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   ファインマン の売れ筋最新ランキング   [2009年01月08日]
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¥ 1,155(税込)
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ジャンル内ランキング:1483位  
カスタマーレビュー数:46

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   R.P.ファインマンは1965年にJ.S.シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を授賞した天才的な物理学者である。こう書くと「理数系が苦手」な人は逃げ出したくなるかもしれないが、そんな人にこそ本書を手にとっていただきたい。

   本書は20世紀を代表する天才物理学者の自伝ではない。R.P.ファインマンという人生を楽しむ天才から我々への贈りものである。
 「ファインマンと聞いたとたんに思い出してもらいたいのは、ノーベル賞をもらったことでもなければ、理論物理学者であったことでもなく、ボンゴドラムでもマンハッタン計画でもない。僕が好奇心でいっぱいの人間であったということ、それだけだ」といつも言っていた(下巻訳者あとがきより)。

 「なぜだろう?」といつも好奇心いっぱいの子どものように世界を見て、いったん好奇心をひかれたらそれに夢中になり納得のいくまで追求する。彼は一切の虚飾と権威を嫌い、相手がそれをかさに着ているとみるや容赦しなかった。それは、そのような態度が、楽しいはずの真実の探求を邪魔する厄介なものだったからである。

   上巻では、彼の少年時代、物理学者としての修行時代、また駆け出しの物理学者として携わったマンハッタン計画から終戦を迎えるころまでのエピソードが収録されている。どの時代においても彼はその状況を最大限楽しみ、そして、決して流儀を変えなかった。
   自分が理系か文系かなんて関係ない。もし少しでも本書に「好奇心」を持ったなら、ぜひ一読をおすすめする。(別役 匝)


くちコミ情報
自叙伝の最高峰
機知とユーモアの人、ファイマンさん。 他の多くのレビューに私も、たびたび同感。 本書の秀逸性を改めて、述べる必要はありませんね。 特に興味深く読ませていたのが、「二人の金庫破り」の章。 機密文書を保管するあらゆる金庫を開錠しまくり、その安全管理のずさんさを痛烈に批判。 この頭のキレ具合は、痛快。 あなたじゃなきゃ、安全ですって(笑)。 おもしろすぎます、ファイマンさん。
声を出して笑ってしまう
これまで読んだ本の中でトップ群に入るおもしろさでした。 天才の思考回路をかいま見れます。
とても楽しい自伝でした。物理学に興味がなくても大丈夫
物理学にまったく興味がないのだが、自伝としての評価が猛烈に高いので、興味を持って読んでみた。 確かに面白い。そして、学問を目指し、仕事にしている人の生活や考え方が垣間見れて、おもしろかった。 それぞれのエッセイの内容も、学校の話だけでなく、広く行動した筆者の活動そのままに多岐にわたり、ただの学者の綺麗なエッセイに収まらない。 こういういい本はもっと若い時に読みたかった。そうしたら、自分の人生も違ったと思う。
ファインマンは科学者の鏡である
前半ではブラジルや日本での滞在記が面白可笑しく述べている.そこから垣間見られることはファインマンの精神は,郷に入れば郷に従えということだろう.ブラジルでは一生懸命ポルトガル語を勉強し,ポルトガル語で講演をしようとしたり,日本では学会が用意したホテルではなく,日本式の旅館に無理を言って泊めてもらったり,その国の伝統・文化を楽しんでいる. 後半はアメリカの教科書の選定委員を通して,アメリカの抱える教育問題を痛切に批判したり,まったく未知だった芸術の世界に飛び込んで,ある程度成功を収めた話や趣味のドラムの話を述べている. 最後にカリフォルニア工科大学で行った卒業式の式辞が述べてある.その趣旨は科学研究を行う時に大切なことは,自分に都合の良い実験結果のみを提示するのではなく,すべての結果を提示して判断を仰ぐ,また先行研究は自分で追実験を行い,本当にそのような結果が出るのかを自分で確かめる姿勢が大切であると言っている.
自慢話ばかりです
最初はそれほど気にしないで読んでいましたが、とにかく最初から最後まで、自慢話ばかりで、それが嫌で途中で読むのをやめ、捨ててしまいました。


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¥ 3,465(税込)
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ジャンル内ランキング:59068位  
カスタマーレビュー数:15

くちコミ情報
強制意識がなくても読めます
最近天文学に興味を持っており、より深く理解できるように物理学や物理数学を勉強している門外漢です(本職は医分野です)。 そんなこんなで色々物理関係の書籍に手を出しているのですが、直接天文学を語るわけではないテクストで純粋に面白いと思えたのは本書くらいですね。 一般的に物理分野の書籍は教科書的意識で、つまり意識を高めて強制的に読まないと読めないものがほとんどです。大学の講義などで使用する目的では良書はたくさんあるのでしょうが、一般人は気軽に読めません。そんな中、ファインマン先生の本書は軽妙な語り口で物理学の本質を伝えてくれるため、気軽に読み物として読み進めます。翻訳なので多少の硬さはあるものの、これで十分です。 もちろん若干の数学的・物理学的素養と、物理学への大いなる好奇心は必要なので、ご注意あれ。
物理の感覚が身に付く
高校の教科書のように数式を覚えるのではなく、物理の感覚を身につける本です。 この本を読むと、高校の教科書がゴミのように思えます。物理嫌いな方でも、楽しめる内容です。
読了後に、思ったこと。
レビューも、参考にさせてもらいながら、読了いたしました。 本書の何が、すばらしいかについては、他の方のレビューに譲ります。 一言だけいいますと。 「一流の教育者とは、いかなる者であるべきなのか」 という問題について、根源的思考を迫ります。 1 力学と、書いてありますが、ある程度、電磁気学、電磁波、量子力学、波   の知識をもっていないと、わからない記述がたくさん出てきます。 2 WikiPediaで、調べると、どうやら、ファインマン教授は、Unde G aduateで   数学を専攻されていたようです。これが、本書の数式展開の、感動的丁寧さを   生んでいるように思います。   記号についての、細かい、薀蓄など、とても実践的で、きめ細かく書かれています。   こんなことを、いっては、天国のファインマン教授にしかられますが、   冗談ではなく、日本の数学予備校講師の受験参考書なみに、丁寧です。 3 三角関数 指数・対数 微分積分(微分方程式)複素数 のことを、学習しないと   つらいかも。   
このシリーズを一生懸命に読んで、大学院入試の勉強をしました。
このシリーズを一生懸命に読んで、大学院入試の勉強をしました。 大学院に無事に合格しました(理学部物理学科;もう15年くらい前です)。 大学院でも、この本は役に立ちました。 研究者の端くれとなった今でも、読み返すと、「物理」がわかった気になります。 物理の基礎を学ぶ最高の教科書です。
物理学の真髄に迫るために
 私は理工系の大学・大学院を卒業したが未だに物理学という存在が自分の中でしっくりこない。この状況も本書を読破すれば変わるだろうと思う。まだ1章の途中であるがかなり手強い。これをすべて理解するのは大変だと思った。  今は無理でもいつか必ず真の理解に到達したいと考えている。


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ジャンル内ランキング:2920位  
カスタマーレビュー数:46

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   本書の上巻では若く初々しかったファインマンの姿に触れることができるが、下巻では、成長したファインマンが1人の「物理学者として」物理のみならず社会や芸術とかかわってゆくさまに触れることができる。

   どんなに権威者になっても(彼はそう呼ばれるのを何よりも嫌ったが)、彼は決して物理学者としての誠実さを変えることはなかった。サバティカルでブラジルの国立研究所に滞在した彼は「教科書を丸暗記するだけ」の物理の大学教育に業を煮やし、ブラジルの「お偉方」の大学教授たちの前で「この国では科学教育が行われていない」と言い放った。またあるときは、学校教科書の選定委員としてすべての教科書に目を通し、教科書の内容が科学的誠実さを欠いているのを真剣に怒り、他の委員たちと闘った。

   彼の信条でもある「好奇心」は年齢を重ねてもとどまる所を知らず、カジノではプロの博打うちに弟子入りしたり、ボンゴドラムでバレエの国際コンクールの伴奏をしたり、また、幻覚に強い興味を持った彼は、旺盛な好奇心からアイソレーションタンク(J.C.リリーが発明した感覚遮断装置)にまで入ってしまう。彼は他人のことなど気にとめず、素直な心で物事を見つめ、興味をひかれたらそれに夢中になる。彼は何より人生を楽しみ、人生を愛していた。

   そんな彼の書いた本書に触れていると、いろんなことを話したくってうずうずしている彼が、目を輝かせて楽しそうに自分に向かって話しかけてくれているような気分になる。そんな気分にさせるのは、大貫昌子による素晴らしい訳のおかげでもあろう。訳者はファインマンと親交があり、彼に相談しながら翻訳作業を行っているため、原文の持ち味が十分に表れている。(別役 匝)


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とても楽しい自伝でした。物理学に興味がなくても大丈夫
物理学にまったく興味がないのだが、自伝としての評価が猛烈に高いので、興味を持って読んでみた。 確かに面白い。そして、学問を目指し、仕事にしている人の生活や考え方が垣間見れて、おもしろかった。 それぞれのエッセイの内容も、学校の話だけでなく、広く行動した筆者の活動そのままに多岐にわたり、ただの学者の綺麗なエッセイに収まらない。 こういういい本はもっと若い時に読みたかった。そうしたら、自分の人生も違ったと思う。
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カスタマーレビュー数:9

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こちらのファインマンさんも、楽しく読ませてもらった。立花氏の解説もぜひ読んでほしい。
このエッセイ集では、特にチャレンジャーの墜落原因調査の様子に多くのページが割かれている。 その部分は、ドキュメンタリーとしても読み応えがあり、ずんずん読みきってしまった。途中で飽きる部分もあまり無かった。 その他のエッセイも、明るくて楽しい気分になるものが多く、筆者の体験を追体験しながら、笑ったり考えさせられたりする。訳も、こなれていて、しかし丁寧でよい。 最終章、科学の価値とは何か?それと、立花隆氏の最後の解説がすばらしい。 それによると、冗談でしょうと、困りますの二冊だけが、ファインマンの著になるらしい。 似たようなタイトルのものは、あと3冊でている。 この解説を読んで、残りの三冊が後回しにできて、非常に助かった。
ファインマンの魅力全開
本書のハイライトは,何と言ってもスペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故調査委員会の部分であろう.委員の仕事を引き受けるかどうかで迷っていた時,最終的に引き受ける決断をする最大の要因は,妻グウェネスの勧めであった. 本書を通じて,ファインマンの科学者としての高潔な姿勢と周囲のしがらみに左右されない意志の固さを窺い知ることができる.委員会の仕事においても,真相を追究するためには,すべて自分で行動し,体験してみないと判断できないという正に科学者としての姿勢が現われている.そういうところが多くのファンを持つファインマンの魅力であろう.
わたしたちはどのようにして生きられるか
 愛するアーリーンの若い死と、僕ら健康者の生の違いを、「量的な違い」に還元してしまうところは、いかにもファインマンらしい。僕らの人生の状況は「偶然」にすぎない、と断言するファインマンは、彼の物理学とオーヴァーラップする。そのファインマンも、若年で参加したマンハッタン計画での被曝が原因と思われる病気で亡くなる。しかし、その間際、国家プロジェクトにふたたび参加して、スペースシャトル事故調査委員会の一員として、国家の悪に挑む。まさにカッコいい、感動的なリチャード・ファインマンの人生です。  この本は、ファインマンが、年若い友人に語ったエピソードを、編集したもので、とても読みやすくできています。(わたしはまったくの素人ですが)ファインマンの仕事と人生を思うとき、非常に感動的な本として記憶されるでしょう。  解説の立花隆さんは、ファインマンの著作の成り立ちを懇切に解き明かしてくださって、参考になりました。
自分で考え行動するることの大切さ
他の人の意見がどうであれ、自分が正しいと思ったことをする行動力。 これこそファインマンさんの真骨頂であり、スペースシャトルの事故調査の章を読んだあとは、本当にスカッと爽快な気分にさせてもらいました。 また、「何かの名前を知っていることと、何かの意味を本当に知ることは違う」「ひとがどう思おうとかまわない!」といった彼の考え方が作られた過程の話も非常に参考になります。自分で考え、行動することの大切さを教えられました。 是非皆さんも読んでみてください。きっと気に入ると思います。
こりゃぁ面白い
エッセイ集と書いてあったので、てっきり本人が書いたのかと思ったら、さにあらず。小話としてファインマンさんが言った事を思い出して書かれたものだそうです。そうとは言え、軽妙な文体で読みやすく、エッセイとして扱っても問題はないと思います。 様々な話が短編小説集の様に集まっていますが、特に優れていると思ったのが、学生時代に結婚し死別したものと、スペースシャトルの事故調査委員会時代のものです。 対象が人とモノと両極端ですが、一途に問題にあたっていく姿は、立派なものだと思います。単に科学者としての姿勢だけでなく、私生活においても筋の通った生き方をされた事が分かり、自分の生き方を決める上で、参考になるものです。一読をお勧めします。


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良書
本書は電磁気学をより深く理解したい人のための教科書です。日本人が書かれた教科書にももちろん良書はあります。しかし電磁気学を表面だけではなくさらに深く理解しようと思えば20世紀の天才物理学者ファインマンの教科書を読まない手はありません。買って損することもありません。
結構良い。
面白い本だとは思うけど、やっぱり途中でダルくなる事もある。 具体例やイメージを使った解説はさすが。 p だが、バーガー・オルソン 「電磁気学 新しい視点に立って」 の方が個人的には好きです。比べられないかもしれないけれど。 p 原著の方がこの本は読みやすいかもしれません。
標準的だが味のある教科書
ファインマン物理学講義シリーズの電磁気学の分野を収めたもの.大学学部生向けの標準的な教科書.他書と比較して特に凝ったところはないが,このシリーズに共通したファインマンの独特の語り口で話が進む.数式の取り扱いや展開に関心をおく理論好きな読者には,文章がやや冗長に感じられるかもしれないが,物理を理解するということに関しては,本書は他書に比して充分達成しているのではないか.「空中電気」や,「静電アナログ」といった章は,その現れであり,他書には見られない特徴であろう.章末の特別講義は、解析力学に関する講義であるが,数学的に突っ込んではいないものの,まず一般化の定義に関する話から始まる他の解析力学の教科書と比較すると,その導入からいかにも物理らしく,読者にさ!まざまな疑問と関心を抱かせてくれる.


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ファインマン先生の、わくわくする語り口、スジの運び
ファインマン先生の、わくわくする語り口、スジの運びを、控えめに押さえた翻訳がよくフォローしてる。カルフォルニア工科大学で1961年から62年にかけて行われた物理学入門講義を教科書にしたものだが、一年生をどうにも退屈させてしまういままでの入門講義を大改造すべく、ファインマンは最初から飛ばしてくる。最も優秀な学生に合わせたというその講義は、かなりハイブローかつハイテンションだが、名調子にだまされてハイスクールの生徒でも読める(読み通せるかどうかは怪しいが)。 p  さて、2年連続の講義のちょうど1年目が終る年度末講義。翻訳ではちょうど2巻の最後だが、ファインマン先生はちょっとした謎をかける。異星人が握手をするにはどうすればいいか。なんとか握手の習慣を教えられたとして、どうやってミギとヒダリを伝えるか。さまざまな検討の結果、量子力学における対称性の破れに注目する。異星人にも物理学者がいれば、それでミギとヒダリを伝えられる。しかし、反物質でできた異星人なら、対称の破れも反対になる。もし彼が左手を差し出すなら、気をつけろ。手を触れた途端、大爆発する!    ところで、どうして宇宙には対称性のやぶれがあるのだろう。神様がこの宇宙を作ったのなら、宇宙は完全のはずではないのだろうか(すなわち対称的にできているはずでは)。そこで話は、日光の東照宮へ飛ぶ。やあ、これは見事な彫り物。しかし、あそこだけ彫り物が反対になっているが、さて。ガイドさんが得意げに、教えてくれる。どうです、見事なたくみの技でしょう。あまりにも見事なこの仕事、神様が人の技に嫉妬しないように、わざとああして逆さに掘ってあるんですよ。なるほど!この宇宙も、人が神の技に嫉妬しないように、わざと対称性がくずしてあるのにちがいない!では、これで今年の授業を終了する。
芸術的物理学
 物理の世界を芸術に高めたのではないかというほど見事な講義録となっている。1960年代にこのような講義を行っているとは見事の一言である。ノーベル物理学賞受賞者がカルテック(カルフォルニア理工科大学)の最も優秀な学生に対してインスパイアするための講義と聞くと、および腰になるかもしれないが、優秀でない者にも得るところがまったく無いことにならないように配慮しているところも、この講義と教科書に筆者が真剣に取り組んでいる姿勢がしっかりと見える。  初心者向けの教科書では決してないが、一通り大学の物理を学び、もはや物理を早急に勉強すべき理由がない人は、ぜひこの本をじっくりと楽しむことをお奨めする。ファインマン博士の認識している世界が垣間見えることだろう。知識としてでは無く物理学というストーリーを感じることが、次のステップへ進めるようなポジティブな気分を与えてくれる。  
内容が個性的
読んだ感じでは、他には無い物理の本という感覚。 p というのも光の部分の説明で目の構造を例にとって説明したり、この本は具体例を先取りして演繹していきます。目の構造、波動のところでは楽器などを例に本質をわかりやすく説明していると思う。 p 英語版は3冊一まとめになってて、そっちの方が 前の説明を参照しやすいのでお奨めです。ほんのサイズも大きいし、 表紙もお洒落ですよ。
シリーズ1の面白さ?
シリーズの中では,V(5)の量子力学と双璧かな,と思います.「光と物質の不思議な理論」を読まれれるとわかると思いますが,この本はファインマンの物理観がよく表れたものだと思います.僕自身は,屈折率の本質にせまる部分,気体分子運動論から統計物理の入門的な部分,それに対称性に関する章,どれもわくわくでした.
楽器を使った波動の解説
新設大学だった頃のカルテック(カリフォルニア州立工科大)での特別カリキュラム編成委員としての講義を基礎にした、大学教養課程程度の物理学の解説書。指導方針は、単なる暗記や計算ではなく、考え方の理解に置かれている。この方針に沿って、「1.力学」に続き、難しい数学的知識や計算を必要とせず、物理学の考え方を理解させることに焦点が置かれている。 p この章の内容は、波や熱、それに光の性質に関する物理学の法則の説明である。特に興味深かったのは、波動を説明するための、楽器を使った実験であり、ピアノやバイオリンを例に用いている。当時、電子ピアノを使っていたので、生ピアノとの、似て異なる相違が理論的に把握できたことは、両者の音の感覚的な相違を把握するのに、重要な促進剤の役割を果たした。音が違うような気がするのではなく、違っているはずなのだという確信から、音の相違を聞き分けることが可能になる場合もあるのだ。 p いまだに強く記憶に残っている個所は、この章の楽器の例と、「3.電磁気学」の渦電流の解説だ。後者は、現在、流行中の電磁調理器(IH調理器)の説明そのものだからだ。しかし、この章は、偏微分(マックスウェルの法則)が必要とされるので、例だけ拾い読みした方が良いかもしれない。 p 2章までは高校生の知識で理解可能なので、計算と暗記に疲れた学生や、物理の分かり難さに辟易している学生に、ぜひ一読して欲しい。物理学も、解説方法次第では、これほど面白くなるんだと思ってしまう教科書だ。


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トレーダーとしてのレヴュー。
幾つか、書きたい事があるが、後々纏めるとして 現時点では、箇条書きで。 1.懐疑的態度 skepticism について。 D . Elde 『投資苑』シリーズに、「精神分析で必要なものは 健全なる懐疑的精神であり、トレーディングも同様」と あったが、林輝太郎氏の著書にも「ブードゥー・サイエンス」と 言う言葉と共に、リチャード・ファインマンの引用が 特に新しい本には多い。2人とも、裁量トレーダーだが、 システム・トレーダーが、「過度に」科学的になる余り、 「不確実性の排除」から「科学絶対主義的狂信」への 警告とも読める、ってこんな事書いちゃうと 文科系コンプレックスみたいだなあ。いや、やはり、 当時の旧ソヴィエトの状況との絡みで言うと、D . Elde  の 「マーケットの教祖」信仰への懐疑、と言う読み方に なるだろう。 例えば、「バフェットは買った株は絶対に売らない」と言う 「大衆神話」に対して「本当に?」と首を捻って見る 「捻くれ者」の態度の重要性。 ウォール・ストリート・ジャーナルが08年11月14日に 「バフェット14億ドルの損」を伝えているが 解約者多数の場合は評価損実現化の可能性も 高い。正確な数字は $1.393B バクシャ・ハサウェイのレポートより。 他に対象となるものは、「効率性市場理論」「WDギャン理論」 「フィナンシャル・アストロロジー」等。 石川R「潜在意識のナントカ」も、そうか? ヴァンは、結局「自分の頭で考えろ。私に同意しなくてもいい。」 2.1に対して、裁量トレーダーの非科学的態度の問題も あるのだが・・・。チャック・ルボーの『テクニカル秘録』について 私が、ああ言うレヴューを書いたのは、「不合理主義」の 「魔術的・呪術的思考」の解毒剤の役割として メカニカル・システム・トレーディングを考えていたから。 そして、現在も5年近くだが、「思考訓練の場」として システム・トレーディングを考えている。「儲からなくても いいのかよ?」に対しては「判るまで訓練を続ける」と 答える。「判る」と言うのは「これだけやっても 『判らない』と判る」まで続ける。その後、 「裁量へ帰還」する予定。これは「不確実性を・・自分なりにだが ・・理解する」にも通ずる。 3.不確実性と確率論について。 私は、トレーディングの為に「確率論」を 勉強しなおすにあたり、現象を扱う学問である 物理学的なアプローチを行った。 即ち、パスカルの「賭けの文脈」で日本では 小学校より教えられてきた数学的アプローチを 一旦、放棄した。・・有名な「私は神を信じた 方が『良い』のか」に対して「期待値計算」に より、解を導くと言う例の話・・ 『ファインマン物理学』の「確率」の章では、 コイントスによるランダム・ウォーク実験で 確率を説明しているが、此れは事象を「帰納する」と 言う文脈であり、「賭けの文脈」では無い。 日本人が誤解し易いのは、「確率論と統計学は別の 学問」ではなく、「確率論と統計学は『文脈』が 異なる」と言う点。理由は、日本の算数・数学教育の カリキュラム的な特性による。何故『ファインマン物理学』では 章タイトルに「統計学」でも「確率統計」でもなく 「確率」が使われているかを考えると良く判ると 思う。 ・・もっと、判り易い例だと、『ご冗談でしょう』他と 一緒にカツマヨさんの『フレームワーク』本が 買われているようだが、彼女が、何故 「統計学を学べば、競馬やギャンブルをやらなくなる」 等と言う「大ボケ」を咬ましているのか、について 考えて見ると、彼女の「天然キャラ」の問題だけでは 無い、のが判るだろう。慶応商学部Bの入試科目に 数学が無い事や内部進学である事は、此処では 特に、重要ではない。・・ 4.最後に「ブードゥ・サイエンス」との関連性で オリジナルの寓話を挙げておく。 ・・・・・・・・・ 「我々は唯の紙切れを売買している訳ではない。」 と言うのがファンダメンタル派の言い分として、極めて 良くありがちなものである。 話を普通株に限ってもいいしREITの様に不動産が 証券化されたものでもいい。また、話を判りやすく する為に、証券電子化以前の場合で、話を続ける。 紙切れの額面に50円と「書いてある」。 確かに「書いてある」がこれは紙幣ではない。 ・・勿論、国債も兌換でない紙幣も「紙切れ」 だが、ここでは外して考える。・・ さて、ヴァリューの人達の言い分で良くあるのが 「1万円入ってる財布を5000円で買う。」 と言うもの。 この財布メタファに従えば、「紙切れ」では なく、「封筒」で中に「幾らか」入っている、 と考えた方が判り易い。 額面50円の「封筒」に昔懐かしい板垣退助の 100円札が入っているとする。 しかし、問題は誰も「実物の100円札」を「封筒」を 開けて、見たことは無い。 当然である。この封筒は、「絶対に開かない仕組み」に なっているから。 唯、企業財務状況を「計算」して、 「100円入ってる事が適正」と言っているだけ。 もし、封筒を日の光に透かして中を見ようとすれば インサイダー情報を手に入れようとするのと 同じ。 かくして、この「絶対に開かない封筒」を、テキトーに値段を 付けて、売買している。そう言うゲームである。 但し、例外的に封筒の「中身」がわかる時がある。 中は空。 倒産した時である。 さて、「配当」についてだが、実に奇妙な事だが、 この「封筒」には、どこかに「穴」が開いてるらしく 年に一回だけ、その「目に見えない穴」から、 1円玉が1個乃至2個転がり出てくる。 額面が50円なので率としては、1円の 時は、2%であり、2円の時は、4%である。 この封筒を、「運良く」40円で買ったとする。 その年はまた、「運良く」2円が「穴」から、 転がり出てきたとする。 この時点での「配当率」は、運のいい事に5%である。 こんな事が5年ほど続いて、バイ・アンド・ホールドは 正解だ、「ついてるついてる」等と言っていたら、 6年目は何故か、1円しか「穴」から出てこなかった。 「配当率」にして2.5%である。 何故なのかと、何でも良くご存知の「世間様」って奴に、 聞いてみたら「減配」だそうだ。何だか良く判らんが そう言う現象を、そう「呼ぶ」そうだ。 「何故」と聞いて見たら「企業財務が良くなかった から」だそうだ。「そんなものなのか」と 思っていたら、7年目には1円も「穴」から出てこなかった。 「配当率」にして0%である。 「世間様」によると「無配」と言う「現象」だそうだ。 理由は「企業財務が悪化したから」だそうだ。 その後、待てど暮らせど「無配」のまんま。 買ってから10年経って「封筒」を売って しまおうかと思ったが・・・。 「20円なら買う。それ以上はビタ一文も出さん。」と いう奴ばっかし。 冗談じゃねえ。 こっちは、40円で買ったんだ。 「配当」で11円入ったんだから 40円−11円=29円 で29円で売れなかったら損じゃねえかっ! 20円で売っちまったら9円も損じゃねえかっ! ってんで、ずーっとホールド。 詰まり、塩漬け状態。株価低迷、無配が更に延々と続く。 買ってから19年が過ぎ20年目を迎えた時点で 29円で買っても良いと言う奴が現れて「ヤレヤレ売り」。 失われた13年のお話でしたー。 でも「寓話」だったら、此処で終わるんだが、 現実は、甘くない!! 11円の配当に対して20%が課税される。 詰まり、2円20銭の損!更に証券会社の手数料も 差っ引かれちまって2円30銭の損! 単位株1000株を買っていたので19年間かけて 結局、2300円損をしましたー と言う事になる野田秀樹ー。 購入額4万円に対して2300円の損は 率にして、−5.75%である。 19年間だから対期間では 大したこと無いかもー。1年間複利で計算すると もっと、大した事無いですねー。 ・・・・・・・ 本レヴューは後々纏め直す予定。 スケジュール的には未定。
科学的態度とは
ファインマンの一般向け講演集のひとつ.彼自身の科学に対する態度と,科学と社会,政治,宗教などとの関連について述べる. ファインマンの主張そのものは,特別なものではない.まず,彼が指摘する不確実さと非科学性とは区別しなければならないこと,不確実を認めるから疑う余地があること,その疑う心,懐疑心こそが科学的な思考プロセスに不可欠であることを指摘する.そして,懐疑するためには自由(政治的,経済的な)であることが重要であることを60年代のソ連の状況と比較して述べる.これは,科学,技術に携わるものであれば,当然身につけているはずべきのものである.(しかし,日本の高等教育でこのことが教えられているかは疑問だ) しかし,ファインマンが本当に主張したいことは講演の最終日「この非科学的時代」で思う存分述べられている.ここではこの時代における「非科学的」な態度について,具体例を挙げて指摘している.その中には,消費者の知性を馬鹿にしたマーケティングがあり,原理主義があり,占星術がある.そして,陰謀論ともつながる被害妄想についての指摘もある.このような状況に陥らないためには,議論すること,疑うこと,そしてその自由が必要であることを繰り返し主張している.これは疑似科学や陰謀論に悩まされる現代の日本の科学界と何も変わらないものであることに,僕は驚いたのである(逆に,40年経とうと人間の精神には進歩がないということか). 最後に,講演の中でファインマンが指摘した,非科学的であることとはどのようなものであるか,もっとも鋭く表現したものを紹介しよう. 「世界を学ぶことによって自らをたえず修正する必要を理解しようともせず,無知を維持するために盲目を維持する態度」 これを打ち破るためにも,健全な懐疑心は必要なのである,そして彼自身のキャリアが示しているように,懐疑心を育てるためには教育が重要なのであろう.
懐疑主義を名調子で語るファインマン氏の講演録
1965年ノーベル物理学賞を受賞し、数々の著作も人気のあるリチャード・P・ファインマン氏の講演録を書籍化した作品です。 この講演は、1963年にワシントン州立大学で三夜に渡って行われたもので、それぞれ「科学の不確かさ」「価値の不確かさ」「この非科学的時代」というタイトルがつけられています。 "名調子"と言ってよいカジュアルな語り口で持論を楽しく展開しています。 書名からすると科学批判のように思えますが、そうではなく、科学的な精神とは「すべてを不確かであると認める謙虚さ」と定義し、その考えの重要性をさまざまな視点から主張しているものです。 個々のエピソードは冷戦のまっただ中とあって旧ソ連の話や、マリナー2号!などという古いものが多いですが、その主張は現代でもそのまま通用するものとなっています。 特に当時はまだラジオと新聞がメインだったはずのメディアに対して、早くも「エセ科学」批判も展開しているのも興味深いところです。
名文と名訳
 気さくな人物でイタズラ好き、そしてボンゴがうまかったファイマンさんの本です。今回は岩波現代文庫として出版されました。「科学者の言うことが正しいとは限らない」という言葉は納得します。確かに化学は不確かな物をファインマンさんが茶目っ気たっぷりに語ってくれています。名文家で面白く、尚かつ為になるファインマンさんの本を読むことで科学とは何か。そして我々を科学の素晴らしさへと誘ってくれます。本当にこの本は面白くて良い本です。子供も読んで楽しめる本です。


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ファインマン量子力学
ファインマンの教科書はどれも個性的でなかなかとりつきにくい面もあります。しかし一度きちんと基礎的な教科書でその学問を勉強してから読むとああ、なるほど、と思うところがかなりあります。量子力学ではこのような名著を読むことも大事ですが基礎もおろそかにはできないのです。
面白い!
非常に面白い本です。 量子力学の計算法を覚えて、とりあえず計算できるようにはなったけど、何か釈然としない・・などと言う漠然とした思いをお持ちの方には、目からうろこが落ちるような本であると思います。ファインマン一流の物理観に触れることができます。 あまり最初の一冊には向いていないかもしれませんし、これ一冊で量子力学を使いこなせるというものでは無いと思いますが、別の本で一通り学んだ後にこの本を読むと非常に理解が深まると思います。 ちなみに、ファインマン物理学はファインマンのカルテクでの講義が元になっていますが、その講義の録音がCDで手に入ります。私は、車で遠出をする際に、CDでファインマンの肉声を聞きながら読んだ内容を復習したりしています。英語の聞き取り練習にもなるし、お薦めです。
ファインマンの思想。
他の方がレビューに書いているとおり、とても面白い本です。 翻訳したのが砂川重信先生で、大家が行ったものなので、なんとなく 安心して読める感があります。 ただ原著だと、もっと薄いので案外そっちもいいかもしれません。 ユニークだと思うのが、最初の方でブラケット記号を導入、 というか感覚的?に具体例をとって説明してます。 個人的には経路積分主体の量子力学のスタイルをほのめかしている 感じがしました。 最後のほうには超伝導の話なんかもついてます。 p 量子力学を一度勉強した人も一読する価値はあると思います。
魅惑の世界への誘い
初めてちゃんと読んだ量子力学の教科書です。これは量子力学を使えるようになるための教科書とはいえないかもしれません。しかし、物理観を養い、量子力学もっというと物理が非常に面白い分野だと感じさせてくれる本です。ベストセラー本のようにワクワクして読んだように記憶しています。大げさかもしれませんが、これを読んで面白いと思えない人は物理は向かないかもしれません。これ以外の本では、J.J.Saku ai、Di ac、猪木・川合、山内恭彦が僕は好きです。FeynmanとSaku ai、Di acは非常に個性があってどれも違う感銘を与えてくれます。後のふたつは量子力学を使えるようになる教科書といえるでしょうか?


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未公開の授業
ファインマン物理学1「力学」の序文で語られている、掲載されなかった幻の4講が掲載されています。 これで「ファインマン物理学」も完璧に!  1)どうやって問題を解くか  (3講)  2)回転系、ジャイロについて (1講) 巻末の問題が、3問目で解けずに困っています(苦笑) 久しぶりに本当の物理学に接した様な気がして、ファインマン物理学1〜5を注文しました。 学生時代に買ってたんですが、40近くなって讀み直す事になるとは!