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   銀行・金融業 の売れ筋最新ランキング   [2009年01月06日]
2009年01月06日(火) 銀行・金融業の第1位は 『マネーを生みだす怪物 ―連邦準備制度という壮大な詐欺システム』!
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エドワード・グリフィン 吉田 利子 (翻訳)  
¥ 2,940(税込)
間もなく入荷します。ご注文はお早めに。商品はご注文いただいた順番にお届けします。
ジャンル内ランキング:300位  
カスタマーレビュー数:5

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★中央銀行の歴史と意義を考えさせてくれる一冊
非常に読み応えのある大作であった。FRS等の中央銀行制度の歴史的背景を遡り、数々の逸話を盛り込んで推理小説のようなタッチで読者を引き込んでいくあたりは、著者の手腕に感心するところ大である。南北戦争の経緯や第一次世界大戦時の独Uボートの暗躍等、学校の世界史で習った時とは異なったドラマチックな興味を惹かれて熱中して読み進んだ。 本題である連邦準備制度に関する著者の廃止論に関しては、必ずしも100%賛成はできないし、それに代わる将来の提案に関しても現実的な観点からは疑問に感じるところも多い。しかし、2008年の世界的金融危機の対策として今後各国で発生する膨大な財政支出(マネーサプライ)が将来の大インフレに向けた潜在的な燃料となり、納税者に大きなツケとなって返ってくるであろうことは、本書を読むとその仕組みが判り易く理解できる分、大いに懸念させられる。無から生み出すマネーサプライは将来のインフレにより納税者の資産の価値を低減させるという紛れもない事実は、本書の中で繰り返し出てくる主要テーマであり、国民はその本質を十分に理解しなければならない。また、本書は過去から現在まで政治・金融をコントロールしてきた少数の上位階層の人間が、何を考え、どう行動してきたか、その舞台裏を覗かせてくれる。彼らの意図は究極的には全体主義的な世界政府の樹立にあるという著者の主張も、その真偽と是非は別にしても個人的には非常に新鮮であった。さらに、本書中で紹介されるアイアンマウンテン報告(1966年の米国シンクタンクの研究)の主張(体制維持を目的とした戦争や戦争代替の脅威必要論)には驚かされるとともに人間の愚かな一面(性:さが)を痛感させられた。この本も今回の新たな発見として別途入手して読んでみたい。
FRBが実は政府機関ではなく民間銀行によるカルテルであることを本書で知って驚愕される読者も多いであろう。
アメリカの中央銀行であるFRBが実は政府機関ではなく民間銀行によるカルテルであることを本書で知って驚愕される読者も多いであろう。民間の金融資本家が強大な国の通貨発行管理権にいろいろな影響を与えることによって、どれだけの不幸や欺瞞が行われたのだろう。   日本銀行も出資証券をジャスダックに上場している、日銀もFRBと同じなのか、どう違うのかに興味が尽きない。
優秀な金融論
大学の金融論の講義では、このようなことはほとんど教えてくれない。 教科書を見ても、「銀行には信用創造機能がある」、「中央銀行は造幣益を得る」などとそっけなく書いているだけ。 その一言がどれだけ重大なことなのか、社会や歴史に影響を与えてきたのかがよくわかる本です。 アメリカの中央銀行である連邦準備銀行が実は政府機関ではなく民間銀行によるカルテルであり、 民間の金融資本家が強大な国の通貨発行管理権を握っていることによって、どれだけの不幸をまき散らしてきたか!  日本銀行も連銀化しないことを心から望みます。 何回も繰り返し読むことをぜひお勧めします。
【必読です】 マネーの本質・問題が手に取るように分かりました。
全く目から鱗の内容で、「お金」=我々の生活を大きく左右するものの本質を、現在過去未来の様々なエピソードと事例、裏の事情を交えながら教えてくれています。よく言われる「お金と戦争の関係」も、とてもクリアに解説されています。 (いわゆる陰謀が、あまりに明け透けなことが分かり、唖然として戦慄を覚えます) この本の解説で、 ・「お金」を成り立たせている論理はそもそも非常にシンプルなものであること ・その論理が意図的に捻じ曲げられ、現在は金融資本のみを利するシステムとなっていること ・そのお陰で一般市民が、気付かない間に大きな犠牲を強いられていること ・これ以上の犠牲を払わないための考え方とアクション が分かります。 もう何度読み返したでしょうか。 何となく分かったつもりの経済論、経済危機説など、この本を読んでからは理解の深さが全く違いますし、日々の経済ニュースの「裏側」も随分と"透けて"見えてくるようになりました。 「奴隷であることに気付いた人は、もう奴隷ではない。」 すなわち奴隷であることを認識し、その境遇の打開に動く人は、もう奴隷でないという意味ですが、私はこの本を読む前と読んだ後で自分のものの見方が変わりました。 私にとっては、これまでに手に取った本の中で最も秀逸なものです。迷わず入手して読んでもらいたいと思います。
「不換紙幣発行」という一大詐欺を暴く
ところで皆さん。「不換紙幣」って何で流通しているのでしょう? 昔の金兌換銀行券なら分ります。貴方がお店の店主でお客が「金に換金できる」銀行券を持ってきたならば、貴方は貴方のお店の商品を売るでしょう。 ここまではいいんです。 しかし、です。例えば現在流通している紙幣にはこんな裏付けはありませんよね? 誰もが一度は疑問に思ったことがあるであろう、上記の疑問が本書にて解けます。 いや、「解けます」なんて甘いもんじゃない。 中央銀行の役割を知った貴方は気が狂ってしまうかもしれません。 何故なら中央銀行の役割は「不換紙幣」を発行し、「税と呼ばれない税」を国民から収奪する事なのですから。 物凄く面白い本でした。ここ一年間で読んだ経済関連書籍で最高です。 あと、補足ですが、著者の筆力にも注目です。プロが素人にも解る例え話など交えながら、難しい概念を説明してますので親切。経済用語は知らないけど、世の中で何が起こっているのか興味のある人にもお勧めです。


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くちコミ情報
備えあれば憂いなし?(ある!)
 自転車操業に備えて、計画的借金が必要なんだなって感じました。ただし特にサラリーマンやってる時はこれの概念って結構抵抗も生まれると思いますし。  サラリーマンやりながらカタカナビジネスの練習してから独立が無難なラインだと思います。後半で書かれている俺のやっている事は無意味な事なのか?っていう言葉がドキっときました。
この本は、商売バンザイってタイトルでは?
あなたは、 どうしてこの本を? 借金バンザイ! と書かれていますが、 商売人に エールを送っているかも? 商売がうまくいけば 人も雇うことができるし 給料が入ってくれば 消費も増える! そんなことを 気づかせてくれる この本は、 ファースト・クラスです!
内容が若干薄いようですが、リスケすら知らない自分には、
結構新鮮でした。 P189にある借金の成長曲線は面白かったです。 はじめから物語風?に軽い感じで進められていくのでサクサク読めました。 要は若干の借金がある方は銀行などに後ろめたさを持つことなく堂々と返済の延長を申し込むべきだ。そのためにはこうすればいいんですよ・・。 という感じでしょうか、、。 役に立つ方は限定され、さらに入り口的な内容のためちょっと辛口な☆×3ですが、ある方にとっては救いの綱になるかも知れません。
確かに借金バンザイですね^^
日本の企業のほとんどは借金漬けというのは手に取るようにわかるが、 なぜ倒産しないの?何故やっていけるの?そんな不思議な部分が見え る本です。 借金の仕方から自転車操業の仕組みや手法が書かれています。 実践的な部分が事例を元に説明されています。 銀行出身の著者だからできる裏話的な銀行から見る社長や決算書の ポイントなどは「なるほどね」って感じですかね。 読み物としてもスラ〜ット読めます。 実際に借金漬けになる前に読んでおきたいものですね^^ もう一歩踏み込んで税務などの専門的な話があっても良かったかな? って事で今回は★4つ
経営者ってこんなに大変なんですね。
ほとんどの中小企業は自転車操業であると言い切る著者。 内容は、読みやすく面白い。 みんな借金してんだね。 借金する、銀行と付き合う、などしないと会社は維持できない。 ちょっと違うが私も仕事で、スケジュールのリスケや納期のジャンプなどなどやるので、それなりに身につまされます。 ただし、経営者でちゃんと勉強している人には内容が薄いかも。 まあ、もともと経営者でもあんまり本とか読まないような人向けに分かりやすく、読みやすく書いているのかも知れない。 読み物としては面白い。ただ、これを読んだといってもすぐに起業したり、経営できるようになったりはしません



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くちコミ情報
現実はそう甘くない
・記述に時代遅れの感があることが否めないこと ・ひたすら「自転車操業し続ければよい」という筆者の主張は、  企業にとって根本的な解決にはなりえないこと を考えると、稚拙な書籍であると思います。 自転車操業し続けるのではなく、 自動的にプラスのキャッシュフローを生み出す方法を提案する書籍が 売れてほしい…と思いますが、そうでないところが日本の現実なので しょうか。本を手にとられる経営者の方にはもう少し眼力を養って いただきたいと思います。
大変読みやすいです
こういう本は漢字と数字がびっしり…っていうのが定番ですが、大変読みやすいですよ。
銀行からのお金の借り方の本としては非常に読みやすい
銀行からのお金の借り方の本としては非常に読みやすい。 かつてこれほど読みやすい本があっただろうか? このような本を最も読む必要に迫られているのは、資金繰りに悩む中小企業の社長さんたちであろう。 この層は、新聞を読まない人も多く、はっきり行って、活字を追うのは大変な作業だ。 どの章からでも読めて必要な箇所だけ読めば良いこの本は親切だ。 本の内容もさることながら、読みやすい本のつくりになっている点で非常に評価できる。 是非お薦めした。
読み物としてはおもしろいが、足りないョ
この本、「その気にさせる」フォレストらしくおもしろいが、 足りないんだよなー。 p 銀行融資の話をするなら、やっぱり、保証協会付とプロパーは きちっと分けて話をしないと、誤解されると思う。 また、中小企業でも数億資金ショートする会社と、 数百万ショートする会社では、その財務・資金繰り精査も異なる。 p この本で190-203ページは役にたつが、残りは説明不足をいなめないのでこの評価です。辛口でごめんね
銀行との付き合い方がわかる
銀行との付き合い方が、わかりやすく述べられていた。銀行が何を持って企業にお金を貸しているか。あるいは、自分の会社はまだ借入ができるかなど、わかりやすかった。 この本の中のシートも使えるのではないでしょうか? p 借入がない会社はほとんどないと思いますので、ほとんどの会社の経営者は、一読しても損はありません。銀行に詳しい人にしてみれば当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、改めて銀行取引を考える上では参考になります。


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くちコミ情報
OJTで学ぶ際の心構えをやさしく甘く紹介
うっかり投資銀行に入った女子大生ミヤビの奮闘記です。 投資銀行業務の華やかな一面の紹介とともに、OJTで学ぶ際の 双方の心構えの紹介がなされています。 以下に、教えるほうの視点で一部紹介しましょう。  ─P29─知識ゼロだけどやる気を見せているので─────  これは腹を据えてトレーニングするしかないな。で、いくら  教えても本当にダメなら、別の誰かと入れ替えてもらおう  ─P49─期待より早く仕事を上げてもらって───────  あいつ、根性あるんだな。おし、もっと本気であいつを成長  させてやろう。…中略…でも、どこで走ってどこで力を抜く  かもキチンと教えてやらないと。  ─P51─仕事面の質問をしてくるようになって──────  こうやってがんばってくれるなら、こっちも真剣にいろいろ  と教えてやらないと。 教わるほうとしては、最初は仕事の仕方そのものの教えてもらい、 次に段取りや「力の抜きどころ」を教えてもらう。そうすれば 少しずつムリなく自信と経験をつけられるでしょう。また、 分かるところ・分からないところの境目が明確になってくるので、 恐る恐るでなく質問をできるようになる、と。 心構えは甘いですかね?ご都合主義なところもありますが、恋の ストーリーもベタ甘なので、合わせて楽しんでください。
投資銀行業務の楽しい部分に絞り、小説形式で分かりやすく紹介。
本書は、投資銀行の投資銀行業務に特化しておもしろおかしく紹介することを目的とした本である。 ラブコメ的要素を含んでおり、軽い読み物のようなテイストで書かれている。 主人公がクビになりかけたり、上司からのお叱りを受け反省し、徐々に成長していくという分かりやすい展開で、楽しく読み通すことができるだろう。 ただ、投資銀行の極めてつらい部分に関しては正直全くと言っていいほど書かれておらず、本書を読んで軽い気持ちで投資銀行業務を志望し、あげく下手に入社してしまうと文字通り地獄を見る可能性がある。 実際に、著者はあとがきで、本書の内容や登場人物には著者の「理想」を盛り込んでいると述べた上で、 「本書をお読みになってから実際に業界に入るとそのギャップに驚いてしまうことになるかもしれませんが、著者はその責任については負いかねますのでご了承いただければと思います(笑)。」 という警告を発している。 投資銀行を志望する学生などは、この点にだけは充分気をつけた方が良いだろう。
すらすら読める投資銀行業務
文体軽いが外資系投資銀行の業務が簡潔にわかる。著者のあとがきが印象に残った。新入社員のしんどいけどキラキラしている日々に共感できた。
投資銀行で働く人のイメージがとても湧きやすい
投資銀行に就職した新人の成長を通して、投資銀行で働く姿、M&Aの裏側を描いたフィクション。 筆者自身が投資銀行経験者であることもあり、単に面白くて読みやすいというだけでなく、実務に即している。そういう意味でも、投資銀行で働きたいと思っている方にはとても参考になると思いました。 ただし、実際の職場では、あまり詳細にかかれていない過酷な労働が伴うことはいうまでもないでしょうか。
ミヤビちゃんに引き込まれていくように読めました
今まで読んだこの手の本のなかでいちばんわかりやすくて、おもしろく、引き込まれるようでした。投資銀行のことをこれほど詳しく紹介した本はないと思います。


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今となっては役に立たないのかな?
赤字会社でも融資が受けられるのは案外多くの人間に 知られているが、では、どういう裏技があるのかを 知りたくて購入。なるほど、と役立つワザがある 一方で、昨今のような貸し渋り時勢でも役に立つのか どうか、知りたいが、さてどうだろう。
ほんとうに、かんたんでした!
本当に簡単でした。 類書を何冊か読んでみましたが、難しい内容のものが多いように感じていました。 しかし、この本は必要な情報をわかりやすく情報提供してくれていると思います。 「ちっちゃい会社」の社長には、参考になると思いますよ。
内容はわかりやすいけれど
銀行融資を受けやすくするための方策が、初心者にもわかるように平易に書かれていると思います。 好き嫌いもあると思うのですが、文体がちょっと……。 無理して「わかりやすさ」をアピールしている感じがして痛いです。 普通の日本語で、普通に書かれていれば、もう少し読みやすいと思うのですが、 それでは類書との差別化がはかれなかったのでしょうか?
作者の情熱が伝わってくるようだ
銀行の内部事情や、保証協会の使い方など、非常に実践的な内容。 裏ワザとは言っても、経営者にも努力を求めている姿勢が好感を持てる。 また、なんと言っても作者の情熱が伝わってくる。 赤字で苦しんでいる会社を本当に救いたいという思いが本書に現れている。 資金繰りで悩んでいるなら、本書を読む価値は充分


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銀行の内部事情...
本書は著者の第3冊目の新著である。当然内容的には前著と重複するところは多いが、本書で初めて著者の説明・主張に触れる読者には、このくらいの重複があった方が親切であろう。 本書は中小企業診断士の資格を持つ経営コンサルタントであり、海外経験も豊富で語学にも堪能な都市銀行の支店長経験者である著者が支店長時代の経験から、融資に当たっての銀行の内部・裏側事情を本音ベースで明らかにした本である。 実は本書の内容は現役の銀行員や金融機関経験者が読むと、何てことはない内容である。金融機関の内側を経験した者にとっては日常茶飯のことが書かれているに過ぎない。しかしながら、恐らくお金を借りる側にとっては非常に興味の引かれる内容であろう。 守秘義務等に縛られなかなか本音を語ることが少なく、冷たい対応が多いと思われがちな銀行員が実はこんなことを考えているのか、実はこんなつまらん事に苦労しているのか...またそんな銀行員達とどう付き合って行けば少しでもお金が借り易くなるのか?  大手金融機関OB特に支店長経験者は銀行関連会社や取引先に再就職することが多いので、そのような内部事情や本音を語ることはまずないが、一匹狼として独立した著者ならではの語りであり、興味をそそられる内容である。 そんな著者にも昨今の大不況の影響が影を落とす。何と本著の出版社が民事再生法の適用を申請し、一時はこの新著そのものの出版が危ぶまれたとのこと...帯の勝谷氏はご愛嬌...


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現代ファイナンス理論の限界、陥穽ないしは原罪性
力作である。米国の金融立国戦略の「尖兵」であった投資銀行モデルの今日的崩壊過程を、金融史も交え実に様々な面から考察しており、目から鱗の連続であった。(一応、2008年9月のいわゆるリーマン・ショック以前の出版であることに注意。) 印象に残った指摘を幾つか列挙すれば、(1)顧客との長期的信頼(信用)関係に基づく商業銀行モデルからは余りにも乖離した「現在価値」崇拝ないしはPV信仰(お前はただの現在にすぎない!)の蔓延(71〜78頁)、(2)日本の中小企業向け融資=擬似エクイティ(85頁)、(3)現在のGSEの負債総額>米国債残高(147頁)、等々。 「計算式の内容は完璧であっても、その計算式が常に正しいという証明は、その計算式からは出てこないのである」(74頁)。「現代社会の消費マインドを支えているのは、所得と保有資産の現在価値である。そこには両者の将来価値の割引分が期待値として埋め込まれている。大雑把に言えば、米国住宅バブルの状況下では、期待値が過大に評価されていたのだろう」(181頁)。オプション(BS式)といい証券化といい、全てを完璧に「現在」に還元できると錯覚し、節度を越えて刹那的な利食いに暴走した結果が今日の始末である。即ち、現在世界で吹き荒れる金融激変の大波は畢竟上記(1)の論理的帰結に過ぎず、要は、バブルを生んでは潰しの繰り返しであった米国の金融覇権戦略が遂に「消費期限」を迎えたということなのであろう。
初心者には不向き
ちょっと背伸びしすぎました。 難しすぎて、理解しきれませんでした。 どうやら、前提知識をある程度持っている人向けだったらしいです。クスン
ステレオタイプの批判
一実務家によるステレオタイプの批判。 一ビジネスモデルに焦点を当てたとしても問題の本質は見えない。 もっと多面的な分析が必要。 投資銀行はなくなっても、投資銀行業務はなくならない。
かつて投資銀行の現場でデリバティブ業務を経験していた著者だから客観的に予測できた今回の金融危機。特に、金融マンには必読の1冊
著者は1979年に東京銀行に入社、いわゆる金融商品の先駆けであるデリバティブズの日本導入と、世界での市場作りにいどんだ最初の世代の日本人だ。同行からバンカース・トラスト、そしてチェース・マンハッタンへ転じ、2001年に独立、RPテックを設立し現在に至る。理屈ではなく、現場を見てきた人だから今回の金融危機を正確に予測できたのだろう。 著者は自らの体験を基に下記のような話も展開し、冷静に考えれば今回の投資銀行バブルの崩壊と金融危機の到来は必然だったと思わせる。 ・プロのディーラーたちは、サブプライムやCDOなどに高いリスクがある、というのはもちろ んみんな分かっている。だけど自分たちの業績は、リターンでしか比較されない。しかも、 投資するのは自分の金じゃない。だったら、0.001%の差だって、誰でも高いリスクを取り に行くという話。 ・リスクを避けたところで、他のディーラーにリターンでちょっとでも負ければ評価されない なら、攻めて攻めまくるでしょう。危機を招いたのは管理の甘さとか現場の能力ではなく  て、彼らにおカネを預けた投資銀行側の評価基準の問題が本質である。 ・ディーラーは本当に、朝から晩までそういう感覚で生きていますから。自分の金じゃない  し、元手が必要ならば、実績さえあればすぐ貸してくれるし、それでうまくいけば自にもど ーんとお金が入ってくるし、これはもうやめられない麻薬のようなエンドレスのゲームだっ た。 ・人の金でばくちをするんだったら、誰でもハイリスク・ハイリターンのあるところに賭け  る。それで失敗して会社が倒産しても、今まで儲けた金を返せ、とは言われないしね。  冷静に考えると夢みたいな商売だった。 ・現場では、「表だったら俺の勝ち、裏だったらあんたの負け」だと誰かが言っていた。  普通だったら表で勝ちで裏で負けなんですけど、「表なら俺が儲かって、裏だったらあんた が損をする、俺は関係ない。これが金融のゲームだ」と、そういうことを言っている連中が いた。 ・その感覚で金融において考えるとアングロサクソンのモデルは多分、少なくとも、しばらく はだめであろう。 ・今回の金融危機によりシティーとニューヨークの地盤はかなり低下するだろう。  これは収益力が落ちるという意味でもあるし、金融の活力が落ちるという意味でもあるし、  金融史的にいうと、この2大国際金融都市の地位は、大きく変わる可能性がある。 ・アメリカの金融の没落は、EUによる、米国からの金融覇権の剥奪、イギリスからアメリカに 行ったのを、今度はイギリスではなく、EU、ユーロ圏が取り戻す可能性も考えられる。 ・ドイツ、フランスがどこまでできるか分からないけれど、ある意味での社会主義的な金融モ デルが出てくる可能性もある。  このように、著者の投資銀行での現場での体験に、金融の歴史的視点を加え、今回の金融危機の発生がある意味で必然、であることを端正な文章で解き明かしてくれる。  本書はどちらかというと金融マン向けの専門的部分が多いが、もっと、やさしく、噛み砕いた説明を知りたい方は、経済企画庁で景気予測に携わった後、投資銀行でデリバティブの現場に入り、今は、経済アナリストである藤原直哉さん著の「2009年世界大恐慌」を読んでいただきたい。そちらの本にもレビューをを書かせていただいたので、ご一読いただければ幸いである。
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この本のなかでは投資銀行と商業銀行がずっと対比されている.証券化商品とレバレッジの技法によっておおきな収益をあげる投資銀行をうらやみ,そこにちかづこうとしながらも投資銀行にはなれない商業銀行.しかし,バブルが崩壊して投資銀行はつぎつぎにきえていった (この本が書かれた時点ではまだ一部をのぞいては存在していたが).専門家である著者はプット・オプションなどの専門用語の解説もいれながら,こうしたことを組曲としてかなでていく.やはり金融のことは金融の専門家にかなでてもらうのがいい.



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