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[ リチャード P. ファインマン ]

         


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   リチャード P. ファインマン の売れ筋最新ランキング   [2008年12月02日]
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¥ 945(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:9759位  
カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
詳細は理解できなかったが、何かを感じました。
第一回ディラック記念講演でのR.ファインマンとS.ワインバーグの講演内容をまとめたものです。 ポ−ル・ディラックはいわずと知れた、量子論(光子と電子に関して)と一般相対論を結びつけた偉大な物理学者であり、その名を戴いた講演で話をした二人も後世に名を残すすばらしい実績をもった物理学者です。また、彼らが一般向けに書いた著書も非常に読みやすく面白い本ばかりです。 そんな二人の話が、文庫本サイズでこの厚さ(140Pちょい)に詰まっているなんて!などと思い速攻で購入してしまいました。 ところが読んでみると読み進めるのは非常に大変で、出てくる数式(特にファインマン氏の講演にはいっぱい出てきます)の意味なんてまったく理解できないような状態です。それもそのはずで、講演の対象は(ケンブリッジ大学の)学部生以上となっているので、ある程度の専門的な知識を前提に話が進められているのですから、私のような素人レベルの物理好きには荷が重いものでした。 最初のうちは数式を理解しながら読み進めよう!と思いながら読んでいたのですが、前述のとおり無理でしたので理解できなくてもどんどん詠み進めていくようにしました。不思議なものですが、細かい理論的な裏づけは理解できていないのですが両氏が言わんとするところはなんとなくわかってきます。 おそらく、数式を使おうが使うまいが、それ以前に論理やご本人たちの理解がしっかりしているからなのでしょうね。 講演自体も1986年のものですし、物理学の最前線の状況も色々と変化していると思いますので新しい発見はないと思いますが、世界的な物理学者の論の進め方、特にファインマン氏の独特の考え方・論理展開に触れることができるのは、非常に大きな価値だと思います。 そういう意味で面白い本だと思いました。
「第1回ディラック記念講演」(1986年)の講演記録、物理屋の姿勢が窺える
本書は1990年に発刊された単行本を文庫化したものですが、訳注や文庫版あとがきが良くできています。「文庫版あとがき」が理解出来るレベルの読者なら「物理を深く理解する姿勢」を両博士の講演から楽しめるでしょう。(ファインマン先生の講演ではファインマン図/光円錐が出てきますので、この意味が分からないとつらいかも?) ファインマン先生の講演では、(1)粒子が正エネルギーしか取らないとすると、粒子が光円錐の外へ因果律を破って伝播するのを避けられず、その粒子を別の座標から眺めると反粒子(=時間的に逆行する粒子)として認識されること、(2)ある事象の起きる全確率=1を良く見直すと、反粒子の存在と対発生のために生じる余分な図形がスピンを持たない粒子に対してボーズ統計が成り立つことを意味し、同じことをフェルミオンに対して考えると、粒子の入れ替えについて負符号が現れること(フェルミ統計)、(3)2回時間反転すること=360°回転は同じで、これがスピンと統計の間の関係やパウリの排他律を与えること、の3点を主に説明されています。モノポールに関する言及もあり、ディラックの業績を意識した内容です。 ワインバーグ先生の講演では、量子電気力学とその一般化(統一理論)に伴う困難(e.g.発散の問題)、量子重力も扱えそうな期待株としての超弦理論について一般的な解説がなされています。現在も超弦理論について同じ期待を寄せているかどうか、興味があるところですが。


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¥ 3,990(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
ファインマン先生の、わくわくする語り口、スジの運び
ファインマン先生の、わくわくする語り口、スジの運びを、控えめに押さえた翻訳がよくフォローしてる。カルフォルニア工科大学で1961年から62年にかけて行われた物理学入門講義を教科書にしたものだが、一年生をどうにも退屈させてしまういままでの入門講義を大改造すべく、ファインマンは最初から飛ばしてくる。最も優秀な学生に合わせたというその講義は、かなりハイブローかつハイテンションだが、名調子にだまされてハイスクールの生徒でも読める(読み通せるかどうかは怪しいが)。 p  さて、2年連続の講義のちょうど1年目が終る年度末講義。翻訳ではちょうど2巻の最後だが、ファインマン先生はちょっとした謎をかける。異星人が握手をするにはどうすればいいか。なんとか握手の習慣を教えられたとして、どうやってミギとヒダリを伝えるか。さまざまな検討の結果、量子力学における対称性の破れに注目する。異星人にも物理学者がいれば、それでミギとヒダリを伝えられる。しかし、反物質でできた異星人なら、対称の破れも反対になる。もし彼が左手を差し出すなら、気をつけろ。手を触れた途端、大爆発する!    ところで、どうして宇宙には対称性のやぶれがあるのだろう。神様がこの宇宙を作ったのなら、宇宙は完全のはずではないのだろうか(すなわち対称的にできているはずでは)。そこで話は、日光の東照宮へ飛ぶ。やあ、これは見事な彫り物。しかし、あそこだけ彫り物が反対になっているが、さて。ガイドさんが得意げに、教えてくれる。どうです、見事なたくみの技でしょう。あまりにも見事なこの仕事、神様が人の技に嫉妬しないように、わざとああして逆さに掘ってあるんですよ。なるほど!この宇宙も、人が神の技に嫉妬しないように、わざと対称性がくずしてあるのにちがいない!では、これで今年の授業を終了する。
芸術的物理学
 物理の世界を芸術に高めたのではないかというほど見事な講義録となっている。1960年代にこのような講義を行っているとは見事の一言である。ノーベル物理学賞受賞者がカルテック(カルフォルニア理工科大学)の最も優秀な学生に対してインスパイアするための講義と聞くと、および腰になるかもしれないが、優秀でない者にも得るところがまったく無いことにならないように配慮しているところも、この講義と教科書に筆者が真剣に取り組んでいる姿勢がしっかりと見える。  初心者向けの教科書では決してないが、一通り大学の物理を学び、もはや物理を早急に勉強すべき理由がない人は、ぜひこの本をじっくりと楽しむことをお奨めする。ファインマン博士の認識している世界が垣間見えることだろう。知識としてでは無く物理学というストーリーを感じることが、次のステップへ進めるようなポジティブな気分を与えてくれる。  
内容が個性的
読んだ感じでは、他には無い物理の本という感覚。 p というのも光の部分の説明で目の構造を例にとって説明したり、この本は具体例を先取りして演繹していきます。目の構造、波動のところでは楽器などを例に本質をわかりやすく説明していると思う。 p 英語版は3冊一まとめになってて、そっちの方が 前の説明を参照しやすいのでお奨めです。ほんのサイズも大きいし、 表紙もお洒落ですよ。
シリーズ1の面白さ?
シリーズの中では,V(5)の量子力学と双璧かな,と思います.「光と物質の不思議な理論」を読まれれるとわかると思いますが,この本はファインマンの物理観がよく表れたものだと思います.僕自身は,屈折率の本質にせまる部分,気体分子運動論から統計物理の入門的な部分,それに対称性に関する章,どれもわくわくでした.
楽器を使った波動の解説
新設大学だった頃のカルテック(カリフォルニア州立工科大)での特別カリキュラム編成委員としての講義を基礎にした、大学教養課程程度の物理学の解説書。指導方針は、単なる暗記や計算ではなく、考え方の理解に置かれている。この方針に沿って、「1.力学」に続き、難しい数学的知識や計算を必要とせず、物理学の考え方を理解させることに焦点が置かれている。 p この章の内容は、波や熱、それに光の性質に関する物理学の法則の説明である。特に興味深かったのは、波動を説明するための、楽器を使った実験であり、ピアノやバイオリンを例に用いている。当時、電子ピアノを使っていたので、生ピアノとの、似て異なる相違が理論的に把握できたことは、両者の音の感覚的な相違を把握するのに、重要な促進剤の役割を果たした。音が違うような気がするのではなく、違っているはずなのだという確信から、音の相違を聞き分けることが可能になる場合もあるのだ。 p いまだに強く記憶に残っている個所は、この章の楽器の例と、「3.電磁気学」の渦電流の解説だ。後者は、現在、流行中の電磁調理器(IH調理器)の説明そのものだからだ。しかし、この章は、偏微分(マックスウェルの法則)が必要とされるので、例だけ拾い読みした方が良いかもしれない。 p 2章までは高校生の知識で理解可能なので、計算と暗記に疲れた学生や、物理の分かり難さに辟易している学生に、ぜひ一読して欲しい。物理学も、解説方法次第では、これほど面白くなるんだと思ってしまう教科書だ。


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カスタマーレビュー数:1

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未公開の授業
ファインマン物理学1「力学」の序文で語られている、掲載されなかった幻の4講が掲載されています。 これで「ファインマン物理学」も完璧に!  1)どうやって問題を解くか  (3講)  2)回転系、ジャイロについて (1講) 巻末の問題が、3問目で解けずに困っています(苦笑) 久しぶりに本当の物理学に接した様な気がして、ファインマン物理学1〜5を注文しました。 学生時代に買ってたんですが、40近くなって讀み直す事になるとは!


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カスタマーレビュー数:4

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ファインマン量子力学
ファインマンの教科書はどれも個性的でなかなかとりつきにくい面もあります。しかし一度きちんと基礎的な教科書でその学問を勉強してから読むとああ、なるほど、と思うところがかなりあります。量子力学ではこのような名著を読むことも大事ですが基礎もおろそかにはできないのです。
面白い!
非常に面白い本です。 量子力学の計算法を覚えて、とりあえず計算できるようにはなったけど、何か釈然としない・・などと言う漠然とした思いをお持ちの方には、目からうろこが落ちるような本であると思います。ファインマン一流の物理観に触れることができます。 あまり最初の一冊には向いていないかもしれませんし、これ一冊で量子力学を使いこなせるというものでは無いと思いますが、別の本で一通り学んだ後にこの本を読むと非常に理解が深まると思います。 ちなみに、ファインマン物理学はファインマンのカルテクでの講義が元になっていますが、その講義の録音がCDで手に入ります。私は、車で遠出をする際に、CDでファインマンの肉声を聞きながら読んだ内容を復習したりしています。英語の聞き取り練習にもなるし、お薦めです。
ファインマンの思想。
他の方がレビューに書いているとおり、とても面白い本です。 翻訳したのが砂川重信先生で、大家が行ったものなので、なんとなく 安心して読める感があります。 ただ原著だと、もっと薄いので案外そっちもいいかもしれません。 ユニークだと思うのが、最初の方でブラケット記号を導入、 というか感覚的?に具体例をとって説明してます。 個人的には経路積分主体の量子力学のスタイルをほのめかしている 感じがしました。 最後のほうには超伝導の話なんかもついてます。 p 量子力学を一度勉強した人も一読する価値はあると思います。
魅惑の世界への誘い
初めてちゃんと読んだ量子力学の教科書です。これは量子力学を使えるようになるための教科書とはいえないかもしれません。しかし、物理観を養い、量子力学もっというと物理が非常に面白い分野だと感じさせてくれる本です。ベストセラー本のようにワクワクして読んだように記憶しています。大げさかもしれませんが、これを読んで面白いと思えない人は物理は向かないかもしれません。これ以外の本では、J.J.Saku ai、Di ac、猪木・川合、山内恭彦が僕は好きです。FeynmanとSaku ai、Di acは非常に個性があってどれも違う感銘を与えてくれます。後のふたつは量子力学を使えるようになる教科書といえるでしょうか?


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ノーベル賞受賞者の重力の講義
講義は金星人の話しから始まる.金星人は既に電磁気力,弱い力,強い力の理論をもっているが,最近新たに 4番目の力の存在が示唆された.それは2つの物体間に,その質量に比例し距離の2乗に反比例するような極々微量な力が働いているのではないかというものである.金星人たちはその力があまりに微量なので疑わしいと考えているが,さて金星人たちはこの問題に対してどういう理論をたて,実験を行うだろうか.それがファインマンの講義内容だ.巷の学校で習う一般相対論とは大きく異なり,まことにわくわくし,目からウロコの名講義である.興味のある方は是非読まれたし.ただ,訳文に少々難あり.じつは私が個人的に面白いと思ったのは本題ではなくて,統計の話しの方である。


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   R.P.ファインマンは1965年にJ.S.シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を授賞した天才的な物理学者である。こう書くと「理数系が苦手」な人は逃げ出したくなるかもしれないが、そんな人にこそ本書を手にとっていただきたい。

   本書は20世紀を代表する天才物理学者の自伝ではない。R.P.ファインマンという人生を楽しむ天才から我々への贈りものである。
 「ファインマンと聞いたとたんに思い出してもらいたいのは、ノーベル賞をもらったことでもなければ、理論物理学者であったことでもなく、ボンゴドラムでもマンハッタン計画でもない。僕が好奇心でいっぱいの人間であったということ、それだけだ」といつも言っていた(下巻訳者あとがきより)。

 「なぜだろう?」といつも好奇心いっぱいの子どものように世界を見て、いったん好奇心をひかれたらそれに夢中になり納得のいくまで追求する。彼は一切の虚飾と権威を嫌い、相手がそれをかさに着ているとみるや容赦しなかった。それは、そのような態度が、楽しいはずの真実の探求を邪魔する厄介なものだったからである。

   上巻では、彼の少年時代、物理学者としての修行時代、また駆け出しの物理学者として携わったマンハッタン計画から終戦を迎えるころまでのエピソードが収録されている。どの時代においても彼はその状況を最大限楽しみ、そして、決して流儀を変えなかった。
   自分が理系か文系かなんて関係ない。もし少しでも本書に「好奇心」を持ったなら、ぜひ一読をおすすめする。(別役 匝)


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声を出して笑ってしまう
これまで読んだ本の中でトップ群に入るおもしろさでした。 天才の思考回路をかいま見れます。
とても楽しい自伝でした。物理学に興味がなくても大丈夫
物理学にまったく興味がないのだが、自伝としての評価が猛烈に高いので、興味を持って読んでみた。 確かに面白い。そして、学問を目指し、仕事にしている人の生活や考え方が垣間見れて、おもしろかった。 それぞれのエッセイの内容も、学校の話だけでなく、広く行動した筆者の活動そのままに多岐にわたり、ただの学者の綺麗なエッセイに収まらない。 こういういい本はもっと若い時に読みたかった。そうしたら、自分の人生も違ったと思う。
ファインマンは科学者の鏡である
前半ではブラジルや日本での滞在記が面白可笑しく述べている.そこから垣間見られることはファインマンの精神は,郷に入れば郷に従えということだろう.ブラジルでは一生懸命ポルトガル語を勉強し,ポルトガル語で講演をしようとしたり,日本では学会が用意したホテルではなく,日本式の旅館に無理を言って泊めてもらったり,その国の伝統・文化を楽しんでいる. 後半はアメリカの教科書の選定委員を通して,アメリカの抱える教育問題を痛切に批判したり,まったく未知だった芸術の世界に飛び込んで,ある程度成功を収めた話や趣味のドラムの話を述べている. 最後にカリフォルニア工科大学で行った卒業式の式辞が述べてある.その趣旨は科学研究を行う時に大切なことは,自分に都合の良い実験結果のみを提示するのではなく,すべての結果を提示して判断を仰ぐ,また先行研究は自分で追実験を行い,本当にそのような結果が出るのかを自分で確かめる姿勢が大切であると言っている.
自慢話ばかりです
最初はそれほど気にしないで読んでいましたが、とにかく最初から最後まで、自慢話ばかりで、それが嫌で途中で読むのをやめ、捨ててしまいました。
いたずら好きのあっぱれな半生記
1965年に量子電磁気学への貢献に対してノーベル物理学賞を受賞したファインマンの波瀾万丈の半生記、最後まで一気呵成に読んでしまいました。 いたずら好き、実験好き、何でも自分でやってみないと気が済まない性格。ファインマンは少年時代からそのずば抜けた才気煥発さを遺憾なく発揮しています。MITやプリンストンでの蒼々たる学者連中との交友、ロスアラモスでは原爆開発研究に携わりながらも金庫破りの腕を磨いたり、徴兵検査で画一的な対応をする精神科医を手玉に取ったり、と読んでいてあっぱれという気持ちになってきます。 するどい着眼点で物事の本質を見切り、それを表現するために自分流の記号を作り出してしまうあたりは、後に素粒子の相互作用を視覚的かつ直感的に理解できるファインマンダイアグラムを編み出していくことになるファインマンの面目躍如たるところですね。


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トレーダーとしてのレヴュー。
幾つか、書きたい事があるが、後々纏めるとして 現時点では、箇条書きで。 1.懐疑的態度 skepticism について。 D . Elde 『投資苑』シリーズに、「精神分析で必要なものは 健全なる懐疑的精神であり、トレーディングも同様」と あったが、林輝太郎氏の著書にも「ブードゥー・サイエンス」と 言う言葉と共に、リチャード・ファインマンの引用が 特に新しい本には多い。2人とも、裁量トレーダーだが、 システム・トレーダーが、「過度に」科学的になる余り、 「不確実性の排除」から「科学絶対主義的狂信」への 警告とも読める、ってこんな事書いちゃうと 文科系コンプレックスみたいだなあ。いや、やはり、 当時の旧ソヴィエトの状況との絡みで言うと、D . Elde  の 「マーケットの教祖」信仰への懐疑、と言う読み方に なるだろう。 例えば、「バフェットは買った株は絶対に売らない」と言う 「大衆神話」に対して「本当に?」と首を捻って見る 「捻くれ者」の態度の重要性。 ウォール・ストリート・ジャーナルが08年11月14日に 「バフェット14億ドルの損」を伝えているが 解約者多数の場合は評価損実現化の可能性も 高い。正確な数字は $1.393B バクシャ・ハサウェイのレポートより。 他に対象となるものは、「効率性市場理論」「WDギャン理論」 「フィナンシャル・アストロロジー」等。 石川R「潜在意識のナントカ」も、そうか? ヴァンは、結局「自分の頭で考えろ。私に同意しなくてもいい。」 2.1に対して、裁量トレーダーの非科学的態度の問題も あるのだが・・・。チャック・ルボーの『テクニカル秘録』について 私が、ああ言うレヴューを書いたのは、「不合理主義」の 「魔術的・呪術的思考」の解毒剤の役割として メカニカル・システム・トレーディングを考えていたから。 そして、現在も5年近くだが、「思考訓練の場」として システム・トレーディングを考えている。「儲からなくても いいのかよ?」に対しては「判るまで訓練を続ける」と 答える。「判る」と言うのは「これだけやっても 『判らない』と判る」まで続ける。その後、 「裁量へ帰還」する予定。これは「不確実性を・・自分なりにだが ・・理解する」にも通ずる。 3.不確実性と確率論について。 私は、トレーディングの為に「確率論」を 勉強しなおすにあたり、現象を扱う学問である 物理学的なアプローチを行った。 即ち、パスカルの「賭けの文脈」で日本では 小学校より教えられてきた数学的アプローチを 一旦、放棄した。・・有名な「私は神を信じた 方が『良い』のか」に対して「期待値計算」に より、解を導くと言う例の話・・ 『ファインマン物理学』の「確率」の章では、 コイントスによるランダム・ウォーク実験で 確率を説明しているが、此れは事象を「帰納する」と 言う文脈であり、「賭けの文脈」では無い。 日本人が誤解し易いのは、「確率論と統計学は別の 学問」ではなく、「確率論と統計学は『文脈』が 異なる」と言う点。理由は、日本の算数・数学教育の カリキュラム的な特性による。何故『ファインマン物理学』では 章タイトルに「統計学」でも「確率統計」でもなく 「確率」が使われているかを考えると良く判ると 思う。 ・・もっと、判り易い例だと、『ご冗談でしょう』他と 一緒にカツマヨさんの『フレームワーク』本が 買われているようだが、彼女が、何故 「統計学を学べば、競馬やギャンブルをやらなくなる」 等と言う「大ボケ」を咬ましているのか、について 考えて見ると、彼女の「天然キャラ」の問題だけでは 無い、のが判るだろう。慶応商学部Bの入試科目に 数学が無い事や内部進学である事は、此処では 特に、重要ではない。・・ 4.最後に「ブードゥ・サイエンス」との関連性で オリジナルの寓話を挙げておく。 ・・・・・・・・・ 「我々は唯の紙切れを売買している訳ではない。」 と言うのがファンダメンタル派の言い分として、極めて 良くありがちなものである。 話を普通株に限ってもいいしREITの様に不動産が 証券化されたものでもいい。また、話を判りやすく する為に、証券電子化以前の場合で、話を続ける。 紙切れの額面に50円と「書いてある」。 確かに「書いてある」がこれは紙幣ではない。 ・・勿論、国債も兌換でない紙幣も「紙切れ」 だが、ここでは外して考える。・・ さて、ヴァリューの人達の言い分で良くあるのが 「1万円入ってる財布を5000円で買う。」 と言うもの。 この財布メタファに従えば、「紙切れ」では なく、「封筒」で中に「幾らか」入っている、 と考えた方が判り易い。 額面50円の「封筒」に昔懐かしい板垣退助の 100円札が入っているとする。 しかし、問題は誰も「実物の100円札」を「封筒」を 開けて、見たことは無い。 当然である。この封筒は、「絶対に開かない仕組み」に なっているから。 唯、企業財務状況を「計算」して、 「100円入ってる事が適正」と言っているだけ。 もし、封筒を日の光に透かして中を見ようとすれば インサイダー情報を手に入れようとするのと 同じ。 かくして、この「絶対に開かない封筒」を、テキトーに値段を 付けて、売買している。そう言うゲームである。 但し、例外的に封筒の「中身」がわかる時がある。 中は空。 倒産した時である。 さて、「配当」についてだが、実に奇妙な事だが、 この「封筒」には、どこかに「穴」が開いてるらしく 年に一回だけ、その「目に見えない穴」から、 1円玉が1個乃至2個転がり出てくる。 額面が50円なので率としては、1円の 時は、2%であり、2円の時は、4%である。 この封筒を、「運良く」40円で買ったとする。 その年はまた、「運良く」2円が「穴」から、 転がり出てきたとする。 この時点での「配当率」は、運のいい事に5%である。 こんな事が5年ほど続いて、バイ・アンド・ホールドは 正解だ、「ついてるついてる」等と言っていたら、 6年目は何故か、1円しか「穴」から出てこなかった。 「配当率」にして2.5%である。 何故なのかと、何でも良くご存知の「世間様」って奴に、 聞いてみたら「減配」だそうだ。何だか良く判らんが そう言う現象を、そう「呼ぶ」そうだ。 「何故」と聞いて見たら「企業財務が良くなかった から」だそうだ。「そんなものなのか」と 思っていたら、7年目には1円も「穴」から出てこなかった。 「配当率」にして0%である。 「世間様」によると「無配」と言う「現象」だそうだ。 理由は「企業財務が悪化したから」だそうだ。 その後、待てど暮らせど「無配」のまんま。 買ってから10年経って「封筒」を売って しまおうかと思ったが・・・。 「20円なら買う。それ以上はビタ一文も出さん。」と いう奴ばっかし。 冗談じゃねえ。 こっちは、40円で買ったんだ。 「配当」で11円入ったんだから 40円−11円=29円 で29円で売れなかったら損じゃねえかっ! 20円で売っちまったら9円も損じゃねえかっ! ってんで、ずーっとホールド。 詰まり、塩漬け状態。株価低迷、無配が更に延々と続く。 買ってから19年が過ぎ20年目を迎えた時点で 29円で買っても良いと言う奴が現れて「ヤレヤレ売り」。 失われた13年のお話でしたー。 でも「寓話」だったら、此処で終わるんだが、 現実は、甘くない!! 11円の配当に対して20%が課税される。 詰まり、2円20銭の損!更に証券会社の手数料も 差っ引かれちまって2円30銭の損! 単位株1000株を買っていたので19年間かけて 結局、2300円損をしましたー と言う事になる野田秀樹ー。 購入額4万円に対して2300円の損は 率にして、−5.75%である。 19年間だから対期間では 大したこと無いかもー。1年間複利で計算すると もっと、大した事無いですねー。 ・・・・・・・ 本レヴューは後々纏め直す予定。 スケジュール的には未定。
科学的態度とは
ファインマンの一般向け講演集のひとつ.彼自身の科学に対する態度と,科学と社会,政治,宗教などとの関連について述べる. ファインマンの主張そのものは,特別なものではない.まず,彼が指摘する不確実さと非科学性とは区別しなければならないこと,不確実を認めるから疑う余地があること,その疑う心,懐疑心こそが科学的な思考プロセスに不可欠であることを指摘する.そして,懐疑するためには自由(政治的,経済的な)であることが重要であることを60年代のソ連の状況と比較して述べる.これは,科学,技術に携わるものであれば,当然身につけているはずべきのものである.(しかし,日本の高等教育でこのことが教えられているかは疑問だ) しかし,ファインマンが本当に主張したいことは講演の最終日「この非科学的時代」で思う存分述べられている.ここではこの時代における「非科学的」な態度について,具体例を挙げて指摘している.その中には,消費者の知性を馬鹿にしたマーケティングがあり,原理主義があり,占星術がある.そして,陰謀論ともつながる被害妄想についての指摘もある.このような状況に陥らないためには,議論すること,疑うこと,そしてその自由が必要であることを繰り返し主張している.これは疑似科学や陰謀論に悩まされる現代の日本の科学界と何も変わらないものであることに,僕は驚いたのである(逆に,40年経とうと人間の精神には進歩がないということか). 最後に,講演の中でファインマンが指摘した,非科学的であることとはどのようなものであるか,もっとも鋭く表現したものを紹介しよう. 「世界を学ぶことによって自らをたえず修正する必要を理解しようともせず,無知を維持するために盲目を維持する態度」 これを打ち破るためにも,健全な懐疑心は必要なのである,そして彼自身のキャリアが示しているように,懐疑心を育てるためには教育が重要なのであろう.
懐疑主義を名調子で語るファインマン氏の講演録
1965年ノーベル物理学賞を受賞し、数々の著作も人気のあるリチャード・P・ファインマン氏の講演録を書籍化した作品です。 この講演は、1963年にワシントン州立大学で三夜に渡って行われたもので、それぞれ「科学の不確かさ」「価値の不確かさ」「この非科学的時代」というタイトルがつけられています。 "名調子"と言ってよいカジュアルな語り口で持論を楽しく展開しています。 書名からすると科学批判のように思えますが、そうではなく、科学的な精神とは「すべてを不確かであると認める謙虚さ」と定義し、その考えの重要性をさまざまな視点から主張しているものです。 個々のエピソードは冷戦のまっただ中とあって旧ソ連の話や、マリナー2号!などという古いものが多いですが、その主張は現代でもそのまま通用するものとなっています。 特に当時はまだラジオと新聞がメインだったはずのメディアに対して、早くも「エセ科学」批判も展開しているのも興味深いところです。
名文と名訳
 気さくな人物でイタズラ好き、そしてボンゴがうまかったファイマンさんの本です。今回は岩波現代文庫として出版されました。「科学者の言うことが正しいとは限らない」という言葉は納得します。確かに化学は不確かな物をファインマンさんが茶目っ気たっぷりに語ってくれています。名文家で面白く、尚かつ為になるファインマンさんの本を読むことで科学とは何か。そして我々を科学の素晴らしさへと誘ってくれます。本当にこの本は面白くて良い本です。子供も読んで楽しめる本です。



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くちコミ情報
ファインマンさんは神を信じられなかった
ファインマンさんは、下に引用したことばの意味が分かっていればまた違った人生が送れたでしょう。神は存在証明出来ないものなのです。それを無理やりファインマンさんはやって神を信じようとしたので彼は神を信じることが出来なかったのです。彼が神を信じれなかったのは彼が自分の知恵で神を知ろうとしたからです。「さようならファインマンさん」でも感じたことですけど。彼は物理学者として素晴らしかっただけに残念でなりません。神は証明できるものではありません。ただ示すことが出来るだけです。それを信じるか信じないかはあくまでも神を示された人間に責任があります。科学とキリスト教信仰はどちらも妥協しないで両立できます。科学をやればやるほど神を信じられなくなるという彼の考えは、そもそも聖書の教えに反します。 「事実、この世が自分の知恵によって神を知ることがないのは、神の知恵によるのです。」(新約聖書コリント人への第1の手紙1章21節より・新改訳聖書第2版)
内容はおすすめ
お勧めです。 疑似科学についても書かれていますし。 ただ、出版社には問題があります。 文中に"Wo lds in Collision"がでてきますが、これは『衝突する宇宙』として法政大学出版局から出ています。これに触れないのは岩波の手抜きとしか思えません。 私が気づかなかった類似の問題があるのではと心配になります。
好きな事をやりつづけたある科学者の人生
ご冗談でしょうファインマンさん、などから抜粋したエッセイが元になっている。 科学者のエッセイの中では最もポップで楽しい作品だと思う。 研究、ものを真摯に考えることの楽しさをこの本で垣間見る事ができる。 それと同時に、いかに彼のようにテンションを維持するのかが難しいか、 というのも感じます。 「好きな事をやれば、こんなにエネルギーが出るんだ。」という事実を 知るのにこの本を読むのは良い参考になるでしょう。 理科系の人だけでなく、ビジネスマンなどにもよんで貰いたい本です。 自分が、勉強や研究、仕事にテンション的に行き詰まったとき、 たまにこの本を読んで元気を貰っています。と同時に戒めています
研究する姿勢を教えてくれる
好奇心の塊のようなファインマン。理論物理学者として革命的な業績を上げながら、あくまで謙虚なファインマン。わからないことを素直にわからない、と言い、それであるが故に研究は、そして人生は楽しいというファインマン。彼のユニークかつ味わいのあるエッセイは研究に臨む姿勢を教えてくれる。行き詰まった時に読むと元気が出る本。



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