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文学・評論
の売れ筋最新ランキング [2009年01月07日]
2009年01月07日(水)
文学・評論
の第1位
は 『
PLATONIC SEX (小学館文庫)
』!
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飯島 愛
¥ 500(税込)
¥ 658(税込)
ジャンル内ランキング:468位
カスタマーレビュー数:59
【
Amazon.co.jp
】
「セックスが、そんなに楽しいか」
父親の怒鳴り声が、一家が囲む食卓を凍りつかせた。学校へほとんど行かず、万引き、カツアゲ、家出にシンナーを繰り返す中学時代。そんな彼女も、もとは内向的な女の子だった。「姿勢が悪い」という理由で長刀を習わせるほど厳格な父。「あなたのため」が口癖で、体裁ばかり気にする母。そんな両親に褒められたい一心で嫌いな勉強に励んだ中学1年のときは、成績が学年で10番以内だった。しかし、苦手な数学で90点を取って、喜び勇んで答案用紙を母親に見せても、返ってくる言葉は「4問も間違えているじゃない。どうしてできなかったの」。しだいに両親への不信感が膨れ上がり、「良い子」から「虞犯少年」へと転げ落ちていく…。
『プラトニック・セックス』は、飯島愛が飾らない言葉で過去の自分を冷静につづる自伝。家出した彼女は、水商売で得たお金を湯水のように使う。「ただただ憧れていた装飾品もブランドも、見栄を張るための道具、空っぽな自分を着飾るための必需品だった。そのときはそういう哀れな自分に気づいていなかったのか、気づきたくなかったのか」
「彼の望むことにできる限り応えてあげたかった。彼が体を売るのをやめるかわりに、私は、あれほど嫌がっていたオヤジと寝てお金を稼ぐ女になっていった」
こんな人生を変えるきっかけとなったのが、アダルトビデオへの出演だった。留学したいと思い焦がれたニューヨーク。その資金作りのために舞い込んできたビデオ出演をOKする。そのうちに深夜番組を経ていつの間にかタレントの道を歩む自分がいた。
いままで語ることのなかった壮絶な過去をストレートに表現しているため、内容は少々過激だ。しかし、思春期時代の紆余曲折を経て家族との絆を取り戻した飯島愛の自伝には、誰しもが共感できる心の葛藤が描かれている。(望月真弓)
【
くちコミ情報
】
〜欲と快楽主義と、拝金主義〜
読んでいて思ったのは、厳しくて殴る親だったり、不良になるのと、援助交際したり水商売や売春はまた別の話だなと。 借金を苦にAV譲になったと聞いていましたが、自分がブランドものや月10万以上のマンションに住んで作った借金。しかも10代で家出し一人暮らし。時給900円のバイトでも都内で一人暮らしはできます。 セックスを買う方には快楽に対する強い欲があるでしょう。売る方も家庭の借金などやむにやまれぬ理由のこともあるでしょう。でも著者の場合は買う方と似ていて、強い欲があることがキッカケにみえます。快楽(物欲や食欲モテたい、見栄など)を追求したい欲求に動かされ、キャバ譲から次第に体を売り、AVに出ている。努力が嫌で快楽主義なら拝金主義になるしかないのでは?と思いました。 寂しい気持ちや恋人に悩む気持ちは、誰もが通る普遍的なものに読んでいて思いました。 これを書いたときまだ25才だったのだから後年の解釈はまた違っていたかもしれないですが。 途中、ずっとたかっていた成金男性が30代になり一人遺体で発見され、著者は驚愕します。若いのに信じられないと。今回の訃報を知り読んだので驚きました。 内容的には考えさせられたので☆3つ。 文章や途中に挟まれた日記など本として今ひとつの出来だったので全体的に☆2つです。 テレビでみていた方が素敵な印象の方でした。
………
飯島さんのベストセラーの本は、数年前に読みました。 彼女は、古き良き時代を駆け抜けた方でした。 テレビでも、明るく周りにの方に、とても気を遣われる方で、 彼女みたいに、AV界からの成功者は少ないですけど、 同年代の私は、今だ彼女がと… とても信じられません。 謹んでご冥福をお祈りいたします。 合掌
謹んでご冥福をお祈り申し上げます
え〜文才あんの? ってか文章かけるの?それが最初の印象だった。 おなじ年代のものとして、彼女の醜態痴態は連日TVが喧伝するところだったし、飯島愛なんて知らないなんて言う同年代は、男女を問わずにいなかった。 赤裸々を通りこえて、暴露である。 それが事実でないとしても、彼女には文才があるということの証明であるし、事実であったのならば壮絶であると同時に、真実を正確に伝えるといういみで、ジャーナリストの要素も持ち合わせていることになる。
御冥福をお祈り致します!
愛さんは、大好きでした!!もう会えなくなるのが辛いけど、愛さんの分まで頑張ります!! この本を大切にしたいと思います!
私は読んでないのですが
前勤務先の部長が、絶賛!してました。 類するに、ためになるのでしょう。
おすすめ度
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¥ 540(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:231位
カスタマーレビュー数:22
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くちコミ情報
】
止まりません!!
夜が更けちゃうのに、面白くて止まりませんでした(*'д`*) 前半から中盤は、御史台としての、秀麗ちゃんの頑張りがとても感じられます。 その頑張りと成長が、御史台としての立場を確かなものにして行く姿が描かれています。 それは、葵長官や清雅君との関係からも感じ取れます。 後半、前巻から引き継がれている謎がスルスル解けて行きます。 そういう事だったのか〜っ!と理由がわかってスッキリする反面、 そ…そんなぁ°・(ノД`)・°・これからっていう時に…という展開に。 今までの努力がある分、その悔しさもひとしおです。 ぐっとこみ上げるものがあります。 何より秀麗ちゃんがとても心配です。 &召(+こざとへん)可様が素敵です♪ 何だかんだで次巻に続いてしまいますが、次巻での召(+こざとへん)可様の活躍を期待します。 そして、どうか黎深様にチャンスを〜 秀麗ちゃんと清雅君のコンビはお似合いだと思ったのですがね… その分、劉輝しっかりしてー てなわけで、本巻もとってもお勧めです!
続きが気になる
面白かった。 一巻はコメディタッチが強くて笑えたし楽しかったけれど、なんだかシリアス色が濃くなってきました。 それでも?だからこそ?面白いです。 続きがとても気になります。 早く知りたくてたまりません。
面白いっ!女性版 田中芳樹か!!!
ファンタジー小説と名乗っているけれど、 この作者は、相当よく勉強しているひとだと思う。 筋立てが三国志のように波乱万丈で、先が読めない。 主人公はいちおう秀麗だけど、登場人物全員が主人公でもある 群像劇でもある、と思う。 善人なのは秀麗だけで、ほぼ全員ひと癖もふた癖もある悪党だらけなんだけど、 それぞれの人物に、共感をよせられるだけの魅力があるのもよい。 タンタンとアンジュさまがお気に入り、かな?(笑)
そこまでして…
今回の話は、塩や贋作の黒幕が判りましたが…意外な人でしたね。(溜息) しかし、劉輝は何の為に『王』で居たいんでしょうか? 次の巻では、その辺りも掘り下げて欲しいですね。 『王の官吏』として成長している秀麗を、結局、晏樹の進言そのままに『駒』として切り捨てるし…残念です。 旺季に肩入れする訳じゃないが、劉輝に対する『王の資質』を疑いたくなります。 表紙は清雅の方が色気ありますね(笑) 全体的に話は面白いので★5つです。
久し振りに勢いのあるストーリー展開。
本著は角川ビーンズ文庫の人気作品、彩雲国シリーズの十四巻目。 シリーズもこれだけ続くと、まあ秀麗を中心にイケメンたちが右往左往し、その周囲を陰謀が渦巻いている、というのが基本パターンだなという感じで正直少し飽きてきていた。 が、今回は久し振りに怒濤の展開を見せていて、中だるみ感もなく、 「続きは、続きはどうなるの、秀麗はまさか本当に奴の・・・!?」 という思いいっぱいで読み終えてしまった。 本巻では特に、紅家祭りという感じで、紅家に関わるイベントが目白押しである。 現当主のあの人といい、既に離れていたはずのあの人といい、そして今回初めて明かされるあの家の人といい・・・。(秀麗に関しても、彩八仙絡みの秘密が今回ほのめかされている) 個人的には、クセモノ揃いの藍家と紅家がなぜ並び評されるのか、のところに一応スッキリする解説が為されていたので、そこが高ポイントだった。 というか、彩八家はどこも一筋縄でいかないところがとても興味深い。 いつか、各家ごとの短編集なども読んでみたいものである。 ところで、彩雲国シリーズは中華っぽい雰囲気で、題材の彩雲国の彩八家など、明らかに易経の八卦などから構成要素を持ってきていると思うのだが、作者はあんまり易の活用はうまくないなあと思った。 ライトノベルだから、いろいろなエンタテイメント的なお約束(ヒロインがモテモテなところや、ギャグのパターンなどなど)を使うのは当然としても、易をうまく使いこなしているなら、もうちょっとうまいエピソード展開ができただろうに、と思える話が彩雲国シリーズにはかなり多い。 個人的にはもっと長く続いて、ロングセラーの名作になって欲しい作品なので、作者先生にはそこのところの研究もがんばってほしいなと余計なお世話ながらいつも思っている。
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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:207位
カスタマーレビュー数:15
【
くちコミ情報
】
結末の動機が難点ではありますが、2008年度を代表する重厚な傑作だと思います。
イギリス文壇に彗星の如く登場した超大型新人ロブ・スミスが本年2008年度CWA最優秀スパイ・冒険・スリラー賞を獲得し世界中の書評家から大絶賛された話題の注目作です。本書の中心で扱われている少年少女大量殺人事件は実際にあった事件に着想を得て書かれていますが、決してノンフィクションではありません。本書を著者が書こうとした意図はやはり謎解きの殺人ミステリーというよりも残虐な連続殺人犯を野放しにする狂った社会システムに支配された共産主義国家旧ソ連の姿を描く事にあったのでしょう。そこには人間愛など皆無で裏切りや欺瞞、罪の捏造、邪魔者の処刑による抹殺等々非道で醜悪な描写に多く筆が費やされ、大袈裟でなく一頁に一度は苦々しく遣り切れない思いが込み上げて来ます。そんな腐り切った社会の中で体制の側に立って非道な行いに手を染めて来た国家保安省の捜査官レオがあまりに酷すぎる悪行の実態を知って真実に目覚め、やがて権力の座から引き摺り下ろされて初めて己の所業を悔い改め、死を賭して連続殺人犯人を追い詰めようとする姿に感動を覚えます。そして心の拠り所で真実の愛と信じていた妻ライーサを一転して殺す寸前まで行く程の強烈な愛憎劇の凄まじさに圧倒されます。悪役ではワシーリーとザルビン医師のサディズムに満ちた異常性格が際立ち嫌悪感が募りますし、中盤で鮮やかに反転するスパイ小説としての仕掛けが見事です。終盤近くの列車からの脱走シーンは映像を意識したあざとさも感じますが、胸がすく痛快な見せ場です。そして最後の犯人との対決シーンでは、著者が意外性に重きを置いていないと感じますので故意に隠されていた最初の空白部分は許せますが、最大の難点はこの動機があまりに信じ難く大きな違和感を感じさせる点です。老巧の如き筆の冴えを感じる反面まだ若さ故の強引さもありますので、今後更なる著者の成長を祈って次回作に期待したいと思います。
連続殺人鬼よりも怖いスターリン体制
スターリン体制下のソ連において 44人もの子供を殺害した連続殺人鬼を、 国家保安省のエリート捜査官レオ・デミドフが 絶望的に困難な状況下で追う異色ミステリー。 本書で恐ろしいのは連続殺人鬼よりも、抑圧されたスターリン体制そのもの。 凶悪犯罪の存在自体を認めない国家体制の中にいるために 次々に子供が殺されているのに本格的な捜査は行われず、 事故として処理されたり知的障害者が犯人にさせられたりしてしまう。 そんな中にあって、レオは密かに事件の真相をつきとめようとするが、 体制側の圧力によって窮地に追い込まれてしまう。 はじめは体制側の冷酷なエリートだったレオが、 苦境に立ち向かう過程の中で次第に人間らしさを取り戻していくのが実に見事に描かれている。 あまりにも過酷で絶望的な状況に、読んでいて息苦しくなる程だが 先の展開が気になって読み出したら止まらない。
犯罪が存在しない国での犯罪
ニューズウィーク日本版5.28号の書評で紹介されていて、ずっとそそられていたが、個人的な事情により今まで読めなかった小説である。 舞台は1953年、スターリン恐怖政治下のソ連。”疑わしきは罰すべし”の論理により、多くの人間がささいな、あるいは全くいわれのない罪で弾圧されている。主人公のレオ・デミドフは、弾圧の先鋒を担う国家保安局(KGBの前進)の捜査官だが、自らも”疑わしきは罰すべし”の陥弄に捕らわれて左遷される。レオは左遷先で、連続殺人と思われる事件に遭遇する。だが、”凶悪犯罪は退廃した資本主義社会の病気であり、理想の共産主義国家ソ連に犯罪は存在しない”という絶対不可侵の建前の下、連続殺人犯の存在を指摘する事は国家への反逆に等しい。果たしてレオはどうするのか? 犯罪は存在しないという建前に固執するあまり、犯罪が起きた事を頑として認めまいとする…その気持ちはわからなくもない。だがそれでも、良心的に犯罪を捜査しようとする人間を反逆者扱いするなんて、いくら何でもひどすぎると思う。スパイや反逆者は”疑わしきは罰すべし”の論理をふりかざして、行き過ぎた弾圧をする一方で、一般の犯罪は存在すら認めず、実質的に野放しにするのも、完全にバランスを欠いている。本書の連続殺人犯もかなりのサイコだが、スターリン時代のソ連という国家の方がはるかにサイコだと思った。 だが、楽しいとはほど遠い話にもかかわらず、グイグイと話に引き込まれていった。終盤になると、強引な展開やご都合主義が目に付くのだが、それらを打ち消して余りある圧倒的な迫力があった。特に、自分はどうなろうとも、連続殺人犯の凶行だけは食い止めようと苦闘するレオを、手放しで応援してしまった。
スターリン体制下の陰鬱
ネズミや木の皮まで食べつくして,静かに死を待つだけの,1933年のソ連の一寒村から話が始まる。やっと見つけた猫を捕獲しようと出かけた兄弟の兄が,何者かに(食料にするために)連れ去られる。 なすことなく餓死を待つしかないという悲惨な状況にグイグイとひきつけられたまま,1953年・スターリン体制下のモスクワに舞台が移る。「ひとりのスパイに逃げられるより,十人の無実の人間を苦しめるほうがどれほどかましなことだ」という認識が共有されている国家保安省。「新しい社会」に犯罪は存在しないというイデオロギーで,猟奇的な少年殺しは単なる事故として処理される一方,ただの獣医やその友人を「西側のスパイ」として追跡・処刑する。証拠があるから逮捕するのではなく,疑いがあるから逮捕し,後から証拠=自白を作ればよいという捜査方法が採られる社会であるから,捜査官も含めて,社会の誰が疑いをかけられ,有罪となるか全く予測が付かない・・・。 何の証拠もなく何千万人が処刑されたり収容所に入れられたスターリン体制下の社会状況をリアルに描写していて,いったん読み始めると止まらなかった。
途中で結末がわかってしまうのが残念
『このミステリーがすごい!』で第1位に挙げられた作品ということで期待して読み始めたのですが、少し期待はずれ感が否まれないです。 本筋とは直接的に関係のないディーテイルが必要以上に細かく書かれており、物語への集中力を保つのがキツイ気がしました。 また、感情を表現する箇所が非常に多く、読み手が感情移入しやすいのかもしれませんが、やはり、ちょっとしつこい感じ。 そういうところを飛ばして呼んでもストーリーに支障はなかったので、上・下に分けなくとも、簡潔に1冊にまとめてほしかった。 しかも、中盤になると、ストーリーのもっとも核となる犯人と主人公の関係が簡単に予想できてしまったので、おのずと結末も早い段階からわかってしまいました。 しかしながら、舞台設定が旧ソ末期というのがおもしろい。 共産圏の腐敗した社会を赤裸々に描いており、常に生と死に隣り合わせて生きる究極の様子がひしと伝わってきました。
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(翻訳)
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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:260位
カスタマーレビュー数:5
【
くちコミ情報
】
正直、期待したほどではない(ネタばれあり)
なぜこの作品が高く評価されるのかわからない。 あっと驚くどんでん返しもない(あるといえばあるけど、あまりに自明すぎてサプライズ感はない)し、主人公夫婦が更迭されるきっかけの一つになった悪徳医師のその後といった尻切れトンボのエピソードが残っている。そもそも敵役だったはずの元部下の最期もあまりにあっけなくて爽快感もない。 (以下ネタばれ) それより何より決定的な欠点が二つ。 第一に、他のレビュワーも書いておられたとおり、国家に裏切られた主人公が自己再生するきっかけがなぜ少年の大量殺人事件捜査でなければならなかったのかという必然性についての論理が足りていないので、物語後半の主人公夫婦の驚異的な粘りの動機が理解できない。 第二に、20年ぶりの兄弟の邂逅物語であるにも関わらず兄弟それぞれが互いに対して抱き続けてきたはずの思いや拘りの描写が希薄で、せっかく邂逅したのに淡白な展開になってしまっている。 「ワールド・オブ・ライズ」でミソをつけたリドリースコットがこれも映画化権を落札したそうだが、これは映画にするにはツラいのでは?ハリウッド映画のファンが納得するような脚本に仕上げるのは楽じゃないぞ。
このミスNo.1はいつもこれ
いつも毎年このパターンにはまる。昨年もそう。年末せまるとコノミスを買い、1位を買ってしまったががっかり。ケンブリッジ首席が書いた、気持悪い話。アングロサクソン好みのがるばにズムがらみはまだ良し、なぜ主人公(旦那)が、田舎で急に捜査にめざめるのか、またそれに嫁が一枚間で行くのか、このムリムリが、いやいや気分をイヤが上でも盛り上げる。また週末のムリな展開に 冒頭のエピソードがムリムリからむ。 とにかく、イチバンいやなのは、このような話をNO.1として皆で評価する、ミステリ関係者の感性 に、毎年、わくわくしながら、一位を期待して買って、家で読み終わったときのやるせなさなさけなさ。面白かったという人とは、ちょっと付き合えない感じ。人の感じ方は自由だが 当方と同様の感覚の人はいないものか?
恐怖のスターリン!
スターリン政権下、 粛正の嵐が吹き荒れる理想の世界。 子供が殺されたのは、殺人が起こってはいけない世界だった。 とても大きな背景を最後には破綻無く包み込んでしまう、 とてつもなく良く出来た構成の本書。 品があり、あざとさもなく、しかもここまで読ませるとは。 筆力も十分ながら、テーマの選び方と、妥協せず様々な要素を語り尽くす 真摯さが出色。 傑作 必読。 褒め言葉すら邪魔になりそうだ。 自分なりの感想を一つ付け加えるなら、 社会主義という実験はやはり失敗だったのだろうと・・・。 人間の理想通りに人間はうまれつかないのだから。 スターリン政権下の社会描写がとにかく圧巻。
驚くべきデビュー作
貫井徳郎さん、道尾秀介さんのデビュー作を読んだ時も驚いた(まだお若いのに、いきなりこれほどのものを書いてしまうのか!)ものですが、本書にはさらに驚かされました。テンポの良いストーリー展開、スリルの盛り上げ方、堅牢なプロット、と多くの美点がありますが、主人公夫婦の心の機微など、たった29年しか生きていない人の描き方ではないですよ。この作者は、一体どれほど濃い人生経験を積んできたのだ? と不思議に思えてなりません。 訳者が絶賛している、連続殺人犯の再登場の場面など「老獪」と言いたくなるほどの巧みさ。これが本当に「デビュー作」なのでしょうか? 読む前はサイコ・スリラーかと思っていたのですが、実際に読んでみると冒険小説だなと思いました。事件の真相については、手がかりが実にあからさまに示されていたのに、全く気がつきませんでした。僕はカタカナ名が苦手で、翻訳ミステリはいつも、登場人物表を見返し見返ししながら読んでいるのですが、そういう読者ほど真相を明かされた時の驚きが大きいのではないのでしょうか。「こんな事に、どうして気づかなかったんだ、俺(あるいは私)!」と。これはある意味、造本の勝利かもしれません。新潮社さん、やってくれましたね。(苦笑) てっきり意味があると思っていたある事に、あまり意味が無かった点が残念ですが、それは僕が本格ミステリ好きなせいでしょう。ともあれ、驚くべき完成度のデビュー作である事は間違いありません。おすすめです。
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くちコミ情報
】
とても参考になりました。
読書超初心者としてのレビューです。 僕はある軽度の障害の為に、思考を整理するのがとても困難なのですが、 この本はとても参考になりました。 思考の仕組みがとても丁寧に、的確に、分りやすく解説されていると思います。 それが把握できると、頭の中の整理にとても役に立ちます。 脳のモヤモヤが少々晴れて明瞭になり、イメージがどんどん広がります。 頭の中がすっきりしたような気がしました。 困難にぶち当たった時に(頭を整理するために)また読みたいです。 また、何度も読む価値のある本だと思います。 僕はまだ理解できていない部分が多々あるので、また時間をかけて読みたいです。 僕はこの本を、自分の中の名著に決めました。
頭を整理することによりアイデアを創出する
自分の考えをまとめる方法やアイデアの引き出し方について述べている.本書をまとめると以下の通りとなる. 日本の学校教育はグライダー型の人間(自ら考えない人間,受動的な人間)を養成する場になってしまっているが,本来は飛行機型の人間を養成しなければならない.すべての問題に対して回答を与えるのは良くない. 昔の漢文の素読のように,難しいことを半強制し,分らないことがあれば,自分で調べるという姿勢を養わせる教育でなければならない. またアイデアの創成に関しては,思いついたアイデアはノートに書き留め,一旦忘れる.後日,再びノートを広げ,色あせていないアイデアは本当に良いものである.
まずは数日試してみよう
筆者が本書の中で時折、物事は夜ではなく朝に行なえと説いている部分を 散見するが、初めは朝に何かを行なおうとしても、眠気まなこな状態で一 体何が出来るのだ?と思っていた。 しかし、物は試しにと一回、夜は普段よりもかなり早く寝ると、朝6時に 目覚め良く起きる事が出来ただけでなく、ちょっとした掃除や洗濯、自分 がやっておきたかった作業の数々を効率的にこなす事が出来るという素晴 らしい結果に落ち着いた。(※効果には個人差があります。) 思い返せば夜に何かの作業を行なう時は、なまじ時間的余裕があるために、 ついつい不要不急なネットサーフィンしてしまったり、深夜放送を見ながら 行なったりしていたため、結局あまりはかどらないままいたずらに時間が進 んでいたのだが、逆に朝に何かを行なうと言うのは、ある時間になったら強 制的に家を出て会社や学校に向かわなくてはならないから、その時間までに 集中して物事に取り組む事が出来るという効果もあるのだろう。 また、必要の無い情報を忘れ、頭の中を整理すると言う発想も、「無知と無 能は世間から疎外される」というちょっとした恐怖感を抱いていた自分には 驚きであったが、かといって、未だにブレイクスルー出来ていない現状から 考えても、ここはひとつ本書の考えに乗っかってみようと思いました。
残念、途中で読む気が失せる、整理されてない内容
エッセイ?なんですかね。 ところどころ、面白いところがありますが、 途中で読む気が失せる。 思考の整理学?でしたっけ? もっと整理しないと。 老人の妄想と雑談? 暇つぶしにはいいけど、私は 途中で読む気が失せた。
和書で思考についてこれほどの実践的良書は他にない
「本を読む本」の訳者である外山氏の著作 なかなか内容が濃くて実践的かつ参考になった。 以下本書の実践的な要約を記す。 学校教育について、思考においてグライダー型人間訓練所と言及する。ここでグライダーとは自力で飛ぶことができないことを例えている。つまり、自力で考える、考えを整理するということを教えられない。グライダーの対として飛行機型がある。これは、思考が創造的で自ら整理できる人間である。学校教育を離れ社会に出ると飛行機型を求められる。グライダーでいくら優秀でも実社会では役に立たない。私たちは飛行機型を目指さなければならない。 まず、創造的な思考をするためにはどうすればよいか? ・朝飯前に知的作業を行う。 ・考えを寝かせる。(時間を置き、発酵させる) ・編纂・編集し、二次的な創造を行う。(エディターシップ、メタ・クリエイション、カクテル) ・周辺に関心、広く視野を持つ。(セレンディピティ、副次的発見) 次に思考を整理するにはどうすればよいか? ・メタ化(抽象化)する。 ・スクラップ ・カード・ノートに書き留める。 ・博覧強記(一つのテーマに絞って集中的に読書・記憶、つんどく法) ・メモをメタ・ノートに転記する。 ・ノートの記述を読み上げる。(より多くのチャンネルを通し純化させる。) ・不要な情報は忘却する。(気分転換、眠る、汗を流す) ・とにかくテーマに沿って思ったことを終わりまで書いてみる。 飛行機の推進を上げるにはどうすればよいか? ・異質な者同士で雑談する。(ブレインストーミング) ・自分自身、他人を誉める。(自己暗示、円滑な思考) ・現実の行動(1次的現実)になぞらえて思考する。 ・未知への遭遇。(とにかく繰り返しぶつかり、自分で考える) 和書で思考について書かれた本の中でも特に良書と感じるので★5つです。
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「残業依存症」から立ち直った、今の読後感
何人かの方が書いているのと同じように 子どもの頃は、誤解からずっと敬遠してました。 優等生の読書感想文御用達っぽかったし、 その感想からは、スローライフ的説教臭さも感じたし… 体調悪化と、我が子の出産に先立って、残業まみれの生活から足を洗い (このご時世、かなりの勇気が必要でしたが) ちょっぴりできた心のゆとりに、好きだった読書を再開した矢先、 文庫化にともない訳が新しくなったと知って読みました… …本当に良いタイミングで出会いました。 子ども向けのファンタジーではありますが 私にとってはファンタジーとは思えないリアルさを感じました。 エンデすごいです。 もちろん、現実の社会にはモモのような 自分の代わりに、灰色の男たちから時間を取り返してくれる人はいません。 そこで、自分にとっての「人生の価値」を決め、せまり来る「時間どろぼう」と 実際に戦うのは自分自身なわけですが。 自分に科せられた仕事が1日に100だとしたら 「1日に120済ませれば、あとがラクになる」などと、誰もが一度は考えるはず。 でも現実には、翌日にもやっぱり仕事は100あって 永遠にラクにはならずに一生を終えてしまうんじゃないでしょうか…? 100の仕事を一生懸命やって、早めにその日の仕事を終える。 残りの時間は自分や家族のためにつかう。 それが実践できれば、この本の、本当の面白さが味わえると思います。 大人こそ、ぜひ。
小学生ではじめて読み
モモをはじめて読んだ小学5年生の時、これ以上無いほどのスリルを味わいました。まだ難しい本は読めない年頃でしたが、特に行き詰まることなくすらすらと読め、話の内容も掴みやすいものでした。 細い糸がはったような緊迫感を強く感じ手に汗が浮かぶほど胸が高鳴ったのをよく覚えています。 中学生になってからまた読んだときにはまた違った見方が出来ました。風刺された現代の流れや畳み掛けるような文、こまやかで美しい独特の世界観、無色でさびしい町の描写……どれも他とは違う素晴らしさに新たな発見など。 いくつになっても楽しめる作品ではないでしょうか。
立ち止まるという大切さ。
便利さや効率ばかりを追求して、本当の幸福を見失った、大人のために書かれた童話と言ったら、大袈裟かもしれない。そもそも児童書なのだから。 しかし人生を豊かにしてくれる、ヒントが書かれてある。 日々の暮らしの中において、旬や趣といった風情が失はれつつあると、さかんに言われるようになって、かなり久しい。 これは私たちの感性が、毎日の忙しさに忙殺され鈍ってしまったせい、だからかもしれない。 それとも環境破壊といったものが、一因なのかもしれない。 いずれにせよ、人間が招いた負の産物だ。 季節の移ろい。旬の食卓。ささやかだが、幸せを感じる時間であり、空間である。 それを喜びとして、感じることのできない人もいる。 時間に追われ、ふと足を止め路傍の花を愛でる、ゆとりのない人が…。 灰色の男たちは、今もどこかで暗躍しているのだろうか。
幼稚園生のころに読んで人生を考え始めた本
有限の時間を生きる我々にとって生きるとは? そんなことを本気で考えさせてくれる本、、、 子供向けではあるが本当は大人になる為の必読書である。 この本を読んで成長した子供は幸せです。私も、また幸せな人間です。 あなたの子供にも一度読んであげてください。
現代社会が悩むべき病気をテーマにした作品
児童向けの本とあるが、大人が読んでも学ぶことが多い本だった。何のために時間があるのか、時間を節約することでいったい何を得るのか、1976年に発表された作品にも関わらずまさに現代社会が悩むべき病気をテーマにした作品だった。特にニノが経営するファーストフードの誰もがイライラして忙しく、椅子に座ってゆっくり食事する余裕もない様子は現代社会の象徴だと思う。時間を短縮し効率を追求することばかり考えていると、子供が自由に遊ぶことや人の話をゆっくり聞くこと、人のことを考えることといった本当に大事なものを見失ってしまうかもしれない。
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司馬 遼太郎
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同じ松山で生まれ育った正岡子規と、日露戦争で活躍した秋山兄弟。子規は病と闘いながら俳諧の革新に挑み、秋山兄弟はそれぞれ日本の騎兵、海軍の技術向上に尽力した。当時最強とうたわれたロシアのコサック騎兵を打ち破るべく、ひたすら仕事に打ち込む兄好古と、文学の世界に未練を残しながらも海軍に入隊し、海軍戦術を研究し続けた弟真之。2人のまじめな努力の成果は、歴史が証明している。誰もが立身出世を目指した時代に、彼らがどうやって自分の人生の意義を見出したのか。そんな視点から読んでみるのもおもしろい。
司馬遼太郎の大河小説の中でも、本書は特に評価が高く、ビジネスパーソンをはじめ、多くの人々に読まれている。改革の時代にこそひも解きたい、そんな1冊である。(土井英司)
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若々しい国の香気のようなものを感じる
タイトルを付けて思ったのですが、秋山兄弟や正岡子規をはじめとする登場人物のすがすがしさにとどまらず、彼らを通じて、新しく作られた国の持っている若々しさを感じます。 この作品が作られた昭和の時代ではなく、今読むことで特にその雰囲気を感じることができるのではないかと思います。モノが満ち溢れているのに何故か閉塞感漂う現代。これに比べて、小説の中の日本はほんの小さな国だけれども、何と悠々として晴れやかなことか。伊予弁の持つのんびりとした雰囲気も捨てがたいけれども、それだけではないと思います。これから日清戦争、日露戦争へと突入するのでしょう。これからが楽しみです。
活力がでます
明治維新直後の新しい世界にたくましく生きていく3人の男の姿に 素直に心惹かれます。 秋山兄弟に正岡子規。後からみればまったく性格の異なる3人ですが、 世に出るきっかけは、現状を改善したい、自立したい、できれば名を成したいという 同じような動機だったというのがおもしろいです。
ほのぼのとした幼少時代
司馬遼太郎さんの作品を初めて読み始めてますが、まずは一巻ということで、主人公たちの幼少時代から入ります。明治初期の幼い主人公達が立身主義の日本で学問を学ぶ姿が 克明に書き記されており、非常に情景を思い浮かべやすいです。 日本の歴史書としては、非情に勉強になります。 ただまだ一巻ということでこれといって、読み入る部分はまだ出てこないため、次巻に期待。
乾坤一擲の勝負
ギリギリの生死を賭けた男たちの生き様を描いた小説です。 大筋は史実に基づいていますので(刊行後に明らかになった新事実 もありますが)、旅順攻略の部分など読むのが辛い記述もあります。 海戦で勝つ部分など、やはり日本人として気分が高揚しながら 読めますが、ロシア軍は多大な死傷者が出ている訳ですから 勝ったからいい、という単純なものではないと感じました。 また、乃木のような無能なリーダーの下で死んでいった無名の兵士 たちが哀れです。明治期は薩長でありさえすれば、このような無能者 でも大将になれたんですから。ちなみに乃木は士官学校に数ヶ月間 居ただけなのに、長州という事だけで軍人のスタートからいきなり 中佐になっています。無能なリーダーは罪深いです。これは現代 にも通じます。 元トリンプ社長の著書で「仕事ができない奴はいい人になるしかない。 それしか会社で存在価値を表現できないから」というような記述が ありますが、軍事的才能がなかった乃木の精神面の高さにも通じる のかもしれません。 東郷と乃木のリーダーとしてのあり方、海軍の戦略性と陸軍の無策等、 (殊更、意識的に対比させている面もありますが)現代のビジネスの 場面でもとても参考になる気がします。 日本存続のために必死で戦った人たちの物語、未読の方にはやはり 読んでおいて欲しいです。得るものがあると思います。
問答無用で。
司馬遼太郎の作品はこれが初。まだ、6巻ですが ココまで一気に読めてしまいました。 日本の近代、鎖国が終わり、外国との接触が始まり 日本が先進国になろうとしていたこの時代。 熱いです。ワクワクします。自分の小ささが恥ずかしく なるくらいのスケールの大きさ。 学生は言うに及ばず、ビジネス書に飽きてきた 方にも。新鮮な感動と、熱い世界があります。 問答無用でおすすめします。
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心をノックする物語
私は謎や驚異に満ちた物語が好きで、魔女のような超能力を持つ人の話も好きなのですが、こういう切り口でこられると本当に降参してしまいます。いわゆるSFとかファンタジーとか頭でこね回したような作品はいろいろありますが、この本にはそういうものが一切ありません。 不思議も謎も全部地に足がついている。 なんせおばあちゃんの元で、まいがする魔女修行っていうのが「なんでも自分で決める」「意志を強く持つ」この二つなのですから。そして具体的な修行といえば、午前は家事のエクササイズ、午後は勉強を自分で予定を立ててすること。なんですからねえ。 そして、まいが挫けそうになったり、心を乱されたりしたとき、おばあちゃんは愛情いっぱいで、まいを包んでくれる。 本を読んでいる私にまでおばあちゃんの愛情が伝わってくる。 おばあちゃんの言葉、行動、ちょっとした時に見せる仕草、そんな一つ一つが心を軽くノックしていきます。 「おばあちゃん、大好き」 「アイノウ」 英国人のおばあちゃんの一言が、まいの疲れてささくれ立った気持ちをゆっくりほぐしてくれます。 読みながら薄い文庫でしたので、終わらないで欲しいなあ、なんて思いながらページを繰ってました。 そしてラスト・・・。 いきなり急襲されました。 あのメッセージ・・・。 涙が溢れてとまりませんでした。 梨木さんの今まで読んできた作品はどこか現実味にとぼしく、そこがまた好きなところだったのですが、こういう風にやられるとは、思いませんでした。 超自然の力、それは、こんなにも身近に存在し、こんなにも愛しいものだったのか。 とにかく読んで欲しい。 そう感じた1冊でした。
成長期の子供にはぜひ読ませたくなる
前評判で、「夏の庭」と雰囲気が似ていると聞いて、あの三國連太郎の映画を思い出し、「人の死」が重要なポイントであるに違いない!と、タイトルを見ればわかることを思ってしまった、ジュブナイル小説。 どうしても学校に行けなくなったまいには、英国人の祖母がいた。しばらく、祖母の下で生活することになったまいは、そこで「魔女の修行」をはじめ、学校の、人生の悩みを解決すべく奮闘する。人はどのように他人と生きていけばいいのか、そして死んでしまうとどうなるのか。思春期の揺れる心へのある種の回答を、明快かつ鮮やかに描き出す作品である。 教訓を含んだ作品であるが、エンタテインメント性の低さから、おいらの評価は低めになった。それでも、成長期の子供にはぜひ読ませたくなる作品である。最近映画化もされている。長さも、テーマも映画にしやすいだけにどう仕上がっているのかそっちもちょっと気になる作品でもある。
最後にぐっときた
すらすらと読みやすいせいか、物足りない印象があった。 ところが、最後でぐっと引き込まれた。 読後にすがすがしさを感じるよい小説だなと思う。
「アイ・ノウ」には想像を超えた包容力がある
繰り返されるたびに深みを増す「アイ・ノウ」がこの本のポイントだと思う。 (たとえば、まいのように)成長の過程で胸元から喉につっかえるような悔しさ、苦しさを味わうっていう体験は誰しもが多かれ少なかれするものだと思うけれど、その大部分は時間の流れとか成長した自分とかがき