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   History の売れ筋最新ランキング   [2010年09月06日]
2010年09月06日(月) Historyの第1位は 『The Wonderful Wizard Of Oz: A Commemorative Popup (The Childhood of Famous Americans Series)』!
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カスタマーレビュー数:75

Book Description
   L.フランク・ボームの『The Wizard of Oz』(邦題『オズの魔法使い』)の出版100周年を記念して、「ペーパー エンジニア」の達人ロバート・サブダが、オズの国を冒険するドロシーを「飛び出す絵本」にした。サブダファンならきっと買わずにはいられないだろう。サブダは「ドロシー」や「かかし」、「ブリキのきこり」など、W.W.デンズローによる初版の挿絵を再現したものに立体感を与え、デンズローとボームの世界に動きを持たせた。勢いよく回転する竜巻は見ている人の顔に向かって本当に風を吹きつける。草原に揺れるみごとな赤いケシの花は見る者の心を奪う。エメラルドの都は本当にエメラルドグリーンの輝きを放つ。ポケットに入っている色つき「めがね」をかけさせれば子どもはもっと喜ぶだろう。

   ストーリーはページごとについている小さな本に入っていて、『オズ』を読んだことのない人でも十分話についていけるが、ボームの名誉のためにも、ボームの素晴らしい物語を詳しく知ってもらうためにも、原本もあわせて読み聞かせてやることをお勧めしたい。ボームの名作に敬意を表したサブダのこの本には目を見張るばかりである。大詐欺師の魔法使いが緑や金や青色に光る気球で飛ばされていくのを見れば、原作しか認めたがらない人も、驚きのあまり必ずや息を飲むだろう。この本は『オズ』への優れた入門書であると同時に、楽しさいっぱいのコレクターズアイテムでもある。(Emilie Coulter, Amazon.com)


くちコミ情報
オズの魔法使い。
この本を初めて店頭で見た時、本当に驚きました(初めてSABUDA氏の本をみたせいか、アリスの時より驚きました)。それは、幼稚園で初めてみた飛び出す絵本に感じた衝撃を受けたからです。 特に気球のページは圧巻です。何度見ても、そのアイディアと技術に感嘆します(amazonの写真だと、アングルがよくないようですが…)。秘密のメッセージを見るための特殊眼鏡付きだったり、遊び心があります。 現在ゲームや、映画、テレビなどで、3Dものは簡単に見れるようになりましたが、このような実際に紙で飛び出す仕掛けは、また新鮮で、いつまでも世に残って欲しい技術のひとつです。ペーパークラフト好きな方にもお勧めします。 絵も外国の雰囲気が出ていて好きです。(残念ながら、日本の多くが敬遠してしまう理由でもありますが…。) ただ、小さいお子さん向きではないかもしれません。先述したように、絵が怖い印象を与えるかもしれないからです。(私の場合、実際小さい子のために買ったプレゼントでしたが、絵が怖すぎるとのことで、大人の手元に残しておく、と言われました。) もちろん、大人でも十分楽しめます。
高級感
親戚の子供にプレゼントしたが、非常に喜んでもらえた。 インテリアとして飾っておいてもよい。 日本のとは雰囲気が違いますね。 高級感漂ってます。 ※同じシリーズのアリスも買いましたが、OZのほうがさらに好き。もちろん、どちらも素晴らしく美しかったです。
姪にプレゼント
 古本で安かったものを2冊購入して、姪と嫁の姪にプレゼントしました。幼いので、仕掛けを壊しそうですが、喜んでもらえて満足しています。  すごく凝っています。何故3次元が2次元に納まるんだ?というくらい飛び出してきます。立体がクルッと回転する仕掛けが複数あります。緑銀が多くてきれいです。  物語は英語です。馴染みのない単語がでるので、少し難解ですが、読む事よりも造りに注意が惹き付けられます。  作者のサブダさんは1冊を1年かけて創作するそうです。
絵本好きなら持っておくべき!
大学時代に友人にプレゼントした本。 このあいだ近所のヴィレッジバンガードに行ったら なんか置いてありました。 絵本とか仕掛け絵本っていうのにはあんまり詳しくないし そんなに好きなほうではないのですが 素直にこの仕掛け絵本には感動しました。 結局もう一冊購入し、本棚に並んでいますが 何度読んでもなかなか壊れないのも評価に値するかとw 絵本好きでこれを持ってなかったらモグリなのかな? そんな雰囲気を漂わせてくれます。
素晴らしいけど・・・
「オズの魔法使い」は子供の頃大好きな話だったので、迷わず本書を購入しました。 物語の中で、竜巻でドロシーの家が飛ばされてしまいます。 このポップアップ絵本、なんと竜巻が回転します!。その仕掛けにはびっくり。 でも何度も試すと竜巻の仕掛けである「糸」が切れてしまいました。 修理しようとしても、これは無理でした。(皆さんも気をつけて) オズの世界のページでは、物語と同じようにミドリの眼鏡が同封してあり、 とても楽しかったです。 私は十分楽しみましたが、5才の子供は飛び出す絵本に興味は示すものの「また読んで」と 持ってくることはありませんでした。 物語の主要な登場人物である「かかし」「臆病なライオン」「ブリキのきこり」「オズ」「東西南北の魔法使い達」は登場はしていますが、小さい! メインな登場が少なかったのが少し残念でした。仕掛けは楽しめましたが、お城や、オズの気球などの「仕掛け」や風景の描写に重点を置きすぎているかな?その分物語性の楽しみが欠けているかな〜なんて感じました。 子供に読むときは、自分で登場人物の紙人形など準備して読んであげるといいかもしれません。


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カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
この人だけしか作れない、この人のための庭
もう買ってから10年以上たつけど、未だにページを開く本です。 当時あまりみかけなかった表紙の色遣いが、強烈で、思わず買いましたが、 他の写真も、すごく個性的。 良くも悪くも「ガーデニング」の概念が崩される本だと思います。 最初は(ちょっと病的とも言える美意識の)デレク・ジャーマンが、 (健やかな趣味の代表とも言える)ガーデニングを? とびっくりだったのですが、 観てみれば、まさに彼だけにしか出来ない世界が広がってました。 海岸沿いの、荒涼とした土地が、彼の庭。 錆びた庭道具や砂利に囲まれながら、 一見無秩序とも思えるような配置で、強烈な色を放つ花や草。 単なる、いわゆる「ガーデニング」を超えた、 鮮やかな生と死との対比がそこにはありました。 これ以後、 色遣い、庭の作り方等、この写真集の影響を感じさせるものを 結構みかけます。 実際、これを観て何も訴えかけられるものがない、 と言う人はそういないと思う。 それくらい強烈な存在感なのです。 そう言う意味では、 「きれいな庭だなあ」という癒しの写真集、 あるいは単なるガーデニング本を超えた、 一つのアート作品なのだと思います。
Derek Jarman the Gardener
書店で何気なく手にとってみたときから気になっていた書物、というか写真集?それから何週間かの後、その中にあった庭の風景が無性に見たくなり、結果、購入と相成った。 まず、「デレク・ジャーマン」と「庭」という2つがイメージで結びつかなかった。このイギリス人の映画監督がガーデニングに興味を持っていたとは、という意外性。ここに収められている一葉一葉の写真がすべて味わい深い。丹念に自分の庭を造り、手入れしている様子がうかがえる。ジャーマンがAIDSで亡くなったことを思い起こすと、なぜか余計にいろんなイメージが喚起される。 庭の周辺の風景もよい。遠いイギリスの地に思いを馳せてしまう。もっとも印象的な一枚は、庭の中にある小屋の側面に木片で象ったアルファベットを釘で打ち付けてある写真だ。そのアルファベット群は、何かの(ジャーマン自身の?)詩を詠ったものである。その発想の卓絶さに心奪われる。 洋書でしかもハードカバーなので決して安くはないが、時折ページをめくってみたくなる不思議な魅力を持っている。思わず、自分もこんな庭が欲しいと庭いじりなどしたことがないのに思ってしまった。
ロックガーデンと原発
~~デレク・ジャーマンのフィルムを見る前にこの本を読んだのですが、静的なこの本に比べると、フィルムの「Ga den」では、植物を荒々しく掘り返すシーンがあったりしてちょっとショック(笑)でしたが、対比が面白かったです。 p 日本語版も良いですが、デレクの独特の喋り方が感じられる(気がする?)原語版がオススメ。ちょっと詩的なイギリス英語とスタイ~~リッシュな写真の組み合わせは外せないかな、と。ガーデナーにも、映画ファンにもおすすめ出来る一冊。~~
derek jarman’s  garden
いわゆるガラクタと言われそうなモノたちと自然素材をうまく取り入れたガーデン。 写真もきれい。自分の好きなモノを庭に飾り、ガーデニングというよりはアートな感じを強く受けた。 新しいガーデニング感覚をひらめかせたい方には見る価値アリ。もちろん、de ek ja manを感じたい人にもおすすめ。
シックでナチュラルな庭を
この本は買う価値大です。 いわゆる「ガーデニング」というようなものではなく、 デレクジャーマンの個人的なセンスで作られてる庭を紹介しています。手元において、いつも眺めている毎日です。(私は英語は勉強不足なので、写真を見るだけです) ありきたりのガーデニングではなく、自分らしいものを p 造りたい方には、特におすすめの一冊だと、私は思います。



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書影で虜になった方は是非手にとって頂きたい。 本を開けば瞬く間にベクシンスキーの世界へ誘われる。 孤独な夜の闇に怯えるような…この虚無の世界は、 どこか人間の弱い内面をカタチ創っているようにも思える。 ベクシンスキー自身のリアルな恐怖の写身なのかもしれない。 それでも彼の絵に惹かれるのは恐怖と共に、蒼白い炎のような心地良い熱情を感じるからなのかも。 迫りくるような巨大な建物や、骨と皮だけになった人間の集合体、 キュートでオカルトなグラフィック作品等とベクシンスキーを知るには最適な入門書のような作品集です。 何と言っても、安い!お勧めです。
血が滲み出る様にリアルな感覚
 絶望や孤独や悲哀。そういった負の感情から逃げることなく、敢然と向かい合い描きだした作品群にただ圧倒される。  激情とも呼べる激しい表現には、思わず感情移入させられ、見る者の目頭も熱くさせる。偏面だけを描いた現実逃避的な救いや癒しとは違う。作品には血や涙が通っているかのようで、激しく傷つき、それを今にも流し出さんばかりである。  そこには、ただ辛く苦しい鬱や暗黒というよりも、その中にあるからこそ確かな物として存在できる、かそけき光や、生命が生きていく意志の様なものが感じ取れる。    特徴としては、専ら下の様な時期の作品を中心に紹介され、白黒期、CG期の作品はそれぞれ1〜数ページと少ない事が挙げられる。  個人的には、大好きな「荒涼とした大地に熊手の様な形の黒い大樹がそびえる絵」「青空に砕け落ちる団地?の廃墟」「廃墟都市を背景に、大きな口に呑みこまれていく魑魅魍魎」「流星の落ちる夜空の下で、椅子に背中を向けて座り俯く赤いローブの人物」といった辺りの作品が収録されていないのが残念な点だった。この辺で、☆-1  表紙の「トランペットの男」「赤い荒野で金属の浴槽?に入り合唱する人物」「無数に突きだした岩の上でたき火を囲む人々」「立ち並ぶ棺桶?」「壁に張り付く生物」「黒い犬?を連れた杖をつく人物」「雲立ち上る青空の下、石の東屋?の柱にしがみつく赤」「手を組み口を噤んで、暗闇の中から大きな双眸でこちらを見つめる人物」「峡谷にひしめくヘルメットの骸(兵士?)」「赤いローブの小さな生き物を抱く小柄な人物」といった名画はしっかりと収められている。
剥き出しの個性
「幻惑的暗黒」 そんな形容がしっくりくる作品を生前、数多く残したポーランド出身の画家Beksinski。 他のレビュアーの皆様と同様、本当に購入して良かった、と思える素晴らしい作品集です。 彼が描いた作品に共通する言語は、間違いなく「死」であり、「終焉」である。 すべての作品にタイトルが付いていないのですが、「死」や「終焉」の先には何も存在し得ないので、あえて付ける必要はないでしょう。さらに、彼の作品群にはそれらの共通言語が存在するので、個々を命名してしまうと、一貫した世界観が崩れ落ちてしまうような気もします。 大学で建築を学び、実際にその業界に従事したことが功を奏したのか、建造物をモチーフにした作品には、取り分け素晴らしいものを感じました。神話に出てきそうな、おどろおどろしく荘厳な雰囲気を醸し出しています。 モダンアートのエッジに立ち続けたBeksinskiの世界に是非、触れてみてください。
凶悪なリアリズム
気が狂っていると形容しておかしく無い退廃的で絶望した世界観。 見れば見るほど飲まれていき、一度より二度、二度より三度と、 回数を重ねるごとに作者の感情を多角的に見ることが出来る。 描写のインパクトをより際立たせる丁寧で計算された高い描写力にも注目。
しまった!!
やっと買うことが出来ました〜。最高です!! しかし、この本は『The Fantastic A t of Beksinski (Maste s of Fantastic A t S.) 』の豪華版じゃないか!! 知らなかったよ・・・。 通常版持ってるよ。内容同じ。豪華版を先に手に入れてたらこんなに落ち込まなかった。 でもうれしいなあ。買って悔いなし!!


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お値打ちもの
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保存用と飾り用に二冊買っても!
本当にしっかりとした装丁の大きな本です。 印刷も美しく、 unkamu aでの展覧会図録よりずっと良いですね。 2000円以下で手に入るのは驚きです。 紙質も良いですので、一冊は手元に置き、 もう一冊購入して、簡単に額に入れて飾るのもいいかなと思います。 レビューで高評価でしたので安心して買いましたが 本当に買ってよかったです。 買った方全員が満点つけているのも納得の素晴らしいものです。 絶対に買って損は無いと思います。 絶版にならないうちに買っておいたほうが後悔しないと思います。
バラ本のベスト
驚きました。ル・デューテのバラが美しいのは知っていましたが、印刷(本)でもその美しさがしっかりと解ります。 一冊は常用に、一冊は保存用にと二冊購入しました。 家内ともども、眺めては美しさにため息をついています。
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ボタニカルアートの模写用にと購入しました。ずっしりと見応えがあり、おそらく本屋で見かけても重たくて持って帰る気にならなかったでしょう。 ルドゥーテの絵は、本によって色が微妙に違うのですが、この本は古紙に見られる黄ばみも修正せずにそのまま印刷してあるところから、オリジナルの色に近いのではないかと思いました。 この値段が信じられないくらい、高級感のある立派な本です。
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4月に購入した時は、1,800円台でした。円高の影響で、ますますお買得な価格です。 サイズを確認してください。大型です。 我が家では、玄関外庭にバラを育てていて、玄関内に、この図譜をディスプレイしています。 日本語でないところも気に入っています。どのページのバラも素敵ですよ。


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銃と軍馬―― 16世紀にピサロ率いる168人のスペイン部隊が4万人に守られるインカ皇帝を戦闘の末に捕虜にできたのは、これらのためであった事実は知られている。なぜ、アメリカ先住民は銃という武器を発明できなかったのか?彼らが劣っていたからか?ならば、2つの人種の故郷が反対であったなら、アメリカ大陸からユーラシア大陸への侵攻というかたちになったのだろうか?
否、と著者は言う。そして、その理由を98年度ピューリッツァー賞に輝いた本書で、最後の氷河期が終わった1万3000年前からの人類史をひもときながら説明する。はるか昔、同じような条件でスタートしたはずの人間が、今では一部の人種が圧倒的優位を誇っているのはなぜか。著者の答えは、地形や動植物相を含めた「環境」だ。
たとえば、密林で狩猟・採集生活をしている人々は、そこで生きるための豊かな知恵をもっている。だが、これは外の世界では通用しない。他文明を征服できるような技術が発達する条件は定住生活にあるのだ。植物栽培や家畜の飼育で人口は増加し、余剰生産物が生まれる。その結果、役人や軍人、技術者といった専門職が発生し、情報を伝達するための文字も発達していく。つまり、ユーラシア大陸は栽培可能な植物、家畜化できる動物にもともと恵まれ、さらに、地形的にも、他文明の技術を取り入れて利用できる交易路も確保されていたというわけだ。また、家畜と接することで動物がもたらす伝染病に対する免疫力も発達していた。南北アメリカ、オーストラリア、アフリカと決定的に違っていたのは、まさにこれらの要因だった。本書のタイトルは、ヨーロッパ人が他民族と接触したときに「武器」になったものを表している。
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くちコミ情報
痛快な知的冒険
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人類の発展と今なお続く民族問題を解きほぐす1冊
下巻最初の第3部までは、人類史においていかに「社会」が構築されてきたのか、 食料、文字、技術などの発明を経て、最終的には国家につながる社会の形成について語られる。 ここまでが一番大きなテーマである、世界の地域格差を作ったものは何だったのかを理解するための基礎である。 下巻第4部からは実際に各大陸の分析が行われる。 筆者の圧倒的な調査量・知識量を踏まえた緻密な論証の積み上げは、読むものを圧倒する。 (個人的には、ちょっと緻密に積み上げすぎて、いささか間延びする感もなくはなかったが。。。) 人類そして世界がいかに進化を遂げてきたのか。 今なお続く民族紛争についても、そもそもなぜ各民族に違い・格差が生まれたのか? 人類が発展する過程で内在してきた問題を理解する上でも、非常に有効な一冊である。
歴史についてのイメージがまるっきり変わる
「朝日新聞のゼロ年代の50冊」でNo.1となった本です。 かなり読み応えがある本です。上下巻あわせて650ページもあります。 しかし、この本を読んで、人類史感・歴史観が大きく変わりました。 それにしてもこの本、歴史学者どころか医学部教授が書いているんですね。 どおりで理系的な文章だと思いました。文章構成も、どこか論文チックな感じがありますね。 ■現在の人種間の境遇の差は、遺伝子的な優劣によるものではなく、与えられた環境条件に大きく依存する 人種、民族により現在の境遇はかなり異なっています。かたや先進国であったり、かたや飢餓や政治不安に苦しむ未開国であったり・・・。 「これらの違いはもしかしたら、遺伝子的に決定的に優劣が定まっているのでは?」と多かれ少なかれ思っている人は多いと思います。 しかし、それは環境要件によるものだと著者は説明しています。 ■シンプルで説得力のある説明 征服する側・征服される側を分けたのは、以下の非常にシンプルな原則であるとしています。 @東西に長い大陸(ユーラシア)の方が南北に長い大陸(アメリカ・アフリカ)より優位 A栽培化しやすい作物、家畜化しやすい動物が近くにいた方が優位 非常にシンプルで、かつ具体的な説明による裏付けもあり、説得力のある説明となっています。このシンプルな原則は、環境要件のみであり、特定の人種・民族の繁栄と遺伝子的な優位性という図式は全く登場しません。 まるでライフゲームが進行するかのように、人類史が進行してきた、そんな風に思えてきます。今までいだいてきた歴史についてのイメージがまるっきり変わる感じがありました。 確かに、一読すべき良著です。
なぜ火縄銃は日本では量産化され、アフリカでは量産化されなかったのか
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