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[ 原 丈人 ]

         


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   原 丈人 の売れ筋最新ランキング   [2009年01月08日]
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原 丈人  
¥ 1,470(税込)
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素直に嬉しい話
「公益資本主義」ネット上で何かを検索している時にこの言葉に引っ掛かり 私は彼=原丈人に辿り着いた。 「会社は株主のもの」ではなく「会社は社会の公器」という考え方が 私が大好きな今は亡き日本におけるコンサルの草分け 浅野喜起氏のものの考え方に共通しており私は著者に興味を持った。 最初に断っておくとこの本は書くために本になったものでは無く、 著者の周りに居る人たちが纏めた物であるという事である。 彼自身はベンチャーキャピタリストであると同時に理想を追い求める人であるが 夢想家ではない。アントレプレナーである。 多くのプロジェクトに関わる彼には本を執筆する暇はないだろう。 それでも共感を誘う彼の言動を周囲が放っておけずに形を欲しがったのだと思う。 「米国に理想のガバナンスは無い」という彼の意見には全く同感で 正しく今年、行き過ぎた資本主義は崩壊しました。 世の中には「新しい資本主義のルール」が必要とされているが まだそれに気付いていない人が余りにも多い。 「アメリカンドリーム」は総ての人々を幸福には出来ず 世界には新しい価値観が必要とされている。 米国のシリコンバレーを拠点に活躍を始めた原丈人が 日本こそが次代のポストコンピューターの時代を担う可能性があると言う。 彼の言う「PUC」については理解し辛いが、 テクノロジーの進歩こそが世界を救うと言う事は理解できる。 「会社は社会の公器」という最も日本人に馴染みやすいものの考え方が 世の中を持続的に幸福へと導くことが出来、 それを実践している人が同じ日本人である事が頼もしく嬉しい。
これぞ経営者のカガミ
自らはベンチャーキャピタリストとして米国で大成功を遂げながらも、米国流企業ガバナンスの失敗と米国経済の弱体化をバブル崩壊前から実に的確に指摘しています。今回の金融恐慌の状況を見ると、まさに筆者の言う通りだった訳で、凄い経営センスです。 その一方で日本の大企業には、今に至っても米国流を信奉し、自らは大量のストックオプションを受け取りつつ「これが株主に対する経営者の使命」と称して自慢げに大規模リストラを宣言しているピテカントロプス並の経営者がまだ生息しているようです。原さんの爪の垢を煎じて飲ませてあげたいくらいです。
素晴らしい
数年間に渡る、氏の講演・レポートの内容がまとまっています。 講演・レポート各々の迫力までは伝わってきませんが、 (本として一冊にまとめるための編集により) それらが一冊にまとまっている利点がそれを遥かに上回りお薦めです。
この先、世界が進むべき道
ベンチャーキャピタリストとして世界中のベンチャー企業の育成に携わっている著者が、世界の主流となっている現在の資本主義のあり方と、今後日本が(あるいは世界が)向かって行く道を提言しています。 著者は、株主価値を高め、短期的に株価を上げることのみに固執している現在の企業経営が、いかに愚かなものか批判しており、企業は国や地域社会に長期的に貢献できる存在でなかればいけないと主張します。 ここ20年で現在の資本主義は崩壊すると著者は予言していますが、奇しくもサブプライムローンを発端とする金融不安でアメリカ主導の資本主義のあり方は崩壊しました。今後数年かけて、世界で今後の資本主義のあり方を模索していくことになると思いますが、筆者の主張する本当に社会に貢献できる企業こそが活躍できる市場が生まれればと思いました。
何が言いたいのかわからない
冒頭から森本卓郎や北畑事務次官が言いそうな世相批判が延々続くので読む気をなくしてしまう。よって何が言いたいのかわからなかった。



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本物を見る
このお正月読んだ一番良かった本。テレビや新聞ではわからない世の中の本当がここでは語られていて目からうろこだ。今の日本に一番必要な話がここにある感じがした。JIフォーラムというところにも是非行ってみたい。天下国家を語る前に一つ一つのディテールをきちんと見つめなおすことが問われている。小説家の歴史観ではなく、事実に基づいた人間史こそ、今必要かと思った。お徳感のある3冊だった。
自分の立ち位置の再認識
国益とはなんぞや、国家とはなんぞや、外交はどうあるべきかなど、大所高所の議論が展開されており、大学時代に国際関係論などの授業で学んだことを思い出させられた。平和国家日本に住む一国民として、自分の立ち位置を再認識させられる良書である。
子供にもいつか読ませたい本です!!
書店で積み上げられているのを目にし、1巻から3巻までを購入したのですが、久々に一気に読み通してしまった本です☆ 政策作りをされている非営利シンクタンク「構想日本」が毎月開いているフォーラムをまとめた本なのですが、第1巻は「国家とは何か」、「国益とは何か」といった内容がまとめられています。登場されるゲストが皆素晴らしく、ニュースに出てくる評論家やワイドショーのコメンテーターなんかよりずっと本質を突いているような気がします。 私は少し前まで小さな息子を連れて海外赴任していたのですが、いつか息子がこの本を読んで日本という国を意識してくれたら嬉しいですね!!


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親鸞の〈信〉を知り得る名著
現代に「悪人正機説」がなぜ流行るのだろう、 という問いと、そもそも「悪人正機」とは何か、 という問いを持って、本書に向かいました。 親鸞が生き、活動した時代の貧困と混沌の在り様、 悪行を選ぶか死を選ぶか、という程 ひっ迫した状況にあった多くの民が、 愚僧と自称する親鸞の信心に出会うことによって救われた事実が 本書にはつぶさに記されていて、 私は得心が出来、感銘を覚えました。 著者が試行した、親鸞における〈信〉の解体は、 ある意味では大いに成功を収められた、と言えるでしょう。 しかし、結論として、親鸞を、信心よりも思想の人とみなされたところには、多少の違和感を覚えました。 最後まで〈信〉に迫る親鸞の気迫を、感じたかった、というのは、 私の我儘でしょうか?
とても原理的な考察
 法然と親鸞の違いは、たぶん<知>(「御計」)を  どう処理するかの一点にかかっていた。  法然には盛遂できなかったが、親鸞には成遂できた思想が  <知>の放棄の仕方において、たしかにあったのである。 悪人こそが救われるべき存在であるという「悪人正機」。 「ただ念仏をとなえるだけでいい」。 吉本は、親鸞とその師である法然との 微妙な違い(知の放棄の仕方)を考察することを通して、 「何かしなければいけない」と思ってしまう 人間の普遍的な心性を浮き彫りにさせる。 善悪や正義の根拠になっている「地盤」自体に目を向けさせる 親鸞の思想は700年以上前のものでも古びていない。
非思想家・非生活者を生きる
前半はわかりやすかったが、後半は難しかった。 きっと、吉本さんは「非僧・非俗」に生きる親鸞に仮託して、自分の思想家としてのあるべき姿を述べていると感じた。 それはきっと「非思想家・非生活者」ではないだろうか、と推測しているのだが、どうだろう。 大学教授といった思想家風にもならず、阪神タイガースを愛しながらも俗に落ちずに猫を愛する吉本さんの生活は、まさにそんな感じかと思ったのだが。
吉本隆明の思想のエッセンス
本書は、著者の考え方の根底が割合とストレートに出ている作品だったと記憶している。真理とは逆説的な形で常識的なことを語ることでしかないこと、これが本書のバックボーンにあるように記憶している。意外というか、やっぱりというか、小林秀雄や、かつて著者がやや批判的に述べていた今西錦司などにも、どこか似ている。「日本の思想」とは案外こういう辺りなのか。キリスト教の伝統の中で育まれてきた西欧思想と、同じ次元では考えられないものがある。西欧の哲学が、「水平線」の上の部分を論理で積み上げることに主眼があったとして、日本の思想は、「水平線」の下の部分に主眼があったのか。生きていくことへの自身の問いがそれであって、人に知らしめたり説得することに主眼は無い。分かって貰えないなら仕方が無いし、本人が会得できたかどうか、そこが問題で、人が評価することでもない。そんなことが、本書のバックボーンだし、日本の思想の姿とも思えた。
親鸞は「思想」したか?
吉本氏は書く。 「思想がたまたま仏教の形をとらざるを得ない時代だったから仏教的であったに過ぎない」しかし、これを逆説的に説くとこうなる。「親鸞は果たして仏教徒である前に思想家であったのか?」 p この本の初版は昭和51年だがこの時点で後にオウム事件で麻原を擁護する根拠となった視点がこの時点でいくつかすでに見受けられるのに驚く。 p 特に吉本の親鸞論における最大の問題は親鸞における「機の信心」と「自然法爾」つまり信じるには自分が悪人である自覚は要らない。ということと全ての知恵を捨て、信でさえも捨てただこのままでよい。と言い切った点である。 p だが、だが吉本のいう自然とは全ての知恵を捨てていない。単なる自己満足と根拠の無い自己肯定の世界の中に自分を置いているだけである。


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国民の生活に身近な話題の政策論
第1巻は国益や外交のあり方など大所高所的の抽象的な話が中心だったのに対し、第2巻は、まちづくり、CSR、危機管理など我々のより身近にある話が中心となっており、人によってはこちらの方が取っつきやすいかもしれない。
ワクワクしました!
非営利で政策作りをしているシンクタンク「構想日本」が開催しているフォーラムをまとめた本。「現代の世直し」というタイトルがついていますが、本に登場する様々なゲストは皆「おかしい」と思ったことに対してどんどん挑戦している人達ばかりで、読んでいてとってもワクワクしました。特に、臨済宗の管長という職を辞してまで医学生となられた対本宗訓氏の「生老病死」のお話は感動させられました。 やはりノンフィクションの感動は素晴らしい!と感じさせてくれる本です。


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前半は切れ味の良いナイフ、後半は…
前半の理論的な会社の構造の解説や20世紀後半までの産業資本主義とそれ以降のポスト産業資本主義に関する考察は非常に分かりやすく、刺激的でした。ごちゃごちゃしたものを鋭い切れ味のナイフによって切っているような感覚で、気持ちがよかったです。経済学は全く勉強したことがなかったので、非常に新鮮でした。 ただ、CSRや会社の存在意義の話、後半の対談はいまいち何を言いたかったのかが分かりませんでした。(私の理解力の問題の可能性、大です。)特に、前半部最後に「会社はだれのものか」という問いに対する「基本的な答え」は「会社は社会のもの」だという答えがなぜ出てきたのかが、よく分かりませんでした。
会社は株主(だけ)のものではない
「会社はだれのものか」 この問いは、ライブドアのニッポン放送買収騒動を発端として、下々のサラリーマンも考えるようになったテーマではないかと思います。 著者は、八百屋の親父と百貨店の株主がお店のリンゴを勝手にかじるメタファーを使って、単なる「企業」と法人としての企業である「会社」の違いを明示し、株主主権論(=会社は株主のものである)を全面否定します。株主が会社のなにを所有しているのか?という論点では非常にわかりやすい解説となっています。 しかし「会社は株主のものではない」とは言えないわけで、本書の第一部の結語として登場する「会社は社会のものである」とだけ言い切ってしまうことには違和感を感じます(それも正しいのですが)。 結局のところ、「会社は○○のもの」という一義的な答えしか導けないような「会社は誰のものか」という設問自体がナンセンスと感じます(会社のもつ機能によって答えは変わりうると思いますので、端的に聞かれたら「みんなのもの」としか答えざるを得ないような気がします)。 岩井センセイの考え方には非常に共感しますし、あえて専門的な(学術的な)内容にしなかった著者の意図も理解できますが、後半の対談集が第一部の繰り返しもしくはタイトルの問いに直接関係なかったりして、大上段に構えたタイトルの割には読み応えのある骨のある内容にまではなっていないので、星3つとさせて下さい。
壮大な論理展開
「会社」は、資本主義の中核をなすものであり、当然ながら利益追求を原則としている。 アダムスミスの言う見えざる手が自動的に働くのが、資本主義である。 しかし一方、会社の経営者は、会社を私物化することはできない。 強い倫理性が求められている。 ここに資本主義の内包する矛盾がある。 ポスト産業資本主義の時代においては、会社がその倫理性=CSR(社会的責任)を強く求められていくことになる。 というこの著者独特な壮大な論理展開である。
この本で岩井先生の凄さを誤解しないよう
 岩井先生の本としては、経済学の教科書を除けば「ヴェニスの商人の資本論」と「貨幣論」が代表作であろうか。特に「貨幣論」は凄かった。この本は、それに比べると内容、形式ともに、あまりに足らない。  一部のレビューアの方が指摘しているとおり、「株主主権論は、法理論上の誤り」と片付けるのは、あまりに浅はかではないかと考える。会社(営利社団法人)が社会全体のものであることは、誰もが認めるところであり、だからこそ会社には法人税が課されている。会社法(旧商法)などの関係法令も会社が社会全体に迷惑を掛けてはいけない、という考えのもとに会社の活動を規制する。会社は、効率的にお金を稼ぐ仕組みであり、そのために法技術上「人」としての権利が限定的に認められているに過ぎない。従って、必ずしもCSR等の社会的活動を強制されるべきものではない。社会的活動は、法人税を徴収した政府や、可能な限り多くの配当を受け取った個人(もちろんその個人が出資した営利目的以外の法人でも構わない)が行えばよい、という考え方も成り立つはずである。恐らくライブドアの堀江氏などはそのような考えであろう。このような考え方に対する明確な反論は、本書には見当たらなかった。  本書の形式面について言えば、対談形式の部分が約半分を占める。その内容は、ブログでも十分なものである。敢えて岩井克人名で書物として出版すべきものでもないだろう。私は岩井先生の大ファンであるが故に、皆様には本書についてはなるべく読まないようお願いしたい。
そうなんだ
会社は株主のものと思っていました。でもそうじゃないんですね。難しい話だけれど、この本を読んでよくわかりました。はやり村上さんはちょっとやりすぎです。


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この本は目からうろこでした!!
書店で目にとまり何気なく手にとってみたのですが、 読み始めると面白いお話ばかりで、一気に最後まで読んで しまいました。 構想日本はもともと政策を作るシンクタンクということですが、 評論家のいうような胡散臭い言葉や、巷に溢れている「改革、改革」 というような安っぽい言葉を使わず、本書は「温故知新」をテーマに、我々の生活の根底にある、何か忘れかけていたような壮大な世界を見せてくれます。今度は、是非実際のJ.I.フォーラムの会場に出かけたいですね〜☆


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博士論文をベースに
著者の大学院の博士論文をもとに記された書。よって、ベンチャーキャピタルの研究を目的とする場合、参考になる点がとても多い。著者も信頼できる。ベンチャーキャピタルについて知識を持っており、より深めたい方にお薦めの一冊。一方、経営者や実務家がベンチャーキャピタルを活用する際の手引書としては内容が難しく、また、若手キャピタリストのテキストとしてもやや重いかもしれない。
VC研究に裏打ちされた実務書
長く企業のR&Dに関わっておりましたが、最近VC活動に関わりだし、ちょうどファイナンスの勉強を始めたところにこの書に巡り合いました。いろいろと関連の本を読んできましたが、私の求めていたぴったりの本にはじめて巡り合うことができました。 著者は、自らのVCの投資活動では驚異的な高い投資パフォーマンスの実績を挙げている一方、大学院でVCの研究、その成果をまとめて博士号を取得された由。この本は、その学位論文を一般向けの書としただけあって、VC経験を積んだ人にとっては、より高い結果を生むための背景を理解することより、独自のより合理的な投資姿勢を探索するにふさわしい最高の指南書と信じます。 わが国では、著者のようなVCについての研究に裏打ちされたベンチャーキャピタリストの多くの出現を期待します。VC活動は、経済社会の活性化にとって非常に重要な活動であるが故に。
現場の“汗”と“知恵”の結晶・・・ベンチャー経営者もぜひ読むべし!
著者は日本を代表する独立系ベンチャーキャピタリスト。 96年に独立して11年、彼が運用するファンドのIRRは年平均110%を超えるという。 しかし、その高いパフォーマンスはあくまで結果としての数字であり、彼の特筆すべきは、 ・自らが出資者を開拓してリスクマネーを調達してファンドを組成し、 ・投資先となるベンチャー企業経営者を自らの投資判断で見極めて投資を実行し、 ・ベンチャー企業の様々な経営課題の解決に経営者とともに現場で取り組むことによって 目標の実現を目指すことにある。 この3つのプロセスを彼自身が現場で実践してきたからこそ、 ファンドへの出資者、ベンチャー企業経営者、そしてベンチャーキャピタリストの WinWinの関係を築き上げることができたのである。 まさに、自らの判断と責任で行動するプロフェッショナルなベンチャーキャピタリストであり、 組織に帰属するサラリーマンとしてのキャピタリストやコンサルタントとは根本的に違う。 本書は、彼がベンチャービジネスと関わる日々の現場で積み上げてきた実践をベースに、 早稲田大学の大学院の博士課程で研鑽を深めてまとめ上げた博士論文がもとになっている。 この論文は日本ベンチャー学会の清成忠男賞の第1回受章という輝かしき栄誉も受けたが、 本書は決して難解な学術書ではなく、また実務と遊離した机上の理論書でもない。 彼自身がベンチャービジネスの現場で流してきた“汗”と“知恵”の結晶である。 さらに、彼が実践してきたことに基づくことだけでなく、 日本を代表するキャピタリスト5名の取り組みが「ケーススタディ」として紹介されている。 キャピタリストはともすれば結果としての投資パフォーマンスに注目されがちだが、 それを実現する過程の葛藤やそれをどう乗り越えてきたかをしっかり学びたい。 本書はサクセスストーリーやノウハウ本の類ではなく、 読者自らが考えることを求められる骨太の実務書である。 しっかり読み込んで自分のものにすれば確実に実践できるであろう。 プロフェッショナルを目指すベンチャーキャピタリストやコンサルタントにとって必読だが、 高い志を持って夢の実現を目指すベンチャー企業経営者にもぜひ読んでいただきたい本である。
日本代表の本格テキスト
著者の長谷川さんは、日本を代表する国際級キャピタリストであり、最先端の実務をベースに書かれた本書は、まさに本格派を目指す人々への最高のバイブルとなる。他の超一流キャピタリストからの聞き取りによるケースが含まれているのも長谷川さんならではである。ベンチャーに関わろうとする正統派には必読書だろう。



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吉本隆明の本を一度も読んだことがない自分にとって、糸井重里との共著ならとっつきやすいだろう、と考えたのがきっかけ。 吉本隆明。 思想界の巨人。 でも私は彼のことをほとんど知らない。 哲学的な語り口とイデオギーと言うイメージが重なって、あえて近づかなかったという方が正しいかもしれない。 知っていることと言えば、吉本ばななの父親。 しかし、糸井重里は吉本隆明のことを尊敬しているらしいと知ってから興味が湧いた。 もしかして自分にも理解出来るのだろうか。 そして、親鸞にも少々興味があった。 そこで手に取ったのがこの本。 しかし、書名に反して親鸞は全く関係がなかった。 あるテーマに従って、吉本隆明が語ると言う形態の本。 各テーマの最初には糸井重里の「手引き」のような文章がある。 吉本初心者にとって、おそらくこの本は「正解」だったのだろう。 なぜなら、おそらく出来るだけ平易に答えているであろう吉本隆明の言葉の内容が、文章の平易さほどには読む者には平易には伝わらないからだ。 これが糸井の手引きがない内容であれば、と考えると二の足を踏んでしまう。 やはりむつかしいぞ、吉本隆明。 もう少し修行が必要かもしれない。
ビートたけし・泉谷しげる・吉本隆明
 ビートたけし・泉谷しげる・吉本隆明。この3人は東京下町育ちで、塗装業、大工、船大工という職人を父に持ち、そろって下町言葉を捨てず、並外れた業績をなしても庶民感覚を失っていない人たち。本書も糸井重里のインタヴューに答える形で、知の巨人だというのに生活レベルで喩えを持ち出すので、思想というより人生訓という感じがして好感を持てる。  吉本の著書は若いころはがんばって読んだものだ。著述には文章執筆の気負いと精確さをねらうのと思索の現場というものが詰め込んであってかなり難解なところがあったものだ。  この本によって吉本とひさしぶりに再会してみれば、それら著書の現在的な結論が簡潔的に述べてあって、彼のこれまでの営為が分かりやすく俯瞰できた。その中には感覚的な表現も混入してあって、それは懐かしいかつての著書へリンクすることがまかせられていて、それなりに読み応えがあった。  すごいな、と思ったのは、高齢になっても若いころの自分の著述してきたことをしっかり覚えていて責任を持っていることだ。  オウムや黒田寛一など危ない名も出てくるが、こういうことには感覚的な嫌悪感など持ち出さず謙虚に、真摯に取り上げている。その逆にタイトル「悪人正機」の由来に繋がることだが、正義を他人にまで押しつけ社会全体が一色に染まらないと気分が悪いという人たちへの嫌悪感も健在で心強い。将来「単一民族」意識のある日本が戦争などヘンな方向に向かうとき、このような人物が再来することを願ってやまないと思ったものである。  彼を中学校へ招いて放課後の学習会をお願いするなら、彼がどんなにかみ砕いて話をしたとしても理解できないかもしれないが、彼に接した子どもたちには人生上の事件になり、進路を左右することは間違いない。ちなみに教科は、数学、理科、社会、国語かな。私立なら宗教も。
吉本隆明入門
 吉本さんが哲学的課題について答えてくれています。その中で、吉本さんは「教育」を心配しています。特に中学と大学。他の本でも書かれていますが、吉本流教育改革(大学編)を2つ提言しています。1つ目は、教授が強制的に他の大学で教えること。2つ目は、学生が他の大学へ行って自由に単位が取れること。これによって、大学に対する必要以上の憧れが薄れ、少しずつ世の中の価値観に変化が起きるのではと述べられています。やはり教育は大学から変わっていくのが自然かもしれません。  最初は理解しづらくても、徐々に体全体に響く浸透力のある本です。吉本さんに関心を持った方にまず読んでほしい一冊です。
相変わらずお元気な吉本氏の放埓な箴言
我が青春のカリスマ吉本氏と糸井氏の対談集。対談集と言っても、糸井氏の質問に吉本氏が自由奔放に答えるという形式で対談は進む。題名から分かる通り、親鸞の他力本願の悟りをザックバランに語ったような一見逆説めいた放埓な言辞で今の日本の姿を裸にする。 「泥棒して食ったっていいんだぜ」。「死は自分には属さない」。「所詮、世の中は自分一人、孤独との闘いさ」。「働くのがイイなんてウソ。24時間遊んでいる子供の姿が理想」。「人は人を助けられない。だから、ボランティアなんてまやかし」。「仕事に大切なのは上司ではなく"建物"だ」。「素質が問題になるのは、その道で10年頑張った後の話」。「正義の基準なんてどこにある」。意表を突いた言葉の数々のようだが、各々含蓄がある。ただし、オウムに関する考察と、国防(憲法九条)に関する議論には首骨できないものがあった。 糸井氏の巧みなリードのおかげか、好々爺振りを発揮して、思いのたけをザックバランに語る吉本氏もまた楽しい。目からウロコの処世訓として読んでも味があるし、単純に面白いエッセイとして読んでも脳が活性化される痛快対談集。
自分の頭で考えてきた人の話しは面白い。
糸井氏の質問をお題にして、吉本氏が考えを述べている本で、ひとつのお題(例えば「生きる」とは?とか、かなり概念的なお題)が7−10Pくらいにまとまっている。 長さもちょうど良くて、次へ次へとスムーズに読み進められる。 いろいろ自分の頭で考えて生きてきたおじいさんの話しを飲み屋とかで聞いてるような感じの本で、面白かった。読書ばっかりしてて、自分の頭であまり物事を考えてきていない自分を反省してしまった。 何事も10年やれば一人前という話しがよく出てくるので、こつこつ継続して考えたらいいんだろう。 糸井氏は、各お題の一番最初に1Pだけ出てくる。聞き役に徹している。 二人が作者になってはいますが、対談ものではないので、そこは気をつけてください。
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