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【くちコミ情報】
ダイモンとかの発想がいい
映画の「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を見た方が先でした。 映画は第1部とはいえ、正直中途半端な終わり方だなぁと思っていたんですが、 パンフレットに原作が英国で凄く評価されている、というような書き方をされていたので、 原作に興味を持って読みました。 小説を読んでみての感想ですが、私は小説の方がおもしろいです。 小説も、基本映画と一緒なんですが(まぁつまり映画が、小説と一緒なんですが)、 ライラが家族についてジプシャンから教わるところなど微妙だけど重要な点が、 序盤にさらっと書いてありました。 重要なことが、謎ではなく事実としてライラと読者に提示されていて、 それを理解した状態で話が進んでいくので、 話の展開が早くても充分に消化していくことができました。 きちんと説明されて先に進みたい方は小説を読んだ方がすっきりすると思います。 映画の黄金の羅針盤は、下巻の途中までの内容です。 原作の方がもう少し先まで、しかもすごく重要なストーリーのシーンまで含まれています。 下巻のラストは衝撃的でした。 そーかー、このシーンの前で切ったのか。 映画的には、下巻のラストまでやったほうが、ストーリーも盛り上がった上に、 次が気になって、興行的にも盛り上がったんじゃないかなぁ。 2部以降ボリュームが多くて映画の尺がたりるのかな。
キリスト教から離れましょうといいつつ離れられない微妙な話
本当は作者の意図からすっかり外れているかもしれませんが、この3部作を読んで私が受け取ったメッセージは、「信仰は人類社会の安定に一定の寄与をしてきたが、その排他性故に、しばしば鋭い対立を生む原因にもなってきた。人類の特性として本当に素晴らしいのは、愛することと、自由に思索することで、特定の宗教に依拠することではない。もうそろそろ人類は宗教から卒業したっていいのではないか?」といったようなことです。正直、結婚式はキリスト教、葬式は仏教、困ったときは神頼み、みたいな日本では、ややピンとこない話のような気がします。しかし、壮大なテーマはとりあえずうっちゃって、愛すべき嘘つき少女ライラの冒険譚として楽しむこともできます。 まあまあ楽しめたのですが、私は、無理やり現実界と結びつけた「神秘の短剣」が特につまらないと思いました。ダークマターだのエヴェレット解釈だのは本当に願い下げです。一度けちがつくとどうしても第3部の評価も低くなります。「(タイトルである)琥珀の望遠鏡、役に立ってないじゃん」とか... そんな訳で星は2つにしました。「黄金の羅針盤」だけなら星4つくらいだって良かったのですが、どう読んだってこれだけでは話が完結していないので、残り4冊も読んで、「ライラの冒険」シリーズ全体の評価をつけました。 さて、この3部作の解説には、ハリー・ポッターを卒業した読者が次に読むはなしだという位置づけがされているようだありますが、私はそうは思いません。ハリー・ポッターは後ろの巻に行くにしたがって高年齢向け(まさにハリーの年齢くらいの子供向け)で、第7作の展開は相当ハードで少し上の年齢向けです。ライラの冒険は、やっぱり主人公と同じ 13,14才の子供向けという気がします。
世界観を理解すれば面白い
ライラの冒険シリーズは、第一部『黄金の羅針盤』(上・下)、第二部『神秘の短剣』(上・下)、第三部『琥珀の望遠鏡』(上・下) からなる。本書は、その第一作目。 主人公ライラは、12歳の少女。勝気で、おてんばで、この上なく饒舌。彼女の世界に住む人はみな"ダイモン"と呼ばれる守護霊を持つ。ダイモンは、人が子供のときには姿を自由に変えられるが、大人になると一定の姿に固定してしまう。 ライラの世界では、ダイモンの姿が固定する前の子供が誘拐される事件が多発していた。そして、ライラの親友であるロジャーまでも姿を消す。ライラはロジャーや他の子供達を救出しようと決意する。 何より、他のヒロインとは一線を画すライラの個性は新鮮でした。また、真実を示す真理計の真理の示し方が奥が深く、想像力をかきたてます。馴染みの薄い宗教的な要素については、読み進めていくうちにこの世界観の一部として理解できるようになりました。 冒頭部分は、主要な人物紹介と後の伏線的エピソードなどやや冗長な感じがしました。映画もでは、いくつかのエピソードをくっつけたり、削除したりしていました。冒頭の冗長さを解消する策だったように思います。100ページあたりから、ようやく世界観がつかめてきて、ストーリーのスピード感も増してくのが分かりました。 世界観をつかむまでは少し時間がかかりますが、そのあとは一気にのめりこむことが出来ます。 翻訳に関しては、原文が予想できるような直訳だったのが残念です。日本語の作品として読めるようにするには、もう少し手を加えてもよかったのではないかと思います。
もうすぐ上映
ファンタジーが好きで今までハリー・ポッターやロード・オブ・ザ・リング、ネシャン・サーガなど読んできました。 ライラの冒険はこれに匹敵するぐらいおもしろい話です。ファンタジーの内容だけど、どこか現実味があり、科学的内容(この作品の中での科学的内容ですが…)も含まれていて大人でも楽しめる内容となっています。 主人公のライラはとってもおてんば娘(こんな主人公でこの先大丈夫なのか?)。守護精霊のしっかりもののパンタライモン(精霊のパンは作品の中で様々な姿に変身しライラを助けます)。この話しでの羅針盤の役割。死んでいたと思っていた両親が生きていた。 など、とても王道な内容だとはこのレビューでは感じるかもしれません。しかし、この王道的な内容を実に上手く組み合わせていていい作品に仕上がっています。 まず読んでみて下さい。絶対に裏切らない作品です。ただし、続きが気になる内容になっていますので寝不足になるかもしれないのでそれだけ覚悟をしていて下さい。
ダイモンを持てるならワタリガラス
”ライラの冒険”の魅力は、私にとっては、守護精霊(ダイモン)の存在にあります。 ライラの世界の人間は、かならず、一人に一体の守護精霊(ダイモン) を持っていて お互いに、離れられない存在となっています。 守護精霊(ダイモン)は、どんな時でも話し相手となってくれ、 人間が死ぬまで常に一緒に存在します。ダイモンは、会話することができて 人間が子供の時は、鳥やオコジョや、昆虫あらゆる生物に変身できて、大人になると、 1つの姿に定まります。 私がもし自分のダイモンを持てるなら、それは、鳥、たぶんワタリガラスが よくて、どんなに満ち足りた生活ができるかと想像できます。 ダイモンのいる世界では、人は孤独とは無縁な存在に思え、ダイモンを持たない 人間がかわいそうに思えます。 ファンタジー小説は、たとえば、主人公がに常に悪に追われる ようなストーリーと、なぞを解く為、目的を持ってに異世界をどんどん 旅する種類のものがあると思います。 前者の代表が指輪物語、後者は、イルスの竪琴(パトリシア A.マキリップ ) 魔術師の帝国、シルバーソーン(レイモンド E.フィースト)などが思あたります。 ”ライラの冒険”は、どちらかと言うと後者にあたりますが、 そのスケールは、かって読んだファンタジー小説の粋をはるかにしのぎ 意外性に驚かされます。 あらゆるパラレルワールドを巻き込んだ戦争、教会と神への挑戦、 パラレルワールドから、一転、オックスフォードの暗黒物質研究所を訪れたり 単なる児童書ではない奥深さが感じられます。 小道具も魅力的で、真実を告げる”黄金の羅針盤”、あらゆるものを切り刻む ことのできる”神秘の短剣”は、最高位の天使さえも滅ぼすことが可能です。
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【くちコミ情報】
海外発の美麗生態図鑑
海外の図鑑にしては、国内のモノにひけをとらない非常にきれいな生態写真が載っています。 しかも、同定のポイントとなる模様や形態の特徴が図解されている種も多く、とてもわかりやすいです。 もちろん英語で書かれていますが、見たこともないような種も載っており、パラパラとめくるだけでも面白い一冊です。
読みやすい!!
日本に生息するものもいるのでかなり見やすいです。また、日本語の図鑑と照らし合わせることで英語での表現や英名を覚えるのにも役立ちます。魚類を専攻する大学生や太平洋圏でのダイビングや海遊びにも重宝すると思います。英語も読みやすく入門書としてもいいのではないでしょうか?
Reef Fish Identification - Tropical Pacific
太平洋ほど私たちの想像力を膨らませる場所はありません。未開の地もまだ多く、ある島々にしか棲息しない魚のなんと多いことか。今まで著者たちが撮りまくった中から種類毎に1~3枚の写真を使い、手短にしかし要を得た解説を施しています。最新の分類にのっとった学名を紹介、写真には細い線を容れヴィジュアルな鑑別に役立ちます。種類数は圧倒的で、海域もインドネシアまでカヴァーしました。価格も抑えられお買い得ですが、今後10年は使える集大成とも言えましょうし、海水魚に興味を持つ人なら必携と言えるでしょう。
写真も解説も丁寧に編集されています
洋書の図鑑は、なかななか、出版されてなくて、手にとって見るチャンスがありませんが、この本は、スキューバダイビングをしている人には、特にオススメの内容です。写真は全てにおいて、カラーで表示され、解説も丁寧に一つ一つ書いています。海外の海だけでなく、日本の海にも対応しています。魚の英語名(俗名と学術名)の両方を覚えるにも、最適です。今は、円高ですので、特に手に入りやすいときかと思います。
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【くちコミ情報】
ニュージーランド・トレッキング標準バイブル
ニュージーランドで、ちょっと本格的にトレッキングをしてみようと思ったら必読の書。現地ニュージーランドの本屋に行くと、たくさんのトレッキングガイドブックが置いてあるけど、なかでも一番人気がこのロンリープラネットのガイドブック。 主要な泊まりがけ歩くコースがおおかた網羅されていて、等高線が入った地図が載っているので、コースのイメージが付きやすくプランを立てるのにも便利。簡単な英語で書かれているので、単語で情報を拾うだけでも十分に使える。 日本語で書かれた本格的なトレッキング・ガイドブックは皆無なので、ワーキングホリデーなどで本格的に向こうで山歩きを考えているのであれば、否が応でもこの本に頼らざるを得ない。
より詳しく
ほとんどのトランパーがこれをもっていた。 マップ、コースタイム、サイドトリップなどが詳しく載っていて、かなりのトラックをカバー出来る。 写真もきれいで、また歩きたくなった。
より詳しく
ほとんどのトランパーがこのロンリープラネットを持っていた。 トランパーにとっては必需品! 地図、コースタイム、サイドトリップなども詳しく書いてあって、これさえあればかなりのトラックをカバー出来る。写真もきれいでまた歩きたくなった。
便利です
NZのトランピングの計画を立てるのに役立ちました。細かい所まで説明してあり実用的です。
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【くちコミ情報】
まるで小説のよう
前著のLong Summe が良すぎたのか、それから見れば多少見劣りはしますが、相変わらず文章はおもしろい。 今回、主義に反し距離はマイル表記です、出版社からクレームがついたらしく、もとはメートル表記だったらしいと思われます。 時節柄CO2に関しても「因果関係は明白」としながらその根拠を示せないのも前作同様です。 そう書くなら前著に掲載の過去の気温と二酸化炭素の表において、13万年前の方が今より 気温が高く、二酸化炭素量は工場も車もない昔であっても今と同程度という理由を書いてほしかった。 違った説明もしています。 海水が気温によって二酸化炭素を吸収したり解放したりするとか、前著では太陽活動が 気温上昇に関係していることは炭素14の寡多と気温が連動しているので明白だとか。 気温の上昇は今に始まったことではなく、2万年前から連綿として継続していることなので とってつけたような説明は読んでいてがっかりさせられます。 今回もおもしろい話がありました。 バクダットに雪が降ったとか黒海がハドソン湾と同様氷床の跡だとか。 そう言われてみれば楼蘭のあったタクラマカン砂漠も氷床だったのかなと、今は消えて しまったロプノールに合点がいった次第です。 文章が巧みで、半分ジォークでしょうが語呂合わせの言い回しに笑ってしまいます。
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【くちコミ情報】
非常に読ませる本でした
筆者は綿密な取材を重ね、丹念に全体像を描き出そうとしていて。 冒頭から散見する事故の予兆と、後半の悲劇に雪崩れ込む筆致は本当に凄まじいものがあって、読んでいて恐ろしくてたまらなかった。 またエベレストに登山にストイックなイメージというか、軍隊のような整然とした組織で登る印象があったのだけど。 本書ではツアーのような営業登山や、隊同士やシェルパとの間に生まれる軋轢など、生々しい問題を抱えているの印象的だった。 いろんな意味で登山家も完璧な人間ではないわけで、酸素もなく、思考も判断力も鈍る高所で絶対の安全はあり得ないのだなと感じた。 初読時は間違いなく☆5の評価をつけたけど、 他の人も言う通り、「デス・ゾーン8848M」読後はロシア人ガイド、ブクレーエフへの記述が フェアじゃないと感じるので-1。 本書では諸悪の根源のように記されている彼ですが、デスゾーンを読んで180°印象が 変わりました。彼を悪役に当てはめてしまったことだけが残念です。
おすすめです。
公募登山を少し知るという意味ではとてもわかりやすかった。
死人に口無し・・・・
初版には☆5つを与えたのですが、これに関しては頂けません。 本書に対し書かれた「デス・ゾーン8848M」への一方的な批判は、作家としてアンフェア過ぎます。 そして、肝心な事は本書で徹底的に批判されているブクレーエフ氏はその後の遭難死で二度と非難に答えられない人間となってしまっている事です。 その上で更に非難の上塗りを加える執筆姿勢にはノンフィクションとしての客観性を感じられません。 個人的には「デス・ゾーン」の方が悲劇の真実に近いと感じました。
風の女神
エベレストはチベット語で「風の女神」という名前があるらしい。エベレストという名前は、この山を測量したイギリス人技師の名前だ。 それはさておき、エベレストは地球最高峰の山だが、登頂はそれほど難しくないらしい。5月の天候の良い日を選べば、比較的(と言っても他の8000メートル級の山に比べれば、だろうが)登頂が易しく、その時期はまさに登頂ラッシュで、頂上に向かう尾根は登山家でひしめきあうという。 ところが、何年に一度か何十年に一度か知らないが、ひとたびエベレストが機嫌を損ね、吹雪を呼んだ時、この山は実に恐ろしい顔を見せる。それは「風の女神」というよりも「風の悪魔」である。 この物語は、そんなエベレストが恐ろしい牙を剥いた瞬間に立ち会った登山ライターが書きつづった実に珍しいノンフィクションだ。 まさに背筋も凍る本。
事実は小説よりも奇なり。。。
物語系の本などはめったに読まないのですが、これはひさしぶりに読みふけることができた名作です。 日頃登山などまったく興味のない私がトリコになってしまいました、 凍死をしてしまうシーンの描写などは鳥肌が立ちました、また意外な結末に本当に経験談かよッとツッコミをいれたくなるほど?です。 作者の心象風景の表現が素晴らしくたしかにアクが強いですがしろうとにもわかりやすく解説を加えられており違った意味でも衝撃でした。 余談ですが先日富士山に登頂する際、これを読んでてよかったなと8合目くらいに思いました。w
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