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マーク ピーターセン
Mark Petersen
(原著)
¥ 1,260(税込)
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カスタマーレビュー数:5
【くちコミ情報】
雑学寄り
読んでいて「へえ〜」とは思いますが、取り上げられているイディオム等の頻出度は さほど高くないと思われ、勉強向けというより雑学寄りな気がしました。 他の著書に比べると「何度でも読み直したい度」は高くないと感じたため星3つ。
日本人にはなかなか難しい英語のネイティブ感覚について平易に解説したエッセイ集
今からちょうど20年前に出版された「日本人の英語」 (岩波新書)以来、私は著者の本に魅了され続けてきました。この「英語のツボ」は、新聞や小説、映画などから拾った英語表現を俎上に、日本人にはなかなか身につかない英語感覚をテーマに(日本語で)綴ったエッセイ集です。 興味深いと思ったのは、アメリカの大統領や大統領候補となった人々を、それぞれの人物が使う英語によって分析している箇所です。 2004年の大統領選で民主党の候補となった上院議員ジョン・ケリーは、Senate-speak(上院語)ともいうべき「抑制がきいた、洗練された」しかし「一般大衆には間接的過ぎて分かりにくい」表現を好んで用いる人物だったとか。だからこそケリーには副大統領候補としてジョン・エドワーズという人物が必要とされたそうです。なぜならエドワーズは弁護士として活躍し、一般大衆を説得する才に長けていて、ケリーとは正反対に大衆ウケする英語表現を使うことで知られていたそうです。ケリー、エドワーズそれぞれの英語表現について具体例を挙げながら比較している点は読んでいて飽きませんでした。 最も勉強になったのは、appa entlyとappa entという単語の使い方に触れたくだりです。apa entlyという副詞は「どうやら〜らしい」という意味になるが、It is appa ent that 〜という場合は「〜なのは明らかだ」と解釈すべきところだとか。このappa entなどはなかなか日本人には使い分けが難しいものです。 著者の次回作が今から待ち遠しい気持ちです。 *一箇所誤りを指摘しておきます。 163ページに「アトランティック・マンスリー」という雑誌が「1957年創刊」とありますが、これは「1857年創刊」の誤りです。
相変わらずおもしろい。。。
相変わらず映画ネタが多いですが、この人の書く文章は掛け値なしにおもしろい。 英語の勉強に疲れてきたときは、まったく分野の違う本を読んで気を紛らわすことが多いのですが、 この人の本は英語の本なのにそれを感じさせないところが凄い。最近読んだ日本人の書いた本の中には、 英語表現が間違いだらけで「ネイティブの校正をまったくしていないのがバレバレ」的なものが多く、 やはり、ちゃんとした教育を受けたネイティブの書いたものは安心して読めるところがうれしい。 私は、英語学習のモチベーションが低くなってくると、この人の本を読むようにしてます。
親切丁寧なつくりです。
とっても親切な作りでまとまっており、勉強になる内容でした。基本的には2頁なので、軽い気分で読み進めることができます。最初に日本語タイトル(おおよそ何についての話か把握できます)、次に英文、そしてその日本語訳があります。自分で英文を訳してみるととても力がつくのではないでしょうか。(「siliness」を「遊び心」と訳されたのがすごいと思いました。)そしてメインの解説・語注・・・と続きます。一番下に少し難しそうな各単語の意味も載っているのもありがたいです。ヘエ〜と思うことも多く、収穫が多い本でした。
英語らしさに近づきたい人のために
ブッシュ大統領やベッカムのような現在形の話題の人からオスカー・ワイルド、アダム・スミスのような人まで取り上げて、英語流の表現や、ちょっと変な英語表現を取り上げて、ネイティブらしい英語表現について解説をしてくれる。 非常にためになる。
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マーク ピーターセン
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カスタマーレビュー数:6
【くちコミ情報】
映画ファン向け
著者はコロラド大学で日本文学を専攻後、日本の大学で教授を務めている。本書は、言い訳、迷惑、プライド、侮蔑など日常生活における人間関係の微妙な表現を英語でどう表現したら良いかを説明したもの。英文法の解説書と言うよりは、英語表現法を含むエッセイと考えた方が良い。 そして、例題として懐かしい映画中のセリフがふんだんに出てくるのが特徴。「ローマの休日」、「卒業」、「カサブランカ」、「雨に唄えば」など日本人にも御馴染みの映画が採り上げられるので、例題の会話から懐かしいシーンを想い出す方も多いであろう。逆に映画に興味のない方には退屈な本と映るかもしれない。 読む人を選ぶ本だが、映画ファンにとっては懐かしのシーンを思い浮かべながら、気の利いた英語表現を楽しめる本。
人間関係を鑑みた表現多載。
前著『日本人の英語』『続・日本人の英語』に続く本である。前作と同様、筆者の好きな映画の台詞あるいは本の台詞を用いて、分かりやすくまとめてある。ちょっとしたニュアンスの違い、例えば e going toとwillの違い、knowとunde stand, ealizeの違いや、 e shockedとget shockedの違い等が分かりやすく説明してあり、勉強になった。 また、人間関係に視点をおいた表現も紹介している。youを使うと柔らかな表現になる等、言語学の語用論の理論を実践的に紹介しているような印象を受ける。 すらすら読めるため、誰でもとっつき易く、内容も充実した本です。
英語に対する理解が深まる
この本は一見まったく同じ意味に見える2つの英文が実際はニュアンスが違うという点に焦点を当てて書かれています。日本人は学校で文法教育を受けていますが、残念ながら細かいニュアンスの違いは教えられていません。しかし日常生活でネイティブと接する機会のある人にはこのニュアンスの違いは非常に重要です。これが原因でミスコミュニケーションが生じ得るからです。留学する予定の人、英語力向上を目指す方にお勧めです。
読み物
英語の勉強用というより軽い英語表現案内書。 p カサブランカなど有名映画の、ちょっと小粋な英語をいろいろ紹介している。この本を読んで、あらためて映画のセリフのかっこよさ、奥深さに気づかされた。
わかりやすくてお勧めです
いわゆる文法で習ったいい回しを、ただやみくもに暗記していただけの自分にとっては、「こういう根拠があるから、こういう言い回しになる」というのがしみじみとわかって、まさに、心に届くといった感じでした。本の文章自体もとても読みやすくて、さらっと読めてしまうところも嬉しかったです。
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カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
英語の気分が分かる
『日本人の英語』以来、彼の著作では勉強させてもらってます。英文の背景にある論理や気分が良く解説されていて、表現と意味が腑に落ちる気分でつながります。今回も、until と y の使い分けだとか、使役動詞の使い分けだとか、「ので」系の接続詞の使い分けだとか、役に立ちそうです。既に知っていること、英文を読んでいて何となく体得していたことも、はっきりと解説されると記憶に定着します。結構上級者でも役に立つんじゃないかなあ。お薦めです。英語教育の専門家でも、学生さんへの解説のヒントがたくさんあると思いますよ。
内容は岩波三部作の流れですね。
出版社は異なりますが、『日本人の英語』から始まる三部作の流れを汲んでいると考えていいです。著者であるマーク・ピーターセン氏は英語学は専攻していませんが、日本人に英語を教え慣れている点が一般受けしているようですし、本書も幅広い読者層を持ちそうです。内容的にも yとtillとの違いなど、英語学習者の共通して混同する項目や時を表現する日本語と英語のシステムの差などを具体的な例と共に説明しているので、英検2級前後で実力が停滞している人にはお勧めです。 注意:本書は『痛快!コミュニケーション英語学』の新装版になりますので、すでにお持ちの方は、注意して下さい。
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【くちコミ情報】
なるほどと思う英語の本
冠詞や複数形の使い方などなるほどと感心させられる本です。 実用価値大です。 日本人の日本語的発想では、ここまで到達しないのでしょう。 ただ意味が伝わればいいのだ、などと思っている英語学習者に うってつけの本と言えるでしょう。
絶対お勧めな一冊
目からウロコな一冊でした。これを読んだことを内緒にして、これで得た知識を知人に自慢したくなります(笑)。とても勉強になり何度も何度も読み返して、もうボロボロ。解説も分かりやすく、英語初級者でもなく上級者でもなく、正しい英語力を更に伸ばしたい中級者の方には絶対お勧めです。読み始めていきなり「昨夜、庭先でしたバーベキューでチキンを食べました」の英訳が「Last night,I ate a chicken in the ackya d」が何故おかしな英訳なのかが解説されている。この解説を読んで大笑い!そして納得。たかだか735円!書店に並ぶ2千円もする参考書より、よっぽど役立ちますよ。
なかなか難しい本だ
これを手に取ったとき、まず著者が米国人であるとは思わなかった。 もちろん出版にあたるまでに、何度となく校正を受けてきたであろうことは想像できるが、それにしてもまずは非常に日本語が流暢であると言わざるを得ない。 さて内容であるが、日本人が英語に接するにあたってあまり普段重きを置くこともなく気にすることも無い冠詞 定冠詞の正しい用法からこの本の件は始まっている。 「ホウホウ、ためになるなぁ」と思うところもあるが、何しろ理論や理屈が多いので、感覚的に分かるには何度か読み直さないとなかなか理解できない部分も多く、退屈する部分も多かった。 本書は、ネイティブの観点から日本人の英語を述べている点で、日本人が実際に日本語を英訳するときに役に立つtipsが詰まっていると思う。 駆け出しの翻訳者やある程度の経験がある翻訳者にとっても参考になると思う。 まだ読んだ直後であるが、実際英語を記述する上で気をつけて書くようになった。 まだ感覚として使いこなせない部分も多いが、英語を使う人は一度は読んでおいて損は無い一冊である。
かゆいところに手が届く本
我々日本人にとっては冠詞の使い方はなかなかむずかしいものですが,この本は実にわかりやすく説明しています.一読の価値有です.
受験英語にうんざりしている人に
音読や単語・文法の丸覚えに嫌気がさし、少し深く英語を考えたい人におすすめ。
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【くちコミ情報】
なかなか
まずは理解して 水色のフレーズ100を暗記することです。 理解すれば暗記が簡単にできる 見本のような本です。 そしてHotel Casanona でも読みますか ちょと解った感じがしますよ。
20歳を過ぎてからの英語勉強法
仮定法と完了形について勉強するときこの本に書いてある説明が最も優れていると思われます. ぜひこれから英語を勉強しようとする人にお奨めです.
じっくり味わいながら読もう
買ったその日に読んでしまえるくらいの内容です。 「日本人の英語」も以前読ませていただきましたが、著者の親切な人柄がにじみ出ていて、 読んでいてとてもわかりやすく、すっと頭に入ってきます。 「日本人の英語」では、冠詞・単数複数のところが印象的でしたが、この本でも、非常に わかりやすく解説されています。 前置詞の箇所でも、at night in the night on the night efo e the test...など 微妙なニュアンスがさらっと解説してあります。 凝り固まっている頭がこの本でだんだんほぐれてきました。
簡単にわかる
ちょっとした文法の違いや、使い方の違いが簡単にわかります。日本人だと、どうしてもよくわからないニュアンスの違いなどもよくつかめるのですが、ちょっとありきたりな内容も多いように思います。もう少し突っ込んだ内容だったらよかったかな。
もっと内容を濃くするべきだった
最も参考になったのが would と youを使う際のネイティブの意識。他はあまりにも常識的で、いったいどのような学習者を対象にしているのかわからない。また基本的に「日本人の英語」の目録版と云っていいほど薄い冊子で、前著よりも割高の値段ってどういうことでしょうか・・・。たしか「ニホン語、話せますか」で日本人の学力低下を嘆いてましたけど、ここまでされるとなにかの悪い冗談としか。出版社にせがまれて無理やり執筆したというのが実情でしょうか。とにかくこの本を買うなら「日本人の英語」を買ったほうがいいと思います。
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【くちコミ情報】
もっと文学を語って欲しかった
本書のベストセリフ(ベストギャグ) Geo ge W. Bush 'Neithe in F ench no in English no in Mexican.' ジョージ・W・ブッシュ「フランス語でも、英語でも、メキシコ語でも」 何がおかしいのか判らない人は、 スペイン船に乗せてフランシス・ドレイクに退治してもらいますw バカ息子ブッシュ大統領のおバカ発言は面白いが、 マーク・ピーターセン自身のギャグの切れ味はいまいち。 may eはたぶんではないというネタなんか、 たぶんもっとそうねきっと面白く書けた筈ざんす。 マーク・ピーターセンの興味のあるものが、 俗すぎて知的レベルが低く感じる。 映画と音楽と食いもんの話題が多すぎて、 知的興奮は少ない。
タイトルで損?
これだけ英語に関する書物があふれている国も珍しいのではないかと思う昨今、 店頭にたくさん並ぶ英語本の中にあって結構タイトルで損してるのでは?と思うくらい面白い「エッセイ」です。 やはりネイティブの人でないと微妙なニュアンスの違いがわからなかったり(「神の国」発言のくだりなど)、「日本(文化)を理解しているネイティブ」による英語のアドバイスは非常に有用でかゆいところに手が届く感じです。 引用される英文も短いものが多く、読む気持ちを萎えさせないのがすばらしい。
「日本人の英語」より幅広いエッセイ
すでに指摘されているように、岩波新書の「日本人の英語」シリーズのように、日本人の間違えやすい文法や表現に特化しているわけではないので注意されたい。そういった内容ももあるが、より幅広い、日米(英語圏)の、言語や文化、社会に関するエッセイ集である。 "will"の訳し方や、日本受験英語制度によってつくられた「神話」、辞書の問題のある記述などから、ブッシュ大統領のナイーブさなど、良くも悪くも多岐にわたる、比較的気軽に読める一冊である。 しかし、中には漠然と我々が思ってることを否定されたりと、うならされる点も多い。著者の観察眼の鋭さや言語センスの鋭さは相変わらず脱帽である。
英語学習中の人向けの、学習に役立つエッセイ。
自分が英語初級のときに詠んだらどのくらい理解できたか自信がないのですが、中級にはなった・上級には手がまだ届かない、という今読んでおりますと、とてもためになります。 「あっ、これ私も勘違いしていた」と気づくことや「なるほど、そういう語順で書けば英文の意味が明瞭になるのか」と感心したり、「わはは、なんじゃそりゃ」と笑ったり・・・・。 著者の主観の影響が大きいので(と著者本人も書いています)英語話者の総意ではないと思うのですが、ネイティブが感じる細かな言語感覚を知る勉強になります。 読みながら勉強になるエッセイ。 参考書での勉強が辛くなったときに読むと、気分転換+勉強になってよいのではないかと思います。 電車の中で一人ニヤニヤしながら読んでおります。 「日本人は英語が苦手ってほんとか?」というような考察も面白い。 英語を第二公用語にするという話や、魔法のように簡単に楽しく英語を身につけたいという幻想について。 自ら外国語学習者(アメリカ人で日本語習得者、そしてイタリア語をやりたいのに面倒で手をつけられない!)としての著者の立場から考えているのも興味深いです。
教科書ではありません
タイトルを見て内容を想像するのは、勝手ですが自分の見当ちがいを、著書のせいにするのは、どうかと思います。語学の教科書としてなら著者の立派な文法書などが出版されていますし、「日本人の英語」正続をよく読めば、本書がその三部作とされるのがよく理解できます。なにより一葉から谷崎、村上春樹、或いは映画や音楽のことまで、とにかく楽しく面白い本です。大げさに言えば日本人全部に読んでほしい本です。まさに”English Ba ie ”が吹っ飛んでしまいます。英語が喋れることが、壁を無くすことでないのが解れば本書の出版の目的が半ば達成されたといえるのでは、無いでしょうか。
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【くちコミ情報】
英語上級者ならびに教師必読の文法書
同社から「ロイヤル英文法」という文法辞典的な参考書が出ているが、それより1ランク上のレベルの学習者や英語教師が本書の対象者になると思う。 「ロイヤル」レベルの文法がほぼ一通り頭に入っていることが本書を読みこなす上での前提となろうが、そのレベルの学習者にとっては、本書はかゆいところによく手が届く、知りたいことがズバリ書かれている有り難い文法参考書である。 例えば一例を本文page 244 Helpful Hintから引用すると、 (引用開始) “Now that …”は、確かに「今はもう…なので」という感じの表現であるが、そこまで固い因果関係を表す日本語としてとらえないほうがよい。 例えば、”Now that he’s ma ied, he often plays tennis.” という英語は「結婚した今の彼は、(結婚する前と比べて)よくテニスをする」ということを言っているだけであり、決して「彼は結婚したので、よくテニスをする」ということまでは言っていないのである。 (引用終了) このような指摘は通常の文法参考書ではまず見かけない。 本書にはこのようなネイティブ感覚を知ることのできるHelpful Hint(執筆者はマーク・ピーターセン)のコラムが128ある。このコラムを読むためだけでも本書を買う価値は十分にあると感じた。
世界初?
最大の特長は「英文センスが意識せずに身に付くよう、有機的関係を持たせた自然な文を提示している」こと。 文法書は正用法さえ教えれば十分なのが普通。執筆者が貯めておいた例文を文法事項に合わせて分類配置していく。一見、本書も目次からは同じように受け取れる。そして、多くのヒントや注意事項の中にはピーターセンならではの部分が大きな寄与をしているのはたしかで、これだけでも出色と言っても過言にはならない。 しかし、これに眼を奪われると肝心のことが見えない。本書が他書と「全く」違うのは例文同士で互いに関連を持っているものが多く(参照指示はそれを促進)、自然な英文というだけでなく、例文を通して一般教養レベルの英文の蓄積とセンス獲得を可能にしていることである。ある程度の教養ある人間が使う言葉の視点で一貫して選ばれている。しかも、現代的かつ実用的(英文学関係者にはあまり参考にならないかもしれない)。 今まではいろいろな散文から引用されて書籍に貼り付けられているだけだった。時代もばらばらなら作者の癖もばらばら。それをあちこちから掻き集めていた。いくらコーパスを使っても本質的に何ら変わらない。 本書は違う。ピーターセンを中心に適切に例文を変えて、いくつか似た状況で使う複数の表現をあちこちに配置し、有機的に関係して教養ある英文空間を我々の内部に作れるようにしているのである。どれほど意識されてのものかわからないが、こんな文法書は存在しなかったのではなかろうか。もちろんエイザーのようにいろいろな状況をこれでもかと演習させることで英語感覚を身に付けさせるものはあった。英語での文法書にも学習者の立場に立ったいいものもいくつかある。しかし、本書ではいつもの味気ない文法事項配列で構成されているにも関らず、やってみると何か自分の中に基準となるべき英語の世界ができるようになる(作文や会話で前と違うと感じるようになったら、それが証拠)。 “辞典としての文法書”ではなく、名の通り“実践する文法書”であり、“自分の中に常識的で適切な英語空間を作る文法書”である。細かな事項もあるが比較的分かりやすく書かれているし、ハッとさせられる記述も多い。問題含め通読すべき書である(案外進む)。問題だけをやる、知りたい事項のみ見るという接し方では一番大事なものは身に付かない。 よく「英語はこの1冊で十分」などと平気で紹介されることがあるが、それは無理として、これまで今ひとつ英文の意味を汲み切れなかったり、作文で不安があった人はストレスがかなり解消されるはずである。問題があるとすれば、参画しているのが米人1人だけということぐらいだろう。
頼もしい文法書です
勧められたのは「ロイヤル英文法徹底例解」でしたが、こちらのほうが出版年が新しかったし、レビューでは「徹底例解」より読みやすいうえに内容も劣らないということだったので、これに決めました。 例文が実際的で親しみやすく、ひとつひとつ日本語にも長けたネイティブの先生のチェックが入っているということで頼もしい限りです。 私は文法の理解を深めたいので通読するつもりでいますが、これはタイトルが示す通り「表現のための」文法書で、巻末には日本語の表現から引ける索引があります。英語表現から引ける索引もあります。 厚さ3センチ強の分厚い本で持ち歩きには不便ですが、「英作文のための暗記用例文」という別冊の小冊子がついているので、これを持ち歩こうと思っています。 最近、補語に副詞も含めても良いのではないかという意見もあると聞いていましたが、この本ではすでに副詞も補語として説明されています。私も素人ながらこの意見に賛成だったので、さらに好感を持ちました。(追記:第2文型の補語に副詞も含めていますが、第5文型の目的格補語については副詞は含めてありません。代わりに句・節が入っていて、これが副詞句(節)を含みそうですが、ちょっと私には言い切れないし、この辺りが省略している詳細のひとつかもしれませんね) 詳しすぎる文法は省いてあるそうで、難解な英文読解用には「徹底例解」が必要になってくるのかもしれませんが、文法の理解を深め書けるようになるためには、大きな助けとなってくれそうです。 と、これはまだ数ページ読んだだけの感想ですが、評判からも、手に取った感じからも、かなり期待をかけています。
ロイヤル英文法や、江川 泰一郎さんの英文法解説などと比較して
こちらとっつきやすい本となっています。 日本語も現代風になっていますし、例文も現代っぽいですね。 ただこの本の解説に、「ロイヤル英文法をわかりやすくした」ようなことが書いてありましたが、それはどうでしょう。確かにわかりやすいけどロイヤル英文法も十分にわかりやすかったし、しかも江川さんの本とロイヤル英文法との内容の構成がほぼ同じ(当たり前ですが)ですので、ロイヤル英文法よりもかなりの進歩を期待している人には向かない本だと思います。
英語中級者以上向けの英文を書くための文法書
この本は、英語で文を書くときに、参照するのに便利な本です。 最初から最後まで通読するのが目的というよりも(通読しても良いのでしょうが)、 すでに英文法事項は一通り理解しているつもりでも、 実際に英文を書く際にまだまだ怪しい文法事項があるときに、 どうだっけかな?と、この本を引いて確認しながら書き進めるといった具合に使うのに便利です。 本の内容は基本的な文法事項なので、アカデミックライティングとビジネスの両方向けです。 ここで言う英文とは1文です。まとまった長さや量のある文章を書くのために 話の流れを作るためのヒントとか、語句や表現の微妙なニュアンスの違いなどは載っていません。 そうした意味で、本のタイトル「表現の」というのは少し誤解を与えるかも知れません。 しかし、1文の英作文にも、気にしなくてはいけない文法要素はいろいろあるので、 文の長さや量にかかわらず、この本なら書きながらパッと引いて確認できるので助かっています。 文法事項を学習するための文法書では、英文を書く際には使い勝手が悪いことが多いです。 この本は、英文を書くための文法書として使い勝手が良いので良書です。 英文の実例の少なさはあまり気になりません。自分が書こうとしている英文が文法上正しいかどうかを 確認するのが目的ですが、少ない英文でもその確認は十分できます。 ただし、目次は各文法事項ごとなので、各文法事項が一通り頭に入っていないと、 自分が英文を書く際に何を確認すれば良いのか分からず、この本を使いこなすのは困難かも知れません。 そういう意味で、使い手を選ぶ本かも知れません。この理由で星4つとしました。
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【くちコミ情報】
英語参考書としては貴重な良書
日本人にわかりにくい、また間違いやすい英文法のポイントをわかりやすく説明してあります。日本では英語参考書が溢れていて、誤った内容を含んだ本も多いので、このような良書は貴重です。著者の「日本人の英語」シリーズを初級者向けに編纂したような内容ですから、当該シリーズと内容的にはかなり重複しています。 p ただ他の人も指摘していますが、著者の受験英語批判は少し違和感を感じます。著者の大学の生徒のレベルがあまり高くない(非常に失礼な意見ですみません)のが問題であって、受験英語の責任ではないところまで批判しているところがあります。例えば yとuntilの使い分け等は受験英語の成績上位者であればまず間違いなくわかっていますし、絶対に間違えません。
引用の映画と漫画が古いのはお愛嬌?
著者は明治大学教授で本書はアメリカ人の視点から日本人(の学生)がよく犯す間違いを分類(前置詞、時制の感覚、仮定法、冠詞の使い方、使役動詞の意味の違い等)してとても解り易く解説してある。著者がネイティブなだけに説得力がある。特に冠詞の使い方、接続詞もそうだけれど使役動詞の使い分けはとても参考になった(無理やりさせる: make + O + do, fo ce + O + to do, compel + O + to do; 相手の好きなようにさせる: let + O + do, allow + O + to do, pe mit + O + to do; 頼めばしてもらえる: have + O + do, tell + O + to do, o de + O + to do; して欲しいことをしてもらえるように何とか仕向ける: get + O + to do, pe suade + O + to do, convince + O + to do)。同著者の「日本人の英語」、「続・日本人の英語」、「心にとどく英語」(岩波新書)が一般向けの読み物であるのに対し、本書はどちらかというと高校生か大学生向けの参考書に近いかも。高校生の方は一通り文法・構文の勉強をしてから読んだ方が効果的だと思う。完了形が何かとか第五文型が何かとか知っていないと面白くないだろうし、習ったけれどよく解らないところがあるという人に役立つと思う。表紙は5人のアメリカ人?と日本人の学生の絵が描いてあるが、ページを開くとどっこい「D .スランプ」。果たして今の学生にウケけるのだろうか?と心配もするが、余計なお世話か。著者が映画ファンなのは岩波新書を読んで知っていたが、よほど「カサブランカ」と「ローマの休日」が好きなようで本書ではこの二つからの引用が多かった。読後は是非映画の方も鑑賞されたし。
疑問が氷解
学生時代からずっと抱えていた疑問があっという間に解けまし た.日本語を教え手の立場で研究してきたネイティブスピーカ ーだからこそここまで分かり易く書けるのでしょう. そして,いかにわが国の英語教育が非実用的な内容だったかが 同時にわかってしまうので,読む人によってはその事実に愕然 としてしまうかもしれません. p 残念なのはせっかくのイラストが本文ときちんと連動してない 点.無くてもいいかもしれない,と思わせてしまってはもった いないと思います. 一度読破しましたが,何度でも読み返して勉強したいと思って います.
これは本当にためになる!
今まで曖昧だった英語の知識というか、使い方というか、そういったものが、この本を読むことで「そういうことだったのか」と、驚きと喜びでいっぱいになります。本当にこの著者はすごいと思いますよ!
文法書のすきまを埋める重要知識満載の本
ムックという形式は、基本的にはあまり信用できない。売ってしまえば勝ち、という発想の編集が多く、一見役立ちそうでも実は見かけ倒し、ということに、今まで何度泣かされたことか。 p 本書も「D .スランプ」の絵が随所に挿入されている、というより、かなりの比重を占めていて、しかも本文との関連性など、ほとんどないと言ってよい(言葉尻をとらえて無理矢理まんがをひっぱってきた、という強引な挿入である)。また映画のシーンの写真もけっこう大きく、全体として何より目を引く作りになっている。しかし著者があの著者であるから、そこそこの期待を込めて読み始めた。 p 結論。英語の勉強に役立つ。これはムックにしておくのは惜しい。もっと長寿命の媒体(新書など)で、長く残してほしい著作である。それから、上記の絵や写真は、ほっと一息つくのに、意外なほど有効であった。ムックの編集戦略が、この本では成功していると思う。 p ただ、ひとこと余計なことを言わせていただくなら、著者には自分の大学のレベルでもって受験英語の不備を非難することを止めてほしい。確かに受験英語には致命的な弱点もある。しかし、受験の知識でも、極めればずいぶん役に立つのである。私の周囲にいる、かつてそれを極めた人々は、その知識を活用して、会話や論文執筆にずいぶん役立てている。ここで何度も出てくるような、大学生の典型的な誤りは、少なくとも半分くらいは私の周囲の人々にとって無縁であることを、ここで明言しておきたい。確かにこんなに大切なことが、少なくとも重点的に教えられてはいない、という点は反省すべきであるけれども。
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【くちコミ情報】
引き続き痒いところに届く内容
まずは、前書でも紹介があった定冠詞 不定詞の問題をとりあえげて説明がある。 使役動詞はmake、have、let、そしてget...to...があるけど、それぞれに違いがある。 if文の中でもwillを使って未来形を使って表現することも十分可能である。 以上のことが、なぜそうなるのか、どういう違いがあるのかを例文を挙げて分かりやすく書いてある。 日本の教育課程で学んできた英語や、巷にで売られている一般の英文法解説書等では知りえることができない、痒いところに手が届く内容となっている。 ある程度英語が分かってきて、もっときちんと分かりたい方、今まで半ば疑問にも思わずに当たり前に使っていた英語の誤りや理屈が分かるようになります。 やや理屈が多く、取り上げている内容も古い映画や文学作品が多く(出版された年代を思うと仕方ないことだけれども)、なかなかスッと頭に入ってこないことも多かったが、ページ数もそんなに多くないので息抜きしながら短時間で楽しめることと思う。 出版されてからかなり経った今でも、愛されているのがよく分かる。
英語好きなら買うべきです
前作と同様、素晴らしい作品です。とにかく、読みやすく、英語に興味がある人にとって、また日本人にとって本当にわかりやすい本です。なぜ、日本人は英語ができないか(これはアジアの他の国と比較しても劣っていることからもわかりますが)、それはやはり「日本人」という国民性、文化と「日本語」の持つ特殊性(英語習得に対する特殊性という意味です)が関係あると私は思います。その日本のことと英語のこと、両方について深い知識をお持ちの著者でしか書き得ない文章、それがこの本の美点です。是非、一読をお勧めいたします。
Nativeに説明して欲しいことが書いてある本。
前著『日本人の英語』の続編である。冠詞の説明など前著の流れを汲みながら、「nativeにしか分からない感覚」を多く散りばめてくれているのが嬉しい。日本人英語学習者にとっては、まさにかゆい所に手が届く説明である。 前著と比較すると、筆者の趣味や嗜好が文面にも表れた箇所もあり、面白い。
英語をみにつけたいなら
この本は自分の英語学習方法を見直すのにとてもよい内容が書かれていたと思います。 買い!ですね。 私も現在英語を勉強中ですが、学習方法が正しくないと効果がないですからね。 まぐまぐのメルマガ「カンタン!誰でも30日後に英語が使える方法」というメルマガも読んでますが、そこにも書かれているとおり、学習法さえ最初に押さえれば、私みたいに英語オンチでも、英語はペラペラになるんですね。 日本人は英語が苦手といわれますが、その壁を乗り越えることができました。
題名の通り「日本人の英語」の続編
「日本人の英語」の続編だが、別に前作を読んでおく必要はない。読んでおくと理解は深まると思うけれど。取り上げている文法の項目は前作とほぼ一緒〔冠詞(名詞の用法)、前置詞、副詞、時制、知覚動詞、使役動詞〕だが、やや構成を変えて著者の好きな映画(かなり古い?)の台詞や小説を引用して解り易く解説している。前作同様(以上に)、読み物風に書かれているので気軽に読める。高校生ないしは中学生から社会人までお薦めの書。
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