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   政治 の売れ筋最新ランキング   [2009年01月06日]
2009年01月06日(火) 政治の第1位は 『「大恐慌」以後の世界 (光文社ペーパーバックス)』!
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★今後の世界動向と日本の立場を考えさせられる一冊
再生紙を使用した軽量な装丁に対して、内容的には極めて重量感のある一冊である。(皮肉ではなく称賛)最初は、週刊誌の記事を読むような気軽な感覚で読み始めたが、読み進めるうちに多くの事実に気付き、考えさせられることも随所にあった。(内容盛り沢山) 行き過ぎた市場原理主義の申し子ともいうべき金融工学を振りかざして、人間の金銭的な欲望の極みを追求したウォール街の投機関係者、それを結果的には側面から支援した日本の低金利政策、ロシアや中国の政治的な意図の強いニューパワーの台頭等、この世の中の事象は複雑に絡み合い、何が原因で何が結果であるかは一言では表現できない。そういうことを広く学ばせてくれる意味でも本書の意義は大きい。 そのようななかで、本文中でも指摘されているように日本に欠けている戦略として食糧とエネルギーの安定確保がある。世界各国がこれを最重要政策に掲げているのに対して、日本の脳天気さには危機感を感じざるを得ない。 一方、金融危機で世界全体が暗い雰囲気で覆われているなか、インドのミタル製鉄の若手後継者のアディチャ氏が言うように、世界にはこれから工業化社会に突入しようとする20億人を超える人口があり、新たなビジネスチャンスがあることも事実である。今回の金融危機の対症療法で各国が発行した大量の紙幣が、将来の大インフレを惹起し、加えて地球規模での異常気象や人口増加による大きな悲劇(戦争も含め)を引き起こさないように英知を注ぎながら、前述の人類的課題の解決(富の普遍化&不偏化)に世界が向かっていく必要があるだろう。 また、米国の会計検査院が事実上の破綻宣言をしたドルがこの先も国際基軸通貨であり続ける可能性は低い。米国が自国通貨のデフォルトを宣言する代わりにルールメーカとして、自らに都合のよい新通貨制度を創設しようとする動き(アメロ)は軍事的、政治的なパワーを背景に今後一層現実味を増してくるのではないか。困難な課題に長期間に渡って辛抱強く取り組むよりも、ダイナミックなアイデアにより過去を一掃できる荒治療を米国が選ぶ可能性が高いような気もする。一方で、世界には米国の意志に関わらず複数の通貨がブロック圏のように共存する政治的&経済的な環境も進展しているのも事実であろう。 従って、今後世界の通貨制度は相対化の時代を経た後、IT技術を駆使した従来のドルに代わる『新・世界共通通貨構想』(デジタル・バーチャルマネー)なるものが近未来に実現されるのではないか。(兌換制度、金本位制への復活は金の絶対供給量の制約からみて現実的ではないと感じる)本書のサブタイトルは『多極化かアメリカの復活か(The Next New O de )』であり、これは世界各国が保有する外貨としてのドルの価値防衛策や、後継通貨に対する各国の思惑が複雑に絡み合って進展するだろう。その荒波のなかで日本の国益と個人の資産を守るための知恵が今一番必要とされている。
これからの日本を考えるうえで必読の書
あの9・11が起きて間もないときに、「アフガン暗黒回廊」その後加筆された上で「ブッシュの終わりなき世界戦争」に改題された著者の本を読んで以来、浜田氏のファンになった。既にその時点で、9・11がインサイドジョブであること及び中近東と中央アジアで石油獲得のための戦争を起こすことも言い当てた。今回、サブプライム・ローンに端を発した米国経済の破綻は、世界経済を1929年に発生した大恐慌以上の恐慌におとしいれることになるということを、筆者は圧倒的な筆致で説明をしていく。戦後の世界の経済を規定していた、ブレトンウッズ体制がやがて崩れて、新たな枠組みを必要となるであろうということがわかる。アメリカ国債とドルがこの恐慌の解決と借金返済のために大量に発行されている。アメリカはその膨大な借金返済のために、ドルを大幅に切り下げざるを得ない。あるいはドルがカナダと米国とメキシコ共通の通貨としての「アメロ」に切り替えられて、借金棒引きとされるかもしれない。そのような状況下で、日本は「アメリカとの関係をゼロから再構築できる」チャンスであり、その国家戦略を再構築すべきであることも説かれている。まことに、示唆に富む書物だと思う。
思考停止になる
大げさかもしれないが、ジョージ・ソロスですら、 予見していてもはっきり断言するのをためらうような内容を 大胆に告げているのではと思いながら読んだ。 最悪なシナリオも告げているので、どういう反応をしたらいいのやら、 もう思考停止状態となる章もあった。 経済には詳しくないので、 ドルがいかように世界を巡るのかという仕組みはわかりやすかった。 しかし、日本は税金をせっせとアメリカに渡し、それでアメリカは潤いバブルが膨れ上がったとは。 「対岸の火事とは言っていられない、 というレベルで、金融危機をみてはならない。 世界はつながっているのだから」 と諭された。 今後、わが国はかつてない不況に見舞われるとともに、 食糧とエネルギー不足にも陥る可能性が高いことも懸念されている。 今ですら不況で、また就職氷河期に入ろうとしている。 派遣社員の大量リストラもなされ、正社員のリストラもはじまっている。 うーん、もっと酷くなるなんて想像できない。 また、次のことも熱筆されている。 1.どんなシナリオが予見できるか 2.現在そのシナリオのどの段階にあるか 3.段階ごとに何が起こり得るか 中国、ロシア、インドの動向や狙いも見た結果、予見したことも書かれ、 「第3次世界対戦」なんてコトバがとうとう出てきてしまった。 できることならハズれてほしい。 福田前首相が政権を放り出した理由も考察されており目にウロコとなる。 全体的に衝撃的すぎた。


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山一證券、北拓、長銀の破綻! ITバブルの崩壊などをことごとく警告し的中させてきた著者がこれからの世界大恐慌をどう生き抜いていくかを語る渾身の1冊!! 
本書は正統派経済アナリストの藤原直哉氏が毎週発行しているニュースレターで、2年程前から警告し続け、ついに現実のものになってしまった”世界大恐慌”を読者の納得のいく迄、解説し、これからの激動の世の中を私達がどのように生き抜いていったら良いのかを教えてくれる必読の本である。 著者は元投資銀行ソロモン・ブラザーズ勤務の経験などを基に、かねてよりデリバティブや証券化商品等「金融工学」なるものの底の浅さと愚かさ、そしてそれが、金融破壊兵器になり得る恐ろしさを警告し続けていた。インベストメントバンカーのモラルなき貪欲な拝金主義の文化を身を持って知っているだけに、著者の説得力はとてつもなく重い。 著者が毎週発行している「ワールドレポート」を私はこの14年間欠かさず購読しているが、現在に至るまでの経済・金融・政治・社会の流れを、世間が気がつく数年も前から、予測し、警告しながら、多くのトレンドを見事なまでに当て続けてこられて来ただけに、本書から得られる知恵は貴重なものである。 著者は「既に世界恐慌に入ってしまった」と断言すると共に、恐慌が去った後の世の中に向けてどのように生きてゆくか、この日本をどう再生するかについて力説している。 本書はビジネスパーソンのみならず、これからの日本・世界を担う若い人々に是非、読んでもらい藤原さんのメッセージを心からかみしめてほしい。 なお、本書の読者には、著者と親交の深いラビ・バトラ(30年前に2000年までにソ連が 崩壊するとの予測を的中させ、2010年までに今の資本主義が崩壊すると予測した異端の経 済学者)著の「2010年資本主義大暴烈! 近未来10の予測」と、船井幸雄著「2009 年資本主義大崩壊」も是非、併せて、読んでいただきたい。 これらを読めば、今、世界で起こっていることの真相と全貌がわかるであろう。 なお、上記の本についてもレビューを書かせていただいたので、ご一読していただければ幸い である。


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 「儲からない」といわれた個人宅配の市場を切り開き、「宅急便」によって人々の生活の常識を変えた男、小倉昌男。本書は、ヤマト運輸の元社長である小倉が書き下ろした、経営のケーススタディーである。

   全体を通して読み取れるのは、「学習する経営者」小倉の謙虚さと、そこからは想像もできないほど強い決断力である。成功した人物にありがちな自慢話ではない。何から発想のヒントを得たか、誰からもらったアイデアか、などがこと細かに記されている。講演会やセミナー、書籍、マンハッタンで見た光景、海外の業者に聞いた話、クロネコマークの由来…。豊富なエピソードから伝わってくるのは、まさに学習し続ける男の偉大さである。

   一方で、並々ならぬ決断力を持っていたのだと思わせる記述がいくつかある。宅急便に注力するため、大口の取引先であった松下電器との長期にわたる取引関係を終結させたこと、三越岡田社長のやり方に反発し、「とてもパートナーとして一緒に仕事をしていくことはできなかった」として取引関係を解消したこと、運輸省を相手に訴訟を起こしたこと…。いずれも確固たる論理がその根底にあった。それにしても見事な決断力と言わざるを得ない。

   終わりの部分で紹介されている宅急便の各種サービス内容や、有名なNEKOシステムなどの話は、流通・物流の関係者以外には興味がわかないかもしれないが、全体的に読みやすく、興味深いエピソードが満載なので、読んでいて飽きることがない。経営者としての小倉の人となりが伝わる、好感の持てる1冊である。(土井英司)


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経営の心構えや考え方、そして問題解決のために必要なことがとても理解しやすかった。ポジティブシンキングがどういうことかや、経営とはどういうものなのかが身にしみて分かる1冊でした。
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いままで様々な経営に関する本を読んできたが、これほどまでに実践に裏付けされた本はいままでに読んだ事がない。 今では、宅急便という言葉と、数日で日本全国どこにでも小包を送れるというのが当たり前のようになっているが、そのシステムの構築と規制緩和には想像を遥かに超えた苦労があった。目先の売上よりもお客様を大切にし、現場の声を何よりも大切にする。こんな企業が日本にもっと増えれば、必ず経済は良くなるだろう。 本書のような心に訴えてくるようなあつい経営書をもっと読んでみたい。
人生の壁にぶつかった時に読みたい本。
まさにビジネスマンのバイブルではなかろうか? 今では、当たり前になってしまった宅急便も、当時は商品化するにあたって相当の苦労があったことが読み取れる。役員全員の反対、冷たい周囲の目。リスクが多すぎるとの声。最重要取引先との決別をする時の決断。運輸省との闘い。。。 それらの困難を打ち破っていくところなど、勇気をもらうことができる。 新しい市場を開拓したブルーオーシャン! 小倉昌男氏の言う、サービスが先で利益が後という徹底した顧客主義! わかってはいても、なかなか実行できないのではないだろうか? それを、やってのける行動力。 どの名経営者にもいえることだが、共通してでてくるキーワードは仮説をたて行動する。 そして検証する。といったもの。 時代が変わっても、それは同じ。 サービスの差別化、口コミの効力、ゆるぎない理念。社員に責任をもたせてモチベーションをあげる。 一度は読むべき良書です! 最後にこの本で感銘をうけた言葉 できるできないを考える前にすべきかどうかを考えることが重要だ。


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辛口なグランドデザイン
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簡略化したパラダイムを提示する危険性
良くも悪くも、現代の国際関係論に大きく影響を与えた書物である。 この本の最も大きな問題は、文明を七つに分断し、その文明は必然的に対立すると主張した点にある。そもそも、日本を独立したひとつの文明圏とする一方で、アフリカ全てををひとつの文明圏としてひとくくりにする分類法にも問題がある。さらには、紛争の発生原因をあくまで文明という要素に集約させて説明しようとしており、政治的、経済的側面を軽視している。 筆者は、あくまでこの著によってパラダイムを提示できれば良いとして、それらの批判に対し取り合わない姿勢を見せているが、この簡略化した図式が、ネオコンのイラク戦略やタリバンのテロを補完する論理に容易に取って代わられることも認識すべきである。 よって、クリティカルな捉え方でこの本を読むべきだと主張したい。
予言のつもり
あからさまな政治的意図に基づいて書かれた本。長い、退屈、的外れ。さすがにベトナム戦争時に「都市囲い込み」(名称は忘れたが、農村地帯を絨毯 爆撃して人を都市へと追い込むことによって相手を疲弊させること)を提唱しただけの ことはある。アメリカの右派がどのようなことを考えているのかを知るのにはいいかも しれない。現実を観察した結果「文明の衝突」があることを発見したのではなく、この 本に書かれているようなバイアスを通して世界を見ているがゆえに無用な衝突を起こす のである。いま現在起きているアメリカとイラクの「文明の衝突」という図式は、こう したアメリカの保守及び新保守が、その方が自分たちに都合がいいという理由だけで成 した単なるプロバガンダ以上の意味は持たないはず。内容がすべて間違っているとは言 わないが、鵜呑みにするのは危険。 
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グローバル化が進むと人々はアイデンティティを求めて違いを意識するようになる、という著者の仮説は面白い。著者の視点はアンチ普遍主義、西欧とイスラム原理主義の対立、中国を中心とした東アジア文明圏、といったところだがこれらは少しずつ顕在化してきている。自然とそうなっているのではなく、アメリカが意図的に衰退・撤収していくことにより実現されているようだ。世界が西欧の普遍的価値観によって統一されるより、多様性があったほうがよい、という思想が根底にあるように思う。観念的なフランシス=フクヤマの予測よりサミュエル=ハンチントンのほうが現実的である。まさに現在進行形のシナリオが本書である。
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 この本の凄さは数々あれど、日本がユニークだ、と指摘してくれた事は我々にとって特筆すべき慶事だ。  私自身中国と20年余り付き合って来て、何だか違うなあ、と感じていたのだ。でも昔から日本と中国は「同文同種」が常識だったので、イスラム文明やキリスト教文明に比べて、やっぱり日本と中国は儒教や仏教や漢字で括られる、一つの文化圏なのかなあとも思っていたのだ。  この本では日本は孤立したりアメリカと中国の間で振れたりし、最終的には中国に付く事になっているが、日本がユニークだと判ったからには別に中国に付く必要なんか無い。中国の現政権はイデオロギーで多民族を無理やり纏めようとしている時代錯誤の共産党だ。(中国とアメリカだけが、イデオロギーで纏まっている様な纏まっていないような、二大超大国というか、帝国、かな。後は殆ど概ね民族国家)日本にとって危うい事この上無いし、第一合わない。二つの民族(漢と和)は仲良くしようとしてもお互い生理的に気に食わない。中国を同じ文明の宗主国と仰ぐ(又はその反対の)事は、絶対に止めたほうが良い。前世紀に悲劇の結末を迎えたばかりではないか。  でも、何でこうなるのだろう、と皆不思議だった筈だ。何でこんなにお互いの箸の上げ下ろしまで癇に障るのだろう、と。それにこの本は答えを与えてくれた。「違う」のだ。日本は日本で一つの文明で、中華文明では無いのだ。翻って、朝鮮半島は中華文明なのだ。だからずっと宗屬関係を維持出来、破局を迎えなかったのだ。  他の文明圏に関しても、こんな「成る程、そうだったのか!」が一杯。是非読むべし。
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 この本は、情報豊富で、いろんなことを教えられる。 ただ実際に読んでみると、世間でハンチントンの理論として語られていることと 実際のハンチントンの理論とがずいぶん違っていることがわかる。  一番重要なポイントは、ハンチントンが「21世紀の初め」の世界についての「ひとつの仮 説」として、「諸文明の衝突」を語っているということである。 つまりずっーと「文明の衝突」の時代が進んでいくという、目的論的な歴史哲学が 語られているわけではないということだ。  もう一つは、ハンチントンは「世界文明」ということを語っている、ということだ。 これは「諸文明の衝突」が揚棄(止揚)された世界を暗示する言葉のようだ。 ハンチントンは「世界文明」の出現の可能性を排除しないと言っている(77頁)。  ハンチントンは『第三の波』という本を書いている。これは世界各地における民主化の 「第三の波」ということだ。そして彼は「第四の波」の可能性を論じたこともある。 この論理的な極限は、世界全体の民主化という、フランシス・フクヤマ的な世界と接近するの だが、さすがにハンチントンは慎重で、そこまでは言わない。  そうした本質的なハナシだけでなく、宗教や言語、政治闘争の展開論理、トルコと日本の比 較等々、個別に興味深いハナシがたくさん入っており、楽しい本だ。 翻訳も信頼できる。「州」と訳すべきstateを「国家」と訳してしまっているところが、1,2 箇所あった点が気になるだけだ。


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「埋蔵金男」の話題の一冊。これでいろいろ賞をとってますね。橋さんは、東大の理系の研究室を出て、珍しく大蔵省(当時)に入った。郵貯の金利の計算、国家財政のALM (Asset lia ility management) モデル作成、などで評価され、のちに小泉・安倍+竹中体制のときに郵政民営化にもかかわった。 ひとことでいうと、民間の感覚を持った官僚だったのだと思う。政治の世界では、やったことの評価は票でなされる。官僚の世界では、出世。民間人の場合は、だいたい経済的な利益で評価される。特に、大蔵省 財務省なんてところは経済性で政策を決めなくてはならないのだろうが、力関係でいろいろなことが決まることも多いのだろう。 <大蔵省(財務省)はいうまでもなく予算の総本山で、どの部局でも数字を相手に仕事をしている。なのに、東大法学部出身という法学士が牛耳っているのだから、そもそも無理がある。彼らが熱心にやっている力関係の計算は、仕事には役立たない。財務省には、数学的な素養のある理系の人間がもっといてもいいのではないか。少なくとも、もう少し多様性があっていい。> (p. 52) その通りでしょう。ニュースを見ていても分からない政治の裏側がよく分かります。
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優秀な高橋洋一氏と有効な『情報の非対称性』
たびたび竹中構造改革を批判していたスティグリッツ氏の業績のひとつに『情報の非対称性』というものがある。端的に言えば情報格差とでも言えようか。この高橋氏の著書にはそのエッセンスが凝縮されている。 高橋氏は90年代430兆円公共投資した官僚を嘲る。しかし、その発端は当時のクリントン大統領に強く要求され実現したものであり、また当時著書『民富論』にて合計530兆円の公共投資を説いたのは竹中平蔵その人である事には一切触れていない。 確かに氏は技術的には大変優秀なんだろう。『内側』にいて不良債権処理をかなり上手く成功させたのは評価せざるを得ない。無論、この不良債権処理を一番強く要求していたのは米国である(大門みきし議員の国会質問2002年11月分をご覧いただきたい) 2001年〜2004年は日経新聞が「代行返上の売りをしろ」「株の持ち合いは旧式経営だ(早く投げろ)」「銀行を破綻させてもいい、中小企業の貸しはがしもやむなし」と喧伝していた時期と見事に符合する。 要するに日本国政府内部の「アメリカの友人」に不良債権処理を促し、それに呼応するようにメディアをして売り煽りをせしめる。 優秀な氏が官僚叩きをするは構わない。しかし果たして現在の多くの政治家が「劣化した官僚」より優秀だと言えようか。 ブログもろくに更新できない杉村議員や娘のパジャマを愛人に着せるような横峯議員がやすやすと当選する国である。より劣化している政治家は諸外国からの甘言を聞き、より悪い方向に国を導かないだろうか。正直気が重い。
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カスタマーレビュー数:4

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真実か?陰謀か?
読むごとに、世界金融の恐怖を現実に曝して作家の生命の危険を感じるぐらいに内容はアメリカ中枢やCIAや軍部までが加担するといった信じられないが?信じるしか回答がないのが面白さ??データーと空想?人間性とお金世界金融の利益のためならというところに正義の暴露本がどこまで追求できるかまずは読者が増えて考えさせたい本。
9・11テロの超不都合な真実
事件当初からTVカメラがいいポジションで最初から撮影していたので、“これは変だな”と思っていましたが、この本は私の疑問もこれでもか、これでも分からないか?と、ぐいぐい攻めて来ます。読んでいるうちに著者の命は大丈夫?と思ってしまいます。
911に関する資料としての価値が高い本
 著者の執念を感じます。 911テロに関する疑問点・動機・誰がどうやって実行した可能性があるのかを豊富な資料が纏められています。 良くここまで集めることが出来たと思います。 この事件がなければアフガニスタンへの進攻、イラク戦争も無かった訳ですし、現在に到る世界情勢のターニングポイントとなった事件ですから、この事件の重要性は時が経っても薄れることはありません。 逆に風化させてしまっては問題の本質が分からなくなってしまい。 事件を起こしたと思われる影の存在にとってこう都合です。 犯人とされた方々は出ていますが真相究明は何もされていない状態のままでテロ戦争のプロパガンダだけが一人歩きしてしまっている現実があります。 もう事件から7年が経っていますが911について知る必要性は少しも減少していない気がしてなりません。


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ミルトン・フリードマン 村井 章子 (翻訳)  
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解説は霞ヶ関埋蔵金男
今から50年も前の経済学の講義録が基となっているのに、今なお内容に古さを感じないことに驚きを感じると同時に、金融や財政の分野で学問的見地からすればいかに間違ったことが行われているかということの本書は証拠となるだろう。 巻末の解説は「霞ヶ関埋蔵金男」こと高橋洋一氏。的を得た適切な内容で、読後に本書の全体を俯瞰できる。
市場システムへの信頼
マンキュー先生お勧めの一冊。 本書の主張の多くは、市場に対する信頼に依拠しています。市場システムが好ましいというロジックのざっくりした流れは、以下のようになります: A.特別な障害がない限り、双方が十分な情報を得た上で自発的に行う取引は、双方の利益が成り立つように成立する。 ↓ B.市場システムは、何よりも公平に、各人の要求を調和させる。 ↓ C.市場システムは、多くの場合、不特定多数の人々全体にとって好ましい結果をもたらす。 市場システムへの信頼に依拠し、フリードマンは、さまざまな主張をしています。その基本は、限られた知識しか持ち合わせていない政府の介入を可能な限り少なくし、市場メカニズムに経済運営をゆだねる、というものです。 本書でフリードマンが主張するよりは、政府が介入する必要がある分野はもう少しあるのかもしれません。たとえば、差別というのは、一つのナッシュ均衡になってしまう事があると思いますので、これは市場メカニズムによっては崩されない場合がありえます。 しかし彼の主張には概ね同意しますし、その価値は失われる事がないと思います。
世の中変わるもんだ
 30年以上前、西山訳で読みました。その時は際物扱いされていた本でした。あんまり「自由だ」「自由だ」と叫ばれるので、ケインズに毒されていた(今も毒されていますが)私などは辟易したものです。それが、こんなに評価されるようになるとは。時代の流れを感じます。まるで安部前首相のようです。
わがまま民主主義
自由主義というと「政府は悪だ」という印象があるが、「正義の法に反せざる限り」というのが自由主義の前提であって、つまり政府の役割は(最小限)必要不可欠だとしている。 その中で、政府の役割がどの程度必要かについて、国民がそれぞれの代表を出し合い、国会という場で自由競争のルールを決めるのが、近代以降の民主主義である。 つまり、本来ならば小麦の価格が高騰しているとかいうものも、すべては国民が望んだ自由競争のルールに基づいているものである。 しかし、現代はそれらの責任ですら政府に押し付けるようなわがままな民主主義になってしまっている。
良い、悪いではなく。
小さな政府がいいとか、福祉も大切だとか、規制は悪だとか、主張はするが、どうしてそうすることが良いのか・・?  そういえば、先日、某旧大臣の経済学者が「利息に制限をつけるなんてけしからん。(高利で)駄目になったら破産処理したらいい。」と言っていた。 そのようなことを聞けば「なにを言っているんだ、悪徳金融のせいで何人もの人が自殺してるんだぞ!」と言いたくなるでしょう。 しかし、今、わたしは、『悪徳』と言ってしまいました。 つまり価値判断をしていまったわけです。そして、利息制限法はその価値判断を押し付けてしまった制度というわけです。 これこそ自由主義がもっとも敵視する『正義』の押し付けということ。 なにが正義かだれにも分からない、だから、自由にやらせることが前提(利息制限法撤廃)で問題がおこったら後処理(破産法)をすべきだというわけです。 米国のような自由主義市場社会を良しとする某氏も、こう考えていたわけです。 そういうことが、本書を読めばよくよく分かるようになります。 本書は、小さな政府や郵政事業(公営企業)民営化などの理論的根拠になる自由主義のバイプル的存在で、 現代の社会を深く読み解くには避けては通れない本です。 J.S.ミルの『自由論』からつづく、個性の尊重・自由意思の多様性受入れという自由主義の現代的昇華です。 ・・・ご参考にしてくださいまし。


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