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科学読み物
の売れ筋最新ランキング [2010年03月17日]
2010年03月17日(水)
科学読み物
の第1位
は 『
その科学が成功を決める
』!
491ページ中
1
ページ目を表示しています (
1
~
10
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おすすめ度
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その科学が成功を決める
リチャード・ワイズマン
木村 博江
(翻訳)
¥ 1,700(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:180位
カスタマーレビュー数:6
【
くちコミ情報
】
邦題通りの内容を持つ良書
書いてある内容の是非は他のレビュワーの方の意見を参考にしていただくとして,これは良い本です.何故なら,論拠の大部分に参考文献が明記されていて,いわゆる検証可能性があり,疑問点を追試可能であるからです.つまり,もし読んでいて「これはどのような条件で行ったのだろう?」と疑問に思ったなら,その実験内容にあたって確かめられるということを意味します. 科学の世界では当たり前のことですが,この「当たり前のこと」が無視されている本が,自己啓発書の類では多いように思います.その点でこの本は,人によってはカーネギーの本を読むよりもずっと役に立つかもしれません.ただし参照先が全て英語+学術誌・洋書であるので,実際の参照には壁がある点に注意を要します. 従って,これは啓発書というよりはむしろ科学書の趣が強いです.一般的な科学に興味がある人や,自己啓発本の科学,といったことに興味がある人向けだと思います.内容そのものは社会心理学のものが多く,それ系の人には常識的ではあり,若干の疑問点や納得いかない解釈もありますが,値段は安い上によくまとまっています.付き合い上,自己啓発本をよく読む人と折衝する際などに役に立つかもしれません. 啓発書そのものが好きな人は,自分にメリットがあるかないかの意味で他の本との区別が付かないと思います.科学的思考法の説明をしているのであり,本の内容を実践するだけでは恐らくそのうち行き詰まるからです.
面白い事は面白いですが
以前「その数学が戦略を決める」を読んでとても面白く感じたため、似たタイトルの本書を手に取りました。これはこれで面白いのですが、前述の本と比べるとちょっと物足りない感じです。一つ一つの章が短いせいでしょうか。59秒で出来る、という原題にあるように、簡単に出来るノウハウが書かれているのはありがたいので、TIPS集とちょっと役に立つ雑学集と考えれば、良さそうです。
自己啓発本は役に立たない、では何を信用すべきかを述べた本
内容は信ずるに足るが、この本のタイトルは失敗作である。何を 書いた本かが題から全く分からないからだ。「その科学」って何? それは多くの人から収集したデータを分析する社会科学のことだし、 「成功を決める」とは自己啓発本は人生を不成功へ導くという意味 だからだ。 著者はロンドン大卒の教授だが、超自然現象・超常現象信奉者を批判 してきた社会学者で、有名な学術賞の受賞者でもある。ちょっとねと 思ってしまうのはプロマジッシャンの経歴だが、自己啓発はマジック と同じ、みんな騙されているよというメッセージを伝えるための パフォーマンスなのだろうか。 自己啓発本はむしろ人を不幸にする、面接コーチやイメージトレーニング は逆効果、プラス思考は人生を暗くする、ストレス解消法や心理テストは ウソで無駄、離婚交渉での夫婦の話し合いは意味がないなど、ふつう意味 があると信じている方法は間違っているということを、大人数を無作為に 2群に分けてその方法の効果を比較するという研究の成果を引いて論破し ている。 挙げられた方法の実践者と本著者のどちらの主張が正しいか、さぞ議論は 沸騰するでしょう。その意味でタイトルに問題はあるものの星5つです。
矛盾点があるが、★5つ
P22にこう書かれている。 「すべてが最高にうまくいって目標が達成された場面を想像してもらったのだ。(略)そして三ヶ月後に調べたところ、しあわせな瞬間を追体験した人たちのほうが、大きな幸福感を感じていた。」 ところが、P79‾P80にはこう書かれている。 「自分の成功を想像することが、なぜ悪い結果につながるのだろう。研究者たちの見解では、素晴らしい人生ばかり思い描いてばかりいると、途中で遭遇する挫折に対して準備ができないからだと言う。」 でも、この本は「はじめに」を読むだけでも十分価値があった。 よって★5つ。
少し残念
自己啓発、学習法、ダイエットに関する本は、巷に溢れていますが、 「これ!」といった真理に辿り着いたものに、 まだ出会えていません。 本書には、 「自己啓発本の交通整理をして、 科学的真理に近しいものを提示していただける……」と 期待していたのですが、少々アテが外れました。 ある章を読めば、その章内で納得するのですが、 全体を見ると、矛盾点も散見もされ、 「ほんとは、どっちなんだよ!」と言いたくなります。 俗流心理学を越える程の内容にはなっていないと思います。 しかし、本書の試みによって、 世間で科学的真理と称されているものが根拠薄弱なのが分かり、 相対化されること自体は良いことです。
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森 博嗣
¥ 735(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:589位
カスタマーレビュー数:1
【
くちコミ情報
】
工作は思考訓練
一時「ボジティブ・シンキング」という言葉が流行りましたが強い違和感を感じていました。私自身は悲観的に考えて楽観的に行動するのがよいと思ってますが、その考え方の根底に若いときから好きだった工作があるとは今まで気がつきませんでした。 しかし確かに工作の過程は、目標までのステップや問題点、不足していること、トラブル対処のための思考訓練であると思います。 著者と年齢が近く、バルサ材で工作をしたり、パソコンのアプリケーションも自分でプログラムした経験もあるし、他人からはガラクタといわれるいろいろな部品を捨てられなかったり、そういった自分を肯定してくれるような本でした。
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単純な脳、複雑な「私」
池谷裕二
¥ 1,785(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:1238位
カスタマーレビュー数:25
【
くちコミ情報
】
科学する先輩、後輩の楽しい交流
サッカーの中山ゴンの母校藤枝東高での大脳生理研究者と後輩との心温まる交流の記録。 後輩の質問に将来の研究テーマを見つけたような記述もあり興味深い。 脳を相互干渉をするネットワーク・システムのダイナミックスとして捉えて見せたところが新鮮である。 脳細胞の解剖学的、独立機能的な従来のアプローチではどこまで行っても解決できない分野に別の視点から取り組んでいるところがよい。 脳機能に関する現状理解に有益。 著者の「あとがき」によると、研究者のアウトリーチ活動について同僚研究者の各種批判、ねたみがあるようで苦労しているらしい。 研究者と言う特殊人類の存在を信じているような研究者が跋扈しているようで不快であった。 この種の研究者ほど視野が狭くて無駄な税金消費源となっているものが多いというのが元研究者としての小生の実感。 プロのサイエンスライターと研究者との間に明確な一線があるとも思えない。両刀使いの出来る研究者はそれを続ければ良い。誰もが出来るわけではないのだから。 最近翻訳出版されたD.J.リンデンの「つぎはぎだらけの脳と心、脳の進化は、いかに愛、記憶、夢、神をもたらしたか」は従来型の脳科学で、併読するとよい。
新入社員に配ろうと思います。
高校生に向けた特別講義という体裁を持ちつつ、平易な文章で小難しいことを分かりやすく説明されてます。すっかり、自分が直接講義を受けているような読書感。 常識とか固定観念といった枠組みを解く為にも、自分の会社の新入社員に配りたいと思いました。 ブックカバーを外すと現れる、装丁がかわいいです。
「脳本」では出色の出来では
最近「脳本」ブームで数多の類書が出ていますが、わかりやすさといい、内容といい、とても良いのではないでしょうか。恥ずかしながら1/Fの意味がこの本でやっと納得できました。また、脳の働きの順番が、「動かそう」→「準備」→「指令」→「動いた」ではなく、「準備」→「動かそう」→「動いた」→「指令」であること(この説明だけではわかりにくいと思いますが本書で詳しく説明してあります)が新鮮な驚きでした。 予備知識は特に必要ないと思います。初心者の方におすすめ
無意識を見える化していくと
文句なしに面白く、その面白さは他のレビューを参考にしていただくとして。 アルファ波を制御できるなんて、無意識の見える化ですよ。 これがどんどん進んでいくと、無意識とされているカテゴリーが数値化され、 見える化されて、意識下にのぼってくるわけで。 ただ、本著でもふれられているように自律神経系まできちゃうと、 それはそれでまずいことになりますが、無意識というカテゴリーが、 意識化されてコントロールが可能になったとき、心、ってのは、 いったいどうなってくるのでしょうか。 それは単純な要素のルールによって創発された過渡期の状態なのでしょうか。
脳研究者が語る分かりやすい最新の脳科学
本書は第一線の脳研究者として,また科学の伝道師として,活躍している著者が,母校の高校生向けに行った最前線の脳科学の講義をまとめたものである.同様の書籍としては,ニューヨークに住む日本人高校生向けに行った最新の脳科学の講義をまとめ,2007年初旬に出版された著者の前著『進化しすぎた脳』がある.本書では前著の出版から新しく得られた最新の研究成果も交え,大変エキサイティングな内容となっている.どちらも未読の方は,『進化しすぎた脳』から読まれることをお勧めする. 本書では「事実」と「真実」が違うことや「直感」と「ひらめき」も異なることを脳科学的側面より明らかにしている.特に運動と知覚において,@脳の準備→A意志→B知覚(動いた)→C運動(脳の指令)という手順を踏むことは,少なからずショックを受けた.しかし,このショックは,人間にある「自由」は,“自由意志”ではなく,“自由否定”であるということで癒されることとなる. 第一線で活躍する脳研究者自らが,脳は単純であるという言葉の通り,ニューロンを始めとする脳のパーツの働きは非常に単純であるが,その単純なパーツの組み合わせから,どうして人間もつ複雑な精神が生まれるのかという疑問をぜひ明らかにして欲しい.
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青木 薫
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¥ 620(税込)
通常4~5日以内に発送
ジャンル内ランキング:384位
カスタマーレビュー数:21
【
くちコミ情報
】
暗号技術を簡単に理解できる名著
本書はフェルマー最終定理などで有名なサイモン・シンによる暗号解読に関する歴史を 記述した本です。 本書は暗号に関する人類の歴史をわかりやすく解説しています。 一言でいうと非常に面白いです。 本書を一読するだけで暗号に関する知識が身に付きます。 私はIT関連の仕事をしていますが、現在セキュリティが重要になっている中で 暗号化の理解は非常に重要です。 セキュリティを専門にしていなくいても、暗号化の基本は理解しておく非常があります。 本書を読めば、前提知識なしに暗号化に仕組みについて理解できます。 しかも、物語になっていますので、面白く読んでいると読み終わったあとに知らずに 知識が身に付いているという感じです。 暗号化について知りたい人はまずこれを読みましょう。 文庫版なので価格も安くておすすめです。
気分はエージェント
サイモン・シンの第2作目は、暗号という歴史の転換にかかわるキーワードのお話です。 カエサルの使った文字をシフトさせる暗号やスコットランド女王メアリの処刑にかかわる証拠となった暗号文が出てくるあたりは歴史ドラマですね。 そして暗号作成や解読が急速に発展したのは、無線の開発と戦争での情報戦のおかげだった。 ナチスのエニグマやそれを解読したコードブレーカーの暗躍が生き生きと語られている。 初期の007でエニグマがどうのってあった気がする。 アメリカが使ったインディアンのコードトーカーは特殊な言語を用いた暗号について詳しく語られているし、言語の解読という視点からヒエログリフや線文字Bの解読が簡単に出てくる。 そして現代、インターネット社会になって暗号はより重要になり高度なものを要求されるようになってきた。 暗号史の締めくくりとして、量子暗号という未来の暗号の概念まで語られる。 数学的な暗号の説明は流し読みした部分もあったけど、やはり意味がわからずとも暗号がなぜ重要なのかはよくわかる。 宝島の地図か踊る人形くらいに思っていた暗号が、実は歴史の中でなくてはならない位置づけであることを教えられました。 そしてアルゴリズムの意味と種類がわかればスパイ物を見るときに役に立つかも。
暗号作成者と暗号解読者の戦い
本書は,古代文字の解読から最新の量子暗号まで暗号にまつわる様々な話題について素人向けに読み物として書かれたもので,上巻では中世の暗号からエニグマ暗号機までの暗号作成者と暗号解読者の格闘の歴史をたどります.種々の暗号が作り出され,そしてそれらが解読されていきました.非常にエキサイティングな話に仕上がっており,ついつい読み進んでしまいます. これらの暗号を解読するには,文字の頻度分布や含まれるであろう定型句を手がかりに解読が進められるのですが,エニグマ機あたりになるとほとんど総当たりのようです.この時,ちょっと面白いなと思ったことは,エニグマ暗号機では5種類のスクランブラから3つを選び,それらの並び順を替えることによってスクランルの組合せを増やしているのですが,実際の運用ではどのスクランブラも2日続けて同じ位置には来ないよう配慮していたそうです.何となくその方が解読されにくいような気がします.しかし,このような人間的な配慮が実は組合せの数を減らし暗号解読者を利することになっていたとは何とも皮肉なことです.真のランダムというのはなかなか作り出すのが難しいものです. 各種暗号の仕組みと解読の手順が素人にも分かりやすく書かれていますので,興味のある方は必読です.もちろん下巻「暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)」もあわせてどうぞ.
暗号の歴史をドラマチックに
暗号の歴史がドラマチックに書かかれている。 暗号に興味がなくても、面白く読めると思います。
暗号とはこんなにも奥深いものだったのか
歴史のさまざまな場面で決定的な役割を果たし、現代情報化社会の根幹を支えている暗号技術とその解読について、詳細かつ非常に分かりやすく書かれています。 内容の詳しい紹介は他のレビューに譲りますが、今まで関心のなかった事柄が一冊の本をきっかけに、二度と無関心ではいられなくなるそんな体験ができる一冊です。 サイモン・シンの他の著作を読んだ人はおそらく本書も読むでしょうが、まだサイモン・シンを知らない人は是非読んでみて下さい。
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サイモン シン
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(原著)
青木 薫
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¥ 660(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:524位
カスタマーレビュー数:10
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くちコミ情報
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暗号技術を簡単に理解できる名著
本書はフェルマー最終定理などで有名なサイモン・シンによる暗号解読に関する歴史を 記述した本です。 本書は暗号に関する人類の歴史をわかりやすく解説しています。 一言でいうと非常に面白いです。 本書を一読するだけで暗号に関する知識が身に付きます。 私はIT関連の仕事をしていますが、現在セキュリティが重要になっている中で 暗号化の理解は非常に重要です。 セキュリティを専門にしていなくいても、暗号化の基本は理解しておく非常があります。 本書を読めば、前提知識なしに暗号化に仕組みについて理解できます。 しかも、物語になっていますので、面白く読んでいると読み終わったあとに知らずに 知識が身に付いているという感じです。 暗号化について知りたい人はまずこれを読みましょう。 文庫版なので価格も安くておすすめです。
暗号の軍事利用から平和利用へ
下巻では,まず古代文字の解読に始まって,少数部族の言葉を暗号として使うという話が出てきます.確かに知らない言葉はそれこそ暗号です.そして,公開鍵暗号から量子暗号へと話が進みますが,いずれも難しい話をやさしく解説してあります.すばらしい. 暗号というと文字通り暗いイメージがあり,一般人の生活とはあまり関係ない感じがしますが,実は暗号技術があってこそ今のインターネットの世界が成り立っているのです. 原作では,著者から読者に向けて暗号解読の懸賞問題が掲載されていました.この文庫本が出版された時点では,これらは既に解読されていたのですが,この「史上最強の暗号」とその解答も収録されていますので,こちらもお見逃しなく.
物足りないところもあるが
面白いです もう少し掘り下げて欲しいところも若干ありますが 星が4なのは ヒエログリフ解読について 教科書でもお馴染みのフランスのシャンポリオンがイギリスのヤングという物理から言語学まで幅広く研究好きな医者の発表した論文を基にヒエログリフを解読したと強く主張している点 情報通信が全く行き届いてないフランス革命直後の混乱期の大陸にいるシャンポリオンがイギリスで発表された論文に目を通す可能性は低く、また、読んだという証拠はない しかし、シャンポリオンは解読に成功している 史実をちゃんと踏まえ主張して欲しい
その場に居合わせたかのような臨場感で読ませる暗号の歴史
歴史のさまざまな場面で決定的な役割を果たし、現代情報化社会の根幹を支えている暗号技術とその解読について、詳細かつ非常に分かりやすく書かれています。 内容の詳しい紹介は他のレビューに譲りますが、今まで関心のなかった事柄が一冊の本をきっかけに、二度と無関心ではいられなくなるそんな体験ができる一冊です。 現時点で無敵の公開鍵暗号を葬り去り情報化社会の根底を破壊しうる量子コンピュータと、原理的に解読不可能な量子暗号は、 私たちが生きている間に実用化されるのでしょうか、そしてその後の世界はどんな姿になるのでしょうか。 暗号の歴史はまさに現在進行形なのです。
暗号の善と悪
暗号解読(下)の白眉は 現代社会における暗号の善悪のせめぎあいを描いた部分だ。 ネットは完全に社会のインフラとなった。情報流通の「早さ」と「量」と「質」が飛躍的に進歩した現代において もはやネットが無いことは考えられない。もちろん 将来的にはネットが 発展解消的に新しいものに生れ変わるとは思うが 情報社会の高度化という 大きな流れにはなんら変わりはないはずだ。 その時代に「暗号」がいかに重要なものになったかを本書は描く。 暗号は戦争から始まった。戦争に不可欠な暗号が 僕らの日常のネット生活に不可欠になったということは とりもなおさず 僕らの日常が「戦場化」したことを意味している。 僕らが何気なく行っているネット上での「買い物」や「やりとり」が「戦場」で行われていることは 最近の各種の詐欺を見ていればわかる。 更に言うなら 各種テロもネット抜きには語れない時代だ。今目の前に見ている このPCこそが 戦場への「入口」といっても良いのかもしれない。 その時代に僕らは「暗号」で自分をプロテクトする。自分をプロテクト出来る点で暗号は「善」だ。但し 犯罪者が自分をプロテクトしつつ 犯罪を犯すとしたら 暗号は「悪」なのかもしれない。そうして この「善悪」に関しては 余りに色々な判断が可能なだけに 現段階では結論が出ていないということなのだと思う。 暗号はずいぶん遠いところまで来てしまったということだと思う。暗号の持つ人間臭さは 誰もがなんらかの形で「暗号」を使っているからだ。「交換日記」で符号を作った甘酸っぱい記憶がある方も多いのだと思う。 暗号という一つの「人間の所作」から見えてくるものの 驚くべき「深い淵」ということが本書の読み応えだ。 はっきりしていることは 僕らは既に恐ろしいくらいに「暗号」に依存しているということだ。
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ジャンル内ランキング:2508位
カスタマーレビュー数:12
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くちコミ情報
】
新しくはない
確率論に関する通俗本の一つ。 新しいことは特段書かれていない。 ただ、読みやすいことは確か。
科学本ではないな
全てはランダムネスというコンセプトの本だと思って読むことにしました.プロローグ, 第1章はいい感じで進んでいくのですが,いつの間にか,普通の科学本になってしまう. よくある確率・統計ものの科学本.いつ止めようか,と考えながら読んでいる感じです. しかし,9章まで辿りつくと本来のコンセプトに戻ってくる.面白い(内容は消化し切れ ませんが).そして,最終章の末尾.これは人生論ではないか.なるほど,著者はこれ を書きたいがために何百ページも費やしてきたのだな.
人間は偶然と必然のどちらを信用しやすいか?
理論物理学の難解な話題を、初心者でもわかりやすい内容で記載するとともに、歴史的な発展経緯も興味深く記載されており、とても面白い本と思いました。 自然現象には偶然(ランダム)が物事を支配していることを前提にすると、非常にすっきりと数式で説明できることが多いが、それを人間社会や人間の心理にも応用ができるのかを論じている点が非常に奇抜で、自分自身も身の回りに統計的な数値の解釈を誤ってとらえていることが多いことに改めて気付かされました。 以前に読んだ「べき乗則」に関する本とも共通する点が多いので、興味のある人は読んでみるとよいでしょう。 結論として、未来を正確に予測することは、不可能なのでしょうか??? 歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
世界は「必然」ではなく「偶然」によって支配されるのだろうか?酔っ払いの次の一歩のように予想出来ないのだろうか?読んでみるのは面白い!
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偶然の「厳しさ」と「やさしさ」
政治、ビジネス、スポーツ等々の人間の営みの中で、どのように偶然が関わって いるかを解説する書。ベストセラーはたまたま生まれる、大ヒット映画も所詮コ イン投げと同じ、と衝撃的な話からスタートします。そしてこれでもかと、偶然 の影響と、それを認識できない(したくない?)人間の行動を見ていきます。 本書から得ることができた、ランダムネスに対する心構え・教訓は以下。 「標本点は標準偏差という文脈の中で、あるいはそれを生み出した可能性の幅の 中でそれを見るべきである。」 「われわれは自分の考え方が正しいとする理由を探すのに費やすのと同じ時間を、 自分が間違っているという証拠を探すことに費やすようになるべきだ。」 「感情的なレベルでは、ランダムな作用は重要であるという考えに多くの人々が 抵抗感を抱く。」 「能力は偉業を約束していないし、偉業は能力に比例するわけでもない。だから 重要なことはその方程式の中の別の言葉―偶然の役割―を忘れないようすることだ。」 そして、著者の冷静な視点から得た最高の教訓は、以下でした。 「とりわけ私が学んだことは、前向きに歩き続けることだ。なぜなら、幸いなこ とに、偶然がかならず役回りを演じるので、成功の一つの重要な要素、たとえば 打席に立つ回数、危険を冒す数、チャンスを捉える数が、われわれのコントロー ル下にあるからだ。」 ビジネス本だけど、自分の人生に思いを巡らせてしまう本です。
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諦観ただよう生命観に深く共感
本書は、科学者が一般向けに書いた多くの科学書ー研究成果を分かりやすく説いたり、サイエンスの面白さや有益さを伝えたりといった本ーとは本質的に異なるように思える。根底に流れている主眼は、わかっているように思えて実はわかっていない、あるいは誤解しているかもしれないことである。 過去半世紀、遺伝子、タンパク質レベルで生命現象を理解しようとする分子生物学は華々しい成果をあげ、我々の生命に対する理解は以前とは比較にならないほど深まった。一方で、個体→臓器→細胞→タンパク質→アミノ酸レベルと解像度を上げるほど、対象は細分化した。論文を書き、研究費を獲得する事が目的化している(かのように見える)競争社会においては、細分化し、自分の領域に特化した方が生き残れるという現実的事情もあったかもしれない。細胞内に数千、数万種あるタンパク質のうち、数個だけをピックアップし解析し、模式的にタンパク質A→B→Cと矢印でつなぐ。元々複雑なものを解析・理解しやすいように単純化する。筆者が研究生活を通して直面したであろう分子生物学的方法論の限界と、限界に直面することによりはじめて見えてくる生命観が本書から読み取れる。 比喩が素晴らしい。特に細胞内のタンパク質の情報伝達カスケードと星座の比喩は目からウコロだった。北斗七星はちょうど良い視力の人間にそう見えるだけであって、仮に恐ろしく視力の良い人間から見れば周囲のより暗い星々の光の洪水に埋もれてしまう。現在明らかにされているタンパク質カスケードも、より解像度高く解析すると、より複雑なカスケードに埋もれてしまうだろう。もっと悪い可能性は、同一平面上にある訳でもなく、互いに関連のない7個の星を勝手につなげてひしゃくを見ているように、実際にはありもしないタンパク質カスケードを描いてしまうことである。 「世界は分けないことにはわからない。しかし、世界は分けてもわからないのである。」 まさに、それを言っちゃぁおしまいよ、である。分けるのが好きな科学者の多くが薄々気づいてはいるが、おおっぴらには言えなかった事である。その諦観ただよう生命観に共感せざるを得ない。「統合」が今後の生命科学のキーワードになるのであろうか。 ちなみに本書で紹介されているPowe s of Tenは、YouTu eで見る事ができる。
スペクターへの同情
作者とタイトルのギャップに惹かれ、生物学者による比較文化論、のような内容を予想したけれど違った。一部文章が散漫に感じたものの、全体的に読みやすく、面白かった。 名画が2つに切り分けられて世界の異なる場所に散った。時間を経て、それぞれまったく別の絵画として評価や解釈がなされてきてしまった(けど実は1枚でした)という序盤。おもしろい。 後ろ半分はラッカー・スペクター騒動。仮説は正しかったので、捏造が無ければ大発見だったのに、という論調は世の中のそれと同じ。しかし「名誉欲にかられた」などのネガティブイメージは極力描かず、”神の手”と呼ばれたスペクターの実験所作を、まるで見てきたかのように思い入れたっぷりに書き連ねたところに、同業者としての同情が入っているなあと感じた。悪いとは思わないし、何となくわかる気がする。
文章、うまっ!
科学者の書いたものとは思えない文章力。各章の冒頭に掲げられる 引用をみてもずいぶんいろんな本まで読んでいるんだなぁと感心す るのだけど(村上春樹まである!)、全体としての構成も見事! 生物学の知識としてはあまり突っ込んだものはないので、物足りな いけど、読ませる文章だし科学に対する著者の視点・姿勢にも好感 を覚えました。 一個の生命体が「流れ」であるなら人類という種も「流れ」として 認識できます。動的平衡からみた「自己」ってなんだろう?
文体は散漫、内容は希薄
いつかは面白くなると期待して読み進んだが、最後まで退屈だった。科学書ではない。連載エッセイを1冊にしただけの本である。焦点は定まらず、どこにでも載っているような話題を連ねただけ。読者に深読みを期待しているのだろうか。いや、そこまで深い本ではない。
科学をここまで面白く読ませてくれて感激です
『生物と無生物のあいだ』にあまりの面白さに感動しました。 『できそこないの男たち』で期待が大きすぎたのかかなりがっかりしました。 そして本作。科学をここまで面白く読ませてくれるのかと改めて感激です。 文書のうまさもさることながら、今回は挿絵(写真)の“旨さ”に驚かされました。 『世界は分けてもわからない』というタイトルの意味が、ページを追う事にはっきりしてきます。 "コンビニのサンドイッチはなぜ長持ちするか”といった三章あたりから最終章まで、 一気に読み切ってしまいました。 これはもう超一流の科学エンタテイメント作品だと思います。 絶対にお奨め。
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大人の科学マガジン編集部
(編集)
¥ 2,200(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:2135位
カスタマーレビュー数:58
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くちコミ情報
】
理科系?文科系?
内容は値段的にも、とても満足できるものでした。 が文科系の私には理解不能もかなりあり、オタクに近いものを感じました。 いずれにしても 科学への興味を思い出させてくれるとても良い本だと思います。 プレナタリウムの作成は年寄り(細かいものが苦手)で手先が器用でない方にはちょっときついかな。 それでもなんとか完成しましたが、光源が弱く リメイクが必要。 それならば最初からあんな豆電球は必要無かったんではと思いました。 それと表と裏の区別が判りづらかったです。
宴会に、ぐー。
大人の科学のいいところは、付録的な少しちゃちな感じがほどよいところ。このプラネタリウムは最高。すぐに作れるし、はりぼて感がなんとも可愛らしい。気のあった友人の集まりにおみやげの一つとして持参し、ほろ酔いの頃、やおらとりだして、皆で鑑賞。演出効果抜群です。大人は、もう、いろんなことには驚かないんですが、これは受けますよ。
子供のプレゼント
小学一年生の子供のプレゼントに買いました。 金額と比較して十分な価値でした。子供と祖父母は感嘆してました。 他の方のレビューにあるように90分位で作成可能。ちなみに作成時に注意することは、星のフィルタが割れやすいです。他の方も書かれていますが、説明書には2.3回折るとありますが、そんなに折ったら間違いなく割れてしまうと思います。私は一箇所割れた時点で折るのを一回にしたのでそれ以上被害が出ませんでしたが・・・ 皆さんも、作成する時には十分気をつけた方がいいと思います。「ここから割れるの?」と思うところから割れます。 2−3万のホームプラネタリウムも検討に入れていたのですが、子供へのプレゼントならば、とりあえずはこれで十分かと思います。キットなので気に入って弄っていればいずれ壊れるので、そうなってから高価なホームプラネタリウムも買い与えてもいいと思います。一緒に作成する喜びも得られますしね。
きれい〜!たのしい〜!
わくわく読んで、わくわく作って、わくわく見上げて き☆れ☆い☆ でも、1週間もたてば、ちょっとしたゴミ扱いになってしまった・・・。 でもでも、とっても楽しんだから良し!
夢があります
本当にプラネタリウムになるのかと半信半疑だったが、投影してみるとなんともよい世界が広がるではないか。 自分がにわかに宇宙の創造主になれる(一部屋分ね)などとても良い気分だ。 一杯傾けながら浸りましょう。
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宇宙への秘密の鍵
スティーヴン ホーキング
ルーシー ホーキング
さくま ゆみこ
(翻訳)
¥ 1,995(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:8580位
カスタマーレビュー数:13
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くちコミ情報
】
小1でも楽しめるみたい。
小1の長男が2日で2冊読破! それほど面白いらしい。 そんな彼の興味を満たす更なる本を探し中♪ どなたかご協力下さい★
大人にも子どもにもおすすめです
やはり、むかし、興味があってかじったものの挫折した 「ホーキング」の名前に魅かれて、 小学校高学年向けの面白い本を探していたこともあり、買い求めました。 設定は極端だけど、それぞれのキャラが「立って」いて面白く、 物語にスピード感があり、わくわく読めます。 決してヒーローぽくない主人公の少年が、だんだん活躍していって、 ホーキング親子が伝えたいことは、 この本の最後のほうで、彼の口からしっかり語られる・・(ここは良かった!) 根っから物理のニガテなわたしは、 盛りだくさんのカラー写真や、 イラスト付き手書き文字付きコラムなどのおかげで宇宙の最新知識を 苦労せず理解できて満足できました! 日ごろほとんど本を読まない夫にもみせてちょっと粗すじを話したら、読もうかなあ・・と! 実際、小学生が読んでどのくらい面白いのかは、きいてみたいところです。 ブラックホールの謎などがのっているのですから、ワクワクしますよね。 この本を読んだ後、宇宙のことをいろいろ知りたくなり、 大人向け子供向け両方!かじり読みしています。 日本語版の(?)挿絵も、ファンジックですばらしく、 それでいて物語を損ねることもなくイメージを湧かせてくれるので、好きです。 変わり者の科学者の娘・元気もののアニーちゃんは、 著者ルーシーさんがご自分の子どもの頃を投影している、とか。 また、実際ホーキング博士は、ユーモアたっぷりの遊び心のある方だということですね。 訳も大好きな「シャーロットのおくりもの」の訳者だということで 親しみが持てました。 続きが楽しみです。
なんと素敵!!
根っからの文系で、数字にめっぽう弱い私だけれど、アインシュタインの相対性理論や、宇宙の始まり、終わり、仕組みには何故かすごく興味があって、無限大で夢のあるそれらの世界にずっと憧れていた。自分が想像もできないような、生活圏を遥かに越える距離、寿命を遥かに超える長い時間について考えるのはとても刺激的で、わくわくするものだ。でも、物理学の専門書はページを2、3ページ開くだけでもういいです、という状態になる・・・。 けれどこの本は、私のような超初心者にも、易しく分かりやすいストーリーとともに、そして、魅力的な登場人物とともに、宇宙のふしぎを伝えてくれた。 また、各所に、目をキラキラさせてしまうような不思議な宇宙写真や、宇宙の小ネタが挟まれている。文字だけではただ頭のなかの知識の栄養にしかならないけれど、写真や絵がふんだんにあることでよい意味で気分転換も出来、目の保養にもなる。 同時に、現代の子どもたちのより多くにこの本を読んでもらいたいと強く思った。 その理由は、宇宙やそれを解明する科学を易しく伝えていることだけではない。 作者は、主人公である純朴な少年ジョージを通して、科学を悪いことに使ってはいけないこと、私たちのこの美しい地球を守るために、環境保護活動と科学の発展を同時に進めていく必要があることを、伝えてくれているのだ。 その真摯な言葉が、とても簡潔で、短いのに、とても心に響く。 私たちの美しい地球。そのとんでもないかけがえのなさを、子どもたちはこの本を読み気付くだろう。固定観念の定まってきてしまった大人の私でさえ強く感動した。21世紀に読まれるべき名著です。
大人も子どもも楽しめる宇宙冒険物語 ホーキング博士の宇宙への秘密の鍵とは?
本書は、量子力学と相対性理論というふたつの大きな発見を踏まえて、その両方から導かれる宇宙の姿を初めて描いた天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士とその娘で小説家のルーシーが世界中の子ども達のために書いた宇宙冒険物語。いまや世界約40ヶ国で出版され、世界のベストセラーとなっています。 主人公の少年ジョージは、ペットのブタを追って隣の家に飛び込み、科学者のエリックと娘アニーに出会ったことから、スーパーコンピュータ コスモス によって、宇宙の旅へと導かれます。ジョージは、 コスモス を通して、星の誕生と死や彗星を知り、宇宙に引き込まれていきますが、そこに不可解な行動を取るリーパー先生や暴力的で陰湿ないじめを繰り返す同級生の影が・・・。 19のコラムと32ページの美しいカラー写真が本書の特徴と言えるでしょう。太陽系やブラックホール、物質や質量など、ストーリーを読み進める上で必要な宇宙や物理学の知識が別コラムにて挿入されていて、小学生でも理解できるような配慮が施されています。さらに、イラストの他、探査機によって撮影された天体写真やコンピューター処理画像が掲載されているため、宇宙を舞台に展開される冒険物語がよりリアルにイメージできます。 著者であるホーキング博士は、ケンブリッジ在学中に難病のALS(筋萎縮症性側索硬化症)であることが判明し、1985年に肺炎を患った後は完全介護が必要となりましたが、テクノロジーの助けを借りて研究活動中の「車椅子の物理学者」。 博士の研究テーマである「どのようにして宇宙がゼロから自然発生的に作り出されたのか」ということや「どのように情報がブラックホールから出て行くのか」ということが本書の物語を通して展開され、興味をそそられます。また、主人公の少年ジョージの科学発表コンクールの原稿の中に盛り込まれている地球環境問題から宇宙を捉える視点も見逃せません。 大人も子どもも憧れる宇宙への旅。ホーキング博士の宇宙の秘密への鍵とは・・・。宇宙の起源、太陽系、ブラックホールなどの最先端の知識を得て、宇宙を冒険できる物語。大人も子どもも楽しめます。全3巻の刊行が予定されていますので、2巻目が楽しみなシリーズです。
【子供から大人まで】楽しめる宇宙の神秘!
この物語には夢があります。 しかも、ホーキング博士の科学的根拠に基づいた話なので、非常に勉強になります。 内容的には小学生の高学年程度から理解できるのではないかと思います。 大人が読んでも、小中学生の頃に学んだ忘れかけている天文学の知識を思い出すことができます。 非常に参考になるのではないかと思います。 したがって、子供から大人までが楽しめる良書だと思います。 その様に考えれば、書籍として若干高めの値段設定も非常に納得です。 また、途中に宇宙の様々な星のカラー写真や、天文学の解説も多くあるので、失っていた子供の頃の星に関する感動が蘇って来ます。 一ページあたりの字数は少ないので、さらっと読み終えてしまいます。
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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか
福岡 伸一
¥ 1,600(税込)
在庫あり。
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カスタマーレビュー数:43
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】
不二
とても素晴らしい本です。生命現象とは構造ではなく「効果」だ。 と言う事を噛み砕いて教えてくれます。これまで、禅やシュタイナー、スマナサーラ 鈴木秀子、玄侑宗久と仏教、キリスト教を問わず本を読んだり講演会にも出かけてゆきましたが、感銘は受けてもいま一つ分らないというか、もやもやした気持ちでいました。でも、この本で少し、もやもやした物に日が差し込んできたような気がします。 学者がこのような事を言うのは、正直勇気の入るこだと思いますが、その言葉ですくわれた。いや、救われるかもしれないと言うのが、正直なところです。
生命について、自分で考えるためのよい材料をもらいました。
たいへん興味深いヒントがつまった本だと思いました。 個人的には「ロハス」な動きについて一歩ひいてみているほうですが、漠然としたイメージしかない「生命」というものに関して、ある程度の考え方を自分の中に作るためのよい材料をもらった気がします。そしてそれは「まったく新しくとっぴな話」ではなく、古くから日本や東洋に存在する伝統的な考え方とも通ずるようなのが不思議でもあり納得でもありました。 「ニューエージ」や「スピリチュアル」といった、イメージ+超ザックリな分類をしてしまう読み方もあるようですが、別に神とか出てこないし、そこまでイッちゃってる感じはとくにしませんでした。そういうくくりをしてしまうのはちょっと勿体ない気がします。 また科学者とその他の人間との間では、そのバックグラウンドの違いから、コミュニケーションが断絶していることが多いのではないかと思います。福岡氏のように、専門用語をわかりやすく説明できる科学者の方は非常に貴重だと思うと同時に、「その他の人間」とろくにコミュニケーションもとれないような人々が最先端の研究開発分野で「生命」を扱っているとすれば、そのほうがよっぽど怖いと私は思います。
残念
分子生物学的観点から 「生命」を定義する この試みに惹かれて読み始めましたが 「時間感覚」のところで「ん?」 ライアル・ワトソンの記述のところで 「んんん???」 きた 疑似科学 これ、オウムに走った所謂エリートと同じ思考回路じゃねーの? 人間に分からないことがあるからと言って =神にはならないでしょ 死ぬのが怖いんだろーな なまじ、科学とかやっちゃったから。。。 気持ちは分かる 俺だってこえーよ でも受け入れろ 現実を
読ませます
今まで読んだ福岡先生の著作の美味しいところ取りの本です。流れるような話しの展開と構成の上手さ。ひとつひとつの話題の収束点に向けてのヒロガリと読者の想像を許しながらの自由度もあって、なおかつ納得させる技術の高さ、そのうえ理系の良さと文系の良さを併せ持つ福岡先生ならではです。 生命とは何か?私たちが生きている今(科学的な状況を、未来を、倫理としても、あるいはそれを裏付ける知識を)を、どう捉えたら良いのか?あるいはどう捉えるべきなのか?またはこういう風に考えることはできないか?という事象についてそれこそ科学的にも、倫理的にも見つめ直すきっかけになる本です。 「ダイエットの科学」における科学的、論理的根拠を示しつつ『当たり前』の事実に目を向ける話し、「その食品食べますか?」の中のコストパフォーマンスの向きの馬鹿げた話し、「生命は時計仕掛けか?」に出てくる時間という概念と生命との関連、科学史が好きな人にはタマラナイ話し「ヒトと病原体の戦い」、そして最も重要と思われる「生命は分子の「淀み」」の動的平衡の話し。どれも非常に面白く、確かに今まで読んだ本の流れと何も目新しいものはありませんでしたが、それでもより深く、物事を理解できるようになっていますし、その他の著作を読むよりも非常にコンパクトにまとめられていて、これから福岡先生の本を読もうと思われている方にはよりオススメできます。 もちろん福岡先生の話しの全てに同意するものではありませんし、やはり少しは客観性を働かせると科学の説明の部分は全て私が証明できるわけでもなく、それ以外の考え方もあるのかも知れませんが、淀み、という流れに置いて生命を捉えることから見える平面は、知って良かったと言えます。また、知らないより、知った上での考え方は、事実が異なっていたとしても、考え方の新鮮味と柔軟性をも潰すものでは無いと考えます。 最後に出てくる伊藤若沖の絵がまた素晴らしくマッチしていて凄い。 福岡先生の本に、動的平衡という状態に、興味のある方にオススメ致します。
ついついうっとり
生物科学史を踏まえて遺伝子やウィルスやアンチエイジングなど 多様な話題を織り交ぜつつ彼の周辺における生物学の最新状況を 巧みな文章でまとめている。 そんな新聞の書評などから、SF的な興味でいっきに読ませてもらった。 細胞の記憶、生物を構成する物質は個体にとどまらず常に世界(空間)を 流れている。。 なんて生命とは詩的で神秘的なのだろう。 文系読者として、ついついうっとりせざるを得なかった。 (一冊目、他は未読)
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