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   アート の売れ筋最新ランキング   [2009年01月07日]
2009年01月07日(水) アートの第1位は 『音楽の基礎 (岩波新書)』!
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芥川 也寸志  
¥ 735(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:3065位  
カスタマーレビュー数:12

くちコミ情報
後生に残すべき一冊
クラシック系の基礎知識が 分かりやすく 満載されています。 自分は その昔 学生の頃買ったり 友人にプレゼントしたり  買い直したり 三冊も買いました。 内容は、いまだに 色褪せていません。 一時期 廃刊のようになっていましたが、復活してうれしいです。ずっと 後世に伝えたい本です。
専門家にとっての「基礎」では?
このタイトルから、「初心者でも読みやすい」という印象を与えますが、決して安易な入門書ではなく、専門書を読むための準備と言えるでしょう。 記譜法、和声、対位法、楽式など、専門書を並べるとどれほどの量になるかは想像していただけると思いますが、その中から、専門家になっても忘れてはいけない重要な部分を適切にピックアップしてまとめてあります。 広く浅く取り上げられていますので、和声も対位法も、本書だけでは会得することはできませんが、概念を理解でき、その後の専門書への入り口は広いものとなるはずです。
名著と言われ、読んでみたが、、
岩波新書というものを読んだのはこの本が初めて。 音楽の理論を分かりやすく知りたくて、みなさんの評価が高いこの本を バイブルにしてみようと買ってみましたが、正直読みにくかったです。 音楽の発展を歴史的に書いてあるのですが、楽しさ・面白さを求めるのとは 若干方向性が違うというか、、「こういうものなんだ」と言われれば そうなのですか、と納得するしかないのですけどね。 勉強目的で真面目にやるのにはいいと思います。 楽しさ・面白さを求めた自分には合わなかったので星3つで。
素敵ですが
音楽に対する考え方が少し古い気がします。 ただそれを考えても一回は読んでおきたいです。
流石は芥川の息子さん!
楽典なるものを一度は読まねばと思って読み始めたのですが、流石は芥川 龍之介の息子さん。 人を惹きつける見事な文章です。 本人に笑わせるつもりはなかったのでしょうが、ご本人の個人的な意見があまりにも面白く、読んでいてついつい噴出してしまうほどでした。 読めば読むほど深い内容だとは思うのですが、これは「音楽の基礎」なのですねえ。(今、気がつきました) 星を一個減らしたのは、装丁があまりにも地味だったためです。 文字を大きく、装丁をもう少し派手なものにした方が読みやすくなるのではと思います。


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¥ 306(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:1780位  
カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
美しい総カラーページでこの値段!!
この本のもととなった大型本を見ていたので、ダイジェスト版では、質がかなり落ちるのではないかと思っていましたが、大型本のきらめきにはおよばないものの、かなり美しい色彩を保てた印刷で、小さい分見やすく、手軽に楽しめます。作品づくりのデザインの参考にしたいときなどは、かえってこの方が便利です。みなさん書いておられるとおり、この値段は、絶対お得です。
買って良かった*
背景や、服、建物、小物など、イラストの資料用に。。と思い購入しました。 この内容でこの価格!模様や柄、デザインなどいつも似たようなものに偏りがちな私だったので、 色や形もすごく参考になるし、良いアイディアが浮かびます。本当に買って良かったです。 これと一緒に、シリーズの民族衣装と、文様博物館も買いました。 それぞれの国の特徴なんかも見れて面白いです。 どの本も、絵を描く上で(特に煮詰まったときなど・・・)大いに活用しています*
低価格で総159ページ、しかもオールカラー、お勧めです。
16世紀から19世紀、中世の時代、壁や天井に描かれた実に様々な模様が正確に描写をされているこの1冊、植物やひとの顔など、実に様々な模様があるのが面白い、イラストなどを描き、余白に洒落た模様を描きたいなどという場合にも、あると便利なこの1冊、総数159ページに実に様々な装飾模様が描写をされています、文庫本サイズですが、参考とするには十分な資料です、総カラーイラストですからお勧めですよ。
綺麗な
イラストの資料として購入しました。 この値段なら やっぱり買わなきゃ良かった と思っても後悔しないし(笑) 世界装飾図というだけあって世界中の装飾が載ってます。 装飾毎にちょっとした説明もあっていつの間にか最後まで読んじゃってる、みたいな。 しかも全部カラーなので(金色の部分まで!!)とても参考にしやすいです。
絢爛豪華な装飾図を収録
美術関係の本の出版では重鎮的存在のマール社から出版された 文庫本サイズで手頃な値段が売りの装飾の本です。 ヨーロッパの紋様を中心にギリシャやエジプトの装飾図など を中実に再現。また、ページの配置も歴史ごとに分けられており、 ページをめくるごとに技法や様式の変化などを読み取ることが出来るはずです。ミュシャが好んで用いたケルト・スカンジナビア 地方の装飾紋様なども収録されています。ただ全体をまんべんなく 収録しているため、一つの装飾に対する掘りさげ方には物足りなさも 感じる人もいるかもしれません。装飾に興味がある方や、 これから勉強を初めてみたいと思っている方の為の入門書としては 最適の本だと思います。


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カスタマーレビュー数:9

くちコミ情報
色彩学の最高峰書籍
若干難解な部分やデータとして 出典が微妙なところはありますが、 数ある色彩心理の書籍の中では 抜けた書籍です。
色に興味のある方は必携
持っている方も多いと思いますが、色について幅広く、身近に書かれています。 色々なことが書かれているので、しょっちゅう開ける本です。 カラーを学ぶ人、カラーを仕事にする人は持っていると何かと役立ちます。
いちばん印象に残った色彩の本!
色彩関係の本を多数読みましたが、この本がいちばん印象深かったです。 伝えたい内容を絞って、論理的根拠や具体例とともに徹底的に解説しているからでしょう。 他の色彩関係の本からも参考文献として多数引用されているくらい、色の専門家からも支持されている本だといえます。 橋の色を黒から緑に塗り替えたら自殺者が3分の1に減った、青は血圧を下げる効果があるので寝る時に用いると良い・・・など、実際の話や実験データなどから色がどんな効果があるのかをわかりやすく解説されており、とても参考になります。
色を生活にとりいれよう!
運が悪いこと続きだなとおもうと、私は黒・グレーの服ばかり着ていました。 この本で、人間も肌から色を吸収しているということがわかり、 直接身に着ける衣服には気を配るようになりました。 また、色が与える印象の記載はもちろん、赤ちゃんが好む色、 事故が起きる車の色は○色が多いなど 興味深い記載が多く、これからの生活に生かせる情報が満載でとてもよかったです。
色って奥深い
色が人体に与える様々な効果をわかりやすく説明されていて、とても面白いです! インテリアからファッション、食事に健康管理と、活用範囲はかなり広く、色々と試してみたくなります。 好きな色、嫌いな色、程度だった意識が変わります。


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カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
中世の模様装飾の紹介、低価格でオールカラー、お勧めです。
同出版の(世界装飾図)とセットで揃えたいこの1冊、(世界装飾図)は16世紀から19世紀の中世の建物の天井や壁に描かれた一般的な植物やひとの顔をモチーフとした装飾という感じですが、こちらはより一層、神格のある寺院や教会に描かれた手の込んだ模様装飾といった印象ですね、ビザンチンやルネッサンス様式というのでしょうか、総159ページ、オールカラー、文庫本サイズですが、正確な描写で見やすく、資料としても十分に通用をしそうです、低価格ですし、お勧めですよ。
ドイツ人の目
 H.Dolmetschの『De O namentenschatz』(1886年)の翻訳。マール社の「マールカラー文庫」の15巻。  古代エジプトから18世紀のヨーロッパまで、各地の装飾文様が時代順に紹介されている。絵画、彫刻、建築、モザイク、七宝、ステンドグラス、刺繍、象眼など実に様々なところから文様が収集されている。  原書の序文には「実用のため」とあるらしいが、まさにそんな感じに並べられている。19世紀末のヨーロッパといえば、アール・デコに代表されるように「装飾」が美術と実用品の両方で大流行した時代である。本書からは、当時のドイツ人が各時代の装飾について、どのように見ていたか伝わってくる。  文庫で出すには惜しい本だ。もっと大きな版で見たい。
とっても見やすいです♪
まずこの本の安さに驚きました。 フルカラーでこの値段は安いですよ!! これならやっぱ買わなきゃ良かった~と思っても後悔しないと思って(笑) いや、買って満足してますけどね^^ p 私はイラストの資料としてこの本を買いましたが、どのページを見ても素敵な文様がギッシリで見とれるほど。 色んな国の文様が、多くはないですが載ってます。 簡単な説明がそれぞれ入ってるので普通に読んでるだけでも面白いですよ♪ p 文庫本サイズで邪魔にならないし、買って損はしないと思いますヨw


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くちコミ情報
ずぶの素人にもおすすめ
単なる音楽史の本ではない。クラシックマニアであろうとクラッシクに憧れるずぶの素人であろうとこの本に出会ったことに感慨を覚える類まれなクラシック音楽史の本である。 印刷術と大航海時代がクラシックを共時的に、そして通時的に世界に広めたこと。不協和音を音楽の効果として発見したこと。オペラで英雄的な歌手がソロで歌い上げる様式と絶対王政の同時代性。個を重視したはずのロマン主義が他人よりも目立とうとするあまりにテクニックへ走り、没個性的で機械的な技法の世界へと陥っていく矛盾などなど非常に刺激的。音楽を通して知る西洋文化論。
いい買い物をしました。
こういう西洋音楽史の本を探していた!用語解説でもなく、作曲者解説でもない。歴史をこの速さで読んでいくと、今まで見えなかったものが見えてきますね。西洋音楽史は情報量が多すぎて取っ付きにくい!という方にオススメです。ただし作者も仰せのとおり、ルネサンス、バロックあたりが中心となっています。
初心者にきちっと解説しきった名著。
2年前に購入し、素晴らしい本だと思いつつレビューを書けなかった理由の一つに、まえがきが完璧だからというのがある。自著についてこんなに完璧な紹介ができているまえがきって、そんなにあるものじゃないです。僕がわざわざ紹介するまでもないという感じです。 そのまえがきの要を引用しておきます。 「ただ一つ、本書を通して私が読者に伝えたいと思うのは、音楽を歴史的に聴く楽しみである。「クラシック音楽」の世界とは、「自分が好きな曲」「感動した曲」「よく分からない曲」「聴いてみたい曲」「あまり興味のない曲」などが、単にヴァイキング形式のレストランよろしくずらりと並べられている非歴史的な空間ではない。「このような音楽はどこから生まれてきたのか」「それはいったいどんな問題を提起していたのか」「こういう音楽を生み出した時代は、歴史の中のどの地点にあるのか」「そこから何が生じてきたのか」。こういうことを考えることで、音楽を聴く歓びのまったく新しい次元が生まれてくる、そのことを伝えたいのである。」 読後感想は他のレビュアーとそう変わらないです。一言で言うと素晴らしいということです。 一つ付け加えるなら、僕の個人的体質のせいかもしれませんが、岡田さんの文章は非常にいいということです。小説でもないのに名文というのは変かもしれませんが、名文だと思います。解説書というジャンルにおける名文だと思います。言いたいことがたくさんあって、しかも明確であるために人を魅入らせる文章になっているのだと思います。つい何回も読んでしまいます。
こんなおもしろい音楽史ははじめて
音楽史の本といえば、作曲家を時代順にならべて、その生涯や曲の紹介を羅列しただけの無味乾燥なものと相場が決まっている。音楽好きの私も途中で投げ出してしまうことが多かった。ところが、この本は、文句なくおもしろい。一気に読んでしまった。「西洋芸術音楽の歴史を川の物語として語ること」を意図して、「私という一人称で語ることをおそれない」著者の執筆方針が成功している。 クラシックファンにも音大生にもお勧め!
クラシックに目覚めてしまった人には必携!!
もっと知りたい人のためには巻末の文献ガイドがとてもGood。レコード芸術とあわせて読みたい書。


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¥ 700(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:13

くちコミ情報
作品は5、商品は1。
鳥山石燕の妖怪画集、4種-12冊を文庫版 1冊に収録。各種共、目録、序文、跋文は翻刻のみで奥付は無し。 本編はモノクロ写真版。欄外に底本に見える妖怪名や詞書を現今の漢字カナ交じり文に翻刻。 A; 底本の漢字はほぼ総ルビ。翻刻もそれに倣うが、詞書のルビは旧カナ、妖怪名は現代カナ遣い。 「読者の便を図った」か…?詞書は旧カナだから不統一。 B; 四種目『百器徒然袋』下冊。妖怪名「山颪」(ヤマオロシ)の項(244ページ)。翻刻には、 “〜山おやじと言ひて、そう身の毛はりめぐらし〜” とある。底本は “〜山おろしと言ひてそう身の毛はりのごとし〜”。 妖怪名は『山颪』ヤマオロシ と記され、翻刻もしているのに何故、詞書翻刻は「山おやじ」か?「ろ」と「し」とが接近して「や」に見えた…か…? “毛を張りめぐら”すとはどんな状態か?単語の配列上問題無く読み流してしまうが…意味は?毛は“生える(生やす)”もの。“張る”ものではない。 ここは、 “〜(名を)山おろしと言って、全身の毛が針のようだ〜” と解す。「はり」は「張り」でなく「針」である。 C;上記 A,B は本来、角川側のミスでない可能性が高い。鳥山石燕の妖怪画集四種は 『鳥山石燕 画図百鬼夜行』 として国書刊行会が平成 4年12月21日に初版を出している。 両書共にモノクロ写真版だが底本は版の減りの違いから同一物でないと分かる。 が、上記 A,B と全く同じ欠陥が国書版にも在る。 先ず国書版で翻刻ミスが在り 次に角川版発行の際、底本は別物を撮影したが、翻刻は国書版をミスの箇所までそっくり丸写しした…か…? 本来、文庫化に際して国書版の誤りを正し、文庫版ながら、正しい本文を提供する好機であったが、他社先行版を安易に転載した為、誤読の連鎖となった。 ただ… 国書版は「間違った」。角川版は「手を抜き盗んだ物が欠陥品だった」のだ。 勿論、石燕の作品の評価は星5。 が、この商品の評価は星1。
ただただ眺める幸せ!
なんなんでしょうね? 水木さんの妖怪本の場合、視て憶えようっていう図鑑的な楽しみ方になるんですが、 この本、石燕さんの場合、ただただ眺めてて楽しい感じなんですよ。 そういえば美術館にいったり画集を眺める時って、憶えようだの理解しようだのって消えますよね。 酔狂な知識欲で購入したのに、そんな感覚でとらえることの楽しさを再発見した気がします。 意味無く、毎日眺めて楽しんでいます。
いやー妖怪いいですねー
 水木しげるとおなじように 妖怪という名前はこわくない場合がおおい。 どうも幽霊だの亡霊などときくと 夜がこわくなるわたくしですが、 百鬼夜行というのは案外安心してみられる。 首がグルリとまわるオーメンを思うとき わーーーーー もーこわいのはいやだと。そこいくと、 妖怪は自分のなかにもありそうでなんかへっちゃらな感じ。 一読推薦どうぞ!
妖怪絵師、鳥山石燕(1712-1788)の雅趣と遊び心のなつかしさ
 国書刊行会の単行本は値が張るので手が出なかったんだけど・・・。いつの間にか、文庫本が出ていたんですねぇ。ちっとも知らなかった。大判の単行本のようにはいかないだろうけれど、その妖怪画の味わいの少しなりと味わえるのではと期待して購入、早速眺めてみました。  いやあ、いるわいるわ、妖怪どもがわらわらと。今さら言うのもなんですが、浮き世の俗事をひととき忘れさせてくれる雅趣に富んだ妖怪図画の数々、いいですねぇ。一枚、一枚、頁をめくりながら、なつかしい心持ちにもなりました。京極夏彦氏の妖怪ミステリー小説に出てきた「姑獲鳥(うぶめ)」や「鉄鼠(てつそ)」「絡新婦(じよろうぐも)」はもとより、畠中 恵さんの若旦那シリーズのキャラ、「鳴屋(やなり)」「屏風のぞき」「犬神」「白沢(はくたく)」もいるんですね。  【画図百鬼夜行】から「陰」「陽」「風」、【今昔画図続百鬼】から「雨」「晦」「明」、【今昔百鬼拾遺】から「雲」「霧」「雨」、【百器徒然袋】から「上」「中」「下」の各編、合わせて百九十三の妖怪図画が載っています。なかでも気に入ったのは、次の三つの画。 ◎「蜃気楼」・・・・・・文字通り、はまぐりが気を吹いて楼閣を成すの図。神仙の気漂う趣が良い。 ◎「ぬっぺっぽう」・・・・・・ぬり壁のようなものに目鼻がついてお辞儀している。垂れた目が殊に微笑ましい。 ◎「小袖の手」・・・・・・にゅるっと出た両手の線に、ぞくぞくっと魅せられた。
「画はまた無声の詩とかや。」
 日本の妖怪の基本形を作った画家の一人といわれる鳥山石燕(とりやませきえん)の妖怪画集全点収録!という小さいけれどお買い得な画集である。でるわでるわ、怖いもの、可愛いもの、可笑しい物、ただただ不思議なもの、と二百以上の妖怪がひしめきあって、あちこちめくって楽しめる一冊。  「猫また」や「河童」など、確かに我々の思い描く「基本形」のようなものから、「わいら」「うわん」など、「すみません、説明がないんでなんだかわかんないんですが・・」といいたいようなもの。4番目の画集「百器徒然袋」あたりになると、画家のお遊びの色が濃くなったのか、琴や鞍、瀬戸物が化けたものなど、可愛い漫画にしかみえないものも出てくる。  「今昔画図続百鬼」の一枚目「逢魔が時」は、塔のそびえる街並みの上空を怪しいものが過ぎていく図であるが、一寸心に残った一枚である。この「怪しいもの」の姿は何故か「入道雲に夕陽が陰影を与えればこのようにみえるかも」とおもわせる姿をしている。夕ぐれの空に何を感じるのか、「怪しいもの」を生み出す心はこんなところにあることを教えてくれる。  最初の収録画集「画図百鬼夜行」の跋文に「詩は人心の物に感じて声を発するところ、画はまた無声の詩とかや。」とあるが、流石に狩野派に習った絵師、そう思って見直すとごちゃごちゃと書き込まれただけのような画にも、描き手の詩心がみえるような気がする。  「画はまた無声の詩とかや」。この味わい深い一言で、一段と画集の拡張があがって感じられた。  文庫版なので当然縮小されており、その分国書刊行会の発行した画集よりは迫力は減ってしまうが、あの「大きさ」でこの「数」をみるくどさは薄められてかえってよいかしれない。


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カスタマーレビュー数:10

くちコミ情報
ユニークな視点
 神聖ローマ帝国の皇帝として君臨したハプスブルク家の黎明期から終焉までを、画家によって描かれた絵と関連付けて説明していくユニークな本。物語の主人公は皇帝に限定されず、分家のスペイン王家だったり、嫁いできた皇妃だったり、他国に嫁いだ娘だったりする。普段見慣れた絵でも、思わぬエピソードがあったりしてなかなか面白い。  個人的には、スペインのカルロス2世のグロテスクな絵がなかなか興味深かった。近親婚を繰り返した結果、スペイン王家では死産の比率が高まり、子供が育たなかった。カルロス2世の父は妹(マリア・アナ)の娘(姪)と結婚した。カルロス2世から見れば、マリア・アナは、叔母(父の妹)であり祖母(母の母)であった。マリア・アナの父(叔母の父かつ母の父=曾祖父)はスペイン王フェリペ3世(父の父=祖父)である。気持ち悪さを通り越えた怖さを感じた。
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絵画を通し、ハプスブルグ家の歴史を俯瞰するという切り口が斬新で良い。また、内容も簡潔でわかりやすい。読了後は、これまで描いていた王族のイメージが大きく変化し、ハプスブルグ家に生まれて幸福だった人が一人もいないことに愕然とするとともに、王族の悲哀を痛切に感じた。とにかく一気に読みとおしてください。
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 著名な絵画の中に溶かし込まれた西洋史の数奇な物語を巧みに浮かび上がらせた『怖い絵』正続編に大変感銘を受け、以来同じ著者の本を手にし続けています。最新作の本書も期待を裏切らぬ出来ばえで、中野京子という人が間違いのない書き手であるということをますます確信しました。  タイトルには「名画で読み解く」とありますが、実際のところ12の名画は読み解く対象として扱われているのではなく、数奇な物語に彩られたハプスブルク家650年の厚くて熱い歴史に分け入っていくための、敷居の低い扉として用意されています。世界史の授業では年号と人物名を丸暗記すべく四苦八苦した対象でしかなかったハプスブルク家の面々も、本書では人間くさく、時に滑稽で、そして多くは華やかではあるものの哀れな存在として読者の前に立ち現れてきます。他国との間で干戈を交えるよりは結婚と出産によって関係を深めることのほうが多かったハプスブルガーたちですから、夫婦や親子の関係に実に生々しくも身近な物語がたくさん散りばめられていることが改めてわかります。  マリア・テレジアの娘の中で一番の才女といわれフランス王妃になるはずだった十女マリア・カロリーネはナポリに嫁いだのですが、それは九女マリア・ヨーゼファが早世したため。そして順番が繰り上がり、十一女マリア・アントニアがフランス王妃になります。才媛である十女がフランス王妃になっていればフランス革命も起こらず、マリア・テレジアの十一女マリー・アントワネットが処刑されることもなかったかもしれない。このくだりは歴史のifとして興味深く読みました。  新書の限られたサイズでありながら掲載されている絵画の図版は大変美しく、特にフランツ・クサーヴァー・ヴィンターハルターの「エリザベート皇后」は、その息を呑む美しさを余すところなく伝えてくれています。日本の高い印刷技術が遺憾なく発揮された書だといえるでしょう。
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650年の長きに渡り、王朝を保ったハプスブルク。 その王朝を連綿と受け継いでいった人々のドラマを 彼らの姿を描いた名画とともに示した本。 その王朝の長さと、「汝は結婚すべし」という家訓のためか ここで語られるハプスブルクの人々の人生は、どれもドラマティック。 凡庸だと思われていたのに他者を圧倒する王となる人、 多くの美点に恵まれつつ、生涯飼い殺しで終わった英雄の息子、 美貌をきっかけに、思いがけない人生を歩むことになった皇妃、 夫を激しく愛し、狂気におちた女王。 端的ながら、個々の人生に興味を抱かせつつ 全体の流れもつかみやすい本でした。 ハプスブルク家というと、マリー・アントワネットなどの 美貌のイメージが強かったのですが 鷲鼻と受け口で、あまり美形ではないという特徴が 次々に示される肖像に現れていたのが意外でした。 (威厳や気品あふれた肖像を損なうものではありませんが)
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くちコミ情報
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 映画ファンでなくてもかなりの人が見たであろう80年代の大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」主演のマイケルJフォックスが、自らパーキンソン病だとカミングアウトしたベストセラー書だ。  現在マイケルはパーキンソン病を撃退するための財団を作り自らも患者として日々闘っている。人生なにが起こるか分からない。ファミリータイズや、バックトゥ〜で絶好調の時に病となる。そして7年間もの間隠し通すが、カミングアウトし同じ病で闘っている人たちのため財団を設立する。同じ人間として生き方に共鳴し、尊敬をする。
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手に入れてから読みはじめるまでに、結構時間がかかった。マイケル・J・フォックスは、バックトゥザフューチャーぐらいしか観てないし、特に好きな俳優というわけではなかった。また闘病記とかって、それなりに自分が心して読まないと、単に同情して感動して終わりになってしまうことが多いので、慎重になってしまったのだ。数日が過ぎ、やや重めの気持ちを引き摺りながら、読み始めた。最初に思ったのは、「文章が上手い」ということだった。次にパーキンソン病との闘病記だけでなく、「マイケルの自伝」なんだなということだった。 読み終わった。びっくりした。読み終わるまでゴーストライターが書いた文章だと思っていたが、実際は違うようだ。もちろん自分は、文章の巧拙を評する基準を持っているわけではない。でもすごく人を惹きつけるし、読んでいて飽きさせないのだ。エピソードの入れ方や客観的な現象の比喩の仕方、そしてその時々の気持ち、考えの表現方法。挙げたらきりがない。 そして一番大切な内容といえば・・・同情も少しはした。感動もしたような気がする。でも何よりも、マイケルの考え方の成熟度である。すごく大人である。ここまで悟ることが出来る人がいるんだ!ということである。当たり前だが、マイケルと自分は全くの別人格である。もちろん境遇も違う。だから、理解できることも限られる。逆に言えば、理解できないことが多い。自分では到底、この境地にたどり着くことは出来ないだろう。だからこそ、言える。この本を読んで良かった。マイケルに限らず、色んな人がいる。みんな社会的な役割を担っているのだろう。自分も柄にもなく考えた。自分は他人に良い影響を与えているだろうか?と。 そんな気にさせられた本だった。
彼が彼の言葉で語る
マイケルの幼少時代から現在まで、様々なことが彼の言葉で綴られています。  最初、「自分のことをラッキーだと思うのだ。」という表紙のメッセージとタイトルには「うそだぁ」と驚きましたが、彼が「Back to the futu e」などに出演した最盛期にどれだけ思い上がった人間だったかを知って、こんな人だったのかとビックリしたのも事実です。  でも、彼がそう思うまでにどれだけ苦しんできたかを考えると、私だったら耐えられるだろうかと思うし、彼の気持ちと痛みを理解するのは簡単なものではないと思います。様々なプレッシャーがあり、人との様々な確執があり、パーキンソン病の苦しみもありました。そして彼はパーキンソン病であることをずっと隠してきたのです。どれだけ心身共に苦しんだことでしょうか。  しかし、そんな彼が家族と向かい合い、病気と向かい合い、世間に病気を告白したことで、彼がどれだけ大切なものを得たかと考えると、素晴らしいなと思います。そんな彼の精神力と、家族の支えを讃えたいです。  パーキンソン病のことももちろん100%ではないけれど、前よりは結構分かったと思うし、何よりマイケルからは言葉に表せないような人間の内面的な色んなことを教えてもらったと思います。このことを忘れず、私の生き方にも活かしていき、充実した人生が過ごせたらな、と思います。
彼の勇気
パーキンソン病の治療に希望の光になると考えられているES細胞研究の重要性をアピールするために、彼はあえて振戦・固縮などを起こしている自分をカメラの前にさらしました 私も好きだったアイドルの姿を見るのはつらかったです でもいろいろと批判ありますが、彼の勇気ある行動はすばらしい この本を読めば、かれの姿勢もわかります


おすすめ度

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   手塚治虫による、タイトルどおりの「マンガの描き方」の本。1977年初出のものを、文庫化。

   著者が想定している主な読者は「今まで描いたこともなかった人」。落書きから始めればいい。紙と鉛筆さえあればいい。手塚は、繰り返しそう言う。そして、「省略、誇張、変形」という基本的な考え方やそれに基づく絵の描き方、実際にアイデアを「ひねり出す」ための「問題集」、など具体的なテクニックを惜しげもなく披露し、漫画の世界への扉をいっぱいに開いてみせる。例えば、「いろいろな顔をつくろう」と題した見開きページ。まゆげ、目、鼻、口の4つのパーツがそれぞれ8つのバリエーションで右ページに描かれ、左ページにはそれぞれを組み合わせて32パターンの顔の例を並べていく。これなら描けるかも…と著者の思惑通りについ手近な紙に落書きしたくなってくるような楽しさ、わかりやすさである。

   一方で、読み飛ばしてもかまわない、と前置きしつつ本格的な技法や印刷などの専門的な知識、そしてプロを目指す人や新人漫画家への厳しいメッセージも幾度も顔を出している。後半になるにつれその傾向は強くなり、手塚ファン、漫画ファンには読み応えのある記述が並ぶ。「(アイデアを生む苦しさについて)ぼくだってこうなのだから、みなさんだって労力や努力を惜しんではいけない」。「ぼくの漫画から、戦後の長編漫画が確立されたと、気の弱いぼくだけど、これだけはそう信じている」。漫画の「神様」であった手塚の、漫画界を引っ張る者としての自信と責任感、後輩たちを育てることへの熱い思いに溢れている本。巻末に収録されたQ&A形式のあとがき、夏目房之介の解説も興味深い。(門倉紫麻)


くちコミ情報
歴史的価値
マンガの神様が マンガを語り 分かりやすく解説してくれてる! それだけで歴史的価値観があるのではないでしょうか?  いろいろなマンガ家さん達が この本で勉強してきたという事実もあります。 30年まえに読んで感動しましたが、もう一度 買おうと思っています。
漫画の描き方と言うよりは手塚氏の漫画理論
漫画なんて描かないし描けない私ですが、かの有名な手塚氏の本ということで読んでみました。 漫画の描き方と言うよりは手塚氏の漫画理論です。 今まで漫画はただ漠然と読んでいたのですが、なるほど漫画の理論とはこういうことなのかと思いました。 本書は1977年に出版されたものの再版なのですが、今の漫画でも通用することばかりに思えました。 手塚氏は本格的に絵画を勉強していないことにコンプレックスがあったそうですが、 画力が高くてもつまらない漫画もあれば、絵が下手でも面白い漫画はあります。 それが何故なのか分かったような気がしました。
聖書
お世辞にも売れていないけど商業誌で自分の作品が載るようになってもう8年。単行本も2冊出してもらったけど、正直めげてしまいそうなつらいことが多い。そんな時氏のこの本を読み返して勇気を分けてもらう。もう何十回読んだかわからない。この本と出会って漫画描きになった。これから漫画家