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[ 池谷 裕二 ]

         


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   池谷 裕二 の売れ筋最新ランキング   [2010年03月18日]
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¥ 1,050(税込)
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カスタマーレビュー数:37

くちコミ情報
わかりやすい
序盤は少し退屈に思われましたが、徐々に面白味が増して行きました。脳に対する興味がつよくなりました。
自分の脳も進化する
この本読んでいると、自分の脳も進化する気がするのが不思議です。 脳の可塑性については、他の著者の本もありますが、学生にそれを自分で体験するような雰囲気で話をすすめているところが、すごいと思います。
人間の限界
人間こそ地球の主だと信じて疑わない脳(そして心)ですが、実は彼ら自身、進化の中で生まれた道具に過ぎず、身体全体の構造によってすみずみまで規定されています。これはまた、人間があやつる様々な概念自体が、身体によって大きな規制を受けている道具に過ぎないことを示しています。人間が大きな制約と限界に支配された動物の一種に過ぎないことを、本書はあざやかに描き出していきます。
予備知識がなくても大丈夫
この本は、高校生を相手にした脳の講義を書籍化したものです。 高校生相手の講義なので、とても分かりやすく読みやすい。最先端の脳の話を小説を読むようにスラスラ読めました。 内容は、基本的な脳の構造から始まって、どうやって人は記憶するのか、心や感情や意識とはどういうものかを科学という視点から説明していた。 下等な動物ほど記憶力が正確で、かつなかなか忘れない。人間は進化の過程で、記憶を曖昧にし、忘れる能力を身に付けていった。曖昧にすることによって、応用を利かせ、より複雑で抽象的な思考をするようになった。 実際にあった脳の異常の症例や実験の話ものっていて、難しい話が分かりやすく書いてあるし、意外な脳の仕組みがたくさん語られていておもしろかった。 読みやすいので、理系じゃない人にもおススメです。
脳科学で考えられていること
脳科学で考えられていることを 詳しく解説してる本です。 脳が世界を認知して、 脳の見方で世界を見ている。 というようなことが書かれています。 そうだとしたら、 脳が自分の都合のよいように 考えるから、我々が考えていることも 脳の考えたいように考えているのでは という疑問が浮かびました。


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¥ 1,785(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:2074位  
カスタマーレビュー数:25

くちコミ情報
科学する先輩、後輩の楽しい交流
サッカーの中山ゴンの母校藤枝東高での大脳生理研究者と後輩との心温まる交流の記録。 後輩の質問に将来の研究テーマを見つけたような記述もあり興味深い。 脳を相互干渉をするネットワーク・システムのダイナミックスとして捉えて見せたところが新鮮である。 脳細胞の解剖学的、独立機能的な従来のアプローチではどこまで行っても解決できない分野に別の視点から取り組んでいるところがよい。 脳機能に関する現状理解に有益。 著者の「あとがき」によると、研究者のアウトリーチ活動について同僚研究者の各種批判、ねたみがあるようで苦労しているらしい。 研究者と言う特殊人類の存在を信じているような研究者が跋扈しているようで不快であった。 この種の研究者ほど視野が狭くて無駄な税金消費源となっているものが多いというのが元研究者としての小生の実感。 プロのサイエンスライターと研究者との間に明確な一線があるとも思えない。両刀使いの出来る研究者はそれを続ければ良い。誰もが出来るわけではないのだから。 最近翻訳出版されたD.J.リンデンの「つぎはぎだらけの脳と心、脳の進化は、いかに愛、記憶、夢、神をもたらしたか」は従来型の脳科学で、併読するとよい。
新入社員に配ろうと思います。
高校生に向けた特別講義という体裁を持ちつつ、平易な文章で小難しいことを分かりやすく説明されてます。すっかり、自分が直接講義を受けているような読書感。 常識とか固定観念といった枠組みを解く為にも、自分の会社の新入社員に配りたいと思いました。 ブックカバーを外すと現れる、装丁がかわいいです。
「脳本」では出色の出来では
 最近「脳本」ブームで数多の類書が出ていますが、わかりやすさといい、内容といい、とても良いのではないでしょうか。恥ずかしながら1/Fの意味がこの本でやっと納得できました。また、脳の働きの順番が、「動かそう」→「準備」→「指令」→「動いた」ではなく、「準備」→「動かそう」→「動いた」→「指令」であること(この説明だけではわかりにくいと思いますが本書で詳しく説明してあります)が新鮮な驚きでした。  予備知識は特に必要ないと思います。初心者の方におすすめ
無意識を見える化していくと
文句なしに面白く、その面白さは他のレビューを参考にしていただくとして。 アルファ波を制御できるなんて、無意識の見える化ですよ。 これがどんどん進んでいくと、無意識とされているカテゴリーが数値化され、 見える化されて、意識下にのぼってくるわけで。 ただ、本著でもふれられているように自律神経系まできちゃうと、 それはそれでまずいことになりますが、無意識というカテゴリーが、 意識化されてコントロールが可能になったとき、心、ってのは、 いったいどうなってくるのでしょうか。 それは単純な要素のルールによって創発された過渡期の状態なのでしょうか。
脳研究者が語る分かりやすい最新の脳科学
本書は第一線の脳研究者として,また科学の伝道師として,活躍している著者が,母校の高校生向けに行った最前線の脳科学の講義をまとめたものである.同様の書籍としては,ニューヨークに住む日本人高校生向けに行った最新の脳科学の講義をまとめ,2007年初旬に出版された著者の前著『進化しすぎた脳』がある.本書では前著の出版から新しく得られた最新の研究成果も交え,大変エキサイティングな内容となっている.どちらも未読の方は,『進化しすぎた脳』から読まれることをお勧めする. 本書では「事実」と「真実」が違うことや「直感」と「ひらめき」も異なることを脳科学的側面より明らかにしている.特に運動と知覚において,@脳の準備→A意志→B知覚(動いた)→C運動(脳の指令)という手順を踏むことは,少なからずショックを受けた.しかし,このショックは,人間にある「自由」は,“自由意志”ではなく,“自由否定”であるということで癒されることとなる. 第一線で活躍する脳研究者自らが,脳は単純であるという言葉の通り,ニューロンを始めとする脳のパーツの働きは非常に単純であるが,その単純なパーツの組み合わせから,どうして人間もつ複雑な精神が生まれるのかという疑問をぜひ明らかにして欲しい.


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カスタマーレビュー数:63

くちコミ情報
すらっすら読める
頭がいい人とは純粋に学校の勉強できるからではない事を脳の中心部にある海馬を通して二人が話してくれています。 何度も経験(挑戦)し成功、失敗しても学んで行くことで、脳神経に対応力、応用力がついて行く事なんやなと理解できました。 そして、視点をたくさん持つことにより、無数の考え方の組み合わせができるので 新たな価値観ができる事は楽しい!と教えてくれる本でした。 そういう意味でも芸術はやはり必要といっておきたいです。 興味レベルの挑戦のようでもあります。 異国の文化を知る事ができるし、新たな価値観ができる。 一つの視点しか持てないというのはナンセンス。 目からウロコだったのは、全てに当てはまるわけはないけど、 自分の悩みというのはなかなか解消されないものだと思っていたけど、 他人の悩みと思って考えると意外なぐらい明確に答えがでることです。 そして自分の悩みというのは、答えを知っているけどリスクがあるから踏み切れないということで、 客観視(他人の目)にするとリスクなんか関係ないので芯をつく答えがあっさり出るようです。 あと、もう一つは「脳は疲れない」という池谷さんの考え方。 これはいい意味で脳を騙すといっていいかもしれない。 どこが疲れているのかと言えば「目」だと。 でも実際、疲れることもある。これは脳が同じ思考回路になっているからやと思う。 頭が楽しいときは、その事にアイデアが膨らみ、楽しくって疲れるわけがない。 だから、この感覚に持って行くには、海馬を育てていくことやと思いました。 池谷さんと糸井さんの対談で糸井さんのエピソードは前半はおもしろいと思えるものですが、 後半になってくるとまたか…と思ったので、少し控えてもらいたいなと思ったのが正直な所です。
読みやすくて面白い!
読みやすくてわかりやすくて面白い語り口。 色々な他の脳関係の本を読みたいと思うよりも、池谷さんの本を読みたいと思った。他の脳関係の本を読んだことはないからわからないけれど、池谷さんの本を読んだ後は他を読めないと思う。それくらいおすすめ。
確かに面白く読めたが……
 今ごろになって、という気配で読了。脳の経験メモリーを司る海馬についての池谷氏の報告を軸にした糸井氏との対談。話をうまく転がしているのか、いちいち腰を折っているのか、よく分からない糸井氏の合いの手に、池谷氏が律儀に答えていく、という展開で、ここのレビューをみていても、評価が微妙に違っているのが、面白い。ただ、基本線(脳は疲れにくいし、可塑性が高い云々)は納得できたし、池谷氏が示す数々の脳科学関連のテストなどは興味津津で試すことも出来た。ただし、それ以上でもそれ以下でもない、という読み方に終わった。
組み合わせの勝利
脳関係の本って、専門用語だらけでつい敬遠したくなるのだが、 この本は違った。 糸井重里×池谷裕二。贅沢すぎる、異質な組み合わせ。 専門分野について、池谷にアカデミックに語らせず、 時にスリリングに、時に熱く、糸井が縦横無尽に絡んでくる。 最後まであきさせない対談だ。 クリエイティヴィティとは、こういう異質なものの組み合わせから 生まれるものなのだ、と思わずにいられない1冊。
う〜ん、ジャンル違うじゃん!
誰かも言っている通り、糸井しゃべりすぎってか、”糸井が糸井自身に対して、気になっていること”を、池谷さんに聞いて安心しているって感じですね。 逆に、池谷さんが、大人らしく、十二分に糸井のたわごとを受け流している感じです。 このタイトルで、この本を購入する方々が欲している情報ならば、糸井と池谷氏の立場が、まったく逆ですね。 もし、池谷氏の考える、海馬とか脳とかの話を知りたいならば、別の池谷氏が著した本の方が、今の脳科学のことが分かると思います。 もう、糸井さんは過去の人ですから、相手のキャパを引き出せなくなっている感が脱ぎいきれません。


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¥ 1,029(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:1064位  
カスタマーレビュー数:82

Amazon.co.jp
   タクシーに乗って行き先を告げると、たいていの運転手は地図を見ずに車を走らせる。彼らの頭の中には複雑な地図がすべて入っているようで、その卓越した記憶力には驚かされる。

   本書は、そんなタクシー運転手の記憶力を脳科学的に解析したマグワイヤの研究の紹介から始まる。その興味深い研究の結果、タクシー運転手の脳のある部分が一般の人よりも大きく、しかもそれはベテランの運転手であるほど大きいという驚くべきことがわかった。

   よく年をとると記憶力が衰えるといわれるが、この研究は成人した後であっても鍛えれば記憶力がよくなることを示している。しかし、そうは言っても成人して年齢を重ねるごとに記憶力が落ちていくのを感じるわけだが、脳科学は脳の構造にあわせた3つの「記憶の仕方」があることを教えてくれている。それは(1)何度も失敗を繰り返して覚える、(2)きちんと手順を踏んで覚える(易しいものから難しいものへ)、(3)まずは大きく捉え、最初から細部にこだわらない、である。年齢と共に「丸暗記」する能力は衰えていくが、この方法を用いれば記憶力は鍛えられる。

   本書は記憶に関する脳科学の興味深い研究を、歴史に沿ってわかりやすく紹介している。また「テストの直前に詰め込み勉強をするなら徹夜するよりも早起きして勉強した方が良い」「テストの前に風邪薬を飲むと記憶していたものが思いだしにくくなる」など、記憶力に関するアドバイスもかなり具体的だ。

   文章も読みやすく、必要な生化学や脳科学の基礎知識もわかりやすく解説してあり、記憶のみならず広く脳科学に興味を持っている人にお勧めできる。(別役 匝)


くちコミ情報
面白いよ
脳に興味がある人は読んで下さい。 凡人にも理解できるように分かりやすく書かれています。
脳活性化の基本取説
人がこの本の表題を見た時「これを読んだら本当に記憶力を強くできるのだろうか?」「自分は記憶力をパワーアップしてもっと頭のいい人間になれるのか」というようなことが頭に浮かぶ人も多いと思います。この本は本当にそうした要望に答えることができるのでしょうか…?? 実は、その答えはイエスなのです。 ◎復習とその反復で記憶は増強する ◎丸暗記よりは『理解すること』と覚えるための『自己流の工夫』が記憶には必要 ◎人は忘れるから覚えられる ◎人は記憶がいい加減で曖昧だからこそ高次元の脳活動ができる ◎やる気と好奇心・探究心が記憶力を高める ◎睡眠が記憶を増強する ◎失敗や誤りは記憶の性能上不可欠なこと。だから人は失敗を繰り返して学ぶ必要がある ◎“天才”という言葉自体が妄想で、人は並はずれた労力の継続と工夫によって天才的な成果を生む どこかでいつも聞いているようなフレーズもいくつかあると思いますが、著者はこれらのことが脳科学によって解明されてきた脳の構造や機能から言っても正しいことだと詳しく説明しています。 この本のレビューで既読者の皆さんが語っていらっしゃるように、この本は読んだ人間に自分の可能性を大きく開いて見せてくれます。もうかなり古い本になってしまいましたが、記憶や脳機能の原点と言えるものがここには詰め込まれています。 これを読んで私自身、自らの記憶力や脳力開発というものを改めて考え直させられました。受験生の皆さんにとっては個々の教科の学習について教えてくれるものではありませんが、その前段階の脳の基本取説といったような事がらについては非常に示唆に富んだものがあります。 脳科学たけなわの今日、脳の取り扱いについては新しい本もたくさん出て来ていますが、この本はその基本中の基本をわかりやすく教えてくれる格好の良書だと思います。
脳の曖昧さ。
誰もが持つ脳。 脳には曖昧な部分があるから 人は生きていける。 人間が機械を目指すなんて 馬鹿げている。
理由が分かる!
勉強法の本に書かれているような記憶法は、 経験談などで有効性をアプローチしていることが多く、いまいち決定的に納得できなかったが、 この本では記憶の仕組みを説明しながら記憶法を提唱していくので、納得がいきました。 何気なく使ってる記憶の仕組みが分かることは楽しいものです。 説明書を読まずにゲームをはじめて、しばらく進めてからふと説明書をみたときに 新しい発見があったときような感覚で読んでました。
タイトルの主要な内容は後半
前半は信憑性の為(?)にも当時の脳科学で解明されてきた事に費やされている。それでも著者の文章の上手さで飽きさせないが、(著者との相性もあるだろうから)結論だけ知りたいなら後半から読むべき。 でも前半の説明の有無では説得力が違うだろう。 著者の他の本を読むと、もっとも初々しく(笑)、謙虚(?)に書かれているアタマのイイ人が書いた文章という印象を受けた。


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カスタマーレビュー数:37

Amazon.co.jp
   高校になると勉強内容が急に難しくなり、ついていけなくなったと悩んでいる高校生は多いに違いない。だが、勉強方法を変えることでそんな悩みは解消できると説いているのが本書。高校生の年頃は脳の性質の転換期に相当し、記憶のパターンや種類が変化して、丸暗記よりも論理だった記憶能力が発達する。だから、それに合った勉強法があるというのだ。

   本書では、気鋭の脳科学研究者が、科学的根拠に基づいて脳のルールや記憶のメカニズムを分かりやすく説き、「記憶力を鍛える方法」を伝授する。そもそも脳は、物事を忘れるようにできており、記憶させるには脳をだますしかない。それは繰り返し覚えること、つまり「復習」が必要となるが、復習の仕方にも効果的な方法とタイミングがある。また、睡眠は記憶の定着に大いに寄与している。だから、徹夜の勉強は非効率というわけだ。さらに、記憶には「経験記憶」「知識記憶」「方法記憶」があり、知識記憶を高度な経験記憶としていくことや知識記憶を方法記憶に結びつけていくことが記憶する上でのポイントだとし、そのための勉強方法を解説する。

   『高校生の勉強法』という書名から一般の人は手に取りづらいので、その点で損をしているが、脳と記憶のメカニズムを知る上では一般の人にもおすすめの好著である。とくに中学、高校の子どもがおり、勉強に悩んでいるようであれば、子どもと一緒に読んで効率的な勉強法や記憶について考えてみてはいかがか。(清水英孝)


くちコミ情報
目から鱗
「高校生」となっていますが老若男女問わず有効だと思います。 具体的な勉強法としては「危機意識を持つ」「感情を交えて覚える」「書く・声に出す」 「人に説明する」など定番なことがかかれていますが、私が印象に残ったのは以下のことです ・忘れる割合は時間に比例しない(忘れることに個人差はない) ・覚えられる範囲を無理なく覚える ・予習、学習、復習の比率は0.5:1:2ぐらいがちょうどいい ・犬でさえ失敗してもクヨクヨせず、次の手を考えている ・年齢によって得意な覚え方が変わる ・学習とは物事の関連に気づくこと ・「分かる」とはとりもなおさず「分けられること」 「な〜んだ、やぱっり精神論か・・・」で終わってしまいそうなことを、脳科学の視点から具体的に説明されています。だから非常に納得度が高いです。 「他の勉強法に書かれていることはほぼこの一冊で事足りる」、それが私の印象です。
高校生向けというところがいい。
効率的な勉強方法についての本を多数読み、比較検討しましたが、 この本は間違いなく良書に入ります。 脳科学や学習心理学などに基づく科学的な裏づけもしっかりしているので、 納得がいきます。 具体的なやり方についても明確に述べられているので、とりかかりやすいです。 今すぐにでも勉強をやりたくなる、モチベーションの上がる内容でした。 ただ、要点のみ知りたい人にとっては、無駄とも思える部分も若干ありました。
良書!
最近、ブームに乗っかって、何かとタイトルに「脳」をつけた本が出回ってますが 本書はそういった類のものとはぜんぜん異なると思います。 脳科学を使えば簡単に頭がよくなりますよといった、甘い文章で読者をひきつけるような 事はせずに、脳の特性をうまく利用して、しかし努力しながら、できるだけ効率よく記憶を定着させる方法などが書かれています。 高校生だけでなく、資格試験を勉強されている社会人の方にも参考になる本だと思います。 ほんとうにお勧めです。
高校生に勇気を与えてくれる一冊
脳の仕組み、記憶のメカニズムについて分かりやすく書いています。しかし、 第5章「天才を作る記憶の仕組み」以外の部分では、実際の勉強方法については それほど言及はしていません。「脳のメカニズムは分かったから、コツを教えて」 という人は、これを読んだら、勉強方法が網羅された他の本を読んだ方がいいでしょう。 しかし、これだけ勉強のノウハウ本が出回る中で、一読の価値はあります。大学生・ 社会人の資格試験にも参考になりますが、特に中学生〜高校2年生くらいに読んで ほしい。実際、私も学生の時に出会っていたら…と思います。 「何故勉強しなくちゃいけないの」と悩む学生にメッセージと勇気を贈ってくれる 一冊です。
2冊とも読んだが…。
同名の著者で『だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法』という本があるが、基本的に中身は一緒。ただ、こちらの『最新脳科学が教える高校生の勉強法』には『だれでも天才になれる〜』には書かれていない部分あり。しかも結構重要!なので、『だれでも天才になれる〜』を買おうとしている方々は、『〜高校生の勉強法』のほうを買う事をお勧めする。


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くちコミ情報
脳の仕組みを知るための入り口に
 とても薄い本です。ですが、当たり前で大切なことがきちんと書いてあります。 私にとっては、復習のタイミングなど、参考になった部分はいくつかありました。あと、危機感を利用した学習方法も興味惹かれました。  ただ、効率的な勉強法があるのは確かですが、著者が言う方法とはやはり「学問に王道なし」と感じるのは私だけでしょうか。  ひょっとして学生向けかもしれませんので、もっと脳の仕組みを知りたい人ならば、他の本をお勧めします。著者は他にも「海馬〜脳は疲れない」などの本を出していますので。  この本をひと言で言うと、 「とにかく復習しよう!ただし復習にも効率があります」 となります。  以下本書よりお気に入りのフレーズです。 〇常に前向きの姿勢で、次に打つ手を考える 〇「継続する努力」と「失敗してもめげない気力」 〇2つの関係を同時に覚えるのではなく、1つ1つの段階を分けて覚えれば、学習効果が高まる 〇細かいものごとの差を知るためには、まず1度、大きくものごとをとらえて理解すること 〇「学習の転移」 1つのことを習得すると、ほかのことに対しての学習能力も身につく 〇「累乗の効果」 勉強量と成績の関係は、単純な比例関係ではなく、等比級数的な上昇カーブ 〇学習した翌日→1週間後→それから2週間後→それから1ヵ月後  という4回の復習を少しずつ時間間隔を広げながら2ヶ月かけて行う 〇毎日コツコツと少しずつ  多少とも、皆さまの参考になりましたでしょうか?e(^-^i)π
学習法の初心者に
<対象読者について> 勉強法にほんとうに困っているヒトと、忙しいヒトに推薦します。 本書の特徴は、薄い本で、語り口調でスイスイ読み進められるという点です。ついでにここで本書の要点を言ってしまえば、「少数の参考書に絞り込み、筋道をたてて学習し、反復しておぼえ、五感をフルに使って思い出せ」です。どれくらい期間をあけて反復するかは本書をみてください。 要するに池谷氏の著書(ブルーバックス)を手にとって見て「ぶ厚い」と感じるヒトは、こちらを買えばよいのです。内容を、縮小して、少年少女でも読みやすくしてある。この本から、池谷氏の他の著書にすすめば、読書のたのしみも広がります。 ただし大脳辺縁系や海馬について知っているヒトには、読むとイライラする部分があるでしょう。論理展開に多少の不整合もあります。(他の評者の指摘どおり、既刊からの抜粋要約のようですね。まあ、柳の下の5匹目のドジョウを狙った、How to本と割り切ってください。池谷氏本人の筆で要約しているかどうかは分かりませんし。) <内容について> 土台になっている理論は、クオリアなどというような最新理論(理論?)ではありません。100年前の「忘却曲線」を初めとして、すこし前から十分にわかっていた学習理論です。逆に安心できます。海馬ー辺縁系の関係が分かっていなかった30年まえに多胡輝氏の「ホイホイ勉強術」(絶版・のち平成版が出来するも再び絶版)がヒットしましたが、その理論的枠組みはほぼ同じです。本書で紹介している新しい実験は、チンパンジーの実験くらい、最新の情報は海馬ー辺縁系関係だけといっていいでしょう。実験的に証明されたことはすごいのですけれど、本書はそこの解説に重点がありませんから。それは他の著書にあります。 <枝葉末節ですが> 本のなかほど70ページくらい、学習の累積効果を語ったところ、「等比級数」の誤用があります。「等比数列」とすべきです。中高生の諸君、念のため。
なぁ〜るほど
内容が分かりやすく説明されており、冊子も薄めにできていて大変読みやすかったです。読み終わって“なぁ〜るほど!”と感じました。
冒頭で落胆。
タイトルの通り、『天才』なるのは無理でも、その半分ぐらいは役に立つだろうと思い買って読んでみました。が、まだ最初の数ページしか読んでいないため、正確な評価は出来ていません。申し訳ありません。脳の仕組みがこの本の通りだとすると、復習する事が非常に大切だということです。復習するにも覚えてから数週間から2ヶ月ぐらい間隔をあけて復習すると効率的だとも書いてあります。しかしこの本の通りに復習すれば、その後(2ヶ月経過以降)、復習を1回もしなくても、一生記憶に残ってすぐ思い出せるというものではないようです。私は正直言って落胆してしまいました。でも、それでも数パーセントでもいいから、効率良く勉強して記憶に残したいという人は、読んでみるのも良いのではないでしょうか?値段も比較的安いので、期待ハズレになったとしても、あまり後悔しないと思います。評価の星は、まだ全部読んでいないし、数ページ読んだだけですが、心情的に落胆しているので、とりあえず真ん中取って星3つにさせていただきました。
Just do it!!早速やってみよう
フォトリーディング講座で園善博先生が推薦していた池谷裕二さんの本です。 記憶のしくみを理解して効率的な記憶方法を会得したいと思い、夢中で読みました。 中高生向きに書かれた内容だと感じましたが、大人の勉強のためにも役立つ内容です。 ・学習における復習のタイミングは、翌日1回目の復習、その1週間後に2回目の復習、その  2週間後に3回目の復習、その1ヶ月後に4回目の復習というふうにして最初の2ヶ月間  で4回の復習が脳への記憶定着率が高い。  その後は、6ヶ月に1回の復習で記憶を維持すること。 ☆これが記憶術の極意です。 ・人に説明することで自分の理解度が増し、記憶の確認を図れる。 ・最低6時間睡眠をとらないと記憶の脳内における醸成が行われない。 ・語呂合わせも有効な記憶法の一つである(経験記憶)  Just do it!! 早速やってみましょう


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くちコミ情報
「カラダ」でだます 
表紙を見た瞬間マンガかと思ったよ。マンガだったけど。 いかにして脳をだませるか。 そこがポイント。面白い。 やる気が先……じゃなくて、「カラダでだます」。 そういう発想ができるかどうかが、継続のコツってやつですね。 詳細は本にて。 可愛い、面白い、わかりやすい、何だかやる気が出てきた。 読後、それを思った。『あおだまのうた』付き(笑)。 前向きになれますねえ。 スッキリ!―たった5分間で余分なものをそぎ落とす方法 上大岡トメのいつもとちがう日
買ってよかった
池谷さんの本は、糸井重里さんとの『海馬』以来。 イラストの上大岡トメさんは『きっぱり』を読み興味を持ちました。数年後この二人のコラボが見れるとは…感激です 内容は、解りやすく気持ちに残る、です。 続けるから続くという感覚も経験上わかるのに、本当に自分の怠け癖とはこんなにも醜い域なのかという失望も当たり前に脳のせいだとは。 イラストのトメさんはダンスやバレエに興味があり、英語の本がみな途中なとこなど個人的にそっくりなので、親近感が。 モチベーションが落ちない工夫も具体的で、今度の試験に役立てたい ずっとデスクのそばに置いておきます
キーワードは淡蒼球
 キーワードは淡蒼球。やる気の源。しかし、自分の意思ではコントロールできないので、@体を動かす、Aいつもと違うことをする、Bご褒美でつる、Cなりきる・・・の4つのスイッチを使うこと。 ハードルを小さくして、まずは20日間続けることで、「習慣の輪」にさえ入れれば、「続けないと気持ち悪い」にまで持ってこれる。  生来的にマンネリを旨とする脳にも、良いマンネリと悪いマンネリがあるということを念頭に・・・。
仕事に行き詰った時に読み直してます
わかりやすく,読みやすい本です。 トメさんの体験談や例が随所に盛り込まれているので 自分と比較しながら楽しく読めました。 すぐにやる気がなえちゃう性格なので,手元に置いて仕事に行き詰った時など 2,3ページを読み直して,仕切り直ししてます。 個人的には「なりきる」が効果的で, ダラダラしているときにはあこがれの人を思い出して,なりきるとてきぱき仕事が進んだりします。 タイトルの「のうだま」が「脳をだます」ってことだとわかるにしばらく時間がかかって そこだけがいまいちだな,とは思いますが(それで星一つマイナス) 本の中身はよいと思います。
親しみやすい読みやすい
仕事柄、「やる気のないときにやる気を出す」方法を模索していることもあって、この類の本は、密度の濃淡はさておき存在自体がありがたい。個人的には、「とにかく行動を起こす」ことが効果が大きいと実感している。自分へのご褒美云々の外発的な動機付けは、あまり長く続かないと思う。 とはいえ、イラストと理屈の融合で、悩める人にとっては取っ付きやすい内容である。ポイントを絞っているから、実践にも移しやすいだろう。個人的には、これらのテクニックを超えた領域の示唆がほしいのだが、それは専門書を当らないとだめだろう。


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くちコミ情報
ゆらぐ研究者
終始、対話形式で書かれているが‘脳科学研究者のエッセイ’という印象。 研究対象である脳の海馬の最新データから、研究者としての苦楽がラフに書き連ねられている。 研究者を志す学生にはリアルな学術的世界が少し見えるかも知れない。
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著者である、現役最前線の脳研究者が心を許せる仲間と酒を飲みながら 語り明かした内容をまとめたような本。 はやりの脳というキーワードで読み始める違和感を覚えるかもしれないが、 聞き耳を立てるような感覚で読んでいくのであれば、とてもおもしろい。 秀逸だったのが脳科学的トレーニングの科学的根拠に関する記述だ。 相関と因果の原理を理解した人だけに、 エンターテインメントとして楽しむ自由が与えられるとし、 そこには最低限のリテラシーとたしなみが必要だとして、 その理由を素人がわかるよう解説している。 脳を鍛えるという言葉に興味を覚えがちな人に一読をお勧めする。
普通の本
池谷裕二さんは大金持ちになるチャンスを2回もありながら、それを求めなかった。 普通の人がどんなにがんばっても訪れないチャンスを逃がしたのは、お金持ちになることより 優先したいことがあったのだろう。
学生も教授も読むべき良書
1970年生まれ、東大薬学准教授 ご自身があとがきで書かれている。「ぼやき」の本だと。 しかし、ぼやきの中に余りに多くの、研究者あるいは科学者という文脈で生きる人々にとっての大切な思想、哲学があるように思う。 分子生物学一辺倒な現状を憂いながらも、その実験技術の進歩により大きな科学発展があった事を素直に認める。 「わかる」ということをとことん詰めて行き、その先にあるであろう真実へのアプローチの方法を語っている。 本書は木村俊介さんがインタビューアーとなって池谷さんの本心を聞きだした訳であるが、実に分かりやすく脳科学を説明し、そして現状でのサイエンス業界の光も影をも写し出している。 文系、理系関係なく大学生、大学院生、ポスドクそしてもちろん指導者の方も必読だと思います。 こんな先生の下で働きたい、そして、こんな指導者にならないといけないと感じるでしょう。 そして、いろんな分野(科学だけでなく)に興味を持つ事こそが、大きな発見や発明に繋がるのでしょう。
脳の知識に加え、科学者の泥臭い日常も垣間見られる書
楽しく読めて賢くなれる。本好きにとってこれ程ありがたい話はない。それも薄っぺらい雑学やハウツーではなく、アカデミック&インテリジェントな内容であればある程、受け売りでウンチクを垂れるのに都合がよい。その点で「記憶力を強くする」「進化しすぎた脳」「海馬−脳は疲れない」etc.、池谷氏が関わる本はハズレがない。本書も「脳のゆらぎ」「心のゆらぎ」「科学のゆらぎ」を軸としながら、一流科学誌への論文掲載に血眼になる科学者たちの泥臭い日常、きれいごとではない世界が垣間見られて大いに興味深かった。高潔なサイエンティストを志す純情な学生が幻滅しかねない内容も含まれているが、「実験や発見ができても、論文が書けなければオタクで終わる」のだから、プロのサイエンティストを生業とする以上、象牙の塔にこもって実験に明け暮れる訳にはいかない。政治力、プレゼンテーション力を駆使して研究資金をかき集める図太さ、俗っぽさが欠かせない様である。


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くちコミ情報
初心者だけでなく中級者にも薦めたい
大人になってから英語の発音を身につけるのは 「科学的に」無理、という、英語学習者の 夢も希望も真っ向から打ち砕く解説から本書は始まる。 これには半分賛成で半分反対なのだが、 内容が大いに役立ったのであえて反対意見は書かない。 内容は首尾一貫している。 日本人ならカタカナで発音すればいい。 ただそれだけ。 ところがカタカナを読むだけで 本当に英語っぽく聞こえるので面白い。 名作(迷作)ホッタイモイジルナを 体系化したと本と言っていいだろう。 本書は初心者だけでなく中級レベルの学習者にも お勧めしたいと思う。 本書に従ってカタカナ発音をマスターし、 それをネイティブの発音に重ねて改良すると、 自分でも驚くほど「それっぽく」聞こえる。 ・英語の専門家、上級者故、「邪道」なカタカナ発音が許せない。 ・まじめに発音の勉強していないので、発音の下地がなく 本書を応用する力が無い。 こういった人以外にはお勧めできる良書である。 とりあえず、通じればいいし聞き取れればいい、 理想も理論もどうでもいいから、英語の発音を何とかしたい。
実践するかどうかはわかりませんが、楽しく読んでいます
外国人の言う《Get up》は「ゲット アップ」ではなくて、「ゲラップ」と聞こえて いました。「ゲタップ」には、とても聞こえないと思います。 また、外国で入国目的を尋ねられたら、《Sightseeing, ten days.》と答えるのに 「さいとう寝具店で〜す。」と言えばよい…なんて笑い話を、ずっと前に聞いたことが あります。 「掘った芋いじるな」も、ずいぶん前から言われているようですね。 実際に外国人と英語で話してから十数年経ちます。 今後私が英会話をする機会があるかどうかはわかりませんけど、「L」と「R」などの 発音にとらわれすぎずに、自分の耳に聞こえる英語と同じように発音してみれば いいのかなと、この本を読んで思っているところです。 でも、簡単な会話文なのに読んだ端から頭から消えていくのは、年のせいでしょうか。
英語が話せない・聞き取れない自分に参考になった
中学から今まで英語は大嫌いで、読むことや話すことがまったくできなかった。 しかし、この本を読んで、英語に対する気持ちを変えるきっかけとなった。 今までは、英単語の発音を並べて読むあるいは、聞こうとしていたが、 ネイティブの英会話は、早いし、消えている音もあるので、 まったく分からなかった。 けれど、聞き取れない音を聞こうと無理せず、 文章の発音分かりやすく理解できるようにカタカナで示されていることで 今までまったく聞き取れなかった英語が少しは分かるようになったと思う。 自分は、この本をきっかけに英語の勉強を楽しくやり直しています。 ただ、最近はほとんど読んでいません。 センテンスが少ないのと、英語を勉強するための本ではないからなのかな?
耳で聞いた通りにカタカナを当てはめてネイティブの発音に迫る!
何も奇をてらったことが書いてあるわけではありません。 タイトルのイメージで誤解されがちですが、決して 「カタカナ表記の日本人英語でもOK」との、明るい 開き直りの本ではありません。今までの英語教育が異常で、 これが王道です。 意味不明の「いいかっこしい」の発音記号は廃止しましょう。 ローマ字も廃止、ネイティブの耳から入ってきた発音を、 著者のように響き通りにカタカナで当て、外来語としましょう。 そうすれば、知らずのうちに皆かなりのボキャブラリイ。 英語がうんと身近になるはずです。 COMEはカム。CAMEはケイム。ローマ字読みで、 コメとカメなんてだれも読みません。ネイティブの 発音どおりです。なのに外来語はみなローマ字読み。 まったく役に立たない無意味な和製英語を量産 するだけ。こんな非効率なことはいい加減やめて、 発音どおりのカタカナを当てたいものです。 (バディにレイディオ やればできます) 通じる英語を話すには、本書必読です。
参考になった
うまい人っぽく発音するコツがいくつか分かったのがよかった(willは「ウィル」ではなく「ウィウ」等)。また、英語でも仏語のようにかなりリエゾン(=前後の単語がくっ付いて発音されること)される場合が多いことが分かり、英文を無理やり単語に分解して聞き取ろうとしていたから聞き取れなかったのか・・とリスニングの勉強にもなった。ちなみに英会話の外国人講師にこの本の例文をいくつか、自分の素の発音と比較して聞いてもらったところ、概ね「カタカナ英語の方がgood!」という評価だった。但しいくつかの例文では「それっぽくは聞こえるけど、それだったら下手でも丁寧に発音した方がマシかなぁ」と言われた。本書の中でも繰り返し「70回練習しましょう」と言われており、メソッドとして有効であっても、やはりそれなりにトレーニングは必要ということでしょう。


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くちコミ情報
歳をとっても知的好奇心や注意力があれば記憶は衰えない
以前、この著者と糸井重里の対談集「海馬」を読んで面白かったので、購入。 はっとするような知的好奇心がくすぐられる内容。 お気に入りポイント。 買い物でも何でも自分の選択が正しかったと、もっともらしい 「言い訳」を探し出す。これは「後悔を嫌う」という本能のせいで、 だらこそ脳は私たちの人生を幸せなものにする事ができる。 重要なのはストレス解消ではなく解消方法を知っている事。 コントロール法を知っているだけでストレスは増えない。 「つらくなっても俺にはこれがある」という思いが大事。趣味の大切さ。 モチベーションアップ法の一つは、体を実際に動かしてみる事。 始める事で脳が次第に活性化。やる気が出てのめり込んでいく。 歳をとっても知的好奇心や注意力があれば記憶は衰えない 。
楽しめました。
池谷裕二さんは、 海馬の研究で薬学博士号を取得されており、 脳についての本を何冊も出版されている方です。 今までに、 何冊か読みましたが、 読みやすいものが多いですし、 「努力して勉強しよう」 と思わせてくれくれます。 この本は、 池谷さんが書いた脳に関するエッセイをまとめ、 さらに解説を加えたものです。 「脳はなにかと○○する」 という形のものが26編収録されています。 (「熱中する」「ダジャレを言う」など) エッセイということもあり、 「学術論文ではないため、  あまり決定的ではないことも、  仮説のまま、  思い切って述べてしまってもよいだろう」 という考えで書かれているようです。 著者が想像で書いている部分もあリますが、 そのおかげか、 重苦しくなく 色々と想像をめぐらせやすい“楽しい本” だといえるでしょう。 個人的にはかなり好きな内容でした。 評価としては星5つです。
楽しみながら脳科学を垣間見られる
脳を研究する学者のエッセイというのが正しいところだろうか。 脳の研究とあわせて著者の日常の気づきや興味が記されている。 たとえ入門でも脳科学は専門用語が出てくると素人では挫折しがちだが、 ほとんど専門的なことを理解せずとも楽しく脳科学を垣間見ることができる。 話題も身近なところからスタートしつつ、きちんと脳についての解説がなされて いるので、一気に読み進めることができる。 楽しみながら脳について勉強できる良書である。
示唆に富みまくりで面白い
最近の研究成果(大したことないものや他分野の常識も含む)を交えて語られた脳の仕組みと学習論に関する非常に面白いエッセイ集である.脳関係の本は色んな発想へとつながるものが多いが,本書は通常の脳本よりも遥かに示唆に富むものである.だからムチャクチャ面白い.一方で,脳関係の本には強引な解釈が目立つものが多く信じやすい人にとってはある意味危険なことが多いのだが,本書は危険ではない.エッセイという性質上,「著者の思いついたこと」レベルの曖昧で乱暴でヌルい記述も含まれるけど,全体からすると微々たるものだし,ちゃんと読めば論理の飛躍や確率計算や統計処理の不備に気づける程度のものである.ちゃんと読むのが苦手な人は「これはエッセイである」と認識した上で読めば問題なかろう. 他にも,脳波,即時的なものや印象的なものへのバイアス,アルコールによる理性部分の麻痺,変化に対する盲目,作業興奮の効果,認識できる世界は脳内にある,似たものを同時に扱うと混乱するなど.
妄想(主観や解釈)を評価したい
池谷さんの脳の本は本書の他に海馬―脳は疲れない (新潮文庫) 進化しすぎた脳 (ブル-バックス)を読みましたが、やっぱり 面白いですね〜。 この本の大きな特徴のひとつは、科学的・客観的な知見をベースにしながらも、 著者自身が「妄想」と言っている主観や解釈を多く取り入れている点。 著者個人の主観や解釈なので、そこには願望・偏見・先入観なんかも事実上 入り込んでくるでしょう。 他のレビューには、これについてネガティブな意見もありますが、私はむしろ その妄想(主観や解釈)を評価します。 主観や解釈にはその人の考え方や場合によっては人間性みたいなところが 透けて見えて、池谷さんの人柄が感じられます。 また、著者の主観に対し「いや、それはどうかなー」とか「俺ならこう思うぞ」 などと、解釈の違いを楽しむのもいい。 どの部分が著者の主観や解釈なのかは読んでいればわかります。 どこからどこまでが事実で、どこからが解釈なのかわからないのは困りますが、 それがはっきりしているのなら、著者と読者の思考の応酬が可能となり、より クリエイティブな読書となる気がします。 そもそも、そうした「解釈」こそが、コンピュータにはできない人間の脳の 素晴らしいクリエイティブな部分だと思いますし。 他の脳関係の本も含め、以下のAからDの順番に読むのがおすすめです。 A.進化しすぎた脳 (ブル-バックス)  →非常にわかりやすい解説で、脳の機能や仕組みを押さえる B.脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)  →問題のある脳を健全な状態にする方法(マイナスからゼロに)を学ぶ C.ひらめき脳 (新潮新書)  →脳をよりクリエイティブな状態にする方法(ゼロからプラスに)を学ぶ D.脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?  →科学的・客観的な知見をベースにした著者の妄想(主観や解釈)を楽しむ
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