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カスタマーレビュー数:86
【Amazon.co.jp】
パンク・ロックの持つ可能性を常に押し広げてきたグリーン・デイがさらなる新境地に挑戦した2004年のアルバム。マスメディアに躍らされるアメリカの大衆に向けて警鐘を鳴らす「アメリカン・イディオット」も痛烈だが、それぞれ9分台の組曲「ジーザス・オブ・サバービア」「ホームカミング」が斬新。“パンク・オペラ”というべき構成は壮大なスケール感を持ち、バンドが新たな局面に立ったことを告げている。 ただ、もちろんグリーン・デイ節全開の熱血パンク・ロックと泣きのメロディも健在。ビーチ・ボーイズばりのヴォーカル・ハーモニーを堪能できる「エクストラオーディネリー・ガール」も秀逸だ。10年もの間、トップの座をキープしながら現状に甘んじることなく前進を続けていく。そんな彼らのアティテュードこそがパンクなのである。(山崎智之)
【くちコミ情報】
心地よい名盤
邦楽好きの自分はこの作品に洋楽の素晴らしさ,良さを教えてもらい, また洋楽漬けへと導いて貰いました。 ビリー氏の声,前面に押し出したギターが相まってとても心地よいです。 アルバム序盤のキャッチーさもさることながら中盤の曲のつなげ方がとても 巧妙でこれまた心地よい。 バラードもあり絶妙なポジションに収録されており極めつけは9分越えの壮大な 組曲が2曲と,聴き応え抜群な1枚。 作中どこかで『もうお腹イッパイ。』では無く最後まで聴かないと気が済まない。 いつもipod内全シャッフルでこのアルバム内の曲が来た時にはシャッフルを終了して Ame ican Idiotからスタートしてしまいます。 そういう意味では文頭に書いた事に加えてもう一つ大事な 『アルバムは通して聴くもんだ』と教わったのもこの作品かもしれません。 パンク界広しと言えどこの作品がパンク界(もしくは音楽界)に置いて重要部に位置 し名盤として語り継がれることは間違いないと思います。 ずっと浸っていたい57分間。未聴の方は是非!
1曲1曲が過去の曲を超えた
難しい演奏などは皆無だけど絶対にg een dayしか出せない音があった。 「特徴」が凄くあるのに他のバンドよりつかみやすい。 ギターもストラトからレスポールに変わり,音が変わったと思った。 でも根本的には変わらない。そこが良いと思った。
新たな確立
このアルバムは永久に語り継がれると思われる名盤だと思う。 ドゥーキー、インソムニアなど過去の作品に比べるとパンクさが感じられないが 音楽、曲の構成は凄すぎるの一言。 誰にでも聞きやすく誰もが好きになれるという要素をもっている 新たなジャンル『G een Day』を確立したのであろう
私にはイマイチ・・・
評価が高いようですが、私には理解出来ません。私はg een dayが大好きで、ドゥーキーを初めて聞いた衝撃は忘れられません。ウォーニングまでは最高でしたが、本作はどの曲もあまり印象には残りませんでした。
聴いてからでずるいですが
僕はこのアルバムが一万円でも買います。パンクは詞が重く、共感できるので好きでしたが、これらの曲はメロディが作り込まれています。詞も、今まで聴いてきたパンクと桁違い。簡単なメロディなのに、どんどん飲み込まれます。 名曲に出会いたい 音楽という手段でお腹いっぱいになりたい という人は一度聴いてみてください。多分、一度では終わらないと思いますが。
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カスタマーレビュー数:48
【Amazon.co.jp】
突然の成功に圧倒されながらも、ニルヴァーナはメジャーレーベルからの2枚目のアルバムのリリースに当たって、より荒々しくより耳をつんざく音作りを選択した。シカゴを拠点とするノイズの達人スティーヴ・アルビニ(ビッグ・ブラックでの活動が有名)の力を借りてカート・コバーンと仲間たちが作り上げたアルバムは、暴力的かつ絶望的、そして深く心を揺さぶるものだった。 「Serve the Servants」では名声の代償について、「Milk It」ではアーティストとファンの不健全な関係について歌っているといった解釈がどのナンバーからも読み取れる。もちろん、どれもただ単純にコートニー・ラブのことを歌っているだけなのかもしれない。コバーンのスキャンダラスな一面はさておき、その圧倒的なソングライティングの力量と歌唱力、バンドの驚くほど粗削りなパワーは否定しえない。 心を締めつける「All Apologies」のエンディングで、コバーンはジョン・レノンを思わせる語りかけるような口調で繰り返し歌っている。「みんな誰だってかけがえのない存在なんだ」、と。だが、その言葉もコバーン本人にだけはなんの慰めにもならなかった。(Percy Keegan, Amazon.com)
【くちコミ情報】
核心たるもの
友人の1人は、Neve mindを何度聴いても好きになれないかわりに、このアルバムをフェバリットに挙げている。彼はNIRVANAというよりカート・コバーンの方が好きなのかもしれない。つまりはそういうアルバムだ。 前作「Neve mind」が世界的大成功をおさめたのは周知の通り。そしてカートがカリスマとして祭り上げられていったのもやはり周知の通り。しかし同時にスキャンダルにも囲まれ、心理的にかなり追い詰められた状況にもあったのも事実であったはずだ。このアルバムは、そんなカート・コバーンの闇の部分が投影された作品だと言える。ジョン・レノンのファースト「Plastic Ono Band」が引き合いに出されることがあるが、それと同様に「個人的」なアルバムである。 プロデューサーにスティーブ・アルビニを起用したのもその一環だといえるだろう。彼はこの時すでにピクシーズやPJハーヴェイなどとロック史に名を残す名作を作ってきた前歴があるわけだが、その特徴はどれもバリバリとした金属的で凶暴なバンドサウンドだった。Neve mindの音質は、良くも悪くも整然とトリートメントされたところがあり(そのお陰で大衆に迎合できたわけだが)、その反動としての起用となった。両アルバムを比べてみれば音質の違いは顕著だろう。本作では、音がまるで刃のように鋭い。全方位に攻撃的なサウンドである。 歌詞に目を転じれば、前作以上に突き刺さる歌詞が並ぶ。しかし総じて気付くのは、その矛先が「世界」から「自分」に変化していることである。「Eve ything is my fault」と歌う「All Apologies」というタイトルの曲で締めくくられるあたり、この内向性にこそカートの心理が窺えるように思う。完全に壊れてしまってからでは面白味はないが、壊れていくその過程に見るカタルシスは魅力的なのである。 結局このアルバムは当然のごとく英米で初登場1位を記録し数百万枚を売り上げ、評論家からも高い評価を得る。しかし(やはり周知のことだが)この後を継ぐオリジナルアルバムは現れず、翌年のカートの自殺をもってNIRVANAは解散する。その死をもって今のロック史があるわけだから、惜しいとかそういうことは言わない。ただ、同じ頃イギリスでRadioheadというバンドが台頭してくるのはなんだか象徴的だと思う。
何だか・・ぐっと
好きなメロディーではない。ないけど、心に響くものがあった気がする。NIRVANA・・というかカートが何かを伝えようとしているのは分かる。それが何なのかはカート以外誰も分からないが・・・。言葉では表現出来ない物を表現することが出来る、それが歌だと思う。そんな意味でこのアルバムは人に訴えかける作品だと私は信じる。
表裏一体
洋楽を聴き始めたのは確か4年くらい前からで、当時の自分はとにかく金がありませんでした。 よって主な音源入手はレンタル。友達から、ネットから情報を集めMDと一緒にツタヤで仕入れては焼き、仕入れては焼き・・ なんて事をかれこれ200回は繰り返したと思う。 そのなかでもNIRVANAは当然ながら、かなり早い内から手を付けたアーティストで、当時は自分の耳も音楽に対するスタンスも未熟でした。 MD容量ギチギチに、アルバムの途中であっても構わずぶちこんでいたため、自分がどのアルバムを聞いてるのか分からないなんて事もあるくらい。 アルバムの概念、作品として向き合う姿勢がまるでなってなかったワケです。 そしてこのIN UTEROに於いて私は最大の過ちを犯しました。 一通り通して聴いた後、「なんだか聴きにくかったなあ」なんで思いながら余韻に浸っていたのですが、いつまで経ってもアルバムが終りません。 名曲ALL APOGIESの後のシークレットナンバーまでの「間」に入っていたのです。 「なんでコレ、最後こんな間が空いてるんだろう。容量メッチャ食うんですけど。切ろう!」 というワケで最近になってCD媒体で買い替えるまでの「するめ版IN UTERO」は、 ヒステリックなtou ette`sで幕を閉じる、何とも掴みどころの無いアルバムに仕上がってしまったのでした。 そしてそれを「こういうのも味があっていいねえ」なんて思いながら聴いて悦に浸っていたわけです。消したことすら忘れてた。 今更NIRVANAのレビューなんて、と思いながらコレを書いています。 それでも私たちが未だにこのバンドを、カートを愛してやまないのは、 ビートルズにも比類する、偉大な「音楽のスタンダード」の一端として、未だ風化しない魅惑的サウンドがそこにあるからでしょう。 実際今活躍しているバンドの多くがこのバンドをマイルストーンとし、またそこから抜け出せない呪縛をも抱えています(すべてのバンドではないけど)。 どうしようもない感情を内に昂ぶらせるカートの作品をバンドマンのみならず私たちが受け入れられるのは、紛れも無く彼のポップな感性が根底にあります。 実際この作品は前作での成功でさらに鬱屈を募らせたカートの本性がむき出しになった作品である、といわれていますが、 ノイジーで粗暴かつ退廃的で、そしてなお「ポップ」なのです。 ラストの「救い」をはしょった「するめ版」でさえ。 救いようの無い歌詞の ape meは、なぜこうにも優しく耳に馴染むのか。 sa ve the se vantsのイントロの不協和音すら、気取った実験精神みたいなものは感じず、むしろポップとしての必然性を読み取れてしまうほど。 しかしやはりラストあってのこのアルバムでしょう。昔の自分は本当にバカだった。 あくまでグランジとして、ここまで聞き手を救う曲があったろうか。みんながオリジナル、かげがえのない存在なんだ。 しかし、そのメッセージそのものがカートのクビを絞めたのかもしれない・・とも感じる。 完全無欠のポップアート作品「NEVERMIND」と「IN UTERO」。 同等に評価する人が案外少ないようですが、やはりどちらが欠けてもNIRVANAはNIRVANA足りえないと思う。 たった2枚のアルバムでカートはバンドの陰陽両極を提示している。本人の意思は兎も角として。 この作品以降のこのバンドの音なんて想像できないし、そういった意味でも「カートを殺した」一因となってしまったアルバムなのかもしれない。 しかし、だからこそこの疲労感漂う名盤を受け入れたい。誠意あるアーティストの、私たちへの最後のメッセージなのだから。
Rest In Peace, Kurt
この「IN UTERO」には、過去と現在、幻想と現実、死と生といった問題で、否応なく引き裂かれたカートの魂があらわに示されている。そしてその裂け目から発せられる叫びは、悲痛であると同時に抒情的でさえある。僕たちはその叫びを理性のフィルターを通すことなく、直接心の琴線に感受して、震えるように共鳴することになる。僕たちの内部にも引き裂かれた傷跡があることをまざまざと思い出しながら・・・
カートのつぶやき
このアルバムのしんどさは、カートのエゴに真正面に付き合わせられるしんどさである。 カート自身が本人のことをぶつぶつとつぶやく。(しかし、目がこっちを見ていない。) ”Repe me"、”Dum "、疑念と被害妄想のかたまりである。 ”Milk it"、He at-shaped ox"。楽曲はすばらしいのだが、あくまでも個人的な恋愛をもぞもぞ言ってるだけで、全然広がらない。 ”Neve mind"の詩は、イメージの羅列のようで、どこかきらきらと輝き、どんな風にもとれるし、リスナーはそれぞれの記憶や、体験、感情、といったものにおのおの重ね合わせることができる。 しかし、このアルバムは陰鬱なカートの横顔に延々とつき合わされられるだけである。 聞きづらいのは音だけではない。 けれども”Penny oyal tea"の”Distill the life that`s inside me"というフレーズだけは 違う。 カートは自らの姿勢を羞じ、懸命にこっちを見て叫ぼうとしているのだ。 まさに自分の命を魂の底から、絞り出すかのように。 このアルバムの好き嫌いは、カート本人のことを好きか、嫌いかにかかっていると思う。 そして、僕はカートが大好きである。 (ところで、Co ainをコベインと表記するのはいかがなものか?Co ainのIは、前の母音のAに続き受けて、ぇぃ、と子音化するのではないか?だれか英語に詳しい人、教えてくれ。)
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サイケデリックなギターワークやデジタルな効果音をとり入れることで、サウンド面での実験を試みたサードアルバムである。 前作のワールドワイドな大成功によって生まれた緊張感の欠如、セックス、ドラッグ、ロックンロールという言葉を地で行くデタラメな生活、そして解散説までとび出すほどのド派手な兄弟ゲンカ。これらの障害? をのり越え、『スタンド・バイ・ミー』『オール・アラウンド・ザ・ワールド』といったスケールのでかいR&Rをモノにしてるのはさすがである。90年代を代表するソングライター、ノエル・ギャラガーのメロウ&ダイナミックな楽曲も迫力満点だ。(森 朋之)
【くちコミ情報】
え?いや、最高だろ。
なんでこんな評価わるいの? メロディーの良さ、リアムの声の状態、ノエルとのハモリ、ギター、どれをとっても最高級。ノエルの最高なボーカル曲 3や どこか、Stay Young を思いおこさせる、5 。 感涙の4。 カッコイイ 2。ジョニーデップがスライドギターを努める、7。 リアムのボーカルが光る、6。 4の延長線と言える、8 Hey Jude的な 10。 ただ、1と9はそこまで好きではない。聞いていてつまらない。
これのどこが「失敗作」なのでしょうか?
この作品はノエルやoasisのファンの方々から「失敗作」の烙印が押されているそうですが、 僕の耳が悪いのでしょうか?僕には、とてつもない「傑作」に聞こえるのですが・・・。 この「BE HERE NOW」というアルバム、一曲一曲はきちんと独立しているのですが アルバムを通して聞くと「コンセプトアルバム」のように聞こえます。 一曲目の「D'You Know What I Mean?」の冒頭に飛行機の音がSEとして入っており、これから「何か」が始まる予感を感じることができます。そしてゆっくりと歌は始まっていきます。 僕は初めてこのアルバムを聞いた時、冒頭の飛行機のSEから歌に入っていく瞬間からこのアルバムに入り込んでしまいました。 それからは怒涛のごとく、いわゆるノエル節と言われるoasisにしかできない楽曲が続きます。 そして10曲目の「All A ound the Wo ld」でアルバムは最高潮に達します。何度も何度も同じメロディがリフレインされるこの「All A ound the Wo ld」は、THE BEATLESの「Hey Jude」を思い起こさせます。 そして、その後にoasisらしさのあるハードロック調の楽曲である「It's Gettin' Bette (Man!!)」が流れ、ついにアルバムは「All Round the Wo ld (Rep ise)」で最後を迎えます。 10曲目の「All Round the Wo ld」が「Hey Jude」ならば、12曲目の「All Round the Wo ld (Rep ise)」はどこか「All You Need Is Love」を思い出させます。 そして最後に「ドア」が閉じられ、このアルバムは「終焉」します。 僕は今まで、邦楽・洋楽問わず様々な「音楽」を聞いてきました。僕は決して耳は悪くありません。このアルバムはoasisのファンの方が、例え作ったノエル本人が「失敗作」と言おうとも、僕は胸を張って「このBE HERE NOWというアルバムは傑作だ」と答えます。
ザッツオアシス
クソやかましく、確実に耳が痛くなる、しかも収録時間70分超と、人間工学を完全に無視した恐ろしいアルバムになってます。笑ってしまうほどの音圧に、この頃のオアシスの無敵な感じというか、王様のような迫力を感じます。ですから一番オアシスらしいアルバムじゃないでしょうか。 通しで聴くと疲れ果ててしまいますが、捨て曲はほとんどないという不思議なアルバムです。 フェイドインアウトが本当にカッコイイです!
愛聴盤。モーニンググローリーよりもスキです。
大好きなアルバムです。 実は、ファンになったのが遅く、ビー・ヒア・ナウが一番初めに聴いたオアシスのアルバムでした。重厚でうるさ過ぎないロックに感動!技と力の融合にスゴイ!と感じたのを覚えています。本作は失敗作との声が大きいそうですが、こちらを聴いてから、「モーニング・グローリー 」を聴いたため、最初、モーニング・グローリーがやや大人しいように思ってしまいました。 よく聴いてみると、モーニング・グローリーは大傑作なのですが。 ですので、前作とは趣が違う!とだけ、ご理解いただいて聴いていただければ、よいのではないかと思います。 「stand y me」や「all a ound the wo ld」等、傑作揃いです。特に後者は、長い曲でリフレインがあるのですが、力強く、ちっとも飽きません。見事です。 超、お奨めです。
良い!!
良い物は良い!! ビートルズが… とか、ノエル本人が… とか、 どうでも良いよね! 僕は大好きなアルバムです!
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軽快な『Tonight Tonight』、メタリカの影響を受けたオルタナティブ・ロックの『Zero』、そしてニュー・ウェーブのテクノ『1979』といったポップスの名曲28曲が収録されたこの豪華な2枚組CDは、実に意欲的な作品であり、編集技術が生かされている。ビリー・コーガンの繊細な声はともかく、その作詞は素晴らしい。これまでのロッカーが決して書かなかったような感情的な歌詞を美しく書いた。愛や将来などに悲観的にとらわれながらも希望を持つこの歌は、奔放さとパワーを持った新世紀の音楽である。David Cantwell
【くちコミ情報】
90年代の最高傑作!!でしょ?
最高だ! 我の脳髄宇宙にぶっ飛ぶ!! とにかく圧倒的スケール間の世界観に開いた口がふさがらない。 なんど私の脳髄を衝天させれば気がすむのでしょうか? 夕方から夜へ…。そんな時1間帯にウォークマンで外へお散歩…。 さいこう。さ・い・こ・う!!! 刻々と移り変わる風景と色彩…。 それは音質にもはっきりと現れている。 DISK1にくらべDISK2は高音域を削りリバーヴを効かせた音作りになっており、 より、内向的で広がりのある、音空間を創造している! それは、夜の訪れを表現している! ほかにも仕掛けがもりだくさんのこのアルバム。 なによりも現代の音楽が忘れてしまった、即物的ではない、「本当の」ロマンスを 我々に思い出させてくれる、という点で、やっぱ最高!!
消えない記憶
このアルバムを聴く度に、何かに怒り、何かを悲しみ、何かを思い出すのだろう。やっぱりロックは狂ってなんぼ。
完全作品―Perfect Work―
作品自体の出来はタイトルの通りです。 激しい曲は非常にカッコよく、美しい曲は非常に切なく仕上げられていてかなり楽しめます。 私はジェリーベリーが特に気に入っています。 ただCDの音量自体が小さめでプレーヤーの音量を上げないと聴きづらくて少し不便なので星1つ減点しました
終焉と夜明け
当時は一種の音楽文化の方向性の行き詰まり感があって、 アングラっぽい暗めの音楽が流行っていたけど、 ニルヴァーナのカートが死んだという悲劇性もあってりして、 確かビリーが「もう悲壮感を歌うのはそろそろ終わせなきゃ」、 みたいなことを言ってた。 このアルバムは、長く苦しいトンネルを通り抜けるかのように、 前半部分は日没(激しくそして暗く)、後半は夜明け(苦しみ を乗り越えた開放感)を、表現しているように思う。 ともあれ、アルバム全体が一つのストーリーを持って描かれた、 素晴らしい作品だと思います。
2枚組もいらなかった
個人的にはスマパンの魅力はどこか切なく甘くポップができることだと思います。いくつかの曲で見られるハードなギターは表面的な味付けであり内側には甘いメロディがあるからいいのです。1枚組にしたら好きな曲ばっかになって星5なのですがただハードなだけの曲はうっとうしいです。こんな曲なら誰でもできるじゃんと思いました。ちなみにtodayのような切なく甘い面とハードな面がすばらしい割合で調和された曲は少ししかありません。ほとんどは切なく甘くポップなだけの曲か、ハードなだけの曲で二極化してます。いい曲がいっぱいありますが二つの面のどちらかだけが好きな人には歯がゆく感じるでしょう。
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かつてハイブリッド・セオリーと呼ばれていたバンドがリンキン・パークと名前を変えたのは、ABC 順のレコード棚でリンプ・ビズキットの隣に置かれることを狙ったからではないのか――こんな風に考えるのは皮肉がすぎるかもしれない。しかし、「One Step Closer」や「Papercut」などのロック・ラップとでも呼ぶべきチューンを聴くと、リンキン・パークをフレッド・ダースト一派と並べても確かに違和感がない。プロデューサーのドン・ギルモア(パール・ジャム、リット)、そしてツイン・ヴォーカルを務めるチェスター・ベニントンとマイク・シノダは、デビュー・アルバムとなる本作で、インダストリアルなパワー放つラップ、メロディアスなロックをどちらにかたよることもなく打ち出している。「Points of Authority」はトレント・レズナーにメタリカをぶつけたようなサウンドを狙った曲。一方、「In the End」や「Pushing Me Away」には、ア・パーフェクト・サークルを思わせるロマンティシズムがあり、ブラッド・デルソンのジ・エッジばりのギターがさらにそれを強めている。 不思議なことに、ベース奏者がいないにもかかわらず、バンドはなんとかアンサンブルを保っている。ベースに代わる武器として、サンプル大好きのDJ、ジョセフ・ハーンが主役となった「Cure For The Itch」では、折衷主義的なセンスをうかがわせている。リンキン・パークがこのセンスをうまく使えば、一時的なブームに終わりそうなロック・ラップというジャンルよりも長寿に恵まれそうだ。(Bill Forman, Amazon.co.uk)
【くちコミ情報】
マイク。しのだ
これも頭おかしい系です。やや自己満足的なとこがありますがフレーズといい風体といい謎めいてメカニカルな感じです。" 世界に一人しかいない(誰も真似しないってかできない)ダブルギターを弾きこなす変態ギタリスト。映像作品はより衝撃だ。"
聴けぃ!
前々から流行ってはいたんですが、流行り物が嫌いな私はずっと聴かずにいました(馬鹿)。 ある日そんなにいいバンドなら聴いてみようじゃないかとこのアルバムを購入しました。 家に帰って早速聴いてみると、一曲目のPAPER CUTのイントロでこ、これは…!!てな感じで確か左脳にビビッと来たわけです。今まで色んな音楽を聴いてきて、こんな衝撃が走ったのは生まれて初めてでした、マジで。 PAPER CUTがあまりにクリーンヒットしたため、数日間それしか聴いてませんでした(笑)。全体的にレベルは高いんですがやっぱPAPER CUTでした。 このアルバムの他にメテオラもなかなかの出来なので是非とも聴いてもらいたいです。 聴かないと人生の10%くらい損しますよ!
傑作!
2ndの『METEORA』の方が人気あるようだけれど、個人的にこっちの方が1曲1曲のパワーがあって好き。 まず序盤、「PAPERCUT」→「ONE STEP CLOSER」→「WITH YOU」の流れで即KO。 それから中盤、「CRAWLING」→「RUNAWAY」→「BY MYSELF」の怒涛のラッシュにもやられ、 終盤戦、「A PLACE FOR MY HEAD」→「FORGOTTEN」のあまりにも完璧なコンビネーションに世界レベルの高さを感じる。 そしてそれぞれの流れを「POINTS OF AUTHORITY」と「IN THE END」がキッチリと締めているんだから本当に完璧だ。 でも一番好きなのは、最後の最後にひっそりとある「MY DECEMBER」だったりするから、どこにもスキがない・・・。 発売されてから随分経ち、評論家気取りの頭のお堅い音楽通(主に20世紀の音楽に拘りのある)方々には色々言われては来ているが、 未だに2000年代最高傑作の一つと言っても恥ずかしくない超名盤であることは確かで、これぞ21世紀型音楽スタイルの一つの原点。
実験大成功!
最近になって初めて聴きました。ハードロックとヒップホップが見事に融合してデビュー作としては凄い作品。でも歌は中途半端なスラッシュだし、楽曲の完成度は高いが作りが単調すぎるような…。デビュー作だから星4つにするけど、メタル等を聴かずにこのバンドはいいって人ばかりなら評価は偏るだろうね。
救世主は登場していた!?
名前は前から知ってましたが、聞かず嫌いでした。 トランスフォーマーの映像と"What I've Done"の音のコンビネーションにヤラれ、CD聞いて腰を抜かしました。ほとんど忘れかけてかけていたROCK魂を思い起こさせてくれました。このバンドの今の感覚はMETALLICAが"MATALLICA"をリリースした頃の勢いを彷彿とさせます。先日のLIVE EATHでのLIVEもカッコよかった。ミクスチャーとかラップロックとかいろいろ言いますが、これはロックです。芯がしっかり通っています。今後が楽しみです。心のままに作り続けてほしいものです。
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クラッシュやMC5などのミュージシャンが体制に反対するのにロックを用いて以来、このロス出身の4人組のデビューも、音楽を政治力だと考えている。彼らの音楽はレッド・ホット・チリ・ペパーズやいぶし銀のブラック・サバスやレッド・ゼッペリンのような、ヒップ・ホップ・メタルスタイルを拡大して、ハードなパンクとパブリック・エナミースタイルのグルーブと合体させたスタイルだ。「ボンブトラック」は、アドレナリンを注入したレコードみたいな感じで、シンガーのザック・デ・ラ・ロッシャは、「焼けろ、焼けろ、お前なんか焼けてしまえ」と叫ぶ。「キリング・イン・ザ・ネーム」では、「クズ野郎。お前の言う通りになんか、するもんか」と合唱し、緊張感が持続する。そしてウルトラ・ファンキーな「ブレット・イン・ザ・ヘッド」と夢中になりそうな「フィストフル・オブ・スティール」。トム・モレロはメタルギターのリフとホールドしないリズムセクションにおおいかぶさるようなヒップ・ホップ・スクラッチャーの音を融合させた。知性と攻撃性が合体して、このアルバムはハードロックの名盤に数えられるだろう。(ジェームズ・ロトンディ, Amazon.com)
【くちコミ情報】
血沸き肉踊る
私はこれほどに「突き刺さる」音を聴いたことがない。 そもそもRATMの音楽は「音楽」ではなく政治信念そのものである。 彼らが鳴らす音、詩に本当に耳を傾けることができる奴らがどれだけ存在するだろうか。 カール・マルクスの資本論が刊行されてから160年。 今なお吹き荒れる資本主義という大波に徹底的に抗った彼らの姿。 パンクの怒り、ヒップホップの知性がアメリカという超巨大なるつぼの中でめちゃくちゃに暴れ、狂い、衆を煽動する。 もし現代に革命家がいるとしたらそれは存在する。間違いなく彼らだった。 7年の歳月を経て彼らは再び戦場に帰って来た。 誰もが無関心ではいられない何かがこの一枚の中に息づく。
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決して大袈裟な言い方ではなくて、本当に数え切れないくらい再生した曲なのに、“ノウ・ユア・エナミー”のラストでザックが前のめりになって歌う「ああ、俺は俺の敵を知っている。自分を抑制するように教え込んだ教師どもだ。妥協、従属、同化、服従、偽善、残虐性、エリートたち。それら全てがアメリカン・ドリームってやつさ」という言葉が未だに強烈な鋭さをもって心に切り込んでくる。レイジが抵抗する「機械」の正体が次々に丸裸にされる、僕が最も気に入っているフレーズだ。過激な言葉を尽くしたザックのラップで聴き手に膨大な情報を送り込み、トムのアイディア豊富なリフ/サビの爆発でそれらに片っ端から火を放ち焼き払っていく。レイジの手法は作品を重ねてもここからあまり大きな変化が見られないのだが、最初から自分たちのやるべきことを明確に理解していたということだろう。デビュー作にしてすでに楽曲にスキというものが一切なく、自分たちの表現をパーフェクトに完成させている。そして、レイジの楽曲は極端にわかりやすく、怒っている。大金片手に腹を抱えてガハガハ笑っている高級官僚や企業幹部と、世界中がバカらしく思えてしまうちっぽけな自分。いったい腐っているのはどちらか。その答えを本作ほど明確に教えてくれる作品はなかった。
「燃えろ!燃えさかるんだ!」
ラップ+ロックで政治を語るバンドは、このアルバムの後腐るほど出てきた。 しかし、そのどれもが、この元祖を超えられないのだ ………というより、はっきり言ってこの作品の前では、 強面のMCを要して相手を威圧する全てのラップメタルは、悪い漫才か笑えない冗談、もしくはわめく迷惑な赤ちゃんぐらいにしか聞こえないと言って差し支えないだろう 音は削ぎ落とされてシャープだ。インテリジェンスかつ怒りに満ちたリリックを浮き出させるための、最小限だがツボを心得た演奏。 トムの変態ギターは言うに及ばず、リズム体のビートも余計なものは付かず素晴らしくモッシュ的。 エンターテイメントとレベルミュージックの融合として、この傑作は間違いなく金字塔だ。
少年よ、不条理な世界に怒れ
レイジが遂に復活しましたね。2008年2月にはここ日本でライブを行います。 故にブッシュ大統領の時代に彼らが居なかったのは非常に残念でした。 それだけ、アメリカの雰囲気が内省的になっていたというのもありますが・・・。 SOAD、ボブ・ディラン、アーケイド・ファイヤ、ブライト・アイズなどアメリカ的価値観に対抗したロック・アルバムがこのブッシュ政権下で作られました。 しかし、日本ではそれほどヒットしませんでした。 USAのユースカルチャーに関しても同様です。これらのアルバムはどちらかというと大学生やある程度カルチャーの通じている人が聞いている印象があります。 故にインディ・ロック的なんていわれたりもしました。 一方でユース・カルチャーではFOBやマイケミのような自分たちの世界に矮小的なエモ・ロックが主に覇権を握っています。 日本で言うならいわゆるYOU&Iと世界という感じの世界観でしょうか。バンプとかあの辺り。 そういった意味でこのアルバムとレイジは凄かった。 ユースカルチャーに踏み込んでいながら、ロックンロールの精神である不条理への怒りという部分を同時に表現していました。 その辺のインテリっぽい大学生から不良まできちんと包括するだけの音楽的なパワーと詩がありました。 その辺り、昨年のコーチェラフェスの客を見ると分かります。 彼らはストリートに居ながらに不条理な体制に対抗しうる知性を持ち合わせていました。 そのパワーが十分に炸裂した傑作1stアルバム。 (ちなみに僕も思想的にも音楽的にもかなり影響されました。 彼らが居なければガンジー、チェ・ゲバラ、キング牧師の本など読まなかったでしょう。) 十代の多感の頃に聞くべきアルバムです。 このアルバムのサウンドと歌詞はきっとあなたの心打つはずです。
いい
最初に聴いた時は、あまりよくはなかったけど、何度か聴いてるうちに良くなってきて今では一番聴いてるアルバム。
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カスタマーレビュー数:36
【くちコミ情報】
カートが遺したもの
説明不要のNIRVANA、未発表音源などを余すことなく収録したBOXセット。 評価としては星4つにしたが、あくまで個人的なものであり、実際これの評価は難しい。 星5つでも足りない人もいれば、全く何がいいのかわからない人もいるだろう。具体的に言うと カートの声をもっと聴きたい、デモテープだろうが何でもいいからNIRVANAの曲をもっと 味わいたい、そういう生粋のNIRVANAファンであれば垂涎モノのBOXだろうが、NIRVANAは 聴くけどそこまで好きでもないという人には「何コレ」「音質悪い」「こんなのわざわざ売るな」 といった感じになってしまう。間違ってもNIRVANA初心者はこのBOXから入ってはいけない。 実を言うと、私もアルバム未収録のD-7やSAPPY(D-7はホルモウニングに収録されているが、 手に入らなかったため)が欲しかっただけでこのBOXを購入した。後の曲は、ついでに聴いたと いうだけである。もはやファン失格だが、それでも後になってもう一度全曲じっくり聴いてみた。私は 「デモテープでもこの完成度の高さ!」「やっぱりカートは偉大だ!」などと御託を並べるつもりは ないが、かと言ってこの作品を駄作と思っているわけでもない。正直に感想を述べさせてもらうと、 「特に意味があるわけでなく、今あるだけの未発表の曲を収録した、ただそれだけのもの」。 身も蓋もないが、私はそうとしか思わない。カートの遺志によりこのBOXが作られたわけではないし、 それにアルバムに収録するつもりのなかった曲や遊びで録ったような未完成の曲がまとめて 世界中の人々に聴かれているとカートが知ったらどう思うのだろう。 まあ、カートがどうだとかいちいち考えながら聴くのも野暮かもしれないし、NIRVANAの音源は 全部持っておきたいからというコレクター思考で購入する人もいるだろう。このBOXの明確な 価値を決めるなんて無理な話だ。ただ、NIRVANAファンを自任する人なら是非挑戦してもらいたい、 「伝説のロックバンド最後の遺産」である。
「“ド・レ・ミ”のボーカルはクリスがとっている説」を掲ぐ
ひとつだけ気になることがある。BOXのディスク3の16曲目の“ド・レ・ミ”についてである。歌っているのがどう聴いてもカートの声じゃない気がする。声質が違う。それがずっと気になって仕方なかった。それなりに流麗に歌ってはいるが、カートは歌がこんなヘタではない。デモだからヘタに聴こえるのかとも思うが、歌唱法もやはり明らかにカートのそれとは違う。声もカート独特にささくれ立っていないし、シャウトもしないし・・・。きっとクリスによるボーカルだろう。根拠に乏しい仮説だが、そう思うといちばんしっくりくる。だとしたらニルヴァーナでは唯一のクリスによるボーカル曲となる。(デイヴは“マリゴールド”という曲でニルヴァーナで一度だけ歌を披露している)。もしそうなら貴重ではないかい?でもいまさら誰もどうでもいいのかなあ? 皆さん、だまされたと思ってもういちど“ド・レ・ミ”を聴いてみてください。
スーパーマンが残した遺産。
未発表曲の中にも傑作がたくさんあってカートの才能を改めて実感しました。DVDはファンにとってはたまりませんね。私はドレミという曲で感動しました。しみじみと曲を聴いていると死んでしまったのがもったいなくて仕方ありません。もっと彼の音楽を聴きたかった。今にもじーんと来そうです。
NIRVANA
NIRVANA・BOXにはデモや自宅録音の未発表曲が、ズラリとならんでいます。 完成した曲でない為、曲の完成度は低い感じもするし、音が悪いのですが、オリジナルアルバムを聞いてきた人には楽しく聞けると思います。 私はブリーチがすきだったので、ネバーマインドで補正されてしまう前の荒々しいネバーマインド収録曲が聞けて感動しました! NIRVANA好きはコレを聞かずしてNIRVANAを語れない! NIRVANAの最後の1枚、騙されたと思って手にしてみてください。損は感じない筈です!!
気づきました?
このボックスセット、素敵な仕掛けがあるんです。トラックリストがすぐに剥がれてお怒りの方は本体を愛撫してあげてください。あなたの体温を察知して色が変わるんです。
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おすすめ度
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レディオヘッド
¥ 3,200(税込)
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ジャンル内ランキング:5587位
カスタマーレビュー数:12
【くちコミ情報】
レディヘ苦手としては
このCDでレディオヘッドがどんなバンドなのか知った人間(洋楽を中心に割とロックは聞く方)の感想を言えば、ベスト版として価値はあると思う。実際僕はレディオヘッドの一端を理解できたから。つまり、いままで理解しがたい音楽をやってるなと感じたアルバム主体の聞き方と違い、一曲の凄さや美しさを気付かせてくれる。Let Down聞いて、こんな美しい曲があるのにびっくりしたよ。O.K.コンピューター何度も聞いてるけど、気付かなかった。たどり着けない、途中で疲れちゃって。
虹色のベスト
感想は美しいの一言。是非レディオヘッドをあまり聞いた事が無い方は聞いてほしいと思います。それぞれの時代やアルバムに「これは聞いとけー」的に友人たちに聞かせていた曲群が収録されております。気に入った方はオリジナルアルバムにそれぞれ踏み込んでいって貰って、脳を刺激して貰って下さい。最初レディオヘッドを聞いた時「OKコンピューター」ですが、そこらのヘヴィロックやKORNなどを聞くよりよっぽど「怖かった」のを覚えています。まるで世界の終りが来たような、人間の冷たい部分を歌っているような、非常に怖いバンドだなと感じたのを覚えています。ですが何度も聞いているうち、人類の目の背けたくなるような部分も歌っていて、しかし人間の儚くて美しい部分も同時に表現されていて、スリルと同時に安らぎを与えてくれるバンドです。是非初めての方、このベストを聞いてみてください。
初めてのレディオヘッドリスナーのために
ファンなら誰もが「似合わね〜」と心の中で叫んだであろう、レディオヘッドのベスト盤。アルバムごとに作風をシフトさせ、ロックそのものをシフトさせてきたアーティストだけに、ベスト盤というのは確かに微妙なパッケージである。 しかし、「現代最高峰のロックバンドの一つ」として多くの人が名前こそ知っているものの、肝心の音楽を聴いたことがまだ無い、というリスナーも相当数いると思われる。そんなリスナーにとって、ベスト盤は格好の入門となることは事実だし、特にレディオヘッドの場合、彼らがこれまで残した音楽の全貌を捉えようとするならば、オリジナル盤1枚では確実に無理なわけで、そう考えるとこのベスト盤の意義はあると言える。なんだかんだ言って、ベスト盤のない大物ミュージシャンなんてほとんどいないわけで。そういう自分も、数多くのベスト盤にお世話になってきたわけで…。 さて内容だが、2枚組30曲というのは、ちょっとボリューム多すぎではないか?と心配する。レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベスト盤みたいに、15曲くらいに絞り込んだ方が、ベスト盤としてはちょうど良いサイズなのに…と思ってたら、これは2枚組の「2CDエディション」。コンパクトに代表曲だけを聴くなら「1CDエディション」の方がおすすめだ(と言っても17曲も入っているが)。 とにもかくにも、このアルバムは「レディオヘッド未体験者」のためのものである。ファンが買う理由があるとすれば、オリジナルアルバム未収録の「Talk Show Host」が収録されていることと、日本一のレディオヘッド理解者&熱狂的ファンである田中宗一郎氏の詳細な解説が読めること、であろうか(笑) 自分のようなファンには、このアルバムが「レディオヘッド入門」に最適かどうかは分からない。が、初めて聴く人には、彼らの、恐ろしく高い創造性をもって生み出された、息をのむような美しい楽曲の数々を、ぜひ楽しんでもらいたいと思う。
「EXIT MUSIC」
EMIの最近のレディオヘッドの売り方の中で聴く「EXIT MUSIC」に耳を澄まそう。 『OKコンピューター』の中で鳴らされるそれとは意味が違う。 トムが、レディオヘッドがメジャーレーベルを見限った事に対する絶妙な皮肉と悲しみの歌に聞こえて来ないか? 「決まりごとと知恵とやらで、あんたらの息が詰まればいい」 「今ぼくたちはひとつ、永遠の平和の中」 平和の中、虹の中 まさしく 「IN RAINBOWS」では安らかな音が鳴ってるじゃないか。 |