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[ ミステリー・サスペンス・ハードボイルド ]

         


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   ミステリー・サスペンス・ハードボイルド の売れ筋最新ランキング   [2009年01月07日]
2009年01月07日(水) ミステリー・サスペンス・ハードボイルドの第1位は 『告白』!
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カスタマーレビュー数:57

くちコミ情報
なんともはや
これほどラストを予想できなかった作品もなかったです。 各章毎に読み分けると、章の主人公に対する共感まで抱きますが、これが人間の誤った自己正当化なんでしょう。 後味が悪く、それでいて驚き、面白い、訳のわからない面白い小説でした。 一時間半で読めると思います。 是非一読下さい。
これがベストミステリー?
様々な年末のミステリー関連本のランキングでベスト10入りしているので、ミステリとして期待して読んだがハッキリ言ってミステリとしたら、そんなに優れた作品ではない。第一章のみなら短編として合格点を与えられるが、最後の章の告白はあまりにも作者のご都合主義だと思う。そんなバカな!と感じる箇所がいくつかある。ラストもミステリを読みなれている人なら大した驚きでもなく、後味の悪さならジャックケッチャムの方がはるかに上である。普通になんの先入観もなくミステリを意識しなければ、読物としては先ず先ずだと思う。
ズルズルストーリーの中に引き込まれます。
 普段はあまり本を読まない私ですが、この本はあるラジオで紹介していたのを聞いて買いました。はじめは何気なく読んでいましたが、読んでいくうちにだんだん引き込まれていって一気に最後まで読み切ってしまいました。時々なんだが寒気がするときもあって…。  今の教育現場は大変であることがマスコミなんかで報道されていますが、実際にこのようなことがあるのかと思うと怖くなります。でも、それがミステリーのいいところですよね。  本のエンディングで、こんな結末が待っているなんて ぜひ、ミステリーが好きな方も、そうでない方も読んでみてください。告白
面白いけれど、読了感が・・・。
これは絶対面白いよとある読書家に進められて購入しました。面白い、しかし最後があまりにも悲劇的で収集がつかず、それまでの面白さが吹き飛んでしまいました。この時代の世相をよく反映させたのはわかりますが、だからこそハッピーエンドにしてほしかったなというのが本音です。 ただ、作者の新人と思えないほどのリアルな描写力や見識に引き込まれたのは事実です。 賛否両論が非常に分かれる作品だと思います。
なぜこんなに売れたのだろう?
テレビでも取り上げられ、このミスでも上位にランクインしていたので、読んでみました。 読者をぐいぐい引っ張っていく力量はなかなかのものですが、言われているとおり読中感はよくありません。 その読中感とも関連しますが、評価できない点は以下の3つ ・嫌な登場人物のオンパレード ・ネタばれになるので書きませんが、突っ込みどころ満載の展開 ・各章がラストにつながっていかないので、カタルシスはあまりない。 「新人としてはよく頑張っている」レベルだと思います。 全体として、どうも作者の少年犯罪に対する嫌悪感を押し付けられているような気がします。この小説を書くことで憂さ晴らし(言葉は悪いですが)をしているような印象を受けます。したがって嫌悪する登場人物を配置してから全体の構成を決めたようで、話の展開が不自然に感じるようです。最後のオチは「そう来るか」という感じで少し驚けました。 よって評価は星3.5つですが、批判の意味も込めて2つにします。 2作目は少年犯罪以外を題材としてほしいと思います。


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カスタマーレビュー数:15

くちコミ情報
結末の動機が難点ではありますが、2008年度を代表する重厚な傑作だと思います。
イギリス文壇に彗星の如く登場した超大型新人ロブ・スミスが本年2008年度CWA最優秀スパイ・冒険・スリラー賞を獲得し世界中の書評家から大絶賛された話題の注目作です。本書の中心で扱われている少年少女大量殺人事件は実際にあった事件に着想を得て書かれていますが、決してノンフィクションではありません。本書を著者が書こうとした意図はやはり謎解きの殺人ミステリーというよりも残虐な連続殺人犯を野放しにする狂った社会システムに支配された共産主義国家旧ソ連の姿を描く事にあったのでしょう。そこには人間愛など皆無で裏切りや欺瞞、罪の捏造、邪魔者の処刑による抹殺等々非道で醜悪な描写に多く筆が費やされ、大袈裟でなく一頁に一度は苦々しく遣り切れない思いが込み上げて来ます。そんな腐り切った社会の中で体制の側に立って非道な行いに手を染めて来た国家保安省の捜査官レオがあまりに酷すぎる悪行の実態を知って真実に目覚め、やがて権力の座から引き摺り下ろされて初めて己の所業を悔い改め、死を賭して連続殺人犯人を追い詰めようとする姿に感動を覚えます。そして心の拠り所で真実の愛と信じていた妻ライーサを一転して殺す寸前まで行く程の強烈な愛憎劇の凄まじさに圧倒されます。悪役ではワシーリーとザルビン医師のサディズムに満ちた異常性格が際立ち嫌悪感が募りますし、中盤で鮮やかに反転するスパイ小説としての仕掛けが見事です。終盤近くの列車からの脱走シーンは映像を意識したあざとさも感じますが、胸がすく痛快な見せ場です。そして最後の犯人との対決シーンでは、著者が意外性に重きを置いていないと感じますので故意に隠されていた最初の空白部分は許せますが、最大の難点はこの動機があまりに信じ難く大きな違和感を感じさせる点です。老巧の如き筆の冴えを感じる反面まだ若さ故の強引さもありますので、今後更なる著者の成長を祈って次回作に期待したいと思います。
連続殺人鬼よりも怖いスターリン体制
スターリン体制下のソ連において 44人もの子供を殺害した連続殺人鬼を、 国家保安省のエリート捜査官レオ・デミドフが 絶望的に困難な状況下で追う異色ミステリー。 本書で恐ろしいのは連続殺人鬼よりも、抑圧されたスターリン体制そのもの。 凶悪犯罪の存在自体を認めない国家体制の中にいるために 次々に子供が殺されているのに本格的な捜査は行われず、 事故として処理されたり知的障害者が犯人にさせられたりしてしまう。 そんな中にあって、レオは密かに事件の真相をつきとめようとするが、 体制側の圧力によって窮地に追い込まれてしまう。 はじめは体制側の冷酷なエリートだったレオが、 苦境に立ち向かう過程の中で次第に人間らしさを取り戻していくのが実に見事に描かれている。 あまりにも過酷で絶望的な状況に、読んでいて息苦しくなる程だが 先の展開が気になって読み出したら止まらない。
犯罪が存在しない国での犯罪
ニューズウィーク日本版5.28号の書評で紹介されていて、ずっとそそられていたが、個人的な事情により今まで読めなかった小説である。 舞台は1953年、スターリン恐怖政治下のソ連。”疑わしきは罰すべし”の論理により、多くの人間がささいな、あるいは全くいわれのない罪で弾圧されている。主人公のレオ・デミドフは、弾圧の先鋒を担う国家保安局(KGBの前進)の捜査官だが、自らも”疑わしきは罰すべし”の陥弄に捕らわれて左遷される。レオは左遷先で、連続殺人と思われる事件に遭遇する。だが、”凶悪犯罪は退廃した資本主義社会の病気であり、理想の共産主義国家ソ連に犯罪は存在しない”という絶対不可侵の建前の下、連続殺人犯の存在を指摘する事は国家への反逆に等しい。果たしてレオはどうするのか? 犯罪は存在しないという建前に固執するあまり、犯罪が起きた事を頑として認めまいとする…その気持ちはわからなくもない。だがそれでも、良心的に犯罪を捜査しようとする人間を反逆者扱いするなんて、いくら何でもひどすぎると思う。スパイや反逆者は”疑わしきは罰すべし”の論理をふりかざして、行き過ぎた弾圧をする一方で、一般の犯罪は存在すら認めず、実質的に野放しにするのも、完全にバランスを欠いている。本書の連続殺人犯もかなりのサイコだが、スターリン時代のソ連という国家の方がはるかにサイコだと思った。 だが、楽しいとはほど遠い話にもかかわらず、グイグイと話に引き込まれていった。終盤になると、強引な展開やご都合主義が目に付くのだが、それらを打ち消して余りある圧倒的な迫力があった。特に、自分はどうなろうとも、連続殺人犯の凶行だけは食い止めようと苦闘するレオを、手放しで応援してしまった。
スターリン体制下の陰鬱
 ネズミや木の皮まで食べつくして,静かに死を待つだけの,1933年のソ連の一寒村から話が始まる。やっと見つけた猫を捕獲しようと出かけた兄弟の兄が,何者かに(食料にするために)連れ去られる。  なすことなく餓死を待つしかないという悲惨な状況にグイグイとひきつけられたまま,1953年・スターリン体制下のモスクワに舞台が移る。「ひとりのスパイに逃げられるより,十人の無実の人間を苦しめるほうがどれほどかましなことだ」という認識が共有されている国家保安省。「新しい社会」に犯罪は存在しないというイデオロギーで,猟奇的な少年殺しは単なる事故として処理される一方,ただの獣医やその友人を「西側のスパイ」として追跡・処刑する。証拠があるから逮捕するのではなく,疑いがあるから逮捕し,後から証拠=自白を作ればよいという捜査方法が採られる社会であるから,捜査官も含めて,社会の誰が疑いをかけられ,有罪となるか全く予測が付かない・・・。  何の証拠もなく何千万人が処刑されたり収容所に入れられたスターリン体制下の社会状況をリアルに描写していて,いったん読み始めると止まらなかった。
途中で結末がわかってしまうのが残念
『このミステリーがすごい!』で第1位に挙げられた作品ということで期待して読み始めたのですが、少し期待はずれ感が否まれないです。 本筋とは直接的に関係のないディーテイルが必要以上に細かく書かれており、物語への集中力を保つのがキツイ気がしました。 また、感情を表現する箇所が非常に多く、読み手が感情移入しやすいのかもしれませんが、やはり、ちょっとしつこい感じ。 そういうところを飛ばして呼んでもストーリーに支障はなかったので、上・下に分けなくとも、簡潔に1冊にまとめてほしかった。 しかも、中盤になると、ストーリーのもっとも核となる犯人と主人公の関係が簡単に予想できてしまったので、おのずと結末も早い段階からわかってしまいました。 しかしながら、舞台設定が旧ソ末期というのがおもしろい。 共産圏の腐敗した社会を赤裸々に描いており、常に生と死に隣り合わせて生きる究極の様子がひしと伝わってきました。


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カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
正直、期待したほどではない(ネタばれあり)
なぜこの作品が高く評価されるのかわからない。 あっと驚くどんでん返しもない(あるといえばあるけど、あまりに自明すぎてサプライズ感はない)し、主人公夫婦が更迭されるきっかけの一つになった悪徳医師のその後といった尻切れトンボのエピソードが残っている。そもそも敵役だったはずの元部下の最期もあまりにあっけなくて爽快感もない。 (以下ネタばれ) それより何より決定的な欠点が二つ。 第一に、他のレビュワーも書いておられたとおり、国家に裏切られた主人公が自己再生するきっかけがなぜ少年の大量殺人事件捜査でなければならなかったのかという必然性についての論理が足りていないので、物語後半の主人公夫婦の驚異的な粘りの動機が理解できない。 第二に、20年ぶりの兄弟の邂逅物語であるにも関わらず兄弟それぞれが互いに対して抱き続けてきたはずの思いや拘りの描写が希薄で、せっかく邂逅したのに淡白な展開になってしまっている。 「ワールド・オブ・ライズ」でミソをつけたリドリースコットがこれも映画化権を落札したそうだが、これは映画にするにはツラいのでは?ハリウッド映画のファンが納得するような脚本に仕上げるのは楽じゃないぞ。
このミスNo.1はいつもこれ
いつも毎年このパターンにはまる。昨年もそう。年末せまるとコノミスを買い、1位を買ってしまったががっかり。ケンブリッジ首席が書いた、気持悪い話。アングロサクソン好みのがるばにズムがらみはまだ良し、なぜ主人公(旦那)が、田舎で急に捜査にめざめるのか、またそれに嫁が一枚間で行くのか、このムリムリが、いやいや気分をイヤが上でも盛り上げる。また週末のムリな展開に 冒頭のエピソードがムリムリからむ。  とにかく、イチバンいやなのは、このような話をNO.1として皆で評価する、ミステリ関係者の感性 に、毎年、わくわくしながら、一位を期待して買って、家で読み終わったときのやるせなさなさけなさ。面白かったという人とは、ちょっと付き合えない感じ。人の感じ方は自由だが 当方と同様の感覚の人はいないものか?
恐怖のスターリン!
  スターリン政権下、 粛正の嵐が吹き荒れる理想の世界。 子供が殺されたのは、殺人が起こってはいけない世界だった。 とても大きな背景を最後には破綻無く包み込んでしまう、 とてつもなく良く出来た構成の本書。 品があり、あざとさもなく、しかもここまで読ませるとは。 筆力も十分ながら、テーマの選び方と、妥協せず様々な要素を語り尽くす 真摯さが出色。 傑作 必読。 褒め言葉すら邪魔になりそうだ。 自分なりの感想を一つ付け加えるなら、 社会主義という実験はやはり失敗だったのだろうと・・・。 人間の理想通りに人間はうまれつかないのだから。 スターリン政権下の社会描写がとにかく圧巻。
驚くべきデビュー作
 貫井徳郎さん、道尾秀介さんのデビュー作を読んだ時も驚いた(まだお若いのに、いきなりこれほどのものを書いてしまうのか!)ものですが、本書にはさらに驚かされました。テンポの良いストーリー展開、スリルの盛り上げ方、堅牢なプロット、と多くの美点がありますが、主人公夫婦の心の機微など、たった29年しか生きていない人の描き方ではないですよ。この作者は、一体どれほど濃い人生経験を積んできたのだ? と不思議に思えてなりません。  訳者が絶賛している、連続殺人犯の再登場の場面など「老獪」と言いたくなるほどの巧みさ。これが本当に「デビュー作」なのでしょうか?  読む前はサイコ・スリラーかと思っていたのですが、実際に読んでみると冒険小説だなと思いました。事件の真相については、手がかりが実にあからさまに示されていたのに、全く気がつきませんでした。僕はカタカナ名が苦手で、翻訳ミステリはいつも、登場人物表を見返し見返ししながら読んでいるのですが、そういう読者ほど真相を明かされた時の驚きが大きいのではないのでしょうか。「こんな事に、どうして気づかなかったんだ、俺(あるいは私)!」と。これはある意味、造本の勝利かもしれません。新潮社さん、やってくれましたね。(苦笑)  てっきり意味があると思っていたある事に、あまり意味が無かった点が残念ですが、それは僕が本格ミステリ好きなせいでしょう。ともあれ、驚くべき完成度のデビュー作である事は間違いありません。おすすめです。


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くちコミ情報
ずっと心に残る
テーマが壮大すぎてまだ頭がごちゃごちゃしてますが、 ひょっとしたら人生観を変える本になるかもしれない と思ってます。 人は絶対死ぬし、大切な人の死、自分の死も決して 避けて通れるものではないけど、静人のお母さんの様に 最後まで人を気遣う事を忘れずに明るく生きていけたら 素敵だなと思いました。 静人の様に、自分と無関係な人の生死に関心を持って悼み続ける 何て事は普通の人には無理だと思うけど、とにかく他人も自分と同じ たった1人しかいない人間なんだって事を忘れずに、尊重して生きて 行くことが大事だって事を教えられた気がします。
生と死、軽と重、有為無為と。
全編に貫かれているのは、人間の生と死に対する作者の想い。人間の尊厳の存在を確かめているように、時に創造しているように、さまざまな角度から、ひとつの深遠なテーマに切り込む。 ライター蒔野は、死や暴力、愛憎などばかり求めるような、浅はかな読者の心を掴むよう、時に人権を軽視したような演出や、捏造とも思える記事を書き、書かれた人間を傷つけ、また自分自身にも、世の中も憤る日々の中、主人公静人と出会う。その静人の母、巡子は、末期の癌を得、残された日々の中、静人の真意に思いを巡らし、また、自分の死、周りに残される人達にとっての自分の死、静人が放つ波紋に向き合う。夫を殺した倖世は、殺した夫の亡霊に取り付かれたまま、絶望の中、夫を殺した現場で「悼み」を行う静人と出会う。 特別では無い死は無い。誰しも多かれ少なかれ愛し愛された経験があり、誰からも忘れ去られてしまっても良い存在では無い。また、誰しも自分が忘れられてしまうことを望んでいない。平凡な日常では忘れ去られているか、経験したものにとっては深く心の傷となったり、押し殺してきたような現実を、はっきりとしたテーマで書いているが、深遠なテーマゆえか、答えははっきりとは導かれるわけではない。それでも、8年もの長期間を掛け、実際に作者本人が「悼み」を行い続け書かれた、とてもよい、と思える作品でした。
自分を悼んでくれる人を待っている
全国各地の事件や事故死の現場を訪れ、死者を悼む放浪の旅を 続ける男性を中心に、彼の家族、彼に接することで変わっていく雑誌記者や、 彼とともに歩き続ける夫殺しの過去を持つ女性の姿などを描いた小説。 読み終えた時に「本当にこんな人がいたらなあ」と思わずにはいられなかった。 不慮の死の瞬間、人はとても怖く寂しくどうしようもない孤独感に襲われるだろう。 このまま消えてしまうのか、と。でも、こうしてこのまま消えても きっと誰かが、自分の存在を、 自分がこの世に存在し、何事かを為したという事実を覚えてくれているという 安心感があったとしたら… 人の死に軽重をつける、時が経つほどに人は他人の死を何事もなかったかのように 忘れていってしまう…     人はだいたいいつか死ぬ生き物だし、 そもそも一人一人の他人の死について考えてなんていたら自分が生きていけないし… そう考えるのが当たり前なんだろうけど、 はたして本当にそう片付けるだけでいいのだろうかとつい考えてしまった。 「人の死に少し思いを馳せることで、命の重さのバランスが 変わっていくはずだ。」作者が言っていた言葉が、印象に残る。 重いテーマではあるし、そういうのは好きじゃないという人もいると思いますが 個人的にはやはり人に読むことを薦めたくなる本です。
悼みに取り憑かれた者
 「悼む人」=静人のキャラクターは、次第に掘り下げられていって良かった。非常にうさんくさい人物が、読むにつれどんどん純化されていくような気がした。周囲の者達が静人を胡乱な目で見、挑発し、遠ざけようとする。  ただ、作者自身の祈りに似たような気持ちが強すぎて、不純な私は少し鼻白む思いだった。ストーリーも登場人物も、どんどん純化されていきすぎる。これでは私のように取り残される読者もいるだろう。  登場人物達の名前が、あまり周囲にいそうにないのは、作者の誰をも傷つけたくないという気持ちが反映されたものだろう。だが、原罪という言葉を持ち出すまでもなく、他者を踏みつけにして生きている自分と折り合いをつけなければ、世の中のすべての人が静人みたいな廃人になってしまう。「包帯クラブ」から一歩進んだこの路線は、いったん見直してほしい。このままだと天童さん、あっち側へ行っちゃいそう。
印象に残らなかった
タイトルと、本のたたずまいに惹かれて手に取りました。 丁寧に、丁寧に、祈るように綴られた物語です。 淡々と、3日程で読み終わりました。 つまらなくはなかったですが、青年が死者を悼む理由に それほど意外性がなかったり、物語全体が俗世を遥か離れていって しまいそうな世界観に貫かれたりしていて、 心に深くひびくところがあまりありませんでした。 ただ、末期がん患者がどのような経過を経て最期を迎えるのかが 感情から環境に至るまで仔細に書かれていて、特に死を迎える 数日の描写がリアルでした。手遅れのガンになったとしても こんなふうに充実した死を迎えることができるんだなと、 そこは新鮮に感じました。


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石神哲哉に幸あれ
本作は直木賞受賞作品であり、私事ですが、 私が初めて東野圭吾を知った記念すべき逸品です。 このたび文庫本となって変更があったのは、 湯川学の身分が「助教授」から「准教授」にきちんと修正されていた点です。 本作は、カラクリ+心理描写という、近年の東野圭吾作品の魅力を十二分に発揮しています。 東野作品を約50冊読み漁った上で、やはり本作は絶妙なバランスを備えていると考えます。 とりわけ、後者の心理描写については、 不細工な男が恋におちて、切なすぎる「献身」をするというのですから、 個人的に、感情移入せずにはいられなかったです。 たしかに、花岡靖子の心理描写はおざなりかもしれないし、 彼女が「献身」に値する人物かは評価は分かれるでしょう。 でも、石神哲哉は好きになってしまったのです、そこに論理的理由なんかはない! 徹頭徹尾論理的に生きるのなら、花岡親子なんて切り捨てるべきなのです。 それができなかった石神、冷徹なカラクリすら実行できる彼のそんな部分に、 読み易い娯楽小説とはいえ、人間性の奥深さが良く表れていると思うのです。 ちなみに、映画も好評なようで、DVD入手を心待ちにしていますが、 石神=堤真一は、ちょっとイメージとずれます。男前過ぎるような…。 個人的には、温水洋一さん辺りがぴったりですが…。 あと、湯川=福山雅治はそれほど違和感はないのですが、 記憶違いでなければ、著者は当初佐野史郎さんをイメージしていたそうです。
本格ミステリーとしては傑作だが……
『秘密』以降は本格推理物が少なくなっていた東野作品ですが、この作品のトリックはなかなかのものです。 本格ミステリー大賞受賞に相応しい名トリックだといえるでしょう。 犯人当て形式ではなく、倒叙形式の作品ですが、このトリックはあっと言わせられました。 伏線の張り方も上手い。 このように、“ミステリー”の要素に限れば、文句なしに星5つの評価を与えたいのですが、この作品を「純愛小説」と捉えてしまうと違和感を感じる所が出てきてしまいます。 まず、多くの方がレビューで指摘されておられるように、登場人物(特に靖子)の心理描写が薄い。 相手に対してどのような想いを抱いているかの描写が不足しているため、ラストのシーンに今ひとつ感動しきれませんでした。 『秘密』のラストの衝撃・感動に比べればどうしても見劣りしてしまいます。 そして、これはトリックそのものにも関連することなのですが、犯行偽装のためのものとしては秀逸なトリックのある部分が、「純愛」のためであったとしても一線を越えた所があったと思います。(ネタバレになるので詳しくは書けませんでした。) セールス・大衆受けを意識して「純愛小説」というものにこだわりすぎたため、せっかくの本格推理の傑作になり得た作品が、東野作品の良作群の1つとしての枠内に留まってしまったような気がします。なんだか、もったいないなぁと。 そうはいっても、東野作品の中でも上位に来ることは間違いない出来ではあり、東野氏の作品でなければ星5つにしていたとは思うのですが、『百夜行』、『秘密』、『悪意』といった作者の他の代表作に比べるとどうしても見劣りしてしまいます。 それらの作品に匹敵する名作という期待が大きすぎたこともあって、この評価になりました。
●さあ、映画を観よう!!
この作品は、映画化され、、ロングラン。既に映画を観た者としての感想。 これだけロングランしているのは、今の日本人が求めているのは、日本社会への怒りと絶望、孤独感。それらからの、解放。少しだけでも良い。人間味があり、納得する愛の在り方と信頼。 涙が少しでもにじんでしまう作品である。 ドラマに比べ、最高。福山雅治と柴崎コウのコンビは健在であるがベタベタさせていない。湯川に匹敵する天才数学者白神を登場させたのはまことにツボをを心得ている。ワクワクさせる。 『怪人二十面相と明智小五郎』 『怪盗ルパンとシャーロックホームズ』 それ以上か。 湯川が危ういという場面あり。今までそのような状況に湯川が置かれたことは無かった。 まさしく、献身。 最後の柴崎の言葉が良い。 「白神さんは○さんによって生かされていたのですね」 納得する映画。 そして、日本の現状況も納得する。 日本国民も捨てたもんじゃないなぁと思ってしまう。
数学と恋愛
人を愛することはどうしてこんなにも切ないのでしょう。 数学に関しては天才的な頭脳を見せ 行きずりの犯罪をここまで完璧な完全犯罪に仕立てることができるのに。 この作品は推理小説としても楽しめるけれど 恋愛小説としても読み込んでいけます。 決して幸せな結末ではないけれど 誰かを愛することは、もともと、このくらい重みのあることなのかもしれませんね。
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最後に謎解きがあり、タイトルの「献身」に、深い意味があったことがわかります。同時に、容疑者に同情すらしてしまいます。こんな人生もあったのか、と。 ただ、数学が随所に出てくるのですが、数学を使わなくても解ける推理だったのでは…。


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死を迎えるにあたって
 終末期医療について書かれている。  死に際の医療は儲からない。 それを上手くビジネスにもなるように入院から火葬場までオールインワンとなる 施設が物語の中に登場する。なかなか奇抜な設定だが、作者のこめたメッセージ は深いのだろう。  死因と治療が適切だったことを確かめるために死亡時の解剖が必要である。 めぐりめぐってそれが後の医療にとても重要なものなのだと語られる。  新たなキャラクターが多く登場するが、そのほとんどが初めて会う顔ではな い。その中でも姫宮については、満を持しての登場となる。 本作品では、彼女と白鳥とのやりとりが楽しい。読み物としても十分な手応えが ある。
なかなかおもしろい!
天馬大吉というおめでたい名前の落ちこぼれ医学生が 幼馴染の記者別宮から桜宮病院に潜入して欲しいと 依頼を受ける。 ボランティアの名目で病院に向かった天馬だが、姫宮と 出合い、怪我をしてしまい患者様になってしまう。 不自然な死亡が続き、天馬はそれとなく探りを入れる。 謎ばかりの病院で、看護師もあまり見かけない。 病院の中で何が行われているか、ワクワクドキドキ します。 章立ても短いのでグイグイ引きこまれていきます。
軽く読めるけど、なかなかの完成度です
現実の医療業界の問題を内容に織り込む小説を書くこの著者は、ここでは「終末期医療」の問題を取り上げていますが、読者にただ単にその存在を認識させるだけでなく、その裏に潜む「闇」の根の深さを認識させられるような描かれ方をしています。 そのため、小説自体は上下通して比較的短時間で読み終わったものの、その「問題」の重さはしっかりと受けとめることができました。 また、ミステリーとしても、上巻から数々の「謎」を読者に提示し、「この先どうやって謎が明らかにされるんだろう」と読者を引き込む力がありますし、伏線の張り巡らし方もバランスがいいです。 現実の医療業界の問題点を、主軸をぶれさせることなくミステリーと融合させている、その完成度が今までで一番高いと感じます。 また、キャラクターの面からみると、『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』で、田口・白鳥コンビのやりとりの面白さを楽しんだ方々にとっては、こちらはそのコンビのやりとりはなく、田口自体、ほとんど出てこないため、いささかの寂しさを覚えるかもしれません。 しかし、その2作で名前は出ていた「氷姫」がついにここで登場します。切れ者なのか、天然なのかわからないそのキャラクターは、田口、白鳥にはない不思議な存在感。一読の価値ありです。
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いわゆる「桜宮サーガ」3作目。私は文庫派なのでまだここまでしか読んでいませんが、他の方もおっしゃっているように、単行本刊行順に読むのが良いと思われます。刊行順については2作目「ナイチンゲールの沈黙」文庫版の解説をご参照ください。 この「桜宮サーガ」を通して作者が社会に訴えたいことは、死亡時医学検索の重要性とそのためのAi(死亡時画像診断)の導入です。とりあえず3作目まではそうだし、たぶんこの先もそうだと思います。普通、こういうスタンスで書かれた小説って、あまり面白くないし、だんだん飽きられてきますが、このシリーズはキャラクターの魅力とそこかしこに張り巡らされた伏線、そして何より抜群の読みやすさで読者を飽きさせません。アニメ・漫画的な部分、ご都合主義な部分、シリーズの他作品を読まないと訳が分からない会話などがダメな人もいるでしょう。でも、それさえ大丈夫だったら一級の娯楽小説として楽しめます。 文庫版は今のところすべて上下巻各500円。値段といい、厚さ(薄さ?)といい、通勤中のバスや電車の中で浮世の憂さを忘れるのには最適だと思います。 さて「螺鈿迷宮」ですが、アニメ・漫画的でありながら(姫宮と薔薇と迷宮から少女革命ウテナを連想したのは私だけでしょうか…)、青バケツに入った臓器の生々しさを感じさせる作品。読み終わった後、もう一度「バチスタ」と「ナイチンゲール」を読んで、伏線の確認をせずにはいられませんでした。生き残りはどっちなんでしょう? 長男だと思われる彼の再登場はいつ? 次作品の文庫化が楽しみです。 


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くちコミ情報
天馬のラッキー
天馬君の人のよさもあって病院内部の謎が少しずつ 改名されていきます。 ここにきて白鳥の存在がとにかく面白いですね。 この下巻は勢いもあって、息もつけないくらいの 展開を見せてくれます。 上巻がやや退屈なので、上下に分ける必要はなかった ように思います。 そして真実と天満君との繋がり。ここは読ませましたね。 なかなかのものです。
軽く読めるけど、なかなかの完成度です
現実の医療業界の問題を内容に織り込む小説を書くこの著者は、ここでは「終末期医療」の問題を取り上げていますが、読者にただ単にその存在を認識させるだけでなく、その裏に潜む「闇」の根の深さを認識させられるような描かれ方をしています。 そのため、小説自体は上下通して比較的短時間で読み終わったものの、その「問題」の重さはしっかりと受けとめることができました。 また、ミステリーとしても、出だしから数々の「謎」を読者に提示し、「この先どうやって謎が明らかにされるんだろう」と読者を引き込む力がありましたし、結末で謎が明らかにされた時、それまでの中に伏線がバランスよく配置されていたことに気づかされました。 現実の医療業界の問題点を、主軸をぶれさせることなくミステリーと融合させている、その完成度が今までで一番高いと感じます。 また、キャラクターの面からみると、『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』で、田口・白鳥コンビのやりとりの面白さを楽しんだ方々にとっては、こちらはそのコンビのやりとりはなく、田口自体、ほとんど出てこないため、いささかの寂しさを覚えるかもしれません。 しかし、その2作で名前は出ていた「氷姫」がついにここで登場します。切れ者なのか、天然なのかわからないそのキャラクターは、田口、白鳥にはない不思議な存在感。一読の価値ありです。
薄い
適当に本を取って買ったら下巻でした。 この薄さで上下巻に分けるのはないよ〜カドカワさん。 下巻だけでも白鳥の面白さは味わえますし、秀逸な後書きでストーリーの補填はできたので 普通に楽しめました。 氷姫の活躍を見たい人は上巻から、3、4時間の暇つぶしをしたい人は下巻だけでも大丈夫です。
『ジーン・ワルツ』の誕生と『螺鈿迷宮』の死
オリジナルは、2007年11月30日リリース。海堂氏はいつも小説というメスで日本医療の患部はどこか、を白日の下に曝す。『ジーン・ワルツ』では産婦人科医がなぜ激減したかだけでなく、明治時代のまま変わらない法律の矛盾や、アンケートばかりとっている厚生労働省の逼迫した現実への無反応・無為無策さ、名ばかりの少子化対策といったあらゆるものの問題点を全て提示していた。『ジーン・ワルツ』が人間の『誕生』への問題提起であるとすると、本作は人間の『死』に対する問題提起として書かれている。そしてこの2つの小説は対となって構想されたのでは、と思える。 デビュー作の『チーム・バチスタ・・・』で既に死者へのMRI検査の重要性を説いているが、本作では医者とは切っても切れない『死』の問題と、現代医療にとって『死』とはどのような存在なのか、を読むものに気がつかせる。 そして頭を過ぎるのがマイケル・ムーアの『シッコ』だ。アメリカ医療の酷さはどことなく今の日本の医療の先の姿のように思えてならなかった。 ここに登場する桜宮病院の院長の言葉、『医学とは屍肉を喰らって生き永らえてきた、クソッタレの学問だ。お前にはそこから理解を始めてもらいたい。医学の底の底から、な』が、この作品を象徴している。厚生労働省の考える『死』、病院の受け止める『死』、自殺志願者の『死』、末期癌患者の『死』・・・どれも同じ『死』であるはずなのにこの作品では違って感じられる。それは各々の『生』が螺鈿のように様々に光り輝いているからなのかもしれない。圧倒的な読後感を残す傑作である。


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ジャンル内ランキング:330位  
カスタマーレビュー数:65

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少し期待はずれでした
容疑者Xの献身がよかったので読んでみましたが、少しがっかりしました。内容は虚数解とか言わなくてもよく、ありふれたものであり、また綾音という女性は確かに魅力的に書かれていますが、聖女というような感じを受けませんでした。さらにいえば救済という言葉もあまりピンをこなくてオーバーな言い方であるように思いました。タイトルと内容がちぐはぐな印象が残りました。ただ、話はとても共感でき、面白いので一読の価値はあります。
結婚の条件?
ガリレオこと天才科学者湯川が解き明かす完全犯罪。結婚時、『一年で子供が出来なかったら離婚』との約束どおり、夫、義孝は何の躊躇いもなく離婚を切り出した。妻、綾音は彼女の優秀な助手・宏美の妊娠を密かに確信していた。翌朝しばらく実家に帰ると綾音が家を留守にしていた時、夫は死体で宏美に発見される。毒物の特定は出来たが殺害方法が一向に解明出来ず、草薙刑事は美貌の未亡人に心を惑わされ捜査に難航していた時、女性刑事内海は湯川の研究室を訪ねる。捜査には協力はしないと言うであろう湯川を友人の草薙が「容疑者に恋をしている。その為、事件の視点を見誤っている」と話し興味を抱かせ謎解きに力を貸して貰う事に。が、ガリレオにしてもその犯行を推理できても果たして実行可能かと思わせる『何もしない事が殺害方法』とは・・・? 仕事を辞め家事に専念しいつでも夫の世話が出来るよう待機している完璧な主婦が留守をしたら・・・。
最近仕事しすぎじゃないですか?
人気シリ−ズの最新作。直木賞を取った前作があるのでハ−ドルが高くなるのは仕方のないこと。 内容は悪くはないと思うのだが、話の進め方が少しまずく、被害者の人格や犯人が動機を持つにいたった過程をもっとクロ−ズアップしたほうが説得力があったような気がする。 謎解きを重要視しすぎたため、作品全体のインパクトが薄れたような印象が強い。 トリックも、なんだか力押しで説得されたような気がするし、前作のような感動も薄い。 最近仕事が多すぎのようですが、東野さん、少し仕事を減らして作品のクオリティ−を上げてください。
残念!!
『容疑者Xの献身』の次にきたガリレオ長編だったので、 大いに期待したのですが、これは駄目です。 ストーリー展開に起伏がなく、スピード感もない。 こういった小説は、読者をぐいぐい引き込む力に溢れていて ナンボの世界ですが、今回まったくそれがない。 『容疑者Xの献身』は本当にすばらしかった!! でも、今回はその足下にも及ばないと思います。 作者がTVドラマを意識しすぎた結果なのかな? そんな気もします。
さすがです、さすが!
『ガリレオの苦悩』から続けて読んだので、 ボリュームたっぷりで、大満足です。 『容疑者Xの献身』以来、 警察の捜査には協力をしない、 そう誓ったのだが、 内海薫の相談に、 ついのってしまう。 その、きっかけもまた、 草薙がらみで ちょっと微笑ましいともいえる。 『百夜行』や『幻夜』を思い起こさせる、 “女”の登場。 わかりやすい動機とは裏腹に、 まったく手がかりのないトリック。 そして、 驚愕の結末へ! 犯人らしき人物は、 ほとんど一人。 でも、 アリバイも、証拠もない。 あるのは動機だけ。 東野作品だけに、 どう、どんでん返しがあるのか、 ハラハラしながら読み進みました。 そして、 最後に残る切なさもまた、 ・・・らしい。


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