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[ 自伝・伝記 ]

         


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   自伝・伝記 の売れ筋最新ランキング   [2010年03月13日]
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経営に終わりはない (文春文庫)
ホンダをつくったもう一人の創業者―受け継がれる藤沢武夫の教え
ホンダ神話〈1〉本田宗一郎と藤沢武夫 (文春文庫)
ホンダ神話〈2〉合従連衡の狭間で (文春文庫)
ホンダ神話―教祖のなき後で (文春文庫)
松明(たいまつ)は自分の手で
藤沢 武夫  
¥ 998(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:9548位  
カスタマーレビュー数:5

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ホンダを生んだ男たちの記録
ホンダの創業のエピソードが興味深いです、 人が持つ可能性を引き出して、組織が一丸になってことにあたれば、 大きなことができるというのが、よくわかります。 固定観念にとらわれず、燃えて生きることで成し遂げられるものが あることが本書から感じ取れます。
すべての経営者に勧めたい名著
学者やコンサルタントには決して書けない経営者の生の苦しみまで伝わってくる良書。 経営者とは信じていることをとことん、一見愚直なまでに追いかける人間のことだということに気付かされます。 経営の参考になる、名言や逸話がこれほど豊富にちりばめられた本は、まるで奇跡のようですね。 そして、そこかしこに無我夢中で仕事に取り組む迫力があふれています。 経営の本なのに、涙あり、笑いあり、元気のもらえる一冊です。 それにしても、鬼籍に入るまで、とことん信頼し合うことのできた本田さんと藤沢さんのような人生はなんと恵まれていることかと嘆息してしまいました。引退のときのエピソードには、落涙を禁じえません。
経営とは何かを考えさせられる
ホンダの創業者である筆者の経営に対する考えが詰まっています。 また、どんどん大きい企業となる過程における経営の考え方が伝わってきます。 「経営」というものの基本が分かったような気がします。 内容も具体的な話が多く、非常に読みやすかったです。
書き込み遅くなりました
迅速な対応、商品の質も非常に良く大変満足しています。
最良の経営書が待望の復刊
世界の本田がいかにして作られたか。その秘密を明かしてくれる名著。自由奔放な天才肌の本田宗一郎を時にはおだて、時には苦言を呈して御した藤沢武夫。この二人の名コンビが本田の経営の真髄を作った。世の経営者必読の良き経営書である。久しく絶版になっていたが、復刊したのは嬉しい限り。


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世界を変える人たち―社会起業家たちの勇気とアイデアの力
チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える
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マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった
「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家
シルヴァン・ダルニル マチュー・ルルー 永田 千奈  
¥ 1,680(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:12685位  
カスタマーレビュー数:18

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エネルギーを分けてもらえる
本書には、エネルギーがあふれている。 今を見つめ、未来を望む企業家のストーリーが数多く詰まっている。 貧困や環境問題を解決するために立ち上がった社会企業家たちの胸が熱くなるようなストーリーは、読者に色々な事を教えてくれる。 意志を貫く事 皆の幸せを考える事 同じ地球上で、しかも日本とは比較にならないほど貧しい環境で育ってきた人たちの偉業は、人間の可能性を存分に見せてくれる。 未来を変える事は、決して不可能ではない。 そんなメッセージがあふれた一冊。
キーワードは「協奏」、次世代ビジネスモデルですね。
コスト削減と競争にあけくれる現代のビジネスモデルを考え直すのにいいヒントが 得られる一冊だと思います。 「採算の取れる社会福祉活動」を実現している社会起業家の成功の秘訣、ビジョンが、 直接取材によりダイレクトに心に届きます。80人全員に共通して感じたのがこの四点でした。 1.リーダーの持つ明確なビジョン 2.世の中に貢献したいと言う志 3.他社と競争せずに成功していること 4.人を大切にして、人に大切にされていることで。 特に3.は通常の起業家と社会起業家との決定的な差ではないでしょうか。言い換えれば 「競争ではなく協奏」ですね。「社会への貢献の見返りとしての利益」と言う本来あるべき ビジネスモデルがそこにあると思います。まさに「分け合えばあまる」と言う言葉どおり、 善循環の世の中に必須のビジネスモデルですね。彼ら80人の活躍とこれからの社会起業家が 世界にもたらす変化が楽しみです。
興味深いのだが
 マイクロクレジットのグラミン銀行のことが知りたくて読みました。バングラデシュのユヌス氏(ノーベル平和賞受賞)がどうやって世の中を変えたか、これから変えていくか。それはアイディア一つ。既存のものにないアイディアで「社会貢献しながら稼ぐ」80人が紹介されています。  なのですが、文体の独特の口語体というか、カジュアルさ(「ほら、今までのものとはずいぶん違うだろう?」といった調子。えっ、そう?と突っ込みたくなる)がどうも合わず、読むのに苦労しました。かつ、その事業がどう既存のものと違うのか、どう環境にやさしいのか、という説明が説得力に欠ける気がし、だんだん眉つばな気になってしまいました。何しろ、「石膏(二酸化硫黄)二十トンを・・・」とあったり(!?)するのですから・・。原書の間違いなのか、訳が不正確なのかわかりません。せっかく興味深い内容なのに残念です。
「自分の手で世界を変える」
「社会起業家、ソーシャルアントレプレナー」。この言葉はムハマド・ユヌスの存在が知られるとともに日本国内でも一気に知られるようになった。社会起業家のいうのは極々簡単に言えば「NGOと従来の企業の中間体のような、新しい企業モデル」である。それぞれの問題意識に基づき、自己犠牲に陥ることなく、かつ「世界を変える」ことを実践している人々とでもいうのが相応しいだろうか。 本書では、エネルギー、農業、貧困、医療、建築などなど様々な分野で奮闘している人々を取り上げている。とても平易に書かれているのですらすら読むことが出来る。それぞれの内容についてはここでは取り上げない。 さて、世の中には「彼らが行っているような活動は本当に社会を変えられるのか」と主張する悲観論者がいる。たしかに彼らが起こしている変化は小さなものかも知れない。そして、次から次へと新たな問題が起こるなかで、「所詮彼らがやっているのは『虱潰し』に過ぎない」と言う人もいる。しかし、私はそういう人々に気付いて欲しい事実がある。徐々に、しかし確実に苦しんでいる人々は減っているということに。苦しんでいる原因は人それぞれだ。その苦しみが去った後には新たな苦しみに襲われるかもしれない。しかし、その苦しみは1つ1つ減らしていくことが出来るし、それを繰り返すことがBHNを満たすことに繋がっていく。 今までの人々(先のような悲観論者を含め)が解決出来なかった問題を徐々にではあるが、解決していることを彼等は認めなければならない。どうせ無理だと決め付けて、もしくは決め付けないまでも諦めかけようとしていた人々は、彼らに拍手を送れても、批判することは出来ないはずだ。(もちろん、批判とともに代替案を提示できるならいいとは思うし、それを是非実行に移して欲しい。) 世界は確実に変わっている。「自分の手で世界を変える」という信念を持って行動している人たちがいる。そう思うだけで勇気が出て、希望が湧き上がってくる。
入門書としていいですよ(^o^)/
持続可能な社会、環境や貧困等大きな社会問題の解決に具体的に取り組み、尚且つ利益もきちんとあげている世界の社会起業家を、2人のフランスの若者が尋ね、紹介している本。 紹介されている人達が本当に素晴らしい。一人ひとりを1冊で紹介できるくらい。社会起業家と言っても、問題意識、取り組むテーマはいろいろです。この本は、世界の社会起業家の“ダイジェスト”、“カタログ”としての位置づけで気に入りました。巻末にそれぞれの社会起業家に関連する本が載っていますので、特に気になった人のものを探して読んでいます。 この本は、広く浅くです。この分野をそこそこご存知の方にはお勧めできません。


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エリザベス キューブラー・ロス Elisabeth K¨ubler‐Ross (原著) 上野 圭一 (翻訳)  
¥ 820(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:11551位  
カスタマーレビュー数:24

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左手にも
本書は、エリザベス・キューブラー・ロス博士(以下略してイザベル)の自伝である。 彼女自身言うように、遺言書に近い著述と見てよい。特に後半部分は、彼女の他の書にはない一層の波乱万丈が述懐されている。 イザベルを、二十世紀を代表するヒューマニストの一人と呼ぶことに異存はない。 彼女の自助努力で切り開く人生と、権威を相手に一歩もひるまず、常に弱者の側に立った言動は、感動的である。 しかし、彼女の口から「私は多くの人を助けてきた」という言葉が出るたびに、なんともったいないことを言うのだろうと思う。 聖書には、「右の手で良いことをして左手にも知らせるな」とある。 イザベルが終生闘ってきた権威主義の短気、傲慢、剛情、尊大は、また彼女自身の根深い性格を映す鏡であったように思える。 別に社会的地位のある医師でなくとも、一介の掃除夫、料理人、雑役婦、障害者、病人など誰もが平等にこの世で自己を顕し、学びと奉仕のチャンスが与えられているのである。 イザベルが生涯かかってやっとそれに気付いたとしたら、それには祝福の言葉を捧げたい。 イザベルは最晩年の十年近く脳卒中の後遺症の不自由な生活を送ることになる。 人を助けるということ、人に奉仕するということはとても高潔で美しい行為だが、たった一つ条件がつくのである。それを自らの左手にも知らせてはならないということ。
自叙伝。
キューブラーロス博士の生い立ちから、現在の活動にいたるまでを語った回顧録、自叙伝に近い。
三つ子に生まれたが故に個性発現を求めて止まず、世界的に著名な精神科医になった女性史
「三つ子に生まれたが故に個性発現を求めて止まず、世界的に著名な精神科医となった女性史」というのが、この著書から得た印象である。著者は、世界的に著名な精神科医である。三つ子姉妹の一人としてスイスに1926年に生まれた。積極的に人生を開拓し、信念を貫き通した強い人であるが、その過程で離婚という苦難も経験されている。著者の主要な転換点を列記してみよう。 ・三つ子であることは悪夢でしかなかった。子供時代の全ての時間が、「自分はだれか」を知ろうとする試みに費やされた。 ・生まれて初めて安全なスイスから国際平和義勇軍の一員(ボランティア)として出国し、たちまち戦争が残した悲劇を目撃することになる。 ・父の許可なく、医学校の入学試験を受験し、合格した。 ・同じ医者のマニー(ユダヤ人)と1958年に結婚し、渡米。 ・1967年前半から、「死とその過程」セミナーを開催し始める。 ・著者がのめりこむ異界とのチャネリングが夫婦喧嘩の種となる。1967年マニーが離婚を決意し、出てゆく。三人だけの母子家庭の生活は想像できなかった。 ・1992年マニー死去。マニーとの和解もすませ、マニーが苦しみから解放され、おだやかな心境でいた。 ・1994年、ヴァージニア州ヘッドウォータ−の「エリザベス・キューブラー・ロス・センター」がエイズ感染児を収容していたため、放火され炎上し、全てが灰燼に帰した。 ・アリゾナ州スコッツデールに移住する。砂漠の真ん中に日干し煉瓦づくりの家を見つけた。周囲には何もなかった。
感動の連続!驚きの人生。
本書を手に取るまで、恥ずかしながら 著者のことを知りませんでした。 自分の信じた道をひたすら突き進む情熱とエネルギー、 そして優しさ、誠実さに感動の連続でした。 また、後半にかけての霊性への目覚めなど、 まさに驚きの人生です。 ★5つでは足りないくらい、お勧めの一冊です!
以下の本は、なぜロス博士がそのような体験をしたのかが分かります。
 この自伝の後半の神秘体験に興味をもった人には、以下の本をおすすめします。なぜロス博士がそのような体験をしたのかが分かります。  シルバーバーチ、ホワイトイーグル、アランカルデック、ステイトンモーゼス、ジョージVオーエン、ウィリアムTステッド、カールAウィックランド、モーリスHテスター、Gチャプマン、ブライアンワイス、マイケルニュートン、坂本政道、飯田史彦、武本昌三。


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村上 龍 テレビ東京報道局 (編集)  
¥ 1,680(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:15323位  
カスタマーレビュー数:19

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電通の影。
内容は他のレビューを読めばいい。 目に付いたのは一点。 「企画協力 電通」 電通って、あの電通だよね。 こんなところにも電通が現れる。
まだ学生ですが、勉強になります
全出演者?を書くと、 トヨタ       張 富士夫さん 岡野工業      岡野 雅行さん ミクシィ      笹原 健治さん はてな       近藤 淳也さん SBIホールディングス 北尾 吉孝さん ワタミ       渡邊 美樹さん 縄文アソシエイツ  吉田 英明さん ホリプロ      堀 威夫さん ピーチ・ジョン   野口 美佳さん H.I.S        澤田 秀雄さん ライブドア     平松 庚三さん 樹研工業      松浦 元男さん 男前豆腐店     伊藤 信吾さん ソフトブレーン   宋 文洲さん 京セラ       稲盛 和夫さん ヨシダグループ   吉田 潤喜さん ジャパネットたかた 高田 明さん サマンサタバサ   寺田 和正さん ホンダ       福井 威夫さん 日本マクドナルド  原田 泳幸さん 全日空       大橋 洋治さん 花王        後藤 卓也さん と、経済界を語る上では欠かせない皆さんが出ています。 内容は皆さんが書いておりますので、そちらを参照下さい。
テレビも好き
テレビが好きで本も買いました。 自分の職業とは違う分野の仕事をされて居る方の言葉を自分の立場に置き換えてみるとなにか違った感覚になります。
村上氏ならではの考察
それぞれの経営者の話が参考になるのはもちろん、各経営者に対する 村上龍のコラムがまた面白い。 ある特定の人物の自伝や伝記には無い良さがこの本にはあります。 それは複数の人物を横断的に見ることにより、現代社会で成功する要因を 抽出し一般化することができる点です。 村上氏がそういう視点でこの本を執筆しているので、番組とはまた違った 見方ができるのではないかと思います。 例えば、経営者に必要な資質として挙げられている「明るい」「ポジティブ」 という言葉の定義や、「科学的な努力の継続」の必要性など、村上氏ならではの 鋭い考察が多く、とても参考になりました。
冷静な分析力と、好き嫌いが激しい性格を併せ持つ著者の対談集
冷静な分析力と、好き嫌いが激しい性格を併せ持つ著者が これまたクセのある様々な経済界の人たちと行った対談集 沢山の人を味方につけ、成功を重ねてきた経済界の人たちだけあって その人たちの口から出る成功の秘訣は非常に分かりやすく、 また、ためになるものばかりです 仕事のできる方というのは、相手のレベルを想定しながらわかるように説明できる(P81) 勝利の女神をどうやって味方につけるかを考えればいいんだ(P102) 1個、2個は誰にでもできる。何億個と同じものができて初めてできたといえる(P113) 迷っている人の話を聞いている暇がないんですよ。楽しい話をしたいんで(P197) 面白いのは、それぞれの対談の感想として 著者自身がまとめた2ページ程度の「ひとりごと」 同郷の人を賞賛したり、作家と経済人の違いにため息をついたり.. 経済界とは無縁の−素のままの−「村上龍」を、身近に感じることができるのも この本の一つの楽しみ方だと思います


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もう、きみには頼まない―石坂泰三の世界 (文春文庫)
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雄気堂々 下  新潮文庫 し 7-4
粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯 (文春文庫)
城山 三郎  
¥ 500(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:75822位  
カスタマーレビュー数:15

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最高でした。
 お世話になっている人に薦められて文庫版を購入し、二日ほどで読みましたが、沁みました。最近、昭和のニオイがたまらなく懐かしくて、色々と物色しているところに、ズボッとハマった感じです。経営者としても、一人の人間としても、一人のオトコとしても、素晴らしいと思いました。私も、こういう「マンキー」になりたいと心から思いました。  とにかく最高です。できれば、ハードカバーを入手したいです。
経済人の姿勢
「生来、粗にして野だが卑ではないつもり。ていねいな言葉を使おうと思っても、生まれつきででできない。無理に使うと、マンキーが裃を着たような、おかしなことになる。無礼なことがあれば、よろしくお許しねがいたい」 「国鉄が今日のような状態になったのは、諸君たちにも責任がある」  国鉄の総裁に就任して、初めて国会へ出席した際の、国会議員へ向けた石田さんの発言。か、かっこよすぎる。  三井物産に35年間在職し、78歳で財界人初の国鉄総裁になった石田禮助。表紙の写真からも見て取れるように、正々堂々とした人です。城山三郎さんが書く人物は、誰も彼もスケールが大きく、かいつまんで紹介することに非常に苦心します。  私が読んだ中では、『もう、きみには頼まない』の石坂泰三、『運を天に任すなんて』の中山素平、『粗にして野だが卑ではない』の石田禮助。それぞれの生き方そのものを体現する言葉がタイトルになっています。  相場物を好み、商社に在籍した石田さんでしたが、城山さんに書かせると、このような人物であるとのことです。 「モラルあってのソロバンである。正々堂々と働き、正々堂々と生きよ」  背を、パン!、とたたかれて、姿勢がしゃきっとする思いです。
それほど
主人公が良く描かれすぎていて、かえって理解し難かった。他の「落日燃ゆ」「男子の本懐」に比べ、何が筆者を主人公にのめりこむよう駆り立てたのか分からない。あえて言うなら、タイトルだけが卓抜しただけかと。沢山の闇の問題を抱えた三井物産にも、誇れる人間が過去にいた程度に受けとめることにしている。
筋を通した明治の硬骨漢
戦前は商社マンとして、中国、インド、米国と28年間の海外生活を過ごし、日米開戦直前に戦争に反対して三井物産を退社、戦後は自営農として悠々自適の生活をしていた処を、齢78歳で第5代の国鉄総裁職を引き受けた石田禮助の生涯を痛快に記した一冊である。 上司に対しても思ったことは率直に言い、部下にとっても「怖い上司」であったが、一方で人情に厚く、涙脆かったようである。問題山積みであった当時の国鉄総裁を引き受ける者が殆どいない中、天国に行く為の「パブリックサービス」として6年の間、総裁職を全うした。国会対策など常人であれば憂鬱な役目も「怖いものなし」の明治男には何でもなかったようである。財界人が引退後パブリックサービスとして政府系企業の要職に就くことが困難な現代にあって、かくあるべきではないのかと思わせるような話も興味深い。
「生き方」で人をひきつけられる稀有な人
前々から読みたいと思っていて、やっと読めた一冊。 時代の関係もあって、私は石田禮助という人をまったく知らない。 さらにいえば、この本を読んだ後も、 「じゃあ石田禮助という人は、何を成し遂げた人なのか?」 といわれると、うまく説明できない。 悪く言えば、 「まぁまぁ成功したサラリーマン」 に過ぎないのかもしれない。 だからこそ、なんだかうれしくなる。 こんな人物が普通にいた、ということが、日本人も捨てたもんじゃない、という気になるからだろうか。 「何を成し遂げたか」ではなく「生き方」で人をひきつけることのできる人というのは、実は、よりすごい人のかもしれない。 そんなことを思った一冊だった。


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甲田 英司  
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成功の継続性に疑義がある。
本書で初めて著者のことを知った。 貧乏体験と祖父の教えが強烈な原動力となって、成功まで駆け上がる過程は面白い。 その行動力に惹かれる。 著者のカリスマ性にもよるのだろう。人を集める能力にも長けている。 掃除が趣味というのも好ましい。 ただ会社概要の記述があまりなく、実態が把握出来ない。 肝心な部分もボカシ気味で、成功の永続性に疑義が持たれる。 人生の重みも、軽やかさも、明るさも感じない。 カネに復讐してるよな言動が散見される。 まるで綱渡りしてるようなハラハラ感が読後感想である。
エネルギーをもらえます
その時々に応じて多少の変化はあれど、 常に単純明快な想いと、爽快な行動で人生を切り開かれる著者は、 読者が先入観や固定観念を横に置いて読むことができれば、 一歩踏み出すのに大きなエネルギーを与えてくれます。 タイトルと表紙だけで判断すると、違和感を覚えられる方も いらっしゃるかと思いますが(私は最初そうでした)、 酒もタバコもやらず、とにかく楽しみながら行動することを 追求され、最後には、起業家を応援するという志を立てて いらっしゃる著者の姿に尊敬します。 手段や理念は異なったとしても、自身の想いに忠実に生きて いらっしゃる著者のような方には、単純に啓発されます。
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真似できる真似できないは別としても、カッコいいと感じた。もう3回くらい読み直して、また部分的に読み返したりしている。自分も真似できるところは今続けているし、取り入れようとしている姿勢、考え方も参考にしている。おもしろい内容ですよ。
分かりやすくて、熱い一冊!
 まず初めに、この方はこの本を著した後、行政処分を受けています。ただその事がどうあれ、この本にある熱いメッセージは変わるものではない、と思います。  カキ氷屋から飲食店経営、そして投資事業と、身一つ・夢たくさんのその熱い想いを、とても分かりやすくて面白い文章で書いてくれています。  楽しんですぐに読めて、読み終わる頃には、熱い気持ちを共感しています。やはり社長の成功話、というジャンルは抜群に面白い。  そういった感情のメッセージ性だけでなく、成功の為の知恵もわりと教えてくれるこの本。亀田興毅みたいな顔にフェラーリ、という怪しいナリですが、読んで損無しだと思いました。
通好み 
あなたは、お酒を 飲まないってことはないよね? じつは、 甲田さんはお酒を飲まない え、そんなはずは・・・ 人に投資をする こんなことを気づかせてくれる この本は、ファースト・クラスです! 追伸 ピラミッドよりおおきなお墓 そこに仲間といっしょに住んで 周りをレジャーパーク化? そして、歴史に名を残す・・・ とても不思議な方ですね^^


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良風が吹いている会社。
コーヒーが好きで、日に2,3度喫茶店に入ります。ドトール・コーヒーは、とても気に入っているお店です。きれいで、コーヒーも美味しく、さらにサンドイッチなどの軽食が良いんですね。それに安い。雰囲気に似合わないタイトルなのですが、中身は決してそんなおどろおどろしいものではありません。むしろ、大変なご苦労をされたにもかかわらず、明るく、素直な創業者の語り口が魅力でもあります。創業者が、倒産が頭にこびりついていた創業時の厳しい頃、萎縮している自分に気がつき、倒産を怖がってるから思い切って仕事ができない、明日つぶれてもいいからその日その日を精一杯やろう、と思ったときに活路が開いたことからつけられたもののようです。一番驚いたのは、最初の店舗のために用意した資金をそっくり騙し取られた、という話です。取り返そうとして、警察に連行されます。さらに迂闊にもやくざに回収を頼んだことで、またもや警察にご厄介になり、法廷闘争に発展。勝利したかに見えた瞬間、弁護士の不用意な一言で、惨敗。この経験を原点に、ドトールコーヒーのもう一つの代名詞、堅実経営に進んでいったのです。その時の相手には「元気でやってるか」と肩をたたけるような気持ちでいたい、と思っておられることなど、事業を行うもののマインドを教わったように思います。そして、お父さんと争って家出をして、喫茶店と関わって以来、喫茶店に夢を掛けてこられた思いが伝わってくる本でした。創業者は、役員に「コスト病」という言葉を使って、目先の利益を追う姿勢を戒めます。お客様が不満足になるコスト削減をやってはいけない、ということです。コスト、コストで社内を切り刻んでいる会社が多い時代の風潮に流されない社風を大切にされているのだと思いました。良い社風、企業哲学こそ事業の源泉であることを学ばせていただける良書だと思います。
結果を出された方の一代記
24歳でドトールを始め、見事に結果を出された方の一代記だと思います。 最初、お金をだまし取られたりといった痛い目にあったからこその教訓 などが書かれています。 また、若いときには松下幸之助の本を何度もよみ経営の参考にした話、 海外の視察で、今のドトールコーヒーショップの原形のイメージを得た話など 具体的な経験談に基づく話が豊富です。 ただ、やはりでは実際にどのように人を採用したのだとか、 どのようにここまでの成長に至ったのかというここ具体的な話はありません。 気構えが描かれたものとして、面白く興味深く読めます。 ただ、それが実際にドトールの今の経営にどのように、本当に反映されているのか どうかまでは、もちろんわかりません。
カフェ開業のための「心の」マニュアル
自分の店を持ちたい カフェを始めたい、、、という人は たくさんいるのかな、と思います。 そんな時は この本を読んでみることを良いのではないでしょうか。 この本を読んでみて げんなりしたなら まだ時期尚早なのかもしれません。 内容を受け入れることができたら 行動を起こしてもよいのでは、と思います。 紆余曲折あったことも書かれているので 開業時、事業拡大時のシミュレーションにも 役に立つのではないでしょうか。
残念ながら本に書かれていることが今の企業実態と乖離している
私はドトールコーヒーの利用者の一人であるが、最近はここのサービスもかなり低下してきていると思う。店舗の人間に問題点を指摘してもレスポンスが悪いし、本部にメールを送っても無視して何の対処もしない。空調の騒音トラブルで店員に相談しても改善しないし、本部に相談しても半年以上も何も対処しようとしないのでとても残念です。この本に書かれていることが現時点においても継承されているというふうには受け止めない方がいいと思います。
モチベーション、上がります
日経新聞の「私の履歴書」を読んで、 芯があってすごい人だな、というのと、 偉そうじゃないんだな、 と思っていました。 高校中退で、学歴にコンプレックスがあったとか、 店のロゴを決めるときに口論になってしまったとか、 人間味あふれるエピソードが多くて、印象に残ります。 ドドールの、うまいコーヒー150円、は、 お客はいくら払いたいか、から発想して決めた値段なんですね。 実際、当時、私も150円に驚きました。 喫茶店と言えば、 ブランドのカップにうやうやしく入ったコーヒーが、700円くらいでしたから。 150円に至る過程の、鳥羽氏の考えが深いです。 しかも実績の裏付けがあるから、説得力がありますね。 著者は、 経営者やこれから社会に出る若者の少しでも助けになれば、 と言われますが、 そのどちらでもない私にとっても、 ...いまさら目標でもないでしょ、とか ...努力を続ける、って格好よくない、 とか言いそうになる自分に もう少しやってみようよ、と、元気をくれる本でした。 鳥羽氏に敬意を表して星5つつけました。 ただ「私の履歴書」を読んだ方は、かぶる部分が多いので、割り引いてください。


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テレビでも何度か取り上げられた事故というか事件というか。 まずもって、亡くなった白バイ隊員の方のご冥福をお祈りします。 しかし、この事件の真相は? テレビで見た時に思った警察処理への不信感が、本書を読んでさらに大きくなりました。 乗っていた生徒さんや後ろにいた校長先生の供述を全く無視し、警察官の証言のみ。 その警察官の証言もねつ造では。 本書では、現場での検証を含め詳細に考察しています。 バスの運転手さんは2010年2月に出所されるそうです。 再審を願ってやみません。
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読めば読むほど、腹立たしいですね、ケーサツが寄ってたかって捏造した事件としか言いようがありませんね、裁判所も何やってるんですかね?ケーサツとグルとしか思えません。 でも、負けずに頑張ってください。応援してます!
新しい冤罪事件
「どうしても納得して入りたいんですよ」 本事件において服役中の片岡氏は、刑務所に入る数週間前にこう述べた。私はこの本を読んで、説得力のある説明は片岡氏側からしか提出されていないという印象を持ち、警察・検察の主張の「納得のいかなさ」を共有することになった。そして、多くの中学生(当時)や校長の証言が正しいのだということを認めさせるためにも闘い続ける、という片岡氏の姿勢や支える家族の想いには目頭が熱くなった。さらに著者の山下氏の尽力も常人の域を超えている。まだこの事件は解決していない。このタイミングで本書が出版されるということの意味は、この事件をより多くの人たちに知ってもらい、一般的な感覚が警察・検察の判断をどう思うのかを考えてほしいということだろう。 一点だけ何も書かれていなくて気になったことがある。白バイがバスの存在に気づいてとったアクションの痕跡は何もないのだろうか?バイクで急ブレーキをかけるのはあり得ないと思うが、バイクが衝突直前にどういう軌道を通ったのか、証言ではなく、痕跡として何か見つからなかったのか?それがあれば「衝突点」の割り出しが容易になるはずなのだが。 この本が出版された当日のKSB放送の特集では、証拠写真のカラー版を検証することで、さらに新しい事実が判明したことを報告している。KSB放送のページで動画が見れるので、それも合わせて確認することをお勧めする。 それにしても、最近冤罪関係の本を続けて読んでいるが、冤罪事件には様々な形があることに驚くばかりである。
怒りを超える感動の書
車を運転する人には必読の書である。家族、親類、隣人、友人に車を運転する人がいる人も必読である。この書はスクールバスを安心して任せられる優良プロドライバーが高知県警による組織的「謀略事件」により禁固1年4ヶ月の実刑判決を受けて服役するまでの経過を取材した本である。そして、この本は未完の書である。なぜならこの事件の今後の展開を決めるのは我々自身であるから。その希望。そして主権者としての重み。最高裁が結論を出した以上、国民審査の権利と義務をもつ有権者の全員がこの事件の現在進行形の当事者である。今回の事件を「高知県警の過ち」と、今、我々日本の国民が法的に結論づけない限り、判例により、日本のドライバーは「停止中の自分の車に激突する白バイにより職を失い、禁固1年4ヶ月の実刑を覚悟すること」になる。一読して本を閉じた後、黒々とした闇にぽつんと浮かぶ白いスクールバスのみの表紙は痛々しさを増す。事故後運転席に留まるよう指示された片岡さんの姿はその後組織的謀略により独房に投げ入れられることを象徴するかのように孤独を際立たせる。では無残にバス前方にめり込む白バイは何を語るのか。双子の幼子を残して逝く無念と後悔。その魂をさらに悲しませ、おそらくは成仏もままならぬ深い憂いの淵に沈めているのはいったい誰なのか。これまでに幾多の悲しみと改善の努力を積み重ねてたどり着いている現行の法治システムに金属疲労のごとく生じている制度的欠陥。その欠陥を一つ一つ丁寧に修正し、次代に継ぐ努力を不断の新陳代謝のごとく怠ってはいけないとの危機意識と、なんらかの即急な意思表示と行動を我々に迫るドキュメントである。とはいえ、この本は決して難しくよそよそしい法律の本ではない。隣の家庭にある日突然訪れた自動車事故の話である。自らに託された社会正義実現への22人の中学生の思いを杖として過酷な戦闘リングに立ち続けるプロドライバー、それを支える妻、両親を支える子供達、隣人の苦難を支える人々、そして主の帰りを主の座布団のうえでじっと待ち続ける忠犬のごとき子猫の物語である。予想に反して、この書は怒りの拳をはるかに上回る落涙の書である。
権力の恐怖
この本は、「高知白バイ捏造事件」の顛末(実際には終結どころか端緒についたばかりだが…)を記している。  この事件で一番問題なのは、裁判自体が最初から偏向していたということだ。誤解を恐れず言えば、出来レースのように思える。裁判所というものは、提出された証拠が、正当であるかどうかをまず十分に吟味しなければならない。権力を持つ側が都合の良いように証拠をでっち上げるということが歴史的事実としてある。だからこそ、裁判所の審理が重要なのだ。もちろんこれは原告側、被告側を問わずであることは無論のことであるが、捜査権がある側により一層挙証責任があることは罪刑法定主義の見地からいって明白で、挙証においては、完全にデュー・プロセス(適正手続)に沿わなければならない。  今回の事件においては、このデュー・プロセスに従っていないと思われる手続きが見られるどころか、証拠自体の捏造(これは手続云々より以前に重犯罪)という疑惑があるのだ。それを指摘している弁護側の主張を認めず、利害関係のない証人でさえ、一顧だにしないというのは、余りにも裁判官に予断があったと責められても致し方あるまい。高知地裁裁判官の科学的知識の欠乏は目を覆うほどで、且つ固陋であり、中学生程度の科学知識もないと判断せざるを得ない。これ以上に、知識がなければ、少なくとも専門家の検証に耳を傾けるという謙虚さのなさが問題である。何人も全ての知識を持っているわけではない。それ自体は恥ではないが、素直に専門家の言説に耳を傾けるという態度は、職業法律家であり続けたいのであれば、必要な要件であろう。法律業界(?)の中だけにいて、現実世界の審理をしようなどというのは烏滸がましい。  今回一番争点になっているのは、「バスが静止していたか、動いていたか」にあるようだが、僅か6.5m程度の距離をバスが移動して、どのようにしたら、検察側が主張するような1m余に及ぶ奇妙なスリップ痕ができるのか。これは科学の問題であり、実験から再現することが可能である。物理法則に従わない物体はあり得ない。精密な実験で再現できなければ、それはあり得ないのだ。  論者としては、万が一「バスが動いていた」としても、道路の設計上、白バイが適正速度(この場合60km h)で走行していたのなら、あのように大きなバスが道を遮っていて、道がカーブしていたとしても、ぶつかる筈はないと考えている。それは、道路自体が、カーブしている場合、適正速度で走行している場合には、発見から停止まで余裕を持って設計することが法律によって規定されているからである。これは、国土交通省の職員の証言にある通りである。  どうやら捏造は、身内である白バイ隊員が、犬死にではないように警察側が思慮し、過失があれば、殉職手当は出ず、退職金等減額される虞があるため、また警察の責任逃れのために行われたのだろう。このことが本書から読み取れる。  是非一読されたい。 (文責:一石賢)


おすすめ度

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カスタマーレビュー数:47

くちコミ情報
つまんねー本だ
全然ぐっとこない。著者の選択ミスだな。この手の本はやっぱり司馬遼太郎じゃなきゃだめだ。 久々のダメ本。
こんなかっこいい男はもう出てこない
 とにかくかっこいいですね。  こんな男二度と世にでてこないんじゃないかな。  昭和初めの良き時代が生んだ男という感じです。  なにか一本、すじが通ったおとこという感じですね。  男が惚れる男というところでしょうか。  時代が、白洲次郎を再評価したのでしょう。
爽快
社長から読んでみろと渡されたのですが、私は、「白州次郎」という名も、詳しいことも何も知らなかったこともあり、なかなかすぐに読む気にはなりませんでした。 それが、読み始めたらグイグイ引きこまれ、読み終えた時には、何でもっと早く知ることがなかったのかという気分になったとともに、ある種の爽快感を覚えました。 戦後日本復興の立役者といえば、松下幸之助や井深大、盛田昭夫、本田宗一郎・・・・起業家のことしか興味がなかったし知らなかったのですが、こんなかっこいい男がいたのかと・・・・。知らなかったことに日本人として恥ずかしささえ感じました。 誰に対しても、筋を通す一貫した生き方には、背筋を正される思いでした。 それと、部下や周りの人に対する優しさをさらりとおこなう姿は読んでいて気持ちよかったです。
白洲次郎の業績を世に知らしめるきっかけになった記念碑的な書物
白洲次郎の遺言はあまりにも有名である。  葬式無用  戒名不用  のたった2行。  この遺言のため、大々的な葬儀は行えなかったが、それでは白洲次郎の数多い友人たちが納得しない。  ということで、1年後の命日、「白洲次郎を偲ぶ会」が開かれた。次の年も開かれ、語録を出してはどうかということになった。  そこで、正子夫人から白羽の矢が立ったのが、当時の成城大学の講師の青柳恵介氏である。年は若いが生前の白洲次郎氏と面識があった点も理由の一つだった。  白洲次郎には英国式の不思議なユーモアがあり、人の記憶に残る語録がたくさんあったが、いざ集めてみると、その場の雰囲気や時代背景なしには面白味が伝わらない。  青柳氏は苦労の末、大量の戦後資料を読み込み、伝記、小説、語録の融合した白洲次郎伝を書き上げることになった。  本書の魅力はなんといっても、白州正子夫人をはじめとして、生前白洲次郎氏と親交の深かった人たちの全面協力を得ている点で、人間白洲次郎を表すエピソードが多数収集されている。  また、構成もよく練られ、ビジネスマン時代の白洲次郎が横浜からサンフランシスコに向かう大洋丸で、帝国軍人の辰巳栄一と出会い、軍部への悪口をふっかける印象的なシーンから始まっている。  本書は読み物としても第一級の書物だ。
一陣の風が通り過ぎたかのような清廉の士
 終戦直後、米国の統治下にあった日本。欧米人に対してとかく卑屈になりがちな我が国にあって、臆することなく言いたいことを言った男。歯に衣着せず、ずけずけとした物言いはするけれど、これと信頼した人物に対しては面倒見の良かった義の男。信念をもって己を投げ出すことのできる男。白州次郎は、そういう男だ。  一陣の風が通り過ぎたような清々しい生き方を貫いた白州次郎の人となりが、彼と関わった人たちの証言から伝わってくる評伝集。いくつもの印象深いエピソードのなかでも、英国のケンブリッジ在学中、終生変わらぬ友情を結んだロビン・ビングとの再会、そして最後の別れを記した場面には胸がいっぱいになって、涙がこぼれた。  若き日の白州が車の運転席に座った写真や、親友ロビン・ビングとのツーショット、白州次郎を大いに買っていた吉田茂を撮った写真をはじめ、白黒写真が多く掲載されていたのも、彼らの人となりを身近に感じる上で、とても有難かった。  本書刊行のいきさつについては、白州正子(白州次郎の妻。文筆家)の「まえがき」ならびに、当時、成城大学の講師だった著者の「あとがき」に記されている。  著者「あとがき」の後に置かれた両角良彦(もろずみ よしひこ)の解説、「天衣無縫の気概」と題した文章も素晴らしい。的確で、心のこもったその文章から少し引用させていただく。 <ひと口に言えば、人間として立派であった。およそ遺徳を偲ばれるには、地位や財産などではなく、人間性そのものに根ざすなにかがなくてはならない。この人にはそれがあった。毅然とした反骨精神というか、強者に追従しない独立心である。書中に詳しいが、全能の占領軍司令部を相手取って一歩も退かなかったいくつかの挿話からもそのことは納得できよう。>



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