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   地理 の売れ筋最新ランキング   [2010年03月20日]
2010年03月20日(土) 地理の第1位は 『地球がわかる50話 (岩波ジュニア新書)』!
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島村 英紀  
¥ 819(税込)
通常4~7日以内に発送
ジャンル内ランキング:4696位  
カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
わかりやすいです!
子どもの(小4)塾の国語の問題に載ってたのを見て、面白そうと思い購入しました。子ども向けみたいですが大人もへーと思うところが多く知識が増えます。南極大陸は氷の重みで沈んでいるとか常識と思っていた”大地は動かざるが如し”が吹っ飛びます!!。ぜひお読みください。
わかりやすい!
地球についての雑学やプレートの動きなどわかり、図や絵などたくさんあるので、理解しやすい本です。学者さんが書いた本なので他の地球に着いての本より詳しく書いてあります。皆さんにお勧めします。


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¥ 840(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:27879位  
カスタマーレビュー数:20

くちコミ情報
タイムスリップ小説より面白い
腐敗に満ちた中国(人)と比べて日本(人)を清潔、潔癖と言われていい気持ちにならない日本人はいないだろう。 タイムスリップものの小説を読むより、事実だけにずっと面白い。
読むと、元気が湧く本です。
不景気だし最近いいことないな、誰かに肯定されたいな、と思ったので「そうだ、日本と日本人を褒めてる本を読もう!」と思い、読んだ1冊。目的達成。シュリーマンに褒め倒され、元気になりました。 でも、今の私たちじゃなくて幕末時の日本人を褒めてるだよな、と思うと反省のほうが多い。この頃の日本人と今の日本人は別ものです。それが何故かはもちろんこの本に書いてないし、この本の感想にはならないのでパスしますが、二十歳以上ならば各々考えてみたほうがいい。 ところで、この本をタイムマシンと書いている方がいますが、その通りです。当時の日本人の生活や風俗をとても生き生きと描いている。 とは言え、観察者が外国人であるため首を傾げる記述もあり、江戸期がかなり遠くなったことから事象のアレコレが少しわかりにくかったりもします。求めるものが「理解」であるなら、幕末期や江戸風俗について書かれた本を並列して読み進めることを勧めます。 翻訳ものとしてはとても読みやすい、平易な文章なので、歴史好きならばオススメです!
驚きと感動
 あのシュリーマンが幕末の日本を訪れていたなんて・・・  まず、そのことに素直に感動です。  そして、幕末の日本で見たこと聞いたこと体験したことについて 実に鋭い観察眼で日本を見ていることに感銘すら覚えます。  シュリーマンの見ていた日本は、今の日本には失われたのものば かりのような気がしてなりません。  日本再発見の本です。
コンキチ&ナターシャの絵本ナビ
貿易などで発掘に必要な資金を用意できると さっさと事業をたたみ世界旅行に出かけた時の 旅行記がこの作品です。 思い込みや間違いも多いですが、独特の審美眼で 清国と日本の風俗を観察し、イザベラ・バードの ような西洋の目線で東洋を語るのではなく道具や 生活習慣にまで食い込み描写する様はまるで自分が その場所にいるような錯覚を覚えるほどで不思議な 感覚になり読ませます、日本の質素で合理的な家や 食器などの道具を絶賛し、風通し良い世間といえる 社会構造がこの国の最大の魅力だと言っています。 あー江戸時代のほうが今の日本よりもしかしたら 幸福だったのかもと思ってしまうほどの褒めようで 恥ずかしくなるほどです。清国の旅行がよほど 合わなかったらしいことからの落差もあるでしょう。 楽しい読書もたまにはいかがでしょうか? ドイツ語、英語、フランス語、オランダ語 スペイン語、ポルトガル語、スウェーデン語 イタリア語、ギリシア語、ラテン語、ロシア語 アラビア語、トルコ語と文章の丸暗記により 他国語を自由に操り旺盛な好奇心と冒険心で トロイアの遺跡も彼の功績のひとつです。
幕末日本の庶民の様子を伝える貴重な見聞録
 トロイア遺跡の発見で有名なシュリーマンは,その偉業を遂げる前の数年間,世界漫遊をしていた.その際,幕末の日本も訪れており,本書はその時の見聞録.  シュリーマンが当時の日本人に対して受けた印象は,礼儀正しい・親切・高慢不遜さがない・たいへん清潔とのことで,その前に訪れていた清国との違いに,たいへん驚いたらしい.また,西洋との文化の違い,例えば人々が家の中に家具類をほとんど置かない(持たない)ことなどについて,色々と彼なりの解釈・考察を繰り広げ,つぶさに記しているところが面白い.  シュリーマンが見た,今から五世代ほど前の日本人が持っていた習慣,あるいは美徳と言えたかもしれない性質は,今はもう失われてしまったのだろうか?それとも,普段意識しないようなところで生きているのだろうか.私たち自身を知るうえでも,貴重な本かもしれない.


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¥ 819(税込)
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カスタマーレビュー数:12

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歴史のダイナミズムを味わえる
歴史が嫌いになる大きな原因の1つが 1つひとつの出来事が連鎖して歴史を織りなしている、 ということが実感できないからであると思う かくいう私もハズレの歴史教師にばかりあたり 歴史は年号を覚えることだという認識で大人になった これでは面白いはずがない しかしこの本は教科書で見かけた出来事が 見事な一幅の絵巻物のように織り込まれていて なるほどなるほど、とするすると読めてしまう ジュニア新書なので、文章も非常にやわらかく 読む者をこばまない丁寧な語り口で 歴史初心者には敷居が低くてよい 歴史の面白さを知る1冊
砂糖は世界を動かした
こういう本こそ、長く読み継がれてほしい。すばらしい歴史啓蒙書である。 砂糖が中世にイスラム世界からヨーロッパに伝わったときには、コショウなどと同様に宝石なみのぜいたく品だったらしい。しかし、その純白の魅力と、どんな食品よりも強烈な甘さのために、砂糖の需要の伸びはとどまることを知らず、大量生産の方法が開発され、やがて「世界商品」として流通することになる。本書は、その生産と流通の広がりにいかなる人々が関わっていたかを、わかりやすくも精密に解説していく。 大航海、プランテーション、植民地支配、奴隷売買といった近代ヨーロッパ史の重要事項は、このような魅力ある商品の開発と、それをめぐる人間の果てしなき欲望を横糸として、ダイナミックにつながっていた。そして、もちろんわれわれが現在享受している消費生活も、そのダイナミズムのさなかにある。したがって、資本主義の原点を知るという意味でも、本書は格好の入門書であろう。 このような近現代にまたがるマクロな視点からの解説の巧みさもさることながら、著者はイギリス史の専門家なだけに、紅茶に砂糖を入れて飲む習慣がロンドンのコーヒーハウス(コーヒーだけでなく外来のさまざまな嗜好品を提供していた)を中心として一般家庭にも広がっていった様子など、都市生活に的をしぼった描写も見事である。 あとがきによれば、本書のように歴史から個々の事象を取り出すのではなく、ひとつながりの流れとして捉える手法を「世界システム論」というそうだ。読者に新しい歴史像を見せてくれる点で、世界を民衆生活の様態から捉える「社会史」の手法にも通じている。非常に興味深いジャンルである。
砂糖を通して知る甘いだけではない世界の歴史
「現代の世界はひとつだとは、よくいわれることですが、その意味を正しく理解することはなかなかむずかしいことです。しかし、『世界商品』の生産から消費までをじっくりたどれば、それも十分に達成されるはずなのです」。 タイトル通り、砂糖を中心に世界の歴史をたどる。特に、ヨーロッパとそれ以外の地域との間の結びつきが、砂糖、プランテーションの発展、お茶など関係する様々な物資の交易との関係、文化や政治変化、産業革命と人々の食生活の変化といった様々なポイントとともに包括的に理解できるように書かれている。 適時、白黒写真や、グラフや、地図も入っていて、理解を助けてくれる。高校生向けに書かれていて読みやすい。教科書とはちょっと違う角度から世界史を眺めることができる。もちろん、大人用としてもそれなりに面白く読める。 砂糖は元々高級品だったとか、薬として使われていたとか、紅茶に砂糖を入れることになった経緯も紹介されている。ローマ教皇庁の枢機卿が「チョコレートは液体だから、それを飲んでも断食に違反したことにはならない」という回答を考えたという、ちょっと笑ってしまうエピソードも載っている。砂糖の原料としては長年さとうきびが利用されていだったが、南方に拠点を持たない国々がヨーロッパでも栽培可能なビートも原料にできるように研究開発したという話は興味深かった。もちろん、日本と砂糖のかかわりについても書かれている。 主に西洋史を扱っている以上、主要な人物名や用語については、付録でいいから英語索引もつければよかったと思う。
基礎知識不要でスラスラ読める。
 友人の世界史教師が薦め、雑誌『諸君!』の推薦図書にも挙げられていたので、暇な時に少しずつ読んでいった。高校生あたりを読者に想定したらしい、「ですます調」の文章は基礎知識を全く必要とせず、寝転びながらでもスラスラ読める分り易さ!  でもって、「へえ〜」と思わせるような歴史上のトリビアが頻出。ただ本書を読んだからといって急に世界史の成績が伸びる事は無いと思う。扱っている事項は世界史のごく狭い範囲です。ただ本書をキッカケに世界史上の出来事の有機的繋がりを意識するようになるのが効用でしょう。  図版の多い点も高ポイント!
難しい話をわかりやすくという困難な課題に挑戦
砂糖を通じて近代史の一側面を語る好著である。 「あとがき」にもあるとおり世界システム論と歴史人類学の手法をもって記されているが、難しい専門用語はほとんど出てこない。平易な言葉で、文字通り高校生にもわかるように記されている。大航海時代、植民地、プランテーション、奴隷制度、三角貿易、産業革命といった高校世界史の教科書や参考書には必ず出てくる重要用語を使い、高校世界史と学問としての世界史の接点を作ろうとする試みに好感が持てた。 本来、「砂糖あるところに奴隷あり」というように生産に集約的な労働を必要とする砂糖はプランテーションや奴隷制度といった近代ヨーロッパの植民地支配の手法と非常に相性がよかったということも新たな発見であったが、イギリスやフランスの植民地支配の主要な手段となっていたことはある種の驚きでもあった。本書に紹介されているような砂糖プランターの膨大な富というものは初めて知ったことである。 また、砂糖が紅茶やコーヒー、チョコレートといった他の世界商品と結びついてヨーロッパ世界に定着していく過程も興味深かった。新世界からの新しい、そして高価な商品の組み合わせは当時の世界では光り輝くような魅力を持ったものと想像できる。大量に輸入した紅茶と組み合わせることによって大量に砂糖を消費するようになったイギリスと植民地で大量に砂糖を生産するも自国であまり消費せずに輸出するフランスといった各国ごとの砂糖の受容が異なることも面白い。 まさに砂糖は近代世界システムの寵児であったといえるだろう。そして近代の終焉とともにその地位を下げたことも印象的である。


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カスタマーレビュー数:12

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掘り出し物
イラストと文章がうまい具合にマッチしてます。 偶然見つけた本だけど、これは掘り出し物。
お世話になりました
この本は四年前に購入しました。この本のおかげで とてもディープな沖縄を旅できました。毎回毎回 沖縄旅行に持って行ってます。買ってまず損はしませんよ。来月も、この本と共に沖縄行きます。よねやまゆうこさんのイラストもおもしろおかしく とても見やすいです!
沖縄へ行きたくなりました
こちらのレビューを拝見して購入しました。  沖縄にはまだ行ったことがナイのですが、これを読んで見知らぬ食文化に強く興味をひかれました。
沖縄暴れ旅
沖縄旅行を思い切り楽しみたい人へのガイドブック的な本。  アジア光俊さんが文章を、よねやまゆうこさんがイラストを担当している。  食べ物やお土産を中心に紹介していったもので、沖縄そば、ヤギ、ブルーシールなどの定番のほか、アメリカからの輸入菓子とか、謎の飲料「森永ヨーゴ」だとか、ちょっと変わったものまで取り上げられている。  それ以外にも沖縄の魅力がピックアップされ、珍しいところでは沖縄独自の洗剤、銭湯、写真館なども。  イラストも親しみやすい。  良心的なつくりで、楽しい本であった。構成に難があり、ちょっと読みにくいのが欠点か。  とはいえ、珍しいもの好きの人にはたまらない一冊だろう。
おもしろい!
何度も沖縄には行っていますが、裏事情みたいなものとかいっぱい載っていて次回行くときにはぜひ体験したと思いました。またイラストもすごく楽しくてあっという間に読んでしまいました。


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くちコミ情報
高度な内容が分かりやすく噛み砕かれた好著
もとよりフランス革命とは、歴史用語であるとともに政治用語であり、その意味は多義的かつ曖昧である。 このフランス革命を論じる時、我々の議論はその偉大さか悲惨さの一方を強調し、それが全体像の把握の障害となってきた様に思う。 著者はまず、フランス革命に於ける偉大と悲惨を考える際の二つのモデルを提示する。 革命は偉大な前半と悲惨な後半に分かれるとするモデルと、 コインの表裏の様に偉大と悲惨が混在していたとするモデルである。 著者の基本的立場は後者であり、そのことを確認した後に本論を展開する。 革命の原因、革命の偉大、革命の悲惨を各章で論じ結論へと至るのである。 筆者によれば、フランス革命はブルジョワが中心的な役割を果たしたという点で「ブルジョワ革命」であった。 旧体制の下で商工業者を中核とするブルジョワは、 平民だけに課される重税や領主への貢租が資本主義発展の障害になっていると考えた。 端的にいえば資本主義体制の実現のためにブルジョワには社会を変革する必要があった。 この意味でブルジョワは革命的であったが、一方で、 土地の分配や生活物資の価格統制を求める大衆の要求は退けようとした点で反革命的であった。 こうしてブルジョワは反革命的な貴族と、革命的な大衆のそれぞれと妥協する余地を持っていた。 フランス革命の諸運動とは結局、ブルジョワがその時々に上のどちらと妥協したかに依っているのである。 そうしてみるとブルジョワにはかなりの自由裁量の余地があり、革命の悲惨は避けられた様に思われる。 しかし、筆者はこうした安易な考えに戒めている。 歴史には「事件」と「傾向」があり、偶然や自由意思が作用するのは「事件」に於いてのみである、と。 通史的なものではないが、フランス革命の問題点を概観するには十分過ぎる程の内容であった。 エピソードも沢山盛り込まれており、楽しめる一冊である。
本当にすばらしい。
 これほど見事な本にはめったにお目にかかれないと思います。感動しました。知性と情熱の結晶です。  まず第一に、フランス革命という複雑怪奇なものをどうとらえたらよいか、と疑問に対して、これほど見事な説明をしたものが他にあるのでしょうか。その説明の見事さにまず舌をまきます。名探偵の謎解きのように見事です。  次に、歴史を学ぶのはそこから何かを学ぶためであるとは誰でも思うことですが、本当に学ばせていただきました。それも冷たい知識ではなくて、実に血の通った、感動を伴う「智恵」を。  敵意に満ちた多くのまなざしの前で自分が正しいと信ずることを表明するのは勇気のいることです。フランス革命では多くの人々が勇気を奮い起こしてそれをやり、殺されました。しかし、その死は無駄ではなかった。恐ろしくも美しく、鳥肌がたつようなことです。    作者はいいます。「自分の信じるところに従って生きるのには勇気がいります。(中略)歴史における劇薬としてのフランス革命があなたに勇気を与えてくれるでしょう」  すごい。これを読んだ高校生は確かに影響されるでしょう。しかし、高校で教えている世界史の授業ときたら・・・・・それにこういう良書を読む余裕が彼らにあるのか・・・・嗚呼!
素人の社会人にもお勧めのフランス革命入門書
 学生時代に工学ばかりやって、歴史にとんと疎かった小生が、技術の持つ意味をあらためて見つめ直した時に、「そうだ、やっぱり人間の歴史を勉強し直そう!」と思い立ち、たまたま手に取ったフランス革命の入門書です。  評判通りの素晴らしい本でした。特に技術屋は、その習性上「偏った視点」を嫌い、またそれを見抜く目が養われていますが、そんな意地悪な読み方にも十分耐えうるものでした。そこにある理念と覚悟、それを現実のものとしていく喜びと苦しみ、ぶれない軸の見極めと様々な妥協、そして遺産として受け継がれた思想と政策の礎を、見事に描ききる本書は、「本来技術とは何か?」を常に心しなければならない技術屋にとっても、必読の書と言えるでしょう。  時間の経過を丁寧にトレースしつつその時代にあった事件を抽出し、それが革命に与える意義とインパクトの大きさの意味を考え、それと同時に異なった立場の人間達から、それら同じ事実がどのように受け止められたのかまで、実に冷静に読みやすい文体で書かれています。  ただ、一つ気になったのは、副題でもある「劇薬としてのフランス革命」を追求する姿勢です。読んでいる途中で、「これは筆者の学説の解説にしか過ぎないなぁ」と思える記述も、チラホラありました。  フランス革命って何?と興味を持ち、史実のみ成らず、そこにある社会・人間の背景を知りたいと思う方は、最初に本書と、物語 フランス革命―バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで (中公新書)を併読されることをお勧めします。  蛇足ですが、途中、革命参画勢力のパワーバランスを、ベクトルを用いて解説していますが、人文系でベクトルを用いるなら、「方向」と「大きさ」が正確ではないにしろ、それらのベクトル要素間での比が概ね正しい必要がありますが・・・、まぁ、ご愛敬ですね。
人間の情念の巨大な噴出
 1932年に生まれた著名なフランス近代史研究者が1997年に刊行した、フランス革命に関する青年向け入門書。18世紀末のフランスは植民地獲得競争と産業革命において、イギリスに後れをとっており、特にブルジョワ層の危機感は強かった。他方で貴族は上層ブルジョワを取り込みながら、根拠をすでに失っていた領主的諸権利を存続させており、旧体制のしわ寄せは都市と農村の大衆に集中していた。このような状況下、財政赤字解消策をめぐってまず貴族が王権に反抗し、議会開催を要求するが、それは貴族の意に反して平民を政治的に目覚めさせ、ブルジョワ主導の国民議会を成立させる。これを倒そうとする貴族の陰謀は、さらにパリ民衆の蜂起と農村の大恐怖を惹起し、ここに複合革命としてのフランス革命が始まった。ブルジョワは最初、自由主義貴族と組んで妥協的改革路線をとるが、貴族と外国の共謀、ヴァレンヌ事件を契機に大衆との同盟による徹底的革命路線=ジャコバン独裁に転換せざるを得なくなる。しかし、それは恐怖政治と表裏一体であり、著者はここに劇薬としてのフランス革命の偉大と悲惨を見るのである。恐怖政治はジャコバン派の支持基盤を狭め、内外の危機の緩和と共に崩壊し、その後ブルジョワは独自の利害を軍事力によって実現するが、それが結局ナポレオンのクーデタを招き、革命は終焉を迎える。著者は以上のように複合革命論にもとづき、諸階層の存在の在り方を具体的に示しながら、劇薬としてのフランス革命の原因、効果、態様について、イギリスや日本と比較しつつ、平易かつコンパクトに論じている。本書の叙述は明晰で具体例も興味深く、結論がやや抽象的ではあるが、歴史学の入門書としても有益である。ただし、環大西洋革命の一環としてフランス革命を見る視点は希薄である。
素晴らしい
歴史とはこのように解釈し、分析するものだと目から鱗の記述。対象が高校生、そして新書という制限された範囲でいかにして複雑なフランス革命を分析するか、から劇薬というコンセプトで鮮やかに説明している傑作。特に王政、貴族、ブルジョア、民衆の関係とその思想ベクトルを図示したのは、とてもわかりやすかった。 ナポレオンの登場まで、なぜ革命が右往左往したのか。またその後のパリコミューンなどの展開までもすっきり頭に入る。 現在、出版中の小説フランス革命を読むにも最適。 優れた入門書は、その後の読書を啓蒙するが、本書はその典型。本書を読んでそして本書を批判すべく勉強を始めた私でした。


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格安の旅によって世界が見えてきます
本書の元になったルポが下川裕治氏によって『週刊朝日』に連載された1988年当時、円ドルレートは140円で現在のように為替レートの感覚とは相当違いますので、それぞれの旅に載せられた明細書の中身もあまり参考にはなりません。インターネットの時代に入り、宿の予約も、格安航空切符の入手も流通経路が変わり、飛躍的に便利になりました。 それでも本書に流れている貧乏旅行の醍醐味は、時代を超えて伝わってきます。安宿を探して歩き回る筆者とカメラマンの苦労は凄まじいものです。お金が底をつき、悲惨な状況に陥ることもありますし、アジアを縦横無尽に走るオンボロバスでの移動は過酷ですし、悲壮感も漂っています。特にシルクロードを巡るバス旅の過酷さは臨場感を持って伝わってきました。 毎回違う国々を訪れています。カメラマンが替わるのは、一度この過酷な旅を経験すると誰もこの仕事を引き受けなくなる、ということなのでしょう。現在の世界情勢の悪化の中で、このルートをたどることは至難の技になりましたから、余計にこのルポの内容は貴重になっています。 200ページから書かれている船旅も同様で、上海に係留していた鑑真号を見ましたが、当時は書かれているように、バックパッカー御用達の格安の上海への船旅でした。それ以上安い航空券が入手できる現在また違った役割を果たしているのでしょうか。 ガイドブックは旅に出る前の精神安定剤のようなもので、それより1巻のガムテープや蚊取り線香立てのほうが役に立つ、というコメントは実に重要な考え方です。「12万円の旅」の真骨頂を表すコメントだと受け取りました。「金をかけない旅でなければ見えないものもある」という言葉の重みは本書を読了した時に共感したものでした。
国境を越えることが大好きな著者のデビュー作
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12万円って積み立てたお年玉でまかなえる金額じゃあ〜りませんか!1ヶ月バイトすれば到達できる給料じゃあ〜りませんか!時代はこの本から流れていますが、旅行者にとっては勝負しやすい時代じゃあ〜りませんか!きりつめた費用じゃないと見れない物もあるはずさ、YOU行っちゃえば、ガムテープを忘れずに。ラディカルなこの本にはプライスレスな価値があるざんす。
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赤道直下、ヒマラヤ、カリブ海、乏しい予算で訪れた国は数知れず。タバコ一本、ビール一杯もサイフと相談。トラブルに巻き込まれたり、人の親切が身にしみたり…。そんな旅だからこそ見えてきた人々の素顔や生活と旅の喜怒哀楽を語りつくす、これぞビンボー旅行のバイブルだ。12万円の内訳付き。 普通の人間には真似できない、極貧旅行!!


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想像という名の旅にでよう!
 1989年に出版、ということはすでに20年近く前の初版。当時の私はプロヴァンスなんてしらなかったけど、本屋でしばしば目にした本書。 古本屋に並ぶようになって手にした。「プロヴァンス」「南仏」今でこそ日本人はあちこちに旅行するようになったけど、 80年代にはまだまだ遠い異国の地だったのではないだろうか。それはイギリス人にとっても同じ。 筆者は優雅でのんびりしたプロヴァンスでの生活を、皮肉ったスパイスを散らしながら描写している。    本書が受けた理由、それはあくまでもプロヴァンスを「都会人」からみた目として描くその視点の斬新さにあったのではないだろう。 のんびりゆったりした時間の流れは、時には都会からきた筆者をいらだたせ、バケーションの時期には傍若無人な来訪者に悩まされる。 これって別にプロヴァンスに限らずどこの避暑地でもありがちな風景でしょう?  とはいえ、プロヴァンス独自の生活スタイル、食事、気候、時間の流れなどせわしない日常を過ごす都会人にとっては優雅で贅沢なものと映るものばかり。 暑い夏の日に、ワインを片手に本書を手にとれば気分はすっかりプロヴァンスです。旅に行く暇がない人ほどおすすめ!!   
訳が残念
内容はおもしろいのだが、あまりにも訳の出来がよくない。この訳のまずさが読解の妨げになり、最後まで読まずにあきらめる人が多いのはもったいない。もっと読みやすい訳で読んでみたい。
こんな本を読んだらプロバンスに行きたくなる
p その昔、この本がベストセラーになり、プロバンスブームを巻き起こしたのがどうしてなのか、よく分かった。こんな本を読んだらプロバンスに行きたくる。もっとプロバンスのことが知りたくなる。あるいは、この本を一冊読んだだけでもうプロバンスのことが少しわかったような気になる。この本を読んで、私はフランス語の勉強を始めようかと真剣に考え始めた(もうプロバンスに行く気になっている)。
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究極の癒しの書
この本が出版され、各国でベストセラーになってからもう長い年月が経過した。それでもまだ売れつづけているそうである。いったいこの本の何が読者にうけるのだろうか。おそらく、つまるところ、読者はこの本に癒しを求めているのではないか。 p 著者のピーター・メイルは、イギリスの広告業界を捨てて南仏のプロヴァンスに移り住んできた。そこでの田舎の生活、隣人とのふれあい、プロヴァンスの風土、人情、動植物、料理、ワイン…。これらの由無しごとを淡々と書き綴っている。そんなエッセイである。 p プロヴァンスでは時間の観念が幅広く、弾力的である。プロヴァンスでは時間がゆっくりと流れている。人には誰でも、心の中にそんなプロヴァンスを持っている。だからこの本が長年読み続けられているのでち!¯ないか。 あなたも癒しを求めるなら、この本をひもといてごらんなさい。 p なお、巻末に料理関係の索引がついている。エッセイの本としてはユニークであるが、プロヴァンスでは、料理はキーワードなのである。


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三島、川端も絶賛した沖縄旅行記の大作
岡本太郎にとっての「沖縄」のイメージが、実際の旅を通じて変遷し、確信に変わっていく様子が、易しく、素直な文章で、率直に表現されていて、沖縄に興味のある人もない人も自信を持ってお勧めする本です。 島津・琉球王国による二重の植民地的支配と重税・疫病・津波・台風・戦争によって、常に厳しく痛めつけ続けられた沖縄の人々が、諦観しつつも投げやりにならずに明るく助け合って過ごしてきた結果、形成された独特の文化、それが沖縄の文化である。意識された美、虚飾が一切なく、「生きること」に直結した唄、踊り、宗教、祭に触れた筆者は、その美しさに感激し、そもそも文化とはどういうものであるものなのかを確信しています。沖縄の文化と日本の輸入文化を対比させ、日本のすべての宗教も文化も、そもそも輸入したもので、政治的意図によってゆがめられたものであり、本来の日本人の肌になじまないものである。その結果、現在の日本人は同質化しており、自らの固有の文化を失っている。日本人の根底にある文化とは、忘れられた沖縄の地に皮肉にも残っているのではないだろうか?というのがあらすじである。 沖縄の歴史と文化について大雑把に理解でき、つまりは島唄の旋律が、どうして物悲しくも明るくも聞こえ、人を癒すのか?が、なんとなく分かったような気がしました。 なお、写真集「岡本太郎の沖縄」は、筆者が、「沖縄文化論」を執筆した旅行時に、筆者が撮影したもので、これまた、もはや貴重な返還前の沖縄の姿が切り取られています。いまは古本でしか買えないけど、貴重な一冊で、両方買って読みたいです。この写真集は竹富島の民宿にはどの家にも必ず置いてあります。
沖縄に行く人も行かないひとも、読むべし。
大方の日本人にとって、沖縄は単に海がきれいで果物がおいしい南国の島か。それとも、日本の負の歴史を背負い占領に苦しむ、かわいそうな島なのか。 岡本太郎は、前者の無責任で能天気なだけの沖縄に対する意識ではなく、また後者のような同情を持ってでもなく、沖縄の本質を見抜き、そこに逞しく生きる人々の姿を生き生きと描いている。 沖縄について多面的に考えるには最高の書であり、沖縄を通して日本の歴史や文化をも考えさせてくれる本である。読み出したら、とまらない。
沖縄を考える
丸山真男の「歴史意識の『基層』」という論文がある。 その基層の部分に溢れているのが沖縄だ。 平たくいえば、縄文時代の「原始日本」のものが溢れているのである。 北海道もそうなのだが、アイヌ民族の文化がほぼ途絶えてしまった今、原始日本を探るには沖縄にいくのが一番の方法だ。 岡本太郎の好奇心、行動力、観察力によって、その沖縄の姿がありありと伝わってくる。
買いです。
なにかの本で横尾忠則氏が岡本太郎のことを、認めたこっちの見識が疑われるほど美術界から徹底して嫌われていた、あれほど世間から認知されているにもかかわらず美術界から無視されていた人も珍しいと述べていました。確かに美術全集なんかに岡本太郎が収められていることは皆無で、以前それを不思議に思ったこともあります。ただ、大宅壮一の「売れないポスターみたいだ」の発言の通り、絵についてはキャラクター抜きには鑑賞できないものも中にはあるかと思います(僭越ですが)。すこし話がそれるようですが、二子新地のかの子の実家近くにある「誇り」は、近所に住んでいたこともあり、何度も見に通いました。すばらしいモニュメントです。同様に、岡本太郎の著作と写真にはそのキャラクターから独立した作品がいくつもあり、本書は「美の呪力」と並んで著作の代表と言えると作品だと思います。
何もないことの感動
ご存じ!『芸術は、爆発だーーー!!』のおっさん。 その人が書いた文章です。 オリジナルは絶版となり、文庫で再刊されたもの。 復帰前の沖縄の旅行記です。 芸術家とは、こんなにも感性が鋭く、そして表現が豊かなものかと 感心させられてしまいます。 短いセンテンスで本質をつく鮮やかさは現在でも色あせない。 いや、沖縄ブームのこの時代だからこそ、 余計、再認識すべきなのかもしれない。 有名なフレーズ「何もないことの眩暈(めまい)」は、その当時かなり物議を醸したとか。 沖縄好きを自認するあなた。必読の書です。


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これ1冊あればコンパクトで検索もしやすく、地方出身者に便利!
2007年4月に関西から東京に社会人1年目になった時に購入。 渋谷駅から目黒や品川がどちらなのかも全く分からない自分だったが、 銀座線や半蔵門、大江戸線などの乗り換えなども検索ができて、非常に良かったです。 また、地図もわかりやすく、駅を降りてからも非常に便利だった! 地方出身者が初めて東京に来た時などはこれ一冊で十分だと思います。 現在は、iPhoneのマップなどで検索もしやすくはなっていますが、 本が良いという方は非常に小さくコンパクトなので良いかと。 ぼろぼろになるまで2年ぐらい使い続け、いろんなところに赤ペンで○がついていたり、 ドッグイヤーがついていたりと自分にとっては思い出深い一冊です。
これで上京できます
上京してから半年以上がたちましたが、いまだに便利だと思います。 今は携帯のGoogleMapのアプリで参照するようになりましたが、路線の基礎知識などが乗っていて、はじめて上京する方には非常にお勧めです。
このサイズで、この情報量は満足ですが、ちょっと改善も
地図だけでなく、終電や乗り換え案内と、便利な情報もあります。駅名索引がにあり、続いて駅を中心とした周辺図(拡大地図)です。でも索引との連携が無いので、意外と使いづらい。私鉄、地下鉄、JRとの乗り入れついての解説もあれば良いかな。ようするに東京の鉄道はこうなっていると言う概説がほしい。また地下街や駅ビルについての情報、フロアガイドやお店の紹介などもあれば、待ち合わせに便利だと思います。そうなると「ぴあmap」のようになるか。 最近使った経験ですと、九段下あたりが使いづらかったです。上野駅周辺も、もう少し詳しいと良いかも。羽田空港を単独で取り上げても良いと思います。 とは言うものの、便利です。
これさえあれば大丈夫
東京に引っ越してきて、早3年 見知らぬ土地で生活するのに、この地図は必須アイテムでした 電車の乗り換えも、ちょっとした散歩にも大活躍です 仕事で外出することも多いので、平日はいつも鞄の中に入れてあります 休日に「〜に遊びに行こう!」となったら、まず地図で調べて行きかたを決めるのが普通になっています ネットでも地図は見れるし、印刷もできるけど、やっぱり紙媒体には勝てないなーと思う今日この頃です。
携帯できて、道も建物も詳しい!
かなり詳しく載っています。 私があまりに方向音痴なのでプレゼントに頂きました。 古布でカバーを付けて持ち歩いたら、行きたいところも増えてきました。


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知りたいことがすぐ分かる。
高校の頃にこんな地学の教科書があったら、今よりもっと地学が好きになったのではないでしょうか?暗記に偏らず最新の地学の成果を教えてくれる好感の持てる1冊です。
純粋文系の人こそ読もう
「新しい高校〜の教科書」シリーズの1つ。4冊とも、きちんとした内容で、「やさしく説明する」といいながら「いい加減に説明する」ものではない。大学1年以来、いわゆる理科の授業は受けていないが、楽しめたし、あの頃以来の科学の発展も見ることができた。このくらいは社会人として理解しておきたい、少なくとも何かのときに頼りにしたい内容になっている。化学式を見ると頭痛がするような純粋文系の人にこそお勧めしたい4冊です。
地学って、面白いかも!
高校で地学を学ばなかったが、この本は面白い。近年、よく世界中で大きな地震が起こっているが、この本のおかげでニュースで専門家が話していると、「あっ!これ…」と気付かされることも。理系・文系問わず、自然が好きなら一読の価値アリ、です!
地磁気が無視されている
20世紀の後半に著しい進歩を遂げたのが地球科学である。私が高校生のころにはプレートテクトニクスはまだ形もなかった。40年の進歩には目を見張るものがある。私はその後地球物理を専攻し、今も大学の地球環境学科で学生の相手をしている。この本はよく書けていると思うが、自分のやっていることに直接関係しているだけに不満もある。地磁気についてまともに書かれていないことである。地磁気は地球を特徴付ける重要な現象であり、アメリカ、ヨーロッパで観測した過去の地磁気極の移動の軌跡が一本にならなかったことが大陸移動説復活の最大の根拠になり、海上地磁気の縞状異常が海洋低拡大説の確立に決定的な役割を果たし、地磁気の逆転の歴史が化石の年代決定の決め手になっているというのに。藤原定家が鎌倉時代というのはご愛嬌。
地学はすばらしい
日ごろ不思議に思っていた、台風のこと、低気圧のこと、地震のこと、 こういったことを学ぶことを地学というのか? すばらしい。 高校生のとき、選択できなかったのを残念に思う。高校の方針で、文系は科学と生物の履修だったのだ。 日ごろの不明の半分は解消したように思う。でも、残りの半分の疑問はさらに大きくなった。 教科書である所為か、参考文献が無いのが惜しい。
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