2009年01月07日(水) 科学の第1位は
『ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)』!
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リチャード P. ファインマン
Richard P. Feynman
(原著)
大貫 昌子
(翻訳)
¥ 1,155(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:1353位
カスタマーレビュー数:46
【Amazon.co.jp】
R.P.ファインマンは1965年にJ.S.シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を授賞した天才的な物理学者である。こう書くと「理数系が苦手」な人は逃げ出したくなるかもしれないが、そんな人にこそ本書を手にとっていただきたい。 本書は20世紀を代表する天才物理学者の自伝ではない。R.P.ファインマンという人生を楽しむ天才から我々への贈りものである。 「ファインマンと聞いたとたんに思い出してもらいたいのは、ノーベル賞をもらったことでもなければ、理論物理学者であったことでもなく、ボンゴドラムでもマンハッタン計画でもない。僕が好奇心でいっぱいの人間であったということ、それだけだ」といつも言っていた(下巻訳者あとがきより)。 「なぜだろう?」といつも好奇心いっぱいの子どものように世界を見て、いったん好奇心をひかれたらそれに夢中になり納得のいくまで追求する。彼は一切の虚飾と権威を嫌い、相手がそれをかさに着ているとみるや容赦しなかった。それは、そのような態度が、楽しいはずの真実の探求を邪魔する厄介なものだったからである。 上巻では、彼の少年時代、物理学者としての修行時代、また駆け出しの物理学者として携わったマンハッタン計画から終戦を迎えるころまでのエピソードが収録されている。どの時代においても彼はその状況を最大限楽しみ、そして、決して流儀を変えなかった。 自分が理系か文系かなんて関係ない。もし少しでも本書に「好奇心」を持ったなら、ぜひ一読をおすすめする。(別役 匝)
【くちコミ情報】
自叙伝の最高峰
機知とユーモアの人、ファイマンさん。 他の多くのレビューに私も、たびたび同感。 本書の秀逸性を改めて、述べる必要はありませんね。 特に興味深く読ませていたのが、「二人の金庫破り」の章。 機密文書を保管するあらゆる金庫を開錠しまくり、その安全管理のずさんさを痛烈に批判。 この頭のキレ具合は、痛快。 あなたじゃなきゃ、安全ですって(笑)。 おもしろすぎます、ファイマンさん。
声を出して笑ってしまう
これまで読んだ本の中でトップ群に入るおもしろさでした。 天才の思考回路をかいま見れます。
とても楽しい自伝でした。物理学に興味がなくても大丈夫
物理学にまったく興味がないのだが、自伝としての評価が猛烈に高いので、興味を持って読んでみた。 確かに面白い。そして、学問を目指し、仕事にしている人の生活や考え方が垣間見れて、おもしろかった。 それぞれのエッセイの内容も、学校の話だけでなく、広く行動した筆者の活動そのままに多岐にわたり、ただの学者の綺麗なエッセイに収まらない。 こういういい本はもっと若い時に読みたかった。そうしたら、自分の人生も違ったと思う。
ファインマンは科学者の鏡である
前半ではブラジルや日本での滞在記が面白可笑しく述べている.そこから垣間見られることはファインマンの精神は,郷に入れば郷に従えということだろう.ブラジルでは一生懸命ポルトガル語を勉強し,ポルトガル語で講演をしようとしたり,日本では学会が用意したホテルではなく,日本式の旅館に無理を言って泊めてもらったり,その国の伝統・文化を楽しんでいる. 後半はアメリカの教科書の選定委員を通して,アメリカの抱える教育問題を痛切に批判したり,まったく未知だった芸術の世界に飛び込んで,ある程度成功を収めた話や趣味のドラムの話を述べている. 最後にカリフォルニア工科大学で行った卒業式の式辞が述べてある.その趣旨は科学研究を行う時に大切なことは,自分に都合の良い実験結果のみを提示するのではなく,すべての結果を提示して判断を仰ぐ,また先行研究は自分で追実験を行い,本当にそのような結果が出るのかを自分で確かめる姿勢が大切であると言っている.
自慢話ばかりです
最初はそれほど気にしないで読んでいましたが、とにかく最初から最後まで、自慢話ばかりで、それが嫌で途中で読むのをやめ、捨ててしまいました。
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通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:28
【くちコミ情報】
環境問題の前に、まず、自分のこと。
最近「CO2を削減して地球のために…」などとよく言われるようになりましたが、 わたしには地球の環境を第一に考え、行動するなどということは続けられそうにありません。 無駄な出費を抑えて、私生活を送るのが精一杯です。 昔、「エコロジーを考えたら、エコノミーになりました。」という、すばらしいCMがありましたが、 わたしにできそうなことは「エコノミーを考えたら、エコロジーになりました。」程度かな?と思います。 わたしには現在の環境問題や、100年後の予測など、本当なのかどうか、本当にそうなるのかどうか、わかりません。 なのでそういった情報を忘れて、今、自分のためにやるべきことをやるだけです。
環境問題を考える上で非常に参考になりました。
世の中で言われている環境問題の大半が大きく間違っている事に気付かされました。 仕事柄、企業の環境問題などに携わることが増え、近年ではやたらと関心が高まってきています。その中で多くの企業が自分たちのイメージ戦略の一部として環境への姿勢を表明していきます。そのやり方の大半は、巷で話題になっているCO2削減などのキーワードを取り扱うことです。 仕事はとはいえ、非常に矛盾を感じています。日本の企業としてやらなくてはいけないことは消費者への迎合ではなく先導だと思いました。確かに商品を売り上げるためには消費者に対してよい印象と分かりやすい説明は必要だと思いますが、この問題はいち企業の利益だけで解決される問題ではないはずです。っと思いながらも仕事上それの感情を隠しながら企業のイメージを保つことを進めなくてはならない状況がなんとも、、、 この本の内容が多くの人に理解されることを願っています。
結論は出来るだけ何もしないこと
「バカの壁」の養老先生が書いた環境本。 「不都合な真実」でノーベル平和賞を取ったアル・ゴアの自宅は冷暖房完備で毎月の電気代が何十万もかかっているとか(笑) (何かの週刊誌にも、ゴアの温暖化を危惧する意見は、彼が原子力推進派だからと書かれていた記事があったような…) 環境問題でゴミとリサイクルの問題は、一刀両断今のリサイクルがいかに無駄で業者やその法律を作った人たちの利権と天下りの温床になっているかが書かれているし、エネルギー問題は、世界各国のエゴと日本ののんきで無策な官僚たちの実態が書かれている。 少子化は別に問題ではないと訴え、逆に日本は6千万人くらいの方が住みやすいしエネルギー食料もうまく回ると断言する。 地球温暖化については、これまた日本のバカなやり方に言及、京都議定書を守っても、地球全体にとってはへのツッパリにもならないことを具体的に言及し、CO2の排出基準を買い取らせようとするヨーロッパの国々のしたたかさ。 すべてが「金」で動いていて、日本だけが感情論で「日本だけでもやらなければ…」と無駄な努力を律儀にやろうとして、世界各国から陰で笑われている…。 環境に一番いいことは、出来るだけ何もしないこと。大量消費してリサイクルして…というのはまさに自己満足だけの何も効果のない無駄な動き意識である。(そのリサイクルで利権を得ている人物や業界にとっては別だが) 世界が200カ国以上あるというが、水道水をそのまま飲める国は、全世界で7カ国しかないのだという。 そんなすばらしい国に住んでいることを誇りに思い、出来るだけ自給率を上げる、無駄遣いをしない、物を捨てない、食べ残しをしない、賞味期限などは自分で食べてみてにおってみて判断する…こんな生活を送れば、まだまだ全然日本はいけると思う。 問題は、ノー天気でわがままなおせっかい屋のアメリカと、中国インドだ…。
どっちを信用したら良いのか
「不都合な真実」をはじめとする「環境本」vs「環境問題のウソ本」さてどっちを信用したら良いのか。 なんて悩んでいた時にでてきたのが本書。 著者もよく知ってるし、出版社だって超メジャー。装丁だって地味だけど上品じゃん。これなら信用できるかも・・・・。(なんてブランドに弱いです僕も。) 内容的には「ウソ本」寄りのモノで、ゴアさんにとっては「不都合な」内容。論旨も整理されており、何となく信憑性がありそう。 「リサイクル」されると分別収集されるペットボトルの多くは、そのまま焼却処理されている。つまり、分別しないのと同じ処分がされている。しかも、熱量が大きいので、分別せずに生ゴミ等と一緒に燃やした方が、省エネ?になる。とか。 スーパーやコンビニで配られる袋は、廃油から作られるほとんどコストゼロのもの。それを廃止して、「マイバッグ」「エコバッグ」を持ちましょうなんてやってるけど、「マイバッグ」「エコバッグ」を作るのにどれほどのコスト(つまり環境への負荷)がかかっているか?とか。 京都議定書制定の裏舞台や批准した、していない各国の台所事情・・・・。等々。 環境問題がどうも一筋縄ではいかないことがわかってくる。 そして環境問題が、人口問題、食糧問題につながっていく、ということも。 正直言って現時点で僕は、環境問題に関する様々な(といってもホンの一部しか知らないのだけれど)主張について、どれに与したら良いのかよくわからない。 しかし少なくとも「資源の大事な使い方」もよほど注意しないと、別の側面から見たら逆に浪費してることにもなりかねないこと。 そして、少々飛躍するが食糧を安定的に無駄なく消費できる仕組をできれば国際的に構築することが、もしかしたら最も有効な環境対策なのかもしれない。 といった問題意識を持ちつつある。 こういった問題意識に至ったのは本書を読んだ結果であり、まぁそういった意味では環境本ブームも僕にとっては無駄ではなかったのかなぁ。と思ったりしている。
疑うということ
地球温暖化について疑うことがタブーであるかのようなマスコミの論調ですが、 かつてのオゾン層破壊問題、ダイオキシン問題、環境ホルモン問題と泰山鳴動ネズミ一匹が 続いています。現在、上記の問題を改めて批判すると、あとから神の立場で云々という 反論をする人もいるようですが、かつての問題を総括しなければ先に進むことは極めて 危険です。仏の顔も三度まで。国防費以上のお金を使おうとしているのに、両方の立場の 議論を紹介することなく国民の本当の理解が得られるのでしょうか。
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| ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)
リチャード P. ファインマン
Richard P. Feynman
(原著)
大貫 昌子
(翻訳)
¥ 1,155(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:2646位
カスタマーレビュー数:46
【Amazon.co.jp】
本書の上巻では若く初々しかったファインマンの姿に触れることができるが、下巻では、成長したファインマンが1人の「物理学者として」物理のみならず社会や芸術とかかわってゆくさまに触れることができる。 どんなに権威者になっても(彼はそう呼ばれるのを何よりも嫌ったが)、彼は決して物理学者としての誠実さを変えることはなかった。サバティカルでブラジルの国立研究所に滞在した彼は「教科書を丸暗記するだけ」の物理の大学教育に業を煮やし、ブラジルの「お偉方」の大学教授たちの前で「この国では科学教育が行われていない」と言い放った。またあるときは、学校教科書の選定委員としてすべての教科書に目を通し、教科書の内容が科学的誠実さを欠いているのを真剣に怒り、他の委員たちと闘った。 彼の信条でもある「好奇心」は年齢を重ねてもとどまる所を知らず、カジノではプロの博打うちに弟子入りしたり、ボンゴドラムでバレエの国際コンクールの伴奏をしたり、また、幻覚に強い興味を持った彼は、旺盛な好奇心からアイソレーションタンク(J.C.リリーが発明した感覚遮断装置)にまで入ってしまう。彼は他人のことなど気にとめず、素直な心で物事を見つめ、興味をひかれたらそれに夢中になる。彼は何より人生を楽しみ、人生を愛していた。 そんな彼の書いた本書に触れていると、いろんなことを話したくってうずうずしている彼が、目を輝かせて楽しそうに自分に向かって話しかけてくれているような気分になる。そんな気分にさせるのは、大貫昌子による素晴らしい訳のおかげでもあろう。訳者はファインマンと親交があり、彼に相談しながら翻訳作業を行っているため、原文の持ち味が十分に表れている。(別役 匝)
【くちコミ情報】
自叙伝の最高峰
機知とユーモアの人、ファイマンさん。 他の多くのレビューに私も、たびたび同感。 本書の秀逸性を改めて、述べる必要はありませんね。 特に興味深く読ませていたのが、「二人の金庫破り」の章。 機密文書を保管するあらゆる金庫を開錠しまくり、その安全管理のずさんさを痛烈に批判。 この頭のキレ具合は、痛快。 あなたじゃなきゃ、安全ですって(笑)。 おもしろすぎます、ファイマンさん。
声を出して笑ってしまう
これまで読んだ本の中でトップ群に入るおもしろさでした。 天才の思考回路をかいま見れます。
とても楽しい自伝でした。物理学に興味がなくても大丈夫
物理学にまったく興味がないのだが、自伝としての評価が猛烈に高いので、興味を持って読んでみた。 確かに面白い。そして、学問を目指し、仕事にしている人の生活や考え方が垣間見れて、おもしろかった。 それぞれのエッセイの内容も、学校の話だけでなく、広く行動した筆者の活動そのままに多岐にわたり、ただの学者の綺麗なエッセイに収まらない。 こういういい本はもっと若い時に読みたかった。そうしたら、自分の人生も違ったと思う。
ファインマンは科学者の鏡である
前半ではブラジルや日本での滞在記が面白可笑しく述べている.そこから垣間見られることはファインマンの精神は,郷に入れば郷に従えということだろう.ブラジルでは一生懸命ポルトガル語を勉強し,ポルトガル語で講演をしようとしたり,日本では学会が用意したホテルではなく,日本式の旅館に無理を言って泊めてもらったり,その国の伝統・文化を楽しんでいる. 後半はアメリカの教科書の選定委員を通して,アメリカの抱える教育問題を痛切に批判したり,まったく未知だった芸術の世界に飛び込んで,ある程度成功を収めた話や趣味のドラムの話を述べている. 最後にカリフォルニア工科大学で行った卒業式の式辞が述べてある.その趣旨は科学研究を行う時に大切なことは,自分に都合の良い実験結果のみを提示するのではなく,すべての結果を提示して判断を仰ぐ,また先行研究は自分で追実験を行い,本当にそのような結果が出るのかを自分で確かめる姿勢が大切であると言っている.
自慢話ばかりです
最初はそれほど気にしないで読んでいましたが、とにかく最初から最後まで、自慢話ばかりで、それが嫌で途中で読むのをやめ、捨ててしまいました。
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誤診・誤処方を受けた患者とその家族たち
笠 陽一郎
¥ 2,520(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:1355位
カスタマーレビュー数:12
【くちコミ情報】
悪治療から救い出せました
まだ十代の子供は某医大、精神科の若い医師の誤診、誤処方で苦しみ続けました。そこでは、医師を指導、育成すべき立場の者も、外見とは裏腹に見識、教育レベルともに低空飛行していたと言わざるを得ません。 他に相談しにくい、頼る当てもない、弱い立場の、何も知らない患者と家族に対し、多剤大量処方を押し進める。言うことが聞けないなら他へいけと言うパワハラで、旧態依然の悪処方を正当化することが平然と罷り通っています。 入院治療で悪化するばかりの状況に納得いかず、探した末に見つけたセカンドオピニオン。意見を聞いたところ、発達障害の可能性があり、今の治療では良くなるどころか悪化するばかりとのこと。思い当たることが多く、主治医に説明するも受けつけず。セカンド医師の言われることは、新しい病理で、うちのような大病院ではオーソドックスな診断と処方を行うと、自らの不勉強を戒めることも知らず。源疾患を考えようとせず、表面に出ている症状だけを見て対処療法しかしないので、薬が合わなければよけい混乱してしまう。そんな中で、安易に統合失調の診断を下すことが多いようです。源疾患は違っても同じ症状が出る、しかも、源疾患により同じ薬で効く場合と悪化する場合がある危険性を知らない医師が多すぎる。 こういう状況を放置しているのは、政府の責任でもありますね。透明性、公開性、社会責任を追求できる相談窓口を増やすべき。 こんなとことがあって、退院。相互理解ができる新しい主治医の元で治療を開始し、快方に向かっています。
命を助けてもらいました
この本のお陰で、精神病でないのに精神病と判断され(実は鬱)、抗精神薬のエビリファイ18mgを大量処方され、挙句の果てに苦しいという患者の悲痛な叫びを「みんなそう言う!」とまったく聞き入れないM病院の馬鹿医者から救われました。悪性症状が出て、もう少しで患者は死ぬところでした(連絡しても、「”何度も言いますが”」と嫌味を言った上で、「次回診察時に医師に連絡してください」と傲慢で呑気なケースワーカー)。 本来なら、苦しい地獄から、少しでも患者を助けてあげようとするのが医師のはずなのに、自分のプライドとステータスと傲慢さを保持することに専念する精神科医がなんと多いことか(人間的に何ら成長していないことに恥じ入るべし!)。 そんな現状に真っ向から反対し、孤軍奮闘されている医師も存在するということは、私の生き方にも大きく影響を与えました。
精神科医は必ず目を通しておきたい本
ここのレビューであまりにも高く支持されているので、読んでみました。 現在の精神医療現場の未熟さから、むしろ苦しみを受けた患者さんや家族達が、ネット上での互いの交流や「セカンド医」(笠陽一郎医師)の治療介入によって希望をもっていく姿が、28の体験記により綴られています。 すべての精神科医が目を通しておく価値があると考える理由は下記です。 ・抗精神病薬誘発性のうつ状態、錐体外路症状の出現、抗パーキンソン病薬の使用、いずれも回避することに最大限の配慮をしている。 ・急性混乱期の幻聴、要素性の幻聴、幻視、雑念脅迫、自生思考が誤診のもとになりやすいこと。 ・発達障害の二次障害、解離性障害、強迫性障害、より予後の良い統合失調感情障害などが統合失調症と誤診されやすいこと。 28の体験記録の半数は10代発症で、多くが統合失調症と診断されたことに対して、もしくは抗精神病薬を(大量)内服させられたことに対しての苦しい体験でした。 ・精神科医が治療がうまくいってない時でさえ減量に消極的であることが多いこと。 ・診断の見直しが必要なときでもなかなかなされないこと。 気をつけているつもりでいて、思い当たるところがあるだけに、素直に反省させられます。 治療がうまくいっていないときに肩を押してくれたり、ヒントを与えてくれたりすると考えます。
一筋の光
深い闇の底から見える一筋の光。 その一筋の光がこの本だと思います。 薬漬けで過鎮静ということを私も受けていました。 一日10〜12時間近く寝ないと生活に支障がでる。10時間寝てもなお眠い。そんな生活を10年以上も続けていました。不自由さが当たり前になっていきました。闇の中にいると感じました。 そんな生活からも脱却できる。 深い闇の底にいるのなら一筋の光が射すこともある。 その一筋の光がこの本ではないか?と僕は思うのです。
「こころの病」が治らず困っている患者や家族への「希望の書!!」
わたしも「うつ病」で精神科にかかりました。 10年、同じ病院に通院しましたが、悪くなるばかりでした。 投薬されたものはうつ病とは全く関係がない、寝たきりにさせるような薬剤。 「こころの病」を治療しに行ったはずが「身体をこわし寝たきりに」 とうぜん「こころの病」も悪化する一方。 いくら他院の内科医師の、血液検査などの根拠のある正しい助言を伝えても 当時の主治医は逆上するばかり。 「俺は医師で勉強しているから偉いんだ」と威張ってばかりで、 中身の伴わない、全くの勉強不足な医師でした。 このような精神科医の犠牲になっている患者や家族が全国に沢山います。 そういう人を救うための「希望の書」だと感じました。
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| 百万回の永訣―がん再発日記
柳原 和子
¥ 1,995(税込)
通常2~4週間以内に発送
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カスタマーレビュー数:4
【くちコミ情報】
柳原和子さん 人間讃歌の贈り物ありがとう。
柳原和子さんが2008年3月2日、57歳で亡くなったという事実を知った時、やはり愕然としました。 2000年、晶文社から『がん患者学』が出版されました。 胃がんで胃全摘手術をうけ、生き物としての敗北感と社会が自己をどう位置づけるか、当時の私は不安でした。 私はがんと出会った事態に、冷静に自己を位置づけようとしていたのです。 『がん患者学』は、患者が知りたいことが全部載っていたのです。 泣き言はありません。千葉敦子さんのようなアメリカ医療讃美もありません。 著者の姿勢はきわめて冷静でした。 それは副題が「長期生存をとげた患者に学ぶ」としていることであきらかです。 「がん患者は死ぬ。どのように死ぬかは不明なれど」 この厳然たる事実から逃げることはできない。 「自分も再発し死ぬであろう。」 この諦念が根底にあったようにおもいます。 柳原和子さんに連絡をとりたいと思い、出版社に連絡。柳原さんと電話で話をすることができました。 相手の不安を軽くするために生きているような人でした。 その後の著者の活動はすさましかった。 多くの人に会い納得するまで問う。私たちの代表。 テレビで出演している姿を見て疲れすぎている・無理しすぎているとハラハラ。 そして『がん生還者たち』(中央公論新社)ができました。 さらに、『私のがん養生ごはん』(主婦と生活社)。 最後に「中央公論」で『残照』として連載された この『百万回の永訣』です。 同病者への応援歌でした。いや、人間讃歌です。 がん患者として すべてをひきうけ冷静に書かれた書物です。 現在の医療体制に 怒りをぶつけ 医療側に与えた影響はすごかった。 柳原和子さん、本当にありがとうございました。命がけで、あなたはがんと出会ってしまった人間、それに関わる者たちに がん患者として あなたの生き様を見せてくれたのです。さあ、私も頑張らないといけない。
日本の医療への希望がここにはある
この本を読んで驚いたことは、がんの再発、転移における日本の医療が変わってきているということだ。かつては、「もう治療法がありません」といわれるのが、関の山。抗がん剤などの治療が効かなくても、それはがんのせいだというのが、当たり前。そこには絶望しかなく、夢も希望もない世界だった。 でも、実は違った。著者は、過酷な状況にありながら、さまざまな医師、治療法を訪ね歩く。そこで明らかにされるのは、再発、転移の過酷ながんには、標準治療やガイドラインを超えた、個別性を尊重する医療によって、突破口が見出されるということだ。 しかし、現実問題、ここにたどり着くまでの著者の苦労は並大抵ではない。NHKで放映された同名の番組も見たのだが、ここまでやらないと、ここまで声を上げないと、納得のできる医療にはたどり着けない現実があるのか、、という落胆もあった。 各科、治療法など、専門分野それぞれが秀でていても、それを俯瞰して見ることができるのは、実は患者でしかないという現実。再発、転移などの多臓器にわたった場合の、治療法の選択は、混迷を極める。 私が著者を評価したいのは、全身に回ったと考える再発・転移がんの治療において、丁寧な局所治療を積み重ねることが、有効であるということを示すことができたこと。このような発想にたどり着くまでの経過が一番、興味深かった。
末期患者が求めてやまぬもの
身近な者ががんと闘っていたり、がんで喪ったりした人には是非読んでほしいと思いました。いくら身近にいても現在がんと闘っている人の心情とはこういうものなのかと深く深く考えさせられます。筆者は末期がんで余命数ヶ月と宣告されます。様々な医師が(それも相応に優秀で誠実な医師たち)様々に違う治療法を提示します。医療に信頼を置けきれぬ筆者は、代替療法にも手を染めます。そのうちに患者としての説明不能な病状感知に目覚め、自分が求めていたものは何かに気づいていきます。筆者に具体的に関わった医師たちのなんと誠実なことか。しかし筆者とそれら医師たちの間に存在する微妙な、しかし決定的ともいえるズレ。これは末期がん患者の魂の彷徨の記録です。最後に行き着いたところ、それは治せる医者のいる治せる病院だったのかもしれません。しかし、もっともっと大切なものが確かに存在したというかけがえの無いものを筆者は見つけます。U2の『I still haven`t found what I am looking fo 』という曲が脳裡をめぐる、そんなドキュメントでした。ひとによって批判的な見方をするかもしれませんが、軽々に批評できるような本ではありません。ただ読めば分かると思います。
珠玉の言葉が胸を打つ
NHKがんサポートキャンペーンに柳原さんが出演されているのを見て、この本を手に取った。「がん再発、早ければあと半年」と医師から告げられたら…。死を見据えながら生きることの意味を問う本書には、深く考えさせられた。死への恐怖、医師によって違う治療法が提示されて彷徨う日々、過酷な副作用、潔い死を迫る周囲の人々…。著者は自らを取材対象として、冷静に言葉を紡いでゆく。3人に1人ががんで死ぬ時代を生き抜くための、貴重なノンフィクションだと思う。
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【くちコミ情報】
複数ある見方の一つとして面白い
テレビ放映された番組がビジュアル的にも大変面白く、興味深かった。本が先だったら理解しにくかったかも。一応、人間なので「パッ」と消えたくはないけれど、どうやらその方が地球の為にはいいらしい。
内容も翻訳も最高!
内容も翻訳も最高に素晴らしいです。読んでいて、嬉しくなってきます。
人類を滅ぼすのは常に「他人」という認識
作者の意図は人類が滅びたらどうなるかというよりも、やはり人類の危機を阻止したいというところにある。さまざまな「正義の」人々が登場してきては人類の過ちと対策とについて語るが、彼ら自身、今日の危機を招いた一員であるとの自覚はまったくない。人類の危機の最大の問題点はここにこそある。
和訳がへたすぎる
原文を直訳してるんでしょうね。 読みづらいことこの上ない。 著者の着眼点は良いかもしれないが,この文章じゃ・・ 遠回り,まどろっこしい言い回しばかり。 場所とるだけなので,ブックオフ直行です。
人類が残した爪あと
人類が忽然と消えてなくたった後の地球を考察する本です。 私達が今目にするアスファルトや建造物が瞬く間に自然に侵食され、 文字通り灰塵に帰して、緑豊かな環境になる様子は、 想像以上の自然のたくましさを教えてくれます。 一方、私達が残した一部の化学物質は消滅することなく影響を与え続けます。 特に、印象的だったのは、土地や海に廃棄されたプラスチックの変遷。 細かく粉砕され、後々は微粒子となって海や空に蔓延します。 企業でも、プラスチックの微粒子は、人が吸い込まないようにきちんとした設備環境下で 取り扱っています。 かと思えば、女性の化粧品にもこのプラスチック微粒子は多数使用されています。 はたして、それを吸い込んだ人や生物には、どんな影響があるのでしょうか。 大気や海を微粒子が巡っている姿は想像したくありません。 これは未来の問題ではなく、近々の問題なのかもしれません。
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告知により慌て、恐怖し、落胆した著者は、外科手術による切除や抗がん剤治療を受けつつ、医療現場における様々な言動の冷徹さに不安を感じながら、自ら生きるためのあらゆる方法を考えつづける。 癌細胞を活動させない元気なからだを取り戻すため、自分のからだのもつ生命力を引き出そうと、これまでの生活習慣を一変し徹底した食事療法による体質の改善を試みる。からだに害の無い食、というよりも、からだに生きる力を与える力強い野菜や穀類による食事を常とすることで、数値を低下させ、症状を押さえ込んでいる。 この本は、単純な奇跡の生還話ではない。自らの体験をそのまま人に薦めるものでもない。医療、患者、食材と、多岐に渡る精力的な取材と調査によって、多くの疑問を提示しつつ自分なりのがん対処法を紹介することで、頼りを求める者を勇気づける本である。がん患者が自らの治療法に対して責任を持つことで、積極的に生きるきっかけを与えるものである。 再発に怯える患者本人にとっても、平穏を願う家族にとっても、同じように悩み、同じように苦しんだ著者、そして著者の目を通して紹介される数多くの患者の経験、思考、生き方は、感動と勇気を与えてくれる。告知以来晴れることのない不安と苦悩に覆いつくされてきた我々にとって、この先もがんと共に生きていくうえで大きな励みとなる。
家族にがん患者を抱えています
過去に、家族ががんだと告知されました。 まっさおになって、まず飛びついたのが 柳原和子さんの「がん患者学」でした。 そして、この「がん養生ごはん」。 まな板の上の鯉のように、ただ受け身で医療を受ける 以外にも、患者本人が、または家族がやってあげられる ことがあるというのが、驚きでもあり、希望でもありました。 また、医療にもいろいろあり、代替療法にもいろいろあり、 自分で選択、治療、養生を実施していくということは ある意味、患者側も治すための責任を持たねばならない 時代がやってきたのだなあ、、と、その点でも驚きました。 つまり、医者ばかりが命を預かっているのではないという・・・。 今は、一刻をも争う時期なので、さっそく食事の面での 方法を実行してみています。
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アメリカ建国の功労者の一人であり、雷が電気であることを発見した科学者にして、外交官、そして一代で成功した資産家でもあったベンジャミン・フランクリンの自伝。いかにして親下を飛び出して出版業者として成功を収めていったのか。その過程を追体験する中で流動的にして活力に富む植民地期のアメリカの雰囲気が伝わってくる。北米における英仏スペインの緊張が高まる中、13植民地もそれぞれ紛争の渦中に置かれていく。指導者の一人として、政治と軍事の両面で東奔西走する様も非常に読みごたえがある。 特に印象的なのは第六章の十三徳樹立であろうか。「道徳的完成に到達しようと」企図し、達成されるべき目標としての13徳を設定し、それをクリアーするために合理的な方法を考案し、自らに課す。アメリカ的プラグマティズムの権化を見るかのような思いにとらわれる。マックス・ウェーバーがその著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』において本書を取り上げたのもうなづける。 所々に人生において成功をおさめるための教訓や人間関係の機微がちりばめられている。その一つ一つがまたいい。彼の合理主義・勤勉さ・寛容さ・忍耐・・・建国期のアメリカ史を知る上で必読の書であることは言うまでもないが、人生の教訓の書としても色々と教えられる気がする。
米国建国往時から現代に至る覇権変遷の原点
米国史を語るに欠かせぬ原点。同時に現代にまで至る欧米諸国のかかわりあい方や宗教と政治の距離感を知る端緒となるもので、米国史に興味がなくとも必読の一点。とかく十三徳等の、やや俗人離れした処世訓がとりあげられることが多いが、後書にもあるように福翁やウェーバーとの対比により、現代に至る思想潮流の原点に触れられる点が最も興味深いといえるのではないだろうか。
13徳や処世法を書いたところはおもしろかった。
フランクリンの華やかな経歴をとうとうと書いていて、能力もあり努力もして 人柄をよかったので成功したのかなと感じた。 13徳や富にいたる道は、自助論とすごく内容が似ていて、勤勉、節制、誠実などを述べています。
徳の身につけ方
13徳で有名なフランクリンの自叙伝だ。 勤勉で極めて合理的な考え方が随所に現れている。 箴言的なものいいも興味深い。 「確かなことでも確信なげに話せ」 「不遜な言葉には弁護の余地がない」 「一度面倒を見てくれた人は進んでまた面倒を見てくれる。こっちが 恩を施した相手はそうはいかない」など。 また13徳に関しては、「完全に道徳を守ることは、同時に自分の 利益でもあるというような、単に理論上の信念だけでは過失を 防ぐことはとうていできない。〜まずそれに反する習慣を打破し、 良い習慣を作ってこれをしっかり身につけなければならない」 と述べている。 そして徳を身につけるための具体的な方法が綴られる。 毎日、手帳のチェックシートを使って徳を身につけるそのやり方は、 日本人からすると違和感を覚えないではないが、確かに合理的な方法 ではある。 いかにもアメリカ的、プラグマティズム的だが、凡人が良い習慣を 身につけようとする時、最も効率的な手段かもしれない。 フランクリンの13徳の身につけ方についてはいろんな本が出て いるが、やはり元となっている本書を読むことをお勧めする。 その方が背景にあるフランクリンのものの考え方も分かるからだ。 時間のない方は13徳の部分だけ拾い読みするのもいいだろう。
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