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   古美術・骨董 の売れ筋最新ランキング   [2010年03月14日]
2010年03月14日(日) 古美術・骨董の第1位は 『サザビーズ 「豊かさ」を「幸せ」に変えるアートな仕事術』!
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¥ 1,470(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:114449位  
カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
サザビーズジャパン社長の履歴書
サザビーズという題名だが、サザビーズ社の創業物語ではない。 日本支社の石坂氏の自叙伝である。ただし美術品ビジネスは 未知の世界で面白かった。著者の驚きや決断の記述に、何やら お坊ちゃん的な匂いがあり違和感を覚えたが、それもそのはず 名門のご子息であった。富裕層向けビジネスは富裕層の感性を もたずにはできないだろう。オークション場面もスリリング。
初購入
とってもキレイで、まるで新品を買ったようで嬉しかったです。
アートとビジネスのリアルな関係
美術系の学校では教えてもらえない(おそらく社会に出ても本当にごくごくわずかな人しか知り得ないであろう)アートとビジネスのリアルな関係がよくわかった。裏話(確かな実話)も盛りだくさんで大変興味深い一冊。ただ、この世界に自分が実際に入れるかがとても不安になった。
アートビジネスの実情がわかりました
サザビーズというオークション会社に興味があり、早速この本を購入してみました。 美術品のオークションってそれこそ「セレブの世界」と思っていたのですが、思っていたよりも人間的な世界だったので、その点が興味深かったです。美術品を通してですが、結局は「人と人とのつながり」が重要なんだなと認識しました。 また著者のビジネスに対する姿勢、ワークスタイルも共感するところが多かったです。 本の最後に著者とユニクロの柳井正氏との短い対談が掲載されています。そこで少し驚いたのが、著者は柳井氏に手紙を何回か書いたことによって知遇を得たということ。柳井氏も著者の人柄を評価して、ビジネスをしていると語っています。 ビジネスで成功するためには、まず人として信頼されるようにならなければならないのだなあと、今さらながらに思いました。


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¥ 660(税込)
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カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
私の出会った骨董たち
 1997年に実業之日本社から出た単行本の文庫化。  骨董業を営むなかで出会った変わった人たちについての思い出を語ったり、自分自身が気に入って買い求めた名品を紹介したり、修行の道のりについて取り上げてみたり。中島氏の骨董人生を彩るエピソードが色々と書き連ねられている。 簡単に読め、しかも印象深い話が多い。  文章は、語り口調だったりして、一部読みにくい箇所がある。
焼き物もいろいろ
様々な古い焼き物との出会いとそれにまつわるエピソードを短く、そして面白くまとめています(全50編)。 磁器のことは全く門外漢の私ですが、そういった趣味にまつわる筆者の思いが伝わってきました。特にお父様との思い出を大切にされているのだなと感じました。磁器については写真がついていれば、もっと楽しめたと思います。 一つ一つが短いので、電車で読むには最適です。


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カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
現代アートを理解してみたいという気になった。
正直、オークションで高騰したアートの価値は分からないし、「なぜこの値段なのか」に対する答えは載っていない。 でも、読んだ後なんとなく「アートを探してみようか」という意識にさせてくれる本。 需給という基本的な経済原則に基づくマーケットの構造、世界のアートフェアやオークションのしくみ、日本にアートの文化が根付かない理由などを解説していて、詳しいことを知らない私でも理解しやすかったです。 ギャラリー(画廊)は値札の付いている美術館、というのは的を得ている言葉だと感心しました。 途中2度の対談は、ギョーカイの内輪話に終始している感があって私は馴染めませんでしたが、次の章へとうまく関連付けられています。 結論としては、アートの値段は市場やあなた本人が決めること。資本主義そのものである、と。 自分が所有したいかどうか、自分にとって必要ないなら買わなければよい。 幸いにも、日本には美術館やギャラリーが多数あるので、見聞するところから始めてみよう。
ちょっとリスキーでも「好きだから」買う。
"「ちょっとリスキーかもしれないけど、好きだからこの作品を買おう」というように、冷静に自分の行為を分析して判断できることはとても重要なことだと思うし、すごくカッコいいことだなあ、とギャラリーにくるお客さんを見ていて思うのだ。僕はアートが好きで、自分の信じる道を進んでいる。自分で「いい」と思うことをやっていて、「うん、いい」と言ってくれるお客さんと出会えると、すごく嬉しくなる。彼らの勇気を見て、僕らも勇気を与えてもらっているのである。" 終章の著者の言葉です。響きました。アートに限らず、腕時計やヴィンテージカーなどセカンダリマーケットが整備されている「商品」を買う時は誰しも値動きを気にするし、将来的な投資価値だって頭のスミにないと言えば嘘になる。「現代アートビジネス」でも感じたのですが小山さんの考え方は、そういう副次的な要素と、自分が好きなものを愛でるという根源的な行為をうまくバランスさせる意味で非常に示唆に富むものです。感心しました。 アートだけでなく、全てのジャンルの「コレクター」諸兄は読めば必ず何か感じるものがあると思います。
時価ほど怪しいものは無い
値段とはそのものの作ることに費やされたコスト+需要によって決まる。それは原価0でも取り合いになればいくらでも高値が作ってことだ、それが顕著なのが芸術作品、特に販売方法がオークションとなれば更にそれは加速。下品な射精のフィギアでも高値がつく、わかりにくいよう海外で出展し身内(自分)に高値で入札させ値がついた後で国内で売るなり、もしくはその売れた名で他作品を、活動すれば盲目的に評価される怪しい世界(笑)それもまたビジネス、って話。
産業としての「美術」啓蒙書
確かに材料代をはるかに上回る作品から、時給換算してマイナス数百円となるようなものまで多種多様なのが美術の世界である。当然、一般に思われがちな、「高い」、「値上がり」、「わからない」といったイメージが付きまとう。 こういったキーワードから見たモダンアートの値段についてなどの、いわゆる啓蒙書である。 作者は、貧乏な芸術家を救うべく?この本を書いたようだが。 画廊にちょくちょく行くような人であれば、特に目新しいものはない。ただ、美術品を投機の対象として買うのであれば、初歩の初歩の入門書の位置づけ。
星4つの理由は
同じ著者の『現代アートビジネス』を先に読んでいたので、かなり内容が重複す ることは否めない。オークション会社の方、他のギャラリストの各氏との対談があることが大きな違い。トークは多分に内輪話な感じでとても楽しめた。アジアのマーケットの動向が細かく補足されているのもよかった。 著者が「アートを楽しむことができない人にはアートは持てない」というのは同 感。もっといえば、「持つべきではない」のかもしれない。 著者は、投機目的だけのアート売買にはとても警戒感をもっていて、「アート好 き」のピュアな気持が見えざる神の手となってマーケットをつくり、投資もその なかで健全におこなわれる、という状況を理想としているように読みとれる。そ の意味では、この本のサブタイトル「現代アートの相場がわかる」はちょっと短 絡的すぎやしないか。 星が4つなのは、総合的に『現代アートビジネス』のほうが値段が安い分、お得感があるから。


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¥ 1,260(税込)
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カスタマーレビュー数:1

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復習になりました。
オークションを楽しんでいる人や、これからやってみたい方におすすめだと思います。私的には理解していることばかりでしたが・・・。復習にはなりました。


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ビジネスと、アキナイの違い
画廊を営むことは、1枚が売れるかどうかも分からないという、常に高いリスクを背負っている。 顧客との絆の大切さと、業界内の立ち回りの難しさを考えさせられました。 夫の野呂氏は、父が画廊経営をしていて、元々基礎はあった訳だけども、信用を重んじる業界独特のルールを垣間見ることができました。 憶測ですが、妻である筆者も元々育ちがよいのでしょう。元会社員の経歴ですが、読んでいて文章に上品さと気品を感じます。それでいて厭味に感じないのも計算されているようです。 対象も、一般読者と業界人の双方が読むことを意識されているのでしょう。重いイメージの表紙の割に堅苦しさがなく、読みやすかったです。
絵描きさんをもっと応援したくなる一冊
ゴッホも生前はなかなか作品が売れず、貧乏で苦しんでいた話は有名ですが、その作品が現代では数億円の価値があるなんて話を聞くとなんともいえない気持ちになったことがある絵画ファンは少なくないはず。美術品のマーケットってどんな風になっているんだろう?と漠然と思っていましたが、全くの素人だった著者の体験談から「なるほど」と腑に落ちることがたくさんありました。絵描きさんをもっと応援したくなる、自分の気に入った絵画を是非手に取りたくなる一冊だと思います。


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くちコミ情報
いずれにしても魚柄流
魚柄さんは料理研究家であったり、ペーパーナイフ作家であったり、最近は漫画の原作を書いたりしている。元々は自由が丘で古道具屋さんをやっていた。お客の来ない有り余る時間は栄養学の本をむさぼり読んでこれ後々に料理研究家として花咲くことになる。 この本で終始一貫しているのはどんな仕事をしても生活をしても魚柄流に考えて実行しているということである。正直結構研究熱心であるし、論理的な思考をしておられる。でも最後のまとめ方はいつでも魚柄流なのである。
古道具屋のおもしろ話
本さがしている時に『儲かる』というフレーズに目がとまり、おもわず買っちゃいました。内容は筆者の商売に対するオキテみたいなものがオモシロおかしく書いてありましたが、それは筆者の生き方にも通じるのがあり、こんな人生も面白いかもと感銘をうけました。また、古道具屋の目を通して現代社会に対してメッセージみたいなものもを出しているのも感じました。自分の生き方をさがしている人には程々にお勧めです。


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紋切り型の美術界批判ですね
読者の不安を煽る日本(人)論を載せれば書籍が売れるというがこの本もその類である。著者の画廊は基本的に貸画廊だからコレクターとは接点がないはず。作家にスペースを貸して日銭を稼ぐ商売だ。批判するムラカミやそのギャラリーである小山登美夫のようにマーケットの拡充に心血を注いでいるグループと比べると見劣りし、やはり古い画廊のタイプと言わざるを得ない。先に読んだ小山登美夫の新刊と読み比べれば美術に対する姿勢の違いが明白だ。こういった美術関係者が多いことが日本の美術界に閉塞感をもたらす元凶でありその意味で反面教師かもしれない。この手の考えをもつ人が古い美術界にいかに多いことか。新旧日本のコントラストを見る思いだ。
愚痴ばかり
日本のアーティストが一部で高い評価を得る一方で日本の美術市場はバブル期に比べて規模縮小。それは日本美術界に価値観がないからだ、というのを発端にアレコレ言うんだが…… 美術市場が縮小しているのは、日本経済が停滞して日本人に金がないからじゃないの? そんだけの話でしょう。 そうした基本認識がおまぬけなので、後の話も画廊オヤジの物欲しげな愚痴でしかない。また他人の価値観の不在を云々する著者の認識の浅はかさは、pp.206-15あたりの日本文化についての俗説ナショナリズムのだらしない開陳に如実にあらわれている。日本美術や文化の一部がかなり高い評価を得ていることを書きつつ、一方で「日本の文化はだれにも相手にされない」(p.189) と書いてしまえる 支離滅裂さ。この光文社のシリーズはすべて低級な書き手の書き殴り思いつきばかりだが、本書も例外ではない。買う価値はおろか、手に取る価値すらありません。
興味深い
挙げてある作者が時代遅れうんぬんなどと言っている時点で本書を理解していないのでは? 美術品において時代遅れもくそもない。 この本では投資方法や画廊選び、美術界などの記述も多く、少し散漫な部分も見受けられるが、本質的に問うている所は美術とは何なのか?という部分である。 美術=絵画ではない インテリア、ファッション日常様々にあふれているものである。 日本人がプラダ、ヴィトン高価な海外ブランドを必死こいて買いあさる傾向があるように、美術品も一種のブランド志向のようなものがあるということが本書で気づかされた気がする。所謂日本人のアイデンティティを問うているのだ。 私は村上のイラストの入った高価なTシャツを買うよりかは自分の体にフィットする無地のTシャツを買いたい。 美術に関しては一般知識しか持ち合わせていないが、普段知り得ない美術界が垣間見れて大変面白い。文体も固くないのですぐ読める。美術に関しての学習意欲をかきたてられるような本だ。
日本の美術界の現状を嘆く書
本書で著者は日本の美術市場がすっかり衰退して世界から取り残されている事や、 世界に誇れるような一流の美術館がひとつもない事など様々な美術界の現状を嘆いている。 書いてある事はもっともだと思うが、 どうしたら良くなるのかという専門家としての著者の意見があまり無かったのは残念。 異常に価格が高騰している村上隆や中国の現代アートに対して著者が否定的な立場をとっているのは、 私個人としては好感が持てる。 「日本人は世界一間抜けな美術品コレクター」という題名は、 実際の内容とはあまり一致しておらず、 バブル期の愚かな成金コレクターの実例が2,3取り上げられているだけ。
少し時代遅れでは?
失礼ながら、世界や日本の現代美術の潮流から完全に取り残された(自分ではそう思ってないようですが)方の著書。 全体的に時代遅れの記述が目立つ。交換会を通じて作家の市場性が確保されるなんてもう10年前の話では? アメリカの現代美術の理解もウォーホルで時計がとまっている。 「日本の美術界は墓場のように静まり返っている」と著者は嘆くが、それは著者のご専門の近代洋画や日本画のことで、現代美術は逆に着実に世界的な評価を高めつつある。 推薦作家の選択もどうかと思います。人を感動させる作品ではない、というのは僕の主観ですが、すくなくとも投資価値には疑問符をつけざるをえない。推薦された作家の中で世界市場にでて、まともな値段のつく人は少ないのでは。いまさら熊谷守一ですか? 致命的なのは村上や奈良の成功を理解,評価できていないこと。彼ら抜きに日本の現代美術は語れないのだから。 これを読んでも世界や日本の美術業界で今おこっていることはわからないと思います。小山登美夫さんや松井みどりさんの著書 を読んだほうがはるかに良い。


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贋作にまつわるエピソードと絵画の審美眼の確かさ
先代が銀座で立ち上げた老舗の日動画廊・代表取締役社長の長谷川徳七氏の絵画にまつわる様々なエピソードを満載しています。長谷川氏は全国洋画商連盟会長、全国美術商連合会会長を歴任するなど、美術の世界では大変な功績と役割を果たしてこられ、語り口調で読みやすく知られざる画廊経営の面白さと難しさも感じ取れました。 贋作の見分け方は美術商と呼ばれるプロでも難しくそれぞれ専門とする画家や領域があるようで含蓄のある話が展開してあります。贋作を防ぐために、作家の全作品を写真とデータによって収録したカタログ・ゼロネという全画集があり、それによって鑑定書が書かれるそうです。 藤田嗣治の作品の鑑定に際しては、長谷川氏の名前が登録されているようで、画家の遺族からも確認書をとっているとのこと。 146ページに、元経済企画庁の藤山愛一郎長官所蔵のルノアールの「少女」の絵が盗まれ、「絵が戻ってきたら国立西洋美術館に寄贈する」と発表し、その後無事帰ってきたことが書かれていました。滝川太郎というものがこのルノアールを描き、著名な評論家と組んで贋作を売り飛ばしたようです。寄贈を受けた国立西洋美術館は一度もその絵を展示していないという話はなるほど、感じた次第です。 佐伯祐三の贋作「吉薗コレクション」の大胆さにも驚かされました。巨額のお金が動く美術コレクションの売買の凄まじさを知る思いです。贋作とは別の詐欺で逮捕というのも納得です。 公正な判断とは自分の中の偏った善悪の感覚で見るのではなく、その絵が語りかけるままに見ることです、というコメントは含蓄に富んだものでした。
真贋を見極めるとは
日動画廊社長による絵の真贋の見分け方が様々な経験談と共に語られる。藤田嗣治や鴨居玲らとの個人的交流にも裏付けられた鑑定の話には説得力がある。「絵の品」「絵の”匂い”」など、真贋を見分ける際の表現も面白い。結局、他の鑑定士も口を揃えて言うように、数多くの「本物」を見ること、自分で大金を出して買い物をすることが真贋を見分けるためには不可欠であるということだろう。ただ、話の内容が想定できる範囲を超えるものではなく、もう少し専門的な話が聞きたかったとの思いは残る。


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アンティーク、ロンドン、海外での仕事に少しだけ興味のある方に
ジャケット買いした本です。 古美術や階級社会について難しいことはわかりませんが、この本は私の観点から良いと感じたため、今でも傍においています。 行間から、著者のすごしたロンドンや骨董街の人々への思いが感じられる、そんな本です。
階級があってこそ
 就職先はイギリスの老舗の古美術商スピンク。商社などとはちがってここには英国の階級社会がいまだに機能している。その誇りの高さは日本の骨董屋などとは雲泥の差がある(らしい)。 p  この職場で英国の上流階級相手に、彼女は英国式の老獪さを味わうことになる。最近の女性の書く英国ものがおもしろいのは、彼女たちが象牙の塔ではなく、実際の生活のなかから英国の実態を仕込んでくるためだ。 p  この本は後半になって時間の流れが一気に加速する。上司であった男のエイズによる死。経済の悪化で次々と独立していくディーラーたち。スピンクそれ自体もサザビーの傘下に入る。しかしそれでもなおイギリスは厳としてその孤高の姿で著者を迎える。これぞ伝統あるイギリスの誇りか。 p 「わが先祖たちがその叡知で世界からかき集めた財宝を、古美術商たちはうまく転がしているかえ?」というようなイギリス皇室のしたたかさはどうだろう。イギリス社会のおもしろさは階級があるためといっても過言ではない。もっともそれは外から眺めるかぎりのことだが・・・。
さぁ! この1冊をポケットにロンドン蚤の市に!
海外で自分らしく働く日本人はもう珍しくなくなったが、この本の著者はすごい! なにしろ世界中から価値あるアンティークが集結するイギリスはロンドンで由緒あるアンティークショップのスタッフになってしまったのだから。 p この本が知的好奇心を刺激してやまないのは、好奇心旺盛な著者がだんだんとロンドンのしきたりを学んでいって、目の前にある貴重なアンティークの数々を活写していることだけではない。 p ロンドンっ子としてのプライドを誇りに、あくまでプロフェッショナルとしてふるまうスタッフ1人1人の姿が生き生きと温かい視線でとらえられていることだ。とくに、世界的な不況の影響を受けて“店じまい”するショップと歩調を合わせるかのように余命いくばくもない宣告を受けた老スタッフの姿がしみじみとロンドンの雨のように心にしみる。 p 一度でもロンドンの街を歩いたことのある人は必読! 憧れをいだいている人はバイブルになる1冊。きらきらした“お宝”の数々に、思わずため息をついてしまうことうけあい。
骨董好きでなくても
衰える気配のないアンティークブーム。似たような内容の本が溢れる中、本書は出色のエッセイと断言できる。文章自体が骨董独特の匂いを放っているのだ。濃厚な(時に暴力的ですらある)老舗骨董店の空気を吸ってきた筆者の、冷ややかでユーモラスな語り口は、ブームに踊る人々に読んでもらいたい。ちなみに私は骨董大好き人間です。
えがたい体験
著者だけにしか書けない得がたい体験が、見事に表現された本です。とりわけイギリスの伝統的な「タテ社会」がどういうふうに運営されているのか、ということについては、つまらない留学記・旅行記の類を寄せ付けません。英語がまともに話せない学者が書いた「欧米社会論」「日本人論」などよりはるかに優れています。 p ただし一つだけ残念なのは、古臭くなってしまった日本人論の発想に縛られていることですね。日本人は集団志向で、欧米人は「個」が確立している・・・といういつもの話ですが、単身日本を飛び出してロンドンの名門骨董店の従業員に、実力でなったような著者の、いったいどこに「個」が確立していないのか? p 私の知るかぎりでは、この著者は、多くのイギリス人よりもはるかに個人主義的で!、そのままずばりの「個」であるようにおもわれるのですが。


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昭和レトロの器が満載
氷コップからノリタケまで掲載されています。アンティークや骨董など高価なものでなくいわゆる生活骨董と呼ばれるものが中心です。若い方には新しく映るかもしれませんが、実際に使っていたものが多いので懐かしくてたまりませんでした。
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