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[ リチャード P. ファインマン ]

         


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   リチャード P. ファインマン の売れ筋最新ランキング   [2009年01月08日]
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ファインマン  
¥ 4,515(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:47796位  
カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
ファインマン量子力学
ファインマンの教科書はどれも個性的でなかなかとりつきにくい面もあります。しかし一度きちんと基礎的な教科書でその学問を勉強してから読むとああ、なるほど、と思うところがかなりあります。量子力学ではこのような名著を読むことも大事ですが基礎もおろそかにはできないのです。
面白い!
非常に面白い本です。 量子力学の計算法を覚えて、とりあえず計算できるようにはなったけど、何か釈然としない・・などと言う漠然とした思いをお持ちの方には、目からうろこが落ちるような本であると思います。ファインマン一流の物理観に触れることができます。 あまり最初の一冊には向いていないかもしれませんし、これ一冊で量子力学を使いこなせるというものでは無いと思いますが、別の本で一通り学んだ後にこの本を読むと非常に理解が深まると思います。 ちなみに、ファインマン物理学はファインマンのカルテクでの講義が元になっていますが、その講義の録音がCDで手に入ります。私は、車で遠出をする際に、CDでファインマンの肉声を聞きながら読んだ内容を復習したりしています。英語の聞き取り練習にもなるし、お薦めです。
ファインマンの思想。
他の方がレビューに書いているとおり、とても面白い本です。 翻訳したのが砂川重信先生で、大家が行ったものなので、なんとなく 安心して読める感があります。 ただ原著だと、もっと薄いので案外そっちもいいかもしれません。 ユニークだと思うのが、最初の方でブラケット記号を導入、 というか感覚的?に具体例をとって説明してます。 個人的には経路積分主体の量子力学のスタイルをほのめかしている 感じがしました。 最後のほうには超伝導の話なんかもついてます。 p 量子力学を一度勉強した人も一読する価値はあると思います。
魅惑の世界への誘い
初めてちゃんと読んだ量子力学の教科書です。これは量子力学を使えるようになるための教科書とはいえないかもしれません。しかし、物理観を養い、量子力学もっというと物理が非常に面白い分野だと感じさせてくれる本です。ベストセラー本のようにワクワクして読んだように記憶しています。大げさかもしれませんが、これを読んで面白いと思えない人は物理は向かないかもしれません。これ以外の本では、J.J.Saku ai、Di ac、猪木・川合、山内恭彦が僕は好きです。FeynmanとSaku ai、Di acは非常に個性があってどれも違う感銘を与えてくれます。後のふたつは量子力学を使えるようになる教科書といえるでしょうか?


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¥ 2,100(税込)
¥ 1,000(税込)
ジャンル内ランキング:264086位  
カスタマーレビュー数:9

くちコミ情報
こちらのファインマンさんも、楽しく読ませてもらった。立花氏の解説もぜひ読んでほしい。
このエッセイ集では、特にチャレンジャーの墜落原因調査の様子に多くのページが割かれている。 その部分は、ドキュメンタリーとしても読み応えがあり、ずんずん読みきってしまった。途中で飽きる部分もあまり無かった。 その他のエッセイも、明るくて楽しい気分になるものが多く、筆者の体験を追体験しながら、笑ったり考えさせられたりする。訳も、こなれていて、しかし丁寧でよい。 最終章、科学の価値とは何か?それと、立花隆氏の最後の解説がすばらしい。 それによると、冗談でしょうと、困りますの二冊だけが、ファインマンの著になるらしい。 似たようなタイトルのものは、あと3冊でている。 この解説を読んで、残りの三冊が後回しにできて、非常に助かった。
ファインマンの魅力全開
本書のハイライトは,何と言ってもスペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故調査委員会の部分であろう.委員の仕事を引き受けるかどうかで迷っていた時,最終的に引き受ける決断をする最大の要因は,妻グウェネスの勧めであった. 本書を通じて,ファインマンの科学者としての高潔な姿勢と周囲のしがらみに左右されない意志の固さを窺い知ることができる.委員会の仕事においても,真相を追究するためには,すべて自分で行動し,体験してみないと判断できないという正に科学者としての姿勢が現われている.そういうところが多くのファンを持つファインマンの魅力であろう.
わたしたちはどのようにして生きられるか
 愛するアーリーンの若い死と、僕ら健康者の生の違いを、「量的な違い」に還元してしまうところは、いかにもファインマンらしい。僕らの人生の状況は「偶然」にすぎない、と断言するファインマンは、彼の物理学とオーヴァーラップする。そのファインマンも、若年で参加したマンハッタン計画での被曝が原因と思われる病気で亡くなる。しかし、その間際、国家プロジェクトにふたたび参加して、スペースシャトル事故調査委員会の一員として、国家の悪に挑む。まさにカッコいい、感動的なリチャード・ファインマンの人生です。  この本は、ファインマンが、年若い友人に語ったエピソードを、編集したもので、とても読みやすくできています。(わたしはまったくの素人ですが)ファインマンの仕事と人生を思うとき、非常に感動的な本として記憶されるでしょう。  解説の立花隆さんは、ファインマンの著作の成り立ちを懇切に解き明かしてくださって、参考になりました。
自分で考え行動するることの大切さ
他の人の意見がどうであれ、自分が正しいと思ったことをする行動力。 これこそファインマンさんの真骨頂であり、スペースシャトルの事故調査の章を読んだあとは、本当にスカッと爽快な気分にさせてもらいました。 また、「何かの名前を知っていることと、何かの意味を本当に知ることは違う」「ひとがどう思おうとかまわない!」といった彼の考え方が作られた過程の話も非常に参考になります。自分で考え、行動することの大切さを教えられました。 是非皆さんも読んでみてください。きっと気に入ると思います。
こりゃぁ面白い
エッセイ集と書いてあったので、てっきり本人が書いたのかと思ったら、さにあらず。小話としてファインマンさんが言った事を思い出して書かれたものだそうです。そうとは言え、軽妙な文体で読みやすく、エッセイとして扱っても問題はないと思います。 様々な話が短編小説集の様に集まっていますが、特に優れていると思ったのが、学生時代に結婚し死別したものと、スペースシャトルの事故調査委員会時代のものです。 対象が人とモノと両極端ですが、一途に問題にあたっていく姿は、立派なものだと思います。単に科学者としての姿勢だけでなく、私生活においても筋の通った生き方をされた事が分かり、自分の生き方を決める上で、参考になるものです。一読をお勧めします。


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カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
わかりやすい
ファインマン教授が以前に抗議を行ったときのテープとノートがこの本の土台ということで、最近流行の話題はあまり含まれていませんが、 チューリングマシンや情報理論、情報と物理学の関わり合いについて詳しく説明されています。さらに、量子コンピュータについても先見的な理論が紹介されています


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¥ 31,500(税込)
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¥ 1,155(税込)
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カスタマーレビュー数:8

くちコミ情報
「線形性問題」寄り道レヴュー。
「フェルミ推定」本との絡みでのレヴュー。 全体を導き出すのに此処から出発すべきと言う特別の命題は存在するか。 また、命題Aはより基本的で、命題Bは二次的性格と区別可能か。 数学的には以下の2通りの考え方がある。 1.バビロニア式 ・・・生徒は数多くの例題を解かされ、例題を解いてる内に何か 悟る事を期待される。一般的規則を感得するまで、それを継続。 「質より量」の勉強法。地方の県立進学校の大学受験数学対策と 良く似ている。推論の方法も幾らか弁えているので、一つの命題より 別の命題を導く事も、完全に不可能と言う訳では無い。 2.ギリシア式 ・・・別名ユークリッド式。幾何学諸定理の順序構造に気付く事で 少数の単純な公理群より、次々に諸定理が導き出される事を発見。 現代数学的。公理と証明に専心。現代幾何学はユークリッド幾何学公理群に 基づき修正を加えたリーマン幾何学公理群を出発点として、全体系を演繹。 予備校の大学受験数学対策的。「量より質」の勉強法。 常に決まった公理から出発する方法は定理を見つける能率的方法では無い。 場合に応じて、勝手な所から出発する方が遥かに能率的。 ファインマンによれば、物理はバビロニア式にすべきであり、 ギリシア式にすべきでは無い、との主張。 私が、「フェルミ推定」本と小泉氏の本のレヴューを通じて 対比的に言いたかった事と良く似ている。 ・・・ 続きはまた書く。
科学の健全な営みを示したファインマンの講演
ノーベル物理学賞を受賞した一流の科学者としてだけではなく,「ご冗談でしょう,ファインマンさん」などエッセイ・スピーチの名手としても知られるファインマンの講演集のひとつ.内容としては,タイトルの通り物理法則について述べた連続講演と,ノーベル賞受賞講演との2部からなる. まず,物理法則に関する講演についてだが,これはケプラーの法則や重力の逆二乗則から始まり,保存則,量子論までその成り立ちと意義,数学との関わりについて非常に簡潔にまとめている.数式もほとんど使わず,高校生でもブルーバックスが読めるのなら十分に理解できるだろう. 特に興味深いのは,数学と物理との関わりについてのファインマンの考え方である.すなわち,数学での公理と物理の基本法則の立場の違いは,物理だけではなくほかの科学を学ぶものにとっても重要でないだろうか.すなわち,それこそが,ややもすると論理に偏りがちな我々の,自然に対する立ち位置を明確にしてくれるからである.その他,物理学者の持つ研究に対する姿勢など参考にできる点も多い. ノーベル賞の受賞講演については,他の講演と違い,その発想に至るまでのファインマン自身のアイディアの過程をなぞる.それは,優れたアイディアの陰に埋もれた数々の没アイディアについての話であり,泥臭い試行錯誤があったことが窺える. 論文だけを読むと,その著者はいかにスマートにアイディアに行き着いたかと思ってしまうものである.しかし,ファインマンのような一流の物理学者であっても,そのような過程を経て最終的なアイディアに至るのであり,科学の健全な営みを示す好例であり,若い研究者にとっては励みとなるものである. 既に理系に進んでいる学生だけではなく,これから理系に進もうとする高校生にも是非読んでいただきたい.そしてエッセイ集「ファインマンさん」シリーズも併せて読めば,物理を楽しむ態度も身に付くだろう.
物理を感じる事が出来る本
ファインマン教授のコーネル大学における講演の内容が収録されている。語りの名手として知られるファインマン教授が重力法則、量子論の波の考え方、物理法則の対称性など幅広く物理を語る印象深い本。その軽快な語り調ゆえ、物理が初めてという方でも十分楽しめる内容になっている。 さらに後半の一部には、ノーベル賞受賞に至った自身の量子電磁力学に関する記念講演も収められている。やや専門的で一般の方には不向きだが、新理論完成に至る紆余曲折はユーモアに溢れていて楽しい。 みんな楽しくなれる本。
クールそうで地味
物理学って、クールな学問だと思ってたけど、だんだんイメージが変わってきている。もっとドラマチックで、なんというかロマンと人情とペーソスがある。「対称性の破れ」とか、「確率と不確定性原理」とかなんだかよく分からないんだけど、書かれていることがとてもドラマチックだということは分かる。 p 起こっていることはドラマチックでも、物理学は、もともと地味な学問なのかもしれない。ファインマンは、こう書いている。 p -「科学の存立」には何が必要か、自然はどんな性格を持っているのか。これらは人間が決めることではありません。これらは、私どもの研究対象、つまり自然そのものがきめるべきものです。私たちは観察をします。そしてそこに何があるのかを知るのであります。 p 控えめである。地味だ。「わたしはファッションリーダーじゃなくって、いいの。世の中を見て、それにあわせるわ」っていう感じの控えめさを感じる。で、量子力学である。量子力学は、この控えめな「観察」が自然に影響してしまうことを発見してしまった。こっそり、隣のおしゃれさんのワードローブを見ていたら、「見てんじゃねーよ!」って脅された、みたいな。こういう学問の発展に、なんというか、わびさびがある。
現代の「ろうそく」か
和訳は、悪いというよりもドン・ガバチョ風です。 年寄りの変な教授がノリノリで講演をしている感じで、慣れれば気になりませんが、 「ご冗談でしょう」シリーズを読んだあとでは違和感を感じる人も多いでしょう。 p しかし、内容は一般向けとしてギリギリの深くて面白いところを突いているので だれにとっても楽しく興味深く読めるものになっています。 p ちょっと前の子供は「ろうそくの科学」を読むよう勧められました (今でも とても有益です) けれども、私としては今はまずこちらを勧めたいと思うほどです。 私のような単なる科学野次馬にとって、「一般向けの、数式のない本を読んで 分かった気になるなよ」という警告は耳が痛いものでしたが、その勧めにしたがって 大学の教科書に使われているような本を読んでみたら、それなりに理解できて 以前よりも楽しめるようになりました。若者にぜひ早い段階で読んでもらいたい本の ひとつです。



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¥ 945(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:183651位  
カスタマーレビュー数:2

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詳細は理解できなかったが、何かを感じました。
第一回ディラック記念講演でのR.ファインマンとS.ワインバーグの講演内容をまとめたものです。 ポ−ル・ディラックはいわずと知れた、量子論(光子と電子に関して)と一般相対論を結びつけた偉大な物理学者であり、その名を戴いた講演で話をした二人も後世に名を残すすばらしい実績をもった物理学者です。また、彼らが一般向けに書いた著書も非常に読みやすく面白い本ばかりです。 そんな二人の話が、文庫本サイズでこの厚さ(140Pちょい)に詰まっているなんて!などと思い速攻で購入してしまいました。 ところが読んでみると読み進めるのは非常に大変で、出てくる数式(特にファインマン氏の講演にはいっぱい出てきます)の意味なんてまったく理解できないような状態です。それもそのはずで、講演の対象は(ケンブリッジ大学の)学部生以上となっているので、ある程度の専門的な知識を前提に話が進められているのですから、私のような素人レベルの物理好きには荷が重いものでした。 最初のうちは数式を理解しながら読み進めよう!と思いながら読んでいたのですが、前述のとおり無理でしたので理解できなくてもどんどん詠み進めていくようにしました。不思議なものですが、細かい理論的な裏づけは理解できていないのですが両氏が言わんとするところはなんとなくわかってきます。 おそらく、数式を使おうが使うまいが、それ以前に論理やご本人たちの理解がしっかりしているからなのでしょうね。 講演自体も1986年のものですし、物理学の最前線の状況も色々と変化していると思いますので新しい発見はないと思いますが、世界的な物理学者の論の進め方、特にファインマン氏の独特の考え方・論理展開に触れることができるのは、非常に大きな価値だと思います。 そういう意味で面白い本だと思いました。
「第1回ディラック記念講演」(1986年)の講演記録、物理屋の姿勢が窺える
本書は1990年に発刊された単行本を文庫化したものですが、訳注や文庫版あとがきが良くできています。「文庫版あとがき」が理解出来るレベルの読者なら「物理を深く理解する姿勢」を両博士の講演から楽しめるでしょう。(ファインマン先生の講演ではファインマン図/光円錐が出てきますので、この意味が分からないとつらいかも?) ファインマン先生の講演では、(1)粒子が正エネルギーしか取らないとすると、粒子が光円錐の外へ因果律を破って伝播するのを避けられず、その粒子を別の座標から眺めると反粒子(=時間的に逆行する粒子)として認識されること、(2)ある事象の起きる全確率=1を良く見直すと、反粒子の存在と対発生のために生じる余分な図形がスピンを持たない粒子に対してボーズ統計が成り立つことを意味し、同じことをフェルミオンに対して考えると、粒子の入れ替えについて負符号が現れること(フェルミ統計)、(3)2回時間反転すること=360°回転は同じで、これがスピンと統計の間の関係やパウリの排他律を与えること、の3点を主に説明されています。モノポールに関する言及もあり、ディラックの業績を意識した内容です。 ワインバーグ先生の講演では、量子電気力学とその一般化(統一理論)に伴う困難(e.g.発散の問題)、量子重力も扱えそうな期待株としての超弦理論について一般的な解説がなされています。現在も超弦理論について同じ期待を寄せているかどうか、興味があるところですが。


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ジャンル内ランキング:170391位  
カスタマーレビュー数:3

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お手本となる参考書
 読む前は、経路積分とシュレディンガー方程式を軸に展開された量子力学が解説されているものと想像していました。実際には、本書の殆んどは経路積分に関するものであり(または、経路積分を軸に展開された量子力学)、それは経路積分によって量子力学の広範囲を説明できるためです。この経路積分の応用性の高さは意外であり驚きでした。以下に印象に残ったことを列挙します。 1.解説が非常に丁寧かつ親切なので、あまり計算を補わずに理解できる(注;解析力学の知識は必須)。 2.経路積分を学ぶことによって、量子力学の直感的理解が深まる。 3.公式を導出しては、その物理的意味を考察するという作業が頻繁に繰り返される。 4.量子電気力学の章はその他の章と比較して難解。 5.第4章では経路積分を変形してシュレディンガー方程式を導き、また、その逆も行われ、大変興味深い。 お勧めの参考書です!
量子論が物理であることが分かる
古典解析力学のポアッソン括弧を交換子で置き換えて量子論を導く普通の量子化法だと、量子論の物理的な内容が掴めず、ただ計算方法を学ぶだけで終わってしまうことが多いのですが、ファインマンの経路積分による方法だと、量子論の物理がよく分かります。 量子論を一通り学んだけれど、どうもピンとこないと謂う人には格好の教材です。 近年、経路積分は、統計力学などで多用されていることもあり、教科書や解説書が多数書店に並ぶようになりましたが、物理的な直観を身につけるためには、経路積分の発見者(発明者?)ファインマンの本書を読むのがやはり最適だと思います。数学的に洗練され、最新の話題を扱う専門書を読む前に是非本書を読まれることをお勧めします。
古典論と量子論をつなぐ経路積分の誕生
経路積分とは、古典論と量子論をつなぐ、われわれ人類が知っている唯一の手段である。まず1章で直感的にわかりやすい物理哲学から導入し、徐々に数学を完全なものとして行き、その後で経路積分表示による量子力学を議論するといういかにもFeynmanらしいスタイルでかかれている。経路積分表示は場の量子論の理解においても、物理的にすっきりとした定式化をもたらすので、パイオニアであるFeynmanによるこの本が有益であるのは間違いないだろう。


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   R.P.ファインマンは1965年にJ.S.シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を授賞した天才的な物理学者である。こう書くと「理数系が苦手」な人は逃げ出したくなるかもしれないが、そんな人にこそ本書を手にとっていただきたい。

   本書は20世紀を代表する天才物理学者の自伝ではない。R.P.ファインマンという人生を楽しむ天才から我々への贈りものである。
 「ファインマンと聞いたとたんに思い出してもらいたいのは、ノーベル賞をもらったことでもなければ、理論物理学者であったことでもなく、ボンゴドラムでもマンハッタン計画でもない。僕が好奇心でいっぱいの人間であったということ、それだけだ」といつも言っていた(下巻訳者あとがきより)。

 「なぜだろう?」といつも好奇心いっぱいの子どものように世界を見て、いったん好奇心をひかれたらそれに夢中になり納得のいくまで追求する。彼は一切の虚飾と権威を嫌い、相手がそれをかさに着ているとみるや容赦しなかった。それは、そのような態度が、楽しいはずの真実の探求を邪魔する厄介なものだったからである。

   上巻では、彼の少年時代、物理学者としての修行時代、また駆け出しの物理学者として携わったマンハッタン計画から終戦を迎えるころまでのエピソードが収録されている。どの時代においても彼はその状況を最大限楽しみ、そして、決して流儀を変えなかった。
   自分が理系か文系かなんて関係ない。もし少しでも本書に「好奇心」を持ったなら、ぜひ一読をおすすめする。(別役 匝)


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自叙伝の最高峰
機知とユーモアの人、ファイマンさん。 他の多くのレビューに私も、たびたび同感。 本書の秀逸性を改めて、述べる必要はありませんね。 特に興味深く読ませていたのが、「二人の金庫破り」の章。 機密文書を保管するあらゆる金庫を開錠しまくり、その安全管理のずさんさを痛烈に批判。 この頭のキレ具合は、痛快。 あなたじゃなきゃ、安全ですって(笑)。 おもしろすぎます、ファイマンさん。
声を出して笑ってしまう
これまで読んだ本の中でトップ群に入るおもしろさでした。 天才の思考回路をかいま見れます。
とても楽しい自伝でした。物理学に興味がなくても大丈夫
物理学にまったく興味がないのだが、自伝としての評価が猛烈に高いので、興味を持って読んでみた。 確かに面白い。そして、学問を目指し、仕事にしている人の生活や考え方が垣間見れて、おもしろかった。 それぞれのエッセイの内容も、学校の話だけでなく、広く行動した筆者の活動そのままに多岐にわたり、ただの学者の綺麗なエッセイに収まらない。 こういういい本はもっと若い時に読みたかった。そうしたら、自分の人生も違ったと思う。
ファインマンは科学者の鏡である
前半ではブラジルや日本での滞在記が面白可笑しく述べている.そこから垣間見られることはファインマンの精神は,郷に入れば郷に従えということだろう.ブラジルでは一生懸命ポルトガル語を勉強し,ポルトガル語で講演をしようとしたり,日本では学会が用意したホテルではなく,日本式の旅館に無理を言って泊めてもらったり,その国の伝統・文化を楽しんでいる. 後半はアメリカの教科書の選定委員を通して,アメリカの抱える教育問題を痛切に批判したり,まったく未知だった芸術の世界に飛び込んで,ある程度成功を収めた話や趣味のドラムの話を述べている. 最後にカリフォルニア工科大学で行った卒業式の式辞が述べてある.その趣旨は科学研究を行う時に大切なことは,自分に都合の良い実験結果のみを提示するのではなく,すべての結果を提示して判断を仰ぐ,また先行研究は自分で追実験を行い,本当にそのような結果が出るのかを自分で確かめる姿勢が大切であると言っている.
自慢話ばかりです
最初はそれほど気にしないで読んでいましたが、とにかく最初から最後まで、自慢話ばかりで、それが嫌で途中で読むのをやめ、捨ててしまいました。


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カスタマーレビュー数:15

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強制意識がなくても読めます
最近天文学に興味を持っており、より深く理解できるように物理学や物理数学を勉強している門外漢です(本職は医分野です)。 そんなこんなで色々物理関係の書籍に手を出しているのですが、直接天文学を語るわけではないテクストで純粋に面白いと思えたのは本書くらいですね。 一般的に物理分野の書籍は教科書的意識で、つまり意識を高めて強制的に読まないと読めないものがほとんどです。大学の講義などで使用する目的では良書はたくさんあるのでしょうが、一般人は気軽に読めません。そんな中、ファインマン先生の本書は軽妙な語り口で物理学の本質を伝えてくれるため、気軽に読み物として読み進めます。翻訳なので多少の硬さはあるものの、これで十分です。 もちろん若干の数学的・物理学的素養と、物理学への大いなる好奇心は必要なので、ご注意あれ。
物理の感覚が身に付く
高校の教科書のように数式を覚えるのではなく、物理の感覚を身につける本です。 この本を読むと、高校の教科書がゴミのように思えます。物理嫌いな方でも、楽しめる内容です。
読了後に、思ったこと。
レビューも、参考にさせてもらいながら、読了いたしました。 本書の何が、すばらしいかについては、他の方のレビューに譲ります。 一言だけいいますと。 「一流の教育者とは、いかなる者であるべきなのか」 という問題について、根源的思考を迫ります。 1 力学と、書いてありますが、ある程度、電磁気学、電磁波、量子力学、波   の知識をもっていないと、わからない記述がたくさん出てきます。 2 WikiPediaで、調べると、どうやら、ファインマン教授は、Unde G aduateで   数学を専攻されていたようです。これが、本書の数式展開の、感動的丁寧さを   生んでいるように思います。   記号についての、細かい、薀蓄など、とても実践的で、きめ細かく書かれています。   こんなことを、いっては、天国のファインマン教授にしかられますが、   冗談ではなく、日本の数学予備校講師の受験参考書なみに、丁寧です。 3 三角関数 指数・対数 微分積分(微分方程式)複素数 のことを、学習しないと   つらいかも。   
このシリーズを一生懸命に読んで、大学院入試の勉強をしました。
このシリーズを一生懸命に読んで、大学院入試の勉強をしました。 大学院に無事に合格しました(理学部物理学科;もう15年くらい前です)。 大学院でも、この本は役に立ちました。 研究者の端くれとなった今でも、読み返すと、「物理」がわかった気になります。 物理の基礎を学ぶ最高の教科書です。
物理学の真髄に迫るために
 私は理工系の大学・大学院を卒業したが未だに物理学という存在が自分の中でしっくりこない。この状況も本書を読破すれば変わるだろうと思う。まだ1章の途中であるがかなり手強い。これをすべて理解するのは大変だと思った。  今は無理でもいつか必ず真の理解に到達したいと考えている。
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