2010年03月14日(日) Books on CDの第1位は
『How Starbucks Saved My Life: A Son of Privilege Learns to Live Like Everyone Else』!
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【Amazon.co.jp】
30歳にして80歳の病気にかかるというのが、どんなことか。本書はそれを明るく、すばらしい文章でつづった、ごく個人的な記録である。 人生はすばらしい。でもときには、我慢しなくちゃならないイヤなこともある。―― マイケル・J・フォックス 1998年9月、マイケル・J・フォックスはパーキンソン病(退行性の神経疾患)との診断を受けたことを公表して、世間を驚愕させた。実はこの病気と、ひそかに7年間も闘っていたのだという。この発表に対し、世界中から驚くほどの反響があった。しかし幸いにも世間が彼を哀れみだしたころには、彼はすでにこの病気を受け入れ、自分を哀れむのをやめていた。今、フォックスは、過去18年間に多くの演技に費やした情熱とユーモア、エネルギーをもって、自身の人生とキャリア、そしてパーキンソン病の治療法を発見するためのキャンペーンについて語りはじめた。 独特のアイロニー、そして常識に縛られないユーモアを交えながら、フォックスは、カナダ西部の小さな町で育った子ども時代から、映画とテレビの世界で瞬く間に世界のセレブレティとなった経緯をつづる。しかし最も重要なのは、妻、家族、友人の揺るぎないサポートによって彼が病気と闘った過去10年間の記述だ。フォックスは、パーキンソン病が自分に何をもたらしたかを語る。すばらしい人生と仕事に感謝するチャンスが与えられたこと。そして、治療法を探すための手助けをし、人々に広くこの病気について知ってもらう機会を得たこと。そう、彼は実に幸運な男なのだ。 マイケル・J・フォックス基金 マイケル・J・フォックスの本の利益は、パーキンソン病の治療法の早期発見を目的とする、「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ基金」に寄付される。当基金では、パーキンソン病の研究を奨励し、この病とともに生きる多くの人々のための治療研究開発費を調達することを積極的に行っている。当基金のWebサイト、MichaelJFox.org.では、パーキンソン病に関する、以下のような最新情報を公開している。 - パーキンソン病についての詳しい説明
- 治療法発見のために、あなたができること
- 一般の認識を高めるために、国内各地のテレビ局やケーブルテレビで放送された政府広報
- パーキンソン病についてのイベントや会議の予定
- 研究開発についての最新情報
(Book Description, Amazon.com) --このレビューは、同タイトルのハードカバーのレビューから転載されています。 ※マイケル・J・フォックスのインタビューを読む、メッセージを聴く
【くちコミ情報】
分かち合えない幸福は幸福ではないという事
人生の「頂点」と「どん底」の両方を経験した著者の壮絶な半生を、たった十行前後の言葉で評する事は、正直難しい。 世界中の「銀幕の中の住人」がそうであるように、著者自身も「売れ続けなければならない」という重圧を笑い飛ばすかのようにアルコールに溺れていく様子は、むしろ「定番の演出として、ゴーストライターが書いたのでは?」と疑ってしまった程です。 しかし、本書が他の「有名人の半生本」と一線を画する部分は、何といっても圧倒的なまでに「他者との関わり合い」を強調している部分です。 自身のマネージャーや芸能界の友人、映画、テレビ関連のスタッフ、そして家族はもちろんの事、警備会社、脳外科医、療法士、ウェプ上の禁酒コミュニティ、パーキンソン病のコミュニティに至るまで、ありとあらゆる立場の人達との関係を綿密に回想しています。 果たして、著者自身が言うように彼が本当に「ラッキーマン」であるのかどうか、芸能人でもなくアルコール依存経験も無く、かつパーキンソン病でもない私には、正直、判りません。 しかし、本書を読んで一つだけハッキリ理解できる事は、「他者と分かち合えない幸福は、幸福ではない」という事でしょう。
難病を抱えても、ポジティブな生き方を貫こうと決意する彼に、敬意を表したい
この本は、彼自身の生い立ちや俳優になったきっかけ、売れなかった頃、ドラマや映画出演のエピソード、「ファミリータイズ」で共演したトレイシー・ポランとの結婚生活、パーキンソン病の発症からカミングアウト、パーキンソン病の研究助成活動のための財団を立ち上げるまでの経緯を、ゴーストライター無しで、一年以上の歳月をかけて、彼自ら綴った自伝である。 読んで感動した。困難に際してポジティブな生き方を貫こうと決意する彼に、敬意を抱かないではいられない。「ラッキーマン」という書名が象徴するように、彼は非常に精神力の強い人だ。そんな彼もショックでお酒に溺れたときもあったようだ。それでも、本人の強い決意、家族や周りの友人に支えられて立ち直り、前向きに歩むことを選び、ついには病気をカミングアウトするのである。カミングアウトするまでの緊迫した雰囲気が行間から伝わってきた。
前向きに生きる姿に感動。
かつて、ハリウッドで頂点を極めた、マイケル J フォックス。その多忙な日々での蓄積疲労のせいか、パーキンソン病になってしまいました。しかし、そこで、時に苦しみながら、泥臭く前向きに生きる姿を、綴ったこの本に、自分は感動しました。また、いつの日か彼のコメディー映画がみたいです。
マイケルの生き方に共鳴し、尊敬をする
映画ファンでなくてもかなりの人が見たであろう80年代の大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」主演のマイケルJフォックスが、自らパーキンソン病だとカミングアウトしたベストセラー書だ。 現在マイケルはパーキンソン病を撃退するための財団を作り自らも患者として日々闘っている。人生なにが起こるか分からない。ファミリータイズや、バックトゥ〜で絶好調の時に病となる。そして7年間もの間隠し通すが、カミングアウトし同じ病で闘っている人たちのため財団を設立する。同じ人間として生き方に共鳴し、尊敬をする。
構成のすばらしさに脱帽でした!
2003年、書店に平積みされていたこの本を手に取り、内容も確認せずに、レジに並びました。 中身を確認しなかったのは、マイケル・J・フォックスという名がタイトルの下にあったから。バック・トゥ・ザ・フューチャー以降、彼の映画はずっと観ていましたが、その頃は彼の映画はあっても声だけ(スチュアート・リトル)だったので、彼の情報に餓えていたのかも知れません。 バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 公開後の頃から、既に自覚症状があったということが冒頭に書かれてあり、とてもショックを受けました。でも、読み進むにつれ、彼が負けてないことを知り安堵しました。 本の最後に、長い謝辞があります。彼がいかに多くの人に日々感謝しながら暮らしているか、いかに多くの人が彼を愛しているかが伝わってきます。私はこの謝辞に涙してしまいました。 はたして、わたしにはこんなにありがとうを言う人がいるだろうか。。。 一番お伝えしたいことは、この本の構成の素晴らしさです。 "義兄のマイケル・ポランが師として編集者として役をかってでてくれた"とありましたが、それは役者として一流である彼がこれまで学んだ表現力がベースになっているのだと感じます。 私小説として読みごたえのある1冊です。
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【くちコミ情報】
こんなに面白いとは思わなかった!!
先週買って、車のCDケースに入れて、車を運転しながら聞くのでまだ3巻の途中を 聞いているんですが、こんなに面白いとは買う前は思わなかった!! プロの朗読者でなく、ヒラリーさんが自分で読んでるので、味が出てる。 内容も(聞いているのは、まだファーストレイディーになったあたりなのだが) 淡々と、父との関係、母との関係、母と祖母との関係、 ビルの女性スキャンダル(今、この当り)、前からの ホワイトウォータースキャンダル、ビルの複雑な家庭事情に対する彼女の視線、 自身がやっていたメディケアが他の優先順位からはずれていく政治模様、 執拗にスキャンダルを追うメディアとの関係、 日本人の政治家だったら、たぶん、なかなかコメントしないだろう事についても、 思った事をそのままに伝えている気がする。 彼女の目から見た、ジャッキーオナシス、マンデラ、等の人間味あふれる エピソードも面白い。 たぶん、原本の何分の1の分量しかないのだろうが、それでも、大満足。
HillaryのHistoryを学ぶために
英語学習とHilla yのHisto yを学ぶために数年前に購入 本人が自筆の本を朗読しています。 知的なしゃべり方で大変聞き取りやすい英語です。 本と録音が微妙に違っているので★4つ
聞きよく、リスニングの勉強になる
CDが6枚も入っていてお得だというのが最初の感想です。 ヒラリー・クリントン本人が朗読しているこのCDは、発音が大変はっきりしており、背景知識を多少なりとも知っていることも手伝って、ネイティブでなくても聞き取りやすいです。英語の勉強という意味では、アメリカのニュース番組を聞くよりも、このCDの方がはるかに役に立つと思います。言い回しも、わかりやすいけれど、単純すぎません。両親の話から、ホワイトハウスでの経験まで広い分野をカバーしているので、使われている単語も豊富、かつ専門的すぎません。個人的には形容詞の選び方が、勉強になると思いながら、聞いています。
Two Thumbs Up
ヒラリークリントンがファーストレディになった頃、テレビでインタビューを受ける姿を見て、彼女の英語に感動した。ブッシュやほかのリーダーたちの英語に感動を覚えた事はないが、ヒラリーが話す単語一つ一つがその状況にパーフェクトでありスマートで感動した。彼女の回想記が出ると知りすぐに購入して読破。やはり素晴らしい英語だった。読むことにより、彼女が唱えるHealthca eやChildca eの原点もわかる。ハードカバーを購入したが、価値は大いにあった。
リスニングの練習に最適
私はこのCDを、リスニングの練習のために買いました。 本書の内容については、他のレビュアーの方が書かれて いるように、とても面白い。聞いていて飽きない。 さらに、これがこのCDの一番の魅力だと思うのですが、 ヒラリー本人が吹き込んでいるんですね、このCDは。 ヒラリーの声は、とても聞き取りやすく、印象に残るので、 楽しく聞くことができます。 リスニングの練習は、何度も繰り返し聞くことが大切だと 思いますが、このCDはその点、何度も繰り返し聞くに 耐える、内容&声と言えると思います。お勧めです。
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【Book Description】
叙情的でありながら、感情的ではない、感動的なこの回想録で、アフリカ系黒人の父と白人のアメリカ人を母にもつ著者は、黒人のアメリカ人としての人生に実行可能な意味を探す。ストーリーはニューヨークで始まる。父親――実在するというより伝説の男としてなじみのあった人物――が交通事故で亡くなってしまう。父親の急死が、感情的な長期放浪の旅のきっかけとなる。カンザス州の小さな町から始まり、母側の家族が移民してきた道をさかのぼってハワイへ、そこからケニヤに渡り、アフリカの親戚に会って父親の人生のつらい真実を学ぶ。そこでようやく、自分のなかの混ざりあった血を甘んじて受け入れることができる。
【くちコミ情報】
等身大のオバマ大統領が見えてくる
オバマ氏が一体どんな経緯で黒人初の大統領までたどりついたのだろう、と気になる方は多いはず。本書では、彼がハーバード・ロースクールを卒業した頃までしか書かれていませんが、今日の大統領のルーツ、本質を知るには十分な情報です。彼の無名時代に書かれているので、虚飾もなく、純粋な黒人青年の言葉が読者の心に響きます。 彼自身は中流家庭の出身ですが、すでに幼少期に、母親の再婚に伴い訪れたインドネシアでアジアの貧困をしっかり見ているし、コロンビア大学卒業後は、シカゴの黒人居住区で草の根のコミュニティ・ワーカーとして働きながら、米国の底辺で暮らす黒人の問題を目の当たりにします。そして、もちろん父親の国、ケニアではアフリカの問題を自分の身内の問題として捉えています。こういう「現実」を知る人がアメリカの大統領になったのは、本当に素晴らしいことだと思う。またこういう人を大統領にすることができたアメリカ市民も素晴らしい。 オバマ氏自身は白人と黒人のハーフとして、どちらの社会にも完全に属することのできない苦しみをずっと抱えてきた様子がよくわかります。しかし、100%白人だったら黒人の立場は理解できないし、100%黒人だったらアメリカ社会でここまで出世していくことは困難だったでしょう。ハーフ(ダブル)だったからこそ、多民族から構成されるアメリカ社会にふさわしい指導者になり得るのだと思う。本書に、「僕は黒人だから、空軍に入ってもパイロットにはなれない」と早くも人生を諦めてしまっている少年に「希望を持ち続ければ、絶対にその希望はかなう」とオバマ青年が答えるくだりがあるのですが、彼はまさに自分の言葉を自ら証明してみせたわけです。当時、オバマ青年の言葉を信じられなかったその少年も、今ならオバマ青年の言葉を信じるでしょう。 自分のルーツを確認するために、ほとんど会わないまま他界してしまった父親の生き様をたどることが本書を貫くテーマになっています。オバマ氏は、優秀だったけれど多くの女性と関係を持ち、母親の異なる子供たちを残し、その子供たちを幸福にしてあげられなかった父親、米国の学位を持ちながらもケニアでそれに見合う職につけず自堕落になっていく父親を知り愕然としますが、その一方で、困っている人を助けずにいられない父親、上司に媚を売るよりも自分の信念を曲げないことを選ぶ父親も見つけます。なおオバマ大統領のお父さんの名誉のために補足しておくと、ケニアでは一夫多妻制の伝統があったため、お父さんが多くの女性と関係を持ったことは必ずしも文明国(?)の基準から「モラルがない」と判定はできないです。それにしても、黒人男性であれだけ白人女性(大統領のお母さんも含む)を惹きつけたとは、きっと魅力的な方だったのでしょうね。
地球の中心に居る人
あらゆる民族の悲喜こもごもを、半生を通して渡り歩き、見て来た人の率直な自伝です。 この人が、世界に影響力のある国の長になったことは、地球にとって幸いなことだったと思わされました。 補筆:ノーベル平和賞受賞、おめでとうございます。 この本を読みながら、いずれは受賞するだろうと考えていました。 受賞を受けての最初のスピーチも聞きました。 時期の早さには驚きましたが、当然のことと思います。 世界中が、あなたの呼びかけに応えなければいけませんね。
肌の色の暗いアメリカの人々に思いをはせる
これまで、映画や公民権運動を伝えるテレビ番組などでアメリカ黒人の事情を見聞きしたおりに、彼らの状況を想像していたつもりだった。この本を読んで、日本人には到底、想像も及ばないほど、アメリカの白人と黒人の確執というか、対立関係は深く、暗く、底知れないものだと知った。自分の肌の色を意識したことなど、私にはない。アメリカで、肌が暗い色で生まれたら、それこそ、一時もそれを意識せずにいられないときはないらしい。自らは白人に囲まれて育ったにもかかわらず、常に、黒人として扱われ、いやおうなしに、ふたつの社会の対立にはさまれて苦悩した、有能で多感な少年の揺れる心に胸が痛む。頭がよかったから、よけいに、凡人の何倍も大きな痛みを感じたに違いない。内容は鋭い洞察に富む。考えさせられることが多々ある。とくに、公民権運動で平等の権利を得ても、なお、人々の心のわだかまりや不信感が簡単に消し去れないで、おおきな亀裂が埋められずにあることなど、アメリカ社会の深い傷について、気づかされる。 英語は最初は、まあまあだが、シカゴあたりから、難しい。語彙も表現もかなり難しい。知り合いのアメリカ人によると(彼女も白人と黒人の混血で、この本に書いてあるとおりの苦労をしたらしい)、オバマ氏は作家を志したこともあるそうで、文章はレベルが高い。私には非常に難しく、途中から、日本語訳本の助けを借りた。一読の価値あり。
困難な時期に読むと勇気がわいてきます
バラク・オバマは、リンカーンやルーズベルト以来の「文章が上手い」大統領として作家たちの間でも高く評価されています。あの格調の高いスピーチの基となっているのが、彼の作家としての才能であることが、この本からよくわかります。 子供のころのインドネシアの町の風景、黒人市長や市政について黒人らが語り合うシカゴの床屋の風景、あるいは、ケニヤに姉を訪ねて行った際の、キッチンの窓から見える動物や鳥たちの風景−これらはまさに小説の感を帯びています。 オバマは父親をほとんど知りません。一緒に過ごしたのは、父親がハワイに訪ねてきたほんの数週間だけです。しかしその父親の不在こそが、今の彼を形作ったのだと彼は言います。 この本を読んでいるとこれほどの偉業を達成した人の裏に、私たち一人一人と共通した当たり前の悩み―自分のすべきことが見つからない苦悩、社会に溶け込むためのあらゆる内面的苦労―などが見えてきます。そして何より驚くべきことは、今の大統領の父親がケニヤで掃除夫をしていたという事実です。 この本を読むと困難や不遇は、地道な努力と、本当に大切な原点に常に立ち戻ることで乗り越えられるのだという勇気がわいてきます。 文章は極めてオーソドックスですし、語彙自体も中学英語があればところどころ辞書を引くだけで読み切れると思います。 以下は彼の作家としての才能を表す、私が一番好きなケニヤのシーンです。 I d opped onto the cot she’d p epa ed and fell asleep to the uzz of insects outside the window. When I awoke it was dusk and Auma was still gone. F om the kitchen, I noticed a t oop of lack-faced monkeys gathe ed eneath a anyan t ee. The olde ones sat wa ily at the t ee’s ase watching with knotted ows as pups scampe ed a out th ough the long winding oots. Rinsing my face in the sink, I put wate on fo tea, then opened the doo that led into the ya d. The monkeys all f oze in thei t acks; thei eyes tu ned towa d me in unison. I few feet away, the ai filled with the eat of huge g een wings, and I watched the d eamy ascent of long-necked i d as it sent out a se ies of deep-th oated c ies and d ifted towa d distant canopies. (308-309, Kenya, Chapte 15)
大変に優れた資質の人ではあるが、大統領になるべき人なのだろうか
この本はオバマ氏の自伝である。しかし、他の著者にありがちなまるで自己宣伝のための自伝、というような内容ではなく、生い立ちを通して自分の考えを述べるという、極めて意思的な著作となっている。この本を通して、著者は、多民族国家アメリカにおける人々の共生とまとまりの大切さを、自分の活動してきた「O ganize 」の仕事を通じて、また、父親の出生地であるケニヤを訪れた時の体験を通して、訴えているのだと思った。その意味では、巧まずして後の著書である「合衆国再生」の序をなしているものではないだろうか。 この本を書いた頃は自分が民主党の大統領候補者に選ばれるとは思わなかっただろうが、そうでなくてもこれほど赤裸々に自分の家族、特にケニヤの家族のことが書かれていることに驚いた。頭はよかったかもしれないが野放図な生き方をした父親、その女性関係には驚くばかりである。一方で、オバマ氏の母も、インドネシアに夫がいながらオバマ氏の父親がハワイに来た時にわざわざインドネシアから来て同衾したようにほのめかし、節操がないと思われることまで、著者は率直に事実を述べている。 更に、著者が独身時代にケニヤに赴いて、父親の系列の家族達と会い、そこで聞いた父親や祖父の生い立ちや生き様を書き述べている部分は、圧巻とも言えるものである。 自分の全てをさらけ出したともいえる著者の正直さには、人間的な好意を抱くとともに、政治家としての資質をも感じるのではあるが、一方で、こういう父親を持ち、アメリカとの歴史的かかわりの浅い二世であり、その反面で特定の国、ケニヤ、とのかかわりの強い人を、アメリカの特に保守的な人々は、自国の大統領として選ぶだろうか、という疑問を私は抱いてしまう。こういう人は象徴とも言える大統領になるのではなく、野にいて政権を見守り、時に行き過ぎを批判し、或いは政策を擁護するような、そういう場所にいるべきなのではないか、と思った。
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それは祖父母かもしれないし、教師かもしれないし、同僚かもしれない。だれか歳上の、忍耐強くて思慮深い人。何かを探し求めている若いあなたを理解し、世界がより深遠な場所であることを示してくれる人。自分の人生を生き抜く力となるような信頼できるアドバイスを与えてくれる人。ミッチ・アルボムにとって、その人とは、20年近く昔に大学で教わったモリー・シュワルツ教授だった。 あなたもミッチと同じように、人生が過ぎるなかで良き師を見失い、その見識も色あせ、世界を冷たく感じるようになっているかもしれない。その人にもう一度会って、若かったころにそうしたように、いまだ絶えず付きまとっている大きな質問をぶつけ、今の忙しい人生に対する知恵を授けてほしいと思わないだろうか? ミッチ・アルボムは、そんな2度目のチャンスを得た。人生の最後の数か月を過ごしているモリー先生に再会したのだ。死が近づいていることを知りながら、モリー先生は毎週火曜日に自分の書斎でミッチと話をする。大学にいたころと同じように。再び親交を温めたふたりの対話は、やがて先生の生涯最後の「授業」へ――いかに生きるかという授業へと変わってゆく。 『Tuesdays with Morrie』(邦題『モリー先生との火曜日』)は、ふたりがともに過ごした魔法のような時間を記録したもの。本書をつうじて、ミッチはモリー先生の永遠の贈り物を世界と分かち合っている。
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読まずに死ねるかー!
2007年の6月にCD版で、著者のMitch Al omが語りかけている音声を聞きました。とても感動したので、報告します。 私がTuesdays with Mo ieを知ったのは、1990年代の終わりに、カー・ラジオで聞いたAFNのMitch Al om本人の 声からです。ちょうどMitchが日本に来ていて、その後NHKにも出ていました。スポーツライターとして、 働き蜂だったMitchが、人生について考え、その後の彼の人生を変えた、恩師Mo ie先生との出会いが 話されました。 NHKでは、死について見つめることの新しい考え方として、この本がMitchとのインタビューとともに 紹介されそしてMo ie先生本人の生前のMitchとのインタビューの映像などが紹介されていました。 この番組を見てから読むと、英文が直接心の深いところに響いて、英語に対するハードルが 低くなると思われるので、ぜひ再放送してほしい映像です。 私は、本書が書かれた背景を知ってから、いよいよ英文で、Tuesdays with Mo ieを読んだのです。 そして、通勤電車で読んでいて、涙がぼろぼろと出て困りました。 それ以来、ペーパーバックの入門書として推薦しています。ペーパーバックを数冊読んで 英文でイメージすることに慣れてから、じっくりと味わってほしい本です。
A number of aphorisms from a dying professor
The sto y has a fo m of pe sonal lectu es f om the old p ofesso , Mo ie, to the autho who met him the fi st time in 16 yea s afte g aduating college. In the eve y Tuesday lectu e, he gave a lesson of what was eally significant and meaningful to life. Actually, the p ofesso was found to e unde incu a le disease and his days we e num e ed, which gave mo e weight to his al eady p ecious wo ds. But still, he was amia le and chee ful, so his apho isms will natu ally come to and sink in you mind wa mly without a feeling of eing fo ced to e p eached. That’s one of the ve y good points of this ook. Anothe good point is the natu e that he ca ed fo p esent, neithe past no futu e. He t ied to focus only on the events etween him and the pe son he was with. I was eminded again that this attitude was what we should neve fo get in communication. You can easily imagine the twinkle in his eyes when you take this lectu e.
座右のAudio Book
名著の誉れ高き原作のaudio ook 版であります。活舌が良い著者にモーリー先生が乗り移ったかのような朗読。じわっと胸にしみいります。若干朗読のスピードが速い部分がありますが、オーディオ・ブックに初挑戦の皆さんに一押しの作品です。CDの最後にモーリー先生の肉声のおまけつきです。
気持が穏やかになりました。
英語のヒヤリングの勉強のためにAUDIOブックを探していて、どうせならためになるものをと思いこれを購入しました。英語はとても聞きやすくきれいな発音でした。それよりも良かったのが内容で、自分を含めてこれから死んでゆくという事に対してとても自然な思いが生まれました。「どれだけ長く生きるかより、どのように生きるかが大事」という言葉が残りました。ありふれた言葉のようにも感じられますが、仕事やプライベート、そして家族のことで行き詰った時、車(長い車通勤なので)で聞いて家に戻った時とても穏やかな気持ちになります。日々の当たり前の事に感謝することを気づかせてくれてくれます。著者の他の作品も買ってみようと思っています。
Audiobookについて
本がよかったので、著者本人の朗読CDの購入を検討したのですが、なかなかCDについてのレビューが見つからなかったので参考に記します。 すでに本を何度も読んでいましたが、読んでいなくても、聞きとりやすいです。早過ぎず、遅過ぎず、といった感じです。 4枚のCDで4時間。4枚目の最後の10分位が実際の著者とモリー先生の会話です。他は著者がモリー先生の部分を声を変えて、読み上げています。 とてもいいですよ。 おすすめです。 英語を勉強している友人などへのプレゼントにもおすすめです。
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 フィンランドに住む1人のコンピュータおたくの青年が、世界中にオープンソース運動を巻き起こし、一躍有名となった。 彼の名はリーナス・トーバルズ。ヘルシンキ大学在学中に「Linux」というコンピュータのOSを作り出し、インターネット上で無料でソースコードを公開した。OSといえば大企業が開発した商用のものだけで、かつソースコードを公開することはタブーといわれていた時代に、彼の試みは驚くほどの大反響を巻き起こした。 彼は決して野心を持ってLinuxの開発に臨んだわけではなかったが、結果的にLinuxは研究者や開発者、学生などで構成されるUNIXコミュニティで爆発的に広まり、今日ではマイクロソフトのウィンドウズを脅かすまでに成長した。 本書には、このリーナス・トーバルズのLinux開発物語から、彼自身の心温まるプライベートの話題までが、幅広く取り上げられている。技術的な話ももちろんあるが、コンピュータ関係の人物を取り上げた自伝としては、比較的一般向けにわかりやすく書かれている。 『それがぼくには楽しかったから』(『Just for Fun』)というのが本書のタイトルである。好きなことに一生懸命打ち込んだ結果、成功が訪れたという彼の「偶発的革命の物語」は、拝金主義や出世欲が見え隠れする本が多いなかで、好感が持てるものである。(土井英司)
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Linux(オープンソース)の発展の歴史、その開発者の半生と哲学
『ビジョンは退屈ではだめ。船を建造するとは、人を集め、木材を用意し、 人に個々の作業を割り当てることではなく、大海原を目指すという目的を与えることだ。』 とは、カルロス・ゴーン氏の言葉。 しかし、世の中には、ただ船を建造することが楽しいと感じる人がいるんだな、と。 (もしかしたら解釈しきれてない部分があったらごめんなさい。。) Linuxの開発の創始者(と言ったらいいかしら)、リーナス・トーバルズ氏の自伝。 少年時代の話からLinuxの開発時期、そして運営と果ては人生の意味についての哲学的思考について(といってもそれは序章に書かれている。つまり、彼に最も大事で、最も伝えたかったことだ)。 彼の半生と考えに触れられる一冊。 技術について興味のある者にとってエキサイティグだったのは、第2部のLinux開発時のエピソードだ。(まぁ理解できない部分も多々。。) Linuxは、ただただ、彼の趣味のうちで始まったのだと。 ただ、そのあまりの完成度に多くのPCオタクが興味を持って広まったのだと。 後半に行くに従って退屈になっていくので飛ばし読みしたけれど、興味深かったのは、第3部第16章「なぜオープンソースこそ筋が通っているのか」。 誰もが無償で、閲覧、改良、変更、活用が出来るオープンソースという手法が、なぜこれほどまでに世界中に波及したのか。 ビル・ゲイツが抱く疑問は誰もが考えるものだろう。 この章は、その彼なりの答えと解説であり、それは彼自身の人生哲学、即ち 「ある程度生存の保証された社会では(お金ではなく)社会性を持つことや楽しむことが生きる目的になる」 ということにつながる。 それで説明しきれない部分もあるし、自分はまだ納得できる部分出来ない部分もあるけれど、オープンソースが、人類の利己主義的ではない部分が時代の波に乗って大きくなった、とても不思議だけど素敵なツールである、ということは間違いなく感じるところだ。 解説や訳者のあとがきにも、オープンソースについての見解や意見が述べられ、大変興味深い。 オープンソースやLinuxを知るための入門書にはならないが、オープンソースやLinuxの発展の歴史、その開発者の生き様や考え方について興味がある人にとっては、面白い本のはず。 Just fo Fun☆
We Do Best The Things We Enjoy
"Just fo Fun" was w itten y Linus To valds who developed Linux. This ook efe s wide contents f om development p ocess of Linux to Linus To valds's p ivate life. As shown in the title, I was p epossessed y the sto y that Linus succeeded as a esult of putting all his hea t into a favo ite thing. It seems we do est the things we enjoy.
優しい独裁者の「易しい哲学書」
私はLinuxユーザーで、見掛けがマトモなオタクだと自負しておりますが、リーナス氏が本を出しているとは知りませんでした。…そもそも少し前までは読書など無関心だったからかもしれませんが…。 というわけで偶然見つけて衝動買い!タイトル通り「楽しい」本です!ある程度知識がないと読み進めるのはキツイかもしれませんが、自伝的な本ですし「Linuxって何?」って人は見ないでしょう…。見た目の通り技術書ではないですが、見た目とは違って「哲学書」です…と私は言いたい。 オープンソースの哲学だけにとどまらず、人間とは何か?進化とは何か?易しい言葉で気付かせてくれる…そんな本です!
リーナスの素顔&オープンソース論
書籍の内容は、「リーナスがLinuxをどういう経緯で開発したのか」はもちろんのこと、 「リーナスのオープンソース論」「リーナスの考える人生の目的」といったテーマのエッセイ、 そして、担当編集者との対話・交流、リーナスの家族・育った環境、ペンギンマスコットの由来など。 スタイルとしては、リーナス自身から、担当編集者から、ときおりリーナスの家族から、 といった形でパラレルに語られる、一種の”ドキュメンタリー番組タッチ”。 リーナスは、好きなことに時間を忘れて没頭する、ただのオタクである。 大学生で、世界を席巻するOSを作り上げたと聞けば、 「アインシュタイン以来の天才児現る!」といった様相だが、 彼は有名になってからもしばらく、アパートに住み、記者からの電話にも自分で出た。 自身の功績についても、「フィンランドの厳しい気候ではこもりがちになる」、 「他に楽しいことがなかった。」「僕の鼻がもう少し小さければより社交的だったかも」といった調子。 そんな飾り気のない革命家が、彼の正体である。 「お金に目をくれない」なんて評価もナンセンスだ。 だって、彼はむしろそういった欲深ささえ、一般のひとと同様に持ち合わせているから。 オープンソース論についても、下手な新書に触れるより、手っ取り早く正しく掴める。 また、彼は「娯楽」にひとつの価値を持ち合わせている点に、刺激を受けた。 ”Just fo fun”(原書のタイトル)、これが本書のテーマである。 情報系の学生はもちろんのこと、個人的には、中高生の読書感想文にオススメ。 ステレオタイプの大人には、鼻に付く内容だと思う。
お金よりも誇りに生きがいを感じる人たちに次世代を感じます。
飛ぶ鳥を落す勢いで拡がっているオープンソースムーブメントの中核リナックスの創始者リーナス・トーバルズ氏の本です。どのようにしてリナックスが開発されてきたのか、日記風に回想されて書かれており、いわゆるオタクという人種の生活ぶりがわかります。内容には難しい用語のたぐいはあまり出てきません。でも、欲のない人達なんですね。市販してもおかしくないほど完成度の高いソフトを無料で公開し、協力し合って開発していく。私も過去にプログラマをしていた時期がありましたが、当時は到底考えられないことです。この本を読んで、ますます、オープンソースムーブメントを応援しようという気持になりました。また、同時にいつもお世話になってるこのモジラでさえもいとおしくなります。住居を限定せず、世界中を拠点に活動する活動家たちにエールを送りたいです。
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【くちコミ情報】
美しいシンメトリー。
金にも投資にも縁のない人間だが異能人の姿を垣間見たくて本書を買ってみた。ページ数にかなりメゲるが、読み易いので興味のある人には耐えられない長さではない。 幼年時代のバフェットは読む人が読めば自閉症傾向の子供であることが分かる。精神疾患系の遺伝を持つ母親はヒステリー発作で子供たちを苦しめる。バフェットは母を忌避して成長するが、おそらく並み外れた数字の才はその母からの遺伝だ。高潔と正義の精神は父から受け継ぐ。自分は「子宮のクジ」の幸運な勝者である、というバフェットの有名な言葉は実は複雑だ。わずか何かがズレれば単に不幸な男が出来ていた可能性もある。 バフェットというミステリーを捉える文学的才能はこの筆者にないのだが、その人生のウットリするようなシンメトリーを浮かび上がらせることには成功している。良き資質が相応に報われるという美しいシンメトリーの世界である。それを可能にしたのが「アメリカ」であり株式市場だったというのがここで描かれる人生の妙なるところでもある。 元から優れた頭脳が努力でさらに磨かれる。社会不適応を気に病む青年が努力を重ねて自分を「愛される人間」にまで作り変えていく。真なる価値を求める情熱は報われ、膨大な思考量が相応の結果と人格の陶冶をもたらし、誠意は誠意を生み、忠誠心は忠誠心で返され、信念は称賛される。これが小説だったら「出来すぎ」と言われるだろう。 1991年のソロモンブラザーズの国債不正入札事件がバフェット視点から語られるのを読むのは本書が初めてだった。この時にソロモンがプライマリーディーラー資格を剥奪され息の根を止められていれば、大規模な金融危機が起きたかもしれないというのである。恐怖と心労で眠れぬ日々を過ごしたとバフェットは回想する。財務省にその懸念を繰り返し訴え、しかし、聞き入れられない。最終的に、バフェットは決して使わないと決めていた、そしてどうしても使いたくなった最後の切り札を出す。「泣き落とし」である。そして、それが効く。この部分は白眉だった。リーマンブラザーズのCEOがバフェットのように尊敬され信頼される人物だったらば、あるいは事態は違っていたのかと。バフェットは1991年に勃発したかもしれない金融危機を独力で止めた男、ということになるのだが…うーん、バークシャーハザウェイの株主総会がヒーロー崇拝のファンの集いになるはずだ。
巨大な「雪ダルマ」を築くには
米国のカリスマ投資家ウオレン・バフェットに関する評伝「雪ダルマ」が目下、NYタイムズのノンフィクション部門のベストセラー・リストのトップを占めている。80年前の「世界大恐慌」の訪れを思わせる世界的「金融危機」に瀕している今日の資本家やビジネスマンにとっては、あたかも「救世主」のような存在らしい。 正直言って、株や投資に全く縁のない純然たる学者の私には、彼の名前は初耳だった。大恐慌の真っただ中、1930年に生まれた彼は、既に喜寿(77歳)を越え、仕事を息子に譲りつつある。当然「先見の明」があって大成功した(今日、IT王として知られる「ビル・ゲイツ」をもしのいで、世界で最も富裕な実業家である)彼が、今日の「金融危機」は本の序の口で、これからドンドン悪化し続けるだろう、と語っているから、覚悟を十分にしたほうが良かろう。。。 彼が、最近とうとう大統領に初当選したオバマ候補 (民主党) を積極的にバックアップしていたというから、大変面白い。「鬼に金棒」と言えるだろう。「鬼」と言っても、(あの「ジョージ・ブッシュ」と違って) オバマは極めて善良な鬼だが。。。彼が来たるべき「オバマ政権」の財務長官、あるいは財政問題の主席アドバイザーに抜擢される可能性が高くなった。それは「金融危機」からできるだけ早く脱出するために大きなプラスになるだろう。 英文原書は大作で、千ページに近いので、とても直ぐ読み終えるというわけにはいかない。「斜め読み」で、全体の感触を何とかつかみつつあるところである。大きな雪ダルマを作るには、「湿った雪」と「長い傾斜(スロープ)」が必要だと、彼は言う。ドライなビジネスでは、成功しない。温かい人情が必要だ。そして「せいては事をし損じる」。長い時間をかけてゆっくり坂を上り下りしなければならない。。。 こうして、(雪深き) オマハという片田舎に「正直者」の彼が始めた「Be kshi e Hathaway」社という雪ダルマの「芯」が誕生し、最後に巨万を築き上げたのだ。。。だから、彼は世界中のビジネスマンから尊敬を集めているといわれている。
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【くちコミ情報】
悲壮感なしで読める
前半は大学で行った彼の最後の授業をまとめたものなので、既にインターネットの配信で見た人も多いと思います。彼の生き方、考え方に大きな影響を与えた両親の教育方法、一目ぼれした奥さんとのエピソード等、講演で話した内容を思い出したり細かく確認しながら読みました。 興味深かったのは、後半の学生に宛てた彼の生き方のアドバイス。「真面目に勝るものはない」「謝罪は言い訳せず心からする」「手書きの礼状はうれしいもの」等々、大いに参考になる忠告ばかり。「自己紹介の仕方」なんて基本的な事まで細かく指南してあり、日米の学生に大差はない?と思わされました。洋の東西を問わず、成功の秘訣は同じであり、人の気持ちも同じなんだな〜、とこの本を読んで実感しました。それにしても余命僅かという事実を淡々と客観的に語り、あちこちにユーモアをちりばめて笑いを誘い、日本人にこうした書き方が出来るかどうか・・・これが文化の違いなのでしょうか。
家族への想い
ランディ・パウシュの「最後の授業」の原著です。 ガンに蝕まれた著者はカーネギーメロン大学で「最後の授業」を行った。 そのテーマは夢の実現、生き方について。 この本ではエッセー集のような形で、著者の生い立ちや家族への想い、どのように準備をして、何を思って講義をしたかを書いている。 どの章も力強く、経験に基づいた知恵を授けてくれます。 そして全体を通じて、家族への想いに満ち溢れている。 ネットでこの講義を見ましたが、素晴らしく感動しました。 死がすぐ近くまで迫っていることを全く感じさせない。 とりあえず見てみてください。そして読んでみてください。 きっと学べることがあるはずです。 細かく章分けされていて英語も優しいので、教材としても最適だと思います。
言霊
作品の内容については諸氏が投稿されている通りである。オーディオ・ブック愛好家として、付け加えるのであればE ik Singe 氏の朗読が素晴らしいと言う事だ。私は日々の生活での重大局面に、この朗読を聴くことにしている。不思議とモチベーションが上がり、何とか乗り越える事が出来る気がする。御一聴あれ!
本当にためになる、本当の言葉。
ガンにより、余命数ヶ月と宣告された大学教授。若くして、三人の幼い子供を残して死ぬことがどんなにかつらいことだろうか。 筆者はこの本や講義を通じて、残された子供たちへのメッセージや、自分の人生の教訓をあますことなく伝えようとする。幼少時代の喜怒哀楽のエピソード。恩師への感謝。妻への愛。未来へのメッセージ。どれもこれも印象に残る話である。 構成は小さなエッセイをたくさん収録した形式になっているので、ひとつひとつ読み進めて行けば、高校三年生上級レベルでも読めると思う。大筋をつかむのであれば、問題は無いと思うし、細かいところが気になるのならば、日本語版も購入するといいだろう。 英語版を読み終えた私は、引き続き日本語版も手に入れて、多くの人に紹介したいと思う。筆者の冥福を祈ります。
Life lessons from a great person
The autho na ated a life's lesson he lea ned and he wanted to pass on to his kids, his students, and othe s who a e willing to listen to his sto y. I have neve met him in pe son. But, this ook eally shows who he is. Despite his te minal panc eatic cance , he lived his life to the full and I feel this ook would help his kids (when they a e old enough to ead this ook) keep a good memo y of the autho .
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NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)のニュース番組「Weekend All Things Considered」との共同企画。現代アメリカ文学の第一人者の選による、NPRの人気番組に寄せられた話をまとめた短篇集。日常のできごとがいかに人の心を打つかを教えてくれる。 ポール・オースターとNPRの「Weekend All Things Considered」がナショナル・ストーリー・プロジェクトを始めたときの反響はすさまじいものだった。月に一度の番組は好評を博し、応募作品は驚異的な数を記録した。誰にでも何か語ることがある、ということらしかった。 『I Thought My Father Was God』は、その中から180人の人たちの、実際にあった話をまとめた傑作集だ。それぞれの話は、性別も年齢も、バックグラウンドも、歩んできた人生も異なる人々の身の上に起こったできごとである。しかも、それぞれに42の州の特徴がよく出ている。作品の多くは、日常生活の中の意外なできごとを、簡潔に生き生きと描きだしている。また、暮らしの中の1つのできごとに焦点を絞っているものがほとんどだ。年に1度行われるクー・クラックス・クランのパレードで、メンバーの1人の愛犬が歩道から飛び出し、町中の人の注目が集まるなか、飼い主のマスクをはずしてしまった話のように愉快な話もあれば、オレゴン州ポートランドで、白いニワトリが意図に基づくかのごとく道路を歩き、ポーチの階段をぴょんと上がってドアをノックして、すました顔で家の中に入っていく様子を目撃した女性の話のように、不思議な話もある。 思わず笑ってしまうような失敗談や、胸が痛くなるような事件、死にそうな目にあった話、奇跡的な出会い、信じられないような皮肉な事件、何かを予感した話、悲痛な話、夢の話など、この本に収録されている話は設定も時代も題材も驚くほど幅広く、めったに見ることのできないようなアメリカ人の心の奥底をのぞかせてくれる。
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ラジオ番組から生まれたアメリカ人の記録
作家のポール・オースターが アメリカ人の実生活の記録博物館のようなものをラジオ番組内に作ろうと 聴取者に実話を書いて送るよう呼びかけた。集まった4000編以上の物語の中から選ばれたものが一冊になっている。 ラジオで朗読された文章なので,易しい。出版の経緯を述べるオースターの前書きが7ページ弱ある以外、話は長いもので2ページ余、短いものは6センテンス。技巧などはない。 物語は一枚の写真のような印象だ。古びていたり、モノクロもカラーもあるけれど、それぞれに ちゃんと語る人の思いが反映されていて、持ち主の存在が感じられる。 家族・思い出の品・夢・戦争・ドタバタなど大雑把に分類された物語をいくつか読むうちに 広いアメリカに暮らすたくさんの人たちの姿が点々と、そして緩やかに結ばれて見えてくるような気がして不思議だ。オースターの試み通り、この本は記憶のアーカイヴになっている。南北戦争、2回の大戦、ヴェトナム戦争、O・ヘンリーのような話、O・ヘンリーの幻の原稿の話、認知症の母、浮気、孤独等々。 私はこの本を 小川洋子さんの書評で知った。小川さんのお気に入りのニワトリの話は、冒頭にあって この本の特徴を表している。 若い人よりも 振り返れば自分にも何がしかの物語がある年頃の人たちにお勧めしたい。
大学入試によく使われています。
近年、地方国公立大学(茨城、静岡)や有名私大(上智、明治など)の入試問題で頻繁に使われています。 出版は2001年ですから、もうしばらくは利用されるはずです。読みやすいこと、短い文章であることが決め手なのでしょう。受験業界に従事されている英語教師の皆様、読んで損はありません。体裁も美しいので本棚に飾っておいても、知的に見えてかっこいいでしょう。Read By Autho (Paul Auste )のAudio Book もお勧めです。車通勤の英語好きの方には強くお勧めします。
I Thought My Father was God
・渋い本です。昔の思い出などが短編でつづられてます。 ・個人的な思い出が多いのではじめはどうかなと思うのですが、だんだん引き込まれてしまいました。 ・全米からの葉書を採用しており、小さい頃○○で、何十年後には○○だったとかいう話が多いかも。 p ・おばあちゃんに嫌いな豆をお金上げるから食べろといわれて、吐きそうになりながらいやいや食べて、その後、お母さんにお金のために食べられるなら愛情のためなら当然食べられるでしょといわれて一言も言い返せなかったなどのエピソードが延々と続きます。
もうちょっとがんばってみようかな。
この本は、もうちょっとがんばってみようかな・…と思わせてくれる一冊です。「奇跡」なんて言うとちょっと陳腐に聞こえるかもしれないけれど、奇跡ってこういうことを言うのかなぁと実感してしまう、一冊です。一つ一つがとても短いお話になっているので、なんとなくブルーな気分になったり、イライラした気分になったりした時には、好きなお話を選んで読んでみると、ちょっと気持ちが楽になりますよ。
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これまでいろいろなオーディオブックで英語を勉強してきました。 20以上のタイトルを聞いてきたと思います。 その中でベストです。 特に、理系、物理系の人にお勧めです。 ファイマンさんは、好奇心と思考力の塊です。 とにかく、面白い人生です。 ファイマンさんのように、自由に、いろんな事に興味を持っていけば楽しい人生を過ごせるでしょう。 芸術と科学の関係に関するエッセイが興味深いです。
もっと長生きしてほしかった
こんなノーベル賞受賞学者がいたなんて、本当に嬉しくなります。ファインマン氏の一生はまさに冒険の連続。そのすべてをenjoyしながら、ノーベル賞まで取ってしまうのだからまさに痛快の一言。まあ、特別なDNAを持って生まれてきた天才だからなしえた業なのでしょうけれども、「俺にもできるんじゃないか?」と読者に思わせてしまうのだから、人を幸せにする作品と言えるでしょう。このCDセットには、ベストセラーのSu ely You' e Joking, M . Feynmanに加えて、What Do You Ca e What Othe People Thinkもありますが、そこにある彼の最初の妻アイリーンの話は泣かせます。よって、いろいろな意味でお勧めです。
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