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[ 宮崎 駿 ]

         


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   宮崎 駿 の売れ筋最新ランキング   [2009年01月08日]
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通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
不条理な資本主義文明への憤怒、そして、子供達への限りない希望
1997年から2008年までの文章を集めた本書出版は本意ではないと宮崎さんは仰りますが、各章間のダブリ等を差し引いても氏の思想等を深く知れる点でとても貴重な文献です。 私は本書から宮崎さんの「行き過ぎた資本主義社会への憤怒」と「子供達への限りない希望」を深く感じましたが、氏が何に影響を受けて育ったか、生きて(仕事して)きたか、またその思想等がどういったものなのか興味がある方は500ページ強の本書をぜひご一読下さい。 以下、私が印象に残った言葉 ・絶望は生命の本質、残忍は生命の本性 ・自分の中に人間を罰したいという気持ちがある ・子供の時代に得た何かには決定的な影響力があり、大人の1年間に匹敵するような5分間がある ・アシタカがサンに「生きろ」と言った時に「生きよう」と心に決めたという手紙を子供達からたくさんもらいました ・僕には小さい時から、生まれてきたのは間違いだったんじゃないかという疑念がありました ・子供たちを取り巻く価値観はどんどん数を減らしている。文部省だけじゃなく社会全体が「損得で計算しろ」という一つの価値観に絞り込んだからです ・空気まで取引するのは不遜ですよ。人間が生きて行く為の最も根本の所で「儲かる、儲からない」をやっていては未来はロクなことにならない。儲けだけではない、もっと大切な何かがあるはずです。そうでないと、アニメーションをつくる仕事などは成り立ちません ・(日本人は)誇りも歴史観もない、自分がアメリカという国からどういうふうに思われているかも知らない ・「魂にとって何が大切か」「魂とは何か」それが私達のいつまでも変わらない主題であり、課せられた問いだと思います ・子供たちには三歳まではテレビを見せるなと周りの人に言っている。自分で考える機会を確実に奪ってしまうから ・本当に異常なまでの早さで昭和の軍閥政治は、破局に向かって突き進んでいく。今も世界はそんなふうにたちまちの内に変わっていく可能性がある ・アニメーションの可能性って、商売とか商品化とか、そういうこととは無関係に”志”として存在していたんです ・子供が成長してどうなるかといえば、ただのつまらない大人になるだけです。だけど、子供はいつも希望です。挫折していく、希望の塊なんです
「もののけ姫」「千と千尋」まで
まず表紙の裏から「もののけ姫」「千と千尋」「ハウル」「ポニョ」が 同じボリュームで取り上げられているような印象を与えますが、前二作が メインです。「ハウル」の章はあまり作品とは関係がない対談が多く、 「ポニョ」に関しては編集する対談や講演ネタを集める時間がなかったようで、 軽くなっています。 「もののけ姫」はテレビ時代劇で目にすることがない登場人物ばかり現れる。 時代を室町に設定した現代ファンタジーかと思いきや、「士農工商」やら 「百姓」の設定を誤解しているのは現代の日本人で、農民も武器を携帯していたし、 水呑み百姓の範疇は広い。もっと雑多な職業、歴史の記録にかすかに現れる ような人々がじつは結構いた。 その人物たちが、互いが生きるための抗争をする。 歴史学者の専門知識や、考古学上の推測をまじえて語られています。 ストーリーは自然の凶暴さと、文明を推し進める人間の暴力が描かれる。 つづく作品「千と千尋」 ここでは「ここで働かせてください!」のセリフがとりあげられている。 10歳の少女の自立といえばパーソナルなレベルですが、 この時代に、この場所で、完全でない自分が生きるための力(知恵)を獲得していくのは、 「生きる」テーマであり両作品に共通する。 子供はちょっとケガをして当然だし、飛行機なんかオンボロであって上等とする考え方は、 どこかヒステリックな現代に、 監督の作品が受け入れられる理由のように思えます。
子供のために
小学生のころ、宮崎さんの「風の谷のナウシカ」をテレビで見て、心に強く感じるものがありました。何かわからないけれど、大事なことを教えてくれていると思いました。 アニメは当時好きでよく観ていましたが、宮崎さんの作品はいままで観た作品のどれとも質が違ったものでした。 それまで環境問題などのテーマに触れると、テレビやジャーナリストは人間が悪だ、と人を裁くことを押しつけてきましたが、宮崎さんの作品はどれも、自分たちを許して改善していこうといった内容だったかなと幼いながらに感じました。 大人になって、宮崎さんの人間性について知りたくなり、風の帰る場所―ナウシカから千尋までの軌跡を読んでみましたが、彼は苦しみながらも、人を愛することを選んだのだなあと感じさせる内容でした。 この本もまた、日本の教育の在り方や宗教観についてふれるとともに、彼が本当に人間が好きで人間に対して希望を持っているんだということを感じさせました。 その一方で、今のアニメに対してはかなり厳しいコメントを持っています。 「お人形ごっこ」とか、恋愛を軽く扱っていることについても釘を刺しています。 これから何か作品を作る人もより良い作品を作ってみたいという人なら、どれも共感できる内容ではないかと思います。
12年間に渡る作品の軌跡
もののけ姫、千と千尋の神隠し、ハウルの動く城、崖の上のポニョまでの12年間に渡る作品作りを企画書、エッセイ、インタビュー、対談、公演などを通してその背景を見ることができます。宮崎駿監督がどういう考えの持ち主かも感じることが出来て面白かったです。ジブリの作品が好きな人で宮崎駿監督がどういう人か知りたいなら読む価値はとても高いです。


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カスタマーレビュー数:12

くちコミ情報
楽しい作品
短い話ばかりですが、それぞれの話が立派な映画になりそうです。紅の豚の原案もあり、映画 では見れなかったエピソードや解説も載っていて非常に楽しいです。絵ばっかりなのですぐ 読み終わると思いきや、真剣に読んだら1時間半以上かかります。静止しているはずの絵なのに キャラクター達が動いて見えるのはまさにアニメの魅せ方。戦争なのに、どこか可愛らしい キャラクター達も必見です。ジブリ美術館にて、紅の豚のセル画と同時に購入しましたが 本当にいい買い物をしました。 ただ、戦時中のメカに興味のない方が読むと、アレ?と思うかもしれません。(この作品たちは、元々プラモデル雑誌に掲載されていたものなので) ともあれ、ジブリファン、その中でも私と同様に紅の豚やラピュタ好きにお勧めします!!
凄い!!
宮崎さん好きなら必須です。ナウシカ全巻集めてる場合じゃありません。 宮崎監督の魅力の本質に触れることができます。また、ちょい左寄りなのも(笑)。 この本の一部に紅の豚の原案となったコミックがありますが、最近その部分だけを抜粋して また本が出ているようですが、そちらはお勧めできません。こちらを買えばこと足ります。 何度でも見返せる素晴らしい本です。値段以上の価値がありますよ。
脳内描写
好き者しかうけつけないのは、趣味以上でも趣味以下でもない本なので、戦争趣味のある方には5つ星でオススメ、ない人には0星でオススメできません。 宮崎駿のリアリティ溢れる嘘は(実話をもとにしているそうですが)趣味の合う人には何度観てもおもしろいです。 高射砲塔とか、P虎のお話とか、ツェッペリン・シュターケンのお話とか全部好きです。 戦争の稚気と狂気と情熱は、男性特有の幼児性の究極系だと思います。 宮崎駿が妄想したドイツ人が全てのドイツ人ではないですが、対戦中に狂気の稚気溢れるハイテク兵器ばかりつくってたのは間違いない事実ですね。 対戦中日本とドイツが同盟だったのは、オタク根性という共通するニオイがあったということも関与しているように思えます。
映画でしか宮崎先生を知らない人は買っちゃダメです
宮崎先生はオタクです。それも相当年季の入った本当のオタクです。 その成果がこの雑想ノートです。間違っても「ナウシカ」や「千と千尋の神隠し」しか観てない人が、読んではいけません。 そのオタクぶりは、寿光様などを考えたことにも現れています。 まあ、それにしても良くここまで思いつくものです。 完全に宮崎ワールドにはまり込んでしまいました。 戦車好きな私ですが、自分の自動車で戦車兵が操縦する時に見える範囲で、運転しようとは思わなかったです。 いやあ、本当にすごい。ついでに「泥まみれの虎」もお薦めです。
買わなきゃよかった・・
戦艦に興味のない人にはつまらないものばかりです 宮崎アニメファンはかわないほうがいいです


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カスタマーレビュー数:11

くちコミ情報
アニメの面白さと奥深さ・・・
 宮崎アニメがいかにつくられたかを知るためのヒントになる本です。  著者のたくましさを大いに感じることができます。
作品の背景が見れる
ジブリの作品をとても多くの人が知っていて、一方でどんな人がどの様な環境で作ってるかは知らない人が多いと思います。この本ではアニメーション、しごと、人、本、好きなこと、対談、企画書、作品についてP580に渡り書いてあります。ボリュームも内容も良かったです。是非ジブリが好きな人はもう一歩足を進めてみてはいかがでしょうか?
知らなかった宮崎駿
彼の作品のアニメからでしか宮崎駿という人物を知りませんでしたが、 崖の上のポニョに感動し、迷わず購入しました。 読み終えてしまうのが勿体ないほど、 あたらしい宮崎駿の人物像のおもしろさにはまりました。 どんな気持ちで作品を作っているのか、 よく分かりました。 読書後ジブリの作品を見直し、あらたな発見ができました。 おすすめします。 厚さ、値段の価値のある一冊、 日本を代表するアーティストであると 思います。
難しく考えない。
影響力のある人(それだけの作品を作ってる人)だから、存在が宗教になってる側面もある人。 考えすぎの現代人の一人。妄想の塊。 啓蒙書。 結局は受け取る方の問題なのか。
創造の苦悩
宮崎駿が各種出版物に発表した文章や講演をひとつに収録した本である。改めて氏のアニメーション論などが展開されているわけではないので注意されたい。内容はアニメーション製作現場の実態に始まり、教育論、文化論にまで及ぶ。 p 氏は常に何かと闘っている人である。それは自分自身の矛盾であったり、業界のシステムであったり、先人の業績であったりする訳だが、その姿から垣間見ることができるのは、常に新しいものを生み出さねばならない、生み出そうとせずにはいられない人間の苦悩である。 p 一部では物議を醸した「手塚治虫論」も収録されているが、これはまんま『魔女の宅急便』のウルスラである。オリジナルなものを創りだすには乗り越えなければいけない壁がある。尊敬する人物にしても例外ではない。この激しい「追悼文」から狂おしいまでの手塚治虫への愛情が感じられないだろうか。 p また、漫画版『風の谷のナウシカ』の結末は『未来少年コナン』を演出した人物が書いたものとは到底思えないものとなっている訳だが、これを転向ととるか否かは本書を読んでから判断すべきであろう。あくまで創造者の立場を取るものは孤独なのである。 p 宮崎駿という人はアニメを世界に認められる芸術にまで昇華させた。その源泉はどこにあったのか、それを本書からうかがい知ることができる。


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くちコミ情報
戦車って、大変
第二次大戦時のドイツ関連好きとしては、非常に面白く読める本でした。 オットーカリウスは、戦車乗りのエースですが、こんなに大変だったんだなと読みながら思いました。 しかし、妄想にしては、大変立派な読み物になっております。 ぜひ、好きな方は読んでみてください。 本物のオットーカリウスさんの写真もみれますよ。 ケルシャーのブタはかっこいいです。
素人の戦車バイブル?
本書はマンガ、しかもカラーなので、とっつきやすく、非常に読みやすい。 戦車が好き、あるいは興味を持ち始めた人には、是非読んで欲しい一冊。 または、人生に迷いはじめている人にも・・・(ボソ 戦車は、敵を倒す兵器であるが、所詮、動かすのは人である。 戦う時間よりは、我慢して、耐える時間、そして、整備を始めとした、日常的な生活の方に、ずっと多くの時間が、費やされている。 その一部の中に、戦車による戦闘が、組み込まれているに過ぎない。 しかし、本書で取上げらているオットー・カリウスの精神力と行動力には、胸を打たれる。 めげない、諦めない。そして、地道な努力と、細心の注意力、集中力。 「やれば出来るんだ!」と思わせる彼の行動力、寛容さは、一体、何処から来るのか? 本書を読む度に、その姿勢を見習わんとするが、やはり届きません。 戦車が伝説になったのではなく、人が伝説を作っていくものなのでしょう。
妄想あっての創作
描かれている題材は、第二次大戦時のドイツ陸軍戦車部隊の将校オットー・カリウスとタイガー戦車の日常(要は戦闘)です。 この漫画自体への賛否は色々とあると思います。ただこれを読んで「やっぱり!」と私が思ったことは、「圧倒的なディテールへのこだわり」が宮崎作品の源流であるという想いが具体的に示されているということです。 宮崎作品に出てくる、ストーリーを支えているメカや建造物、構造物は、大友克彦作品のメカに見られるような「理性的な創造物」とは異なり、宮崎氏の「こだわり」が優先されている気がしていましたが、その源泉がここに見られます。 描かれている優秀なドイツ人将校が、決して完璧ではないメカ「タイガー戦車」を操る様は、決してメカ優先ではなく、メカの足りないところを人間が埋めていく(例えば、戦闘の前に戦地周辺の地面の状況を自分の目で調べる、とか圧倒的に狭い室内での我慢とか)所に、宮崎さんの眼差しが向けられている気がします。 これは、文明が進んでいて、道具の進歩があっても結局は人間の意志や自分の力で困難を切り抜けていく宮崎作品の登場人物たちとして再現されているのだと思います。 もちろん戦車自体への愛着はあるのでしょうが、それらを単なる愛着にとどめずに、そこにあるエッセンスを映画と言うドラマに昇華させているのはさすがだと言う気がします。 非常にディティールを描いているので、絵自体もこまごまとして読みづらい点もありますが、そういうところも含めて、宮崎アニメの源泉を感じることの出来る一冊だと思います。
ヒーロとしてでは無く
 オットー・カリウスの「泥だらけの虎」の(あまり忠実ではない)漫画と戦車整備兵を主人公とするハンスの帰還(こちらはW号戦車)それぞれ36Pと24P。全体で88ページで残りのところに戦場となったエストニアの取材なども楽しい。  愛蔵版になること間違いなし。  
流石!!
素晴らしい本です。戦車、宮崎駿、鳥山明、豚のどれか一つでも惹かれる感性をお持ちなら購入をお勧めします。何度読んでも魅力を撒き散らす素晴らしい作品になってます。 絶対に値段以上の価値はありますよ!!


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宮崎駿監督の人間味が見れる
ジブリの作品を創った宮崎駿監督に興味を持ったので買いました。僕の持っていたイメージはとても温厚で優しい人だと思っていました。ネタバレしないために余り書きませんが僕みたいなイメージを持っている人は読んでとても面白いと思います。11年間に渡るインタビューが掲載されて内容とボリュームの両方に満足できました。
同じ穴を掘ることばかり
インタヴュアーの渋谷陽一なる人物があまりに低レベル。 何を言わせたいのか知らないが同じ意味の質問をしつこく繰り返す。 同じ穴を掘ることばかりで、宮崎さんの多彩な内面を浮き彫りにすることに失敗しています。 ただ、宮崎駿という人間の「人間臭さ」を垣間見ることができた気がして、 その点は読む意味があったと思います。
意外と二人は似ている・・・?
私はロッキンオンの渋松対談で育っているので渋谷陽一の語り口には慣れていますがアニメージュのナウシカで育った人にはちょっと違和感があるかもしれないですね。 そもそもインタビューとは野球のオールスターゲームのホームラン競争のように、打ちやすい球を投げて出来るだけ大きなホームランを打っていただく、というのは一般的な手法なんでしょうけど(ちょっと違うか?)渋谷さんの場合は胸元めがけて遠慮なく投げ込むという感じ。相手が黒澤明だろうがローリングストーンズだろうがまったく物怖じすることがないのがこの人のいいところだと思います。名声とか権威とかにまったくひれ伏さない、そんなところはさすがにロック雑誌をつくっているだけのことはある。そして宮崎駿という人もそんな渋谷さんの反社会的な(?)時として訳の分からない質問にも答えてくれるのは何か自分との共通点を感じているのかもしれないですね。私は「紅の豚」はよく分からなかったんですが公開直後のインタビューで渋谷さんは的確に作品の重要性を見抜き、その後の作品がまた違ったものになるはずだから大いに期待している、と宮崎駿氏にハッパをかけている。そしてその後「もののけ姫」が生まれ「千と千尋の神隠し」へと傑作は続いていくわけで、コントロールのない投手のようでいて時折素晴らしい球を投げ込むというような渋谷陽一はやっぱり私は好きです。嫌いな人は嫌いだと思いますが・・・でも貴重な本ですよ。
意外に少ない(本人)の対談集
宮崎さんの事を書いた本はゴマンとありますが、本人が語っている本って意外と少ないんですよね。そういう意味では、貴重な一冊だと思います。宮崎さんの考えの深さ、観察眼の鋭さにはただ感心するばかり。一見キツイ事ばかり言っている様に見えますが、実は(人類を否定しても仕方ない。なんとか肯定したいから映画を作ろうと思うんです)という気持ちから出る苦言だと分かると読者も色々と考えさせられると思います。
宮崎駿はこんな人なんだぁ
 私は宮崎監督の作品が大好きで作品は何度も繰り返し見ていますが、本人の生の声は以外にも全く聞いたことがないと気づいたのはつい最近のことです。映像だけを見て、宮崎駿を理解していた気になっていた私はなんとも浅はかだったことでしょう。  本書ではそんな宮崎監督の本音が色んなところで聞くことができて良かった。宮崎駿という人間が、あんなにも素晴らしい作品を作っているからといって特別な人間なのではなく、特別な人間ではないところを隠さないでいることが逆に多くの人を引きつけているのだということがよく分かる対談集でした。  渋沢陽一という人がどんな人だか、私は詳しくは知りませんが、とりあえず映画だけを見て満足していたような私などよりは、はるかに「宮崎駿」について知る努力をしています。でなかったら、このようなインタビューは成立しないでしょう。(宮崎監督の本書からうかがえる性格から考えても)  本書を読んで、宮崎駿という一人の人物に少しだけ近づけたような気がします。


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くちコミ情報
んー
私はこれをジブリ映画の中で紅の豚が一番好きなので買いました。 しかしちょっと期待はずれ。一度読むだけで飽きる感じがします。 面白いことは面白いですがこの内容にこの値段は少し高いかな・・・。
いちジブリファンの感想
紅の豚の原作となるカラー漫画は15ページ位。 登場人物の設定資料や飛行艇の細かい解説が30ページ位(ダボハゼまで!)。 その他、飛行艇戦史や作中の飛行艇の模型による再現等の内容となっています(ややマニアック)。 作中ではカットされたシーンもちらりと載っていたり。 小学生ならカラー漫画しか読まないだろうなぁと思いますが、 細かい設定にこだわる人や、飛行艇というものに憧れを持つ人には本当に面白い本かも。 「ジブリの中で一番好きなのが紅の豚」という理由で購入した私にとっては、 全てのページに目を通すほどではありませんが、たまにパラパラと めくりたくなるような本になっています。
ポルコ大好き!フォルゴーレ号大好き!
ポルコロッソが大好き。飛行艇って格好いい! そう思う人には、たまらない魅力の本だと思います。  (注)そんな人には、間違いなく、☆☆☆☆☆です。 凪ならどんな海にも離発着できて、空を飛ぶ飛行艇は、その風貌からも、ポルコと同様に親しみやすさを感じさせます。 そんな飛行艇に興味をはじめて持たせてくれたのも、そしてまた、アドレア海の蒼にはじめて関心を持たせてくれたのも、『紅の豚』でした。Ap i.23'05 この本には、作者の宮崎駿は一杯案内されますが、ジーナは全く出てきません。それが悔しいです・・・だから☆☆☆なのです。


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   宮崎駿が描き下ろしたオールカラーの絵物語。1982年「アニメージュ」にて『風の谷のナウシカ』の連載を開始したのとほぼ同時期に描かれた作品である。水彩の淡い色をいくつも重ねて着色した絵が美しい。

   作物の育たない貧しい国の王子シュナは、大地に豊饒をもたらすという「金色の種」を求め、西へと旅に出る。つらい旅の途中、人間を売り買いする町で商品として売られている姉妹と出会う。彼女らを助けた後、ひとりでたどり着いた「神人の土地」で、金色の種を見つけるが…。どんな状況にあっても、生きようとする人間のたくましさ。強い心だけが生みだすことのできる、やさしさ。そして、弱さと無力さ。宮崎は、短い物語のなかに、そんなものを、ただそのまま描き出してみせる。

   世界観の作りこみとそれを表現する絵の力は圧巻。特に「神人の土地」にあふれる虫、植物、巨人、月の造形には、一切の迷いが見らない。彼の頭のなかに広がる原風景を見せられているようで、生々しいほどの迫力に満ちている。死と生、喜びと恐怖の一体となったこの世界観は、以降の宮崎作品にも幾度となく登場する。

   チベットの民話に感銘を受けた宮崎が「地味な企画」ということでアニメ化を断念し「自分なりの映像化」を行ったものが、本作である。だがアニメという万人に向けた形をとっていれば、また違うものになっていたはずだ。淡々と、厳かに物語が進行する本書の独特の雰囲気は、絵物語という形態であればこその魅力といえるだろう。(門倉紫麻)


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読んでいて本当にため息が出ます
チベットの民話、「犬になった王子」(賈芝・孫剣冰編、君島久子訳、岩波書店)が原案。宮崎ワールドの原点。 漫画みたいな絵本で吹き出しが無い。 ナウシカの原作と同時期に書かれ、ナウシカのアニメ化より前に発売されている。タッチがラステルを思い出させる。 宮崎作品に必ず出て来る「小さな女の子」も描写されてるが、彼の描く「強い男の子(アシタカ,アスベル)」がカッコイイんだな。
極上の絵本のような
 絵本というか、漫画というか。  一応ジャンル的には漫画なんですが、普通のジャンプとかサンデーのような漫画的なお約束やコマ割ではないから、漫画とストレートにいうとちょっとイメージが違うかも知れません。「風の谷のナウシカ」とかの漫画版を知っておられたら、あんな感じです。イメージでいうと、アニメ文庫とかが一番近いのかな。  さて。御本人さんがあとがきで書かれているように、この「シュナの旅」は民話を下敷きにして描いているんですが、、、どこをどうとっても宮崎テイスト。小さな痩せた土地の王子が、他の国からやってきた旅人の言葉に希望を抱き、村を豊かにする黄金の穀物の種を求めて旅に出、少女を助け、助けられ、、、という話で、そのままアニメ映画化してもなんの問題もないようなお話です。才能というか、強い個性のある芸術家というのは何を題材にどうやってみても、結局はその人のテイストというか印がその作品には強く押されるのですねぇと改めて思った作品でした。他のレビューであがっているように内容は文句なしです。  「崖の上のポニョ」効果か増版がかかっていくつかの本屋さんでは平積みでした。
人は自分のためだけに生きるのではなく、自分以外の何かのために命を燃やさなければならないと気付かせてくれる本
宮崎作品のさまざまな要素を含み水彩で描かれたオールカラーの物語であって、これが文庫サイズとは言えど470円で買えるのは超お買い得にして、ファンにとっては家宝となる。レビューの多さにつられて購入しましたが、やはり感動しました。家族みんなで読みました。 自国民のためにに旅立つこと、テアと妹を救出開放すること等、シュナが自己犠牲を払いながら旅を続けていきますが、こうした自己の利益を追求しない無私の主人公を読者は、何とか目的が達成するようにと、応援せざるを得ません。また、シュナが助けを必要としている時は、今度はテアが命を削ってシュナを守ります。シュナが自分の国に帰ろうとするときも村人もシュナとの別れを惜しみます。つまり、他者の幸福を求めようとするシュナには、皆がその行いを応援し、自然にシュナの幸福と成功を期待するのだなと気付かされました。人は一人では生きられないよ、人はなぜ、何のためにいきるのか、それは誰かの役に立つために生きているんだよ、それが人の世だよ、といつも自分の子どもには言い聞かせているのですが、大人の私にはこうした物語がそれを再確認させてくれます。子どもにも、大人にも、万人に心からお薦めします。
とにかく良かった
けっして難しいことではないんです。まっすぐなんです。 私のたからものです。皆に読んでもらいたいです。
宮崎駿作品の原点。初期作品の世界観が凝縮された名作。
たまたま書店にあった本書を手に取ってからウン十年、ずうっとお気に入りの本です。コミックというより、絵本に近いのかもしれません。「ゲド戦記」で使われたのは、キャラクターでお話はコミック版ナウシカに近いと思います。初期の宮崎作品にある冒険と優しさにあふれています。「もののけ姫」以降の作品は商業主義に走りすぎていて、今ひとつ好きになれませんが、この本はずっと宝物のように、ときどき開いては読み返したい傑作です。


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愛すべきイヤな親父です
宮崎駿さんによる冒頭のイラストがとても素晴らしい。 この人は映画作家である前に、ひとりの完成された絵師なのだ。そして吐く言葉は辛辣なのに、自分でも持て余すほど、心の中には愛をため込んでいる。 時に極論になりかける氏の言葉を、養老先生が温かく聞き、時に鋭い批評を加え、ふたりの会話が膨らんでいく様が読んでて大変心地よかった。 これから親御さんになられる方、また小さい子供をお持ちの方には、下手な教育書よりも参考になると思います。
自然に眼を向けられる教育が必要なのだろうと感じた
 養老孟司さんと宮崎駿さんの全3回の対談を書籍にしたものです。宮崎さんが描いた装丁、アニメ「養老さんと話して、ぼくが思ったこと」は宮崎監督が本書のために描いている。対談も面白いですが、こちらを見るだけでも価値ありです。  TVなどで拝見すると、お二人とも少年のような目を持ち若々しい印象を受けますがその秘密が垣間見れます。本書では、養老さんは(虫)について、宮崎さんは(アニメ)について語っていくのですが、根っから大好きだというのが伝わってくる。  対談の中身も考えさせられる点が多くあります。現在は、人間へ興味が集中しすぎているという話しがあります。人への興味がいきすぎるあまり事件、いじめなどに発展している可能性があるといいます。お二人のように、興味が人だけでなく、自然に眼を向けられる教育が必要なのだろうと感じた。
自分たちに欠けている眼
本当に面白いし、自分たちが持っていない視点を気付かされる本です。 宮崎駿さんは「未来少年コナン」や「ルパン三世カリオストロの城」以来全ての作品が好きで見てきていますが、本人の発言を読んだのは初めてでした。 両氏の発言で感じるのは、今の教育や子どもの環境に対して「ちょっと変だぞ」と言った感じ。 養老さんの唯脳論以来の主張である脳化、都市化ということが、自然が持つような圧倒的なディティールを無視するようにしてきたという話も、宮崎さんとの対談の中で読んでみると新鮮でした。 宮崎さんの「トトロを100回も子どもが見ています」という親御さんへの反応として、「トトロは1年に一回観て、後は子どもと、山へどんぐりを捜しに行って欲しい」というのも、養老さんと通じ合う教育観を持っているのは興味深かったです。その根底で通じ合っている感じが、対談を面白いものとして感じさせるのでしょうね。 私にとっては、宮崎さんの持っている綺麗ごとだけではなく泥だらけになりながら物事を生み出していく、人間味に溢れた人柄に接することが出来たことと、巻等に載っている宮崎さんの考える子どものための保育園や街のイラストが非常に興味が惹かれ面白かったです。この保育園はぜひとも現実になって欲しい! 今となってはご高齢になっているお二人ですが、虫眼、アニ眼を通して世の中への提言を続けていって欲しいと思いました。 是非一読されることをお奨めします!
対談よりも巻頭のイラストがいい
文庫化に際して宮崎駿のあとがきが加わっています。 ジブリ美術館の原型が見えたりする、宮崎氏による巻頭のイラスト集がいちばん興味深い。 というのはちょっとひねくれた見方かも知れないが、対談も面白い。


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宮崎さんって優しい人なんですね
腕はいいけどお年寄りになって大量の仕事はできなくなったアニメーターのためのスタジオを作ったり、宮崎さんの優しさが分かりました。 その優しさが作品に反映しているのですね。
僕はこの本で養老孟司と出逢った。
今や「バカの壁」で有名な養老孟司が責任編集した宮崎駿の特集ムック(ムックとは雑誌と本の中間的な出版物)です。 p このムックの作家論と作品論の密度と濃度はハンパじゃなく面白く深いです。千尋の前に出版されているので作品論はもののけ姫までですが・・・。その他に宮さんが参加した全作品のデータベースもかなり充実しています。これももののけ姫までですが・・・。 p それと個人的にオススメなのが宮崎作品のアニメーション技術学!これを読めば宮崎作品と他の日本アニメーション作品との違いが詳細にかなり奥深く理解できます。単に作画枚数が多い少ない、リミテッドアニメ・フルアニメーションの違いだけでない宮崎駿の職人的天才性が読み取れます。宮崎作品をオタクの通の視点で楽しむには必見です!


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宮崎 駿  
¥ 2,780(税込)
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ジャンル内ランキング:112位  
カスタマーレビュー数:118

くちコミ情報
映画版は氷山の一角、それ以上の
ナウシカの原作が漫画(しかも作者が同じ)とは知りませんでした。評価が高かったので買いました。 最初の数ページは映画の冒頭そのままでしたがそこを除いては全く異なりました。1〜2巻の途中ぐらいは映画版のエピソードを含みはしますが、映画と比べてナウシカの人物像も族長の娘っていう威厳が出てたりしてます。 驚くべきはこのストーリー。ハウルとかでいくら批判を受けようが、この物語を考えた作者は本当に天才だと思う。漫画の中で一つの世界が、歴史や宗教・神話なども含めて完成してるんです。映画版でもその風格はありましたが、映画だけですら国民的な人気を誇っているのに、そのレベルですらこちらだと氷山の一角にしか過ぎませんでした。 具体的にいうと、映画ではナウシカ自身のストーリーが展開されますが、こっちは過去に何があったのかという部分に迫ります。それは哲学に科学をくっつけて、歴史と神話で装飾した世界の深部へたどる壮大な物語です(一貫して一つの世界をたどるこの迫力・構成は大作映画より上)。 例えば、「その巨大な建造物が火の七日間のさらに昔、星へのたびに使われていたとはもやは誰も知らなかった」っていうナレーションとか、保存されていた楽譜を見て「七音階時代の音楽だ―(過去の音楽家が)伝説ではなく天才達は実在したんだ!」 たった一行のセリフにこの物語の世界観や歴史の面影を残しつつ、なんて幻想的で知的な雰囲気なんだろうと惚れるセリフが多い(ストーリー自体もこのセリフの雰囲」気と同じで壮大さを加えた感じ)。 腐海の深部、過去の偉大な文明、滅亡の理由、巨神兵、青き衣の伝説、神話・哲学・科学・宗教を一つにまとめて、全く関係ないと思ってた(ただのストーリーにしか過ぎないと思ってたものが)さらに大きな一つの結末へつながっていてそれが一気にわかった ラストの展開。 主人公が英雄ではなく、ナウシカ以前にも平和を願った若者の話。 「300年の間に11の支族の内その三つの血統が途絶えてしまいました」 「―――空間をねじ曲げるってのはこれか!!」 惚れる。
アニメ映画の続きの話
傑作と言われているスタジオジブリのアニメ映画の続きが描かれている作品です。この漫画版では、アニメで描かれた部分は2巻の途中までです。巨神兵の描かれ方がアニメ版とはまったく違っています。 アニメ映画と比べて、難解な部分が多いですが、それだけ複雑で深い世界観が描かれていて大人向けの読み応えある内容になっています。アニメの続きが知りたいと思うのであれば読んでみて損はしないと思います。もちろんアニメを見たことのない人でも楽しめます。
他に類を見ない物語
中学生の頃読み、私の考え方・性格を変えた物語でした。 この書籍で描かれたストーリーが読書へ与える影響は計り知れません。 他レビュー者が、人生のバイブルだと書いてましたが私もそう思います。
不朽の名作っす
 戦後日本カルチャーの生んだ不朽の名作っす。地球環境と差別を軸にした近代科学文明批判ってやつなんでしょうとか、いんちき批評家めいたことを書いてもしょうがない。宮崎さん自身はこういう言われ方嫌っているようですが、やっぱりユパ、クシャナ、クロトワ、城爺、トルメキア王等々、すばらしくキャラ立ちしていてそれが非常にいい。辺境の小国が軍事同盟を楯にされ大国トルメキアに従軍しなければならなくなる。戦争の動機は神聖皇帝の持つ古の技術への恐れ。オウムの幼生を古の技術で人工発生させてそれを利用し戦争を優位に展開していく。複線としてトルメキア王家の権力闘争やら、ペジテやら、王家に生まれた能力のない王子の悲劇?とか、重要なサイドストーリーが挿入されている。最後、ナウシカは墓所のプログラムされた救済を拒否し、人間が実存をかけて選択することの重要性を選び直す。Viva!P o-Choice!って感じであんましメッセージ的にはガツンとこない。きれいな作画と中央アジアからペルシャあたりにかけての意匠から得られたのだろうデザイン良し。ちなみに私は風の谷のモデルになったという中央アジア某所を旅した経験があり。現地を歩いてみて、この辺には本当にメーヴェ飛んでんじゃねえ?的なデジャブを感じました。ただし初作が最高傑作という典型かも。
なんと文藝春秋の必読書二百冊の一つに選定された
早いもので、43歳になった。ナウシカの映画化は大学生の頃だったので懐かしい。マンガとは無縁の生活なのだが、先頃発売された文藝春秋の「必読書二百冊」に、なんとこのナウシカ全7巻が選ばれたのだ。 アリストテレスやキリスト教の歴史書やヒトラーの「我が闘争」、カフカの「審判」などありとあらゆるジャンルの書物と共に。堂々ランクインしているのに驚き、初めて手に取った。 たしかに映画とは全く違うメッセージだと思う。大人の観賞に耐える、すばらしい作品だと思う。
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