。しかし,なぜか放り出す気にならない不思議な魅力を持っている。そう,お気に入りの紅茶をポットにいれ,ゆっくりと口に運びながら1ページずつ楽しむ。私の読み方は,そんな感じだった。 各巻は,1000ピースぐらいのジグソーパズル,全体を読み終えると1本の糸につるされた絵画ができあがっている。後味のとてもよい作品であった。各巻での伏線や言葉の端々は,1つのピースであり最終巻で完成する絵画の一筆とも言って良いだろう。 イラストは,苦戦しただろうなというのが正直な感想。この作品の透明度や登場人物たちを描き出すのは,きっと作者・編集者と何度もブレーンストーミングをして,プロットを何度も読みかえし,その結果として魅力的な人物を描き出す事に成功している。 残念なのは,本が好きな人に方向性が向いている事。"文学少女"の名がつくように,文学が好きでないと楽しめない部分があるのが残念である(そこは無視しても十分良い作品であるのは事実であり,枝葉末節かもしれない)。星5つの評価であるが,まず1冊目を読んでほしい。そして,あなたが登場人物達と一緒に生きているという感覚をもてたら,"味わって"読んでほしい。 そして,最後の文字を読み終えてできた絵画をどう評価するか,それはあなた自身を映し出す鏡なのかもしれない。 p.s. 遠子先輩,常に「ぺったんこの胸」と表現されているが,最終巻では少しは主張できる位になったのだろうか。実は,すごい気になったのがここだったりするのは私だけ?(笑)。
全てを手に入れた彼女と 何一つ報いられなかった彼女と
望んだ二つが 両方とも手に入った彼女と、 自身で得た成長以外は 何も残らなかった彼女・・・ そんなコントラストが 頭の中に残ってしまい、 どうにもやりきれなくなってしまいます。 いつも一番一人ぼっちで、 いつも一番危険なところにいて、 いつも一番大きな勇気を見せたはずの彼女が、 最後まで誰にも、 何も与えてもらえなかったのは 本当にかわいそうでした。 本当に、かわいそうでした。
いいラストでした・・・けど
既にみなさんの書かれているとおり、伏線回収は素晴らしかったです。 ラストも、全てを丸く収めて、なおかつ感動的に終わらせるにはこれしかないんじゃないか、というくらい素晴らしい終わり方でした。 けど、自分は素直には感動できませんでした。 ネタバレになってしまうので多くは語れませんが、この作品で誰が一番傷つき、一番救われなかったのか。 読み終えたあとに、それを考えてみてください。 兆候はありました。予測もできました。 でも、どうしても納得はできません。 全体的に見れば素晴らしい作品ですが、その一点だけで自分にはすっきりしない終わり方に感じてしまいました。


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くちコミ情報
物語を軽やかにする一手
 シリーズ第1巻では太宰治の「人間失格」を念頭においた様なストーリー構成がなされていましたが、シリーズ第2巻に当たる本作品でも同様に、過去の文芸作品をオマージュしたストーリー構成になっていますね。文学少女にふさわしく、今後もこの方針で進むのでしょう。  今回、天野遠子と井上心葉が事件に巻き込まれるきっかけは、妖怪ポストのように設置された、文芸部の恋の相談ポストに投函された、幽霊を暗示する手紙と数字の暗号。変な想像を迷走させ突っ走る遠子と、遠子と同居する櫻井流人に誘われ別ルートから事件に関わってしまう心葉。死んだはずの九條夏夜乃を名乗る雨宮蛍と、姫倉麻貴の登場を以って、事件は歪んだ人間関係を白日の下に晒す結果となる。  設定自体はとても暗く、愛憎渦巻く物語なのだけれど、作品全体として見たときには明るく、コメディのような軽さも感じるのは、天野遠子の存在なのだろう。彼女の手にかかれば、どんな作品でも美点を見出され、輝き始める気がする。  元になった作品を先に読んだ方がいいのかどうかには諸説あると思うが、読んだことがないのであれば、後で読んだ方が純粋にこの作品を楽しめるのではないかとボクは思う。
深い…
深くて、重くて、心に浸みます。普通の恋愛小説やラノベ、ミステリものとは一線を超えた、世界があると思った。 一巻もそうでしたが…稀に見る良作シリーズです。ラノベと思って侮るなかれです。 気持ちに響いて、刻まれる。何気ない、ささやかな幸せを願わずにはいられません。
今回は「嵐が丘」
井上心葉は、文芸部の一員である。文芸部長である天野遠子は、実は、食べ物の代わりに物語を食べる妖怪である。そんな彼女に、毎日せっせと「おやつ」の小説を書くのが心葉の日課である。遠子が、ラブレター目当てに置いた、文芸部の「恋の相談ポスト」に不思議な紙片が舞い込むようになり... "文学少女"シリーズ二作目です。 今回は、「嵐が丘」をモチーフにしていますので、そちらを先に読めば、もっと面白いかもしれません。内容的には、かなり「どろどろの人間関係」の話です。私は、「嵐が丘」は読んではいないのですが、割と早くから展開が読めてしまいました。そして、「嵐が丘」ならOKだったかもしれない登場人物たちの設定も、正直、かなり無茶です。その辺はマイナスとして、相変わらずさわやかに熱く文学を語ってくれる彼女の薀蓄に耳を傾けていると、読んだ事のなかった名作に手を出してみようかな、という気になりました。次の作品も楽しみです。
“飢え渇く幽霊”に捧ぐ鎮魂歌
(文学少女〉シリーズ2作目。 今回、文学少女の前に現れるのは満たされることのない想いを 抱え、運命の袋小路に追い込まれる“飢え渇く幽霊”達です。 とにかく「どろどろ」。 一歩間違えば喜劇になりそうな、暗い情念の 交錯を描くメロドラマ的悲劇が展開されます。 読者としては遠子や心葉と同じく、嵐のように吹きすさぶ 人の愛憎の激しさに翻弄されるしかないのかもしれません。 さて、本巻では遠子が居候する家の息子・櫻井流人が初登場。 一見軟派で、特殊な恋愛観を持つ真正プレイボーイですが、 実は男気もある奴。しかし、それが裏目に出てしまい……。 レギュラーでは、学園理事長の孫・姫倉麻貴がいよいよ本領発揮。 今回は、かなり重要な役割を担います。 もう一人のレギュラー“ツンデレ少女”琴吹ななせは、……。 次巻以降、彼女が報われる話を期待します。 (いや、マジで)
意外に
面白かったので、オススメです。 シリーズ1作目と思い、この本を買いました。(これは2作目。ちっ) 知らない作家、且つティーンズ文庫というので二の足を踏んでいたんですが、 レビューが良かったので買ってみました。 魅力的なキャラクター(無茶設定ですが)、読みやすい文体、引き込まれる ストーリー・・・西尾維新的です。戯言シリーズや化物語が好きなら、 一度、読んでみてください。


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ジャンル内ランキング:1144位  
カスタマーレビュー数:18

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このライトノベルがすごい!2009年第1位の作品
このライトノベルがすごい!2009年第1位の作品ということで読んでみました。 当初メイン登場人物2人の設定が突飛なので学園ファンタジーものかと思っていたら、ところがどっこい人間の苦悩を描いた王道ミステリー作品でした。 物語は太宰治の「人間失格」に絡められて展開していきます。「人間失格」同様に登場人物がさまざまな苦悩を明かしていきますが、物語の見せ場はなんといっても物語終盤の遠子先輩の説得場面!太宰治について語りながら熱く熱く説得する場面は読んでいて胸が熱くなりました。この場面のために本書は書かれたと言っても過言ではないです。 過去の文学作品をテーマにしつつも、人間の弱さ、苦悩、そして希望が描かれた本書は一読の価値が有ります。 あと、本書をきっかけに太宰治が読んでみたくなりました。過去の名作を読むきっかけになる点でも本書をお勧めします。
地雷を踏んでしまった
このラノ1位で騙された。 とんでもない地雷だった。 こんなのミステリーじゃない。 純文学の皮を被ったただのラブコメです。 手がかりも捜査も何も無いまま唐突にヒロインが登場し、「この事件は太宰の人間失格のまんまなのよ!」とかいいながら無理矢理なぞらえて終了。 登場人物も、特に女キャラがうざすぎる。 どいつもこいつもスイーツ(笑)ばかり。 ヒロインの「本を食べる」という設定には何か意味があるのか? 物語上全く生かされていないのだが。 作者の純文学知識をひけらかしてるだけのスイーツ脳小説だ。
文学(から構成されている)少女
 図書館で発見された、太宰治の「人間失格」を下敷きにしたような、作者不明の手記。事故と自殺。極めて重く暗いテーマを、前述の手記と文芸部の日常を交互に織り込みながら物語を展開している。太宰の作品がファンを引き付けるのと同じ理由で、この手記に魅入られた者がもがき、苦しむ。苦しみから解放されたときに向かう先は、地獄か、それとも日常なのか。中終盤で物語の構造が二転三転する様は、ある意味ミステリー的な要素とも言えるだろう。  このように書くと非常に暗い話のように思えるだろうが、作品全体に漂う色調は極めて明るい。そのもっとも大きな理由は、主人公である井上心葉の文芸部の先輩である天野遠子の存在だろう。なにしろこの先輩は、物語を食べる。比喩的な意味ではなく、本当に本を主食とする妖怪!なのだ。既存の名作を食べるだけでは飽き足らず、心葉に甘い作文を書くことを強要し、一般生徒からも美味しいストーリーを収集しようとする。このはた迷惑な行動が今回の事件を呼ぶことになるわけだが…  他にも、遠子にちょっかいを出してくる姫倉麻貴や、心葉のクラスメイトの琴吹ななせなど、今回は顔出ししただけで終わったような面々がいる。オセロに例えるならば、この作品は 盤面中央に白黒の石を4つ置いただけのような状態。今後、どこにどの色の石を置くかで、物語はどんな方向にでも進むことができるだろう。(もう完結しているようだが…)
すごいです
私は結構表紙買いしてしまう方でこの作品も竹岡美穂さんの美麗な表紙に惹かれて買ったんですが久しぶりに買って良かったと思える作品に出会いました アニメ化されたどの作品よりも良質だと思います 普段のキャラクター同志のやりとりはコメディっぽくて笑えますが内容的には結構重たいです また表現が巧いなぁと読んでいて感じます この第一巻だけではおもしろくないと感じる方もいるかもしれませんが現在最終巻まで出ているので是非読まれてみてください 巻が進むごとに文学少女の世界にひきこまれていくとおもいます
前評判で期待しすぎました…
あまりにも前評判が良かったので、期待して読んだのですが、正直拍子抜けでした。 「これをミステリーと言ってはいけないだろう」というのが正直な感想。 これをミステリとして出すには、ロジックが弱すぎると思います。 同じラノベ出身の学園モノミステリーとしては、米澤穂信の作品群の方が遥かに質が上です。 特に中盤でぽっと出てきたキャラクターや事件のあらましを、説明口調で話し出し、 しかも、殺人という大きな事件であるはずの出来事を、 キャラクターみんなが、なんの証拠や脅しもないのにペラペラ自白し出す中盤には 開いた口が塞がりませんでした。 リアリティのカケラもありません。 また、物語全体のテーマも、太宰の作品をそのまま踏襲しただけで、 新しさは全く感じませんし、ミステリとして、とか、質の高い物語を期待して読むには 少々向かない作品だと思います。 た・だ・し、 この作品は、ずば抜けて良い所があります。 それは、遠子先輩というキャラクターに尽きるでしょう。 本を食べちゃう姿は可愛らしいし、本マニア丸出しな所もキュートです。 ほんと、遠子先輩かわいいよ。遠子先輩。 だからこそ、この作品のラストの遠子先輩の説得シーンが名場面になるのです。 正直、あのシーンが無ければ星1つもつけませんでした。 今後のシリーズが、より物語的にも質が高くなる事に期待しての☆2つです。



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本編は終わったが、この世界はまだ終わらない
単なる短編集・後日談ではない。どうやら“文学少女”の世界はまだ終わっていないようである。これまでと異なる視点(主人公)によるエピソード、つまり、それは姫倉麻貴だったり櫻井流人だったり朝倉美羽だったりする物語がふんだんに掲載されてはいるが、時系列が微妙にズレている。書き下ろし作品では『追想画廊』掲載のSSのような、遠子先輩と心葉の空白期間を埋める話を効果的に、あるいは緻密な計算のうえに載せている気がする。なんだか本編で残されていたパズルのピースが1つずつ埋まっていくような印象を受ける。各話の面白さ(結果は見えているけど応援したくなるよ、牛園クン)とともに“文学少女”の世界全体のさらなる拡がりを予感させる粋な一冊と言えよう。そうなると『FBonline』でチェックしてたから半分くらいは既読で残念、といったことも帳消しになってくる。タイトルに最初から「1」と入っているように、これがしばらく続くことで、何とも楽しい展開になってきた。 さらに次巻では琴吹さん成分がUPするらしいので、おそらくあの胸キュン破壊力絶大超弩級の『ななせの恋日記』が掲載される可能性大である。今となっては切ない日記かもしれないが、あれはWebだけでやり過ごすには余りに惜しい作品なので是非!掲載して欲しい。 余談だが、あの『コラボ』を経ているためか、書き下ろしでは、ほんの少しだが遠子先輩が腐女子化している気がする。「心葉くんは絶対“受”よ」「裂けちゃって大変なのよ」なんてことを言っている。
みんなのアルバム
 心葉のいまの想いから始まって、遠子のいまの想いで終わる。二人の想いの間に綴じ込まれるのは、心葉が文芸部に落ち着くまでのストーリーと、遠子を取り巻く人々の物語。クラスメイトから見た遠子という視点が新鮮で、彼女がどのような学園生活を送っていたのかが垣間見えます。そして、幕間に挟まれるのは、本編でもちょっと触れられていた二人のイベントの数々。  また、美羽の将来を決定づけることになったのかもしれない出来事や、本編の裏側で進行していた流人と麻貴のストーリーを収録。本編でのいきなりすぎる展開が少し補足されています。残念ながら今回登場していない、ななせの物語はシリーズ次巻に掲載される予定のようです。今後、これまでにはない視点からの展開が期待できます。
優しい味の和菓子の詰め合わせみたいな本なのっ!
祝・『このライトノベルがすごい!2009』一位! “文学少女”シリーズ、待望の第一短編集。 うち半分はファミ通公式サイトや、ムックに掲載されたものをまとめたもの。 つまり、もう既に読む機会のあったものだが、しかし本編完結までの展開を知っている人間の目から見ると、同じ作品でもどこか違った趣がある。 それは作者にとっても狙いであったようで、冒頭に心葉の独白を入れ、回想というスタイルにされている。 読者の立場に合わせた、心配りの行き届いた演出だ。 もちろん書き下ろしも多数。 特に芥川と美羽のサイドストーリーと、エピローグ的なラストの掌編が印象深い。 また、前半はコメディタッチ、後半はシリアス、という風に流れをつけて全体の順番を組んであるのもよい。 もちろん長さに制約のある短編というスタイルだから、長編のように巧みなミスリーディングやどんでん返しがあるわけではないが、とても居心地のいい一冊だ。 次に出る予定だという外伝も待ち遠しくなる。 ただ、ななせ分が非常に少ないのは、ななせファンにとっては寂しいものがあるだろう。★4つにしたのはその理由が大きい(笑) 2巻まで辛抱、ということだろうか。


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くちコミ情報
天才と過去と現在と
 シリーズ第3巻の最後の展開から、シリーズ第4巻では朝倉美羽が登場するのかと思っていましたが、今回の主人公は琴吹ななせ。ようやく物語の中心に来ることが出来ました。  受験勉強に集中するため休部をすることにした天野遠子。暇になった井上心葉は、ななせと共に音楽室の整理をすることになる。そんなある日、ななせの友人である水戸夕歌が行方不明になる。夕歌の行方を追う二人。そして心葉は、意外な事実を知ることになる。  過去と決別できず、ななせから目をそらし続けていた心葉も、芥川一詩との出会いや、ななせの言葉に勇気付けられ、ついにケリをつける覚悟を決めるのだが…。さて、次こそは彼女が登場するようです。
おすすめのシリーズです。
今回の話は、今までで一番重かったです。 正直、哀しいと思います。胸に、きっとこの本に出てくる琴吹が感じているであろう「悲しさ」が、のしかかります。 小説の季節が冬なので、雪のように胸に哀しみが静かに積もるような感じがしました。 けれど、読後感は悪くはないのです。 「文学少女」が、語る言葉が、優しい、ささやかな仕草が、〈心葉〉を癒やすように、勇気付けるように胸に染み込みます。 遠子先輩すてきって思うようになった。 このシリーズは、一冊目を読んだ時から気に入ってましたが、だんだんと本を開いて「遠子先輩に会いたく」なっている自分がいました。 最初は変わったキャラクターだなぁくらいにしか思わなかったのに。 ちょっと心に陰を持った心葉君も、「繋がれた愚か者」あたりから少しずつ前向きになって来ていて、その成長が嬉しくなりました。彼の抱える葛藤や心理描写も、私はたまに共感ができて引き込まれます。 今回は、あまりにも哀しい境遇の女の子と、ほぼメインで出てくる琴吹ななせ、その他、学校の先生などが絡むお話です。 ボーイソプラノが好きなので後半はとても魅かれて読みました。どんな歌声なんだろう。 「この世で一番憎んでいるものを、この世で最も愛さずにいられない」という才能への嫉妬心も、想像することができる。何かに強く憧れるとき、愛すると共に人は皆、嫉妬もするから…。 ダークな部分もある小説ですが、貴方の心にも、もしかしたら何か残るのでは。 もしかしたら共感する部分や、クスっと笑えて和む時間があるかもしれない。 お気に入りの登場人物がいるかもしれないし、知っている作品が登場して紹介されているかもしれない。 私は、文章とストーリーとイラストが好きです。つまりこのシリーズがまるごと好きです。ちょっと傷つき易い人の方が引き込まれる本なのかもしれません。
ななせさんへの気持ちが揺さぶられる!
 私は,いつもじゃれている遠子先輩と心葉君の強い精神的な繋がりが感じられるシーンが大好きで,ななせさんが2人にどう関わってくるのかと心配しつつも注目して読みすすめました。そういう意味では先輩の出番は少なく,正直,ちょっと挫折しかけました。  読んでいくと,ななせさんへの読者としての好悪感情がすごく揺さぶられ,読前は遠子先輩と心葉の間に割って入ってしまって,みんなが微妙になってしまう不安を感じていたのに,読後は,ななせさんが強い意志を持って立っているまっすぐな個性として丁寧に描かれたことで,心葉君にとって,遠子先輩とは違った形で,大切な支えになるのだろうと実感できました。  読み終わると,「さあ,これまで竹田さん,芥川君,ななせさんらのことが語られてきて,心葉君の周りには,一度はやめたはずの密な人間関係が再生されてきました。遠子先輩との出会いからはじまり,過去に立ち向かう準備が整いました。」という感じでした。  次巻,どんな物語が待っているのか,心葉君に安寧が訪れるのか気になるのはもちろんですが,遠子先輩がどんな想像を発揮してくれるのか,はてさて進路はどうなるのか,一杯気になりました。
続きが気になる
今回は、「オペラ座の怪人」が基になっています。受験生である遠子は、あまり登場せず、心葉君とクラスメイトの琴吹さん(ななせ)がメインになっています。琴吹さんの心葉への想い、琴吹さんの親友であり、謎の失踪をとげた水戸さん(夕歌)と彼との恋、そして水戸さんを導く天使。水戸さんはどこに!?そして、彼とは!?天使とは!?消えた歌姫を探す心葉とななせ、夕歌の運命は? といった感じでラストは、今回も文学少女こと遠子が語ってくれます。これまでで一番暗いかもしれない話の展開ですが、心葉くんとななせの距離はぐっと近づいたようです。受験ということは、もうじき遠子は卒業してしまうのですが、そうなると、遠子は、心葉は、どうなってしまうのでしょう。そして、ついに、心葉君の痛い思い出の中にしかいなかった美羽ちゃんが登場しそうな気配です。次が楽しみです。
残念
4巻目の文学少女はメイン?の遠子先輩の出番が少なく、ななせと心葉メインでした; 私の個人的意見はとても残念でした。 前半はとてもうきうきして楽しく読めたのですが遠子先輩と心葉の微妙な甘い関係ややりとりが好きで楽しみにしていたのに、後半はななせと心葉のシリアスな甘さが入っていて遠子先輩派のファンとしては大ショックです。 話自体はすごく楽しいのですが...続きを読むのが憂鬱です。 心葉君が遠子先輩のことをほのかに大事にしているシーンを期待して5巻を読みたいと思います。 自分的には文学少女シリーズは★5つなのですがこの巻は★3にして頂きました。
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