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   文学賞受賞作家 の売れ筋最新ランキング   [2010年07月29日]
2010年07月29日(木) 文学賞受賞作家の第1位は 『魍魎の匣 (5) (怪COMIC)』!
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くちコミ情報
彼岸へ
私が原作で最も引き込まれたのが雨宮典匡の人生です。彼がいなかったら魍魎の匣を読まなかったと思います。だから彼が主役になるこの完結編はとても楽しみにしていました。今まで通り原作に忠実にしかも漫画だからこその描写の良さに満足しました。最後の夕暮れに一人、少女を背負い行く彼の姿に泣きそうになりました。可哀想とかじゃなく、何だか悲哀に満ちた一枚の絵に魅せられたような…よくわかりませんね。漫画化成功だと思います。原作を知らなくても原作より分かりやすいのでおすすめですよ(^-^)天国は幸せ地獄は不幸。じゃあ彼岸は?でも…何だかひどく男が羨ましくなってしまった。


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カスタマーレビュー数:48

くちコミ情報
だぶんこんな話かなと思ったそのままの話でした。
世界の中心で愛をさけぶの大ヒットから数年。 漫画や携帯小説など、このテーマほんとたくさんかかれたと思います。 その中で、またこのテーマを選んだのは、自分も書きたい!自分ならもっと面白く書く!という石田布良の作家としてのチャレンジ精神なのかなあとも思うのですが。 それにしては浅いように感じます。 美丘のキャラクター設定もなんかどっかであるような・・・・(漫画NANAのボーカルと映画恋愛写真の広末とを足してちょっと顔をブサイクにしたかんじかなと) 登場人物の服装や、音楽がやけにたくさん書かれているんだけど、それも古臭い。というか記号的。 結末はちょっとびっくりしたが、でも太一がどうしてもそう行動しなくてはならなかったか?と少し疑問に感じてしまう。 太一にあの行動させたかったのなら、美丘の辛さ・苦しさ・壊れていくさまをもっとリアルに救いようがなく書いて欲しかった。 一気に読めるし、エンターテイメント性は十分。 読みやすさとエロさ、大学生活への憧れを持つ中学生・高校生には大うけするだとうなと思う。
主人公の魅力が伝わってこない
ありきたりの設定で、特にひねりがあるわけでもなく、 読み進めるのが途中で苦痛になってしまいました。 残念です。 感情のおもむくままに奔放に生きることが 必要以上に賞賛されているようで、好きになれません。
映画みたい
ドラマから入って読んだからか、多少の偏見が入ってしまっているかもしれません。 原作は、各所で設定がドラマとは違います。 流れ星のような、全力で恋をする、痛いくらいにきれいな若い男女の愛情が描かれていることは変わりないです。 大学生ならではの、どっちつかずな、自堕落な時間のなかで、大人になってしまう前に、することと言えば恋愛。 そんなみずみずしい恋愛を、けっこうあけすけな口調で語っています。 表紙にどきっとしますが、下ネタはあれど、下品ではありません。 文章はとても読みやすいし、まとまりがあって、ストーリーは怒涛のように進んでいきます。 しかし、残念ながら涙は出ませんでした・・・ 上滑りの印象を受けました。 恋愛の核心や、人の感情のヒダみたいなものを丹念に描くというよりは、 男性目線から、出来事中心のストーリーで語っている。 その感じが、本というより、その時は楽しめるがすぐに終わってあとに何も残さない映画みたいで、 私は残念な感じがしました。 その代わりと言っては何ですが、映像化したドラマは王道の陳腐な設定ではあれど、 キャストが魅力的だからかけっこうおもしろいですね。
美丘
スッゴくいいです。最後なんて「美丘」の言葉がヤバくて泣いてました。「美丘」を読んでると「今、出きることを精一杯やろ」って思います。まぁ、やっぱり小説は言葉じゃ伝えるのが難しいのでぜひ「美丘」を読んでみてください。
よくあるストーリー
石田衣良さんの文体はあまり特徴がなく、個人的には物足りなさを感じてしまいます。今回もその感は拭えず… ストーリーも、率直にいって、よくあるタイプだなーという感じ。セカチューとか、最近この手の話、多いですよね。 (といっても、セカチューは読んでいる途中、あまりの文章の稚拙さにいらいらしたので、セカチューと比べるのは失礼ですが…直木賞作家ですもんね。) 個人的に、恋愛中のカップルの死っていう題材に食傷気味なので辛口評価にさせていただきました。


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通常2~4週間以内に発送
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カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
おとぼけしながらシリアスな。
こういう400pくらいある小説は、普段は根気が続かず1日100pずつくらいしか読めないものなのですが、一気に読みきってしまいました。なぜなんだろう、途中で止まれませんでした。 これはなぜかな?と考えてみました。主人公のように、箇条書きで。 1.登場人物が何故かどの人も憎めない。只悪い人はいなくて、悪いことをする人も「わかる、わかる」とうなずける。 2.途中から謎が謎を呼び、道具仕立てがどんどん大げさで偉い人相手になっていく。なのに、妙に庶民ぽいのりで話は進んでいく。そのギャップがいい。 3.最後までとても勝てなそうな戦いで進んでいくこと。でももちろん勝つのだが、思いもしなかった展開でした。 4.ところどころ、本筋に関係ないけれど、くすりとしてしまう話が湧いている。 うーん、まだまだありそうだけど、すぐに浮かばない。でもこんな感じです。 他の著作も読んでみたくなりました。
小説の衣をまといながら、日本社会の本質を見つめる
六大新聞社の一つ、東京・大阪圏で勢力を誇る新日報社。社内の派閥争いのはざまで、家庭部のデスクだった南弓子が論説委員となるところから話は始まる。弓子は離婚歴があり、大学院生の娘が一人。新潟の大学に勤め、週に一回東京に教鞭を取りに来た際に会える哲学者の恋人がいる。弓子が書いた、単身赴任にまつわる話題を社説が問題視されたため、弓子は論説委員の地位が危うくなる。友人・家族を総動員して調べていくうちに、政府与党と献金している宗教団体、また新日報社に対する新社屋用地払い下げ問題などがあきらかになるが・・・。 p 表向きは弓子と会社の間の駆け引きが主になっているわけですが、その裏にあるのは、丸谷氏の日本文化に対する鋭い分析です。話が進むにしたがって、贈り物を互酬することで契約関係を作り出す日本文化の根深さと、西洋的民主主義との背反性が浮き彫りになって行きます。小説の衣をまといながら、日本社会の本質を見つめているわけです。 p 弓子やその恋人の哲学者などの「善玉」が、贈物を根幹におく日本の政治と社会のあり方を批判しているようで、実は彼ら「善玉」も根本のメンタリティは批判されている側と同じ、つまり贈り物によって契約を結んでいる、という円環構造が秀逸です。日本の歴史は、底流でこうした円環が次から次へと鎖のようにつながっているのではないか、そんなことを考えさせられました。 p 最後に、構成の緻密さと勢いのある展開が素晴らしいです。一級の知的チャレンジです。
うっ上手い
完全に計算されつくした小説。書き始めたときには作者の中でもう全部出来上がっていたのではないかと思わせる。芥川の文学をやりたかったら数学を勉強しろという言葉はこのことだったかと納得してしまう。「うっ上手い」と唸ってしまう傑作。


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カスタマーレビュー数:27

くちコミ情報
ちょっとガッカリ・・・
いつも宮部作品は、 最初からひきこまれる筆力があって 最後までついつい一気に読んでしまっていたので 今回も楽しみにして購入したのですが 結果的にちょっとガッカリ。 いつもと違って読むのに時間がかかり 単純におもしろくないなあと思ってしまいました。
やさしい
最近は、「人間の本質をえぐる」ことを目的とした本が多いように思います。 それもなぜか悪の部分。 善の部分を書いている本もありますが、なぜか恩着せがましい感じがして腹が立つ。 この本に出てくる人はみな善人です。 みんなまじめでやさしい人たちです。 やさしい人たちのやさしいお話です。 暗い側面に気付いていないフリをするやさしい人たちです。 暗い側面に真正面から向き合って、前に進もうとする強い人たちでもあります。 人間のいいところだけを描く、ノー天気ポジティブ小説でもなく、 人間のどろどろした汚いところだけを書くのはなく、 暗い面を知った上で、それでもやさしく生きる人たちを書いてます。 ネガティブな感情で共感を得ることは簡単。 ポジティブな感情で共感を得る方が難しい。 何か新しい分野の本を読んだような気がします。 日曜日の午後に読みました。 子供のころ、図書館で本を借り、扇風機の前でアイスを食べながら、 本を読んだことを思い出しました。 新しい分野の本というより、昔読んだ本に戻ったのかもしれませんね。
こんなに価値がある本は滅多にない
一言、これは読むべき作品。 厚くて長い。でも読み終わって即効最初から読みなおしたくなる。本の世界にどっぷりはまって、自分もそこで一緒に生きているような感覚に襲われる。 何が言いたいのか、一言で要点を、作者の伝えたかったメッセージを述べて下さい。そう言われると、困る。 何がいいたいのかしら。いや、言いたいことはこんなことなんだろうな。曖昧でもやもやした雲のようなものが頭の中でうずうずする。 そこには多分家族愛だとか、幽霊っているんだよとか、人の幸せって何だとか、そういう類がつまっているのだろうけど、上手く的確に表現はしずらい。(他の読者さんは出来るのかもしれないが、わたしには無理だ) でも、だからこそこの小説なんじゃないか、という気がする。 素晴らしいと思う。
読み終わって数日たってから、ああいい本を読んだなぁと幸せを噛みしめる
私にとって宮部みゆきの本は、大当たりとハズレに分類されるものが多い。 最初に読んだ本が「火車」であったから、彼女の本を読むときはこれが基準になってしまう。 また、宮部みゆきが好きな作家としてあげている松本清張や岡本綺堂の作品は、私も大好きなので、 そちらともついつい比べてしまい、彼女への期待もあって、彼女の作品への評価は厳しくなることが多い。 「小暮写眞館」の主人公は高校1年生の男の子。 今日日の高校生の会話ってこんな感じなのか、上手く再現してあるのであろうが わざとらしい感じもして鼻につく。 1章から3章まで、心霊写真や合成写真をとりまく重いエピソードも軽く流されている。 これはハズレだったかもしれないと思いながら、最後の50ページ程にさしかかると それまで抱いていたネガティブな思いがひとつずつ裏返されていく。 そして、読み終わった後に、表紙の写真をみつめると、主人公の幸せな気持ちがしみじみと伝わってくる。 その後も、思い出しては、物語の余韻に浸ることができる、本当に、<幸せ>という言葉は日常語だった。
宮部みゆきらしい物語
宮部みゆき、久々の新著。書き下ろし700枚以上。本屋さんに並んでいても、 目を引く(買う気もちょっと引く)厚さの本です。 物語は、小暮写真館(廃業した、古い写真屋さん)に引っ越してきた主人公 の高校生・花菱英一と、その廻りの家族(父、母、死んだ妹、弟)や友人の 関係の中で進みます。オムニバス形式の計4作品。どれも心霊(?)写真を鍵 にして物語は展開していますが、これはただの小道具(きっかけ)。物語の メインテーマは家族です。4作品は連続性もあり、全編が纏まりのある話と なっています。 著者の作品としては平均以下のおもしろさとは思いますが、安心して読め、 物語の魅力を堪能できる本です。


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カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
もう一つのサイドストーリー
又市の相棒である靄船の林蔵を中心とした話が、京極さん独特のタッチで淡々と語られています。 前作とは少し雰囲気が違い、アグレッシブな感じではなく、あくまで林蔵の物静かな空気が作品全体に通じていて、読後感としてはしっとりとした感じでした。 内容は林蔵が大坂で何をしていたか、最後の書き下ろしのストーリーで巷説シリーズの全体像がなんとなく見えてきました。 (出るとすれば・・・)次回作はどんなストーリーが出てくるんでしょうか。京極節が楽しみです。


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ジャンル内ランキング:400位  
カスタマーレビュー数:41

Amazon.co.jp
 「財産や事業など残すより、いちばん大切なのは、一生の経験から学んだ人生の知恵やノウハウの集積である。これだけはぜひ息子に伝えておきたい」(まえがきより)

   本書は、ビジネスマンとして成功を収めた著者が、同じく企業家を目指す息子へ宛てて書いた手紙をまとめたものである。全部で30ある手紙は、試験、実社会への出発、企業での人間関係、部下とのコミュニケーション、友情、結婚など、ビジネスマンが人生で遭遇するあらゆる場面に言及している。著者が人生を通じて得た「礼儀正しさにまさる攻撃力はない」「友情は手入れしよう」「批判は効果的に」といった教訓は、いずれもビジネスにおける普遍の真理をついている。

   本書の魅力は、こうした教訓だけにあるのではない。「父親を超えられない」と不安に思う息子を励ます場面では、息子の成長を祈る父親の気持ちが伝わってきて、思わず涙しそうになる。父親と息子の、男同士の絆。厳しさと愛情の入り混じった複雑な感情が、読むものの心を強く打つ作品である。

   原書は『LETTERS OF A BUSINESSMAN TO HIS SON』で、全世界でミリオンセラーとなった。時代が変わっても輝きを失うことのない1冊。(土井英司)


くちコミ情報
お父さんたちの胸に響く本
父親の立場で読ませて頂きました。 仕事に対する心構えとして大いに参考になったことはもちろんですが。 その行間には父親が息子に向ける強い愛情がにじみでているので、そこに大いに共感を覚えるのです。 三十通目の手紙「あとは君に任せる」は涙なくして読むことができませんでした。 私の息子はまだ小学生ですが、この本がわかるようになるにはもうしばらくかかりそうです。
自分が経営者でなくても参考になる良本
基本的に、経営者である父親が、手紙という媒体を通じて「帝王学」を施し、一流の跡継ぎに育てていくストーリーです。 しかし、経営者でもなんでもない、20代、30代のサラリーマンが読んでも、その内容を自分に置かれた立場に応じて咀嚼することによって、得られるものが多い本です。 例えば、第22通は、「社員を解雇するとき」という表題となっています。 そこに、以下の一節があります。 「人を解雇することは決して快い任務ではない。 しかし、それが正当と認められるときには、顔をそむけてはいけない。 いくら引き延ばしても、容易になる任務ではない。」 社会において、人を解雇する立場になることは、相当確率の低いことだと思います。 しかし、”快い任務でない”任務に遭遇することは、日常茶飯事です。 その任務を、「人を解雇すること」に置き換えてみれば、誰にでも充分示唆に富む話に変わります。 このような読み方をすれば、非常に勉強になることが多いです。 しかも、以下のメリットもあります。  1.文庫本なので、持ち運びに向いている。  2.それぞれ独立した30話となっており、時間の空いたときに、1話ずつでも読み進めることができる。  3.税込580円の低価格なので、懐具合を気にせず、購入することができる。 コストパフォーマンスは抜群で、買って損はないと思います。
自分の父親の代わりに相談に乗ってくれる本
『私の考える成功者は、たいていの問題について知的な会話ができ、両手、両足の指に余る友達を持ち、心身の健康を保ち、人生の自由のきくあらゆる面で、中庸を信条とする人である。』 『二十歳から三十歳は、学ぶ期間として、最も重要である。将来の仕事に必要な勉強をこの期間にすませておかないと、最後までしないで終わることが多い。三十歳になれば生活は妻子のものになる。住宅ローン、生活のための仕事。キャリアのための勉強に向ける時間はごくわずかしか残らない。』  著者は、公認会計士、化学関連野の会社を複数経営した人物である。その著者が息子に対して、子煩悩の親父、応援団長、同僚、親友となって書いた愛情あふれる手紙が、この本の内容である。  本書の文章は、難しい表現はされておらず、息子への厳しくも温かい文章がユーモアを交えて表現されている。その文章には父のあふれるほどの愛情が盛り込まれており、読者に共感と感動を湧き起こさせる。  ここで本書の手紙の一部を紹介しよう。 ・教育の設計(第二通) ・実社会での最初の日々(第五通) ・「企業家」とは何か?(第七通) ・結婚を気軽に考えないで(第十一通) ・銀行融資をとりつけるには(第十六通) ・政府の検査官について(第十七通) ・人生の幸福とは(第二十一通) ・社員を解雇するとき(第二十二通) ・あとは君に任せる(第三十通)  このように、人生全体のことから、経営の専門的なことまで幅広く書かれている。  私は、この本を読んで感動したと同時に、著者の息子をうらやましく思った。世間の父親の中に、息子への愛情をこのような文字として残していてくれている父親はいるだろうか。  自分が父親となった時には、自分の子供に対してこのような手紙を書きたいと思う。
お勧めの本
古本屋にてなんとなく目に付き購入した本。 読み終えた後にベストセラーであった事を知りました。 中身は父親から息子へのただの手紙ですが、人生哲学、自己啓発の本としても良書です。 もっと早くこの本と出合えたらと思う反面、今だから受け入れられるような気もします。 この本に出会えた事に感謝です。
親父と話すことも大切だ。
一番身近な人生の先輩からのアドバイス。 20歳前後のときは聞きたくもなかったけれど、 今は受け入れた上で、 自分のやり方を見つけようと思っている。 ちょっと大人になったのかな。



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竜馬
なんとなく、もっと堅苦しい物をイメージしていましたが、とても面白くてどんどん読んでしまいました。人気作品なのがよくわかります。いかに竜馬自身とても強運の持ち主であり、廻りに恵まれたか、今後の展開が楽しみです。
おすすめの本です。
この本は私が大学生の時に友人にすすめられ読んで以来、何度も読み返している本です。読む度に胸が熱くなり、勇気が湧いてきます。 私も何か大事を成さなければ、と思わせてくれる本です。単純に歴史小説としても十分に面白いですが、この本が秀逸なところは、魅力ある登場人物が多数登場するところです。私は特に、坂本龍馬、西郷隆盛、中岡慎太郎、勝海舟、武市半平太などの人物が好きです。史実に忠実であるかどうかは別として、司馬遼太郎氏の人物描写がすばらしく、人物像がありありと伝わってきます。 聞いた話によると、この本を読んだことがきっかけで起業をした人も多いとのことです。人をその気にさせてしまう力を持った本です。ある意味では非常に危険な本でもあります。
明治という新時代の扉を開いた影の立役者坂本龍馬の英雄譚
日本人なら誰でも一度はその名を耳にした事があるだろう幕末の英雄「坂本龍馬」の半生の物語です。 前々から一度は読んでみたいと思っていたのですが、血生臭い事件が多かった幕末は余り好きではなく、ずっと敬遠してきました。 ですがNHK大河で始まった「龍馬伝」を見ていて面白かったので、やはり一度は読んでみなくてはとAmazonさんで1巻〜4巻を購入。 今2巻までを読み終えたところで1冊400ページ超ありますが、面白いので一気に読んでしまいました。 今まで持っていた坂本龍馬は「剛」のイメージでしたが、大河「龍馬伝」の龍馬が「柔」だとすれば、この司馬「竜馬」はその中間という感じがします。 膨大な資料を集めてから執筆される司馬さんの解釈された龍馬ですから、 ひょっとすると人間的には,この竜馬が実在していた坂本龍馬に一番近いのかも知れません。 常に先へ先へと前を向いて進んでゆく。 持って生まれた不思議な魅力も手伝って、そんな龍馬と出会う人は皆、男性女性を問わず次々と魅せられてゆきます。 少し事実と違いフィクションとして物語に「味付け」されている部分もある様です。 事実かどうか分かりませんが、その為司馬さんは「龍馬」ではなく「竜馬」にしたとか。 が、そこはやはり司馬さんで、その「味付け」も良い様にされているので全く問題ありません。 この「竜馬がゆく」は2400万部超の売り上げで、数ある司馬さんの作品の中でも一番売れています。 今まで司馬さんの作品を何作か読んだ事がありますが、その理由がなんとなくわかります。 まだ途中までしか読んでいませんが、理屈抜きで楽しめる作品だと思います。
すごい☆☆☆☆☆
『竜馬伝』が大河ドラマでやっているので、竜馬に関する本を読もう!と思い立ち、自分が唯一知っていたタイトルの「竜馬がゆく」を読み始めました。 まずは第1巻。 歴史上の人物をどことなく空想上の人物のような気がしてしまっていた私ですが、歴史のポイントと人物と線が一気につながっていくようで、どんどん読み進めてしまいます。面白い! ここで時代が動いたのか、と納得してしまうのは、もちろんその研究と文章のすごさ。 素晴らしい本ですね!!! めちゃくちゃ格好良い竜馬を身近に感じる、なんて魅力的な人なんだと惹かれます。 立志編ではまず竜馬の気質の魅力を存分に感じられました。土佐というくにに育ち、剣術に長け、次男という立場でちょっと傍から世界を見つめる竜馬がいました。 彼の眼を通し、これから激動の時代へと移っていくのだと思うと次の巻も楽しみです。
やっぱこれぜよ!!
「竜馬がゆく」を読んで感動して、いろいろ坂本龍馬に関する本を読んでいますがどれもこれも、いまひとつ…。 結局またこの作品に戻ってきます。 坂本龍馬ではなく坂本“竜馬”の話です。司馬先生があえてこう表記された、竜馬の物語を純粋に楽しんで下さい。 わしが言うんじゃきに、間違いなぜよ。



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くちコミ情報
普通でした
あっという間に先が読めるのに、毎回展開が同じであきる。 ようは「タイトル負けしてい、ビックリするほど普通。」 なので★3にしたいところですが、 1)関係者がバカ設定の主人公より知能が低いようで、話しにならいない。のでマイナス1 (というか、他の方も書いてらっしゃいましたが 教養なしで頭が悪いのに、他人の意見を論破する。という設定自体に無理がある。) 2)主人公の男の子の言葉に説得力がない (一番ひどいのは 重要な"死ねばいいのに"という理由が一貫していない。ネタバレに繋がる可能性があるのであえて書きません)。のでマイナス1 内容は現実味があるのに主人公の設定にだけ現実味がない。 頭が悪い設定なら「そんなにイヤなら死ねばいいのに」程度の発言に留めるべき。 作者は、ろくな言葉遣いもできない教養のない頭の悪い人間 を知らないんじゃないでしょうか・・・・。 「素人がボクサーに立ち向かい、素人ならではの斬新な攻めでKO勝ち!しかも連勝!」 みたいな。そんな感じです。 実はプロボクサーだった!みたいなドンでん返しでもあれば救われますが 大バカなことやっちゃってるのでそれも無理ですしね。 忙しい方は、1、5、6人目だけ読めば十分です。
傑作なんじゃね?
 まずタイトルがそそる。そんなね、いっつも取り澄ましたようなこと思ってないすよ、人間。こういう風に言いたいときがいっぱいあります。だからこういう乱暴な言葉って力があります。  それから、若者言葉にいらつくことってありますよね。語尾上げとか、「ですよね」みたいな疑問形主張とか。はっきり言ってすっげーむかつく。でも、その対処術をここに京極堂先生は示してくださったわけです。〜自分も使ってみると面白いよ〜。さすがです。  京極堂先生は、きっとこの小説のケンヤのセリフを書いていて、楽しかったと思うのです。だから、あのむかつく若者言葉で、みなさんも日記なんか書いてみたらいかがでしょ。  っつーか、主題とかオチとかどーでもよくね?メールっつーメディアに合わせた新ジャンルッつーわけっしょ。激烈アタマよくね?この人。そーゆーセリフがちょー自然だし。  ほら、気持ちいいですよ。攻撃は最大の防御なり。みなさんも不愉快言葉を楽しんじゃいませんか。
京極ワールドのエッセンスが味わえる作品です
死んだ女性でつながる連作短編小説です。 しかし、小説の中で語られるのは関係者の心の闇です。彼らの立場、性格、思い込み、 身勝手な振舞いに思い当たる節のある読者は感情移入がし易いと思います。 好きと嫌い、喜びと悲しみ、幸せと不幸せなどの気持ちは境界線上で揺らぐものなのに、 その人の境遇、経験、秘密などから自分の本心とは裏腹に一方に執着してしまい 憑き物に捕らわれた人達の話でもあります。 自分の見られたくない本性を見透かされて、【死ねばいいのに】という言葉が叩き付けられる。 そこをクライマックスとして関係者の憑き物が落ちて行く。この形式で6個の短編が連なるために、 後半では決め台詞へ向けて他人の身勝手な心情を読んで行くのを煩わしくも感じました。 「幸せなのに死にたいと思う瞬間」、「生きているのを可愛そうだと思う瞬間」が 被害者と加害者に訪れたのを、今までに京極作品を読んだことのある私は受け入れましたが、 初めての方には説明不足で納得が出来ないかもしれません。 京極作品のエッセンスを味わえるので、文書量が多くて敬遠されていた方にはお勧めします。 物足りないと感じた方は、この本をきっかけに京極ワールドに足を踏み入れて頂ければと思います。 本作以上に面白い京極作品はたくさんあります。
色んな意味で唸ってしまう
登場人物の前に、礼儀知らずで頭が悪いと自称する青年が現れ、 亡くなったある女性の事を聞いてくる。 その女性と何かしらの関係にあった彼等は、最初こそ冷静さを 保っているが、徐々に己の奥底にあるものを吐き出し始める。 大部分が会話で成り立っていて、スラスラと読める。 今時の若者言葉で話す主役は、話術に優れているとか弁が立つ というキャラではないが、相手の言い分を自分なりの考え方で 看破して結果的(?)にはその本心を出させてしまう展開は、 同作者が描く京極堂のそれに似ているような印象を受けた。 結果的にそうなる今作の主役と、犯人にそれを狙って仕掛ける 京極堂とはまた全く別のタイプになるだろうけど。 読み易い内容で引き込まれる部分も多かっただけに、オチへと続く 展開が余りにも急過ぎた気がした。 京極作品は『固定観念や認識の差』が事件の理由に挙げられる事が 多いが、今作の犯人の思考・行動・動機は私には理解が難しかった。 そこが私と犯人との固定観念の差なのだろう。
こんな社会だからこそ救われる
総合的な感想は、面白かったです。 ただ、各章のオチがパターン化しているように感じました。結末までいく為の作業のようです。特に残念だったのが、重要な最後の5、6章が。5章のオチで無理矢理結末に持っていき、6章の最後の数ページでバタバタと駆け抜けた感じがします。 それでも、犯人の動機と女性の望んだこと、理解を持てない人もいるようですが、私は十分受け入れられました。「普通」「当然」「当たり前」で満ちたこの世の中で、この結末は救われました。 世の中に、正しいことなど無いのでしょう。人の心も計れません。人間はあらゆるものに捕らわれすぎだと思います。完全自殺マニュアルではないですが、もう少し生きやすい世の中にならないかな、と。 なんだかしみじみさせられました。
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