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[ 文倉 十 ]

         


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   文倉 十 の売れ筋最新ランキング   [2010年03月19日]
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うちのメイドは不定形(仮)
静川 龍宗 文倉 十 (イラスト) 森瀬 繚 (監修)  
¥ 500(税込)
近日発売 予約可
ジャンル内ランキング:189036位  


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本田 透 文倉 十 (イラスト)  
¥ 630(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:233677位  
カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
絶望的な三次元からの出口は?
 このシリーズは、「物語」のキャラクターが「物語」とは何であるかを論じ合っている、普通ではない小説である。「外の世界」の余りの残酷さに生きていけなくなった者は、意図的に「物語」に憑かれ、魔女となる。魔女になったら自我を拡大し、欲求を満たすための強い力を発揮できるが、それは必然的に「外の世界」の秩序を乱し、人を傷つけるので、狩られることになってしまう。「物語」によっても人は救われないのか、所詮この世は悲惨な暗黒の世界なのだろうか、という暗いテーマが作品を貫いている。それは、『世界の電波男』と同じである。おそらく本田先生の人生のテーマであろう。  しかし、作品自体はギャグと萌えにあふれ、楽しく読めるライトノベルである。……と見せかけて、後半になるとトラウマティックな展開が続出する。その内容を書くとネタバレになってしまうので書かないが、ぜひ読んで衝撃を味わってほしい。多分、本田先生自身のトラウマも一部に含まれているのではないか。というのも、あとがきで自分の人生を振り返っているからだ。やはりこのシリーズでは、作者が本気で「物語」と「救い」について取り組んでいると思われるのである。
著者本田透の体現
著者の本田透さんは著作に自らのトラウマ的要素を入れ込む人物だと思う。 それが今までで最も強く表れているのがこの作品だと感じた。 序盤は従来のライトノベルと変わらないように思えるが、途中からスイッチが切り替わるように空気がガラッと変わる。 その空気に引き込まれたが最後、彼の物語世界の虜になっていると思う。 本田透という人間の核たる部分を自身が本気で表現した渾身の一作である。 確実に一般受けはしないだろうが、ハマれば大当たり間違い無しの作品なので、是非読んでいただきたい。
”世界”を掴み取る。
記念すべき高校初登校の日に俺の前に現れたのは、期待していた新しい日常。 ではなく、槍で校舎を破壊しまくる女生徒と、それに立ちはだかる今久留主高校異端審問部 イマジン という三人の少女。 怪しすぎる三人に出会ったばかりに俺、尾津智弘の物語はおかしな方向に転がり始めて……!? 著者の他作品を読んだ上で感じることが一つある。 この作品は他のどの作品よりも目的意識というか、何かしら目指すべきものあるらしいということ。 エンターテイメントを与えるプロとして、自らの葛藤を書き切る一物書きとしてのせめぎ合いがみられる。 つまり他の作品のような軽いノリでこの作品を読むと、ついていけないまでも、ただ笑っていられるわけじゃないだろう。 それをどう取るかで、この作品自体の評価が大きく変わるんじゃないだろうか。 キャラの立て方が尋常じゃないし、いきなりギア全開で進んでいく物語に気後れしたが、不満と呼ばれるものではなかった。 智弘と玲於奈の二人いて、イマジンの三人がいて初めて成り立つ物語ということか。 もったいない話だが、あまり一般人受けする作品ではないと感じる。 それは作品の完成度や内容の良し悪しの問題ではなく、ライトノベルというより文学に近いものがあるからか。 個人的には強くオススメしたいが、一般的なライトノベルに慣れた読者は読みづらさを感じるのではないだろうか。 評価は星四つ。 不満というより期待から星を一つ減らしました。 続巻ではさらなる著者の”世界”を魅せてほしいですから。
「物語」の意味を考えさせられる良作
なぜ人は物語を求めるのか?  それは受け入れがたい現実を生きることを余儀なくされているから。 幸せが、物語の中にしかないから。 しかし、現実と折り合いをつけることのできる人は、 物語を求める人を「逃げだ」「努力がたりない」とさらに追い詰める。 そして、現実に押しつぶされた人を「自己責任だ」と切り捨てる。 しょせん他人の人生は他人事でしかないのだ。 そう、現実はどこまでも冷たく、一方で物語は暖かい夢を見せてくれる。 この作品のヒロイン・大道寺光紗は、他人から物語を奪うことを生きがいのように語り、 自らを「悪」に規定しようと必死に言葉をつむぐ。 ならばこの物語は、現実のように冷たいのだろうか? それはぜひ読んで確認していただきたい。 人は、物語によって生きているのだから。  


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本田 透 文倉 十 (イラスト)  
¥ 660(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:166091位  
カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
巻を重ねるごとにおもしろく・・・
 ハードツンデレかと思いきや行動だけを見るとデレデレな本命先輩や、弾けにハジけるキャラ崩壊パニック、3巻登場にしてナイスな新キャラなど、作者の作品中でも一番だとおもしろいと思いました。  笑えるだけでなく、滑稽なまでに矮小で人間臭い行動とか、ゆるやかに終わり続ける世界観とか、実は超へヴィーっぽい姉の正体とか、背後に見え隠れするシビアな空気は ただのお気楽なライトノベル ではない、これは間違いなく名作――に、なってほしかったのですが、続刊でてません。    私の中で最も続きの読みたい本です。ほんとうに・・・
この時代に《物語》は可能か
 この巻は、イマジン3冊の中でも一番ギャグが面白く、また意義深い作品である。1999年に外の世界=大きな物語は終わるはずだった。しかしこの世界はだらだらと続いている。いや、「緩慢に、だらだらと、終わり続けてきた」。人類は目的を持てないまま、物語の主人公になろうと無駄にあがく。  そこから人間を解放するのが魔女化=天才化である。天才は、自分の物語の主人公になる力を持っている。皆が天才になれば、外の世界=大きな物語は消滅する。こうして、退屈と苦痛をもたらす「終わり続けている世界」が本当に終わるのだ。 今回の相手は、このような目的のために活動する。最強の魔女なので、力では止められない。その目的を論破できるかの勝負になる。  そして、新キャラのひとりである山田コギトもいい味を出している。光紗の過去、智弘の過去についての伏線も出ているので、イマジンシリーズの今後が楽しみになる傑作である。
今までのイマジンとは少し違います
今までのイマジンの話と比べると限られた24時間という設定でしかもキャラぶれがイタイくらいにひどいので今までのイマジンとは違う感じで楽しめました。
願望剥き出し、イタさ大爆発です
 季節は7月、ただでさえ地球温暖化で暑いというのに夏まで到来で摂氏40度を突破、期末テストが終わったのがせめてもの救いという中、今久留主高校で突然クラスメートの頭が良くなったり、正義のヒーローと思い込んだり、観ただけで相手を魅了する能力に覚醒したりと、学校全体で魔女化症候群を発症する生徒が現れます。24時間以内に感染源の魔女を特定して祓わなければ学校の生徒全員が収容所送りになるという事態に、イマジンも風紀委員会と共に、尾津智弘の幼馴染みでもある生徒会長・寅屋敷薫の主導で調査に乗り出しますが、感染源の魔女の手先だった男子に翻弄されて調査はまるで進まず、あろうことかイマジンの美少女3人組までもが感染させられてしまいます。  光紗はニセチチを揺らす魔法少女に変身して、それだけで智弘ならずともくらくらしてくるのに加え、ちこりはゴーゴー鉄球を振り回して光紗との学園ヒロイン争奪戦を繰り広げ、確か元ネタのゴーゴーってセーラー服じゃなくてブレザーだったよなーでもちこりだから仕方ないかーと思ってたら、サナギが仮面舞踏会風のマスクを付けたパピヨンで降り立ち、ジュディ・○ングを歌うという、もはや混沌以外の何物でもありません。  人は誰でも物語の主役になりたいと思い、一生の中で1回かもしくは数回、本シリーズ的表現で言う“半径三メートルの世界”から飛び出そうとします。しかしほんの一つまみを除いてほとんどの人は自分が脇役にしかなれないことを思い知り、“半径三メートルの世界”に戻っていくものです。しかし、人の中にある外の世界との境界線が消えたら誰もが主役になろうとして互いに潰し合いになりますし、自分が主役になれないことを受け入れられなければ時として破滅的な行動に走りますし、いずれにしても悲惨な結果になることでしょう。今回の話は学校という限定的な空間の中とはいえ、そうした人の危うさを的確に描き出していると思います。


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本田 透 文倉 十 (イラスト)  
¥ 660(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:245818位  
カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
タマに萌えろ!
『イマジン』の2作目は、ラブコメ調になっている。もちろん、最後は魔女との戦闘になるわけだが、思春期の心の揺れ動きが大きな要素を占める作品である。  しかし、最も萌えるのは脇役の杉原だった。 前作では最大の強敵であった彼女が、その力を失い赤ん坊のようになってしまった。そこが憐れみを誘う。しかも一人称が「タマ」で語尾が「にゅ」である。これはあからさまに萌えを狙って書かれたのだろうが、素直に萌えさせていただいた。そして、主人公と恋について話す場面が上手く書かれている。本田先生の手腕に驚きました。
ダメでもいい、ダメだからいい
普段ぼんやりしたあの人は実は伝説のナントカだった。 はかなげに見えて実は芯の強いヒロイン。 何の力も無い平凡な男の子がそういった人々と出会い、力に目覚め、最後は悪を倒す。 そういった「らしさ」とは真逆をいくのがこのシリーズの特徴といえるのではないだろうか。  平凡を旨とする主人公の智弘はもとより、双子の姉、超人的能力を持つイマジンの面々、主人公と恋に落ちる女の子、その親友、智弘を除いて一見どれも物語の主役を務めそうな濃いキャラクターなのだが一枚剥げばみな心に弱さを持った、なんとなればダメ人間と言って差し支えない連中で、それだけに生々しく、沁みる。  今回イマジン(+智弘)は「智弘の初恋」をきっかけに破滅寸前まで追い込まれる。別に悪の組織やらが出てくるわけでないのだが、純粋な恋心がどちらも追い詰めることになる。結末は少々苦いが読後感は悪くない。痛々しさを含めてああいいな、ダメ人間への視線の暖かさを感じるな、そう思える作品でした。
初恋の味は甘くて苦いと言うけれど
 前巻の事件以来、尾津智弘はイマジンの美少女三人組に執事として働かされるわ、変態扱いされるわ、その他色々と身体的精神的両面でイジられる日々を送っていました。  そんなある日、同級生からいきなり渡された『果たし状』に指示され図書室に行ってみると、そこには片目に眼帯を付けて「猫の手」を翳している危ない神様ならぬ、車いすに乗った儚げな感じの美少女が待っていました。  それから智弘は放課後イマジンの部室に向かう前に図書室へ行き、その少女──月見里真稀名と会うようになりますが、彼女と過ごす穏やかな時間は智弘にとってとても貴重な時間となり、これが初恋なのだろうかと自問したりします。  ところが図書室で智弘と月見里がイマジンの三人組とばったり会ったのを境に、イマジンの部室に脅迫状が届いたり、自宅に脅迫FAXが送られて来るなどして、智弘の初恋物語は悲劇に向かって暴走していくことになります。  今回は中盤からサイコな展開で物語が進みますが、前巻でもあった魔女症候群も絡んでますし、生半可な洞察力では予測できないだろう真相が用意されています。また、普段は智弘に罵詈雑言と暴力を浴びせてくるイマジンの三人組は、智弘に危機が迫ると慌てふためくのですが、なまじ素直に表に出さない所が可愛かったりしますし、智弘も物事を冷静と言うか冷めた目で見る性質があり、「体温が低い」と自分でも言ってますが、本当にどうしようもない不条理に対して憤る所など、それぞれの人間性を伺わせます。  ただ、ネタバレを覚悟で書きますと、前回はまあハッピーエンドと言えなくもありませんでしたが、今回は決してハッピーエンドではありません。その点は覚悟して読んでください。


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¥ 630(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:308121位  
カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
なんつーか
肌に合わなかった。 レビューを見て良さそうだから買ったんだけども 最後の方には世界観が広がりすぎだし… や、中盤迄は良かったんですよ?ただそっからがね…っていう。 風呂敷を広げず、説明不足でもいいからあのまま二人の世界のまま簡潔に終わってほしかった。 王とか…姫とかは 裏設定で良かったかな〜って。
愛のお話。
あざとい萌えであるとか、奇を衒った設定、安易なパロディといった変則的な手法を一切排除した、正当でまっすぐなファンタジーであり、 そしてどこまでも純粋な、主人公二人の愛のお話でした。僕は大好きです。 正直に言えば奇妙と思う所もありました。こんな正攻法な作風なのに「フォローの体を成しながら」とか「何らかのリアクション」 とかの外来語がぽんぽんでてきちゃうし、アベルが何者なのかわかるまえに彼とナツミはラブラブになっちゃうし、 話が進まないまま二人が手をつないだりキスしたりと甘ーい関係の描写がじっくり続いたと思えば、 核心に触れるや壮大なスケールの設定がアンダンテどころかジミ・ヘンドリックスもびっくりのハイビートで展開され、 年単位で話しが飛び、重要どころか話のコアのはずの、あいつとあいつのバトルなんて描かれてもいません。 しかし、そういったともすれば粗く見える部分を補ってなお、というかそのようにシンプルであるからこそ、 アベルを想い、その力になりたいと願うナツミのいじらしさや、彼女を守り、自分の運命に 抗おうとするアベルの愛の美しさが際だってみえました。 アベルに会うためだけに危険な荒野を健脚で駆け抜け、指でふれあったり肩にもたれたり、ピュアな恋愛から 生活を伴う愛へと昇華されてゆくふたりの関係が、まさしく「悠久のアンダンテ(歩く速度)」で美しく描かれていました。 スケールのでかさから言えば大長編小説を無理矢理一巻にまとめきったかのような展開の仕方ではありますが、 それだけに続編を匂わせるような中途半端さの一切無い、非常によい読後感を味わえます。おすすめです。
4日で読了。
普段小説を読み慣れていない自分が4日で読み終えました(笑)。故に初心者でも楽しめるかと思います。 物語の説明は敢えて省きますが、なかなか濃厚なラブストーリーで久しぶりに熱くなりました。 多少駆け足だったり、世界観をもうちょい広げても良かった気がしたりと、 不満は多々ありますが、まあ許容範囲。 不満とゆー意味で一番気になったのは、作者の個性だとは思いますが、 「だろう―――しかし、」など、文章の間と間に線を導入する場面が多くてちょっと読みにくかった。 やや説明くさい場面もあったりと、慣れてしまえば大したことなくなりますが、 もうちょいなんとかしてほしかったです。 そんな不満はありつつも自分が読み切れた一番の理由はやっぱりキャラクターの魅力にありますね。 ヒロインのナツメが可愛くて可愛くて堪らない! 「た……たべてもっ、いいよ……」最高です!(笑) とにかく、手軽に気軽にラブストーリーが楽しみたい方にはお薦めじゃないでしょーか。つかお薦め! 駄文の長文で申し訳ないですが、面白いので是非読んでみてください!(笑)
買って損した。
半分にも満たずに本を閉じました。 内容的にしょぼい。 蟲という人類の敵と思われる存在がまるで無意味。 幼い頃に蟲の被害(仲間達を目の前で殺される・本人も傷を受ける)のトラウマがあるにもかかわらず、 蟲に対する恐怖心が薄い。 同時に死んでいった仲間達への償いの言葉が一切ありませんでした。 何故ナツメは、蟲に襲われておきながら蟲に携わる仕事に就いたのか。 また、ナツメとアベルの関係が曖昧過ぎて気持ち悪い。 最初の出会いからして可笑しい。 出会ってすぐ別れる相手に何故名乗る必要があるのか。 何故死体を無視するのか。 10歳にも満たない子供のナツメを荒野で「南を目指せ」だけで自分(アベル)は何故同行しないのか。再度襲われる危険性があるにもかかわらず。 荒野に出る事は自殺行為だと、冒頭で説明されているのに矛盾しています。 命の恩人と恋に落ちることはよくあるパターンですが、 その結果にいたるまでの過程が疑問ですし、まるで皆無です。 とってつけた設定で、人情・命の重み・話自体の奥深さがまったく感じられません。 ただ段落を読ませているだけで、理由がちゃんと説明されていません。 話の展開が早すぎるため、ついていけません。 ★1つも惜しいくらいです。 小学生並の文章といい、設定といい、読んでいて非常に腹が立ちました。


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カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
前の2作よりは読みやすかったです
今回も、前作と同じようにある程度テーマが限定されているので、話の広がりも狭いかと思われたけれど、それなりにバリエーションは豊だった、と思います。さらに今回は、前作よりも伏線やつながりが濃くなっており、ページ順に読んでいくと、前に出たのが次の作品にさりげなく出てたりします。 恒例のカバー裏もぜひ。


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くちコミ情報
スッキリ
実質4巻に渡って語られてきた話が完結しました。上下巻となったことで、上巻のあらすじもついて、すんなりと続きを読めました。剣と魔法ではなく紙とペンで語られる商業バトルと主人公を中心とした人間関係が今まで以上にしっくりとはまって、終わり方も納得できる説明と後味。そしてますますキャラクタに魅了されました。セリフが無く解説文ばかりのページもありますが、難解な仕組みをゆっくり理解してこそ、面白い話です。
エーブフィギュア化希望
今回の主役は間違いなくエーブ。 エーブの描写がいい女過ぎて、ホロの陰薄すぎでした。 もちろん狼ファンならホロが一番という人がほとんどでしょうが、 たまにはこうして他のキャラをメインにしてホロを脇役にしないと ホロの魅力描写がマンネリ化するでしょうから良い緩急でしょう。 次回はイギリスみたいな島国に渡る話のようですが、 そこではまたホロ萌え全開になることを期待します。 ※エーブフィギュア マックスファクトリーから発売希望。 ローブをPOLO仕様でよろしく。
作品として一つのヤマを乗り越えた!
第5巻で、一旦は近づいたホロの故郷から敢えて遠い街への行商に出るとロレンスとホロが決めたことは、商業的成功を受けてのシリーズ延長であると思われても仕方がない状態であった。 ここで著者は、その状況下でどうやって間延びせず、ご都合主義に陥らずに物語を進めていくかという試練を抱え込んだと思う。実際、第6巻では、5巻が盛り上がりすぎたせいもあるが、やはりテンションの低下は否めないと感じた。 しかし、本巻では見事にその課題をクリアして見せた、と思う。 その理由は、 まずは、本巻ではホロは完全に脇に回り、しばらく続いた恋愛のメインの話は中断。 初期のように、商売の話を前面に出して、萌え要素で売っていこうという安易な道に走らなかったこと。 次に、エーブというキャラをより魅力的に描き、今後もロレンスとホロの関係をかき回すであろう(?)存在として確立したこと。 悪女エーブを、不幸な境遇で歪んでしまったけど根は寂しがり屋の優しい女性、なんて分かり易いキャラにせず、そういう一面と共に、いつ裏切るかも知れぬ守銭奴の一面をも確かに同居させた人物として描いたのは大成功ではないだろうか。 そして、そんなエーブは男性としてのロレンスに興味を持ち、ロレンスも、ホロという存在がありながら、才と胆力に溢れるエーブにどこか惹かれてしまう・・・この辺りの男女の機微は、これまでの本作ではなかった展開が期待できそうである。 そして、私が今後のストーリー展開の足枷になるのではと何より危惧していた、コルという新しい旅の仲間を加えたことについて、説得力がある理由が示されたこと。 本巻ではホロがまったくの同情や気紛れから言い出したわけではなく、自分とロレンスの関係をいつまでも新鮮なものであり続けさせたい願った面もあること、ロレンスもそれに気付いていることが明らかにされた点は高く評価できる。 この先コルが最後まで旅を共にするか、途中で卒業していくのかは分からないが、この設定があれば、コルについても後味が良いストーリーが期待できそうである。 売れた作品が安易に萌え要素に偏った内容になっていくことはしばしば見られるが、 本作者はとりあえず、大きな難関をクリアしたといえるのではないか。 今後も読み続けたいと思わせるに十分なクオリティだと思う。 一旦遠ざかった方、再読はいかがですか^^?
シリーズのテーマが明確になった第九巻
 中世商業をモチーフにした人気ライトノベルの九巻目。  先にちょっとキツ目に言ってしまうと、当作はライトノベルのためか基本の設定に要素が入りすぎていて、ファンタジーなのか中世商業描写なのか全部口実に過ぎずラブコメなのか、という点が判然としないところがあります。  もともと命(破滅)は必ずヒロインが助けてくれるという奇妙な前提を繰り返し主張する中で『商人生命』を賭けて戦うという話であったこともあり、本筋の話としては実際に商人生命が破綻する二巻と、商人生命とヒロインを天秤に掛ける三巻で基本的なドラマを使い果たしていた感がありました。後は妖狼譚を中心としたファンタジー路線なのかなと。  しかし話は商談から離れることなく進み停滞感が否めないと感じていました。  しかしこの巻終盤でようやく主人公が『なりたいもの』に対して明確な答えを提示したことによって、シリーズ全体が改めて串を刺したようにシャキっとしました。目指すものがわかれば、過去作の行動も全てそこに至るためにあったと考えられるわけで、四巻以降の展開にも俄然意味が出て、通巻して描こうとしてきたテーマも浮き上がって見えます。  その意味で、主人公のパートナーになり得る女性のライバル、エーブの登場は素晴らしかったと思います。彼女という強烈なリトマス試験紙によって、ドラマに都合の良いお人好しにも見えた主人公が、試され、叩かれ、ようやく主体性をもっていく過程は痛快の一言。  抽象的で大きな意味での商人精神しか語ってこなかった序盤巻の理想論から、「これが俺という商人だ」という具体的で能動的な結論が出たことは、作品を中世風景の寓話から独立した人間の成長物語に変える効果を与えてくれました。そして過程で様々なヒロインが出てきた歴史も主人公が文字通り『女に育てられた』という形がよく見えて、翻ってヒロイン・ホロのしてきたことも見える一石二鳥の展開だったのではないでしょうか。  そんなわけで、この面白さを理解するためには、残念ながらこの巻だけでは足りません。できれば一巻から、せめてエーブが登場する巻までは遡りたいところです。  単独の一冊としてはお勧めできないのですが、シリーズ全体として見るとなかなかのお勧めに成長した作品だと感じています。時間のある方はぜひ通巻してお読みください。
エーブルートってないの?
はい、ありません。 大変魅力的な人物なので非常に口惜しく遺憾な事ですが…。 ・はじめに概要から 初の上下巻構成となったケルーベ編の下巻。 前回、所属組合とエーブの双方から取引の協力を持ちかけられ板挟みとなったロレンス。 巨大な権謀術数の前では一人の人間など路傍の石ころにも等しく、ひと度踏み入れば後は飲み込まれるのみ。 そうなる前に危険な綱渡りをせず、ケルーベから逃げ出すという選択肢もあるが…。 シリーズ最高傑作。 といったわけで待望の下巻ですが、まず一言。 支倉ヤベェ…(呼び捨てすみません)。 伏線活用のスペシャリスト! よもやあの一件が事クライマックスに至って核心に刺さってくるとは…。 驚愕よりも驚嘆、素晴らしい書き手です。 さて、今回は渦中の中心人物とは対極的な歯車のひとつでしかない立場を求められたにも関わらず、かつてないほど大変なロレンス。 一人だったらすり潰される前に逃げていた。 けれど彼は一人ではなく…。 そうして彼は逃げずに飛び込む事を選ぶわけですが、果たしてエーブにつくのか組合につくのか。それとも…? ここがケルーベ編の一番の魅力かも知れません。 これまではロレンスが窮地に陥り、彼が最終的に助かれば良いという話でしたので、過程をどう辿っても結末は事前に知れたもの。 しかしケルーベでの話はロレンスだけが、という程単純な事態ではありません。 ロレンスはエーブを助け組合も裏切らない、そんな道があるのか模索し、手探りで進まなければならない。 そしてこのまま行けば両者が両立すると思えるも、そう巧くはいかず予期せぬ事態が降りかかり…。 やはりどちらかを切らねばならないのか。 いや、それ以前にどちらも切らなければならないのか? というわけで今回は道筋はおろかゴールラインもおぼろげ。 そのためこれまでにはない面白さがあり、興奮を覚えます。 また、二人旅ではなくなった事で当初は反対意見もあったかと思われるコルが前回にも増してその重要性を感じさせてくれます。 さらにこれまで最後にはホロの力を頼る事で何とかすることの多かったロレンスが、ホロは精神的な支えとするに留めほぼ独力で解決に漕ぎ着けた事も一目に値します。 (8巻あとがきで次回はロレンスがかっこいい、とおっしゃっていたのはこの事ですね) そして何より一時は大分ラブコメに偏重していた観のあるこの作品が、本来一番のウリとし肝としてる物語の魅力を取り戻した気がしてならないのがたまらない。 いやー、本当に面白かったです。


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とてもロリコン小説。
間違いなく正しく作者がロリコンだ。 褒めている。虚飾や照れで誤魔化し、己の性欲を萌えという言葉で曖昧にする風潮のなか、堂々とロリコン。 恥じらうでもなく、疚しいこととすら思っていないように、天然で語られる少女愛。 愛される女の子のほうは、かなり真っ当にフツーの女の子なのだが、それが逆にリアルでロリコンっぽい。 「スネデレ」とか萌えっぽいこと帯に書かずにロリコン小説として売れば良かったのに。 最終的に主人公の抑えこんでいた(と表現されているわりにけっこう露骨な)少女愛が花開き、それを世界が全肯定し、めでたくロリコンハッピーエンド。素晴らしい。 いや、逆に珍しくて面白かった。オススメ。これは変態だ。
表紙に惹かれて購入しました。
主人公の語り口調で話は進んでいくわけですが…。 たびたび妄想して暴走する主人公には笑わせてもらいました。 正樹と亜美のかけあいは読んでて凄くよかったです。 惜しむところがあるとすれば、正樹の許婚であるこまの扱いが微妙すぎたところでしょうか。 まあこの本は続きモノらしいし、こまの扱いについては続編に期待する次第であります。
スニーカー新人王2006の作品で一番のおすすめです
あらすじは、一族が代々妖怪退治をしている神道系の家系の主人公といとこの小学生の女の子のコンビが 記憶喪失の神様を保護して・・・ この本はスニーカー新人王の作品です。だから文章は、まだ荒削りな所があります。しかし個人的には六作品の中で一番おもしろかったです。 セリフにテンポがあって、読みやすくて良かったです。スネデレって初めて聞いたのですが、主人公といとこのコンビは気に入りました。理由は、セリフのかけあいがおもしろかったです。 挿絵担当の文倉十さんのイラストはきれいで、純和風のこの本に似合っていて、よかったです。


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くちコミ情報
細部に宿る世界観
原作小説の漫画化ではよく「原作のイメージ」を再現できるかが重要視されるかと思います。 しかし、時として漫画は文章では伝わらなかった部分を「ああ、これはこんな場面だったのか!」と原作を読んだ人に理解させる効用があります。 この小梅けいと氏の漫画「狼と香辛料」は、それ以上に多くの細部において世界観を補完していると思います。 動物の角を利用した入れものや、原始的な歯ブラシ、市場の活況、貨幣のデザイン、どれも原作のイメージを再現するどころか盛り上げているのではないかとさえ思える、小梅氏の資料を基にした緻密な作画です。 原作小説の「狼と香辛料」は単なるキャラ萌えだけでなく、商人や中世世界(架空とはいえ)の描写も大きな魅力ですから、そこをないがしろにせず描ききっているのは大きな評価ポイントでしょう。 同じく原作付きの伊藤悠「皇国の守護者」に通じるものがあり、原作人気だけでない実力を伴った漫画作品として強くオススメします。
マンガにする価値のあるコンテンツだが、肝心の絵がダメ
アニメから入って、小説読んで、マンガにも手を出したんですが、これはダメですね。肝心の絵が下手だ。ホロがかわいらしくない。構図もおざなりだ。派手な動きの少ない作品なんだから、ロングとアップを多用して、メリハリをつける必要があるだろう。
クオリティは高いです。
原作→アニメ→漫画という順番にこの作品に触れました。 魅力ある作品であるのは原作そのものに力があるからですが 原作の魅力をうまく表現しているのはアニメよりこちらの 漫画のほうが高い、と私は感じています。 絵の良し悪しは好みがあるので特に言及しません(私は好きです)。 ただ、描写のクオリティは高いと思います。 作画を担当されてる方は『よく勉強しているんだろうなー』と思うような 描写が色々とあります。中世ヨーロッパの町並みや、生活習慣、その他諸々。 一番それを感じたのは、主人公のロレンスが朝、教会の井戸で歯磨きを している描写のところです。昔の歯ブラシらしきものが描かれています。 多分、あれは時代考証した上で描かれているんだと思います。 (あとがきにも色々調べるのが楽しい、との旨が書いてありました) というわけで原作が好きなら漫画も大丈夫だと思いますよ。 オススメです。
こう闇になんかいそうで良い感じ
行商人のロレンスはパスロエ村を出た夜、 荷台に見知らぬ女性が寝ているのを見つけます。 良く見ると獣の耳に尻尾、 牙まであり悪魔憑きかと疑いますが、 女性は狼の化身賢狼ホロと名乗ります。 話しを聞くと、昔交わした青年との約束を守り パスロエ村を見守ってきたが、近年村人の信仰が失われ、 村を離れて故郷である北の大地ヨイツに帰りたいともらします。 ロレンスは食い扶持を自分で稼ぐことを条件に 一緒に旅することを承諾。 実際はもっと暗かったんでしょうけど、 電灯とかない時代の薄暗い雰囲気がよく出ています。 こう闇になんかいそうで良い感じ。 ホロは目が大きいせいか幼く感じますね。 本巻では銀貨の取引をもちかけに、 ミローネ商会に行くところまでが描かれます。 そういえば、アニメ版でロレンスが 荷台のホロ見つけ証拠を見せろと迫るシーンで、 ロレンスの記憶がとんでる演出が凄い良かったんだけど、 マンガだとなんか普通でした。 このシーンをどうやって見せてくれるか 期待していたのでちょっと残念。
☆4つ
私は漫画でしかこの作品を知らないので、そういう視点での評価です。 分かりにくい表現は確かに散見されました。 そのたびに「???」と思わされ、ページをめくる手が遅くなるのは残念。 が、そのせいで楽しめないなんてほどでもなかったです。 むしろ及第点は充分クリアしてると思います。 ヒロインは可愛らしいし、主人公と彼女の距離感もまずまず。 世界観や雰囲気も面白いですし、見やすい画風も好感。 正直あまり期待せずに買ったものですから、いい意味で裏切られました。 その分評価は若干甘めかもしれません。 悪しからず。 作者が「活字の漫画化」に徐々に手馴れてくることを含めて、この先が楽しみな作品です。


おすすめ度

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カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
今後の成長に期待
ちょっとエロゲっぽい作品。 処女作だからか、文章がくどかったりシリアスとコメディがいびつに混じっていたけど、設定や会話文は面白い。 物語の大枠は感動できるものだし、読後感も悪くなかった。 今後も書き続けて、感性と文章がスレたら、なかなか良いものを書くかも知れない。 っていうか、もう書いてるかも知れないけど。
まあまあ
普段、あんまり小説は読まない方なんですが店頭で少し読んで気になったので買ってしまいました。自分としては和風の話が好きなので気に入りました。最後も少し涙しましたし、、でも好きと嫌いが分かれる本だとは思います。話としてはまとまってると思います。
いまいち
作者のデビュー作です。 高校生の巫女さんと、おつきの男の子が町に巣食う悪霊を退治し、退治するたびに巫女さんの命が削られていくという話です。かなり簡単ですが… なんといいましょうか、一言で言うとエロゲー?みたいな展開でしょうか。 本筋はやたら重いのですが、インターバルでの出来事、話題、そして文章の書き方がちとイタイかな? ま、正直あまり面白くなかったです。 エロゲー的のりについていけなかったのと、主人公達の葛藤が、結局自己完結で終わってしまった所がいまいち納得できなっかたので。 和製ファンタジーを題材に、安い恋愛小説をみせられたってなところでしょうか。 最後までは読めたので星二つ。 あくまで主観での感想ですので、面白いと思った方ごめんなさいね。
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