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SF・ホラー・ファンタジー
の売れ筋最新ランキング [2009年01月07日]
2009年01月07日(水)
SF・ホラー・ファンタジー
の第1位
は 『
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
』!
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「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
J. K. ローリング
松岡 佑子
(翻訳)
¥ 3,990(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:125位
カスタマーレビュー数:214
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すべての方々への別れから始まって。 別れ→永遠の?死?がそしてそれは生へ? モチーフのそれぞれ…。さいっしょから涙ぐみます。 ダンブルドアの生い立ち。 しかも、できれば。聞きたくなかったモノ!? しかし、それが、それでこそ、だから、ダンブルドア。 ハリー達が知っているダンブルドアに繋がっていくんだよね。 スネイプの新校長就任!!! 小鬼(ゴブリン)達、屋敷しもべ妖精達、他の魔法生物すべて。 すべて、にも。いき届いて…おりまして。登場してくる…。 【分霊箱】ヴォルデ・モード卿が残したもの。 肉体の変わりに復活の為に残したモノ。全部でいくつ? 『リドルの日記』(秘密の部屋)も、それだった…。 【秘宝】『吟遊詩人ビードルの物語』=『三人兄弟の物語』 長男『杖』強い杖 → [ニワトコの杖] 次男『石』死者を呼び戻す石→[蘇りの石] 三男『マント』なんていうんだろ?死に見つからない…→[透明マント] 死を制するもの、とか。 って。【死】をなんていうのかな。 悪魔のように、形あるもの?として、捉える物語。 つまり、そこから【生】を学び取る…。 【死】が語りかける…。と。 すべての分霊箱を探しだし消滅させるコトに集中したハリー。 そして、生き続けるコトを自ら選んだ!!ハリー♪ 秘宝、宝→杖に執着したブォルデモード…。 ハリーに敗れ永遠に復活はなくなった…んだ。 分霊箱 vs 秘宝 ハリー vs ブォルデモード 生 vs 死 ふくろうのヘドウイック 屋敷しもべ妖精のドビー との、永遠の別れが突然すぎて号泣 前巻でのダンブルドアとの別れ以上かも!?しれない… と、感じてしまう程。
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世紀をまたいだ、世紀のファンタジー巨編が、ついに、ついに完結っ!いやー長かったここまでの道のり。1巻である「ハリー・ポッターと賢者の石」は、1997年発売(日本語訳は1998年発売)だから、小学校6年のときから読んでいたら、その人はもう立派な社会人ですよ、これ。おいらが読みはじめたのは高校生くらいのころからだから、もう立派な社会人4年目ですよ、これ。立派か、、?立派だよなこれ?うん、立派に違いない!、、とにもかくにも誰がなんといおうと完結なんですよっ!これで生きていく理由もなくなったなぁ、なんて思ったけど、映画版が2011年まであるのでもう少しがんばって生きてみて、その間に次の生きる目的を見つけなきゃねっ!ってなもんですよ。いやマジこれ。 冒頭からはじまる黒い展開。死の呪文がバンバン飛び交い、ピンチの連続、、かと思いきや、しばらく読み進めるとはじまる、例のあの人からの追っ手を避けながら、人里はなれたところに隠れながらの分霊箱探し。ここで物語がなかなか進まない、、とか思って斜め読みをしてはいけない。この辺に、最後の戦いに収束する、様々な伏線があるのだから。つか、伏線がありすぎて、もう線がこんがらがっちゃって、え?この伏線ってそういう意味であってるの??とか、なっちゃうくらいだ。そして最後のエピローグ的な章は、まさに7作読んだ読者へのごほうびのような章であった。 この作品は、イギリス発の大長編ドラえもん、といった様相でもあった。しかし、映画版ジャイアンのように、マルフォイがハリーのことを「心の友よ!」ということがついになかったのが悔やまれてならない。。こともないな、別に。
大満足のエンディング
ほんとに面白い本だった。これまで隠されてきた秘密がどんどん明らかになって満足したし、結末についても、納得がいくものだった。ストーリーが魅力的であれば、いつの間にか夢中になって、英語であろうと、わからない単語はとばして、頭のなかで映画のようにイメージしながら読めるものだなと思った。こんな本にまた出会いたい。
最後の最後で不完全燃焼
期待に胸を膨らませ、ハリポタ・シリーズ第7巻の原書を購入して読みましたが…6巻までを読んだときのように気分が高揚しませんでした。まず残念に思ったのは、物語前半と中盤のテンポの悪さ・冗長さいう欠点が改まっていなかったことです。それから、ハリーの言動に対して感情移入も共感もしにくかったことです。それから、愛すべき大勢の脇役キャラが粗末に扱われている点(あの場面で、あのキャラをあんな風に死なせなくてもいいのに…と思うことが多かったです)、説明不足やご都合主義が多い点、意外性を欠く月並み且つ中途半端なエピローグにも失望を禁じ得ませんでした。(感動した人、本当にごめんなさい)。勿論、第7巻にも部分的には見所や魅力があります。例えば死の秘宝の伝説、ゴドリックの谷のシーン、ドビーの奮闘、スネイプのエピソードは、確実に私の心をつかみましたし、予想以上に読み応えがありました。ただ、第7巻を全体として見たとき、上記のような欠点がどうしても目についてしまい、胸を打つような感動にも心地よい余韻にも浸れないのです。私がこのような感想を持ってしまうのは、やはり最終巻ということで、今まで以上に作品に多くを求め過ぎ、作品を見る目が一段と厳しくなってしまったせいかもしれません。…私は第7巻には余り満足できず、完全燃焼はできませんでした。でも、ハリポタ・シリーズ自体はどうしても嫌いになれません。何故なら、シリーズを通じて大勢の人と共有できる話題を提供してくれたからです。そして、世界観と雰囲気自体は気に入っていますし、何だかんだ言いつつ楽しんだ部分が沢山あるからです。ハリポタの思い出は、宝物としていつまでも大事に心の中にしまっておきます。
終わり方があまりに月並み・・
最終章はあまりにありがちだし、19年というあまりに長すぎるその後にも少し興ざめ。 せっかく一冊ごとに一歳ずつ成長をつづってきたのが台無しにされた気分。 また最後のハリーが生き返る?シーンに関してはちょっとそりゃないでしょ、という気にさせられた。 ダンブルドアの肖像と話が出来るってのもなぁ・・ダンブルドアが死んだ感が薄れていまいち。 無駄に人が死んでるのも納得がいかない。子供向けファンタジーにするならそれに徹してほしいのに無理にシリアスにしてるっていうか・・ 私としては三巻までがおすすめですね。 四巻からは無駄に話が長く、間延びした印象を受けました。恋愛を絡めたりしてきたわりにその結末はあまりにあっけない。 結果こうなりました、と結末だけ言われるのは一番読者としてはやりきれない。そこは読者の想像にゆだねてもよかったんじゃないかな・・? そういえばクラムはどうなったんだろ。 なんていろいろ書いてしまいましたが、魔法をテーマにしたハリーポッターシリーズは確かに今までにない感動を与えてくれたと思います。 気分を悪くされた方がいたらすみません。 感想は人それぞれだと思うので、何はともあれぜひ一度読んでみることをおすすめします。
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柳原 慧
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購入して良かったです!!
3部作のゲームプレイでレイトン教授にどっぷりハマり、半ばその勢いでこちらを予約購入しました。 正直、新聞や小説など文字の多い読み物はとても苦手(むしろ嫌い)なので、最後まで読み終えないと思っていましたが、物語の世界観がほぼゲームと変わらず、イメージを崩すことなく読むことが出来たのでその心配はご無用でした。時折合間にはいるナゾは物語と連動していたので違和感なく楽しめました。ナゾの数は少ない印象ですが、それがかえってストレスなく読めたことの一因だと思います。ただ普段から本をたくさん読まれている方やナゾをたくさん解きたい方には物足りなさを感じるかも知れません…。 見た目などは値段だけあり、重量感も適度にあるしっかりとした作りの本に感じました。 今、購入を検討されているレイトン先生ファンだけど活字が苦手で不安に思ってる方にもオススメの一冊だと思います!
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容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野 圭吾
¥ 660(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:154位
カスタマーレビュー数:116
【
くちコミ情報
】
石神哲哉に幸あれ
本作は直木賞受賞作品であり、私事ですが、 私が初めて東野圭吾を知った記念すべき逸品です。 このたび文庫本となって変更があったのは、 湯川学の身分が「助教授」から「准教授」にきちんと修正されていた点です。 本作は、カラクリ+心理描写という、近年の東野圭吾作品の魅力を十二分に発揮しています。 東野作品を約50冊読み漁った上で、やはり本作は絶妙なバランスを備えていると考えます。 とりわけ、後者の心理描写については、 不細工な男が恋におちて、切なすぎる「献身」をするというのですから、 個人的に、感情移入せずにはいられなかったです。 たしかに、花岡靖子の心理描写はおざなりかもしれないし、 彼女が「献身」に値する人物かは評価は分かれるでしょう。 でも、石神哲哉は好きになってしまったのです、そこに論理的理由なんかはない! 徹頭徹尾論理的に生きるのなら、花岡親子なんて切り捨てるべきなのです。 それができなかった石神、冷徹なカラクリすら実行できる彼のそんな部分に、 読み易い娯楽小説とはいえ、人間性の奥深さが良く表れていると思うのです。 ちなみに、映画も好評なようで、DVD入手を心待ちにしていますが、 石神=堤真一は、ちょっとイメージとずれます。男前過ぎるような…。 個人的には、温水洋一さん辺りがぴったりですが…。 あと、湯川=福山雅治はそれほど違和感はないのですが、 記憶違いでなければ、著者は当初佐野史郎さんをイメージしていたそうです。
本格ミステリーとしては傑作だが……
『秘密』以降は本格推理物が少なくなっていた東野作品ですが、この作品のトリックはなかなかのものです。 本格ミステリー大賞受賞に相応しい名トリックだといえるでしょう。 犯人当て形式ではなく、倒叙形式の作品ですが、このトリックはあっと言わせられました。 伏線の張り方も上手い。 このように、“ミステリー”の要素に限れば、文句なしに星5つの評価を与えたいのですが、この作品を「純愛小説」と捉えてしまうと違和感を感じる所が出てきてしまいます。 まず、多くの方がレビューで指摘されておられるように、登場人物(特に靖子)の心理描写が薄い。 相手に対してどのような想いを抱いているかの描写が不足しているため、ラストのシーンに今ひとつ感動しきれませんでした。 『秘密』のラストの衝撃・感動に比べればどうしても見劣りしてしまいます。 そして、これはトリックそのものにも関連することなのですが、犯行偽装のためのものとしては秀逸なトリックのある部分が、「純愛」のためであったとしても一線を越えた所があったと思います。(ネタバレになるので詳しくは書けませんでした。) セールス・大衆受けを意識して「純愛小説」というものにこだわりすぎたため、せっかくの本格推理の傑作になり得た作品が、東野作品の良作群の1つとしての枠内に留まってしまったような気がします。なんだか、もったいないなぁと。 そうはいっても、東野作品の中でも上位に来ることは間違いない出来ではあり、東野氏の作品でなければ星5つにしていたとは思うのですが、『百夜行』、『秘密』、『悪意』といった作者の他の代表作に比べるとどうしても見劣りしてしまいます。 それらの作品に匹敵する名作という期待が大きすぎたこともあって、この評価になりました。
●さあ、映画を観よう!!
この作品は、映画化され、、ロングラン。既に映画を観た者としての感想。 これだけロングランしているのは、今の日本人が求めているのは、日本社会への怒りと絶望、孤独感。それらからの、解放。少しだけでも良い。人間味があり、納得する愛の在り方と信頼。 涙が少しでもにじんでしまう作品である。 ドラマに比べ、最高。福山雅治と柴崎コウのコンビは健在であるがベタベタさせていない。湯川に匹敵する天才数学者白神を登場させたのはまことにツボをを心得ている。ワクワクさせる。 『怪人二十面相と明智小五郎』 『怪盗ルパンとシャーロックホームズ』 それ以上か。 湯川が危ういという場面あり。今までそのような状況に湯川が置かれたことは無かった。 まさしく、献身。 最後の柴崎の言葉が良い。 「白神さんは○さんによって生かされていたのですね」 納得する映画。 そして、日本の現状況も納得する。 日本国民も捨てたもんじゃないなぁと思ってしまう。
数学と恋愛
人を愛することはどうしてこんなにも切ないのでしょう。 数学に関しては天才的な頭脳を見せ 行きずりの犯罪をここまで完璧な完全犯罪に仕立てることができるのに。 この作品は推理小説としても楽しめるけれど 恋愛小説としても読み込んでいけます。 決して幸せな結末ではないけれど 誰かを愛することは、もともと、このくらい重みのあることなのかもしれませんね。
身を捧げる人生が、哀れ。
最後に謎解きがあり、タイトルの「献身」に、深い意味があったことがわかります。同時に、容疑者に同情すらしてしまいます。こんな人生もあったのか、と。 ただ、数学が随所に出てくるのですが、数学を使わなくても解ける推理だったのでは…。
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くちコミ情報
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少し期待はずれでした
容疑者Xの献身がよかったので読んでみましたが、少しがっかりしました。内容は虚数解とか言わなくてもよく、ありふれたものであり、また綾音という女性は確かに魅力的に書かれていますが、聖女というような感じを受けませんでした。さらにいえば救済という言葉もあまりピンをこなくてオーバーな言い方であるように思いました。タイトルと内容がちぐはぐな印象が残りました。ただ、話はとても共感でき、面白いので一読の価値はあります。
結婚の条件?
ガリレオこと天才科学者湯川が解き明かす完全犯罪。結婚時、『一年で子供が出来なかったら離婚』との約束どおり、夫、義孝は何の躊躇いもなく離婚を切り出した。妻、綾音は彼女の優秀な助手・宏美の妊娠を密かに確信していた。翌朝しばらく実家に帰ると綾音が家を留守にしていた時、夫は死体で宏美に発見される。毒物の特定は出来たが殺害方法が一向に解明出来ず、草薙刑事は美貌の未亡人に心を惑わされ捜査に難航していた時、女性刑事内海は湯川の研究室を訪ねる。捜査には協力はしないと言うであろう湯川を友人の草薙が「容疑者に恋をしている。その為、事件の視点を見誤っている」と話し興味を抱かせ謎解きに力を貸して貰う事に。が、ガリレオにしてもその犯行を推理できても果たして実行可能かと思わせる『何もしない事が殺害方法』とは・・・? 仕事を辞め家事に専念しいつでも夫の世話が出来るよう待機している完璧な主婦が留守をしたら・・・。
最近仕事しすぎじゃないですか?
人気シリ−ズの最新作。直木賞を取った前作があるのでハ−ドルが高くなるのは仕方のないこと。 内容は悪くはないと思うのだが、話の進め方が少しまずく、被害者の人格や犯人が動機を持つにいたった過程をもっとクロ−ズアップしたほうが説得力があったような気がする。 謎解きを重要視しすぎたため、作品全体のインパクトが薄れたような印象が強い。 トリックも、なんだか力押しで説得されたような気がするし、前作のような感動も薄い。 最近仕事が多すぎのようですが、東野さん、少し仕事を減らして作品のクオリティ−を上げてください。
残念!!
『容疑者Xの献身』の次にきたガリレオ長編だったので、 大いに期待したのですが、これは駄目です。 ストーリー展開に起伏がなく、スピード感もない。 こういった小説は、読者をぐいぐい引き込む力に溢れていて ナンボの世界ですが、今回まったくそれがない。 『容疑者Xの献身』は本当にすばらしかった!! でも、今回はその足下にも及ばないと思います。 作者がTVドラマを意識しすぎた結果なのかな? そんな気もします。
さすがです、さすが!
『ガリレオの苦悩』から続けて読んだので、 ボリュームたっぷりで、大満足です。 『容疑者Xの献身』以来、 警察の捜査には協力をしない、 そう誓ったのだが、 内海薫の相談に、 ついのってしまう。 その、きっかけもまた、 草薙がらみで ちょっと微笑ましいともいえる。 『百夜行』や『幻夜』を思い起こさせる、 “女”の登場。 わかりやすい動機とは裏腹に、 まったく手がかりのないトリック。 そして、 驚愕の結末へ! 犯人らしき人物は、 ほとんど一人。 でも、 アリバイも、証拠もない。 あるのは動機だけ。 東野作品だけに、 どう、どんでん返しがあるのか、 ハラハラしながら読み進みました。 そして、 最後に残る切なさもまた、 ・・・らしい。
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定価で買うには・・・
ガリレオシリーズです。 警察がお手上げの事件を、天才物理学者の湯川学が解明するという、 まあ、ステレオタイプの読みやすいシリーズなんですが、 今回は、短編集となります。 ますます読みやすい。 ので、すぐに読んでしまって、ちょっと損(笑 個人的には、予知夢よりは、こちらがおもしろいけど、容疑者Xよりはだいぶ落ちるなぁと。 定価で買うとちょっと後悔するかも? ちなみに私は、中古で980円で買いました。よ
映画以降の作品としては、物足りないか?(ネタばれ一部)
これまでの東野圭吾の作品では、殺人事件を起す犯人の心の奥深くにある何とも言えない(微妙な)心理や置かれた情景を丁寧に深く掘り下げている作品が多く、そういった長編が私は好きです。ですから、容疑者Xの献身を見た後の作品としてはやや物足りないかと思います。短編集としては、殺人の科学的なトリックに興味がある方には満足いくものでしょう。 ただし、第2章(テレビドラマ化されていますが)はこの本の中でも比較的長い部類で、犯人 の深い愛情が起した事件で、読後に「そこまで思っていたのか」とため息が出る作品ですね。 第4章は、一瞬「容疑者X」に出てきた親子のことが頭をよぎりました。 ところで、第3章、最後のシーンで、あの夫婦はあの後服毒自殺をしたのでは…と思いました。夫婦愛の行き着くところという意味です。皆さんいかがですか。 ということで、短編集とは言いながら、これまた心に残る作品でした。
待ちに待った新作ですね。
なかなか、 ジャンルにとんだ短編集で、 うれしい一冊でした。 TV版でいきなり出てきた内海薫刑事は、 ここから出てくるんですねぇ。 最後の話が一番面白かったけど、 犯人の動機がいまいちでした。 でも、なかなかの読み応えでしたよ。 全体的に、 ドラマの切なさが、 余韻として残っている。 おもしろい、とか、 謎解きの魅力、とか、 それだけじゃない、 東野圭吾独特の立体的な人間と、 その人間関係が、 やっぱりすごい。 新しい、女性のキャラ登場もまた、 物語に、華(とはいえないのかしら?)を添えている。 読んですぐでなんですが、 やっぱり早く、次が読みたい。 先にこっち読んで、良かったぁ。 さ、長編読もうっと♪
『聖女の救済』よりこちら、かな
短編集としては、オカルト色が強かった『予知夢』より、 純粋に科学的なトリックを解いていく『探偵ガリレオ』に近い感じでした。 今作からは、草薙刑事が出世したからか(?)、新人の内海が登場し、湯川と草薙の掛け合いは少なくなります。 そういう点では残念ですが、各話どれも面白く、 特にお気に入りなのは第二話で、個人的にはこちらを長編にして欲しかった、と思うぐらいです。 (私はドラマ版は未見なので、ドラマ版を見た方はまた違う印象かもしれません。) ガリレオシリーズが好きな方には、おすすめできる作品だと思います。
読みやすい
ガリレオシリーズは映像化される以前から好きなので、ドラマでイメージが固定されてしまってちょっと残念な読者です。 ただ、この作品を読むと内海もうるさすぎないし、草薙刑事もちゃんと存在感があって安心しました。 作品としては相変わらず読みやすい。 容疑者X〜を思わせる「操縦る」が印象的でした。 ガリレオがタイトルほど苦悩してなかったのでそれが残念でした。
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珠玉のエンタメ!
分かりやすい口語体はドラマを見ているかのようで、主人公たちは実に活き々と、まるで意思をもった実在の人物のように魅力的だった。妹・静奈の七変化は楽しみだし、兄弟達が手を組んだときの、シテヤッタリ!感がたまらなかった。 時折登場する、賭けや罠にはワクワクさせられた。物語のキーアイテムともいえるハヤシライスには、読者は臨場感を伴って一層の馥郁を与えられた。赤ワインの芳香も芳しいが、同時に陰惨な記憶を回想させるアイテムでもあり、鬱々とした気持ちにもさせられた。 作者がいうように登場人物が作り出したというに相応しく、まさに珠玉の作品だった。
お粗末
東野さんどうしちゃったの…という感じでした。 この真犯人いただけないし。(ラストは一番読者が興ざめする展開) 売れている時期だから出版社が無理くり書かせたような がっかりの一冊、しかもハードカバー… とても1600円する代物ではないですな。 ただ、読みやすいのでミステリ入門として買うならいいかも。 ディープな推理小説フアンには決しておすすめできない本です。
東野圭吾の真骨頂
読みたいとずっと思っていてなかなか読めず、ようやく読むことが出来ました。 登場人物のディテールの丁寧な描き方がさすが東野圭吾です。 ドラマは見なくて良かったです。 ドラマのWe サイトであらすじを見たら全然違うので驚きました。
東野評価の基準になり得る代表作
今回の作品は、東野作品の評価の"基準"になるのでは?というのが第一の感想。 前半は白夜行を思わせるような不気味な雰囲気があるが、しかしテーマは"兄妹の絆"。 それが一貫してぶれることなく描かれているので、安心して最後まで読めた。 ミステリーなのだが、多少そちらの印象は薄く、犯人探しよりも三兄妹と周りの登場人物とのドラマに惹かれた。 色々な意味でとても「美しい作品」であり、初心者にもお勧め出来る。 スパイスはないが物足りなさは感じなかった。
流星の絆
展開の切替え方が凄かった いつにもまして東野圭吾の良さが出てたと思う 途中までは、兄弟の良さとかどうやってこの兄弟が人を騙して行くかがおもしろかったが、犯人を追っかけて必至にくらいつく所が見ててハラハラしたあといつもどおりの色々な人の視点から見せていくやり方も白夜行とか同様に飽きずに読めた。 そして最後までこの人だと思わせておきながら実はその人は犯人に結び付く鍵であっただけで、どんでん返しされたのはいつもにもましてびっくりしたこの最後の締めの結果で180℃回転させるこの人の作品は凄いと思った。 まだまだこの人の作品は一杯あるようだからチョコチョコ見ていきたい。
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胸が躍らない読者は少ないだろう
著者と同い年、所謂ガンダム世代の私にとって トミノ監督の手によらないにもかかわらず ひさびさに「正統な」作品を読んでいる気がしている。 (挿絵の効果も大きいとは思われるが、 その点からすると四巻から部数が伸びないような気も・・・) ファーストから30年近い年月が経過し 直木賞候補作家が作品を手掛けるまでの成長を 当初、誰が予想し得ただろうか? 本巻は第六巻。砂漠・ダカール・ニュータイプ研究所・水中モビルスーツと 本巻はファーストのオマージュに溢れており、ストーリー構成や書き振りが ややギミックに流されているきらいは否めない。 これぞまさに本歌取りではあるが、 それでも近年のデリバティブガンダムたちに比し 圧倒的な筆力で展開される物語に 胸が躍らない読者は少ないだろう。
引き込まれるストーリー
バナージ、リディ、マリーダら戦乱に巻き込まれた者達それぞれが垣間見る悲しく苦しい記憶。そして、わずか数日のダカールの戦火の中で「ラプラスの箱」の呪縛に巻き込まれ命を落としていく兵士や一般市民たち。未だ終わりの見えない戦いの中で最後に開かれる真実とは。進行するたびに引き込まれるストーリーに加え、ブライトを筆頭に新たに登場する個性あふれるキャラクターたちが物語を一層色濃くしていく。
ユニコーンの飛翔
著者の思想を代弁させたかのような各キャラクターのセリフや、こういうことがあったからこうなんですよという、とってつけたようなマリーダやジンネマンの過去のエピソード。どのような意図にしろファーストのセリフの引用の数々。 そのすべてが作者の言いたいことを言うために物語を都合よく利用しているように感じられて、そこに必然性、リアリティを感じることができず、薄っぺらい。本来、物語自体が持っているべきである生命力、躍動感を奪ってしまっている。 作者が物語を通じて自分の思想を伝えるのは当然ではあるけれども、その方法が安易なため興ざめするのである。 ガンダムという既存の物語世界を使用することにより、著者の作風が中和されて、ひとつの作品としてのバランスが増すのではないかと期待していただけに、物語にコミットできるゆとりのようなものが徐々に失われつつあるのは残念だ。 この作品を投げかけられた読者は所々「……」と沈黙せざるを得ないだろう。なぜならすでに作品の中だけで答えがすべて、示すのではなく実際に語られてしまっているからだ。いや、それだけならまだいい。他の答えを排除しながら物語が一つの方向へねじ曲げられながら向かっているような違和感をそこに覚えてしまう。 確かに作者の文章は淀みなく、物語に山をつくることもうまいし、読んでいると胸が躍り、血が沸き立ち、感動して心が震える場面すらある。だからこそ歯がゆさを感じるのだ。 あらゆる可能性の象徴であるはずの「ユニコーン」が私たち読者を置き去りにしたまま、はるか遠く、手の届かないところへと飛翔して消え去ってしまうのではないか。そんな不安が拭えない。
小説だから出来ること
朝日ソノラマ文庫で発行されていた、冨野氏が書き下ろした小説としての「ガンダム」全3巻を読んだのは小学5年生位の頃だったかと思う。25年以上前のことなので正確な時系列では思い出せないが、その衝撃は忘れられない。 富野氏の原作小説を読んだ経験のある方ならご理解いただけると思うが、とても小学生に理解出来るような内容ではなかったし、私が「セックス」という言葉を初めて知ったのは、恐らく小説「ガンダム」によってではなかったか。アニメの小説といえば、アニメ上の動きを単に文章にしたような稚拙な代物が多い中で、富野氏の原作小説は余りにも刺激的だった。 ファーストガンダムをアニメでしか知らない方がいたら、一読をお勧めしたい3冊である。お世辞にも上手でも読みやすい文章でもないのだが・・・(インパクトに残る文体ではある)。 それ以来、私には富野ガンダムをTVで見る際には、先立って富野氏の原作小説を読んでから、という習慣がついた(当時のパターンとして、Zにせよ、Vにせよ、劇場版作品にせよ、アニメ化に先立って小説の方が先行して出版された為である)。 元々アニメよりも読書の方が好きだったこともあるが、それだけでなく原作小説の方がアニメよりも単純に面白かったし、わかりやすかったのである。 よく富野ガンダムは”難解””何となく気持ち悪い””不親切”といった表現で批判されることが多いが、富野氏の原作小説を読むとその理由がよく判る。 一言で言えば、「本質的にアニメ化(というか映像化)に向いていない」のである。冨野氏が伝えたいテーマや主題は、文章だと非常にわかりやすいのだ。アニメを前提にした「ガンダム」なのに、「それってどうよ」と思ってしまうが仕方がない。事実、原作小説を読むと、「富野さんの言いたいことは判るけど、これは映像では伝わらないだろう(又は、映像に変換出来ないだろう)」と思うシーンが余りにも多いのである。 既出のレビューにも書いたが、小説「ベルトーチカ・チルドレン」が、映像化した際のエンターテイメント性に反する(欠けるではなく、反すると評された点に注目すべきであろう。=モビルスカーツ否定である、とスポンサーサイドは表現した)として、スポンサーサイドからダメ出しを喰らったことが、象徴的と言えるだろう。 70年代〜80年代のアニメ全盛期に育った人間として、「しょせんアニメ」という表現はしたくない。40歳前後の私たちは、当時の大人たちからそう言われて反発してきた世代であるからだ。 しかし一方で、現実に大人になってみると、「ああ、こういうところはまだアニメは文学に勝てないな・・・」と思わされる場面は確実に感じることが多いのもまた事実である。(特に、日本アニメの象徴というべき「ガンダム」において、そう感じることが多いというのは、余りにも皮肉というべきだろうか。 個人的な意見ではあるが、私は「ユニコーン」の映像化を望まない。しても成功しないだろうとも思っている。 繰り返し書いているように、文芸というジャンルだからこそ真っ当に表現できるもの、というものが多く存在すると思うからだ。そして、ここまでの福井氏の発言(アニメ業界とファン向けのスポンサー意向寄りの商業発言でなく、連載直前に一般新聞や一般ビジネス誌に掲載された本音トーク)を読む限り、彼は完全に現代の映像ガンダムに求められるタイプのエンターテイメント性を捨てて掛かっている。 福井氏は、こう発言している。 「今この、これからガンダム市場を考えていかなきゃいけないという時期、宇宙世紀ものという、最初の『機動戦士ガンダム』から始まった一連の作品と、それ以外のガンダムは違うものだということをはっきりさせないといけないと思います。なにが違うかというと、宇宙世紀はまず状況ありきではじまっているんです。これが革新的なところでした。〜中略〜 しかし、他のガンダムではキャラクターのドラマを描くために、キャラクターに状況が寄り添っている。「あるキャラクターとあるキャラクターが最後にここで戦って、お互いに見栄をきるシーンをやりたい」という意図にもとづいて状況がつくられる。もちろん、そうした方法を否定するわけではないんです。 〜中略〜 これは好き嫌いの問題じゃなくて、目指すものの違いなんです」 この6巻を読んでも、連載開始前に示された福井氏の方向性は、やはり文芸作家の強みなのか商業サイドから過度に歪められる弊害から免れているようで安心した。(彼が、他のアニメノベライズ作家と本質的に異なる点は、別にガンダムに関らなくても文壇で一流の作家としてきちんと食っていける、という点だろう) また福井氏は、こうも発言している。 「今の世の中、おれたちの世代にはガンダムが好きな人は大勢いるけれども、「よーわからん」という人もいる。あえて言えばそのよーわからん人は、物事を大きな視野でとらえるのが苦手な人が多いんじゃないかと感じます。そういう人は真面目で実直なんですよね。しかし、なまじ実直だから「ガンダムってアニメだろ?」っていうところから、抜けだせない。 でも一方で「なぜガンダムでこんなこと(=ユニコーン)をやるんですか」という人は、実はいわゆる「ガンオタ」と呼ばれるコアなガンダムファンに一番多い気がしているんです。あの人たちはあの人たちで、魅力あるアニメーションとしてのガンダムにこだわり過ぎていて総体が見えない。アニメであるない以前に、すでにガンダムが世代にとって、いかなる存在になったのか、ガンダムが獲得した普遍性に気がつくことができないでいるんです。」 「「ガンダムに魂を引かれた人たち」ですね」 こういった発言から推測して、私はユニコーン評でも是非を色々言われるファースト風味の引用なども、半ばオマージュと同時に半ば(アニメとしての)ファースト原理主義への福井氏の皮肉ではないかとも思ったりしている。 これは富野氏の原作を読んでもわかるが、そこに描かれるのはどう読んでも”ロボットアニメ”には似ても似つかない”別のもの”である。確かに、MSやらスペースコロニーやらは出てくるが、本質的に、人の、人の歴史、人の所業の物語である。(特に自分の好きな「Vガンダム」原作では、13歳のウッソ少年がニュング伯爵と、”ギロチン、大量殺戮の是非、種の原罪”といった定義について延々と歴史論を戦わせるというシュールなシーンが出てくる。非常に読み応えがあるシーンなのだが、残念なことに映像的な娯楽性とは無縁な類の面白さだ) だから「アニメ」としての「ガンダム」を想定し、そのビジュアルを前提に思い描いて読む人には、ストレスや違和感を与えてしまうことになる。 田中芳樹が「銀河英雄伝説」を現実の歴史に仮託して書いたように、富野氏と福井氏が描く「ガンダム」の小説も、確信的に読者に現実の歴史と対照させる形を取っている。別な言い方としては、「気楽に力を抜いて、フィクションとして楽しんでね」という形は取っていない訳である。(これは、良い悪いという意味でなく、単に違うということである) 富野氏、福井氏がそれぞれの独断に基づき歴史観と世界観を構築し、それをあからさまにし、「さあ、アンタならどう思うんだ」と読者に突きつけてくる形の作品なのである。
冷静になってください。
このシリーズのレビューで、マンガコーナーなどに置いてあるのは失礼だ、とか書いてありました。 この装丁だと当たり前です。 なにより、しょせんはガンダムですよ。 あと、他のレビューを見ていると、いきすぎたガンダムオタクは本当に気持ち悪く、程度が低いとわかりました。 最近のガンダムのオマージュにはギャーギャーわめくくせに、この作品においてのオマージュには賛美のみと、結局は好き嫌いで言っているだけとは……。 安彦じゃないからダメとか、ガンダムはこうじゃないとダメとか、こういう人が作品の質を落とすのです。