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   化学 の売れ筋最新ランキング   [2010年03月18日]
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¥ 945(税込)
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くちコミ情報
目から鱗70%と全く分からない部分10%の不思議な本
 エントロピーは位置エントロピーと熱エントロピーがあり、確率モデルで計算できることを簡単な例で示しているのは目から鱗でした。「場合の数」に関する付録もこれだけわかりやすく簡単にまとめたものは見たことがありません。自由エネルギーで実際の反応を考える場合も、多くの例をあげ、数値を入れながら説明しているのでわかりやすい。電解質の水和反応の発熱、吸熱を定性的ですがエントロピーから説明した部分は面白いと思います。  ただしp16「プラスとマイナスの電荷が引き合うばあい、重力と異なり間隔が大きくなるに従い位置エネルギーは減少する」は「重力と同様に位置エネルギーは増加する」の誤り、p101「真空中に気体が膨張するときは温度が下がる」は、「(断熱可逆膨張ではないので)位置エントロピーが増加し、熱エントロピーは変化しない。したがって正味のエントロピーは増加し温度は変わらない」の誤りだと思います。この様なところでつまずいて投げ出す(私も1回投げ出して2回目に読了しました)ことがないようにあえてレビューを書きました。  なお参考文献として、ピメンテル「化学熱力学」が紹介されています。本書と関連が深く、わりにサラッと読めるよい本でした。これも併読することをお勧めします。
理論が先か?
化学反応がどのように進行するか エントロピーを基本に記述しています。 エネルギー的にこちらが安定だから 反応はこのように進むというような感じです。 説明は正しいのですが、ちょっと疑問も あります。熱力学の理論がはじめにあった というよりは化学反応の実験結果にもとづいて 理論が構築されたのではないでしょうか? 化学反応の進行に熱エネルギーの保存が かかせないと理解したほうが良いと思いました。
熱力学というフィルタ−を通してみた化学反応。
レベルは高校発展程度でしょうか。 単元的にいうと「化学II」の化学平衡及び反応速度である。 ただ化学に於ける化学反応というのはその根幹たるものなので この本で述べていること自体は化学そのものにかかわると思われる。 エントロピーだのエンタルピーだの自由エネルギーだの・・結局なんなの? って思った方に最適です。この上なくそれらを分かりやすく解説されております。 化学に興味のある高校生は是非読んでみることをお勧めします。 ただ厳密にいうと本の中では微々たるものですが物理的知識が必要とする部分がありますので 物理の熱力学を少しかじっておく必要があります。
最高によくわかる化学熱力学の本
 金属の腐食を解決するため、今まで数十冊の熱力学等の本をよんだが、これほどエントロピー、ギプス自由エネルギーを解説された本はない。この2つのキーワードが化学熱力学を理解する基本である。一押しでお勧めの熱力学の本です。
専門書に入る前の1冊
生物工学の専門家でありブルーバックスで多数の化学本を出している平山令明氏の,2008年新刊.万物の生々流転を支配する「化学反応」が,どのように,なぜ起こるのかについて,「エネルギー(特に化学結合エネルギー)」「エントロピー」「自由エネルギー」の3つを用いてそのルールを説く一冊. 本書の主役の一人であるエントロピーは,しばしば「でたらめ具合の指標」などと例えられて直感的な理解が非常に難しく受け入れにくい量として悪名高い.私自身も初学時は何の事かサッパリで,それを知った所でどこにありがたみがあるのか,実感できなかった.それを本書では,2種の物質が混合した時に全体の系が取り得る状態の数や,物質間の熱移動,固液気の状態変化に関する場合分けといった概念を用いて,極めて直感的な理解を導いてくれる.「で?結局エントロピーって何なんですか?」と問いたい(問うた事のある)人はご一読を.統計力学とはなんぞや?といぶかしんでいる人も,理解が明確になると思う. 書の前半でエントロピーや結合エネルギー(エンタルピー)の概念を理解し,後半ではいよいよ化学反応の可否を支配する自由エネルギー(ギブス自由エネルギー)の考え方へと話が進む.反応を進めるために外界から与えるエネルギー(エンタルピー)と,物質が取り得る状態の数としてのエントロピー,この両者の変化量のバランス(すなわち自由エネルギーの変化)が化学反応の進む向きとそのスピードを支配する,というクライマックスへ至る.この概念を用いて,塩が水に溶ける理由,水と油が混ざらない理由,塩で氷の融点が下がる理由といった具体的な説明もあり,実感によって理解を定着することができる. エントロピー(自由エネルギー)の概念が分かってしまえば,化学反応が起こる理屈は著者の言う通り確かに“単純”なのだけれど,それを理解する過程は(少なくとも私には)言うほど単純にすんなり頭に入ってくるものではない.漫然と読んでいては“理解したつもり”になるだけ(ブルーバックスはみんなそうかもしれない)なので,ある程度は反復しながらじっくり読む根気と情熱のある人向け.細かい有機化学や生物化学の勉強に本格的に首を突っ込む前に(専門書に手を出す前に)読んでおくにもちょうど良い.


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くちコミ情報
網羅的によく分かります
大学の化学でもすべての分野を満遍なく学ぶ訳ではないので、高校の化学からのギャップを埋めるのに適度に簡単で適当に詳しく、私にはちょうど良かったです。
入門書としては最適です
本当に基礎の基礎から入っていて、無理のないように大学の内容も入れてあります。絵なども取り込んであり、見やすく、大まかな物理化学(一般化学)を理解するのには最適だと思います。章の最後に少し演習問題もあるので理解を深めることができます。物理化学は意味不明と思っている方には是非読んで頂き、その後次のステップに進むのが良さそうです。入門書としてはかなり良いものだと僕は思います! ただ、本当に基礎ですので基礎が固まっている方には、物足りなさを感じると思うので、あまりオススメできません。私は購入して本当に良かったです。


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カスタマーレビュー数:3

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地球上で最も活躍しているのは、微生物である。
発酵と聞くとまっさきに漬物とかチーズとか連想しますね。私もそうでした。でも、世はバイオ時代。ものすごい最先端のところにも微生物が活躍しているのです。例えば、最近ではBot yococcus auniとかいう藻類は炭化水素を生産し、細胞内に分泌するんだそうで、これを利用すれば産業廃棄物を原料に石油を作ることも夢ではない、のだそうです。他にも医薬品などに活躍する微生物が出てきます。20世紀以降、人間の寿命が延びた原因のひとつにこうした微生物による抗生物質があげられるでしょう。また、古来の伝統的発酵食品にも説明がなされています。例えば、日本の醤油には古来、穀比之保(こくびしお)→穀物を発酵させた醤油。魚比之保(うおびしお)→魚介類を発酵させた醤油。肉比之保(ししびしお)→野鳥肉、鹿肉を発酵させた醤油などがあったらしいです。びっくりしたのは能登地方で作られているフグの猛毒の卵巣を発酵によって無毒化して漬物として販売している、という話し。びっくりします。毎日大量の発酵食品を食べている現実に微生物への感謝の念が湧きました。
発酵の大切さを教えてくれる本
発酵の世界で有名な小泉武夫氏の「発酵」について紹介した本。 発酵でおなじみの「食品」だけではなく、 工業での「発酵」も取り上げられています。 その中で特に面白いのはやはり「発酵食品」の部分でしょうか。 臭い食品がちゃんとでてきていておもわず「ぉおっ!」と 言いたくなります。 この本では残念ながら小泉武夫氏の面白い文章は出てきませんが、 発酵がどれだけ人間にとって大切かを教えてくれる 素敵な本でした。
生命活動の不思議と、人類の困った叡知、そしてもやしもん
極北であろうと熱帯であろうと、およそ発酵を知らない文化圏はない。イスラムの禁酒も酒の悦楽を知るが故。その他にもみそ、醤油、納豆、かつお節など、私達は日々発酵食品に囲まれて生活している。その発酵を司るのは様々な微生物であるが、まずその微生物の発生の歴史からこの本は始まる。そして日本を中心に、古代、中世、江戸時代と続いてきた発酵食品文化にスポットを当て、また、工業分野における発酵の貢献についても解説する。中でも興味深いのは最終章で、世界中の様々な発酵食品(当然、「シュール」も登場)の解説に加え、中国で行われている「驚異の固体発酵」も紹介している。酒にまつわる蘊蓄を強化したいお父さん必読の本と言えましょう。現在話題沸騰中の「もやしもん」の副読本にも最適。そう言えば第一巻、第七話の農大オリエンテーションに唐突に出てくる背広姿の人物が、この本の著者に似ているような・・・


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素敵な写真です。
どうあれ、見ていて、ほっとする癒される写真たち。 そして、毎日、この水の結晶の写真がいい!と思うのが違っていて、それがおそらく今の自分が求めているものだと思う。 すべて、0と1。白と黒で現せない世界があっても私はいいと思う。豊かである。不思議があって、よいのである。と思う。
最高!!!
似たような実験ですが、(ありがとう)と言い続けたご飯は数日たっても白いままで(ばかやろう)と言い続けたご飯は黒く変色するというものがあります。たしか七田眞教授が言っていた。駄目もとで実験してみましたが、やはり駄目でした。私の念が弱かったのかもしれませんし、疑う心が悪影響を及ぼしたのかもしれません。アンチには決して再現出来ない都合のいい実験の様な気がしますが、おそらく気のせいでしょう。また良い言葉、悪い言葉の定義なんて出来ないという批判が時々目に付きますが、自律訓練法を少しでもかじったことがある人ならそれが的を射ていない批判だとすぐにわかるはずです。目の保養になる素晴らしい本です。子供の純粋な心につけ込みたい全ての親、教育者におすすめいたします。
この本は発売当初から有名ですね
これはたかじんのそこまで言って委員会でも話にあがったほど嘘で固めた本です。 話の内容は素晴らしいですが科学本としては嘘を書いてあるので星一つ
買ってはならない、信じてはいけない
霊感商法の類の本を買ってはならないし、信じてもいけない。水の結晶構造はその化学組成(H2O)で決まるのであって、聴かせる人の言葉や音楽とは全く無関係である。どうして、この明白な事実に反する事を著者が書くのか、また一部の人がそれを信じるのか不思議でならない。雪の結晶構造を世界で初めて解明した中谷博士を産んだ同じ日本人として嘆かわしい。 こうしたエセ科学を広めようとする本書のような本は、まさしくトンデモ本であり世の中に害を成すものである。皆さん、真実を見つめる眼を養いましょう。
知的好奇心
水に『Shine!』と書いて見せると、どんな結晶が出来るのか? 英単語の『Shine』なのか、ローマ字で『死ね』と書いてあるのか。 水がどう判断するか? なんて思考実験をするのも面白いです。


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工夫された好著であるが・・・・・
 著者の「化学ぎらいをなくす本」がとてもわかりやすく勉強になったので、この本も読んでみた。  化学薬品メーカーの技師であるお父さんが子供たち2人に化学について解説するスタイルで話が進んでいく。とても工夫され、わかりやすく記述されているが、「化学ぎらいをなくす本」より深い内容を扱っていることから、私のように文系で化学から何十年も離れていた人間からするとややしんどく、たいくつな部分もあった。  化学入門ということであれば「化学ぎらいをなくす本」が読みやすくお勧め。この本は、もう少ししっかりと化学を知りたい人に向いていると思います。
イオンの働きがわかります。
最初に、この本を手にとってこれは、買いだと思いました。会社で金属の腐食で困っていたとき偶然この本に出会いました。対話形式で物語形式で知らず知らずイオンの役割がわかっていきます。高校の教科書もこんなにわかりやすければ・・・。高校生にもお勧めです。もちろん腐食で困っている人にも。


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揃えておきたい一冊
「水はなんにも知らないよ」をよりおもしろく読むには不可欠な作品です。それ以外の用途は浅漬け用の重石くらいです。
この本を買う前に
左巻健男氏の「水はなんにも知らないよ」(ISBN-10: 488759528X) の一読をお奨めする。 バカバカし過ぎる話に科学的、論理的に反論するのは至難の業だが、それに成功している名著である。
一歩引いて丸呑みしない経験値を上げましょう
本が無くて面と向かってこの本の内容を語る人に会ったと したら、余程何でも安易に信じ込み易い人でもない限り 「何をスジの通らない支離滅裂な事言ってるんだ」っと 思うことでしょうが、本になってて話題になってて、 ちょっと科学っぽいこと言ってて、尚かつ癒しだとか 感動だとか書かれていると「そうかなー、きっとそう なんだ、きっと権威もあるし」っとなってしまうんで しょう でも一歩引いて客観的に見て下さい、科学以前の段階で、 話の持って行き方で、ちょっと気をつけて見ると何気に 話の飛躍と思いこみによる断定が多くておかしいで しょう、科学というと頭から「科学では分からないこと だってある」と言う人がいますが、それ以前の段階にも 沢山の”変”があります。 ある意味この水のシリーズはその科学以前の”変”に 気付くいい教材ではあると思います。 こういったことに科学(あるいは疑似科学)の知識は 必要ありません、必要なのは丸呑みしないで自分の頭で 客観的によく考えることのみです。 追記:話題になってること、沢山売れてること、何か 大学の教授や研究者が研究してるとか、感動的だとか そしてアマゾンで扱ってることさえも、内容に対する 何の保証でもありません、気をつけましょう
Shineの実験を行ってほしい
日本の科学リテラシーは世界的に見ても下位の方だが、この本は正にそんな日本人につけ込んだ本である。あるあるに騙される人は、この本でも騙されるのであろう。 トンデモ波動系な人から、「水が文字を理解するのではなく、その文字の意味に込められた人の思いが水に影響を与えるんだ」と聞いたことがある。じゃあ、その文字を理解できず、単なる文字列としか認識できない場合(他国の言語で書かれた言葉など)、結晶はどんな挙動を示すのか? それと早く田崎教授の言われた「Shineの実験」をぜひ、行っていただきたい。それが出来なければ、彼はインチキ人間だと言われても仕方あるまい。
メチャクチャ
子供に見せてはいけない本です。 これは感性の問題ではありません。本質とは何かの問題です。 もし子供に真偽を質問された場合、親・教職員は全員NOと即答できなければいけない内容です。 もし授業でこの本を教材として使用するなら、道徳としてメディアの嘘を教えるのに適しています。 大人が自己責任で読むなら、これは誠実な人の忠告より軽薄な人のお世辞を聞いていたい、と言う人向けの娯楽本。 トンデモ本です。 これを非推奨・もしくは年齢制限できない倫理委員会は形骸化していると批判されてもやむをえないと思います。



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問題演習書以上の効果があります
おそらく最良の有機化学の演習書でしょう. そして,基本事項の確認にも適しています. 構成としては,各テーマごとに基本事項と例題があり, そのあとに演習問題が十数題ほど載っています. 演習問題は化合物の命名程度から始まり, 反応を正しく理解していないと解けないような問題まで幅広く扱われています. 基本事項の所では反応機構が省略されているのに,問題で問われるということもあるので, マクマリーなどの一般的な本で勉強をしておく方が効率はよいでしょう. しかし,考えようによっては,問題を通じて反応機構を学べるともとれるので, この本のみで独学していくのも不可能ではありません. 解説もしっかりしており,疑問になりやすい所はしっかりと書かれています. 近年の大学院入試は易化の傾向が感じられるので,レベルとしてはこの本で十分でしょう. また,公務員試験対策としては国2・地上だとおつりが来るレベルですが, 国1では択一はともかく,記述に対しては少々不安が残るかもしれません. 私見ですが,国1の記述で有機を選ぶ方は,より難易度の高い問題を含んでいる 「有機化学演習―大学院入試問題を中心に (2)」の方が安心できると思います. それ以外の方には,この本がベストの選択となることでしょう. ただ一点,命名法はIUPACの1979年の方を採用されているので, これから先,1993年の表記法が国内で主流になった際にどうなるかが不安ではあります.
とても解りやすいです!
大学側から教科書として買わされたのは、あの有名なマクマーリーでしたが、有機化学がもともと苦手な私にはちんぷんかんぷんで…。 困り果てていたところ、同じく有機化学が苦手な友達に勧められて、試しに読んでみたら、非常に解りやすかったので、即購入しました。 難しい問題集を求めている方には向かないと思いますが、基礎からある程度のレベルまで理解したい!という方には本当にお勧めします。
取り組みやすいです
有機化学の問題演習としては最適だと思います。例題ごとにテーマが明確で、かつ解説も丁寧なので、独学に便利です。『エステルの加水分解の反応機構を説明せよ。』『ベンゼンのニトロ化機構を説明せよ。』といった基本的なテーマも重要例題としてきちんと取り扱っているので(解説も丁寧)、初学者も安心して取り組めると思います。ジョーンズやブルースなどの有名な訳書を傍らに置いて辞書代わりにすると、より学習がはかどるはずです。個人的には、有機化学の演習書としては、レイアウト・解説の質ともに最良の部類に入ると思います。


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所詮は俗流の教科書批判
   日本の検定教科書は、俗流の教育論によってボロクソに言われていますが、一応研究者であ る僕からみて、なかなか面白いですし、芸術的といってもよいぐらいよくできてますよ。それ に引き換えこの本のつまらなさときたら…。かえって、シモネタ教科書のほうが、ネタと 割り切れる分だけ面白い。余談だが、萌える統計学と称される某漫画は、俗流の教育論を ぶっこかないだけのことはあって、本物には劣るもののなかなか面白い。  「検定教科書というのはあいかわらず教科書らしい構成で分かりにくい」とか、特に理科の 検定教科書というのは、「なかなか”万能”の法則というものが出てこず、用語の定義も 科学全般で成り立つのか、特定の実験でしか成り立たないのかよくわからん書き方で」なんて いうことを思う人がけっこういるようで、その形を”打ち破る”本が最近いろいろなレベルで かかれるようになっている。  しかし、何故文部省検定教科書のみならず、まともな教科書(大学を含む)はそのような 一見分かりにくい構成をとっているのか?それは、そのとっつきにくい構成に慣れることで 「その分野独特の論証の仕方」を身につけさせるためだ。「その分野独特の論証の仕方」が わかっていれば、案外そのあとは知識の海に埋もれずに、なんとか自律して勉強を進めて いけるのだが、「その分野独特の論証の仕方」をとらえそこなうと、非常に迷走してしまう。 スポーツで下手な我流とか、俗流を身につけると、後に響くのとおんなじ意味で、高校生 には有害という指摘は誤っていない。  この本にある”化学”は、内容自体に大きな誤りはないけれども、我流とか、俗流の域を 脱さないものだ。それでいて、手短に知識をつまみぐいできるかというと、そうでもない。  その分野独特の論証の仕方をいきなり模させるのがよいか(という点で言うと、文部 科学省検定の教科書は、実にバランスがとれているがそれ)はともかくとして、 分野独特の論証の仕方どころか、科学全般に共通する論証の仕方を著者らの諸著作には あまりに軽視しすぎていて、その代わりに、科学オジサンだとか、あるある大辞典のような 科学っぽい番組でよく使われる、こけおどしが入ってきているそういう特徴がある。 この本もまたしかりである。  教科書づくりにお呼びがかかる人というのは、それなりの研究業績を持つ人たちで、 それにおよびのかからなかった連中が、「新しい」とか「正統」とか言い出すと、わけが わからないことになるわけで、「相対性理論の新解釈」とかいったのと、同じなのやら 少しはましなのやら?    内容を絞るというアイデアだけは評価できますが、その絞り方というのもよいのやらぼけているのやら?  
教科書には正確さが大切
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教養書としては二重丸、実用書としては…
私はこの本に、2つのことを期待した。一点目は、読んで面白い「教養書」としての側面、もう1つは、高校で十分に化学を学ばなかった人、習ったことを忘れてしまった人が、実生活でさまざまな物質(たとえば、食品添加物や医薬品)に接したときに、それについて的確な理解をするための「実用書」としての側面。 このうち、前者については十二分といえる内容だ。酸素分子の構造(これは理系の大学2年生くらいで習う内容だが、一般人レベルではほとんど知られていない)、水の電気分解のメカニズムなど、大学受験までみっちりと化学を勉強したと自負している私でも楽しめる内容だった。 しかし、後者の「実用書」としての側面は、新書判1冊に高校化学の内容をコンパクトにおさめるという制約上、取り上げる分子種が本当に基本的なものに限られており、物足りない内容になってしまった。もう1冊、有機・生化学分野の各論書を「発展編」として出版してもいいのではないだろうか。 内容的に高く評価したいのは、化学の暗記科目としての側面、たとえばそれぞれの反応の実験手順や温度条件などの細かい情報をバッサリと削ったこと。実験するなら実験の手引きは別の本に譲るべきだ、という立場なのだろう。 逆に内容的に不満なのは、各章を分担執筆者が別々に書いていて、表記の統一や相互参照、各分野の連関性への言及が必ずしも十分でないこと。たとえば、大抵の高校生が{暗記」という道を選ぶクロム酸のpH依存性   2[C O4]2- + 2H+ ⇔ [C 2O7]2- + H2O は、別のところに記述されている「ル・シャトリエの原理」で簡単に説明できるのだが、この本は旧来の教科書同様、クロム酸は酸化還元の項で扱い、ル・シャトリエの原理は化学平衡の項で扱う、というふうに、別々の扱いになっている。筆者たちは精力的に改版する予定のようであるから、積極的にフィードバックしていきたい。
なぜこんな本を‥‥?
 大いに評価するところは、ここ60年間に及んで日本だけに存在した「リットル」のみっともない単位記号「ℓ」をやめて「L」を使っているところ。その点だけは諸手を挙げて讃えたい。  ほかは、残念ながら疑問だらけ。「検定外教科書」を標榜しながら、中身はほぼ学習指導要領どおりで、ちょっとした付記があるだけ。編著者の得意とする(らしい)環境関係の記述も、今はなき70〜80年代の古い話が目白押し。「酸性雨」など、70年代までの「昔話」しか書いてない。  お勉強部分にしても、もう1960年から国際常識になっている「数値と単位の間は1文字アケ」が守られていない。  どうやら著者たちは、学術面も「日常生活と化学」の面も、30年ほど前から進化していないとおぼしい。
化学嫌いの人に、お薦め
 私は化学が苦手である。高校時代の化学の試験を思い出すと、今でも冷や汗が出る。けれど私のような者にも理解できる本があるに違いないと思って、これまでブルーバックス等新書版の本の中から化学関係のものを何冊か購入して読んでみた。けれど化学アレルギーの私には、頑張って読み始めても最後まで読み通せたものは殆ど無かった。途中で嫌になるのだ。しかしこの本は違っていた。  文章が平易で、日常生活に関わるいろいろな現象が化学的に理解出来るようになっている。だから読んでいて飽きない。たとえば「仁丹やアラザンの表面には 銀箔が貼り付けられている。金属の特徴である{よく電流を流す}で確かめてみよう。乾電池に豆電球をつないで回路の中に仁丹を入れる。すると、豆電球がパッと点く 。」という部分などは読んでいて自分でも試してみたくなったし、 「夢のような化学物質・フロン」では「なるほど!!」と思わせられることが、多々盛り込まれていた。  とにかく最後まで飽きずに楽しく読み通せたことに、感激している。


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すげぇ〜
全くわからなかった(むしろ進路を変えるまで受験科目になく全くやっていなかった)化学の無機が恐ろしくやかるようになった。 岡野さんのはじめからていねいにの化学の重要なところを集めてそれプラスの事がのっているかんじだ!それにはじめからていねいには分厚くやる気が失せるがこれは薄い!センターならバッチリだ。
とても見やすいです
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