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   化学 の売れ筋最新ランキング   [2009年01月06日]
2009年01月06日(火) 化学の第1位は 『元素周期 萌えて覚える化学の基本』!
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カスタマーレビュー数:15

くちコミ情報
意外と参考になります
冗談で買ってみたのですが、知らなかったことも多々あり、元素に関する学術書としてはわかりやすく中学生でも十分に手を出しやすい代物だと思います。 内容は主に、名前の由来、存在の確認をした方法、またその時のエピソード、利用していたであろう年代、具体的にどんなことで利用されているかといったことがそれぞれの元素で書かれています。 教科書の周期表を見て覚えるぐらいなら、まだこっちを見て豆知識と一緒に覚えたほうがいいかと思います。
元素周期 萌えて覚える科学の基本はいいね!!
左側が漫画になってて、右側だけが説明になっているので、読みやすくて、そして圧迫感がなくていい。 科学が嫌いな子供も無理なく読めて、次のページが見たくなる・・って感じです。
面白い仕立て
高校時代に、「スイヘーリーベボクノフネ〜」と呪文のように元素周期を覚えたが、本書のイラストで覚える方も多いのだろう。高校受験生が購入するのか、趣味で購入をするのか分かりませんが、面白い仕立てです。
いろいろ載ってます
原子量、融点、沸点、密度、原子価、存在度、主な同位体(存在率、放射性に関しては半減期と崩壊様式)、原子半径、共有結合半径、発見年、発見者、存在形態、利用例なども載っています。
これなら積読だけでなくて、中を見る回数も増えるよね?
見開き1ページに収めるタイプのノウハウ伝授本は最近増えていますが、この本もそのスタイルですね。理系でない人にも、化学(一部物理)を親しめるような構成になってます。 化学便覧や物性事典などふつうは開かないし、きっと手にしたこともないはず。 その点、(「萌えて覚える・・・」という部分はちょっと置いといて)気に入った元素モデル娘のイラストから、元素に興味をもってもらうということはとっかかりとしてはいいでしょう。 それから、どんな辞書や書物にも間違いはあると、何冊も本を書き翻訳を手がけている先生がいってました。この本にもチョコチョコと間違いはありますから、間違い探しの勉強をするのはおもしろいと思います。 明らかな間違い p.69(亜鉛)トタンは、鉄と亜鉛の合金、ではなく「鉄に亜鉛をメッキしたもの」 p.109(スズ)ブリキは鉄とスズの合金、ではなく「鉄にスズをメッキしたもの」 電子構造はふつう電子軌道の式だけだが、この本ではあくまでイメージではあるが、電子構造図が載っているから、元素の中にどのくらい電子が詰まっているのかが具体的でわかりやすい。 目が回るくらい点々を数えたら(ノーベル賞受賞者のように?)新しい発見ができるかも。 なお、イラストはあくまで元素の特徴や利用例の特徴を「擬人化」したものであってフランケン同様、人間ではないということは頭の隅にいれておくのがいいですね。しかも2次元は2次元ですから(笑) それと、他のかたのレビューで 「●臭素(p.79) ブロマイドの由来、臭化銀は写真フィルムではなく印画紙の感光材料。」と書かれている方がいますが、印画紙には臭化銀は塗りません。 作用機序(メカニズム)について詳しく知りたいかたは、こちらをどうぞ↓ http: www.ki iya-chem.co.jp q&a q23.html もう化学式、亀の子構造バンバンでてますから、萌えること請け合いです。


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カスタマーレビュー数:20

Amazon.co.jp
   ユーモラスでちょっぴりセクシーな高校生の幸ちゃんが、友人の由子ちゃんのオタクなお兄さん(化学専攻)に化学を教えてもらうという設定。花火を見てもボートに乗っても話題は化学のことばかりというお兄さんと、化学式の嵐に四苦八苦する幸ちゃんの掛け合いがおもしろい。

   話題は「化学とは何か」に始まり、原子、分子、周期表、原子価と電子配置、イオン結合、共有結合と金属結合、化学反応式の作り方と続く。最も紙数を割いているのは、主人公幸ちゃんの苦手なモルに関する説明で、「モルとは何か」に始まり、1モルの質量、体積を求める方法、アボガドロ数、モルと化学反応式の関係、モル濃度などをわかりやすく解説している。漫画を読むだけでも理解できるが、随所に用意されたまとめや表を見ればさらに理解が深まる。

   化学の基本を理解するために描かれた漫画だが、漫画だけでも十分楽しめる。化学が苦手という人や、これから学ぶ人に、ぜひおすすめしたい。(土井英司)


くちコミ情報
化学嫌いだったなぁ
 中学高校と化学が嫌いだった。当時の私にはただの暗記科目で、意味はわかるけれどだから何?という感覚で、入試にも関係ないし、テストさえ終われば後は忘れてもOKぐらいの位置づけだった。  この本を手に取ったのも移動時間をつぶすための完全な気まぐれだった。  それが、こんなこと勉強したな、こんなこと習ったっけ?という懐かしさがあって意外と面白い。  もちろん、説明自体も丁寧なので高校生が勉強のために読んでも役に立つとは思う。  しかし、大人が気軽に読んで昔を思い出すのが一番楽しいのではなかろうか。
内容は面白いが・・
内容は面白いが、ちょっとエッチが、鼻につく。 読者を読み込もうとする意図はわかるが、もう少し別なジョーク にしてほしかった。
一点突破型で化学の鳥瞰図が見えるようになる。
 『何と何を混ぜれば、何と何と何が出来る』というのを記述、予想することは、 化学の重要な問題のひとつだが、『何と何を混ぜれば、何と何と何が出来る』 といった話を定量的に理解、つまり『どれくらい?』という視点を持つことは、化学 を理解するうえで最も基本的であり実は(そもそも人間は定量的理解に向いていない こともあり)難しい。    この本は、特に化学反応に『どれくらい?』という視点を持たせることに焦点をしぼって きた。確かに定量的な視点を持てると理解が早いのだががそこまでで僕(評者は物性物理の 専門なので化学には近からず遠からずの身だが)も含めて多くの人が苦労する。定量的な視 点をここまで手際よく教え、一気に視界を広げるさまは見事である。  さらに、『論証』のしかたも綺麗で、実験や理屈の配置のしかたが、これ以上のものは 考えにくいというほど洗練されている。実験の説明もここまで丁寧に説明してあるのは そうそうない。そういう意味で、スピード感を持って一度通読した後、もういちどじっ くり『お兄さん』の説明を鑑賞し再構築できるまでに理解すれば、化学をふくむ自然科 学全般を学ぶ上での勘所がわかるのではなかろうか?
エロくて勉強になる
高校時代分かったようでよく分からなかったモルの概念がよく分かり読後はすっきりしました。絵がかわいく、女の子がHなのでどんどん読めます。手の込んだなエロ画が隠されていますが、分かる人だけ分かるように描かれていますので、子供が読んでも大丈夫(?)と思います。
高校時代に出版されていれば・・・(笑)
 私は高校時代、いわゆる私立文系のコースを選択しており、 化学はあまり真剣に勉強した記憶がありません。  あえから10年ほど経ちましたが、いまさら化学に大して 関心が湧くことはありませんが、鈴木みそ先生のマンガを読みたくなり、 本書を購入しました。  読後感としては、高校時代に出版されていれば化学に対して もう少し興味がもてたし、もう少しまじめに勉強していたかなぁ・・・、 というものです(笑)。  本書はmol(モル)という、高校化学の初期に教わる概念を 理解することに最大に目的をおいていると思いますが、 その目的は十分に果たされています。  私はmolを十分な説明のないまま教わり、なんだかよくわからないが そういうものだと理解していた程度でした。    しかし、本書を読むことにより、molという概念は、 どういう必要性から出てきたものなのか、その性質はどういったものかを 十分理解することができました。  また、当初の目的だった鈴木みそ先生のマンガも十分楽しめて一石二鳥でした。  できることなら高校2年生だったときに読みたかったです。 いまさらこのようなことを言っても仕方ありませんが。    


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くちコミ情報
さらなる改善を願う
 幅広い読者層に人気がある科学雑誌『Newton』の別冊。いかにも貼ってくれと言わんばかりの周期表ポスターが付録。フルカラーという特徴を活かしたダイナミックな紙面構成で,視覚的にも非常に美しいが,紙面にムダな余白があまりにも沢山あることが残念(=星(★)1つのマイナス要因)。  特に,全頁数の約半分を占め,本書の最もウリであるはずの元素111種類の全解説(第4章)には,少なくとも本文で取り上げた製品ぐらいは全て,適用例の写真を詰め込むべき(=星(★★)2つのマイナス要因)。類書(『元素 (図解雑学)(ナツメ社)』,『よくわかる最新元素の基本と仕組み―全113元素を完全網羅、徹底解説 元素の発見史と最新の用途、研究 (How-nual図解入門Visual Guide Book)(秀和システム)』,『元素111の新知識―引いて重宝、読んでおもしろい (ブルーバックス)(講談社)』,etc…)が多々あるなかで,独自性を主張するためには,大型本+フルカラーの特性を最大限に有効活用して欲しい。  紙面にゆとりをもつのが本シリーズの特徴であることは重々理解するが,例えば路線はちょっと外れるけれども『フォトサイエンス化学図録 改訂版―視覚でとらえる(数研出版)』(本書にはない全元素の小さい写真付き:裏表紙)のボリュームと価格を見てしまうと,どうしてもコストパフォーマンスが悪いと判断せざるをえない。もっと他書を圧倒するような内容に磨きあげることを願う。
現代社会において元素を理解する重要性はますます高くなっている
レアメタルがハイテク分野などで活躍する時代になり、いままでなじみの薄かった元素や昔は学校ではあまり取り上げられなかった元素の知識も重要になってきている。本書はそれらの元素にもスポットライトを当てると同時に、実用面での特徴についての解説も重視しているように思う。だから、金属については重量あたりの参考価格なんていうデータも載っている。イラストも豊富で本当にわかりやすい。
すごく分かりやすい
理科はまるでだめなのだが、昔はニュートンをよく読んでいたので、ニュートンのシリーズでこういうのがあったので、購入してみたのだが、化学苦手な私でもすごく分かりやすかったです。おまけの周期表もよし。こういう本がもっと昔にあったら、もう少し化学が好きになってたかもしれない。一家に一冊あれば結構重宝するかもしれない。
とにかくわかり易い
これほどわかり易い本はなかなかないと思います。 元素と原子などの概念が全く把握できなかった私でも理解する事が出来ました。 少し分かりにくい説明部分もイラストで描かれているので 感覚的に理解する事が出来ます。 その反面、人によっては無用に大きいイラストのせいで 記事や内容がそがれてしまっていると感じる人も要るかもしれません。 難解な分野なので分かり易さを重視した構成になっていると思えば 納得のいく一冊です。
付録ポスター大周期表に衝動買い
文部科学省の「一家に1枚周期表」はカラフルで実用性もあっていいんだけど、なんせ自宅で印刷しにくい点で萎えてしまうんだよね。 A4に分割して印刷して貼り合わせるのも何だし、一枚だけ注文するのも気が引けるし。 その点この付録の周期表は買ってきて壁に貼るだけなので思わず衝動買いしてしまいました。 もちろん、ムック本体の解説やイラストも分かりやすくていいですよ。


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こういう本、好きです。
良い悪いは別として、人の心がいつも同じではないように、 水も気持ちを持っていて、それを結晶というカタチで表現していると 夢心地で見る分には、とっても素敵な本だと思います。 科学本にしては、宗教的かもですね。神様に祈りたくなるような?
突っ込みどころ満載で読むと疲れる
 職場の同僚が貰った本を貰ったので読んでみた。  典型的な疑似科学の本である。そこへ科学の言葉を混入させているので、事実とファンタジーとの区別がつきづらく、非常に疲れる本である。  例えば「水中のダイオキシンを超音波で分解」という新聞記事に対して、自分たちが唱える言葉にも超音波が(極少量)含まれている、だから湖に対して良い言葉を掛けると水を浄化出来るという記述がある。一連の文章を読むと超音波でダイオキシンが分解出来ると思うでしょ?でも違うんです。著者が読んだ新聞記事の出典が明記されていないので確定出来ないが、これは、超音波でラジカルを発生させ、また物理的にラジカルとダイオキシンが接触しやすくなり、ダイオキシン分解を促進するという原理の様だ。 http: www.j-tokkyo.com 2000 C02F JP2000-334500.shtml  ラジカルは色々あるが、上述のURLでも酸素ラジカルが発生するとある。酸素ラジカルと言えば、反応力が強く体内に取込むと危険と言うのが健康食品等の触れ込みじゃありませんでしたか?そんな危険な物を湖に発生させないで下さい。  とまあ、この様に多種多様な突っ込みを入れながら読み進めるので大変なのである。  疲れた頭を結晶の美しい写真が癒してくれます。。。  
見えない世界を信じない人には合わない
話題になった本なだけに色んな意見があると思います。 単純に見えない世界を信じない方は、最初から読まない方がいいと思います。不快な気分になるだけです。この本の真偽などは私はわからないですし、どちらかと言えば私もあまりこういう宗教的な文面には息苦しさや押しつけがましさを感じる側ではありますが、人に対して悪い言葉を投げかける影響というのは、本人が思っているよりもずっと大きいものではないかと感じました。 それに、愛と感謝が大事ということにもおおむねその通りだと思います。 とくに感謝の気持ちというのは現代、資本主義の社会においては不足しがちなのではないかと思います。愛という名のもとに色んな破壊行為を繰り返してきた我々が、感謝という気持ちを持てば、もっともっとという乾いた心や、勝敗にこだわって苦しい生き方をしなくてもすむのだろうと感じます。 色々苦労をした人にはこの本の内容が理解できるかも知れません。
波動情報水の原点
悪質な詐欺の原点的な存在です。 まったくこんなものを教育の場に出すとは…恐ろしい世の中になったものです。 つまようじとか先の尖ったもので意図的に結晶を弄ったのでしょう。これを買ったのなら非常に馬鹿馬鹿しいです。私は本屋でみて悍ましい気持ちでいっぱいです
水の結晶の違いに驚かされます
「水は、本当に答えを知っているんだな」 ということが、この本を読んでいると良くわかります。 水に言葉や景色を見せたり、音楽を聞かせて結晶の違いをみるのですが、 その違いには驚かされます。 人間の体は70%の水でできています。 つまり、人も言葉や音楽の影響を受けるということです。 そう考えると言葉ってすごく大切だということがわかりますよね。


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「アッ!」という瞬間に!!
増えて失われています。 1秒という世界は一瞬ですが、1秒の一瞬でもこんなに変わることに驚きました。 私が今コレを打っているタイミングでもどんどんと世界が変化しているのです。 1秒の大切さ 動物の移動距離が書いてあり、カタツムリは1秒に1cm、 チータは草原を28m駆け抜けるそうで「さすがだなぁ!!」 と思って読んでいたら ハトは24m!!??? そんなに早いのかとびっくりしました(笑) 環境問題についても触れているので、とても勉強になると思います!!
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大切な人との一秒はなんて短い一秒なんでしょうか、、、 そんなことを思わず考えさせてくれた。 しかし、世の中おもしろい本がつぎつぎと出ては 消え出ては消えしている。 一秒のおもしろさをみていたら悲しみの一秒も おもいだした、世の中の本はほとんど売れ残り とあるところで処理されている。  一秒の世界の本もそうなる日が遠いことを祈りつつ ぜひよんでみてください!!
1秒
まばたき1回、時計の秒針が1つ進むたび、地球のあちこちでは想像もつかない程の変化がおきています。 この本は単調に簡潔に内容を表していますが、その内容たるや、とんでもない規模の変化です。本を読むのが苦手な方でも、すぐに読み終えられるくらいのページ数、文字数ですが、そこから自分の知らないところで、地球は悪路を進んでいることが分かります。その道に追いやったのは私たち以外の何ものでもありません・・・。こういう世界的な視野での一人一人の意識改革が必要な時なのだと思わずにはいられない1冊です。
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真摯に学問的であろうとする著者の一冊
『生物と無生物のあいだ』の福岡先生の前著。 BSEの原因はプリオンだとされているが、実はこれ、厳密に証明されたわけではない。そもそも、「病原体プリオン」の分離にはまだ誰も成功していない。コッホの原則から見れば、まだ病原体・病因の解明には至っていない。プルシナーという学者がプリオン説を受賞理由としてノーベル賞を受賞したが、学問的業績というよりは巧みに「プリオン学派」を形成した政治力が影響しているのではないか、とも言う。 と、内容は刺激的だが、学問のあるべき姿を追及した真摯な一冊。生物学の基本が分かる。科学は進歩したけど、病原体の特定って、まだまだ非常に地味でたいへんな作業なのね。
ノーベル賞理論に挑む野心作
 イギリスで猛威を振るった狂牛病。感染症と思われたが、病原体として細菌も、ウイルスも、その痕跡すら見つからなかった。真の病原体は、生物学の常識では感染性病原体として振る舞うことなど考えられなかった「タンパク質」そのものである...。  これが現在の主流となっている「プリオン説」であり、提唱者のスタンリー・B・プルシナーは1997年にノーベル医学・生理学賞を受賞しました。  本書の前半では、プリオン説が成立するに至る背景が手堅くまとめられています。  まず、イギリスで狂牛病が発見され、大きな問題に発展するまでの経緯と背景が説明されます。続いて狂牛病の原因とされるプリオン概念の誕生が提唱者プルシナーのユニークな人物描写と共に語られます。最後に、プリオン説を後押しする多数の研究成果が提示されます。  余程の専門家でなければ、ここまでの記述で「プリオン説に疑問の余地はない」と考えるでしょう。  ところが後半から著者は、プリオン説に強力な異論を唱え始めます。前段で紹介されたプリオン説を支持する研究成果を別の視点から洗い直し、問題点が鮮やかにあぶり出されます。著者は狂牛病の原因が未知のウイルスである高い可能性を示唆しています。  著者自身は反プリオン説の立場で研究をしています。そもそも本書は、プリオン説にも疑問点が残っていることを一般書で示すことで、狂牛病の確たる原因を探求する学徒が少しでも増えてくれたらいい、という著者の願いから生まれています。後半の反証部分は、分子生物学の専門用語が飛び交い極めて難解ではあるのですが、分からないながらも私は、あたかも犯人のアリバイを崩していく刑事の推理をたどるような、スリリングな感覚を味わうことが出来ました。  著者は反プリオン説の立場ではありますが、読者が本書により「プリオン説はウソ!」と思い込むことは、著者の本意ではないでしょう。また、著者は本書中では少しだけ牛肉輸入問題に言及していますが、食糧政策においてはリスクとメリットのバランスを評価することは必須であって、本書はそこまでの考察はされていない為、本書だけから牛肉輸入の是非を判断することも避けるべきだと思います。  狂牛病の様々な背景の理解を得られた点、研究者の論理的な思考に触れられた点、仮説を立証することがいかに難しいかを垣間見た点など、とても楽しめた一冊でした。
いかがわしいと直感するが
狂牛病の原因がプリオンであることへの反論である。科学のある仮説の論争と傍観してもいいが、実際に牛肉を食する生活をしている以上、他人事ではすまされない。著者は全頭検査を行い狂牛病の疑いがあればその動物個体全体を破棄し、また若い牛には末梢リンパ組織の検査を行なうべきだと主張する。 プリオン説は一般にはほとんど理解されていないため、かなりわかりやすく書かれてあって親切。結局プリオン説は「できすぎた仮説」でいかがわしいとしながら、決定的反証が見つからないというのが本の結論なのだが、著者の悔しそうな顔が目に浮かぶようだ。
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プリオン説に異を唱えて研究を行っている研究者による著作である. プリオン研究の歴史と科学的な研究成果が,少し専門的ではあるが,分かりやすく書かれている. ノーベル賞まで受賞したプリオン説が実はあやうい仮説であることを知り驚いた.実際に病原体とされているプリオンを観測した研究者はプルシナーを始めまったくいない.しかし,プリオン説を反駁する研究成果が挙がっていないことも事実である.現在はプリオン説に反対するレセプター仮説というものが提唱されているが,実験的証拠が乏しく仮説の域を出ていない. 結局,プリオン病の病原体が,現在の計測器や科学技術ではとらえきれないことだと思う.近い将来,プリオン病の病原体が発見される日を期待して待ちたい.
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完全独学には向かない
■ すこし勉強した受験生向け。全くの初心であれば,この前に何か必要。   褒めそやすレビューばかりだが,実際に使ったのだろうか。   不親切なところが多い。   驚いたところを例示すると,75ページのイオンの色。記憶だけだデータだとすれば,   もうちょい工夫が必要だろう。   何度も繰り返しましょうと書いてあるが,   こんなばかばかしい作業をやらせるわりには,書き方がへたくそで,結局,   ノートか何か別の紙に書き写すしかない。 ■ そのほか,実際に通読してみて,ロジックの順番として,目立つ欠点をふたつ。 1)化学式の記載がばらばら。   例 臭酸。組成式と構造式で分けてあるが,その理由が,そのページに書いてない。     有機化合物が書いてあるところがあるが説明なし。ページ数参照のマークがついて     いるところとそうでないところがある。   ☆ こういう書き方もあるのだろうが,それまでに説明した考えと知識だけで,     読み進めることができなければ,予備知識のない読者にはムリとなる。     ページを行ったり来たりじゃあ,そこいらのくず本と変わらない。   2)一般論から,個別の反応式へ向かうという学習法を取ってある。   しかし,その一般的命題と,個別の反応式が,個別にどう関連するのか,説明がないので   わからないところ多し(わかりにくい) ← 要するに,この本の前に,   一定レベルの,基礎の基礎を要求している。   もっといえば,一般論が多すぎる。   知識のチェック・入試問題にチャレンジというところでも,本文で   説明していないやり方で解答を与えているところがかなりある。   これは,不慣れな受験生にはアンフェアだと思う。(鎌田有機化学では,   本文説明を逸脱しない説明が可能な入試問題が選ばれている)。   鎌田理論化学(Doシリーズ)で,同じテーマを見ると,はるかにわかりやすい。   鎌田理論化学(計算問題解法編)は,タイトルで違いを演出してあるが,   ほんとは,本書の範囲を完全に覆い尽くしている。   だから,鎌田を買えば,これは,事実上不要か,備忘ノート代わりとなるのみ。   旺文社の都合で,両方売りたいんだろうが,受験生にとっては   やや???の営業方針。    ■ 2冊に分けて書くべきだったかもしれない。圧縮して書いたからといって,   いいとはいえない。付録もなくしやすい。だから,本文で説明すればいいのに。   なんで,付録にするのかわからんよ。大事な反応式ばかりだから,繰返しを厭わず,   もっと,親切に説明すればいいのに。
傑作
教科書で無機化学のところをみてみよう。すると、なにか実験や性質や、化学反応式が淡々と書いてある。試験前、学生は教科書をみて、こう思うだろう。「これ、全部おぼえなあかんの?」困った学生は先生に聞きにいく。「先生、無機とどうやって勉強したらいいん?」先生は答えるだろう、1単語で、「暗記」と。 このように無機化学で、どこをどう覚えればええねんと困ってしまった人たちに、いま救いの手が差し伸べられた。 その救い主の名は「福間智人」。そう本書の作者である。 まず、彼は、本書において、理論化学の復習と、それと同時に、無機化学にでてくるさまざまな化学反応式の導出をおこなう。また、周期表の性質や、色など無機化学の基礎となる事項を解説する。さらに、その基礎事項の解説において、暗記が必要な部分では、きっちりと暗記することを指示し、さらには、なるべく語呂合わせを用いるなど暗記しやすいような工夫が満載である。 そして、本書後半では各物質(たとえば、SやSi等)ごとに解説を入れていく。そのさい、暗記しやすいよう各物質ごとに暗記用穴埋め問題をおいているので、暗記がスムーズに進む。また、入試問題からとられた問題を各物質ごとにおいてある。そう、問題演習までできてしまうのである。もちろん詳細な解答解説つきである。 おまけに、別冊において、本書で紹介している化学反応式のまとめがついている。 このように至れり尽くせりの内容であるので、あとは学習者が真面目に本書に取り組むかどうかに無機化学のできはかかっている。さぁ、たったと本書を買って勉強しよう。そして、自ら望む未来をつかもう。
無機化学の最高傑作
3章からなっていて、1・2章では主に理論分野で無機化学と関わりの深い部分をおさらいできます。 3章がこの本のメインで、無機化学の重要事項が非常に要領よくまとまっている上に、巻末に過去に入試問題として出題された化学反応式の一覧が載っていて大変重宝します。 無機化学でこの本に対抗できる本と言えばおそらく石川正明師の書いた無機化学の本ですが、こちらの方が万人向けだと思います。
良書。
デザインもよく、暗記が必要な箇所にはゴロを付けたりと、記憶しやすいよう配慮がなされている。以下、短所を述べておく。 1、「初学者向きではない」。ところどころに化学平衡や酸化還元の知識が必要だったりしているので「知識ゼロから」というわけにはいかない。 2、「穴埋めの解説が少ない」。なぜこういうふうになるのか?という疑問が浮かんでもそれが解消されない場合が多い。
無機化学良書の一つ
無駄なく、わかりやすくまとめてあるため とっつきにくい無機の勉強がスムーズに進められます。 語呂合わせも無機には場合により有効ですが その点も充実しています。 無機がなかなか手につかないと悩んでいる受験生にお勧めです。


おすすめ度

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