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   マスメディア の売れ筋最新ランキング   [2009年01月06日]
2009年01月06日(火) マスメディアの第1位は 『広告も変わったねぇ。「ぼくと広告批評」と「広告の転形期」についてお話しします。』!
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天野さん、よくぞ話し合ってくれましたっ!
「広告も変わったねぇ。」というタイトルをなぞるように、 天野さんをホストに業界のさまざまな世代のスターたちが つぎつぎ登場する対談が、はっきりいって楽しい。 そうなんだよ、このこと(ウェブとマス広告のゆくえ)について こういう人たちに話し合ってほしかったんだよ、 と思わず拍手を送りたくなりました。 それにしても驚いたのは、天野さんのウェブへの理解力。 ちゃんとよく知ったうえで、ここがどうだ、あそこがどうだと、 広告の視点で分析されている。やっぱ、さすがです。
これは立派な社会時評だ
広告というビジネスを語りながら、立派な社会時評になっている奥の深い本。活字・ラジオ・TV・ウエッブと、広告媒体の変遷は、そのまま日本社会の変遷と軌を一にしており、それに連れて日本語も変ってきている・・・言文一致 言文一緒(?)・・・のだと解る。日本文化の奥底には「言霊」が根付いている、だから日本人は言葉への畏敬があり識字率が高いという指摘は大変に面白かった。対談形式の後書きもユニーク。一冊の本ができるのには、著者だけでなく、有能な仕掛け人の存在が不可欠であることも判った本でした。


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やや書きなぐり
著者が主張したいことは分かります。また,紹介されている事例は興味深いです。しかし,主張の根拠やメリット・デメリット評価などがあいまいでそれほどためになる本とは思えません。また,構成もしっかりしているとは思えず,ダラダラと文章が続きます。冗長なブログのようなイメージの本です。ちょっとがっかりでした。
閉鎖的な日本の記者クラブ
著者の所属していたニューヨーク・タイムズの取材経験と閉鎖的な日本の 記者クラブを比較し、日本の記者の駄目な点を述べている。  確かに著者が書いているように日本の記者クラブや取材方法は改善すべき だと思うが、ニューヨーク・タイムズの取材方法がベストなのだろうか?  無条件にニューヨーク・タイムズの取材方法を持ち上げていて違和感を 感じた。
「中の人」だった人が書いたマスメディアの現実
「中の人」ならではの視点・エピソードは非常に興味深いものがあります。 事例もたくさん載っているので、 この本を手掛かりにして自分でさまざまな角度から検証できる人であれば大変有意義な本だと思います。 ただ、氏の属していたニューヨークタイムズ、 特に東京支局の偏執的とも言うべき(それも偏見に基づくと思われる)「日本叩き」を知っている方ならば 氏の身贔屓とも思われる賞賛ぶりには違和を感じるのではないでしょうか? メディアを鵜呑みにせず、彼ら彼女らの報道する内容の真偽を 常に検証しようとする姿勢のある方であればお勧めの書です。 なぜなら上杉氏もまた日本の「ジャーナリスト」の一員だからです。 逆に「あの司会者(番組)が薦めてたから」と さまざまな健康法に飛びつくような人には何も得ることのない本だと思います。 読む方のメディアリテラシーを問われる、そんな本です。
具体的で、読みやすい
肝心の記者クラブの弊害の説明がなぜかわかりにくい。P110 取材を可能にするため「取ろうと思えば2社の推薦は取れる。だが、そんな身勝手なルールに従う理由はひとつもない」。なんでここで意地をはるのだろう、取って取材すればいいと思うのだけど。それ以外は、具体的で、面白くて、読みやすい。ジャニー事件とか朝日新聞のNHK番組改編報道など。NYタイムズと日本の新聞の比較が多い。
よくできた本
中々分かりやすく日本のマスコミの問題点を指摘していて、よくできた本だと思います。 インターネット時代におけるマスコミの役割についても触れてほしかったですね。


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ブロガーもキーボードの横に
以前かな漢字変換のATOKのオプションとしてこのハンドブックを辞書化した 『記者ハンドブック辞書』を使用していて大変便利でした。合わせてこの ハンドブックを手元においておくと、非常に参考になります。 気をつけて自分の文章をよりわかりやすい表現にしましょう。 かな漢字変換を使用していると、つい漢字を多く使いがちです。例えば「比喩」とか 「便箋」とかつい書いています。このハンドブックを引けば「比喩→例え」や「便箋 →便せん」などの言い換えを示してくれます。 これは記者が記事を書く時に使用される「新聞用字用語集」をベースに共同通信社 でさらに練られたものです。ハンドブックは3〜4年ごとに改訂されていますし、 「新聞用字用語集」は今回10年ぶりに改訂され、この11版ではそれが反映されてい ます。 これを参考にすれば、ある程度トレンドを押さえ一般的にわかりやすく正しいとされ る用字がわかる仕組みになっています。 最近はブログで文章を書いている人も多いでしょうが、こういった一般的な指針を 参考にしながら自身の流儀を作っていけば文章のレベルも上がるとはずです。


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現在まで続く米国検閲システムの驚異
米国の対日検閲と情報操作の準備のプロセスとその実施について著者が米国の一次史料の事実から詳細に描き出した力作。米国がかかげる報道の自由、ポツダム宣言での同様の記述、検閲と情報操作の隠蔽、抱いた日本への恐怖心とその反動で強力に行われた思想と伝統文化の破壊プロセスの事実がわかります。戦後の日本史を正しくおさえるには必読の書です。良識ある先生ならこれを歴史の授業でやるべきだ。
「ジャーナリスト」は二度死ぬ
この本は、アメリカがいかに「検閲」を行い、戦争に「勝利」し、日本を「占領」したかを描いた本です。 「軍国主義」の日本より、「自由の国」アメリカの「検閲」の方が、はるかに「厳格」ということが分かり、興味深いと思います。 それに加えて、「メディア」の問題も明らかになります。 「新聞」や「雑誌」は紙面では、「知る権利」「反権力」を売り物にしますが、実際は「自己保身」のために占領軍に「迎合」したことが明らかにされます。 そうであるかぎり、これからも「メディア」は「検閲」で出来た「言語空間」を守ろうとすると思います。 なぜなら、この「言語空間」が崩れると「メディア」の「罪(戦前、軍部に「迎合」した罪と占領軍に「迎合」した罪の「二重の罪」)」が暴かれるからです。 残念ながら、これが「敗戦」した国、日本の現実なのだと思います。
GHQによる戦後日本の戦争贖罪植付け教育とマスコミの自己検閲
  所謂戦後教育を受けた方に知ってほしい内容が詰まっています。 本書は、眼に見えない形で行われた戦後日本の思想教育を記した名書 です。GHQは戦後、日本人に戦争贖罪意識を植付けるために検閲を周 到に準備し実行しました。自虐史観の日本国憲法に始まり、学校教科書 からはアメリカを悪くいう文言が消え、NHKドラマには必ず暗黒の戦時 中の場面が現わるなど。優等生のマスコミは検閲をクリアすべく自己検 閲を始め、日本の独立が確保された後でもその検閲の習慣が残り、あま つさえ増殖していったのだと。現在日本の精神的荒廃に繋がったのだと 分析します。保守論客江藤氏の早過ぎた死が今更ながら悔やまれます。
歴史は、勝者によって書き換えられる。
 戦後GHQによって実施された民間検閲の実態を、アメリカでの資料調査に寄って明らかにしています。 僕は、 この本を読むまで、検閲はすでに過去のことと思ってましたが、そうではなく現在もその影響下にあることが明ら かです。  本書は、2部構成で、検閲の準備段階と如何に実施したのかに分けられてます。 戦争の初期段階から占領下で の検閲が準備されていたこと。 過去の大戦を通じてプロパガンダと検閲の技術を向上させておりそれが現在にも 到っていること、占領下で、民間情報教育局(CI&E)の所謂「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」と 民間検閲支隊(CCD)の検閲が一体となって日本の歴史・文化への信頼を崩壊させようと執拗に実施されて、検閲終了後 も自壊し続ける様に仕組まれていた。 「太平洋戦争」と言う言葉も戦後GHQが作りだした言葉とは知りませんで した。  反日マスコミの芽もこの頃に作られたことが明らかです。 日本人必読の本です。
江藤淳氏の至純の心。魂の叫び。
 江藤氏ファンに言いたい。敢えてこの本に関係ないかもしれないが、しかし根源では繋がっているのではないか?  病苦が理由とされる彼の自刃…本当の理由は「諫死」…俗化を極め、眼を覆いたくなる事件が頻発する昨今、この状況が来るだろう事を予感して、世を諌める理由で自決したのではないのか?つまりは、太宰、三島と同じ理由から、戦後社会への警告から死んだのでは?


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もっと読んでもらいたい本です
私もそうでしたが、大多数の日本人は新聞やテレビ等の報道が偏向しているなんて思ってもい なくて、それを否定する話題は本当に少ない。最近でこそインターネットが広まり誰もが発信 者になり得るようになってきたため、少しずつ変化しても良さそうな物だが完全に信じている 人はこの本で言っている様な記事をちょっと読んだだけでは気にも留めない。 反対意見の主張も知っておこう、とか、話題の一つとして、とか、どんな動機でも良いからこ の様な本を手にとって知ってもらいたいですね。 ちょっときつい表現が多く朝日読者には嫌悪感を抱く方が多いと思いますが、そんな方にこそ 読んでもらいたい一冊です。
これ一冊で充分です
朝日の醜悪さやTBSの稚拙さを入り口に近代日本を知ることが出来、また 散漫にある情報を一冊にまとめた秀作です。 自虐っていうけど何?とかホントってなに?と最近の報道やネットでみる情報の量に 迷子になってたのですが、まさに一刀両断。なるほどねーっとうなずきます。 この本で情報を整理できたので、黄さんや石平さんの著書も理解できました。
的確にして痛快で小気味よい「朝日新聞」批判
実に痛快な本である。 「馬鹿」な者には馬鹿にした言葉遣いはするものの、感情的に口汚く罵るのではなく、客観的に事実を述べて非難してゆく。 各話題が簡潔に短くまとめられているのでテンポよく読み進められる。 天下の捏造新聞「朝日新聞」を始めとする報道機関とは言い難いマスコミを話題の中心に据えてはいるが、話題はそこにとどまらず「堕落した警察」「税金逃れの海外移住」「恥を忘れた日本人」「腐りきった官僚」など、幅広く日本の問題点に言及している。 切れ味鋭く実に的確で辛辣な文章は「よくぞ言ってくれた!」という感じで実に気分を壮快にしてくれる。 また、本題からはそれるものの戦後のマスコミ報道の嘘を理解するために解説される、第2次世界大戦に至る世界の、特にアメリカの動きは、各国の取った行動の本当の理由を理解するのに不可欠なものが簡潔に述べられており、優れ物である。これだけでもこの本を買う価値がある。
では何故モンスターになったの?
朝日新聞が親中国、売国新聞になった理由、その辺を詳しく書いて欲しかった。 朝日新聞の報道が偏っているのはわかる。 その理由を知りたいが一行も書いてない。
中共に軸足をおくモンスター新聞社による産経排除の動き
本書は、朝日新聞、NHK、TBSなど大手サヨクマスコミの歪曲報道を糾弾 する書です。特に朝日は、日本人・日本政府は全て悪、一方、中共・韓国は 全て善という立場で捏造記事を乱発し、日本を貶め続けているのだと。中で も見逃せない動きは、中共政府に擦り寄る形で大新聞社である朝日、読売、 それに大手経済紙の日経が加わり,産経新聞を排除する動きがあるのだと。 将にこれこそいつも新聞社が糾弾する大政翼賛体制と呼ぶべきものです。


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報道ジャーナリズムの恐ろしさが良くわかる
民族紛争には、常に当事者にとっての正義は(あくまで当事者からの視点ではあるが)絶対 善として存在するが、それは対立者にとっては悪魔的に悪である。だからこそ問題の軟着陸 が難しく、問題が泥沼化してしまうことが多い。ただ、もしある一方の視点だけが報道され、 対立者の視点・主張が一切シャットダウンされてしまったとしたら---- 本書ではその「もし」が現実に起こり、セルビアが国際的な「ならず者」へと転落していっ た舞台裏を克明に描いている。こうした事例はこのユーゴ紛争だけでなく、我々の日常接して いる報道にも頻繁に見られる(例えば小泉首相時代、対立者を抵抗勢力と決めつけた報道等) そういった意味で新聞やTVの報道を鵜呑みにしてはいけない事を本書から学びました。 何よりも、本書を読んでボスニアに絶対的な善など無いのだと気付かされます。まだ著作数の 少ない作家ですが、今後要チェックと思いました。
プロの仕事
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を思い出しました。 ルーダー・フィン社のジム=ハーフ氏らは、徹底的に、クライアントの利益のためにPR会社としてプロの仕事をしたのだと思います。24時間体制は当たり前。 その仕事ぶりが、PRの素人の失敗(セルビア政府、ユーゴスラビア連邦(当時))と比較され、見事に描かれています。 最後、クライアントとの決別がフィーを巡ってのことのようで、そのあたりも生々しい話しでした。
受け手とメディアの怠慢
本書は90年代初頭のボスニア紛争において、 アメリカの一企業がいかに巧みに情報を操作し、 国際政治を動かしたかを回顧するものです。 映像を手がけるプロでもある著者の文章は、 臨場感や鮮やかさに満ちていて読み応えがあります。 弱小国家ボスニア・ヘルツェゴビナの外相シライジッチは、 単身で乗り込んだワシントンDCにおいて、 PR会社のやり手、ハーフと出会い契約を締結する。 そこから、同国の怒涛の情報戦略が展開され、 ついには強国ユーゴスラビア連邦を国連脱退に追い詰める。 その過程では、主要国首脳や国際世論を味方につける様々な手法が用いられる反面、 手強い相手方の失策や幸運も作用していきます。 本書を通じて率直に感じたのは、新製品やサービスならともかく、 人権や平和を扱う国際政治の分野にあって、 PR活動が真実を覆い隠したり、趨勢を左右するのは、 やはり邪道だなということです。 しかし、著者同様、それがもはや冷徹な現実であることは認めざるを得ません。 日本政府や要人の貧弱なPR活動が、 我々庶民の生活を窮地に追いやらないことを祈るのみです。 同時に浮かび上がるのは、 本書におけるようなPR企業が成果を上げてしまう主な要因は、 我々情報の受け手のメディアリテラシーの欠如、 そして情報を媒介するメディアの怠慢なのでは、ということではないでしょうか。 すなわち、メディアがPR企業のお膳立てに乗らず、 己の功名心を少し抑えて、独自取材の努力をしてみるとか、 我々が複眼的な視点で情報を吟味することが欠けているからこそ、 PR企業の暗躍を許してしまうのではないかと思えました。
衝撃でした。
いわゆる“情報戦” その役目をまさか、民間企業が果たしている事が有るなんて・・・。 衝撃でした。 新聞、テレビ、あらゆるメディアを見る目が変わります。 社会派ノンフィクションですが、 エンターテイメント的な読みモノとしての魅力もアリ。
倫理観を押さえて読もう
ボスニア紛争でムスリム人(この言い方も変だけど)政府のメディア対策を一手に引き受けた広告代理店チームの行動を追ったドキュメントだ。彼らの活躍で、セルビア人=加害者、ムスリム人=被害者と言う構図が構築され、流布され、信じられ、そして、反対できないドグマへと仕立て上げられていく道筋が克明に追われている。上手なメディア戦略というものがどういうものか、目にもの見せられる思いである。わが国のあらゆる組織のトップに立つ人は必読の本だ。 ひとつすごいなあと思ったのは、広告代理店チームが詳細な取材に応じていることだ。彼らは悪びれることなく、クライアントの最大の利益を守ったと言う。そもそも、何をしたかの詳細なレポートを業界団体に提出して賞をもらっているのだ。そして、その賞によって最も有力な広告代理店の仲間入りをしている。他民族のパッチワークの中で、正義(そうブッシュの好きな正義)とは相対的なもので、大衆やメディアが指し示すに過ぎないことを彼らは深く理解している。かの国で、学校教育でディベートが重視されるのも当然だし、卑近な事象で争うと弁護士社会となる。日本人は、価値観の似通った中で暮らしているので、そのような考えには嫌悪感を覚えるが、一歩外に出れば、そう言う世界が広がっているのだ。 セルビアが悪の権化に祭り上げられた経緯は、戦前、わが国が悪の権化に祭り上げられる経緯と重なるものがある。ハルノート、リメンバーパールハーバー、国際連盟脱退、にみごとに対応するものをボスニア戦争で見つけることが出来るのは驚くばかりだ。第2次大戦は、戦力、経済力、云々の前に、メディア戦略でまず負けていたわけだ。 現在の牛肉輸入問題にしろ靖国問題にしろ、私は結論はどちらでも良いように思う。ただし、国際世論(本書を読む限りそれは実質的にはアメリカの世論)をいかに味方に付けるか、そのためにどういう手を打つかについてよほど腰を据えて考えていないと、あっという間にセルビアにされてしまうのだ。


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「ハレンチ学園」「ローラーゲーム」から「WBS」まで、元名物編成局長が秘話を大公開!・・・ というオビの惹句に魅力を感じて買ってはみたものの、「ハレンチ学園」については1ページ少々で、番組の内容にはまったく触れられておらず、「ローラーゲーム」に至ってはわずか6行ほどの記述しかなく、まったくの期待はずれです。 音楽賞のトラブルの話などは関係者名がイニシャルだったり年度も明らかにされていなかったりで、資料的価値もほとんどゼロ。しかも 「私が書いたのはテレビ界の裏話ではなく、(中略)番組制作の機能の一段面です」 とのこと。オビに書いてある「秘話を大公開!」って何だ。誤植か。 時間の無駄なので読むのをやめようと何度も思ったけど、レビューを書いてやろうと思い、その義務感でようやく読み終えました。 本人が最終章に書いている、 「思いつくままに、というかむしろ行き当たりばったりに、自分の思い出を綴ってきました」 という文が全体をよく表してます。元テレビマンの苦労話と自慢話。そういうのがお好きな方はどうぞ。
新書なので写真はありませんが
僕は正直今のテレビ東京は深夜や年末年始の実験枠でわけのわからない番組が時折飛び出す以外は、旅やら販促番組やら固定化してしまいあんまり面白くないと思っています。ハプニングも頻発し、本音も出る長い時間の生放送が減ってしまったせいではないでしょうか? ただ黄金期の東京12チャンネルは信じられないほどすばらしかった。1日の半分は12チャンネルを見ていましたといえるほど他局と比べて面白い箱でありました。当時他局の1 3の制作費を逆手にとった「少ない予算で大きな企画」とかは名言でした(誰が言ったのか知りませんが)。 社内も外注の製作人にも、出る人にも才気あふれる人が多くてよかった。少ないカメラ数を補うハンディカメラの人も、東京タワー直下で窓の少ない社屋も、手書きテロップの人とかも、暗めの声で「ごらんのスポンサーがお送りしました」と言う年配の女子アナウンサーの方なども、みんな特徴的でした。 石光さんも編成局長だったため全体を見られているせいか、以前出た他の方の「東京12チャンネルの挑戦―300チャンネル時代への視点」よりも秘話的な裏話が多いような印象ですが、やはりメジャーな部分を多く取り上げている気がしました。東京12チャンネルの看板番組を知る人には、楽しい本だと思います。 本当はもっとマイナーな部分が支えていた面もあるので、本当は棟武郎さんとか、バラエティ系や変わった番組をやっていた人々のアイデアについて、あるいは経営眼的には、敏腕すぎた中川社長(当時)とかのビジネス的視点の本が見たいなぁ、などと思うのですが、新書だけに特にこの本自体には不満はありません。 著者が、最終章近く、大ヒットさせた輸入通販番組「テレコン・ワールド」を経て、最終的には系列通販会社へと移行していったところが時代を感じさせます。 テレビは2008年まで通販の世界が王道でした。この局の得意分野である”経済”の不況が迫る中、消費が冷え込み各局がパチンコと特定宗教関連組織のCMに頼り、視聴者が違和感を抱くという中、どのようにこれからのテレビが変わってくるのか、さて今のテレビマンに航海図は描けているのでしょうか。
テレビはどうあるべきか
 インターネットの普及でテレビ自体を見る方が減って来ているそうです。  本来テレビは何を報道して、何を伝えるべきか、考えさせる一冊です。  私は、ほとんどテレビを見ませんが、晩ご飯を食べているときは、テレビを 見ています。最近は、お笑い、人をコケにする番組、スポーツ選手をオチョクル 番組などが多くて、ついテレビを消してしまいたくなります。  東京12チャンネルは、独自の方針で、有名人が一般家庭に泊まったり、 温泉巡りをしたり、家族で安心して見ることができる番組があります。  家族が茶の間で感心して見ることが出来るチャンネルが更にほしくなって、 テレビって何を伝えるべきか、考えさせられる一冊です。
小なりといえども、意気高し……
現在もテレビ東京(旧東京12チャンネル)の番組は異彩を放っている。 低コストというだけでなく、ヨソの局が一斉に同じような番組をやっている 国民的関心事のときに、 お笑いタレントの旅グルメを堂々とやっている。 かと思うと、ワールドビジネスサテライトという硬派の経済ニュース番組を 長く続けている。 テレビ局でも出版社でも、どんな会社でもそうだが、 小さいときは逆境を逆手に取ろうと、あの手この手でがんばる。 しかし何かが当たって少し大きくなると、売れた(ヒットした)前例のある コンテンツが多くなる。 テレビ東京も、名物番組だった「テレビチャンピオン」がついに終わった。 一抹の寂しさを覚えつつも、 かつて(かろうじて今も)、反骨精神にあふれるテレビ局があったことを 懐かしく思い出させてくれる一冊だ。 メディアのあり方とは……というほど大げさではないにしても 少し考えさせられる本ではある。 そもそもメディアとはゲリラ的であるべきではないのか……と。
テレビの進化は止まったか?
テレ東創世記から始まる本書は、94年の著者退職までの歴史を振り返るが、テレビ産業が低く見られていた時代、生まれたばかりの「番外地」テレ東に入り、「番外地」だからこそできる一か八かの企画で、外すこともあったがスマッシュヒットを連発し続けた著者のテレビマンぶりは爽快である。同時期に編成局長を務めたフジの日枝氏しかり、変わり者がテレビの現場を仕切っていた時代だから、面白い発想が出てきたのではないだろうか。とりわけ、本書を読んでいると、「番外地」の悲しさで「金の為に…」取ったセオリー破りの苦肉の策が、意外なヒット、定番につながったケースが多い。「女子プロレス」など存在しないスポーツも作り、正月三が日の制作費を安く上げたいと「12時間ドラマ」、24時間放送の時間をなんとか埋めたいと「テレコン」…。 現状の、構造的に当たらない、変わり映えしないテレビを見るにつけ、人気産業になったテレビに優等生ばかりが入ってつまらなくなったのかなあ、と思う。優等生は得てして前例を踏襲してしまう。金が無くとも。広告収入が激減しているとはいえ、「苦肉の策」が取れない優等生なテレビ局は、このまま右肩下がりの道を歩むのだろうか。


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みんな朝日新聞にはだまされた・・・・・・
 思えば、アメリカの占領軍、GHQの意向に最も忠実だったのが朝日新聞と大学の先生だった。また、日本人は「権威」を疑わず、「長いものに巻かれ」るのが好きな国民だ。だから権力者には扱いやすく、こうして世界でも稀に見る「働き蜂」の国が出来た。インターネットの時代になると、テレビや新聞のいうことをみんな疑っている。だから「地球温暖化の問題」など、NHKや朝日新聞が執拗に宣伝しても、なかなか浸透しない(ネットを扱えない高齢者を除いて)。いくらお人好しの日本人でも、いつまでもマスコミに踊らされて、従っていくほど、アホでないと思う。朝日新聞も、これから「社民党」のように、国民の支持を失って弱体化する前に、大きく軌道を修正すべき時代になったのではないか。
防弾チョッキをもらえなかった記者
高山正之が激しい怒りをユーモアに包んで、政府、メディア、官僚を切りまくる。 なるほどそうだったのかと思うことも多々あり、最後まで飽きさせない。 著者は、新聞記者時代にイラン・イラク戦争を戦場で取材した際に 本社に防弾チョッキを送るよう依頼したところ、通産省(当時)が 防弾チョッキは武器に当たり、武器輸出三原則に反するから送れないと 許可しなかったとのこと。 こんな現場感覚(?)から生まれた批判精神はすさまじい。 変見自在の怖いものなしであるのも当然かもしれない。 なお、表題の「ジョージ・ブッシュが日本を救った」は クリントン政権時代に猛烈に吹き荒れた対日企業訴訟の嵐がブッシュ政権になって パッタリとなくなったとの意味。これにもなるほどだ。


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この編集者になら、書いたものを託したくなる
 編集者として、いかに書き手と濃い時間を過ごし、よいタイミングで作品を託してもらえるかがよく分かるし、もし自分が書き手であっても、著者に作品を預けようという気になるだろう。  但し、著者のこのような姿勢で「売れなければ、良い本ではない」との会社のものさしを変えない限り、売れる作品は手がけられても、残さねばならない作品がどのぐらい出版できようか?    特に社長が今も現場で、300人もの書き手のキンタマを握っている状況で、慎太郎のような権力者とつながっていれば、タブーも多かろうし、体制側に弓を引く本がどれだけ出せようか?      その意味で、娯楽本には強いが、ルポなどは見当たらない幻冬舎の作風が理解できた。  本書は書下ろしではなく、インタビューや他誌への投稿短文の寄せ集めであり、内容がかぶっている部分も多く、著者の生き方同様の内容の濃さを期待していたので、少しがっかりした。
漠然としたものではあるが
編集者というとどういった仕事をする人々なのか、 外から見ていると不思議な職種でもある。 本書は幻冬舎代表取締役である著者の今までの仕事振りを振り返る自伝的な作品である。 著者(表現者)たちとのまさに全身全霊を使った付き合い。これが編集者だといわんばかりである。 「編集者とは」というものを体現したような仕事振りには圧巻。
編集者として有名になるには
今活躍している編集者あるいは作家の人たちは大学卒業時点での就職活動において出版社を何社か落ちていることが多いみたいである。書籍というものを作り上げるのは豊かな経験と熱い情熱などセンスの部分が結構決め手となるのかもしれないと思わせてくれる。3人の大家と3人の若い才能と手を結べという教えなどは、理にかなっていると思う。
仕事の作法
この本は、仕事をするとはどういう事なのか?という根本的質問に答えた見城氏の経験談です。「自分を感動させてくれた人と仕事をしたいと願う。」 これなんです、見城さんの仕事の根本は。自分を感動させてくれた人を「本」という媒体で表現し、それをマス(大衆)に知らしめ、売って売って売りまくれる作品を出版する。それが彼の仕事の作法なんです。この本には、彼を感動させた日本を代表する音楽家や作者が登場し、彼との関わりを描いてます、そうやって生まれてきた本が、売れないわけがない。と思わしめた本です。 最近読んだ本の中でも結構、楽しく読んだ本です。
「編集者という病を背負った人間の総決算」
 13年で13本のミリオンセラーを出版した幻冬舎の社長見城徹が書いた本。とあるテレビ番組で彼の人間性に触れ、速攻で買って読んだ。  序章に次の件がある。「僕はつねづね、売れるコンテンツは四つの要素を備えている、その必要条件を満たすものは必ずヒットすると思っています。1オリジナリティがあること。2明解であること。3極端であること。4癒着があること。」こんな秘密をばらしていいのだろうかと思った。  「人は一回かぎりの人生をかぎられた時間の中で生きるからこそ、苦悩と葛藤と闘いが不可避となるのだと思います。そこにこそ感動・官能・絶望・切なさなどの情動のすべてが生じてくると同時に、救済としての表現が要請されるのだと思います。」「五〇歳代の半ばを超え、死の瞬間が確実に近づいていることはよく分かります。・・・肉体は確実に衰えています。いまいましくも、その事実をよく承知しています。自分の人生はとりあえず七〇年、そう勝手に決めています。残すところもう十五年もない。その時が一瞬の後のように到来するでしょう。夏休みもあと一〇数回、ゴールデンウィークも一〇数回、お正月も花見もそうだ。だから一回一回を真剣に生きようと思うけれど、そう思えば思うほど、センチメンタルな感情がこみ上げてきて、涙が出てきてしまう。」辣腕編集者は同時にナルシストなのか。ものすごく引き込まれてしまい鳥肌が立った。でも、幸いそれは序章だけだった。書き下ろしではなく、過去の書評やインタビューの等の寄せ集めであり、著書としてストーリー性がないことや、同じエピソードが繰り返し書かれていることが、私をがっかりさせた。でもおかげさまで超スピードで読むことができた。


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