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カスタマーレビュー数:8
【くちコミ情報】
リンコさんの話が載っています
編集後記に、音楽業界を離れ直接連絡がとれなかったリンコさんに合間をぬって手紙を書き続けた、校了直前に携帯に電話があった、感激は一生忘れられないと感謝の想いがありました。 編集者の熱意とリンコさんの葛藤の末決意の連絡。 それだけでこのムックの素晴らしさが伝わると思います。 個人的には、自身が多感な頃から聴いてきており、まだまだ涙無しでは読めないことが多いです。
いつでも夢の中で逢える
約3分の2のぺージが清志郎ゆかりの人たちのインタビュー、寄稿、対談等で埋め尽くされている。 やはり他の方々が指摘されている通り、購入動機としてはチャボやリンコさん(!)のインタビュー目当て・・といったところか。 そして、坂本龍一の言葉の重さ、奥田民生の軽妙なポジション、三浦友和の清志郎に捧げられた限りない愛情に、特に目を引かれた。 残念な事に、最近の物なのだろうけれど、寄稿やインタビューが"いつ"行われたのかが、ほとんど明記されていない。 特に山口冨士夫の寄稿など、本人のスペイシーな言動も相まって、すごく古い物のようにも見える。 清志郎の持ち物の資料的な意味では申し分ないが、"読み物"としてはもう一つ親切・適切ではない点を差し引いて星4つ。 清志郎が健在だったら、G2を除いた黄金メンバーでとっくにRCは再結成していたんだな・・。
ちょうど少し上の世代
済んでいる地方が違ったため、RCサクセッション時代の音楽は、あまり聞いたことがなかった。 本書を読んで、意識していなかっただけで、いろいろ聞いていたことが分かった。 また、交友関係もよく分かり、一人の人を支える周りの力のすごさを感じた。 それ以上に、忌野清志郎さんのすごさを思い知りました。 音楽家として。 芸術家として。 一人の人間として。 ショービジネスのエンタテナとして。 ヴィジュアル系と言われる最近の音楽家の方々の、教祖といってもいいかもしれない。 ヴィジュアル系が、ヴィジュアルだけでなく、音楽と信念の3拍子が必要だということが確認できた。
20年近くも、ベースだけを弾いてきた男です...
とにもかくにも、リンコさんの言葉を聞きたくて買い求めました。日々の泡立ち以来だ。 Rockin'On追悼本でチャボが、リンコさんの位置をチャーリー・ワッツに例えていた。あまりにもチャボらしい、お馬鹿で確かな、嬉しい例え話だ。僕らはずっと、リンコ・ワッショのベースの音を夢に見ながら、生きている。 ほんとかデマか、ネット上では「現在は左官らしい」と、出来すぎた話がコピーされまくっている。インタヴューを読んで、想像するしかなかった彼の生活の匂いが、言葉のひとつひとつに感じられました。リンコさん、編集部、ありがとう。でも「俺にとっては栗原清志のままなんだ」ってタイトルは、ねぇと思うぞ。 彼のベースが大好きだった。RCにしかいられない男だったとしても、だ。RCを何かの歴史の起点に置くような表現はよく見かけるし、その気持も分からないではないんだけど、RCはRCでしかないよ。たぶん僕たちは夢を見つづけることしかできないんだけど。 ねえリンコさん、チャボ、「雨上がり」を録り直さないか?
WAKATTA
去年のあの日から、続けざまに刊行される清志郎の物語を綴った本を読みあさって、この本に辿り着いてやっとわかった。やっと手に入れたアリーナ席から遠巻きに飛んではねる清志郎を眺めていたぼくにとって、生身の栗原清志を知らないぼくにとって、清志郎は清志郎が残した音楽と歌の中にしかいないのだと。だから清志郎は死んでいない。ぼくが死んで清志郎の歌を聴けなくなるまでは、iPodのスイッチを入れれはぼくが知っている清志郎はいつでも素晴らしい音楽と共にそこにいるのだ。リンコさんの素晴らしいインタビューを読んでやっとわかった。
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萌えとラノベが企業経営まで浸食していたとは、オタクの端くれ、いや企業人としてはチェックしておかねばなりませんな。 女子高生が死んだ父親の会社を継ぎ、会社の仕組みや減価償却、ブランディングを学びながら成長するという単純なストーリー。ベテラン以上には物足りないかも知れないが、学生・新人には十分なビジネス教科書だろう。 表紙で想像(期待)するほど挿絵は多くない。女子高生社長視点で描かれている。これにTOCの要素をもっと入れて、挿絵はガツンと野上武志先生でお願いします!>出版社のエライ方
「もしドラ」と併せて読むと効果的
「もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの「マネジメント」を読んだら」に続いて読みました。「もしドラ」が、組織運営についての教科書なのに対して、この「ちえネコ(中に指南役としてネコが出てきます)」は、会社の中にあるさまざまな業務の概要や、基本的な用語をザックリと理解できる教科書となっています。会社に勤めて少し経つと、「在庫管理」とか「減価償却費」のような用語は自然と耳に入りますが、自分が直接担当していないものは、「分かっているようで、よく分かっていない」ものがほとんどでした。それらの用語や考え方が、びっくりするくらい身近な事例でわかりやすく説明されていて、「そういうことだったのか」と分かるようになる点が、この本の売りだと思います。もう売れなくなった製品の在庫について説明しているところで、「冷蔵庫の中にある傷んだキャベツでも、カイシャでは勝手に捨てちゃいけないのね!」と、例えているのには、思わず笑ってしまいました。「もしドラ」で学んだ組織運営のノウハウを仕事に活かすためには、「ちえネコ」で会社の仕事全体を一通り頭に入れておくと良いと思いました。
ビジネスを理解するのにお手ごろな本
急逝した父親の事業を引き継ぐことになった 女子高生を主人公にした企業小説、といってもライトノベル風。 ストーリーの流れに沿って各話ごとに、ビジネスの実際を描きながら ビジネス上のタームを解説していく。 文章と内容共に平易なので中高生が、会社の仕組みを理解するのには向いている。 値段も、1,200円とこの手の本にしてはお手ごろである。 ただ、内容が平易なので大学生以上だと物足りなく感じると思う。 余談だが、主人公の女子高生の文章上の性格描写が幼すぎるように感じた。 これだと設定上、女子中学生でも通じそうな感じである。
困ったら社訓に戻る
業務改革・ブランド構築が専門のコンサルタントによる、経営の仕組みの 紹介本です。 困ったら社訓に戻る、立ち返る。忘れがちになりますが、この視点が大事 であることを改めて思い出させてくれます。 ほか、 在庫管理:ちょうどいい在庫月数 商品開発:消費者の声を聞きに行く 顧客開拓:新しいお客様は簡単には見つからない などの視点が物語で出てきます。的を得たところですね。 あいにくバリューチェーンの基盤部分(経営管理等)はあまり出てきませんが プロセス部分を易しい言葉で全体を見たい場合に良い本ですね。
わかりやすい
こういうビジネス系の本を読むのは初めてでしたが、すんなり読めました。 製造業の会社の中の人間関係や役職、部門、ビジネスで使われる言葉、などがよくわかります。 女子高生の話し言葉がおかしくて面白いです。 ネコのワンタが難しい言葉を可愛く解説してくれて、気がついたら勉強になってる! という感じでした。 とっても読みやすくて分かりやすいので私のようなビジネス本を読んだことがない人、 これから就活する学生さんには良いかなーと思いました。
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ラリーが主役
新学期の学校。物語の始まりは、ラリーが受け取ったラブレター。相手の彼女のことが知りたいというラリーの依頼で、メグたちが演劇の練習をしている間に、ジェニーとセロンが彼女のことを調査することになる。 話の題材自体は何世紀も前から取り扱われているものだけれど、そこに第四上級学校新聞部の面々を絡めていく。セロンとラリーの信頼関係、ラリーの良い奴ぶり、新聞部の人間関係などが見どころ。
満足出来る内容。
本書付属の帯等にも記載されている様に、今回はラリー・ヘップバーンが中心の物語。 新聞部として新たな学期を迎えた6人の主要キャラクターの半分(つまり3名だが、ネタバレになる為言明は避ける)が主にメインとして活躍する為登場が制限されたメンバーがいた為、残念に思う読者も少なからずいらっしゃると思っての評価★4。 されども物語の時期や内容からもいってそれは仕方がないことであり、それでも十分に筋が通って克つ面白い話になっている。締めはやはり新聞部という感じで収まり、個人的には最後のやり取りが大好きです。 聡明でも高貴でもなくあくまで平凡(誉め言葉)なキャラとして描かれるラリーに、共感や愛着を持たされる自分は、ラリーをもっと好きになりました。恐らく多くの方にも賛同頂けると思います。 ラリー・ヘップバーンは 格好良い と。笑)
「メグとセロン」の番外編
今回はメグとセロンの仲はほとんど進展しません。 ほぼラリー一色です。一瞬だけリリアが出てきます。 この巻はこの巻だけで完結していて、次回のターゲットが分かりません。 マードック先生に期待しておきます。
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こんなメイドさん欲しいよなあ…。
無口だけど、とってもエロい。 エロいのはエロマンガだからアレではあるが、この内容は良い。 ムチムチ感があり、瑞々しさで溢れております。
最高クラスです
もんはんのえろほん(同人誌)でかなり気に入ってましたが、初の商業誌ということで 作者はこの作品の出来に不満のようですが、コレで不満なら他の作者どうするんだというレベルです 表紙の絵と同じレベルの絵で、ストーリーもいいので買って損はしません。
表紙でOK!
表紙見てナットクしたら買ってヨシ。安心したまえ、期待は報われる。 表紙でわかるとおり、ことに乳のやわらかさの表現に関してはちょっと図抜けてる気がする。 キャラクターと表情の幅はまだまだそんなに広くはないが、初作品集っての考えれば十分かな。 旧作もあるのでめきめき上達してるのがよくわかる作りになってる。しかも、ご丁寧にも各作品に気合の入った後日譚が追加されてるからさらに進歩が実感されるというサービスっぷり。そんな点も含めて抑えておくべき作品集。 現時点ですでに高い所にいるのに、さらに伸びシロ感じとれるのがすばらかしー。 中心となる「メイド嫁」はご都合主義炸裂しまくりのバカップルの幸せいちゃいちゃ編。 いくらなんでもつごーよすぎだろ!と思うものの、あまりにつごーいーヒロインあきらさんのそのご都合っぷりの良さにあっさりこーさん。諸君もぜひ萌え死んでくれたまえ。 全くもって次回作が待ち遠しいやねー。
素晴らしい
同人の方でも活躍されているあるちゅさんの商業誌です。 昔の作品等が多めですが加筆修正もされており、内容も問題なし この内容でこの値段は非常に安いと思います。
小さな世界
評価が高かったので読んでみる事にしました しかしヒロインはHシーン以外では女の子としての魅力がありません 「女の子」をよく観察して作られたキャラクターではなく 上辺だけ女の子である「男」です 顔やプロポーションは女の子ですが考え方、行動様式が 男の範囲を出ていないのです 結果、ヒロインのダメっ子ぶり(?)を見て「だめだこいつ、なんとかしないと」 と考える主人公に違和感を覚えます そこは笑ってすます所であってヒロインのキャラクターづくりなんて事まで 考えてないという事になるのなら残念です 世界の小ささを感じます Hシーンさえよければ気にならない、という読者であればいいのですが 表題作は折角のメイドの設定が全然生きておらず、ただメイド姿の ヒロインが同居しているといった感じです 絵は迫力があり、陰影もついていてやや劇画タッチに見える面があります 客観的に見て実用的だろうし一定のレベル以上だという判断して星4つとしましたが 個人的にはマンガ作品として気に入ったと言えず大変不満でした まわりの評価が高く期待しすぎた点もあります Hシーン重視で売れている作品、と言っていいと思います
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それほどよいとは...
前ふりがよかったので、購入してみましたが、書いてあることは至極当然のことで、それほどのものには感じませんでした。同じような内容を何度も違う言い方で書いてあるように見え、少しくどい感じも受けました。ただ、若い高校生くらいが読むとう〜んとうなれるのかもとも思いました。大人になってしまって読むほどの本ではないような気がします。
普遍的な「頭の整理」の提案
ネット時代到来の前に書かれた(1983年)書かれたものです。 具体的な整理ノウハウとして、スクラップブックやメモをあげています。これらはコンピューターで簡単に、効率的におきかえることができるでしょう。 ロングセラーになっている理由は「創造的なアイデアの整理」を提案しているからです。これが普遍性をあたえています。 ネット社会になり、知識の再生や記憶は、たやすくなってきました。「知識の整理」は簡単です。 しかし、「創造的アイデアの整理」は、ネットでは置き換えることができません。 整理だけでなく、「どうやって創造性を高めるのか」「どうやって実現化していくか」というところまでも、触れています。 ノウハウ本のようなタイトルですが、エッセイです。具体的なノウハウは、ゆっくりと読んで抽出する必要があります。ちょっとした手間がかかるわけです。 しかし、この過程を経て理解すると、頭から離れません。 これに関連することが、本に書かれていました。もっとも印象的な箇所でもあります。 「昔の塾や道場では…あえて出し惜しみをする。じらしておいてから、やっと教える・・・すべて教え込むのではない。本当のところはなかなか教えない・・・弟子はなんとか師匠のもてるものを盗みとろうと考える・・・これがねらいである・・・いまの学校は教える側が積極的でありすぎる・・・知識を与えるのに有能であればあるほど、学習者を受身にする」 この視点からみると、著者は本当のエッセンスを行間に隠しているやもしれませんね。もっと踏みこむと、「盗もうとして読んだ人には名著になり、受身で読むと駄作になるのが良い本」ということになります。
個人的には良かったと思います。
著者が行っている 思考の整理方法が 簡潔に紹介されています。 思考というものは、 “自分自身の型”に規制されてしまうが、 自分自身の型を自覚するというのは、 簡単なことではないそうです。 では、 どのように自覚すればいいのかというと、 他人の型に触れることで、 自分自身の型との差を感じ、 自覚するのが有効な手段なのだそうです。 本書の使い方としては、 「提示された著者の思考に触れることで、 読者自身の型を自覚する」 ということになるのでしょうか。 あとがきにも書かれていますが、 「思考の整理」について 技術や方法を読者に提供しよう という意図はもっていないそうです。 もしかすると、 読者として 「役に立った」 「役に立たなかった」 という意見は、 本書の目的から外れているのかも知れませんね。 読んでいると 技術や方法を提供しているようにも感じますが、 あくまでも「思考に関するエッセイ」として捉え、 自分自身と向き合うのが大切なのでしょう。 (実践するかどうかは各自の判断として) 書かれている内容は 共感できるものが多かったですし、 無駄のない文章で、 易しく読みやすいかったのがよかったです。 著者の意図とは関係なしに、 個人的には「役に立った」と思っています。 評価としては星5つとさせていただきました。
大切なことを思い出させてくれる!
書かれていることは、普段から様々な考察を行っている人ならば一度は考えたことがある内容のものが多いです。 しかし、一度考えたことでも私たちは忘れてしまうものです。 それをこの本を読むことで思い出し、さらに深い考察のきっかけになりました。 小学生や中学生といった、まだお若い方も早めにこういう本を読むのもいいかもしれません。 目から鱗の内容もいっぱいかもしれませんよ♪
ありがとうございます
綺麗な賞品をお送りいただきました。今後とも機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
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知人にすすめられて読んでみました。 この本を読むと価値観が変わります。 E(従業員)でいていいのかなぁと。。
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不労所得を目指せっていいたいだけの本のような・・・。 具体的な方法も書いてないし。 汗水たらして働いてるお父さんを馬鹿にしてるのかと反感くらいそう・・・。 この本を薦めて→キャッシュフローゲームに誘われる→異業種交流会という飲み会に参加→お金持ちの尊敬できるすごい師匠を紹介、そんな感じで師匠がセミナー開くから来てね!ってな感じで勧誘させられましたね。 本の感想とは外れてきましたがお気をつけて! この本ではネットワークビジネスって言葉は数回しかでてきてなかったような。
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内容はともかくこの本を薦めてネットワークビジネスというマルチの勧誘をするグループがいます。 国から行政処分を昔食らった会社のグループですのでお気をつけて! なのでこの本には良い思い出がないですね。
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良書だけど流されないように
Bクワドラントの話、キャッシュフローの話、など現在の自分の立ち位置を客観的に再確認するにはとても良い書物だと思います。ただし、全てロバキヨさんの世界に染まってしまい、行動にかられネットで「Bクワドラント」なんて検索すると、たくさんセミナーが開催されていることに気づきます。 一抹の僥倖を夢見て参加すると、セミナーのはずなのに怪しい儲け話の勧誘をされたりするらしいです。「世の中そんなおいしいスキマは少ない」ということです。 本の印税をコツコツ稼ぐロバキヨさんが一番手堅いのかも知れませんね(笑)。
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真に私の英語に役立ってくれた2冊のうちの1冊
英語関係の本というのは星の数ほど出版されているので、ついつい題名や宣伝文句につられて購入してしまい、随分痛い目にあってきました。 そんな中でこの本は私の期待のなさをみごとに裏切ってくれた一冊だと思います。長年日本人英語に触れてきた著者によるアカデミックなアプローチが、日本の英語教材市場にあってはとても誠実に響きます。私自身、アクセサリーのように思い続けてきた冠詞に気をつけるように導いてくれたことにも感謝しています。 ただ惜しい点は、例文があまり役立たないこと、またライティングにおける日本人の問題フォーカスしているので、オールラウンドで使えるかという点には疑問が残ります。 この本とスピーキングに重点を置いている良書ドクター・ヴァンスの 英語で考えるスピーキング―すらすら話すための7つの思考法をペアで読むと、日本人英語の脱出が完結するかもしれません。
内容が高度だ・・・・
読み始めた瞬間、意欲を無くした・・・これは作者の日本人に対する論文みたいだ。これを読破したから英語力が上がるわけではなさそう。間違った「意識」を見直す手助けにはなるだろうが。こんなに高評価を得ているのは、ある程度の知識を持った人達の意見だろうな。
英語と日本語の間
この本では、日本語と英語の間での、物事を表現する際の意識の差を、冠詞、前置詞、時相、関係詞などのトピックごとに簡潔に紹介しています。内容はかなり深く、興味深いものです。自分自身、この本の冠詞・加算不可算名詞の説明によって、かなり使用法がはっきりした気がします。前置詞のもつイメージも、明確に述べられていて、興味深いです。ただ、言語そのものについて十分に意識し、英語にそれなりの時間触れた人でないと、あまりこの本の面白さはわからないかもしれません。大学受験レベルの英語力では、英語のバックグラウンドが少なすぎて、この本を十分生かすことが難しいかもしれません。
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長年、英単語や英文法の知識を詰め込んできたものの、どうしても最後のところで本当に自信を持って「英語でのコミュニケーション」に臨めず、これ以上何をどうやって勉強したらよいか、ガラスの天井に頭がつかえたようなもどかしさと焦りを感じていた。そこに、一つはっきりと突破口が与えられた、と実感できた本。 「英語ネイティブの無意識の思考回路」の(典型的な日本人英語学習者にとっての)かなめが、端的に解説されている。 理屈以前のセンスとして、英語の使い方が腑に落ちた、と感じられた。
英文を書くことに関わる全ての日本人に読んでもらいたい一書
本書は、著者が1980年にフルブライト留学生として初めて来日し、その6年後の1986年から2年間に渡って本書の内容を書きつづった連載を新書にまとめたものです。日本の大学で日本文学を学びつつ、多くの日本人理系研究者の書いた英文を添削してきた経験に基づき著された本書は、英語を日常的に書くことを生業としている日本人にとってのまさに座右の書と言っても過言ではないでしょう。 私自身、研究者として20年以上前に渡米して以来、日常的なメモに始まり、企画書、報告書、論文、学会発表、特許明細書、翻訳等々に関連して日常的に英語を使ってきましたが、このたび本書に巡り会ったことにより、今更ながらに蒙を啓かれました。そこには英語を書く際に日本人が陥りやすい落とし穴が見事なまでに明確に指摘されています。 まず最初の六つの章で説明される冠詞、名詞、名詞の複数形等(またそれは、日本人が英語を書く際にいつになっても悩む冠詞の使い方なのですが)に関する部分では、名詞に冠詞を付けるのではなく、まず冠詞ありきで、その後に名詞が続くと言うとらえ方が勧められています。文脈において「それぞれの名詞が、a、the、無冠詞、単数、複数のどの意味的カテゴリーに入るか」を常に確認すると言う習慣をつけるべし、なのです。 本書の前半部分は、実は多くの文法書に書かれている事ではあるのですが、成人してから中高での文法書を読み直したことなど一度もない私にとっては、まさに再教育を受けた感です。このように前半部分から学ぶことも多いのですが、本書の真価が発揮されるのは、後半の関係詞、先行詞と関係節、副詞と論理構造、接続詞に関する部分でしょう。 良い例が、「特に・とりわけ」と言う文句で始まる日本文に対して、”Especially, ...” と訳してしまう間違いです。私も以前この間違いを犯して英語のネイティブスピーカーに直されたことがあります。それは、「"Especially, ..." には、コンマで後に続く文から仕切られた、自立した「句」として働く慣用はない」からです。 また、"A ly ics of that song was w itten y a wo d p ocesso , whose appeal is depending on cleve hyming and puns mainly."と言う問題だらけの英文が、順を追って添削され、最終的に"A wo d p ocesso was used to w ite that song's ly ics, whose appeal would seem to lie mainly in thei cleve hyming and puns."に書き直される過程は見事です。 別の例として、日本人が書いた英語論文で見かける "The following esults of this expe iment we e o tained: ...." と言う表現が取り上げられています。英語ネイティブスピーカーからすると、この受動態は非常に虚弱な感じを受けるので、 "We o tain the following esults in this expe iment: ...." あるいは "This expe iment yielded the following esults: ..." の様に自信を持って能動態にすべしと勧められています。確かに、研究者ならば自分の研究成果を発表する際に、胸を張って後者の様に表現したいものです。 さらに別の例として、論文のアブストラクト(要約)では、特定の個人や組織に関わりのないように書く習慣があるので、例えば "We discove ed a vi us elieved to e esponsi le fo a disease simila to AIDS in cats." を、 "We" と言う主語を使わないで表現する "Discove ed is a vi us elieved to e esponsi le fo a disease simila to AIDS in cats." が勧められています。 そして圧巻は、最後の章で紹介される、志賀直哉の「城の崎にて」の一節にある「風もなく [小川の] 流れのほかはすべて静寂の中にその葉だけがいつまでもヒラヒラヒラヒラとせわしなく動くのが見えた」を "The e was no wind, and except fo the flowing st eam, all lay in stillness, in the midst of which that single leaf alone kept up its usy flutte ing, on and on." と訳す箇所です。このような英文が書けるようになりたいものです。そのためには、結局は英語を英語として考えるしかないのです。日本語をその字面のまま英訳するのでは無く、まず日本語の文章が言わんとする状況を視覚的・感覚的・論理的に捉え、それを英語で表現する、という事を身につけることです。 アメリカ人である著者がほんの6年間(!)の日本滞在でこれほどまでに日本語と日本人を理解し、その深い理解に基づいて著された本書はまさに賞賛に値します。なにせ、私は20年以上もアメリカに住んでいるにも関わらず、未だにあやしい英語を操っていますから。 英文を書くことに関わる全ての日本人に読んでもらいたい一書です。
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